JPS62291536A - 振動台制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、大形地震振動台や振￥ＪＪＪ試験機の制御装
置に関する。

〈従来の技術〉 地震振動台及び振動試験にて実施する正弦波周波数掃引
加振ては、通常Ｍ　Ｉ　Ｌ仕様やＪＩＳ仕様において振
動台上のスペクトル形状が指。

定されている。この種の製置としては、第４図に示すよ
うに振動台ｌ上に供試体７をのせ、供試体に振動計８を
着けると共に振動台１にも振動計６を着け、アクチュエ
ータ２１こよる加振により、振動計６からの（、Ｅ号を
パワーアンプ５にて増幅しかつ振動計８からの信号を増
幅平滑回路９にて処理しこれらを制御装置４に入力して
振動を監視しつつパワーアンプ３にてアクチュエータ２
の駆動を制御している。

ここで、振動監視１ま、振動台１上に設置されろ供試体
７がその強度を超えて加振される可能性がある関係上、
乙の供試体７の振動がその強度以上に過度とならないよ
うにするためで、特に供試体７の共振点での過振を防ぐ
ためである。したがって、従来は供試体７上に取付けら
れた振動計８により供試体７の振動を常時監視しながら
加振を行い、強度を超えろ加振レベルとなれば、例え指
定された台上加振レベルから外れても加振レベルを下げ
る事により供試体７を保護していた。これをノツチング
制御と呼ぶ。

〈発明が解決しようとする問題点〉 従来では供試体７の監視点を１点又は２点程度設けて振
動計８の振動信号を振動台１上の振動信号と同様に制御
装置へフィードバックさせて過振を防止しているが、近
年は供試体が大形化かつ＋５ｔ　ＴｈＫ化しているため
、従来に増してより多数の計測点を監視する必要がある
。

しかし、従来では供試体７の監視点が増加すると制御装
置４に対する負荷が大きくなり、制御の応答速度が低下
してしまう。

したがって、近年の供試体７の大形化、複雑化による監
視点の増加には対処できない。

そこで、本発明は、近年の供試体に対応させて監視点を
増加させても応答速度の低下等を防止した振動台制御装
置の提供を目的とする。

〈問題点を解決するための手段〉 上述の目的を達成する本発明は、供試体の異なる箇所に
備えられた多数の振動レベル検出器と、この振動レベル
検出器からの信号のうち最大レベルのみを取り出すコン
パレータ回路と、このコンパレータ回路の出力にて監視
しつつアク升二エータを駆動する制御装置とを有するこ
とを特徴とする。

く作　　　用〉 多数の振動４８号の中から最大の振動レベルを検出しそ
の信号のみを出力する最大振動レベル検出回路を制御装
置に付加することにより、監視点が多数であっても問題
となる振動状態のみを監視することができる。

く実　施　例〉 ここで、第１図ないし第３図を参照して本発明の詳細な
説明する。なお、第４図と同一部分には同符号を付す。

振動計６が着けられｔ：振動台１上に載置された供試体
７には、Ｍｌ、￥１．の監視点が設定され、それぞれに
振動計８が取付けられている。第１図では、３か所の監
視点を設定したものであるが、第２図では多数の監視点
が設けられろ。この監視点の数は供試体７の大きさや耐
振動性の強弱等により適宜法められる。

振動計８は平滑回路９に接続され、ここでは振動計８個
別の振動レベルに比例した電圧信号に変換される。平滑
回路９は最大振動レベル検出回路１０に接続される。こ
の最大振動レベル検出回路１０は電圧調整回路１２とコ
ンパレータ回路１３とからなり、前者は各監視点に対し
て異なったレベルのしきい値が設定されているので、比
較を容易にするため全監視点の振動レベル電圧を調整す
るための回路であり、後者（ま調整された振動レベル電
圧のうら最大振動レベル電圧のみを選択するものである
。コンパレータ回路１３は第３図に示すようにコンパレ
ーク１４を複数段接続して最終段のコンパレーク１４か
らは最大振動レベル電圧のみが出力されるようになって
いる。すなわち、本回路では入力信号１５が２点づつコ
ンパレータ１４に入力され、コンパレータ１４により信
号レベルの大きい方が選択出力される。この各出力は、
さらに２点づつ次のコンパレータ１４に入力され、ざら
にイ：号レベルの大きい方が選択出力される。

こうして、必要な段数のコンパレータ１４を並へる事に
より、最終的に全４８号中の最大レベルのフィードバッ
ク信号１６が出力される。

コンパレータ回９１３の出力は制御装置４に接続されて
供試体７による最大振幅がフィードバックされて、制御
装置４ではこのフィードバック信号１６にて振動台１上
の振動で指定レベルに振動を制御すると共に、供試体７
を保護すべく供試体７に強度以上の振動が加わらないよ
うに制御するものである。

こうして、供試体７の最大レベルの振動信号のみが選択
されてフィードバックされるので制御装置４の負荷は増
大せず制御応答速度の高い制御が実現できる。

〈発明の効果〉 電圧調整回路とコンパレータ回路を付加する事により、
制御＠路へは最大の振動レベルの信号のみがフィードバ
ックされるため監視点が増加しても制御回路への負荷は
増大せず応答速度も増大しない、

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第３図は本発明による実施例で第１図およ
び第２図はそれぞれ回路構成図、第３ｒＲＪはコンパレ
ータ回路の一例の回路図、第４図は従来例の回路構成図
である。 図　　　中、 ４ば制御装置、 ７は供試体、 ８は振動計、 １０は最大振動レベル検出回路、 １２は電圧調整＠路、 １３ばコンパレータ回路、 １４はコンパレータである。 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 供試体の異なる箇所に備えられた多数の振動レベル検出
   器と、この振動レベル検出器からの信号のうち最大レベ
   ルのみを取り出すコンパレータ回路と、このコンパレー
   タ回路の出力にて監視しつつアクチュエータを駆動する
   制御装置とを有する振動台制御装置。