JPS62290716A - エラストマ−液状組成物 - Google Patents

エラストマ−液状組成物

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JPS62290716A JP62131996A JP13199687A JPS62290716A JP S62290716 A JPS62290716 A JP S62290716A JP 62131996 A JP62131996 A JP 62131996A JP 13199687 A JP13199687 A JP 13199687A JP S62290716 A JPS62290716 A JP S62290716A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、明の詳細な説明 エラストマー液状組成物、その製法及びシーラントとし
ての使用に係る。
連鎖末端において反応性基により官能化され、大気条件
下で流動性であって、大気中の水分により架橋して面状
のゴム様生成物(興味ある特性が付与されており、シー
ラントの分野で有用である)を生成しうるエラストマー
基剤は公知である。
米国特許第3.715,338号及び同第3,621Q
Qfl号には、大気条件下において架橋可能であるシー
ラントの分野で有用なエラストマー液状基剤が開示され
ている。これらエラストマー基剤は、アリールカルバメ
ート末端基、又はブロック化イソシアネート末端基を含
有するエラストマー性の液状重合体で構成され、ケチミ
ン、ヘキサミン及びケチミノエナミンの如き可能な架橋
剤との混合物として使用される。
さらに、上記エラストマー基剤は、シーラント組成物に
おいて、体質顔料(炭酸カルシウム等)、強化充填剤(
ビロゲニック(pyrogenic)シリカ等)、被覆
顔料(二酸化チタン等)、チキソトロビー剤、安定剤(
抗酸化剤及び紫外線吸収剤)及び架橋を促進することに
適する少量の触媒の中から選ばれるl又はそれ以上の添
加剤と組合せて使用される。
シーラント、特に自動車工業、建築工業及びガラス工業
において上記液状組成物が使用されている理由は、大気
中の水分によって適当な分子との縮合又は反応を介して
固状のゴム様生成物を生成する反応性基が放出されるこ
とにある。
末端にアリールカルバメート基又はブロック化イソシア
ネート基を有するエラストマー基剤の場合、架橋剤は、
水分の作用下、ケチミン又はケチミノエナミンから放出
され、ブロック基ブロック化剤を置換して、置換ウレイ
ック基を生成するジアミン又はトリアミンである。
ケチミンと共に、アリールカルバメート末端基又はブロ
ック化イソシアネート末端基を有するエラストマー基剤
を含有する液状組成物は、大気中水分の存在下で架橋可
能なウレタン系シーラントの代表的ないくつかの欠点を
示す。
ウレタン系シーラントのかかる欠点の主なものは、充填
剤又は顔料を使用できないこと(イソシアネート基の強
い反応性に対して、これらは完全には相溶性を示せず、
無水状態とされないため)、架橋中に気泡が発生するこ
と、ポット安定性に乏しいこと、大気中の水分の影響に
よってイソシアネート基から放出される過剰なアミノ基
によって触媒作用を受ける不用な重合化反応を生ずるこ
とである。
しかし、アリールカルバメート又はブロック化イソシア
ネート末端官能基を有するエラストマー基剤含有液状組
成物、中でも、エラストマー基剤の調製にあたり脂肪族
ジイソシアネートを使用しているものの場合には、シー
ラント物質の架橋速度が低いことに上る欠点を示す。
通常、エラストマー基剤は、好適な重合体ノオールをジ
イソシアネートと反応させ、ついでイソノアネート末端
基をフェノール又は置換フェノールでブロック化するこ
とによって調製される。
実際には、芳香族ジイソシアネートから調製されたエラ
ストマー基剤をケチミンと組合せる場合にのみ、大気中
水分と接触する際に許容されうる速度で架橋する。
しかしながら、芳香族ジイソシアネートの使用の場合、
上記固有の利点に対して、エラストマー基剤及びこれに
関連する液状の架橋可能な組成物のいくつかの特性の悪
化、特に紫外線劣化に対する抵抗性の低下及び粘度(不
必要に高い値となる)の悪化に関する欠点を示す。この
現象は、特にポリカーボネート−ジオール又はポリエス
テル−ジオール(一般に、比較的低い分子量(1,1)
OQ−3.Qt)D)であっても、かなり高い粘度(2
5°Cにおいて10−50Pas)を示す)を使用する
場合に強まる。この場合、アリールカルバメート末端基
を有するニラストマー基剤(許容範囲内の粘度、たとえ
ば100ないし700Pasの粘度を宵する)を生成す
るよう脂肪族ジイソシアネートを使用することが望まれ
る。しかし、ポリブタノエン又はポリカブロラクトンを
含有するものと同様に、かかるエラストマー基剤は、一
旦ビスケチミンの存在下、大気温度及び湿度条件下に置
かれると、極めて低い架橋速度を示し、従って硬化時間
が30日以上となることが観察され、明らかに実用上許
容されない。さらに、ウレタン化学上通常使用されてい
る触媒(たとえば第3級アミン及び有機金属化合物、特
にスズの有機金属化合物)は、架橋の促進に関しては何
らの利益をも生じないことが観察されている。
本発明の目的は、上記従来技術の欠点を解消することに
ある。
さらに詳述すれば、本発明の目的は、大気温度及び湿度
条件下において高い架橋速度を示すエラストマー液状組
成物にある。
本発明の他の目的は、かかるエラストマー液状組成物の
調製法にある。
本発明のさらに他の目的は、劣化に対する高い抵抗性を
何するシーラントの基剤として上記エラストマー液状組
成物を使用することにある。
本発明のさらに他の目的は以下の記載から明らかになる
であろう。
特に、本発明による大気温度及び湿度条件下において高
速度で架橋可能なエラストマー液状組成物は、 A)11肪族ポリカーボネートからなり、官能性フェニ
ルカルバメート又は(フェニル−置換)−カルバメート
末端基を含有し、分子量500ないし5,000を有す
るエラストマー重合体、B)ビスケチミン、ビスケチミ
ノエナミン及びビスケチミノシラザンの中から選ばれる
分子中に少なくとも2つの−N=C<基を含有する有機
化合物、及び C)応力窒素を有し、この窒素に結合するケチミン性炭
素を含有する第3扱アミン、を含有し、前記成分B)が
前記成分A)の各アリールカルバメート基当り併せて最
大2個のケチミノ基及びエナミノ基を供給する量で存在
すると共に、前記成分C)が前記成分A)の100重量
部当り少なくとも0.5重量部の量で存在することを特
徴とする。
成分A) 本発明のエラストマー液状組成物における成分A)は、
脂肪族ポリカーボネートのエラストマー基剤からなり、
フェニルカルバメート又は(置換フェノール)−カルバ
メート末端基を含有する。
この成分A)は、ポリオール、好ましくはポリカーボネ
ートのジオールを原料とし、好ましくは脂肪族ジイソシ
アネート (たとえばイソホロンージイソシアネート)
と反応させ、イソシアネート末端基を有する相当する重
合体を生成し、ついで、フェノール又は置換フェノール
、たとえばp−アルキルフェノール(アルキル鎖に炭素
原子1ないし10個を含有する)との反応によってブロ
ック化することにより生成される。
本発明−の目的に使用されるポリカーボネート−ジオー
ルは、塩酸受容体の存在下におけるグリコールとホスゲ
ンとの間の反応、又は好ましくはグリコールのアルキル
、アリル又はアリールカーボネートによるエステル交換
反応によって生成されろ(たとえば米国特許第2.2,
43,567号、同第2.7i!l’l。
964号及び同第3,544,524号に記載)。
ポリカーボネート−ジオールの他の調製法は、ルイス酸
の存在下、又は水に可溶なアルミニウム及び亜鉛の化合
物の組合せの存在下におけるグリコールへの二酸化炭素
の付加によるものである〔たとえばl novoeら「
ディー・マクロモレクラーレ・ケミ−(Makromo
l、 Chem、) J 130.2U(1969)及
びBarbaらrMakromol、  Chemie
、  Rapid Communica−tions 
J5.665(1984))。さらに他の方法は、塩基
触媒の存在下における環状カーボネートの開環によるも
のである(英国特許第872,473号)。
本発明において使用されるポリカーボネート−ジオール
は、脂肪族のもの、特に低ガラス転移温度及び室温(2
0−25°C)よりも低い融点を有するエラストマー性
のものである。
さらに詳しくは、ヘキサンジオール−1,6と、ブタン
ジオール−1,3;ブタンジオール−1゜4;ペンタン
ジオ−ルー1,5;デカンジオール−1,10,ドデカ
ンジオール−1,12,ネオフェニルグリコール 8−ビス−ヒドロキシメチルトリジクロー(5,2゜1
.02・6)−デカン; 1,4−ビス−ヒドロキシメ
チルシクロヘキサンから選ばれるグリコールの1つとの
重合体(ヘキサンジオール−1,6が使用するグリコー
ルに対して少なくとも50モル%を構成する)がポリカ
ーボネートとして好適である。
好適な池の種類のポリカーボネートは、トリエチレング
リコールと、ブタンジオール−1,3及びブタンジオー
ル−1,4、ジエチレングリコール及びノープロピレン
グリコールの如きグリコールとから得られるポリエーテ
ル−ポリカーボネート(トリエチレングリコールが使用
するグリコールに対して少なくとも50モル%を構成す
る)である。
ポリカー ボネート−ジオールの好適な第1の種類のも
のは、ガラス転移温度−50ないし一60°Cを示し、
第2の種類のものはガラス転移温度−35ないし一45
°Cを示す。
これらの種類に属するポリカーボネートはいずれも、数
平均分子量50〕ないし3,000を示す。
この分子量範囲内では、ポリカーボネート−ジオールは
、室温において200 、 QOOcps程度の粘度を
示す。しかし、好適な粘度は、通常室温(25°C)で
測定して5,000ないし100.QOOcpsの範囲
内である。
本発明の目的に適するポリエーテル−ジオールは、グリ
コール又は多価アルコールの存在下におけるエポキシド
の陰イオン重合により得られる。
この目的に好適な触媒は第3級アミン及び水酸化カリウ
ムである。
重合反応はブロック重合体を生成するよう行なわれる。
この方法は、エチレンオキシドをエンド反応段階に導入
することによる第1級ヒドロキンル基の導入が望まれる
場合に特に有効である。この目的に最も多く使用される
エポキシドは、プロピレンオキツド、ブチレンオキシド
、シクロヘキセンオキシド、アリルグリシジルエーテル
及びスチレンオキシドである。別法では、ルイス酸(た
とえば三フッ化ホウ素、過塩素酸及びエーテル化工フッ
化ホウ素、水と併用するアルキルアルミニウム又はアル
キル亜鉛)を使用してエポキシドを重合化する。
脂肪族ポリカーボネート−ジオールは、酸化、加水分解
、紫外線及び劣化に対する高い抵抗性が付与された成分
A)(これらの特性のため、かかる成分A)はアウトド
ア用シーラント組成物の調製に特に適するものとなる)
を生成しうる。
本発明の方法によれば。重合体ジオールは、ジイソシア
ネート(特に脂肪族イソシアネート)と、−NCO基/
−OR基の比を2/1ないし5/1、好ましくは2/1
ないし3/1の範囲において反応される。反応は、一般
に触媒を使用することなく、75°Cを越えない温度で
行なわれる。
特に、より高い粘度を有するポリカーボネート−ジオー
ルの場合には、少量の可塑剤及び/又は溶媒の存在下で
反応を行なうことが好ましい。アルキルカーボネート 
(たとえばジブチルカーボネート、エチレングリコール
、モノブチルエーテルカーボネート、ノヘキシルカーボ
ネート又はヘキサンジオールジブチルカーボネート)が
可塑化剤として適している。さらに(曳の従来の可塑化
剤も、カーボネート−ジオールと相溶性であったとして
も使用可能である。
重合体又はポリオールのヒドロキシ基のすべてがイソシ
アネート基と反応した場合、なお遊離のイソシアネート
基は、触媒の存在下、一般に75℃を越えない温度で操
作してフェノール又はフェノール誘導体によりブロック
化される。
触媒を使用しない場合には、より高い温度(約120℃
程度)が要求される。フェノールの量としては、未変化
イソシアネートに対して化学量論量、又は化学量論量に
対してわずかに過剰の量が使用される。
成分A)の調製にあたり好適なジイソシアネートはイソ
ホロン−ジイソシアネート及びヘキサメチレン−ジイソ
シアネートであるが、ジフェニルメタン−ジイソシアネ
ート (後者のジイソシアネートの相当する環−水素化
化合物である)及びトルエン−ジイソシアネート(異性
体混合物)も同様に使用される。
成分A)の調製にあたり使用される好適なフェノールは
アルキルフェノール(たとえばノニルフェノール、デシ
ルフェノール及びドデシルフェノール)であるが、クレ
ゾール、ニトロフェノール及びヒドロキシアルキルベン
ゾアートの誘導体も使用される。
イソシアネート基のブロック化反応で使用される触媒は
、通常、第3級アミン及び有機金属化合物(たとえばス
ズジブチルラウレート又はジオクタノエート、チタンテ
トラブチロキシ及び鉛又はコバルトオクタノエート)の
中から選ばれる。
本発明の組成物の成分A)は、一般式 (式中、Pはポリカーボネート−ウレタンの巨大分子で
あり、Rは水素又は炭素数1ないし20のアルキル基で
ある)で表される。
成分B) 本発明の組成物の成分B)は、分子中に、少なくとも2
つの−N=C<基を含有する有機化合物である。
さらに詳しくは、この成分は架橋剤として作用するもの
であり、一般式 で表されるビスケチミン、一般式 で表されるビスケチミノエナミン、一般式で表されるビ
スケチミノシラザン(上記各一般式中、R′は炭素数1
ないしlOのアルキレン基てあり、Rt、 R3、R4
及びR5は相互に関係なく炭素数1ないしlOのアルキ
ル基であるか、R2及びR3、R4及びR5は、これら
が結合する炭素原子と共に5貝又は6員の指環式基を形
成してもよく、Reは炭素数−4lないし10のアルキ
ル基、ビニル基又はフェニル基であり、R7はシクロペ
ンテン又はシクロヘキセン残基であり、Xはl又は2で
ある)の中から選ばれる。
好適な具体例では、R1はエチリデン基であり、R1及
びR3、R4及びR5はそれぞれ互いに結合してシクロ
ヘキサン基を形成し、R7はシクロヘキセン基であり、
Xは1または2である。
ケチミン及びケトイミノエナミンは、一般にアミンをカ
ルボニル化合物と反応させることにより調製される。こ
のカルボニル化合物がケトンの場合、反応は触媒の不存
下で容易に進行するが、p−トルエンスルホン酸及びス
ルホン化酸性樹脂の如き酸性触媒の存在下で行なうこと
が望ましい。
かかる目的に使用される代表的なアミンは、エチレンジ
アミン、トリエチレンジアミン、ピペラジン及びピペラ
ジン2分子とアジピン酸1分子との付加生成物である。
カルボニル化合物の中でも、シクロペンタノン、シクロ
ヘキサノン、アセトン及びメチルエチルケトンが好適で
ある。
反応の際、反応副主物として生成する水を、たとえば添
加した炭化水素溶媒(たとえばベンゼン、トルエン及び
キシレン)と共に共沸蒸留することに上って除去する。
ケチミノシラザン(好適な架橋剤を構成する)は、ポリ
アミン化合物(たとえばポリエチレンドリアミン)を原
料とし、上述の如くアミノ基の一部をケチミノ基でブロ
ック化し、つづいて、ハロゲン化水素酸受容体の存在下
でハロシランと反応させることによって調製される。他
の方法は、反応系からアルコールを除去しながら、ケチ
ミノ−アミン中間体をアルコキシシランと反応させるも
のである。さらに他の方法では、前記ケチミノ−アミン
を水素化ケイ累と反応させる。この場合、反応は触媒(
たとえば塩化白金酸)の存在下で行なわれ、水素を放出
する。
かかる目的に使用されるハロシランの中でも、ツメチル
クロロシラン、メチルトリクロロシラン、ビニルトリク
ロロシラン及びフェニルトリクロロシランが好適である
。ハロゲン化水素酸受容体としては、−第3級アミン及
びオルトホルメートがある。
アルコキシシランとしては、ジメチルジアルコキシシラ
ン、メチルトリアルコキシシラン、フェニルトリアルコ
キシシラン及びビニルトリアルコキシシランが使用され
る。
水素化ケイ素としては、フェニルヒドロキシシランを使
用できる。
本発明の組成物におて、成分B)は成分A)の各アリー
ルカルバメート基当り併せて最大2個、好ましくは0.
5ないし1.5個のケチミノ基及びエナミノ基を供給す
る量で存在する。
成分C) 本発明の組成物の成分C)は、応力窒素(stre−s
sed nitrogen)を有し、かつこの窒素に結
合したケチミン性炭素原子を有する第3級アミンであり
、好ましくは、一般式 (式中、R7及びRaはアルキル−又はアリール−置換
又は未置換の03−、アルキレン基であり、又はR7又
はR8のいずれかが−(CH*)3− N11−基であ
る)で表されるビシクロケチミンである。
該ビシクロケチミンの代表的なものは次のとおりである
1.5−ジアザピノクロ(4,3,0)ノナ−5−エン 1.5−ジアザビシクロ(5,4,0)ウンデカ−7−
エン 3−フェニル−1,4−ノアザヒノクロ(43゜0)ノ
ナ−5−エン 4−フェニル−1,5−ジアザビシクロ(4,4゜0)
デカ−5−エン 1.5.7−4リアザビノクロ(4,4,0)デカ−5
−エン ■ ピンクロケチミン1.5−ジアザビシクロ (5゜4.
0)ウンデカ−7−エンは、カプロラクタム及びアクリ
ロニトリルを反応させ(Michae1反応)、得られ
た反応生成物を水素により接触還元することにより調製
される( H,Oediger及びH,Mo1ler[
アンゲバンテ・ケミ−(入ngew、 Chem、)j
 79.53(1967) )。
同様に、1.5−ジアザビンクロ(4,3,0)ノナ−
5−エンはブチロラクタムを原料として調製される。他
のビシクロケチミンについては、「テトラヘドロン・レ
ターズ(Tetrahedron Letters)j
51、5175−7 (1967)に開示されている。
ビシクロケチミン(触媒として機能する)は、本発明の
組成物中に、成分A) 1oo重量部当り少なくとも0
.5重量部、一般的には0.5ないし2重量部の量で存
在する。
これよりも多い触媒量は一般的には必要ではないが、存
在したとしても、組成物及びこれに関連する架橋生成物
の特性を害することはない。好適な触媒は1.5−ジア
ザビシクロ(5,4,0)ウンデカ−7−エンである。
組成物 本発明による大気中水分の存在下で架橋可能なエラスト
マー液状組成物は、上述の成分A)、B)及びC)を特
定の割合で混合することにより得られる。
これら基本的な成分以外に、可塑化剤(粘度を低下させ
る)、無機充填剤(たとえば炭酸カルシウム、タルク及
びシリカ)、チキソトロピー剤、安定剤(抗酸化剤及び
紫外線吸収剤)、触媒及び接着促進剤から選ばれるl又
はそれ以上の通常の添加剤を含有してもよい。
本発明の組成物は、大気温度及び湿度条件下で、予想で
きないほど速い速度で進行する架橋能力を有しており、
初めの1時間で流動性を失ない、48時間後には完全に
架橋する。
かかる所望の結果を得るためには、触媒(成分C))の
存在が不可欠であり、この成分を含有しない組成物では
、大気温度及び湿度条件下に30日日間−た後でも架橋
し得ないことが観察されている。
本発明の組成物は(ポリカーボネートエラストマー基剤
を使用する)は、酸化、加水分解及び紫外線に対する高
い抵抗性、及び一般に建築工業及び自動車工業の分野で
利用される際の劣化に対する高い抵抗性が付与されたシ
ーラントとして使用される。
以下の実施例は説明のためのものであり、本発明の精神
を制限するものではない。
実施例1 上述した一般的操作法に従って、ノアリルカーボネート
をヘキサンジオール−116/デカンジオール−1,1
0/ペンタンジオ−ルー1.5のジオール混合物(モル
比4.490/1.634/ 1 )と共重合させるー
ことによりポリカーボネート−ジオールを調製した。こ
のようにして得られたポリカーボネートジオールは以下
の特性を示した。
数平均分子ffi(Mn)   、   1.860ア
ルコール性ヒドロキンル基の食用 i、83 (重量%) エチレン不飽和結合    0.03 meq#粘度(
25℃において)    24.0 Pasガラス転移
温度      −51’にのボリカーボネートーノオ
ール’に’ (3009,−〇H0,323モル)を、
テトラヒドロフラン(45iQ)中、ト スズジブチルジラウレ−1(1,59)の存在下でイソ
ホロン−ジイソシアネート(75,11J −NCOO
,675モル)と反応させた。ヒドロキシル基の吸収バ
ンド(IR: 3.380cm一つか消失するまで、反
応を65−67°Cで行なった。所要時間は3−4時間
であった。
ついで、反応混合物にp−ノニルフェノール(77,4
9、0,351モル)を添加し、同じ温度においてさら
に4時間、反応混合物からイソシアネート基のIR吸収
バンドが消失するまで反応を続けた。このようにして、
ポリカーボネート−ウレタン−α、ω−(p−ノニルフ
ェニル)カルバメートを得た。この化合物は、減圧下で
の蒸発によるテトラヒドロフランの除去後、粘度(40
℃において)360Pasを示した。
(b)テトラキスケチミノシラザンの調製MARKtl
SSONヘッドアウトフィツトを具備するフラスコ内に
おいて、攪拌しながら、ジエチレントリアミン(lQ3
.2g、1.0モル)、シクロヘキサノン(237,5
9,2,42モル)、スルホン化酸性樹脂へMBERL
YST (登録商標) 15N(209)及びベンゼン
(200z12)を還流せしめた。反応を1.5時間続
け、その後、水3sg(2モル)を共沸蒸留により留去
した。
反応生成物をベンゼン溶液として無水雰囲気中で濾過し
た(フリットフィルター上)。
??’ttの半量(初期充填アミン0.5モルに相当)
を、窒素雰囲気下で操作して、攪拌機、温度計及び滴加
ロートを具備するフラスコ (無水トリエチルアミン(
1019,2,1モル)を収容する)に充填した。フラ
スコを水浴により冷却し、滴加ロートを介してジメチル
クロロンラン(32,3g、0.25モル)を1時間で
徐々に添加した。その間、反応系を攪拌し、温度が+5
℃を越えないように制御した。
添加終了時、反応系を室温に加温し、1夜静置した。反
応副生物として生成したトリメチルアミン塩酸塩(69
g)を、窒素雰囲気下で操作して、フリットガラスフィ
ルター上で濾過し、フィルター上で無水ベンゼン(2X
 50!Q)により洗浄した。ろ液と洗液とを併わせた
後、減圧下、約60℃で蒸留し、ベンゼン及び未反応ト
リエチルアミンを除去した。
このようにして、構造式 のテトラキスケチミノシラザンに相当する淡黄色のやや
粘稠な油状物(比重的1’il/Rυ140?(収率;
理論値の98%)を得た。
CffjleJaSi(分子量582)に関する元素分
析理論値:C70,1%、  H10,7%、  N 
14.4%測定値:071.4%、  H10,7%、
  N 13.8%CQ  O,1% (C)ビスケチミノエナミンの調製 上記(b)の一般的条件に従って、ベンゼン(200J
Iρ)中、樹脂AMBERLYST 15)! (20
1i+)の存在下で、水(54L 3モル)を共沸蒸留
により除去しながら、ジエチレントリアミン(103,
29,1モル)及びシクロヘキサノン(356,3L 
3.63モル)を8−L5時間反応させることによって
調製を行なった。
樹脂を枦去した後、炉液を80°Cにおいて減圧下で蒸
発させ、ベンゼン及び過剰のシクロヘキサノンを除去し
た。これにより、構造式 のビスケチミノエナミン(組成式C22837N3 、
分子ffi 343Xンクロヘキサノンが存在するため
不純な状態のもの)に相当する黄−オレンジ色の油状物
(比重0.992y/iQを有する)3729を得た。
この生成物は蒸留により精製される(約0.2トルにお
ける沸点160−170°C)が、以下の実施例ではそ
のままで使用する。
(d)架橋可能な液状組成物の調製 上3il!(a)に記載の重合体(55°Cに加熱)に
、下記の添加剤を重合体に対してそれぞれ1重量%の量
で添加した。
U、V、 ADSORB SV (ベンゾフェノン系に属する安定剤) IRQANOX (登録商標) 1076(オクタデシ
ル−β−(3,5−〕・〕第3級ブチルー4−ヒドロキ
シフェニル −プロパノエート) 40°Cに冷却後、上記(b)記載の如くして調製した
テトラキスケチミノシラザン(4,229,重合体につ
いて7.0重量%)を架橋剤として、及び1,5−ジア
ザビンクロ(5,4,0)ウンデカ−7−エン(L28
9、重合体について0.5重量%)を架橋触媒として添
加した。
同質化し、減圧下、40°Cで脱気した後、液状組酸物
をアルミニウムプレート(20x 20CJり上ニ厚す
2mm以下に広げ、大気温度及び湿度条件(20−24
℃、相対湿度70%)下、30日間、大気中の水分と接
触させることにより架橋せしめた。このサンプルをサン
プルAと称する。
同様にして、架橋剤として上記(C)のビスケチミノエ
ナミン(4,98L重合体について8.9重量%)を使
用することによってサンプルBを調製した。
硬化したサンプルについて、下記の特性を測定した。
C,R,:  最大引張強さくK9/cm”)、 AS
TM D−412法に従って測定 モ’) x ラス:弾性率(Kg/cyt″)、伸び1
00%、 ASTMD−412法に従って測定 伸び: 破壊時の伸び率(%)、 ASTM D−41
2法に従って測定 T、R,:  せん断強さくKg/cI”)、ASTM
 D −624法に従って測定 り、:  ショアA硬さ、ASTM D −2240法
に従って測定 ゲル: (重量%)、溶媒中の不溶フラクションとして
測定 これら測定の結果を第1表に示す。
第  1  表 サンプルA   サンプルB C,R,24,9223,2 モジユラス    3.87     3.82伸び 
  572   531 T、R,7,0g、I D 、          29       33ゲ
  ル          64.3        
66.9サンプルA及びBはいずれも硬化時間24時間
以下であった。
架橋触媒が存在しない場合、サンプルA及びBは架橋せ
ず、これらが広げられているプレートから分離されなか
った。架橋触媒をジアザビシクロオクタン(DABCO
)及びトリエチレンジアミン(重合体の重量に対して0
.5ないし2重量%の範囲の量)に代えた場合、充分な
結果は得られなかった。架橋触媒をスズジブチルジラウ
レート及びスズジブチルオクタノエート(重合体に対し
て0.5ないし2重量%の範囲の量)に代えた場合にも
、充分な結果は得られなかった。架橋剤をスズブチルジ
ラウレートーンメチルベンジルアミンの組合せに交換す
ることによって得られる結果も、なお不満足であった。
実施例2 ジアリルカーボネートとペンタンジオ−ルー1゜5及び
ヘキサンジオール−1,6の混合物(モル比l:1)と
の共重合によって、下記特性を有するポリカーボネート
−ジオールを調製した。
数平均分子量       1.860アルコール性ヒ
ドロキンル堰含量 1.83重量%エチレン系不飽和結
合   0.03  meq/9粘度(25℃において
)    43.5  Pasガラス転移温度    
  −56℃ この重合体(4009)を、テトラヒドロフラン(25
゜戻Q)中、触媒としてスズジブチルジラウレート(2
,09)を使用してイソホロン−ジイソシアネート(9
9,99,0,449モル)と反応させ、さらに反応生
成物を、実施例1の(a)に記載の一般法に従って操作
してp−ノニルフェノール(1029,0,463モル
)と反応させた。このようにして得られたポリカーボネ
ート−ウレタン−α、ω−(p−ノニルフェニル)−カ
ルバメートは、溶媒の不存在下、温度25℃における粘
度930 Pasを有する。
上述の如く調製した重合体(テトラヒドロフラン溶液と
して)の一定量(重合体459に相当)に、U、V、 
ADSORB SV及びIRGANOX 107B <
イずれも重合体について0.25重量%の量)、実施例
1の(b)で調製したテトラキスケチミノシラザン(2
,06g。
重合体について4.5重量%)(架橋剤として)及び1
.5−ジアザビシクロ(5,4,0)ウンデカ−7−エ
ン(0,239,重合体について0.5重量%)(架橋
触媒として)を添加した。
均質化し、減圧下で脱気した後、液状組成物をアルミニ
ウムプレート(20X 20cx)上に広げ、実施例1
の(d)に記載の条件下において便化させた。
このサンプルをサンプルCと称する。
と サンプル08′同様に、ただし架橋剤3.19(重合体
について6.9重量%)を含有するサンプルDを調製し
、硬化せしめた。
硬化したサンプルC及びDについての測定結果を第2表
に示す。
第  2  表 サンプルCサンプルD C,R,22,2523,8 モジユラス     2.84     5.29伸 
 び           567         
430T、R,7,368,24 D 、          24      31ゲ 
 ル          69.7         
68.7架橋触媒の不存在下で操作する場合には、架橋
は起こらず、かかるサンプルの特性を測定することはで
きなかった。
上記架橋触媒を実施例1の他の架橋触媒と交換すること
によっても、なお不満足な結果が得られた。
実施例3 の調製 アルコール性ヒドロキシル基含量0.17重量%、数平
均分子量2.000を有するポリ(プロピレンオキシド
)−ジオール(1009)を、実施例1の(a)に記載
の一般的条件下、テトラヒドロフラン中において、スズ
ジブチルジラウレート(0,80g)の存在下でイソホ
ロン−ジイソシアネートC23,19,1,04モル)
と反応させた。
+Rスペクトルからヒドロキシル基の吸収バンドか消失
した後、p−ノニルフェノール(27,69。
1.250モル)を添加し、li+スペクトルからイソ
シアネート基の吸収バンドが消失するまで反応を続けた
。このようにして、粘度(25°Cにおいて)30.6
Pasを有するポリ(プロピレンオキシド)−ウレタン
−α、ω−(p−ノニルフェニル)−カルバメートを得
た。これに、U、V、 ABSORB SV及び[RG
ANOX1076を、いずれも重合体について1重量%
の量で添加した。
(b)へキザキスケチミノシラザンの調製ジエチレント
リアミンQO3,2g)及びシフCヘキサノン(237
,5g)を反応させることにより得られた溶液(実施例
1の(b)の如くして得られたもの)の半量(初期充填
アミン0.5モルに相当)を、攪拌機、窒素導入装置、
温度計、滴加ロート及び還流冷却器を具備するフラスコ
に充填した。窒素雰囲気下で操作して、フラスコに無水
トリエチルアミン(101,2y、 1.0モル)を充
填し、+5℃に冷却した後、滴加ロートを介してビニル
トリクロロンラン(7,19、0,168モル)を約1
時間で添加し、その間、反応系の温度を7−8°Cに維
持した。
添加後、反応系の温度を35−40°Cに上昇させ、反
応系をさらに4時間反応させた。大気条件下に1夜静置
した後、トリメチルアミン塩酸塩を、フリットガラスフ
ィルターを使用し、窒素雰囲気下で操作して炉去し、沈
殿物をベンゼンで2回洗浄した。炉液と洗液とを併わせ
、減圧(0,2)ル)下で蒸発させてベンゼン及び未反
応のトリエチルアミンを除去した。
このようにして、構造式 のヘキサキスケチミノンラザンに相当する黄色の非常に
粘稠な油状物(比重t、os9/x□t24y(収率理
論値の89.8%)を得た。
C5otlsJeSl(分子量841)に関する元素分
析理論値・ C71,3%、  H10,3%、N15
.0%、則定値・  C72,3%、  ト1  io
、3%、N14.0%(C)架橋可能な液状組成物の調
製 上述の(a)で得られた重合体のテトラヒドロフラン溶
液を3分割した。それぞれ重合体的509を含有する。
これらの溶液を使用して、サンプルE(実施例!の(C
)で得られ几ビスケチミノエナミン3.989及び1.
5−ジアザビシクロ(5,4,0)ウンデカ−7−ニン
0.59を添加したもの)、サンプルF(実施例1の(
b)で得られたテトラキスケチミノシラザン3.319
及び1.5−ジアザビシクロ(4゜3.0)ノナ−5−
エン0.59を添加したもの)、及びサンプルG(上記
(b)で得られたヘキサキスケチミノシラザン3.25
9及び1.5−ジアザビシクロ(5,4,0)ウンデカ
−7−ニン0.5gを添加したもの)を調製した。
実施例1と同様にして、これらサンプルを広げ、架橋せ
しめ、架橋したサンプルについて各特性を測定し、第3
表に示した。
第  3  表 九とffl  サンプルF サンプルGC,R17,5
47,7611,14 モジユラス   3.24    5.02    5
.0+1伸  び         303     
  1112       254T、R,4,815
,706,5 D 、             14       
26       26ゲル  フ5.6  81.7
  81.5架橋剤の不存在下では、これら3種のサン
プルのいずれも大気条件下では硬化生成物を形成し得な
かった。さらに、実施例1に示す従来の架橋触媒の添加
によっても、不満足な結果が得られfコ。
実施例4 実施例2のポリカーボネート−ジオール(809)及び
ジフェニルメタン−ジイソシアネート(21,39゜8
6.6ミリモル)を、実施例1の(a)に記載の一般的
条件下、テトラヒドロフラン(50i12)中において
、スズジブチルジラウレート (プレポリマーについて
0.4重1%)の存在下で反応させた。IRスペクトル
からヒドロキシル基の吸収バンドが消失した後、テトラ
ヒドロフラン(20zQ)で希釈したp−ノニルフェノ
ール(19,19,35,6ミリモル)を添加した。
IRスペクトルで検知してイソシアネート基が消失する
まで反応を続け、これにより、粘度(40℃において)
308 Pasを有するポリカーボネート−ウレタン−
α、ω−(p−ノニルフェニル)−カルバメート重合体
を得た。
コノ重合体に、U、V、 ABSORB VS (0,
5重量%)及ヒIRGANOX 107B(0,3重量
%)を添加し、ライで重合体を2等分しfこ。それぞれ
重合体的559を含有する。これらの重合体を使用して
、サンプルH(実施例1の(C)で得られたビスケチミ
ノエナミン4.159及び・−1,5−ジアザビシクロ
(4,3,0)ノナ−5−エン0.4L9を添加したも
の)及びサンプルI(実施例1の(C)で得られたビス
ケチミノ 4.75g及び1.5−ジアザビシクロ(5
,4,0)ウンデカ−7−ニン0.8gを添加したもの
)を調製した。
士j*伶Illこスを計の酬ぐ ごハニ廿・ノプル本す
ζデー架橋し、架橋サンプルについて各特性を測定し、
第4表に示す結果を得た。
第  4  表 サンプルHサンプルI C9R,46,0g      61.45モジユラス
   14.79     13.37伸  び   
       275          35gT、
R,測定せず    測定せず り、      測定せず    測定せずゲ ル  
   測定せず    測定せず実施例5 劣化試験 実施例2の(d)に従って、抗酸化剤を添加することな
く、ポリカーボネートをアリルカルバメート基で末端ブ
ロック化した。
上述の条件下で架橋させた後、生成物は下記の特性を有
していた。
C,R,23 モジユラス       7 伸  び            500この生成物を
U、V、−CONウエザオメーターに置き、促進劣化処
理を28日間行なったところ、劣化生成物について以下
の特性が検知された。
C,R,22 モジユラス       6 伸  び             550これに対し
、同じ条件下において、ポリエーテル及びポリエステル
エラストマー基剤でなるエラストマー重合体を含有する
組成物は完全に劣化した。
(ほか1名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 大気温度及び湿度条件下で架橋可能なシーラント用
    のエラストマー液状組成物において、A)脂肪族ポリカ
    ーボネートからなり、官 能性フェニルカルバメート又は(フェニル−置換)−カ
    ルバメート末端基を含有し、分子量500ないし5,0
    00を有するエラストマー重合体、 B)ビスケチミン、ビスケチミノエナミン 及びビスケチミノシラザンの中から選ばれる分子中に少
    なくとも2つの−N=C<基を含有する有機化合物、及
    び C)応力窒素を有し、この窒素に結合する ケチミン性炭素を含有する第3級アミン、 を含有し、前記成分B)が前記成分A)の各アリールカ
    ルバメート基当り併せて最大2個のケチミノ基及びエナ
    ミノ基を供給する量で存在すると共に、前記成分C)が
    前記成分A)の100重量部当り少なくとも0.5重量
    部の量で存在することを特徴とする、エラストマー液状
    組成物。 2 特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、前記成
    分A)が、ポリカーボネートのジオール又はポリオール
    を好ましくは脂肪族ジイソシアネートと反応させて、イ
    ソシアネート末端を有する相当する重合体を生成し、つ
    いでフェノ−ル又は置換フェノールと反応させて、前記
    イソシアネート末端基をブロックすることによって得ら
    れる生成物である、エラストマー液状組成物。 3 特許請求の範囲第2項記載のものにおいて、前記ジ
    オール又はポリオールが脂肪族ポリカーボネートジオー
    ル又はポリオールである、エラストマー液状組成物。 4 特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、前記成
    分B)が、 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表されるビスケチミン、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表されるビスケチミノエナミン、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表されるビスケチミノシラザン(上記各一般式中、R
    ^1は炭素数1ないし10のアルキレン基であり、R^
    2、R^3、R^4及びR^5は相互に関係なく炭素数
    1ないし10のアルキル基であるか、R^2及びR^3
    、R^4及びR^5は、これらが結合する炭素原子と共
    に5員又は6員の脂環式基を形成してもよく、R^6は
    炭素数1ないし10のアルキル基、ビニル基又はフェニ
    ル基であり、R^7はシクロペンテン又はシクロヘキセ
    ン残基であり、xは1又は2である)の中から選ばれる
    ものである、エラストマー液状組成物。 5 特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、前記一
    般式におけるR^1がエチリデン基であり、R^2及び
    R^3、R^4及びR^5が結合してシクロヘキサン基
    を形成し、R^6がビニル基又はメチル基であり、R^
    7がシクロヘキセン基であり、xが1又は2である、エ
    ラストマー液状組成物。 6 特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、前記成
    分C)が、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^7及びR^8はアルキル−又はアリール−
    置換又は未置換のC_3_−_5アルキレン基であり、
    又はR^7又はR^8のいずれかが−(CH_2)_3
    −NH−基である)で表されるビシクロケチミンである
    、エラストマー液状組成物。 7 特許請求の範囲第6項記載のものにおいて、前記成
    分C)が1,5−ジアザビシクロ(4.3.0)ノナ−
    5−エン、1,5−ジアザビシクロ(5.4.0)ウン
    デカ−7−エン、3−フェニル−1,4−ジアザビシク
    ロ(4.3.0)ノナ−3−エン、4−フェニル−1,
    5−ジアザビシクロ(4.4.0)ウンデカ−5−エン
    及び1,5,7−トリアザビシクロ(4.4.0)デカ
    −5−エンの中から選ばれるものである、エラストマー
    液状組成物。 8 特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、前記成
    分B)が前記成分A)のアリールカルバメート基1個当
    りケチミノ基及びエナミノ基併わせて0.5ないし1.
    5個を供給する量で存在し、前記成分C)が前記成分A
    )の100重量部当り0.5ないし2重量部の量で存在
    する、エラストマー液状組成物。 9 特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、可塑化
    剤、無機充填剤、チキソトロピー剤、安定剤、他の触媒
    及び接着促進剤から選ばれる1又はそれ以上をさらに含
    有してなる、エラストマー液状組成物。
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