JPS6229044B2 - - Google Patents
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- JPS6229044B2 JPS6229044B2 JP18756981A JP18756981A JPS6229044B2 JP S6229044 B2 JPS6229044 B2 JP S6229044B2 JP 18756981 A JP18756981 A JP 18756981A JP 18756981 A JP18756981 A JP 18756981A JP S6229044 B2 JPS6229044 B2 JP S6229044B2
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- thermostat
- spring
- interlocking
- plate
- water heater
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Landscapes
- Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
- Cookers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、手動復帰式サーモスタツトを内蔵し
た発熱体を有する電気湯沸し器に関し、被加熱物
の温度制御の精度、信頼性及び耐久性を高めると
共に、安全で経済的かつ、操作性に優れたものを
提供しようとするものである。
た発熱体を有する電気湯沸し器に関し、被加熱物
の温度制御の精度、信頼性及び耐久性を高めると
共に、安全で経済的かつ、操作性に優れたものを
提供しようとするものである。
以下に本発明の実施例について添付図面を参照
して説明する。
して説明する。
図において、1は水中式発熱体であり、水等を
入れる容器2の内底部透孔に耐熱性を有するシリ
コンゴム等のパツキング3を介して容器遮へい板
4、緩衝ゴムパツキング5、保持金具6、波形ば
ね座金7、平座金8等と共に、内周に複数個の爪
を有しばね性のある止め輪9で水密的に取付けら
れている。この水中式発熱体1は、中央部に膨出
部を設けた丸皿状でステンレス製の上シーム板1
aと、マイカ板に発熱線を巻回した発熱材を耐熱
性が高いマイカ板等の上・下絶縁材で挟持し、中
央部に夫々透孔を有した発熱部材1bと、中央部
に段付透孔を有する丸皿状の下シーム板1cと、
その下シーム板1cの段付透孔に装着し、リング
状溝1dと貫通孔1eを備えたステンレス製取付
部材1fにより構成され、上シーム板1aと下シ
ーム板1cとの外周端部を溶接により水密に接合
してなる。10は手動復帰式サーモスタツトであ
り、第5図〜第7図に示すように、セラミツクの
底面を有する円筒状の絶縁ボデー10aの底面中
央に設けられた貫通孔に連動軸10bを摺動自在
に挿入し、連動軸10bの前記絶縁ボデー10a
の内部側の端部に抜け止めが施され、他端は絶縁
ボデー10aの底面を貫通し外部へ突出し復帰釦
10cを固着し、前記絶縁ボデー10aの内部に
固定接点10dと可動ばね10eを固着し、可動
ばね10eの中央下部には前記連動軸10bの端
部を位置し、可動ばね10eには、固定接点10
dの下位置に可動接点10fを固着し、可動ばね
10eの中央上部に接する如くに立設する連結碍
子10gを摺動自在に挿入する貫通孔を有するス
ペーサー10hを介して、連動ばね10i、熱応
動板10jとを順次積層し、アルミ板等の熱伝導
のよい材料の受感板10kで絶縁ボデー10a内
に収納している。前記連動ばね10iの反転力は
前記熱応動板10jの反転復帰力より大きくして
ある。前記手動復帰式サーモスタツト10は、前
記取付部材1fの貫通孔1eから挿入され、前記
絶縁ボデー10aの底面に一方の端部を被着し他
端に2本のリブ11a,11bを備え、中央部に
貫通孔11cを有するセラミツク等で形成された
サーモ保持部材11と、ばね性のある両端部12
a,12bを前記保持金具6に設けられた取付部
6aにねじ13を用いて着脱自在に係合し、前記
サーモ保持部材11のリブ11a,11bの間に
中央部の両側に立設されたつば12c,12dを
嵌合する取付金具12とにより、前記上シーム板
1aの膨出部に感熱的に押圧保持されている。1
4は中央部に段付部14aを有した連結部材であ
り、前記段付部14aを境に一方は前記サーモ保
持部材11の貫通孔11cの摺動自在に挿入さ
れ、かつ、前記手動復帰式サーモスタツト10の
復帰釦10cの下方に位置し、他方は前記取付金
具12の中央部に設けられた透孔12eを貫通し
突出ている。
入れる容器2の内底部透孔に耐熱性を有するシリ
コンゴム等のパツキング3を介して容器遮へい板
4、緩衝ゴムパツキング5、保持金具6、波形ば
ね座金7、平座金8等と共に、内周に複数個の爪
を有しばね性のある止め輪9で水密的に取付けら
れている。この水中式発熱体1は、中央部に膨出
部を設けた丸皿状でステンレス製の上シーム板1
aと、マイカ板に発熱線を巻回した発熱材を耐熱
性が高いマイカ板等の上・下絶縁材で挟持し、中
央部に夫々透孔を有した発熱部材1bと、中央部
に段付透孔を有する丸皿状の下シーム板1cと、
その下シーム板1cの段付透孔に装着し、リング
状溝1dと貫通孔1eを備えたステンレス製取付
部材1fにより構成され、上シーム板1aと下シ
ーム板1cとの外周端部を溶接により水密に接合
してなる。10は手動復帰式サーモスタツトであ
り、第5図〜第7図に示すように、セラミツクの
底面を有する円筒状の絶縁ボデー10aの底面中
央に設けられた貫通孔に連動軸10bを摺動自在
に挿入し、連動軸10bの前記絶縁ボデー10a
の内部側の端部に抜け止めが施され、他端は絶縁
ボデー10aの底面を貫通し外部へ突出し復帰釦
10cを固着し、前記絶縁ボデー10aの内部に
固定接点10dと可動ばね10eを固着し、可動
ばね10eの中央下部には前記連動軸10bの端
部を位置し、可動ばね10eには、固定接点10
dの下位置に可動接点10fを固着し、可動ばね
10eの中央上部に接する如くに立設する連結碍
子10gを摺動自在に挿入する貫通孔を有するス
ペーサー10hを介して、連動ばね10i、熱応
動板10jとを順次積層し、アルミ板等の熱伝導
のよい材料の受感板10kで絶縁ボデー10a内
に収納している。前記連動ばね10iの反転力は
前記熱応動板10jの反転復帰力より大きくして
ある。前記手動復帰式サーモスタツト10は、前
記取付部材1fの貫通孔1eから挿入され、前記
絶縁ボデー10aの底面に一方の端部を被着し他
端に2本のリブ11a,11bを備え、中央部に
貫通孔11cを有するセラミツク等で形成された
サーモ保持部材11と、ばね性のある両端部12
a,12bを前記保持金具6に設けられた取付部
6aにねじ13を用いて着脱自在に係合し、前記
サーモ保持部材11のリブ11a,11bの間に
中央部の両側に立設されたつば12c,12dを
嵌合する取付金具12とにより、前記上シーム板
1aの膨出部に感熱的に押圧保持されている。1
4は中央部に段付部14aを有した連結部材であ
り、前記段付部14aを境に一方は前記サーモ保
持部材11の貫通孔11cの摺動自在に挿入さ
れ、かつ、前記手動復帰式サーモスタツト10の
復帰釦10cの下方に位置し、他方は前記取付金
具12の中央部に設けられた透孔12eを貫通し
突出ている。
上記構成において、水中式発熱体1と手動復帰
式サーモスタツト10は、第8図に示す如く直列
結線されている。15は取付金具12の透孔12
cより突出した連動部材14を囲むように設置す
るばねであり、前記取付金具12の中央部とレバ
ー16の一端に挟持され、前記レバー16の一端
は操作軸14の下方に位置し、前記レバー16の
略中央は前記保持金具6に不動的に取付けられた
取付板17と軸18により回動自在に取付けられ
ている。前記レバー16の他端はボデー20に設
けられた切欠き穴20aを貫通して外部に突出
し、釦19と係合している。ボデー20は容器2
の下部に配置され、容器2の係合段部2aに係止
した係止部材21をねじ22で結合すると共に、
容器2の下方に被着した容器パツキング23をボ
デー20で押圧保持し、ボデー20内に容器2を
保持している。24は裏板であり、ボデー20の
下部に配置され、ねじ止めされている。25はコ
ードプラグ、26は把手、27は蓋、28は飾り
バンドである。
式サーモスタツト10は、第8図に示す如く直列
結線されている。15は取付金具12の透孔12
cより突出した連動部材14を囲むように設置す
るばねであり、前記取付金具12の中央部とレバ
ー16の一端に挟持され、前記レバー16の一端
は操作軸14の下方に位置し、前記レバー16の
略中央は前記保持金具6に不動的に取付けられた
取付板17と軸18により回動自在に取付けられ
ている。前記レバー16の他端はボデー20に設
けられた切欠き穴20aを貫通して外部に突出
し、釦19と係合している。ボデー20は容器2
の下部に配置され、容器2の係合段部2aに係止
した係止部材21をねじ22で結合すると共に、
容器2の下方に被着した容器パツキング23をボ
デー20で押圧保持し、ボデー20内に容器2を
保持している。24は裏板であり、ボデー20の
下部に配置され、ねじ止めされている。25はコ
ードプラグ、26は把手、27は蓋、28は飾り
バンドである。
次に上記構成における動作について説明をす
る。
る。
第1図に示す電気湯沸し器に使用した場合、容
器2に水を入れ内底部に水密的に取付けられた水
中式発熱体1に給電すると、発熱部材1bが発熱
し、上・下シーム板1a,1cを介して水を加熱
する。このとき手動復帰式サーモスタツト10の
熱応動板10jは上シーム板1aの膨出部の天面
に感熱的に取付けられており、この膨出部は水中
に突出しているので水温と略同温度となり、第6
図に示す如く、熱応動板10jは水温を感知して
反転動作し、接触している連動ばね10iを反転
させる。次に連動ばね10iは連動碍子10gを
押し下げ、連動碍子10gの端面によつて可動ば
ね10eが押し下げられ、可動接点10fと固定
接点10dの間を開き通電を断つ。この状態で、
第3図に示す如く、ただちにボデー20の外部に
突出した釦19を矢印A方向に動作すると、前記
釦19と係合するレバー16が、矢印B方向に略
中央部を支点として回動し、前記レバー16の他
端上方に位置する連動部材14を矢印C方向に摺
動させ、連動部材14の上方に位置する前記手動
復帰式サーモスタツト10の復帰釦10cを押す
ことになり、連動軸10bが可動ばね10eを押
し上げ可動接点10fと固定接点10dを接触さ
せると共に、連結碍子10gと可動ばね10eに
より押し上げて、連動ばね10iと熱応動板10
jを強制的に反転復帰しようとするが熱応動板1
0jの温度がOFF動作温度を越えているので、
熱応動板10jは復帰せず変形歪の蓄積がなされ
ない。
器2に水を入れ内底部に水密的に取付けられた水
中式発熱体1に給電すると、発熱部材1bが発熱
し、上・下シーム板1a,1cを介して水を加熱
する。このとき手動復帰式サーモスタツト10の
熱応動板10jは上シーム板1aの膨出部の天面
に感熱的に取付けられており、この膨出部は水中
に突出しているので水温と略同温度となり、第6
図に示す如く、熱応動板10jは水温を感知して
反転動作し、接触している連動ばね10iを反転
させる。次に連動ばね10iは連動碍子10gを
押し下げ、連動碍子10gの端面によつて可動ば
ね10eが押し下げられ、可動接点10fと固定
接点10dの間を開き通電を断つ。この状態で、
第3図に示す如く、ただちにボデー20の外部に
突出した釦19を矢印A方向に動作すると、前記
釦19と係合するレバー16が、矢印B方向に略
中央部を支点として回動し、前記レバー16の他
端上方に位置する連動部材14を矢印C方向に摺
動させ、連動部材14の上方に位置する前記手動
復帰式サーモスタツト10の復帰釦10cを押す
ことになり、連動軸10bが可動ばね10eを押
し上げ可動接点10fと固定接点10dを接触さ
せると共に、連結碍子10gと可動ばね10eに
より押し上げて、連動ばね10iと熱応動板10
jを強制的に反転復帰しようとするが熱応動板1
0jの温度がOFF動作温度を越えているので、
熱応動板10jは復帰せず変形歪の蓄積がなされ
ない。
次に第6図の状態から第7図の状態への移行を
説明する。熱応動板10jが反転動作し、第6図
の状態になつた後、自然冷却されると、熱応動板
10jは第5図の状態に反転復帰しようとする。
そしてある温度以下になると熱応動板10jは反
転復帰し、第7図のように熱応動板10jは端部
で連動ばね10iを押圧し、連動ばね10iを反
転させようとするが、このときの熱応動板10j
の反転復帰力は連動ばね10iの反転力よりも小
であるため、連動ばね10iは反転させられず、
第7図の状態を保つ。すなわち、固定接点10d
と可動接点10fは開の状態を保つこととなる。
説明する。熱応動板10jが反転動作し、第6図
の状態になつた後、自然冷却されると、熱応動板
10jは第5図の状態に反転復帰しようとする。
そしてある温度以下になると熱応動板10jは反
転復帰し、第7図のように熱応動板10jは端部
で連動ばね10iを押圧し、連動ばね10iを反
転させようとするが、このときの熱応動板10j
の反転復帰力は連動ばね10iの反転力よりも小
であるため、連動ばね10iは反転させられず、
第7図の状態を保つ。すなわち、固定接点10d
と可動接点10fは開の状態を保つこととなる。
次に第6図の状態から第5図の状態へ、サーモ
スタツト10を手動復帰させる場合について説明
する。この動作は熱応動板10jのOFF時動作
温度とON時動作温度との温度差を約15degと
し、熱応動板10jの曲率を小さくしているの
で、熱応動板10jの反転OFF動作後、約1〜
2分で強制的反転復帰可能となり、再度湯沸し通
電でき、実用価値の高いものである。即ち、通常
の湯沸しにおいて、水量900c.c.、湯温95℃でOFF
の時1〜2分後には、1〜2deg程度湯温が低下
するのみであり、実用上全く支障はない。従つ
て、熱応動板10jの反転OFF動作後、1〜2
分で熱応動板10jを強制的復帰させても、前述
の如く熱応動板10jの温度差及び曲率を小さく
しているので、変形歪が小さく、信頼性劣化には
至らない。釦19の力を排除すると、前記レバー
16の一端と取付金具12の中央部に挟持された
ばね15がレバー16の一端に矢印D方向の力を
与え、レバー16が略中央部を支点として矢印E
方向に回動させ、ボデー20の外部に突出した釦
19を当所の位置に戻し、前述の如く釦19がボ
デー20の側面にあり、自動的に初期の位置に戻
る為、電気湯沸し器本体を持ち上げることなく再
通電を可能とでき操作性の向上ができる。
スタツト10を手動復帰させる場合について説明
する。この動作は熱応動板10jのOFF時動作
温度とON時動作温度との温度差を約15degと
し、熱応動板10jの曲率を小さくしているの
で、熱応動板10jの反転OFF動作後、約1〜
2分で強制的反転復帰可能となり、再度湯沸し通
電でき、実用価値の高いものである。即ち、通常
の湯沸しにおいて、水量900c.c.、湯温95℃でOFF
の時1〜2分後には、1〜2deg程度湯温が低下
するのみであり、実用上全く支障はない。従つ
て、熱応動板10jの反転OFF動作後、1〜2
分で熱応動板10jを強制的復帰させても、前述
の如く熱応動板10jの温度差及び曲率を小さく
しているので、変形歪が小さく、信頼性劣化には
至らない。釦19の力を排除すると、前記レバー
16の一端と取付金具12の中央部に挟持された
ばね15がレバー16の一端に矢印D方向の力を
与え、レバー16が略中央部を支点として矢印E
方向に回動させ、ボデー20の外部に突出した釦
19を当所の位置に戻し、前述の如く釦19がボ
デー20の側面にあり、自動的に初期の位置に戻
る為、電気湯沸し器本体を持ち上げることなく再
通電を可能とでき操作性の向上ができる。
また、手動復帰式サーモスタツト10と水中式
発熱体1とが直列結線されている為、第1図に示
すような電気湯沸し器に通電を行なうと、サーモ
スタツトが被加熱体の温度を感知して前述の如く
動作を行ない通電を断ち、その後、比較的短時間
(水量900c.c.の場合、10〜12分)で、第7図に示す
如く、熱応動板10jが反転復帰するが、連動ば
ね10iの反転力を熱応動板10jの反転復帰力
より大きくしているので、連動ばね10iは反転
せず、接点を開の状態としており、外部より復帰
釦10cを押さない限り再通電を行なわない為、
無駄な電気を使わずにすみ、非常に経済的であ
る。また同様に、自動的に何回も通電が繰返され
ない為、被加熱体の蒸発によつて被加熱体が完全
になくなつてしまつた状態で通電することがな
く、安全性においても極めてよい。
発熱体1とが直列結線されている為、第1図に示
すような電気湯沸し器に通電を行なうと、サーモ
スタツトが被加熱体の温度を感知して前述の如く
動作を行ない通電を断ち、その後、比較的短時間
(水量900c.c.の場合、10〜12分)で、第7図に示す
如く、熱応動板10jが反転復帰するが、連動ば
ね10iの反転力を熱応動板10jの反転復帰力
より大きくしているので、連動ばね10iは反転
せず、接点を開の状態としており、外部より復帰
釦10cを押さない限り再通電を行なわない為、
無駄な電気を使わずにすみ、非常に経済的であ
る。また同様に、自動的に何回も通電が繰返され
ない為、被加熱体の蒸発によつて被加熱体が完全
になくなつてしまつた状態で通電することがな
く、安全性においても極めてよい。
また、前述の如く、取付金具13の着脱により
サーモスタツト10の着脱が自在になるので電気
湯沸し器の組立後にサーモスタツト10又はその
他の部分に不具合点が発生した時、不具合側を良
品にとりかえ、再組立可能となる。従つて不具合
側だけ廃棄すればよく、経済的である。
サーモスタツト10の着脱が自在になるので電気
湯沸し器の組立後にサーモスタツト10又はその
他の部分に不具合点が発生した時、不具合側を良
品にとりかえ、再組立可能となる。従つて不具合
側だけ廃棄すればよく、経済的である。
尚、本考案のレバー16を第9図、第10図に
示す如く、釦19の取付部16′aとばね材等の
弾性部16′bと連動部材14を動作させる動作
部16′cに分割し、取付部16′aと動作部1
6′cとを弾性部16′bが接続する構成であるレ
バー16′とし、前記レバー16′の動作部16′
cと弾性部16′bの接続部と重なり合うが如
く、かつ、適切な空間を設けて、停止部材29と
を備えて、矢印F方向に釦19を押すと、レバー
16′は略中央部を支点として回動し、他端で連
動部材14を上方に押し上げ、連動部材14の他
端で手動復帰式サーモスタツト10の復帰釦10
cを押し、両接点を接触させると同時にレバー1
6′の弾性部16′bと動作部16′cの接続部が
直下に位置する停止部材29とぶつかり合い、動
作部16′cの回動を停止させる。更に第10図
に示す如く釦19に矢印G方向に力を加えると、
弾性部16′bが湾曲するが、動作部16′cは全
く回動せず、連動部材14へは、一定の力以上の
ものがかからず、手動復帰式サーモスタツト10
の接点へ必要以上の力を加えることなく復帰動作
を行なわせることができる。従つて、レバー1
6′の一部に弾性部16′bを備え、レバー16′
の動作部の回動を必要以上にさせない停止部材2
9を備えることにより、手動復帰式サーモスタツ
ト10に必要以上の力を加えることなく、前記サ
ーモスタツト10の復帰釦10cの0.5mm程度の
微かな動作を拡大し、釦19の操作感触をより確
かなものとすることができる。更に、前述のレバ
ー機構を内装するボデー20の形状が低い形状で
あつて、ボデー20内部での動作が大きくできる
場合であつても、前述の如くレバー16′の動作
部16′cの微小な動きを、弾性部16′bで拡大
し、取付部16′aに係合している釦19の操作
時における確実な感触を与えることができその効
果は極めて大きい。
示す如く、釦19の取付部16′aとばね材等の
弾性部16′bと連動部材14を動作させる動作
部16′cに分割し、取付部16′aと動作部1
6′cとを弾性部16′bが接続する構成であるレ
バー16′とし、前記レバー16′の動作部16′
cと弾性部16′bの接続部と重なり合うが如
く、かつ、適切な空間を設けて、停止部材29と
を備えて、矢印F方向に釦19を押すと、レバー
16′は略中央部を支点として回動し、他端で連
動部材14を上方に押し上げ、連動部材14の他
端で手動復帰式サーモスタツト10の復帰釦10
cを押し、両接点を接触させると同時にレバー1
6′の弾性部16′bと動作部16′cの接続部が
直下に位置する停止部材29とぶつかり合い、動
作部16′cの回動を停止させる。更に第10図
に示す如く釦19に矢印G方向に力を加えると、
弾性部16′bが湾曲するが、動作部16′cは全
く回動せず、連動部材14へは、一定の力以上の
ものがかからず、手動復帰式サーモスタツト10
の接点へ必要以上の力を加えることなく復帰動作
を行なわせることができる。従つて、レバー1
6′の一部に弾性部16′bを備え、レバー16′
の動作部の回動を必要以上にさせない停止部材2
9を備えることにより、手動復帰式サーモスタツ
ト10に必要以上の力を加えることなく、前記サ
ーモスタツト10の復帰釦10cの0.5mm程度の
微かな動作を拡大し、釦19の操作感触をより確
かなものとすることができる。更に、前述のレバ
ー機構を内装するボデー20の形状が低い形状で
あつて、ボデー20内部での動作が大きくできる
場合であつても、前述の如くレバー16′の動作
部16′cの微小な動きを、弾性部16′bで拡大
し、取付部16′aに係合している釦19の操作
時における確実な感触を与えることができその効
果は極めて大きい。
また、同様に、レバー16′の一部に弾性部を
有するように、ばね性を備えた部材で一体に製作
しても、同効果を得ることができる。
有するように、ばね性を備えた部材で一体に製作
しても、同効果を得ることができる。
なお、発熱体はスペース式の発熱体であつても
同様の効果が得られることは言うまでもない。
同様の効果が得られることは言うまでもない。
以上の説明から明らかなように、本発明の電気
湯沸し器は、従来の欠点を解消し、温度制御の精
度、信頼性、耐久性、安全性を高めると共に、経
済的かつ操作性に優れた実用的なものであり、そ
の価値は大なるものである。
湯沸し器は、従来の欠点を解消し、温度制御の精
度、信頼性、耐久性、安全性を高めると共に、経
済的かつ操作性に優れた実用的なものであり、そ
の価値は大なるものである。
第1図は本発明の一実施例を示す電気湯沸し器
の一部欠截正面図、第2図は同要部の斜視図、第
3図は同要部の断面図、第4図は同要部の分解斜
視図、第5図、第6図、第7図は同電気湯沸し器
の手動復帰式サーモスタツトの断面図、第8図は
同電気湯沸し器の回路図、第9図、第10図は本
考案の第2の実施例を示す電気湯沸し器のレバー
及び停止部材の断面図である。 1……水中式発熱体、2……容器、10……手
動復帰式サーモスタツト、11……サーモ保持部
材、12……取付金具、14……連動部材、15
……ばね、16……レバー、17……取付板、1
8……軸、19……釦、20……ボデー、29…
…停止部材、50……従来の手動復帰式サーモス
タツト。
の一部欠截正面図、第2図は同要部の斜視図、第
3図は同要部の断面図、第4図は同要部の分解斜
視図、第5図、第6図、第7図は同電気湯沸し器
の手動復帰式サーモスタツトの断面図、第8図は
同電気湯沸し器の回路図、第9図、第10図は本
考案の第2の実施例を示す電気湯沸し器のレバー
及び停止部材の断面図である。 1……水中式発熱体、2……容器、10……手
動復帰式サーモスタツト、11……サーモ保持部
材、12……取付金具、14……連動部材、15
……ばね、16……レバー、17……取付板、1
8……軸、19……釦、20……ボデー、29…
…停止部材、50……従来の手動復帰式サーモス
タツト。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 有底容器の底面に発熱体を備え、この発熱体
の中央部内面に手動復帰式のサーモスタツトを当
接し、ばね性を有する部材で前記サーモスタツト
を感熱的に押圧保持し、一端が湯沸し器本体外部
に突出し他端が前記サーモスタツトの復帰釦下方
に設けられた連動部材の下方に位置し、かつ、略
中央部で回動自在に軸支された操作レバーを設
け、前記サーモスタツトは連動ばねと熱応動板を
重ねて受感板で保持してなり、熱応動板の反転復
帰力より連動ばねの反転力を大としたことを特徴
とする電気湯沸し器。 2 操作レバーの一部にばね性を有する部材を備
えた特許請求の範囲第1項記載の電気湯沸し器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18756981A JPS5889217A (ja) | 1981-11-20 | 1981-11-20 | 電気湯沸し器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18756981A JPS5889217A (ja) | 1981-11-20 | 1981-11-20 | 電気湯沸し器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5889217A JPS5889217A (ja) | 1983-05-27 |
JPS6229044B2 true JPS6229044B2 (ja) | 1987-06-24 |
Family
ID=16208386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18756981A Granted JPS5889217A (ja) | 1981-11-20 | 1981-11-20 | 電気湯沸し器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5889217A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6033928U (ja) * | 1983-08-13 | 1985-03-08 | タイガー魔法瓶株式会社 | 電気ポット |
JPH0314096Y2 (ja) * | 1985-06-29 | 1991-03-29 | ||
JPS6373916A (ja) * | 1987-07-31 | 1988-04-04 | 松下電器産業株式会社 | 湯沸し器 |
-
1981
- 1981-11-20 JP JP18756981A patent/JPS5889217A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5889217A (ja) | 1983-05-27 |
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