JPS62290498A - 洗濯機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は衣類等の洗濯を行なう洗濯機に関するものであ
る。

〔従来の技術〕

従来の洗濯機の縦断面図を第３図に示す。第３図に示す
如〈従来の洗濯機は、外装体１内に設置した洗濯槽２の
内壁上方の一部を外方へ突出せしめて形成した空間室３
を設け、洗濯槽２と上記空間室３の間を透水孔４を有す
るフィルター５で仕切っている。洗濯槽２の底部にはパ
ルセータ−６が設けである。上記空間室３の底部間ロア
には排出管８に連通ずる円筒部９を取咬付けてあり、こ
の円筒部９の入口即ち上記空間室間ロアには、上方に向
って溢水パイプ１０を固着しである。また上記フィルタ
ー５の洗清槽内部側またはその近傍の洗濯機２の内壁に
は図示する如く高、中、低等の水位表示がなされている
。なお上記溢水パイプ１０の上端溢水口１１の高さは上
記水位表示の「高」より図示する如く高い位置に設けで
ある。図中１２は衣類１３を洗剤により洗濯する時また
はため濯ぎをする時パルセータ−６の回転前の静止状態
での高水位での水面を示し、１４は溢水濯ぎ（給水しな
がら濯ぐ）をする時の同じくパルセータ−６を回転する
前の静止状態での水面の位置を示す。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来の洗濯機で衣類１３の洗濯をする時または
ため濯ぎをする時、水を上述した高い水位である水面１
２まで入れてパルセータ−６を回転させると、パルセー
タ−６の回転により生ずる渦流により、上記静止水面１
２は１５で示す如くすり林状になり、その中央部は静止
水面１２より低くなり、洗濯槽２の内壁面での水位は水
位表示の高の静止水面１２より高くなる。この場合溢水
パイプ１０の溢水口１１の高さを、水位表示の高の位置
の高さと同じにすると、上述した如く洗濯槽２の内壁面
で高くなつｔこ水は溢水口１１よや高くなり、洗濯水ま
たは濯ぎ水が溢水口１１より流れ出て、洗濯槽内の水量
が多量に減水してしまい、それに従ってパルセータ−６
の負荷が減じ、パルセータ−６の回転が必要以上に衣類
に加わるようになり、その結果衣類を傷めたゆする、ま
た使用者に洗濯Ｍｉ２に破損が生じ水洩れを起している
と誤解され易いことがあった。このため前述した如く、
溢水パイプｌＯの溢水口１１は回転時水面１５の状態で
も溢水しないように高い位！Ｇこ設けである。なお上記
渦流によるすり林状の水面１５の形状は衣類の量が少な
ければ少ない程強力になって、溢水量は大となる。

しかしながら、衣類の量が少ないとき溢水濯ぎ（給水り
ながら濯ぐ）を行なうと、パルセータ−６の回転前にお
ける静止状態での水面１４は変化せず、洗濯槽２内昏こ
注入される水は自然に溢水パイプ１０の溢水口１１より
流出するが、パルセータ−６を回転させて溢水温ぎをす
ると、図中に１６で示す如く水面はすり林状になり、洗
濯槽内壁面での高さは静止状態での水面１４より高くな
る。この場合、溢水濯ぎであるから、溢水口１１からの
水の流出は意図するところであるが、溢水濯ぎ中の洗濯
槽内壁面での水位１７と、洗濯積上端面１８との間のゆ
とり高さｈが小さくなる。なおこの場合にも上記水位１
７の高さは、洗濯Ｎ２内での衣類の量および位置により
変化し、急激な衣類への撹拌力が加わると、極部的に上
記水位１７が不当に高くなって、ゆとり高さｈが更に小
さくなり、時には洗濯［２の上端面１８から水が飛び出
し、床面を濡らすことがあった。

従って本発明は上述した問題点を解決し、水位表示の高
の位置での洗濯、ため濯ぎをその時の水量を減少させる
ことなく行なえるようにすると共に、溢水温ぎ時のすや
林状になった洗濯槽内壁面での水位の上昇による水の飛
び出しを防止し、スムースに溢水濯ぎが行なえるように
することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

洗濯槽内へ給水するための注水パイプの途中に、複数の
羽根を有する水車を回動自在に内設したポケット部を設
け、かつ上記水車の支持軸の一端を上記ポケット部より
シールド支持して外出させ、その端部に作動軸を固設し
、上記作動軸に連結体を介して弁体な取や付け、上記水
車支持軸の回転と共動する作動軸の回転により、上記弁
体による溢水パイプの開閉を行なうようにＬ１洗濯槽上
部に洗濯槽内壁上方の一部を外方へ突出形成することに
より空間室を設け、この空間室底部に上記溢水パイプを
取り付け、この溢水パイプの上端溢水口を、洗Ａｌ！内
の水位表示の高水位と同じ高さ位置とした洗濯機である
。

また本発明における上記弁体の比重を１より大なもので
形成する。

〔作用〕

本発明による洗濯機は上述した如く構成しであるため、
衣類等の洗濯時またはため濯ぎ時に、洗濯槽の水位表示
の高のところまで水を入れ、かすり林状になったとき、
洗濯槽内壁面での水位が高くなり、溢水口より水が溢流
するようになっても、溢水パイプ中にある弁体が比＠１
より大であるため、溢水パイプを閉じた状態にするため
、洗濯槽内の水が洗濯槽外に流出するのを防止する。こ
のため洗濯水またはた嘘ぎ水の減少を防止できる。

また溢水濯ぎの場合には給水しながら潅ぐため、水道栓
を開いて注入パイプより水が連続的に洗濯桁内に供給さ
れる。このとき給水圧で、上述した如く注水パイプの途
中に設けたポケット部内の水車が回転し、水車支持軸従
ってこれに固定された作動軸が回転し、これにとりつけ
られた連結体が巻き上げられ、その先に取り付けた弁体
が上昇して溢水パイプが開放される。

このため洗濯槽内に注入される水は、パルセータ−が回
転していないときでも、溢水パイプの溢水口と水位表示
の高の位置とが同じ高さのため、水位を高の位置に保ち
つつ溢水パイプを通って溢水は洗濯機外に流出させるこ
とができる。

またパルセータ−を回転させ、水面状態がすり林状にな
ったときでＬ、同様に槽水は槽水パイプを通って洗濯機
外に流出でき、洗濯槽内の水面は水位表示の高の位置で
保持できる。このため、洗濯槽内壁面での水位は従来の
如く高くなることがなく、ゆとり高さｈを大きいままに
することができて水の飛び出しを防止できる。

〔実施例〕

以下本発明の一実施例について、第１図、箒２図Ａおよ
び第２図Ｂを参照して説明する。第１図は本発明洗濯機
の縦断面図であり、第２図Ａおよび第２図Ｂは要部説明
図である。なおこれらの図に力いて、第３図の従来の洗
済状において使用した部分と同一部分で変更のないもの
は第３図における参照番号と同じ参照番号を使用した。

第１図において、１は洗濯機外装体であり、この中に洗
濯槽２が設けである。また洗濯槽２の底部には排水口１
９を形成し、またノ（ルセーター６が回転自在に配設し
てあり、この）＜ルセーター６は駆動モーター（図示せ
ず）により、ベルト２０およびプーリー２１を介して回
転される。２２は排水弁でその入口側は上記排水口１９
とホース２３にて接続され【いる。また洗濯槽２の内壁
上方の一部を外方へ突出せしめて形成した空間室３が設
けてあり、洗濯［２と空間室３の間は透水孔４を有する
フィルター５で仕切られている。このフィルター５また
はその近彷には図示する如く、高、中、低等の水位表示
がなされている。上記空間室３の底部間ロアに排水管８
に連通する円筒部９を取り付けてあり、この円筒部９の
入口、即ち上記空間室間ロアには上方に向って溢水パイ
プ１０が挿着しである。本発明によればこの溢水パイプ
の溢水口１１は上記水位表示の高の高さと同じ高さ位置
にしである。

また上記溢水パイプ１０は第１図および第２図Ａに図示
する如く、段付パイプで形成してあり、この直径の大な
る部分１０’には球体からなり比重が１より大なる弁体
２４があり上記段付パイプ１０の段付部に嵌入しである
。この弁体２４は連結体２５の一端に連結してあり、こ
の弁体２４は後述する如くして、役付パイプの役付部で
同パイプ内での水の流通を開閉する。

本発明によれば第１図に示す如く、空間室３の上に操作
パネル２６を設け、二の挿作パネル２６内には給水弁２
７とそれの出口側に連結した後に詳述する注水パイプ２
８を設けである。

上記給水弁２７の入口側は機外ホース２９により水道栓
３０と連結しである。なお上記給水弁２７は設けなくて
もよく、この場合にはト蒐外ホース２９と注水パイプ２
８とを直接連結する。

次に上記注入パイプ２８について第２１／ＪＡおよび第
２図Ｂを参照して説明する。

本発明によれば、上記注水パイプ２８の途中にポケット
部３１を設け、このポケット部３１内に羽根を有する水
車３２を回転自在に設けである。このため上記水車３２
はその支持軸３３が注水パイプ２８の下辺２８′とほぼ
同一水平面上にあるようにして、注水パイプ２８中の流
水が水車３２の羽根に当り、その力で回転するように取
り付ける（第２図Ｂ参照）。また水車３２の支持軸３３
の一端は上記ポケット部３１よりシール材３４にてシー
ルド支持して外出させ（第２図Ａ参照）、この端部に作
動軸３５を固設する。この作動軸３５には前述した弁体
２４に連続した連結体２５の一端を固着しである。なお
３６は連結体２５のガイドである。

上述した構成の洗濯機で、衣類等の洗濯またはため濯ぎ
をする場合、水道栓３０を開き、ホース２９および注水
パイプ２８を介して洗濯槽２内に水位表示の高の位置ま
で水を注入する。

このときポケット部３１内の水車３２は流水の力により
回転し、水車３２の支持軸３３に固着された作動軸３５
も共動回転し、連結体２５が作動軸３５により巻き上げ
られ、従って弁体２４も巻き上げられるが弁体２４は第
１図および第２図Ａに２４７で示す如くガイド３６の下
端で停止する。水が上述した如く水位表示の高の位置ま
で注入されたとき、水道栓を止めると、注水パイプ２８
内を流れる水がなくなるため、水車に働く流水の力がな
くなり、このとき、弁体２４はその自重により降下して
第１図および第２図Ａに２４で示す如く、溢水パイプ１
０の大なる部分１０’の下端に位置し、溢水パイプ１０
の流路を閉じる。このときの水位は第１図に３７で示す
。

次にパルセータ−６を回転すると水面は第１図に３８で
示す如くすり林状になり、洗濯槽２の内壁部の水位は、
水位３７より高くなるが、弁体２４が溢水パイプ１０の
通路を閉じているので、洗濯槽２内の水は槽外に流出す
ることがなく、従って減水することがない。このため減
水による衣類の損傷を防止できる。

次に注水パイプ２８から給水しながら濯ぎを行なう溢水
濯ぎの場合には、上述した洗濯またはたき濯ぎの始めの
注水をそのまま停止することなくパルセータ−６を回転
すれば良いのであって、この時弁体２４は上述した如く
ガイド３６の下端で停止しく２４′で示す）、溢水パイ
プ１０は開放されて溢水流水は溢水パイプ１０、円筒部
９、排出管８を通って流出し、溢水濯ぎを継続できる。

このときパルセータ−６の回転により洗濯槽内の水位は
高くなりかけるが、この高くなった水部分は、始めの水
位の高さく即ち高の位［３７）と同じ高さの位置に設け
である溢水パイプ１０の溢水口１１から水が流出するの
で、水位を不当に高くすることがなく、ゆとり高さｈを
そのまま保ちつつスムースに濯ぎを継続することができ
る。このため、槽２の外へ水が飛散することを防止でき
る。

〔発明の効果〕

以上述べた如く本発明の洗濯機によれば、溢水口の高さ
を、洗濯槽内の水位表示の高の高さと同じにしてあり、
ため濯ぎの時は上記弁体により溢水パイプの水通路が閉
じられて減水が防止され、また溢水濯ぎの時には、給水
圧により弁体が引き上げられて溢水パイプの水通路が開
放され、溢水が上記高位のままで流出せしめられるので
高水位のままで濯ぐことができ、衣類の損傷もしくは水
の飛散を防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明洗濯機の一実施例の縦断面図であり、第
２図Ａおよび第２図Ｂはその要部説明図であり、第３図
は従来の洗濯機の縦断面図である。 ３−ｍ−空間室、１０−一一溢水パイブ、１１−一溢水
口、２４−ｍ−弁体、２５−−一連結体、２８−一一注
水パイブ、３１−ｍ−ポケット部、３２−一水車、３３
−ｍ−支持軸、３５−ｍ−作動軸、３６−−−ガイド。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、水道栓に取り付けた機外ホースから洗濯槽内へ給水
   するための注水パイプの途中に、複数の羽根を有する水
   車を回動自在に内設したポケット部を設け、かつ上記水
   車の支持軸の一端を上記ポケット部よりシールド支持し
   て外出させ、その端部に作動軸を固設し、上記作動軸に
   連結体を介して弁体を取り付け、上記水車支持軸の回転
   と共動する作動軸の回転により、上記弁体による溢水パ
   イプの開閉を行なうようにし、洗濯槽内上部に、洗濯槽
   内壁上方の一部を外方へ突出形成することにより空間室
   を設け、この空間室底部に上記溢水パイプを取り付け、
   この溢水パイプの上端溢水口を洗濯槽内の水位表示の高
   水位と同じ高さ位置としたことを特徴とする洗濯機。 ２、上記弁体の比重が１より大である特許請求の範囲第
   １項記載の洗濯機。