JPS62290079A - 電気機器用端子台 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 ［発明の分野］ この発明は、例えばリレーなどの電気機器をプリント基
板の配線に電気的に接続するソケットを備えた電気機器
用端子台に関するものである。

［従来技術とその問題点］ この種の従来一般の端子台においては、電気機器の外部
端子に電気的に接続されるソケット端子の全てが一枚の
プリント基板における各種パターン配線にろう付は手段
にて電気的に接続されていた。

しかしながら、このような従来の端子台においては、特
に近年のリレーでみられるように小形でかつ外部端子密
度の高い電気機器に適用する場合、上記プリント基板に
おけるパターン配線相互間の絶縁距離が非常に小さくて
所期の電気絶縁効果が得られないおそれがある。

そこで、やむをえず、上記のような小形高密度構造のも
のに適用する場合、ソケット端子間の接続を絶縁被覆電
線の配線手段で行なうか、あるいは、ソケット端子間の
距離を、パターン配線による接続であっても必要かつ十
分な絶縁距離が確保できるように、十分に広くとるかの
何れかが採られていた。

しかし、前者の電線配線手段による場合は、高度に熟練
された配線技術を要するとともに、プリント基板へのパ
ターン配線でみられるような量産化の導入が困難で製品
のコストアップは免れない。また、後者の手段による場
合は、端子台全体が大形化する欠点がある。

［発明の目的］ この発明は、上記の従来品における欠点を除去するため
になされたもので、パターン配線といった安易な配線手
段を採用し、かつ全体を小形としながらも、絶縁距離を
十分に確保できる電気機器用端子台を提供することを目
的としている。

［発明の構成と効果］ 上記の目的を達成するため、この発明に係る電気機器用
端子台は、電気機器の外部端子に電気的に接続可能なソ
ケット端子を有する状態で端子台に固定されたソケット
における上記ソケット端子を、積層重合された複数枚の
プリント基板の配線に対して、適宜分離した状態で電気
的に接続したことを特徴としている。

この発明に係る電気機器用端子台によれば、上記ソケッ
トのソケット端子をプリント基板のパターン配線に接続
するにあたって、そのソケット端子のうち、１枚のプリ
ント基板のみではパターン配線間の絶縁距離が不足、不
十分になる可能性がある一部のソケット端子を、前者１
枚目のプリント基板に積層重合させた別のプリント基板
のパターン配線に接続することにより、パターン配線間
の実質的な絶縁距離を、水平面内での距離と上記の重合
プリント基板の厚味との合計値以上にできて、小形高密
度構造のものにおいても所期の電気絶縁効果を十分に確
保することができる。

しかも、配線はパターン配線といった技術的に容易で、
かつ量産化が可能な手段を採用できるから、製品全体の
コストダウンを図ることができる。

［実施例の説明］ 以下、この発明の実施例を図面にもとづいて説明する。

第１図および第２図はこの発明に係る電気機器用端子台
の一例を示すもので、同図において、１は外部接続端子
２を有し、かつ内部にプリント基板３を内蔵し、その下
部にベース５を備えた端子台で、上記接続端子２は、例
えば端子片２ａとビス２ｂとからなり、電気絶縁性のバ
リアｌａ間に複数個設けられ、上記端子片２ａのリード
片２Ｃを上記プリント基板３の配線３Ａにろう付けする
ことにより、電気的に接続されている。

４は上記端子台１に固定されたソケットで、ここでは例
えば異種の４個のソケツ）４ａ、４ｂ。

４ｃ　、４ｄが密接配置され、各ソケット４（４ａ、４
ｂ、４ｃ、４ｄ）は電気機器１例えばリレー６の外部端
子７を挿脱自在とする複数の端子孔８と、上記外部端子
７が端子孔８内に挿入されたとき、その外部端子７に電
気的に接続されるソケット端子９とを有する。

１０は動作表示用の発光ダイオードで、このダイオード
ｌＯはそのリード線１０ａを上記プリント基板３の配線
にろう付けすることにより、電気的に接続されている。

１１は各リレー６のコイル端子（図示省略）接続用の端
子であり、電気絶縁台１２に圧入されてその下端部が上
記プリント基板３の配線３Ａにろう付けすることにより
、電気的に接続されている。

上記構成のリレー用端子台ｌにおいて、上記プリント基
板３は第３図、第４図で明示のように、相互に積層重合
させた主、補助２枚の基板３−１．３−２からなり、上
記ソケット４における各ソケット端子９のうち、一部の
ものが主プリント基板３−１のパターン配線３Ａにろう
付けして電気的に接続される一方、残部のものが上記主
プリント基板３−１に形成の孔３ａを経て補助プリント
基板３−２のパターン配線１３Ａにろう刊けして電気的
に接続されている。

上記のように構成されたリレー用端子台ｌにおいて、上
記主プリント基板３−１のパターン配線３Ａに電気的に
接続されたソケット端子９を含む電気回路と、上記補助
プリント基板３−２のパターン配線１３Ａに電気的に接
続されたソケット端子９を含む電気回路との絶縁距離は
、基板３−１．３−２の面方向に沿った水平距離と補助
プリント基板３−２の厚味との合計値となり、水平方向
の離間距離が小さくとも、実質的な相互間の電気絶縁距
離は十分に確保することができる。

なお、プリント基板３の積層重合枚数は３枚以上であっ
てもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図はこの発明に係る電気機器用端子台
の一例を示すもので、第１図は全体の外観斜視図、第２
図は全体の縦断面図、第３図および第４図はソケットと
プリント基板との接続部を示す分解斜視図および組付斜
視図である。 １・・・端子台、２・・・外部接続端子、３−１．３−
２・・・プリント基板、４・・・ソケット、６・・・電
気機器、７・・・外部端子、８・・・端子孔、９・・・
ソケット端子。 Ｕ　　　　　　　）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）外部接続端子を有し、かつプリント基板を内蔵し
   た端子台に、電気機器の外部端子を挿入抜出自在とする
   端子孔とこの端子孔内に上記外部端子が挿入されたとき
   、その外部端子に電気的に接続されるソケット端子とを
   有するソケットを固定し、このソケットの上記ソケット
   端子の一部を上記プリント基板の配線に接続するととも
   に、上記ソケット端子の残部を上記プリント基板に重合
   させた別のプリント基板の配線に接続したことを特徴と
   する電気機器用端子台。