JPS62290843A - フェロニッケルの製造方法 - Google Patents
フェロニッケルの製造方法Info
- Publication number
- JPS62290843A JPS62290843A JP13462486A JP13462486A JPS62290843A JP S62290843 A JPS62290843 A JP S62290843A JP 13462486 A JP13462486 A JP 13462486A JP 13462486 A JP13462486 A JP 13462486A JP S62290843 A JPS62290843 A JP S62290843A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- furnace
- gas
- ore
- blown
- tuyere
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 229910000863 Ferronickel Inorganic materials 0.000 title claims description 11
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 8
- 239000007789 gas Substances 0.000 claims abstract description 27
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 9
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 claims abstract description 9
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 claims abstract description 9
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims abstract description 6
- PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N Nickel Chemical compound [Ni] PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 12
- 229910052759 nickel Inorganic materials 0.000 claims description 6
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 10
- 239000000571 coke Substances 0.000 abstract description 9
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 abstract description 5
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 abstract description 4
- 238000007873 sieving Methods 0.000 abstract 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 5
- 239000002893 slag Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 239000003245 coal Substances 0.000 description 2
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 2
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 2
- 229910002555 FeNi Inorganic materials 0.000 description 1
- 235000019738 Limestone Nutrition 0.000 description 1
- 238000002425 crystallisation Methods 0.000 description 1
- 230000008025 crystallization Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005469 granulation Methods 0.000 description 1
- 230000003179 granulation Effects 0.000 description 1
- 239000006028 limestone Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000011017 operating method Methods 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
- 238000011282 treatment Methods 0.000 description 1
- 238000009834 vaporization Methods 0.000 description 1
- 230000008016 vaporization Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
３、発明の詳細な説明
（産業上の利用分野）
本発明は、酸素高炉によるフェロニッケルの製造方法に
関する。
関する。
（従来技術及びその問題点）
ニッケル原料鉱石は、ニッケルが約２％と品位が低く、
付着水及び結晶水が約３０％と多く、通常乾燥、ベレタ
イジング等の予備処理が必要である。従来は一般にニッ
ケル鉱石をキルン又はシャフト炉で還元し、電気炉で溶
解して製造されており、溶鉱炉を用いる方法は、一部し
か行われていない。。しかし溶鉱炉を用いた場合、フェ
ロニッケルの原料中に水分が多いため、水分の蒸発に多
くの燃料を食い、コークス比の上昇、炉頂温度の上昇、
生産性の低下などの問題がある。
付着水及び結晶水が約３０％と多く、通常乾燥、ベレタ
イジング等の予備処理が必要である。従来は一般にニッ
ケル鉱石をキルン又はシャフト炉で還元し、電気炉で溶
解して製造されており、溶鉱炉を用いる方法は、一部し
か行われていない。。しかし溶鉱炉を用いた場合、フェ
ロニッケルの原料中に水分が多いため、水分の蒸発に多
くの燃料を食い、コークス比の上昇、炉頂温度の上昇、
生産性の低下などの問題がある。
（発明が解決しようとする技術的層８）本発明は、コー
クス比を下げ、炉頂ガス温度を下げ、生産性を向上でき
るフェロニッケルの製造方法を提供することを目的とす
る。
クス比を下げ、炉頂ガス温度を下げ、生産性を向上でき
るフェロニッケルの製造方法を提供することを目的とす
る。
（技術的課題を解決する手段）
本発明は、フェロニッケル鉱石を炉上部がら挿入し、羽
口から酸素を吹込むとともに炉中段のシャフト部から予
熱ガスを吹込むことを特徴とするフェロニッケルの製造
方法である。
口から酸素を吹込むとともに炉中段のシャフト部から予
熱ガスを吹込むことを特徴とするフェロニッケルの製造
方法である。
（実施例）
以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第１図に示すように、ニッケル鉱石を乾燥後篩分けし、
塊鉱石はそのまま高炉１の炉頂がら挿入し、粉鉱石は造
粒してグリーンボールとして高炉１に挿入し、あるいは
造粒後壬−ルドボンドとして高炉１に挿入する。炉頂か
らは同時に石灰石及びコークスを挿入する。羽口２から
は酸素、微粉炭及び羽口先温度調整用の炉頂ガスを吹込
む。更に炉中段３から予熱ガスを吹込む。予熱ガスは炉
頂ガスの一部をバーナーに導入してこれを燃焼すること
により得られ、その温度は約５００℃〜１３００℃であ
る。予熱ガスは、 鉱石中に含まれる多量の水分の蒸発を助けるために行う
。
塊鉱石はそのまま高炉１の炉頂がら挿入し、粉鉱石は造
粒してグリーンボールとして高炉１に挿入し、あるいは
造粒後壬−ルドボンドとして高炉１に挿入する。炉頂か
らは同時に石灰石及びコークスを挿入する。羽口２から
は酸素、微粉炭及び羽口先温度調整用の炉頂ガスを吹込
む。更に炉中段３から予熱ガスを吹込む。予熱ガスは炉
頂ガスの一部をバーナーに導入してこれを燃焼すること
により得られ、その温度は約５００℃〜１３００℃であ
る。予熱ガスは、 鉱石中に含まれる多量の水分の蒸発を助けるために行う
。
このような操業によりニッケル鉱石の還元が進行し、炉
底部でＦｅＮｉ及びスラグが得られる。
底部でＦｅＮｉ及びスラグが得られる。
この方法によれば、炉中段から予熱ガスを吹込んでいる
ので鉱石に含まれる多量の水分の蒸発を促進し、コーク
ス比を減少することができる。しかもボッシュガス量を
下げて生産性を向上することができ、高炉によるフェロ
ニッケル製造の操業を安定して行うことができる。
ので鉱石に含まれる多量の水分の蒸発を促進し、コーク
ス比を減少することができる。しかもボッシュガス量を
下げて生産性を向上することができ、高炉によるフェロ
ニッケル製造の操業を安定して行うことができる。
次に本発明の酸素操業の特徴を示すために、熱風操業と
対比して、高炉操業における物質及び熱収支につき説明
する。
対比して、高炉操業における物質及び熱収支につき説明
する。
その計算条件を表１に示す。
表 １
高炉によるフェロニッケルの製造 バランス計算の条件
■鉱石組成（ｄ、ｂ、） ＮｉＯＦｅ２０３５ｉ０２ Ａ１２０３ ＭｇＯ水分３
．５１ １９．９４ ４３．３３ ０．８４
３２．３８ ２０．０鎌滓温度 溶湯 １３５０℃ 溶滓 １４００℃ □□□損失 １６ Ｘ １０’ Ｋｃａｌ／Ｔ 錠風条件 計算結果を第２図及び表２に示す。第２図は熱線図で、
この図からフェロニッケル鉱石の場合、スラグ量が過大
で（約７０００ｋｇ／Ｔ） 、そノ持出し顕熱が大きい
が鉱石水分の蒸発潜熱が非常に大きく、炉下部よりも炉
上部で熱が不足気味で燃料比が高くなっている。熱風操
業で、ＣＲが２５００ｋｇ／Ｔの場合、炉頂温度は５８
３℃と高（、持出し炉頂ガス顕熱も多い。計算上は、Ｃ
Ｒが２０００ｋｇ／Ｔでも操業できると考えられるが、
炉内で、挿入物が不均一に分布する可能性があり、乾燥
不十分の鉱石が炉下部に降下するおそれがあって、実際
には困難である。
■鉱石組成（ｄ、ｂ、） ＮｉＯＦｅ２０３５ｉ０２ Ａ１２０３ ＭｇＯ水分３
．５１ １９．９４ ４３．３３ ０．８４
３２．３８ ２０．０鎌滓温度 溶湯 １３５０℃ 溶滓 １４００℃ □□□損失 １６ Ｘ １０’ Ｋｃａｌ／Ｔ 錠風条件 計算結果を第２図及び表２に示す。第２図は熱線図で、
この図からフェロニッケル鉱石の場合、スラグ量が過大
で（約７０００ｋｇ／Ｔ） 、そノ持出し顕熱が大きい
が鉱石水分の蒸発潜熱が非常に大きく、炉下部よりも炉
上部で熱が不足気味で燃料比が高くなっている。熱風操
業で、ＣＲが２５００ｋｇ／Ｔの場合、炉頂温度は５８
３℃と高（、持出し炉頂ガス顕熱も多い。計算上は、Ｃ
Ｒが２０００ｋｇ／Ｔでも操業できると考えられるが、
炉内で、挿入物が不均一に分布する可能性があり、乾燥
不十分の鉱石が炉下部に降下するおそれがあって、実際
には困難である。
この実施例では、水分の蒸発を目的として、予熱ガスを
吹込んでいるので、コークス比が１６００ ｋｇ／ Ｔ
と低くても、炉上部の熱収支を満たすことができ、操業
可能である。
吹込んでいるので、コークス比が１６００ ｋｇ／ Ｔ
と低くても、炉上部の熱収支を満たすことができ、操業
可能である。
また表２は主要な原単位の項目と熱収支、ガス量を示す
。
。
表２から、水分の蒸発に必要とするエネルギーを羽口先
からのガスで満たそうとすると（比較方法）、必要ボッ
シュガス量、即ち燃料比ＦＲが高くなる。燃料比ＦＲが
高くなると排ガス潜熱及び顕熱が大きくなり、所要熱量
が増加する。本実施例では、予熱ガスを吹込むことによ
り、低い温度レベルのガスを多量に吹込むことにより熱
収支を満たしている。即ち、実施例では燃料比が低くく
しかも羽口から酸素を吹き込んでいるので、ボッシュガ
ス量を低くできることがわかる。フェロニッケル鉱石は
スラグ量が非常に多くくフラッディング限界に近いので
、ボッシュガス量を低くすることにより、生産性を上げ
ることができる。
からのガスで満たそうとすると（比較方法）、必要ボッ
シュガス量、即ち燃料比ＦＲが高くなる。燃料比ＦＲが
高くなると排ガス潜熱及び顕熱が大きくなり、所要熱量
が増加する。本実施例では、予熱ガスを吹込むことによ
り、低い温度レベルのガスを多量に吹込むことにより熱
収支を満たしている。即ち、実施例では燃料比が低くく
しかも羽口から酸素を吹き込んでいるので、ボッシュガ
ス量を低くできることがわかる。フェロニッケル鉱石は
スラグ量が非常に多くくフラッディング限界に近いので
、ボッシュガス量を低くすることにより、生産性を上げ
ることができる。
（発明の効果）
本発明によれば、炉中段から予熱ガスを吹込んでいるの
で、水分の蒸発を助け、コークス比を減少し、炉頂ガス
温度を下げ、しかも予熱ガスの吹き込みと酸素ガスの吹
き込みにより、ボッシュガス量を著しく下げて、生産性
の向上及び操業の安定を図ることができる。また酸素を
羽口から吹き込むので羽口から微粉炭を多量に吹き込む
ことができ、コークス比を低下できる。
で、水分の蒸発を助け、コークス比を減少し、炉頂ガス
温度を下げ、しかも予熱ガスの吹き込みと酸素ガスの吹
き込みにより、ボッシュガス量を著しく下げて、生産性
の向上及び操業の安定を図ることができる。また酸素を
羽口から吹き込むので羽口から微粉炭を多量に吹き込む
ことができ、コークス比を低下できる。
第１図は本発明の一実施例を示す高炉操業方法の説明図
、第２図は温度と熱量との関係を示す図；一一− である。 １・・・高炉、 ２・・・羽口、 ３・・炉中段。
、第２図は温度と熱量との関係を示す図；一一− である。 １・・・高炉、 ２・・・羽口、 ３・・炉中段。
Claims (1)
- ニッケル鉱石を炉上部から挿入し、羽口から酸素を吹込
むとともに炉中段のシャフト部から予熱ガスを吹込むこ
とを特徴とするフェロニッケルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13462486A JPS62290843A (ja) | 1986-06-10 | 1986-06-10 | フェロニッケルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13462486A JPS62290843A (ja) | 1986-06-10 | 1986-06-10 | フェロニッケルの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62290843A true JPS62290843A (ja) | 1987-12-17 |
| JPH0430456B2 JPH0430456B2 (ja) | 1992-05-21 |
Family
ID=15132726
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13462486A Granted JPS62290843A (ja) | 1986-06-10 | 1986-06-10 | フェロニッケルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62290843A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1927666A1 (en) * | 2005-09-16 | 2008-06-04 | Shenjie Liu | A smelting process of ferronickel with nickel oxide ore containing of crystal water in a blast furnace |
| EP1927667A1 (en) * | 2005-09-16 | 2008-06-04 | Shenjie Liu | A smelting process of ferronickel with nickel oxide ore free of crystal water in a blast furnace |
-
1986
- 1986-06-10 JP JP13462486A patent/JPS62290843A/ja active Granted
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1927666A1 (en) * | 2005-09-16 | 2008-06-04 | Shenjie Liu | A smelting process of ferronickel with nickel oxide ore containing of crystal water in a blast furnace |
| EP1927667A1 (en) * | 2005-09-16 | 2008-06-04 | Shenjie Liu | A smelting process of ferronickel with nickel oxide ore free of crystal water in a blast furnace |
| EP1927667A4 (en) * | 2005-09-16 | 2008-11-05 | Shenjie Liu | PREVENTION PROCESS FOR FERRONICKEL WITH CRYSTAL-FREE NICKEL OXIDE ORDER IN A HIGH OVEN |
| EP1927666A4 (en) * | 2005-09-16 | 2008-12-03 | Shenjie Liu | PREVENTION PROCESS FOR FERRONICKEL WITH CRYSTAL WATER CONTAINING NICKEL OXIDE IN A HIGH OVEN |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0430456B2 (ja) | 1992-05-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN104263917B (zh) | 带式机生产镁质球团矿原料及其镁质球团矿生产方法 | |
| EP3760747B1 (en) | Method for manufacturing granulated raw material for sintering | |
| CN106702177A (zh) | 回转窑直接还原红土镍矿镍铁颗粒的工艺 | |
| CN112301184A (zh) | 一种电炉喷吹石灰粉脱磷的方法 | |
| JPS62290843A (ja) | フェロニッケルの製造方法 | |
| JPS62290841A (ja) | 含クロム銑の製造方法 | |
| JPS62290842A (ja) | フェロニッケルの製造方法 | |
| CN105177210B (zh) | 一种一步法冶炼低微碳锰铁的方法 | |
| RU2310694C2 (ru) | Способ получения ферроникеля | |
| JPS62127413A (ja) | 高炉の原料装入方法 | |
| US1428061A (en) | Manufacture of iron and steel | |
| US2875037A (en) | Method of making bessemer or converter steel | |
| US2560471A (en) | Manufacture of cast iron | |
| CN106435071A (zh) | 一种高炉定检过程中调整炉渣碱度的方法 | |
| SU1199799A1 (ru) | Способ регулировани работы доменной печи | |
| JP2889088B2 (ja) | 高炉の操業方法 | |
| JPS62227015A (ja) | 炭材充填層型溶融還元炉の操業方法 | |
| JPS5941402A (ja) | 高炉操業法 | |
| JP2004124217A (ja) | 溶融還元炉の操業方法 | |
| JPH0586458B2 (ja) | ||
| JPH0420970B2 (ja) | ||
| SU1079680A1 (ru) | Способ выплавки углеродистого ферромарганца в руднотермической печи | |
| JPH032933B2 (ja) | ||
| JPH09194914A (ja) | 微粉炭多量吹き込み時の高炉操業方法 | |
| JPH0788522B2 (ja) | 高炉操業方法 |