JPS6229127Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6229127Y2 JPS6229127Y2 JP14844281U JP14844281U JPS6229127Y2 JP S6229127 Y2 JPS6229127 Y2 JP S6229127Y2 JP 14844281 U JP14844281 U JP 14844281U JP 14844281 U JP14844281 U JP 14844281U JP S6229127 Y2 JPS6229127 Y2 JP S6229127Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work roll
- roll
- small
- bearings
- diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 14
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は圧延機、詳しくは形状制御機能を有す
る５段圧延機の改良に関する。
る５段圧延機の改良に関する。
近年、第１図に示す如く上、下控えロール（図
示せず）に支持される作業ロール１，２のうちの
一方、例えば上作業ロール１を小径に形成して該
上作業ロール１を圧延ラインに対し適宜オフセツ
トして設け、且つ上作業ロール１と上控えロール
との間に中間ロール３を配し、上作業ロール１に
水平ベンデイング力を与え、又下作業ロール２と
中間ロール３には垂直ベンデイング力を与えて圧
延材の形状制御を行うようにした５段圧延機が開
発され使用されている。
示せず）に支持される作業ロール１，２のうちの
一方、例えば上作業ロール１を小径に形成して該
上作業ロール１を圧延ラインに対し適宜オフセツ
トして設け、且つ上作業ロール１と上控えロール
との間に中間ロール３を配し、上作業ロール１に
水平ベンデイング力を与え、又下作業ロール２と
中間ロール３には垂直ベンデイング力を与えて圧
延材の形状制御を行うようにした５段圧延機が開
発され使用されている。
この種の圧延機においては、上作業ロール１に
対し水平ベンデイング力をできる限り大きく作用
させて水平ベンデイング効果を大きくすること
と、下作業ロール２及び中間ロール３に対し垂直
ベンデイング力を大きく作用させてクラウン制御
効果を大きくすること、との２点が主な課題であ
るが、下作業ロール２及び中間ロール３は夫々ベ
ンデイング力を大きくすべく、段差形成した外側
ネツク部２ａ，３ａに夫々軸受４を又内側ネツク
部２ｂ，３ｂに夫々軸受５を設けた所謂ダブルチ
ヨツク方式としてあるため、上作業ロール１の外
側ネツク部１ａに設ける軸受６と、内側ネツク部
１ｂに設ける軸受７には、構造上、軸受間の干渉
を防ぐため必然的に小さいものしか使用すること
ができず、従つて上作業ロール１は水平ベンデイ
ング力に対して許容できる軸受反力が小さく、水
平ベンデイング力を大きくとれない問題を有して
いた。
対し水平ベンデイング力をできる限り大きく作用
させて水平ベンデイング効果を大きくすること
と、下作業ロール２及び中間ロール３に対し垂直
ベンデイング力を大きく作用させてクラウン制御
効果を大きくすること、との２点が主な課題であ
るが、下作業ロール２及び中間ロール３は夫々ベ
ンデイング力を大きくすべく、段差形成した外側
ネツク部２ａ，３ａに夫々軸受４を又内側ネツク
部２ｂ，３ｂに夫々軸受５を設けた所謂ダブルチ
ヨツク方式としてあるため、上作業ロール１の外
側ネツク部１ａに設ける軸受６と、内側ネツク部
１ｂに設ける軸受７には、構造上、軸受間の干渉
を防ぐため必然的に小さいものしか使用すること
ができず、従つて上作業ロール１は水平ベンデイ
ング力に対して許容できる軸受反力が小さく、水
平ベンデイング力を大きくとれない問題を有して
いた。
本考案は斯かる実情に鑑みなしたもので、上、
下作業ロールのうちいずれか一方を小径に形成し
て該小径作業ロールを圧延ラインに対し適宜オフ
セツトして設けると共に、小径作業ロールと小径
作業ロール側控えロールとの間に中間ロールを配
した５段圧延機において、前記小径作業ロールに
はネツク部の外側と内側の夫々に軸受を設け、且
つ前記小径作業ロールを挟む中間ロールと作業ロ
ールとの夫々にはネツク部の外側にのみ軸受を設
けたことを特徴とするものである。
下作業ロールのうちいずれか一方を小径に形成し
て該小径作業ロールを圧延ラインに対し適宜オフ
セツトして設けると共に、小径作業ロールと小径
作業ロール側控えロールとの間に中間ロールを配
した５段圧延機において、前記小径作業ロールに
はネツク部の外側と内側の夫々に軸受を設け、且
つ前記小径作業ロールを挟む中間ロールと作業ロ
ールとの夫々にはネツク部の外側にのみ軸受を設
けたことを特徴とするものである。
以下、第２図に基づいて本考案の実施例を説明
する。
する。
本考案の圧延機は、第１図に示した５段圧延機
のロール配列において、下作業ロール２には外側
ネツク部２ａのみに、中間ロール３には外側ネツ
ク部３ａのみに夫々軸受４′を設け、且つ上作業
ロール１には、外側ネツク部１ａに軸受６′を、
又内側ネツク部１ｂに軸受７′を設けた構成であ
る。尚第２図において第１図と同一符号は同一部
分を示す。
のロール配列において、下作業ロール２には外側
ネツク部２ａのみに、中間ロール３には外側ネツ
ク部３ａのみに夫々軸受４′を設け、且つ上作業
ロール１には、外側ネツク部１ａに軸受６′を、
又内側ネツク部１ｂに軸受７′を設けた構成であ
る。尚第２図において第１図と同一符号は同一部
分を示す。
斯かる構成とした場合、下作業ロール２の内側
ネツク部２ｂと、中間ロール３の内側ネツク部３
ｂには従来の如き軸受５を設けていないので、そ
の分、上作業ロール１の内側ネツク部１ｂの径を
太くすることができる。
ネツク部２ｂと、中間ロール３の内側ネツク部３
ｂには従来の如き軸受５を設けていないので、そ
の分、上作業ロール１の内側ネツク部１ｂの径を
太くすることができる。
すなわち、下作業ロール２及び中間ロール３の
内側軸受５が配設されていなく上作業ロール１の
内側軸受７′のみ配設するため、軸受間の干渉が
無い、従つて、ネツク部１ｂの径を従来のものよ
り太くできる。その結果、該ネツク部１ｂに設け
る軸受７′には従来より容量の大きいものを使用
することができるようになり、この部分には従来
より大きな水平ベンデイング力による軸受反力荷
重を掛けることができる。又下作業ロール２の内
側ネツク部２ｂと中間ロール３の内側ネツク部３
ｂには軸受５を設けていないことから、上記の理
由により該各内側ネツク部２ｂ，３ｂの径をも太
くすることができ、ネツク部２ｂ，３ｂの強度が
増して該各外側ネツク部２ａ，３ａに設ける軸受
４′には従来より大きなベンデイング荷重が負荷
できる。一方、各ロール１，２，３のネツク部に
荷重を作用させる場合において、ネツク部の外側
部は曲げモーメントが小さくなり軸の強度上から
外側ネツク部の径を細く出来る。従つて、軸受６
を小さくし、軸受４に大きなベンデイング荷重を
負荷できるよう従来より大きな軸受を中間ロール
３、下作業ロール２の外側ネツク部に配列でき
る。
内側軸受５が配設されていなく上作業ロール１の
内側軸受７′のみ配設するため、軸受間の干渉が
無い、従つて、ネツク部１ｂの径を従来のものよ
り太くできる。その結果、該ネツク部１ｂに設け
る軸受７′には従来より容量の大きいものを使用
することができるようになり、この部分には従来
より大きな水平ベンデイング力による軸受反力荷
重を掛けることができる。又下作業ロール２の内
側ネツク部２ｂと中間ロール３の内側ネツク部３
ｂには軸受５を設けていないことから、上記の理
由により該各内側ネツク部２ｂ，３ｂの径をも太
くすることができ、ネツク部２ｂ，３ｂの強度が
増して該各外側ネツク部２ａ，３ａに設ける軸受
４′には従来より大きなベンデイング荷重が負荷
できる。一方、各ロール１，２，３のネツク部に
荷重を作用させる場合において、ネツク部の外側
部は曲げモーメントが小さくなり軸の強度上から
外側ネツク部の径を細く出来る。従つて、軸受６
を小さくし、軸受４に大きなベンデイング荷重を
負荷できるよう従来より大きな軸受を中間ロール
３、下作業ロール２の外側ネツク部に配列でき
る。
しかして、上作業ロール１、下作業ロール２及
び中間ロール３には夫々従来より大きな荷重を作
用させることができる。
び中間ロール３には夫々従来より大きな荷重を作
用させることができる。
尚、本考案は前記実施例にのみ限定されること
なく、本考案の要旨を逸脱しない限り種々変更を
加え得ることは勿論である。
なく、本考案の要旨を逸脱しない限り種々変更を
加え得ることは勿論である。
如上のように本考案によれば、５段圧延機にお
いて、大径作業ロールと中間ロールには夫々外側
ネツク部のみに軸受を設け、且つ小径作業ロール
はダブルチヨツク方式としたので、小径作業ロー
ルの内側ネツク部を太くできると共に、大径作業
ロールとの中間ロールの各ネツク部を太くでき、
夫々従来より大きい軸受を使用できるようにな
り、従つてロールのネツク部強度及び軸受の強度
上から夫々に従来より大きな荷重を作用させるこ
とができ、その結果、圧延材の形状制御を高精度
且つ広範囲に亘り行うことができ、又従来（第１
図）に比較して軸受の数が少なくメンテナンス上
有利となる、等の優れた効果を発揮する。
いて、大径作業ロールと中間ロールには夫々外側
ネツク部のみに軸受を設け、且つ小径作業ロール
はダブルチヨツク方式としたので、小径作業ロー
ルの内側ネツク部を太くできると共に、大径作業
ロールとの中間ロールの各ネツク部を太くでき、
夫々従来より大きい軸受を使用できるようにな
り、従つてロールのネツク部強度及び軸受の強度
上から夫々に従来より大きな荷重を作用させるこ
とができ、その結果、圧延材の形状制御を高精度
且つ広範囲に亘り行うことができ、又従来（第１
図）に比較して軸受の数が少なくメンテナンス上
有利となる、等の優れた効果を発揮する。
第１図は従来の５段圧延機の部分構成図、第２
図は本考案の圧延機の部分構成図である。 １，２…作業ロール、３…中間ロール、４′，
６′，７′…軸受、１ａ，２ａ，３ａ…外側ネツク
部、１ｂ，２ｂ，３ｂ…内側ネツク部。
図は本考案の圧延機の部分構成図である。 １，２…作業ロール、３…中間ロール、４′，
６′，７′…軸受、１ａ，２ａ，３ａ…外側ネツク
部、１ｂ，２ｂ，３ｂ…内側ネツク部。
Claims (1)
- 上、下作業ロールのうちいずれか一方を小径に
形成して該小径作業ロールを圧延ラインに対し適
宜オフセツトして設けると共に、小径作業ロール
と小径作業ロール側控えロールとの間に中間ロー
ルを配した５段圧延機において、前記小径作業ロ
ールにはネツク部の外側と内側の夫々に軸受を設
け、且つ前記小径作業ロールを挟む中間ロールと
作業ロールとの夫々にはネツク部の外側にのみ軸
受を設けたことを特徴とする圧延機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14844281U JPS5851801U (ja) | 1981-10-06 | 1981-10-06 | 圧延機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14844281U JPS5851801U (ja) | 1981-10-06 | 1981-10-06 | 圧延機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5851801U JPS5851801U (ja) | 1983-04-08 |
| JPS6229127Y2 true JPS6229127Y2 (ja) | 1987-07-27 |
Family
ID=29941259
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14844281U Granted JPS5851801U (ja) | 1981-10-06 | 1981-10-06 | 圧延機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5851801U (ja) |
-
1981
- 1981-10-06 JP JP14844281U patent/JPS5851801U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5851801U (ja) | 1983-04-08 |
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