JPS62289736A - 分光測定装置 - Google Patents

分光測定装置

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JPS62289736A
JPS62289736A JP61133442A JP13344286A JPS62289736A JP S62289736 A JPS62289736 A JP S62289736A JP 61133442 A JP61133442 A JP 61133442A JP 13344286 A JP13344286 A JP 13344286A JP S62289736 A JPS62289736 A JP S62289736A
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spectral
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light
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JP61133442A
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Nobukazu Kawagoe
宣和 川越
Masahito Inaba
稲葉 政仁
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は、分光検出器の分光感度の半値巾不良や迷光等
の影響による1lt11定誤差を数値演算処理により補
正するようにした分光11jll定装置に関する乙ので
ある。
(従来の技術) 従来、分光測定装置としては、干渉フィルタ、分光プリ
ズムや回折格子を用いて入射光を波長に応して分光し、
各波長に対応した位置にそれぞれ受光素子を配置して、
その受光素子の出力から測光拮果を得るものは知られて
いる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の分光測定装置において
は、分光プリズムや回折格子などの分光手段がその波長
の光のみを各受光素子に導くのではないので、その他の
波長の光も1つの受光素子に入射してしまうことがある
。例えば、500n+自の光を測定するために配置され
た受光素子に対して、分光手段は500nmの光のみを
その受光素子に導くわけではなく、他の波長の光もこの
受光素子によって受光されてしまう。そして、分光手段
の分解能、光学系における迷光の発生する可能性や受光
素子の半値巾などに応じてその影響が増減する。
このように、従来の分光測定装置においては、各受光素
子の出力自体に誤差を有しているので、各受光素子の出
力はその波長の測定結果と正確に一致せず、正確な分光
測定は不可能である。
そこで、本発明はこのような点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、上述したような測定誤差による測定
精度の悪化を改善することができる分光測定装置を提供
することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明に係る分光aIす定装置にあっては、上述の目的
を達成するために、第1図に示すように、入射光を分光
する分光手段(Fl)と、前記分光手段(Fl)により
分光された各光を受光する複数の受光手段(P D i
)と、前記分光手段(Fl)と各受光手段(P D i
)とを組み合わせた分光検出器の各分光感度Si(λ)
を測定波長領域を分割してなる区分波長領域毎に積分し
た値に対応する分光感度情報(aij)を記憶する記憶
手段(B IJ)と、各受光手段(PDi)の出力(O
i)、前記記憶手段(B+、+)に記憶された分光感度
情報(aij)および前記各区分波長領域の光強度(P
 i)の関係から成立する連立方程式を解くことにより
前記各光強度(P i)の1直を演算する演算手段(M
 T X )とを備えるものである。
く作用) 本発明にあっては、入射光は分光手段(Fl)により分
光され、この分光された光は、複数の受光手段(PDi
)により受光される。各受光手段(PDi)の出力(O
i)は、他の波長の光の影響を受けている場合があり、
必ずしもその波長における真の光強度(P i)を表す
ものではない。隣接する波長の光の影響を含む出力(O
i)から真の光強度(P i)を得るために、記憶手段
(B Ll)には、前記分光手段(Fl)と各受光手段
(P D i)とを組み合わせた分光検出器の各分光感
度Si(λ)を測定波長領域を分割してなる区分波長領
域毎に積分した値に対応する分光感度情報(aij)が
記憶されている。演算手段(M T X )では、各受
光手段(P D i)の出力(01)、前記記憶手段(
B IJ)に記憶された分光感度情報(aij)および
前記各区分波長領域の光強度(P i)の関係から成立
する連立方程式を解くことにより前記各光強度(Pl)
の値を演算する。これによって、他の波長の光の影響を
除去された各波長についての真の光強度(P i)が得
られるものである。
(実施例) 以下、本発明の好ましい実施例を図面と共に説明する。
第2図は、本発明の一実施例のブロンク図である。第2
図において、SL、S2は入射光を波長毎の光に分解し
、それぞれの波長毎の光強度に比例した光電流を並列に
出力する分光センサーであり、バンドパスフィルターア
レイFl、F2とシリコンフォトダイオードアレイPD
AI。
P D A 2で構成されている。PDAI、PDA2
は、それぞれ40個のシリコンフォトダイオードが直線
的に並んだシリコンフォトダイオードアレイである。シ
リコンフォトダイオードアレイPDAl、PDA2には
それぞれ、バンドパスフィルクーアレイFl、F2が光
路中に配置されている。
バンドパスフィルターアレイFl、F2は、透過波長が
異なる多数の光学的バンドパスフィルターを直線的にそ
の透過波長が短波長側がら長波長側ノ\連続的に変わる
ように並へたものである。上記バンドパスフィルターア
レイF1.F2を通して、光をシリコンフォトダイオー
ドアレイPDAI。
PDA2に入射することにより、フォトダイオードアレ
イにおける各フォトダイオードの検出する光の波長が、
短波長がら長波長へ連続的に変1ヒするようになってい
る。
照明回路く3)によってパルスキセノンランプ(2)か
ら発せられた光は、1部は光源の分光エネルギー分布の
ばらつきを測定するために、光源測定用分光センサーで
あるS2に入射され、残りの1部は測定試料(1〉を照
明する。測定試料(1)からの反射光は、試料測定用分
光センサーであるSlに入射される。センサーSL、S
2に入射した光の波長ごとのエネルギーに比例した光電
流が、センサーS1.S2の各シリコンフォトダイオー
ドから出力される。PDAI、PDA2の各シリコンフ
ォトダイオードからの光電流は、測光回路部(4)へ入
力され、各シリコンフォトダイオードごとに、積分及び
A/D変換され、その値は、入出力ボート(5)分道し
て、制御・演算部(6)へ入力される。照明回路(3)
は、入出力ボート(5)を介して、制御 演算部(6)
によって制御される。測光回路部(4)及び照明回路(
3)の詳しい構成及び動作については、後述する。
制御・演算部(6)は、システム全体の制御と演算を行
なう中央処理装置(CPU)である。制御・演算部(6
)には、制御・演算部(6)が実行するプログラムを格
納したリードオンリーメモリー(ROM)であるプログ
ラム格納部(7)と、演算データやシステムの状態等分
記憶するランダムアクセスメモリー(RAM)であるデ
ータ格納部(8)と、分光センサーS1.S2の検出波
長や各種補正定数等3記憶した電気消去可能なプログラ
マブルリードオンリーメモリー(EEPROM)である
分光センサーデータ格納部(9)と、外部のパーソナル
コンピューター等外部機器との間で、データを入出力す
るための外部入出力ポート(1o〉と、フロッピーディ
スク装置やハードディスク装置等、磁気記憶装置(12
)を制御する磁気記憶装置制御部(11)と、液晶やC
RTからなる表示部(14)を制御する表示制御部(1
3)と、キーボード(15)とプリンター(16)と現
在時刻を計時するリアルタイムクロック(17)が接続
されており、これらは制御・演算部(6)によって制御
される。
第3図、第4図、第5図は測光回路部(4)の回i¥(
4図であり、第6図、第8図は測光のタイミングチャー
ト、第9図は測光制御プログラムのフローチャートであ
る。まず、第3図はシリコンフォトダイオードアレイP
DA1.PDA2の中の任意の1個のシリコンフォトダ
イオードPDiに接続されている電流電圧変換回路及び
積分回路を示している。シリコンフォトダイオードアレ
イPDA1、PDA2のすべてのシリコンフォトダイオ
ードにそれぞれ第3図の回路が接続されている。第3図
において、○Pliは演算増幅器であり、反転入力端子
と出力端子間にフィードバック抵抗Rfiが接続されて
いる。演算増幅器○Pliの非反転入力は、グランドに
接続されている。シリコンフォトダイオードPDiのア
ノードは、演算増幅器OP 1 iの反転入力端子に接
続されており、PDlのカンードはグランドに接続され
ている。演、算増幅器OP 1 iの出力端子は積分用
抵抗Rc iの一端に接続されており、積分用抵抗Rc
 iの他端は、アナログスイッチS W 1 iの入力
端子に接続されている。アナログスイッチS ’VV 
1 iの出力端子は演算増幅器OP 2 iの反転入力
端子に接続されている。アナログスイッチS W 1 
iのコントロール端子は、後述する積分コントロール信
号CHGに接続されている。演算増幅器OP 2 iの
反転入力端子と出力端子の間には積分用コンデンサCc
iと積分リセット用アナログスイ・ソチS W 2 i
とが並列に接続されている。アナログスイッチS W 
2 iのコントロール信号は後述する信号RESに接続
されている。また、演算増幅器OP 2 iの反転入力
端子は放電用アナログスイッチS W 4 iの入力に
接続され、アナログスイッチS W 4 iの出力は放
電用抵抗RDiの一端に接続され、抵抗ROiの他端は
、−5Vに接続されている。アナログスイ・・・チS 
W 4 iのコントロール信号を便宜上、ADiと名付
けることにする。演算増幅器OP 2 iの非反転入力
はグランドに接続され、出力端子は、アナログスイッチ
SW 3 iの入力端子に接続されている。アナログス
イッチS W 3 iの出力端子は1更宜上、Oiと名
1寸けることにする。アナログスイッチS W 3 +
のコントロール信号はアナログスイッチ5W4iのコン
トロール(3号であるA D i信号に接続されている
。便宜上、以上の回路をまとめてA N (i>と名付
ける。
第6図は、第3図の回路の動作を説明するタイミングチ
ャートである。以下、第6図のタイミングチャートを使
って第3図の回路の動作を説明する。時刻t1において
RES信号がLowレベル、CHG信号がHighレベ
ルになり、アナログスイッチS W 2 iがOFF、
アナログスイッチS〜VliがONになる。それと同時
か、もしくは少し遅れて、照明回路(3)により、パル
スキセノンランプ(2)が発光し、その光はバンドパス
フィルターアレイF1又はF2と通って、シリコンフォ
トダイオードPDiに入射する。シリコンフォトダイオ
ードPDiに光が入射すると、入射光の強度に比例した
光電流11iが、PDiのアノードがら演算増幅器OP
 1 iの反転入力端子の方へ流れ、そのほとんど全て
がフィードバック抵抗Rfiに流れる。演算増幅器○P
liの出力電圧■11は下式で表わされる。
V1i=−11i・Rfi   ・・・■現在、アナロ
グスイッチ5W1iがON 、 S w 21がOFF
なので積分用抵抗Rc iを通して、演算増幅器OP 
1 iの出力端子から積分用コンデンサCciに向かっ
て下式の電流I2iが流れる。
積分用演算増幅器0P2iの出力電圧■21は、下式の
ようにI2iを時間積分したものになる。
従って、V 2 iはシリコンフォトダイオードPDi
に入射する光の強度の時間積分値に比例した電圧になる
。パルスキセノンランプ(2)の発光が終了した後の時
刻t2にCHG信号がLo−になり、アナログスイッチ
3 W l iがOFFになる。この時点で積分用演算
増幅器OP 2 iの出力電圧V21はホールドされる
。その後、時刻t3にA D i信号がHighになり
、アナログスイッチS W 4 i 、 S ”v’J
31がONになる。積分用コンデンサCciに充電され
ている電荷はアナログスイッチ5W4iと放電用抵抗R
Diを通して一5■へ下式で表わされる定電流I3iで
放電される。
従って積分用演算増幅器0P2iの出力電圧V21は直
線的に減少していく。信号Oiの動作及びこれ以後の時
刻における動作は後述する。
第4図は測光回路の中の1ブロツク(第にブロック)を
示す回路図である。シリコンフォトダイオードアレイP
DA1.PDA2の中の合計80ケのシリコンフォトダ
イオードを10ケずつ8ケのブロックに分ける。本実施
例では、1つのブロック内に含まれるシリコンフォトダ
イオードが連続したlOゲになるように分ける。第4図
に示すように、第にブロック(k=o、1.・・・、7
)の中の10ケのシリコンフォトダイオードPDj−P
Dj士q(j−4X 10)のアノードはおのおの前記
の電流電圧変換 積分回路A N (j)〜AN(j+
9>に接続されている。シリコンフオトタ・イオードの
カソードは全て、クラン1ζに接続されている。回路A
 N (j)〜AN(jモ9)の中のアナログスイッチ
SW 3 j〜5W3j士sの出力Oj〜Oj十sは全
てコンパレータCMPkの非反転入力に接続されている
。コンパレータCM P kの非反転入力は、抵抗R1
kを介して+5■に接続されている。コンパレータCλ
IPkの反転入力は、負の基準電圧−VBに接続されて
いる。コンパレータCM P kの出力をCkとする。
ADj〜ADj十sはそれぞれ、回路AN(j)〜、八
へ(j+9〉の中のアナログスイッチ5W4j〜5W4
j+g 、 S W 3 j〜S ”# 3 j+sの
コントロール信号て′ある。
便宜上、第4図の回路ブロックをBLOCK(k>(k
=0.1.2.・ ・、7)と名付ける。
第5図は本実施例の測光回路全体の回路図である。F 
1 、F 2は前記バンドパスフィルターアレ、イで、
7)す、PDAI、PDA2は前記シリコンフォトダイ
オードアレイである。PDAl、PDA2の中のシリコ
ンフォトダイオードはそれぞれ10ゲずつのllブロッ
ク、つまり、P D A LとP D A2とをきわせ
てSプロ・・りに分かれ、それ−Pれ第4f’fflテ
説明しり回路ブOIりB L OCK (0) 〜BL
 OCK (7)に接続さnている。全てのシリコンフ
ォトダイオードのカソードはグランドに接続されている
IC1は4人力16出力のデコーダである。IC1の「
入力端子はイネーブル端子であり、口がHighの時に
は、Q0〜Q15の出力すべてがLowになる。ばがL
owの時にはA、B、C,D入力端子に入力される4ビ
ット信号に応じて出力Q0〜Q lsのうちの1つがH
ighになり、他はLowになる。
本実施例では、Q Io〜Q lsは使用しないので、
回路図中には記述していない。A、B、C,D、E入力
とQ。〜Q、の関係を第1表に示す。
(以下余白) 第1に たたし、上表において、 1−1  ト1iε11し△、ル L・ LOWレベル X:)I又はL この機能を実現するものとしては、例えばCM 08−
ICの4514がある。
ICIの出力Q、は、A D o、 A D 1o 、
 A D 2 o、 AD 30 、 A D 、。、
 、へD 、o 、 A D s o 、 A D t
 oと接続され、出力Q1は、A D 1. A D 
+ + 、 A D 21 、 A D ) l 、 
A D * + 。
A D s + 、 A D a + 、 A D ?
 +と接続され、出力Q2は、A D 2 、−A D
 l 2 、 A D 2□、A D 32.A D 
4□、AD5□、AD6□、AD・2と接続され、出力
Q、は、A D 、、A D+ 3 、 A D 2v
 、 、A D ) 3 、 A D 4 s 、 A
 D S 3 、 A D 63 、 A D 73と
接続され、出力Q4は、A D 、、A D 、、、A
 D 24+A D 34 、 A D 、、 A D
 S 4 、 A D 64 、 A D 71と接続
され、出力Q5は、A D s 、 A D + s 
、 A D 2 S 、 A D 3 S 、 A D
 4s 。
A D 、s 、 A D a s 、 A D ? 
Sと接続され、出力Q6は、A D s 、 A D 
+ s 、 、A D 26 、 A D 36 、 
A D 4 s 、 A D s s 、 AD s 
a 、 A D 7sと接続され、出力Q7は、A D
 7.A D+ t 、 A D 2 t 、 AD 
37 、 A D 4 ? 、 A D S 7 、 
A D 6 t 、 A D 77と接続され、出力Q
8は2.A D s 、 A D 1a 、 A D 
= s 。
A D 3 g 、 A D + s 、 A D s
 s 、 A D s a 、 A D t sと接続
され、出力Q、は、A D 9 、 A D + s 
、 A D : s 、 、A D 39 、 A D
 、s 。
、へD 59 、 A D s 9 、 A D 7 
sと接続されている。
また、すべての回路ブロックl3LOCK(0)〜BL
OCK(7)の中のコンパレータ出力CO〜C7は8人
力NORゲートであるIC2に入力されている。また、
各コンパレータ出力CO、CI 、C2)C3、C4、
C5、C6、C7はそれぞれ、2人力ANDゲートであ
るIC4,IC5,IC6,IC7,IC8,IC9,
IC10,IC11の一方の入力に接続され、IC4,
IC5,IC6,I(つ7゜IC8,IC9,ICl0
.ICI 1のもう一方の入力は、すべて2人力NOR
ゲートIC3の出力に接続されている。IC12,IC
l3.IC14゜Ic1s、■c16.■c17.xc
1s、■c19は、16ビツトのカウンタであり、CL
 R入力の立ち上がりエツジでカウント値がOにクリア
ーされ、CK入力の立ち上がりエツジてカウント値がま
たけ加算される。O20は、A、”D変換用基準クロッ
クを出力するための発振器である、○SCの出力は2人
力NORゲートIC3の一方の入力に接続されている。
入出力ボート(5)(ユ第2図の説明の時に述べたもの
で、ろり、第3図の説明の時に後述すると述べた信号R
ES及びCHGは、入出力ボート(5)の出力て゛ある
。デコーダICIのE、A、B、C,D入力は入出力ボ
ート(5)の出力である。8人力NORゲートIC2の
出力は、入出力ボート(5)のADE入力に入力される
。入出力ボート(5)のCLR出力は、カウンタIC1
2゜ICl3.IC14,ICl3.IC16,IC1
7゜ICl3.IC19のCLR入力に接続されている
。入出力ボート(5)の百出力は2人力NORゲートI
C3の一方の入力に接続されている。2人力N ORゲ
ート■C3のもう一方の入力には、発振器O8Cの出力
が入力されているのて′、2人力NORゲートIC3の
出力としては、[信号がLOII+のときには発振器o
SCの出力の反転信号か出力され、口信号がHighの
時には常にLowとなる。
カウンタIC12,ICl3.IC14,ICl3゜I
 C16、I C17、I C18、I C19の出力
CTO,CT1.CT2.CT3.CT4.CT5.C
T6、CT7は入出力ボート(5)に入力される。
第7[]は照明回路(3)を説明するためのブロック図
である。第7図において(2)、(3)、(5)の番号
は第2図のものと対応している。(35)は照明回路用
電源であり、9■程度の低電圧直流電源である。(31
)はブロッキング発振を利用した昇圧回路であり、パル
スキセノンランプ発光用の電荷を蓄積するためのメイン
コンデンサ(37)に充電するための電源を供給する。
(32)は電圧制御回路であり、メインコンデンサ(3
7)の充電電圧を検出し充電電圧が所定の最高電圧より
も高くなると、FCHG1出力をLowレヘレベし、メ
インコンデンサ(37)の充電電圧が前記最高電圧より
も低い所定の最低電圧よりも低くなると、FCHGI出
力なHigbレベルにし、前記充電電圧が前記最高電圧
と前記最低電圧の間にあるときは、FCHGI出力には
それまでの状態を保持させるというヒステリシスを持っ
た電圧検出回路である。
前記昇圧回路(31)は前記電圧制御回路(32)から
のFCHGI信号と、入出力ボート(5)からの昇圧制
御信号FCHG2を入力する。FCHG2信号は、入出
力ボート(5)からの出力て′、CPU(6)が入出力
ボート〈5)を介して、昇圧回路(31)からの電源供
給を制御するための信号である。前記昇圧回路<31〉
は、前記FCHGI信号とFCHG2信号を入力し、両
信号共にHigl+レベルの時だけ、電源供給を行なう
。(36)は、メインコンデンサ(37)から昇圧回路
(31)に電流が逆流するのを防止するためのダイオー
ドである。従って、入出力ボートく5)からのFCHG
2出力か)lighレベルの間、電圧制御回路(32)
からの出力FcHG1により、昇圧回路(31)が制御
され、メインコンデンサ(37)の充電電圧は、前記最
高レベルと最低レベルの間になるように制御される。(
33)はメインコンデンサ(37)の充電電圧と、前記
最低電圧と同じかまたはそれよリム低い、所定の充電完
了電圧とを比穀し、前記充電電圧の方が高い場合はVC
HIく出力信号を)ligl+にし、前記充電電圧の方
か低い場合はV CHK出力信号をLowにする。但し
、前記最高電圧、最低電圧、充電完了電圧は、パルスキ
セノンランプ(2)が発光可能な電圧よりも、高く設定
しである。前記電圧検出回路(33)からのVCHK信
号は入出力ボート(5)に入力されており、CPU(6
)は入出力ボート(5)を介してVCHK信号を入力す
ることにより、照明回路(3)が発光可能な状態にある
か否かを判別する。(34)はパルスキセノンランプ(
2)を発光させるための発光用トリガー回路であり、入
出力ボート(5)からのFLASH信号の立ち上がりエ
ツジでパルスキセノンランプ(2)を発光させる。CP
U(6)は入出力ボート(5)を介してF L A S
 H信号を制御することにより、照明回路(3)の発光
タイミングを制御する。
第8図は本実施例の測光タイミング?示すタイミングチ
ャートであり、第9図(a)(b) (c)(d)i:
 CP tJ (6)による測光回路部(4)の制+f
f1lと測定値を算出するための演算の手順を示すフロ
ーチャートである。以下、第8図のタイミングチャート
と第9図のフローチャートに沿って測光動作f:説明す
る。第9図(a)の#1において、CPtj(6)は入
出力ボート(5)を通して照明回路(3)からの充電完
了信号V CHKご入力し、V CHKがHighしベ
ルか否かを判別することにより、照明回路(3)が発光
可能かどうかを判別する。VCHKがLowならば発光
準備が完了していないので、#2に進みエラーフラグE
RRFを1にしてリターンする。
VCHKがHighならば発光可能なので#3に進み、
昇圧制御信号FCHG2をLou+にする。FCHG2
がLo−になると、前記昇圧回路(31)は電源供給を
停止するが、完全に停止するまで100マイクロ秒程度
の時間を要するので、#4で時間待ちを行なう。測光の
前に昇圧回路(31)の電源供給を停止する理由は、昇
圧回路〈31)は電源供給を行なっている間、高電圧の
発振を行なっており、測光回路部(4)に有害なノイズ
発生源となるためである。
次にCPU(6)は#5に進み、RES信号をLOLI
にし、CHG信号をHighにして積分動作を開始する
。その直後に#6のステップで、F L A S H信
号をHighにしてパルスキセノンランプ(2)を発光
させる。前述したようにパルスキセノンランプ(2)か
ら発せられた光は、一部は光fiffil定用分光セ定
寸分光センサーし、残りの一部は測定試料(1)に照射
され、測定試料(1)からの反射光が試料測定用分光セ
ンサーS1に照射される。分光センサーSL、S2に入
射した光は、それぞれバンドパスフィルターアレイF1
.F2によって分光され、シリコンフォトダイオードア
レイPDAI。
PDA2に入射し、PDAI、PDA2の中のシリコン
フォトダイオードはそれぞれ、分光された光強度に比例
した光電流を出力する。各シリコンフォトダイオードか
らの光電流は、第6図のタイミングチャートの説明の時
に述べたように、0式に従って電流電圧変換され、0式
に従って積分される。このため、積分回路の出力電圧v
2o〜■27、は、第8図に示すように正の方向へ増大
する。
CPU(6)は#7のステップで発光が終了するまでの
時間待ちを行い(本実施例では3 m5ec>、#8の
ステップでCHG信号をLowにして積分動作を終了す
る。この状態で、積分出力電圧V2.〜■27、には、
各シリコンフォトダイオードに入射した光の強度の時間
積分値に比例した電圧が保持される。この時、FLAS
)I信号もLou+レベルに戻し、次の発光に備えてお
く。
次にCPU(6)は#9に進み、ここで、変数Nを0に
設定する。変数Nは第5図の中のデコーダICIのA 
、B 、C、D入力に、入出力ボート(5)3通して出
力される値であり、変数Nを2進数で表現した時、0ビ
ツト目がA、1ビツト目がB、2ビツト目がC13ビツ
ト目がDに対応している。
次に#10で入出力ボート(5)のCLR出力出力エト
1181]、カウンタIC12,ICl3.IC14゜
ICl3.IC16,1C17,ICl3.IC19の
カウント(直をOにクリアーする。次に#11で変数N
の値0を入出力ボート(6)からICIのA。
B 、C、D端子に出力する。次に#12のステップで
CL Rtz号をLou+に戻し、百信号をLou+に
する。
今、A、B 、C、D入力がすべてLowなので、第1
表に示すようにQ0信号がHigl+になってADi(
i−〇、10.20.30,40.50.60.70)
がHighになり、アナログスイッチ5W3i、5W4
i(i=0.10.20.  ・・・、60.70)が
導通状態になる。従って前述したように、積分出力電圧
V2i(i=0.10,20.  ・・・、60.70
>は直線的に減少して行く。この時、コンパレータCM
PO,CMP  1  、CMP2.CMP3.C八1
 P4.CMP5.CMP6.CMP7の非反転入力は
、それぞれアナログスイッチS W 3 o 、 S 
W 3 lo 、 S ”rV 32o 、 S W 
330 、 S W 34 G 、 S W 35o 
、 S W 3 s o 、 S ”iV 37゜を通
して、V 2 o、V 21o、V 220.V 23
0.V 24o、V25゜、V 2 so、V 270
に接続されている。今、■2゜の電圧に注目して説明す
ると、■2oはアナログスイッチSW3゜を通してコン
パレータCMPOの非反転入力に接続されている。前述
のように、■2oの出力は直線的に減少して行くが、コ
ンパレータCM P oの反転入力端子の基準電圧−V
日よりもV2oの方が高い場きは、コンパレータCMP
Oの出力COは)lighである。CO倍信号、2人力
ANDゲートIC4の一方の入力に接続されており、I
C4の他方の入力には、発振器O8Cの出力と口信号と
のNORが入力されているので、カウンタIC12のク
ロック入力端子CK Oには式■の論理式で示される信
号か入力されている。
CKO=(O8C+E)・C0=O3C−E、CO・・
■ 従ってカウンタIC12のクロック人力CKOにはコン
パレータ出力COがHighで口信号がり。
Wの時だけ、クロックパルス信号が入力される。
#12で[信号がLowになり、現在、コンパレータ出
力COはHighなのでカウンタIC12はクロフクパ
ルスの計数を行っている。時間の経過とともにV2oの
電圧は直線的に減少して行き、前記基準電圧−VBより
も低くなると、コンパレータ出力COは](ighから
Lowに切り換わる。COがLou+になると、■式に
よりクロック入力CK Oにはクロックパルス信号が入
力されなくなり、カウンタIC12は計数を停止する。
従ってカウンタIC12のカウント1直CTOは、口信
号がLowになってから、COがLowになるまでの時
間に比例した値となり、すなわち、(v 20十■8)
の電圧値に比例した値となる9このようにして、シリコ
ンフォトダイオードPDOの光電流の積分値がA/D変
換されたことになる。■2 I O+■ 2□O+ ■
 23゜+V  2 ao、V  2 so、V  2
 so、V  2 フ。の電圧も、上記と同様にしてA
/D変換され、カウンタICl3.IC14,ICl3
.IC16,IC17、ICl3.IC19のカウント
値CTkは、下式で表わされる値になる。
CTk= C+(V 2 j+ Vs)   ・・・■
(ただしC1は比例定数) k=0.1,2.  ・・27 j=にン〈10 前述したように、すべてのコンパレータCMPO〜CM
P7の出力CO〜C7は、それぞれ8人力NORゲート
IC2の1つの入力に接続されており、IC2の出力A
DEはコンパレータ出力CO〜C7がすべてLowにな
った時のみ+(ighで、それ以外の場合はLowであ
る。コンパレータ出力CO〜C7がすべてLo11+に
なるということは、V2゜、V 210.V 2゜。、
V 23o、V 240.■25o、■2 G。、■2
□。のA/D変換がすべて終了したということである。
CPU(6)は#13のステップでADE信号を入出力
ボート(5)から入力し、)(iHhかどうかをチェッ
クする。もしADE信号がHighでなければHigh
になるまでADE信号の入力とチェックを繰り返す。A
DE信号がHighになれば、#14に進み口信号を)
lighにする。口信号がHighになると、デコーダ
I CLの出力Q。〜Q、はすべてLowになり、アナ
ログスイッチSW4 i、SW31(i=0.10.2
0,30,40.50.60.70)が01”Pになり
、積分出力V2i(i=0.10.20.30.40.
50.60.70)の電圧は直線的な減少を停止し、そ
の時点の電圧に保持される。また、コンパレータCMP
k(k=o、l 、2.・・・、7)の非反転入力は、
プルアップ抵抗R1kによってHlghlになり、コン
パレータ出力CkはHighになるが、K信号が)−1
ighなので、■式によりカウンタIC12〜IC19
による計数は行なわれず、その時点のカウント1直ひ保
持する。
次にcPU(6)は′i15で入出力ボート(5)を通
してカウンタ1c12〜IC19のカウント(直CTO
,CTI 、Cr2.・・・、Cr7を入力し、それぞ
れ配列変数CM 1 (N)、CM 1 (N+10)
CMI(N+−20)、・・・、CMI(N+70)に
格納する。現在、Nは0なので、CMI(0)、CMl
 (10)、CM 1 (20)、・ ・ ・、CMl
(70)となり、つまりV 2 iのA/D変換値がC
M 1 (i)(i=0.10.20.・・・170)
に格納されたことになる。次に#16でNを1だけ増や
し、Nが10であるかどうか3判別して10でなければ
#10に戻る。#10から#15まで実行すると、N=
0の時と同様にして今度はN=1であるから積分出力V
 21= V 2 + I、 V 221 、 V 2
3 + 、 V 24 + 、 V 251 、V 2
61 、V 271がA/D変換され、配列変数CMl
(1)、CMl(11)、CMl(21)、CMI(3
1)、Cr、lN−41)、CMl(51)、CMl<
61)。
CMI(71)に格納される。#16てNを+1し、以
降、Nが10になるまで#10〜#17をくり返すと、
すべての積分出力V 2 iがA/D変換され、CMI
(i)に格納される。■21とCMI(i>の関係は■
弐で表わせる。
CM 1 (i)= C+(V 2 i+VB)   
・・・■#17でNが10になったことが判別されると
、すべての積分出力のA/D変換が終了したことになる
ので、#18でRESをHighにして、積分コンデン
サCci(i=0.1,2.・・・、79)に並列に接
続されているアナログスイッチS W 2 iをONに
し、積分コンデンサCciの電荷を0にする。
さらにここで、A 、B 、C、Dに0を出力し、初期
状態に戻しておく。
次に、第9図(b)の#19に進み、ダークオフセット
の測定に入る。ダークオフセットの測定は、前述したパ
ルスキセノンランプ(2)を発光させての測定である#
5〜#18とほとんど同じであり、ただパルスキセノン
ランプ(2)を発光させないのと、731+1定終了後
に#31のステップで昇圧制御信号F Cl(G 2を
Highにし、昇圧回路(31)による電源供給を再開
させるところが違うだけであるので、タイミングチャー
トは省略しである。#19〜#21でパルスキセノンラ
ンプ(2)を発光させない状態での積分出力V2i(i
=o、1.2.・・・。
79)が得られ、#22〜#31て゛積分出力がすべて
A/D変換され、それぞれ配列変数OF <i)に格納
される。この0F(i)の値は、演算増幅器のオフセッ
トや外光の影響、及び、シリコンフォトダイオードの暗
電流や、アナログスイッチの漏れ電流などの影響をすべ
て含んだ値であり、パルスキセノンランプ(2)を発光
させての測定値であるC M 1 (i)からこのOF
 (i>を差し引くことにより、前記オフセットやシリ
コンフォトダイオードの暗電流、アナログスイッチの漏
れ電流、外光の影響等による誤差をキャンセルすること
ができる。
また本実施例は光源にパルスキセノンランプ(2)を使
用しているので、定常光分光源とした場合のように、光
をチョッピングすることなくダークオフセットを測定す
ることができるので、機械的な駆動部分を必要としない
という長所を持っている。
第9図(c)の#32から#35において、上記のダー
クオフセットの補正を行なっている。すなわち、パルス
キセノンランプ(2)を発光しての測定値であるCMl
li)からダークオフセットの測定値OF (i)を差
し引いた値をCM 1 (i)に格納する。
#36からは分光感度補正の計算を行なう、ここで、分
光感度補正の意味と原理について説明を行なう。第10
図(a)は本実施例で使用する分光センサーS1におけ
る各シリコンフォトダイオードの光電流11iと、電流
電圧変換・積分回路AN (i)(i= 0.1.2 
、・・・・、3つ)の増幅率を掛は会わせた測光回路系
としての分光感度Si(λ)(i−O,1,2,・・・
・、39)である。ただし、λは光の波長である。分光
センサーSl、S2のバンドパスフィルターアレイF1
.F2には赤外線カットと紫外線カットの処理が施して
あり、SOくλ)〜539(λ)は370nmより短い
波長領域と、720nmより長い波長領域での値はほぼ
零である。
SO〈λ)〜539(λ〉は、はぼ10nmピッチで並
んでおり、バンドパスの半値幅は10nn+よりも広く
なっている。また、バンドパスフィルターアレ・イとフ
ォトダイオードアレイの間での内面反射等の影響により
、ピーク波長からかなり離れた波長領域にもJ5度を持
っており、これを分光感度のすそ引きと呼ぶことにする
。分光感度のすそ引きと半値幅が広いことのために、測
定値に誤差を生じる。分光感度補正の計算は、このよう
にすそ引きがあり、半値幅の広い分光感度を持つセンサ
ーの出力から正しい測定値を得るためのものである。
令、分光感度Si(^)<i=0.1.2.  ・・、
3つ)のピーク波長をPKi(i=0.1.2.・  
・、30)とする。そして測定波長領域(本実施例では
370〜72Qnm)を、 F’  K  i  + P  K  i++2   
          (i=0.1.2.     ・
  ・  38 )の波長で区切り、40ケの領域△λ
1(i=0.1゜2)・・・、3つ)に分割する。今、
分光センサーS1に入射する光の分光分布を第10図(
b)に示すように40ケに分割した1つの波長領域内で
はフラットであるように近県し、波長領域△λ1での光
強度をPiとする。この時、Si(λ)の分光感1工を
持つ1個のセンサーの出力をO1(i= 0 、1 。
2)・ ・、3つ)とすると、0!は次の式で表わされ
る。
PK0+ PK。
PKj+PKj4゜ 今、al」を次のように定義する。
PK、+PK。
PKj+PKj++ 2       (j・1.・・・、38)このように
定義すると、0式は次式のように表せる。
上式は、i=0〜39について成り立つので、行列な用
いて次の式が成り立つ。
(ただし、n=39> ・・・0 上式を次のように表す。
〇−△ P    ・・・Q ただし、 0式より、 P−△−1・O・・・■ ここで、A−’は行列△の逆行列である。したがって、
A−’が分かれば、式■により、分光センサーS1の出
力0の値から、入射光の分光エネルギー分布Pを知るこ
とができる。A−13求めるには、まず分光器ご用いて
分光センサーの分光感度SOくλ)〜539(λ)を測
定し、0式に従って、行列△=Ca、ii)を求め、へ
の逆行列A−13計算すれは良い。
以上、便宜上試料測定用分光センサーS1について説明
したが、光源測定用分光センサーS2についても同様で
ある。ここで、入射光の分光エネルギー分布を波長ず1
域八λiの中で、フラットであるというように近似した
が、本実施例は反射物体の分光反射率を測定するための
ものであり、塗料や印刷物なとの反射物体の分光反射率
は概してなたらかな曲線を描き、急・竣な吸収等のない
ものが多いので、このように近似することかできるもの
である。
ここで、再び第9図(c)のフローチャートに従って説
明を行なう。試料)測定用分光センサー(サンプル用セ
ンサー)Slについての0式中の△−1をB=(Bij
)とし、光源測定用分光センサー(リファレンス用セン
サー)82についての0式中の△−1をB’= CB’
ij)とする。#36から#39において、試料測定用
分光センサーS1について0式に示す分光感度補正計算
を行なっている。#40から#43において、光源測定
用分光センサ+ 32について0式に示す分光感度補正
計算3行っている。0式は分光センサーS1については
下記の通っである。
Pl−Σ  Bij  Oj      ・・■」;0 今、分光センサーS1の出力0i(i=0.1.2゜・
 ・、39)は、CMI(i)に格納されており、また
0式で計算したPlをCM2(i)に格納することにす
れば、 CM2(i)=  Σ Bij  CMl(j)   
・りりj=0 (i=o、1,2.  ・ 、39) となる。また、J争式は分光センサーS2については下
記の通って、らる。
今、分光センサーS2の出力はCMI(i+40>(i
=o、1.2.・・・、39)に格納されており、また
0式で計算したPiをCM2(i+40)に格納するこ
とにすると、 (i=0.1.2.・・・、39) となる、なお、Bij及びB’ijの値は分光センサー
データ格納部(9)に、あらかじめ記憶されている。
次に第9図(d)の#44に進み、光源補正の計算を行
なう。本実施例の照明用光源はパルスキセノンランプ(
2)であり、その分光エネルギー分布は発光の度毎に若
干変動する。光源測定用分光センサーS2は、パルスキ
セノンランプ(2)の分光エネルギー分布を試料測定用
分光センサーS1とほぼ同じ波長で測定しているので、
分光センサーS1によって測定された試料光の分光エネ
ルギー分布を、分光センサーS2によって測定された光
源の分光エネルギー分布で対応する波長毎に割算し、そ
の値を測定値とすることにより、光源の分光エネルギー
分布の変動による誤差を消去することができる。#44
から#47でその計算を行なっている。#45でCM 
2 (I )は分光センサーS1の1番目のシリコンフ
ォトダイオードに対応する測定値であり、CM2(I+
40>は分光センサーS2の1番目のシリコンフォトダ
イオードに対応する測定値である。CM 2 (I )
をCM2(I+40)で割った値をCM3(I)に格納
する。それをI−0〜39まで繰り遅し、すべての測定
値を光源補正し、CM3(I)に格納する。以上で照明
光源の分光エネルギー分布の変動の補正を終了し、補正
された値はCM 3 (i>(i= O〜39)に格納
されている。
次に#48に進み、波長補正の計算を行なう。
ここで波長補正の計算の意味を説明する。本実施例の分
光センサーSl、S2は、バンドパスフィルターアレイ
を用いており、ピーク波長はほぼ1Qnm間隔になって
いるが、フィルターの製造時の誤差により、若干の波長
ピッチのばらつきがある。
この波長ピッチのばらつきを直線補間計算により10n
mピッチの値に補正するのが、ここで述べる波長補正の
計算である。
第9図(cl)の#48において、まず波長番号Jをゼ
ロにする。波長番号Jは400nI11から700nl
llの波長領域内の10旧口間隔の波長に付けた番号て
あり、400n+aのときJ=Oで、10nm増す苺に
1だけ増える数値である。■はセンサ一番号であり、#
49でゼロに初期化する。ただし、I−〇はピーク波長
が最も短波長のセンサーの番号であり、長波長側に向か
ってIか1ずつ増える。#50において波長番号Jに対
応する波長Wを計算する。#51において、■番目のセ
ンサーのピーク波長P K (I )と5番目の波長W
とを比較し、PK (I ) < Wであれば、#52
で1を1だけ増やし、#51に戻る。P K (I )
≧W−t″あれは、#53に進む。つまり、#51.#
52において、5番目の波長W以上でかっWに最も近い
ピーク波長分持つセンサーの番号を検索する。#53〜
#55においては、第11図に示すWl、W2.Mの値
を計算する。Wlとは#51.#52で求めたW以上で
Wに最も近いピーク波長を持つセンサーのピーク波長P
 K (I >と、その1つ短波長側のセンサーのピー
ク波長P K (1−1)との差であり、W2とはWと
PK(I−1)との差である。Mは1番目のセンサーの
測定値C,M3(I)と、(I−1)番目のセンサーの
測定値CM3(I−1)との差である。
#56で波長Wにおける測定値を1番目のセンサーと(
I−1)番目のセンサーの測定値から直線補間計算によ
って求め、その値をMEAS(J)とする。#57にお
いて、波長番号Jを1だけ増し、#58て400旧n〜
700nmの範囲がすべて終了したか否かを判別するた
めに、Jが31か否かを判別し、31でなければ#50
に戻り、次の波長における測定値を、前述の補間計算に
より求める。
Jが31になれば、400旧□から700nmの範囲の
10nm間隔の測定値が、補間計算によりすべて求めら
れたことであるから、#59に進んて゛、測光サブーチ
ンを終了し、リターンする。本実施例では説明をわかり
やすくするために#49から#54の処理を設けたが、
波長Wに対応するセンサーの番号やWl、W2等はあら
かじめ計算しておき、分光センサーデータ格納部(9)
に格納しておくこともでき、その場合、#49.#51
.#52゜#53.#54を省略することができる。
以上、本実施例の測光回路動作及び補正計算処理につい
て説明してきたが、次にシステム全体の機能及び動作に
ついて、第12図以降のフローチャートにそって説明を
行う。まずシステムの電源をONにすると、第12図(
a)の#100のステップに進み、入出力ポート(5)
、外部入出力ボート(10)、磁気記憶制御部(11)
、表示制御部(13)、キーボード(15)、プリンタ
ー(16)の初期設定を行なう。次に#101のステッ
プに進み、データ格納部(8)内のメモリーや設定デー
タを初期化する。
次に#102のステップで表示すブルーチンを実行し、
#103でキーが押されているか否かを判別する。表示
すブルーチンについては、後はど詳述する。キーが押さ
れていれば、第12図(b)の#105に進み、キーが
押されていなければ、#104で現在時刻をリアルタイ
ムクロック(17)から入力し、その値を表示して#1
03に戻る0本実施例に用いるキーボード(15)の配
置例ご第26図に示す。
第12図(b)の#105では、押されているキーが°
’MENU”キーかどうかを判別し、そうであれば#1
25のステップで設定に関する処理を行なう設定サブル
ーチンを実行し、#102へ戻る。
キーが“MENU”でなければ#106’\進み、キー
が“CAL”であるかどうかを判別し、そうであれは#
126のステップで標準反射板による校正に関する処理
を行なう校正サブルーチンを実行し、#102へ戻る。
キーが“CAL”でなければ#107に進み、キーが°
“M E A S ”か否かを判別し、そうであれば#
127のステップで測定に関する処理を行なう測定サブ
ルーチン分実行し、#103へ戻る。ただし測定サブル
ーチンは前述した測光サブルーチンとは別のものであり
、後で詳述する。キーが“’MEAS”でなければ#1
08に進み、キーが“5TAT“°かどうかを判別し、
そうであれは#128に進み、測定値の統計計算に関す
る処理を行なう統計サブルーチンを実行し、#102へ
戻る。キーが“’ S T A T ”でなければ#1
09に進み、キーが“D A T A ”かどうかを判
別し、そうであれば#129に進み、表示するa!11
定デー少データタ番号の設定に関するター理を行なうた
めのデータ番号設定サブルーチンを実行し、#103に
戻る。キーが°’DATA’“てなければ#110に進
み、キーが“F E E D ”かどうかを判別し、そ
うであれば#130に進み、プリンター(16)の紙送
りを行なうプリンタ紙送りサブルーチンを実行し、#1
03へ戻る。キーが“’FEED”でなければ#111
に進み、キーがHCOP Y ”かどうかを判別し、そ
うであれば#131に進み、表示画面をプリンター(1
6)にコピーする画面コピーサブルーチンを実行し、#
103へ欠ろ。キーが“HCOPY“°て゛なければ#
112へ進み、キーが“”LIST“で、P)るかどう
か3判別し、そうで、ろれは=132に進み、測定値の
数値データリストを表示部(14)に表示するか、また
はプリンター(16)に印字するか、または外部入出力
ボート(10)へ出力する処理を行なうデータリストサ
ブルーチンを実行し、#102へ戻る。キーが“LIS
T”でなければ#113へ進み、キーが°“DEL”か
どうか金利別し、そうであれば#133に進み、現在表
示中の測定データを消去する処理を行なうデータ消去サ
ブルーチンを実行し、#102へ戻る。キーが“”DE
L”でなければ#114へ進み、キーが°“HELP“
°かどうかを判別し、そうであれば#134へ進み、シ
ステムのrり用方法の説明を表示する処理を行なう使用
説明サブルーチンを実行し、#102へ戻る。キーが“
”HELP”でなければ#115へ進み、キーがCUR
”かどうかを判別し、そうであれば#135へ進み、分
光測定値グラフ表示にカーソルを表示するか否かを設定
するための処理を行なうカーソル0N10FFサブルー
チンを実行し、#103に戻る。キーが’CUR”でな
けれは3116へ進み、キーが−′′であるがどうかを
判別し、そうであれば#136へ進み、前記分光測定値
グラフ表示のカーソルを右移動する処理を行なうカーソ
ル右移動サブルーチンを実行し、#103へ戻る。キー
が°゛→“でなければ#117へ進み、キーが“−°゛
であるかどうかを判別し、そうであれば#137へ進み
、分光反射率グラフ表示のカーソルを左移動する処理を
行なうカーソル左移動サブルーチンを実行し、#103
へもどる。
キーが”−°′でなければ#118へ進み、キーが”D
OUT”か否かを判別し、そうであれば#138へ進み
、外部入出カポ−)−(10)へ測定データを出力する
処理を行なうデータ出力サブルーチンを実行し、#10
3へ戻る。キーが“”D OU T“°でなければ#1
19へ進み、キーが“PRINT”か否かを判別し、そ
うであれば#13つへ進み、測定データをプリンター(
16)にて印字する処理を行なうデータ印字サブルーチ
ンを実行し、#103に戻る。キーが“PRINT”で
なければ、第12図(c)の#120に進み、キーが“
41”が否が念判別し、そうであれば#140へ進み、
分光測定値グラフや色度測定値グラフの表示のスケール
や、表示範囲を設定する処理を行なうレンジ設定サブル
ーチン含実行し、#103へ戻る。キーが°“f1パで
なければ#121へ進み、キーが“f2パか否かを判別
し、そうであれば#141へ進み、分光測定値グラフや
色度測定値グラフの表示に、目盛り用の格子(グリッド
)を表示するか否かを設定するグリッドON / OF
 Fサブルーチンを実行し、#103へ戻る。キーが“
°「2′でなければ#122I\進み、キーが°“r3
°“か否かを判別し、そうであれは#142へ進み、色
彩値計算においてどの表色系を用いるかを設定する処理
を行なう表色系設定サブルーチンを実行17、#102
に戻る。キーが’[3°゛でなければ#123に進み、
キーが“f4゛か否かを判別し、そうであれば#143
へ進み、分光測定値グラフの表示において、測定値と同
時に、基準値も表示するか否か分設定する処理を行なう
基準値ON/○FFサブルーチンを実行し、#103に
戻る。キーが’f4”rなければ、#124に進みキー
が“’[6”か否かを判別し、そうであれば#144へ
進み、表示するグラフの形式及び測定値の単位を設定す
る処理登行なう表示モード設定サブルーチンを実行し、
#102へ戻る。
キーが“f6′でなければ、#103に戻る。
以上、各種キーが押された時の処理について簡単に説明
を行なったが、次に、そのうちの主なものについて、詳
しく説明を行なう。第13図は、前述した設定に関する
処理を行う設定サブルーチンのフローチャートである。
#200のステップで、19種類の設定項目から1つを
使用者に選択させる。次に#201に進み、選択された
項目が「光源Jであるか否かを判別し、そうであれば#
202に進み、使用者にD65.、A、B、C,USE
Rの5つの色彩値計算用光源種別の中から1つを選択さ
せ、#200に戻る。項目が「光源」てなければ#20
3に進み、項目は「視野」が否かを判別し、そうであれ
は#204で、使用者に2°呪野が10°視野かを選択
させて#200に戻る。項目が「視野」でなければ#2
05に進み、項目は1トリガーモード2か否かを判別し
、−二うてあれは#206に進み、測定の開始をどのよ
うに行うかを決定する項目であるところのトリガーモー
ド念、マニュアル、外部hリカー単発、外部トリガ一連
続、タイマーの4つの中から、1つを使用者に選択させ
、#200に戻る。項目が「トリガーモード」でなけれ
ば#207に進み、項目か「トレース波長」か否かを判
別し、そうであれば#208へ進み、選択波長における
分光反射率の時間変化を表示する場きの、その選択波長
を、使用者に設定させ、#200に戻る。項目が1トレ
ース波長」でなければ#209に進み、項目が「限界警
@Jが否かを判別し、そうであれば#210で、基準値
と測定値との間に限界値以上の差があった場合に警吉鴇
埋を行うか否かを使用者に設定させ、#200に戻る。
項目が「限界警告Jてなければ#211へ進み、項目が
[平均回数」か否かを判別し、そうであれは#212へ
進み、Mす定値として河口の測定の平均値分用いるかと
いう平均回数を使用者に設定させ、y 200に戻る。
項目か「下均凹数」でなければ#213j\進み、項目
が「印字モートJか否がを刊別し、そうであれば測定デ
ータの印字を測定毎に毎回、自動的に行うか(AUTO
)、“P RI N T”キーが押された時にだけ測定
データを印字するか(MA N U A L )を使用
者に設定させ、#200に戻る。項目か「印字モード」
でなければ#215に進み、項目が「印字項目」か否か
を判別し、そうであれば#216に進み、測定データを
印字する際に、分光データや色彩計算値等の各種データ
の中の1種または複数種のどの項目を印字するかを使用
者に選択させ、#200に戻る9項目か「印字項目」で
なければ#217に進み、項目が「データ出力モード」
か百かを判別し、そうであれば#218に進み、測定デ
ータの外部入出力ボート(10)への出力f!:測定毎
に毎回、自動的に行うか(AUTO)、“DOUT”キ
ーが押された時にだけ測定データを出力するか(MAN
tJAL)を使用者に設定させ、#200に戻る。項目
が「データ出力モード」でなければ#219に進み、項
目が「データ出力項目」か百かを判別し、そうであれば
#220に進み、測定データを外部入出力ボート(10
)へ出力する際に、各種データの中の1種または複数種
のどの項目を出力するか3使用者に選択させ、#200
に戻る。項目が「データ出力項目」でなければ#221
に進み、項目がI’R3232Cモード」か否かを判別
し、そうであれば#222に進み、使用者に外部入出力
ボートであるR8232Cポートのボーレートやストッ
プビット 設定させ、#200に戻る。項目がrRS232CR8
232Cポート#223に進み、項目が「タイマー」か
否かを判別し、そうであれば#224に進み、測定用イ
ンターバルタイマーの開始時刻やインターバル時間や終
了時刻または終了回数、及び、終了を時刻で行うか回数
で行うか等を使用者に設定させ、#200に戻る。項目
が「タイマー」でなければ#225に進み、項目が「時
計」か否かを判別し、そうであれば#22Gに進み、リ
アルタイムクロック(17)の現在時刻を使用者に設定
させ、#200に戻る。項目が「時計」でなければ#2
27に進み、項目が「ユーザー分光感度」かどうかを判
別し、そうであれば#228に進み、ユーザー分光感度
の入力を行なう。
ここで、ユーザー分光感度の意味について説明を行なう
。一般的に色彩計算を行なう場合、CIEスペクトル三
刺激値アい■工,τ入を用いるが、例えば、写真の色濃
度を測定する場合には、第25図に示すような分光8度
を用いて三色分解しているし、その他それぞれの業界や
各使用者で、専用の分光感度分使用する場合かあり、色
測定において、ア島y島7(以外の任意の分光感度を使
用することができれば、大変便利である。本実施例てζ
土標準でy入,V入,τ入のデータをROM(70こ格
納しており、色彩計算に使用するか、それとは別に使用
者が任意の分光感度(以下これをユーザー分光感度と言
うことにする)を入力することか可能で、そのデータを
RAM(8)に記憶し、その分光感度と試料の分光反射
率と光源の分光エネル二Xーー分布との債相を計算し、
表示することが可能になっている。その分光感度は、三
種類入力することかてき、三色分解に便利なようになっ
ている。
#228〜#230て、その三種類のユーザー分光感度
を入力し、それぞれU S 1 (i)、U S 2 
(i)。
IJ S 3 (i>(i= O〜30)というメモリ
ーに格納し、#200に戻る。項目が「ユーザー分光感
度Jでなけれは#231へ進み、項目が「ユーザー光源
」かどうかを判別し、そうであれば#232へ進み、ユ
ーザー光源の分光エネルギー分布のデータ入力を行なう
。ここでユーザー光源の意味について説明を行なう。物
体色の色彩計算においては、標準光源としてD65光源
やA光源、B光源、C光源等か使用され、本実施例では
、それらの光源の分光エネルギー分布のデータは、RO
 M ( 7 )に格納されており、色彩計算に使用さ
れるか、これらの標準光源とは別に使用者が任意の分光
エネルギー分布の光源を定義でき、その光源による色彩
計算3行なうことかできれは、物体色の見えに及ぼす光
源の効果である演色性と評価する場合に便利てhP)る
。本実施例では使用者が光源の任意の分光ニオ・ルキー
分布を入力することが可能で(以下これをユーザー光源
という)、そのデータeRAM(8)に記憶し、その光
源データ3用いて色彩計算することが可能になっている
。#232で、ユーザー光源の分光エネルギー分布を入
力し、U P (i)(i−〇〜30)というメモリー
に格納し、#200に戻る。
項目が「ユーザー光源」でなければ#233に進み、項
目が「ユーザー標準板」かどうかを判別し、そうであれ
は#234へ進み、ユーザー標準板の分光反射率データ
を入力し、R2(i)(i= 0〜30〉というメモリ
ーに格納し、#200に戻る。
ユーザー標準板については、後述する校正サブルーチン
の説明で詳述するが、簡単に言えば使用者が分光器等を
使ってあらかじめ自分で反射率データを測定した標準板
を用いて、本実施例の反射率の校正を行なう際の、その
標準板のことである。
項目が「二−サーt=S板」でなければ#235へ進み
、項目が「限界値」か否かを判別し、そうであれは#2
36に進む。本実施例においては、分光反射率の上限値
と下限(直を各波長ごとに設定することができ、分光反
射率測定値がその限界値の範囲からはすれた時に、警告
表示を出すようになっている。また、その上限値、下限
値のデータは、分光反射率測定値を表示する分光グラフ
表示の中に、重ねて表示できるようになっており、測定
値と限界値の関係が一目てわかるようになっている。#
236においては上限値データを入力し、LI〜1H(
i)(i=o〜30)に格納し、#237においては下
限値テーク3人力し、L I M L (i)(i= 
O〜30)に格納し、#200に戻る。項目が「限界値
」でなければ#238に進み、項目が「基準値」か否か
を判別し、そうであれば#23つへ進み、測定を行ない
、その測定値を基準値とするのか、分光反射率データを
キーボードから入力し、その値を基準値とするのかの選
択を行なう。#23つでは選択項目の表示を行ない、#
240てキー人力を待つ。キー人力があれば# 24 
lへ進み、キーが1か否かを判別し、1てあれば測定値
を基準値とするモードであるので、#242に進み、前
述の測光サブルーチンと実行し、:243で分光反射率
R(i)(i=○〜30)を計算し、#244で、R(
1)を基準値メモリーS ”FD (i)(i = O
〜30)に格納し、#200に戻る。#241において
、キーが1てなけれは#245に進み、キーが2か否か
を判別し、−そうでなければ#240に戻り、キー人力
を待つ、#245において、キーが2で。られば、テン
キーからの入力データを基準値データとするモードなの
で、#246に進み、テンキーから基鵡値の分光反射率
データを入力し、それをS T D (i)(i= O
〜30)に格納して、#200に戻る。項目が[基準値
jでなければ#247に進み、項目が[終了コか否かを
判別し、そうであれば設定サブルーチンを終了し、リタ
ーンする。項目が[終了Jてなければ# 200 ’\
戻る。
以上で設定サブルーチンの説明を終了し、次に、あらか
しめ分光反射率の分かっている試料を用いて反射率Jl
定値を校正する倶理分行なうところの校正サブルーチン
について説明する。第14図に校正サブルーチンのフロ
ーチャートを示す。#300において、5つの項目の中
から1つと使用者にjA択させる。5つの項目について
説明すると、「1 高精度標準白色板」は、分光反射率
の経時変化が非常に少ないか高価な高精度標準白色板を
用いる校正であり、「2.常用標準白色板」は、分光反
射率の経時変1ヒは高精度標準白色板よりも大きいか安
価な常用標準白色板を用いる校正てあつ、「3ユーザー
標準板」は使用者があらかじめ本実施例の装置に標贋て
゛付属している白色板以外の試料を分光器等で分光反射
率を;’1711定し、その試料を用いて校正する項目
である。r4  校正モード」は校正モードを選択する
項目であり、「5.終了」は校正サブルーチンご終了す
る項目である。
#301て項目か「終了」かAかを判別し、そってあれ
ば#302へ進み、校正サブルーチンを終了してリター
ンする。そうでなければ#303へ進み、項目が高精度
標準白色板による校正が否かを判別し、そうであれば#
304へ進み、高精度(混率白色1反を試料としてセラ
1〜する旨の3ソセーシを2乏示し、#305て「;!
1り定」と「中止」の2つの項目から1つを使用者に選
択させ、=306で項目か「中止!か否かを判別し、[
中止−であれば−4307’\進み、校正サブルーチン
を柊了し、リターンする。項目か「中止」でなければ#
308に進み、項目が「測定」か否か金利別し、そうて
をければ#305に戻り、そうであれば#309で前述
の測光サブルーチンを実行し、#310で測定値M E
、AS(i)を、CO(i)(i= O〜30)に格納
する。
次に、#311で常用標準白色数を試料としてセットす
る旨のメツセージを表示し、#312で「測定」と「中
止Jの2つの項目から1つな使用者に選択させ、#31
3で項目が「中止」か否か金利別し、「中止」であれは
、校正サブルーチンを終了して、リターンする。「中止
」でなければ#314へ進み、項目が「測定」か否かを
判別し、そうでなけれは#312に戻り、そうであれば
#315に進み、測光サブルーチンを実行する。#31
6て測定値MEAS(i)をC1(i)<i−0〜30
)に格納する。
次に#317で0式により常用標準白色板の分光反射率
を計算し、R1(i)(i=0〜30)に格納し、#3
18に進み、校正サブルーチンを終了し、リターンする
9 R1(i)−C1(i)X RO(iL’CO(i) 
 ・・・■(1−0〜30) 上式で、RO(i)は高精度標準白色板の分光反射率デ
ータであり、その値は、あらかじめROM(7)に格納
されている。すなわち、#304〜#310では、高精
度標準白色板により測定値の校正を行ない、#311〜
#317では常用標準白色板の分光反射率を測定し、メ
モリーしたのである。#303で、項目が「高精度標準
白色板」でなければ#319に進み、常用標準白色数に
よる校正か否かを判別し、そうであれば#320に進み
、常用標準白色板′!:試料としてセラI・する旨のメ
ツセージな表示し、#321で、「ヨリ定」と1中止」
の2項目のうち1つな使用者に選択させ、#322て項
目が「中止」か否かを判別し、「中止」であれば、#3
23に進み、校正サブルーチンを終了してリターンする
。「中止」でなけれは#324に進み、項目が「測定」
か否かを判別し、「測定」でなければ#321に戻り、
「測定」であれば#325に進み、測光サブルーチンな
実行する。#326では測定値MEAS(i>をC1(
i)に格納し、#327に進み、校正サブルーチンを終
了し、リターンする。
以上性へたように、本実施例の装置においては、分光反
射率の絶対値校正には、常用標準白色板での校正と、高
精度標準白色板ての校正があり、日マの校正には安価な
常用標準白色板を用い、常用標準白色板の分光反!1t
″j−の経時変化を補正するために、数ケ月に1回とい
う頻度で、高精度標準白色板を用いて常用標準白色板の
分光反射率を測定し、メモリーするという方式を収って
いる。高精度標準白色板は使用頻度が少なく、適切な場
所にfに・管しておくことにより、汚れや紫外線による
経時変Cヒを防ぐことができ、常用標準白色板は数ケ月
に1度という程度の頻度て′経時変化を補正するので、
保守か比較的容易であり、したかって、この方式により
安価で(を業性か良く、高精度な測定システムと構成す
ることができる。
さて、#319において、項目か「常用標準白色数」て
なけτLば、第1−1図(1))の#328に進み、工
σ目か「ニーー+L−標準板コか否かを判別し、そうで
あれはt329に進み、’ dj:I定lヒ:中止」の
2項目から1項目を使用者にΔ択させ、#330で項目
が「中止」か否かを判別し、「中止」であれはイ331
へ進み、校正サブルーチンを終了して、リターンする。
「中止」でなければ#332/\進み、項目が「測定J
か否かを判別し、「測定」でなければ#329/\戻り
、「測定」であれば#333で測光サブルーチンを実行
し、# 334でよ(1定値ME A S (i)ec
2(i)(i=o〜30)に格納し、リターンする。
存328において、項目が「ユーザー標準板」でなけれ
ば、#336へ進み、項目が「校正モード」か否かを判
別し、そうでなけれは=300に戻り、そうであれば#
337に進んて゛、↑$準自白色数ユーザー標準板の2
種の校正モードから、1つをjK択させてリターンする
。(票鵡白色板の校正モートかJハ択されると、試料の
分光反射率計算の際に、#320〜#326て行なった
常用標準白色数による校正で求められた値CI (i)
と、=311〜#317で測定した常用標準白色数の分
光反射率データR1(i>を用いる。ユーザーt・iI
害板の校正モートがJ餐択されると、試料、1の分光反
射率計算の際、#329〜#334のユーザー標準板に
よる校正で求められた値C2(i)と、設定サブルーチ
ンの#234て、入力されたユーザー標準板の分光反射
率データR2(I)を用いる。
以上で、校正サブルーチンの説明を終了し、次に、測定
サブルーチンの説明を行なう。第15図は測定サブルー
チンのフローチャートである。#400で、ますトリガ
ーモードを判別し、マニュアルモートであれは#406
に進み、タイマーモードてあれば#401へ進む。#4
01では、リアルタイムクロック(17)のデータを入
力し、現在時刻が前述の設定サブルーチンの#224で
設定された測定開始時刻を経過しているか否かを判別し
、N O”であれば#402に進んで、中止キーが押さ
れているか否かを判別し、押されていれば;403に進
んで、測定サブルーチンを終了し、リターンする。中止
キーが押されていなければ#401へ戻る。#4ONで
現在時刻が測定開始時刻を経過していれば#404へ進
み、測定回数Jをセロにクリアーする。次に、#405
でレジスタ′Fに、現在時刻をメモリーして、#406
へ進む。丑406では、測光サブルーチンを実行し、#
407で反射率計算サブルーチンを実行する。
計算結果はR(1)に格納されている。反射率計算サブ
ルーチンの詳細は後述する。#408で、色彩計算や限
界判別等の演算を行なう演算サブルーチンを実行し、#
409において、測定値や演算値の表示を行なう演算値
表示すブルーチンを実行する9#410では、測定値用
メモリーに空き領域かあるか否かを判別し、空き領域が
なければ#411に進んで1.i+1定値用メモリーに
空き領域がなく、今回の測定値がメモリーされない旨の
警告を行ない、#412へ進む。111定値メモリーに
空き領域がある場きは#413へ進み、最後に測定しな
データの番号を示すN1に1を加算し、#414では、
表示しているデータの番号を示すN2にN1を代入する
。#415では表示中のデータの番号であるN2の値を
表示し、#416に進み、分光反射率計算(I!IR(
i><1=Q〜30)の値な、N1番目の測定値用メモ
リーに格納して、#412に進む。#〜112では、印
字モードがAUTOか苫かを判別し、AtJTOであれ
ば#417に進み、設定サブルーチンの=216で選択
された印字項目をプリンター(16)にて印字して、#
418に進む。#412において印字モードがAUTO
でなければ、#418に進む。T4418ではデータ出
力モードがA U T Oか否かを判別し、AUTOで
あれば:410/\進み、設定サブルーチンの#220
で選択されたデータ出力項目を、外部入出力ポート(1
0)/\比出力、#420へ進む。#418において、
データ出力モードがAUTOでない場合は、#420へ
進む。#420ではトリカーモードを判別し、マニュア
ルモー);であれば、#421へ進み、測定サブルーチ
ンを終了してリターンする。タイマーモードであれは#
422に進み、測定回数、Jを1だけ増やし、#423
においてタイマー終了モードを判別し、回数による終了
モードてj)れはH’l 24へ進み、測定回数、■か
設定サブルーチンの#224で設定された終了凹τン2
埠j、いか78か7/七!1冗111.  捺1−(す
hは=425に進み、測定サブルーチンを終了してリタ
ーンし、等しくなければ# 4 ’) (g、に進む。
#423において、タイマー終了モードが、時刻による
終了モードで、ろれは# 426に進む、#426では
中止千−が押されているか否かを判別し、押されていれ
は# ’125に進み、測定サブルーチンを終了してリ
ターンする。中止キーか押されていなければ=4 r)
 7に進み、現在時刻が最後に測定と行なったN17 
X’lゴに設定サブルーチンの;224で設定さlし、
)、4ンタ一ハル時間を加えた時刻を経過したか否かを
判別し、経過していれば=405に戻り、 Jil定を
くり返す。経過していなけれは#428に進み、タイマ
ー終了モー)とを判別し、回数による終了モードであれ
は#42Gに戻り、中止キーとインター7<ルタイムの
チェックをくり返す。時刻による終了モードであれば;
429に進み、現在時刻が終了時刻を経過したか否1ノ
・′″:′+11別し、や)過していれば#425に進
み、dt’l定サフルすチンを十″S了してリターンし
、経過していなけれは=426に戻り、中止キー、・イ
ンターバルタイム、終了+14刻のチェックをくり返す
以上て、測定サブルーチンの説明を終了し、次に測定サ
ブルーチンの#407と設定サブルーチンの#243て
使用した反射率計算サブルーチンについて説明する。第
16図が反射率計算のフローチャートである。反射率計
算は、校正に用いた標準板の分光反射率データと、測定
値、及び試料の測定値から、試料の分光反射率を計算す
るものである。#500で、まず波長カウンタ■をOに
クリアーする。#501で現在の校正モードが標準白色
板かユーザー標準板かを判別する。この校正モードは、
校正サブルーチンの#337て設定したしのである。校
正モードが標準白色板であれは、#502で0式により
工番目の波長での試料の分光反射率R(I)を計算し、
#504に進む。
上式で、ME A S (I )は試料の測定泣、CI
(I)は校正サブルーチンで求めた常用標準白色板の測
定値、R1(I )は校正サブルーチンで求めた常用標
準白色板の分光反射率である。萼501において校正モ
ードがユーザー標準板であれば、#503で[相]式に
より1番目の波長での試料の分光反射率R(I)を計算
し、#504に進む。
#504において、波長カウンタ■を+1し、#505
で■が31か否かを判別する。本実施例では400n論
から700nmまでの波長領域の1011Iピツチの反
射率を計算するので、IはO〜30でLP)す、■が3
1になった時点ですへての波長の反射率を計算したこと
になるので、■が31であれば#506に進み、反射率
計算サブルーチンを終了してリターンする。■が31で
なければ#501に戻り、すべての波長での反射率計算
が終了するまでくり返す。以上で反射率計算サブルーチ
ンの説明を終了する。
次に、測定サブルーチンの#408で使用した演算サブ
ルーチンの説明を行なう。このサブルーチンは、反射率
計算サブルーチンで計算した試料の分光反射率R(1〉
を基にして、各種の色彩計算や、限界判別処理を行なう
サブルーチンである。
第17図は演算サブルーチンのフローチャートである。
#600において表色系モードを判別し、表色系モード
かユーザー分光感度モードであれば、=6o 1/\進
む。#601〜#60っで設定サブルーチンの#202
で選択された光源の種類を判別し、選択されている光源
の分光エネルギー分布のデータをP (i)に格納する
。選択されている光源かD 65 、A 、 B 、 
C光源のどれかであれは、あらかじめROM<7)に格
納されているそれぞれの分光エネルギー分布データD 
65 (i>、A <i)、 B (i)、C(i)<
i= O〜30)をP(1)に格納する。選択されてい
る光源がユーザー光源であれは、設定サブルーチンの#
232て設定されたユーザー光源の分光エネルギー分布
データIJ P (i)3 P (i)に格納する。#
610ては1番目のユーザー分光15度US l (i
>についての色計算を行なう。フローチャートに示すよ
うに、光源の分光エネルギー分布P(1)と1番目のユ
ーザー分光感度し5l(1)!試料こ(の分光反射率R
(i)の測定波長領域内での積和を、P(1〉とU S
 1 (i)の測定波長領域内での積和で割った値を、
1番目のユーザー色データUC(1)に代入する。#6
11.#612では、それぞれ2番目、3番目のユーザ
ー分光感度US2(i)、US3(i)について、#6
10と同様な計算を行ない、それぞれ2番目、3番目の
ユーザー色データUC(2)、UC(3)に代入する。
次に、#613.#614゜萼615で設定サブルーチ
ンの#23つ以降で設定した基準値の分光反射率データ
5TD(i)について、ユーザー分光感度U S 1 
(i)、U S 2 (i>、US 3 (i)に関す
る色計算分析ない、その値をそれぞftLIsTD(1
)、USTD(2)、USTD(3)に格納する9次に
#616で、ユーザー分光感度番ぢ■を1に設定し、F
617で表色系がユーザー分光感度の対数モードかパー
セントモードがを判別し、対数モードてあれは#618
.#619で、しIC(1)とUSTD(I>をパーセ
ント値から吸光度値に計算し直す。カラー写真の色濃度
a!11定川の分光感度をユーザー分光15度として設
定し、カラ−写真の色測定を行なう場合、一般的に対数
系の値で色評価を行なうので、対数系の値で7)る吸光
度値を計算する機能は大変有効である。#620ては、
測定値と基準値の差を計算し、ΔUC(I)に格納する
。表色系が対数モードでなくパーセントモードである場
合には#622に進み、UC(I)とUSTD(I)と
の比率を計算し、△UC(I)に格納して、#621へ
進む。#621でIに13加算し、#623で1の値を
判別することにより、I=1.2.3について、#61
7〜#621の計算を行ない、#624へ進む。
#600において、表色系がユーザー分光感度モードで
はなく、XYZモードであれば、#625で設定サブル
ーチンで選択された視野(2°又は10°)の三刺濃値
データ(あらかじめROM(7)に格納されている)と
、選択された光源の分光エネルギー分布のデータと、試
料の分光反射率データとから、通常のXYZ表色系又は
Xl。Yl。zl。
の表色系での色彩計算を行ない、#624に進む。
#624ては設定サブルーチンの#210て選択された
限界警告モードを判別し、限界判別警告を行なうモード
(ON)で+P)れば#625に進む。#625では波
長番号■をゼロにクリアーする。#626て・は、1番
目の波長の試料の分光反射率R(1)が、設定サブルー
チンの#236で設定された1番目の波長での分光反射
率の上限値L I M )((1)以上であるか否かを
l’II別し、そうであれば#627に進み、試t1の
分光反射率が許容範囲外にある旨の限界警告表示を行な
って演算サブルーチンを終了し、リターンする。#62
6で、R(I )がLIM)[(I)より小さい場合は
#628に進み、1番目の波長の試料の分光反射率R(
1)が設定サブルーチンの#237で設定された1番目
の波長での分光反射率の下限値LIML(I)以下であ
るか否か3判別し、そうであれば#627へ進んで、試
料の分光反射率が許容範囲外にある旨の限界警告表示を
行なって、リターンする。#628において、R□>が
LIML(I)よりも大きい場合には#629に進み、
波長番号■に1を加算して、#630に進む。#630
では、すべての波長が終了したか否かを判別するために
、■が31か否かを判別し、“No”てあれば次の波長
において、#626以降の限界判別をくりかえす。“Y
ES’“てあれはすべての波長における試料の分光反射
率か、許容範囲内にあるということて゛あるから、#6
31にJ〕いて限界警告表示を消して、演算サブルーチ
ンを終了し、リターンする。#624において、限界警
告モードが限界判別警告を行なわないモード(OFF>
であれば、限界判別を行なわず、すぐにt631へ進み
、限界警告表示を消してリターンする。以上で演算サブ
ルーチンの説明を終了する。
次に、測定サブルーチンの#409で使用した演算値表
示すブルーチンについて説明する。第1813は演算値
表示すフルーチンのフローチャー1・である。第191
3 (a) (b)に表示の例を示す。#700におい
て、第12図(c)の# 144の表示モード設定サブ
ルーチン中で設定された表示モードか分光反射率表示モ
ートか否か3判別し、“YES“てフ、f+ if’ 
ニア 0Tへ進み ?、lTυ在介キy70ト率グラフ
に前の;Ill定値を表示していればそれ3消して現在
R(i)に格納されている分光反射率測定値を、分光反
射率グラフに表示する。ここでは、カーソル表示モード
がONか否かを判別し、ONのときは、現在分光反射率
グラフに表示中のカーソルと、カーソル点のデータの数
値表示を新しいJi:I定1′直に対応するように(1
1正する処理も行なう。
次に#702以降で選択波長における分光反射率の時聞
変(ヒゲラフの表示を行なう。まず#702において、
選択波長番号Iをゼロにする。本実施例では、選択波長
として、’vV L (0)、W L (1)、WL(
2)の3種類を40On+n〜700 nunの範囲て
11+mピンチで設定することかでき、設定サブルーチ
ンの=2osて設定している。分光反射率測定値はlo
nm間隔なので選択波長における分光反射率は補間計算
で求める。#7C3では、1番目の選択波長XV L 
(1)の1の位を切り捨てた値をW Lに代入する。’
;: 704において、波長W Lに対応する波長計ぢ
昧を計算する。#705て、波長W L n;nに才)
ける分光反射率3 (k)と波長<W L −10)+
unにおける分光反射率R(k−1>の値を用いて、波
長WL(I)における分光反射率を補間計算によっC求
め、yに代入する。#706では■の値を判別し、I=
Oならば#707でXマークを、I=1ならば#708
で・マークを、I=2ならば#709で○マークを時間
変化グラフの座標(N2.y)に描画する。すなわち3
つの選択波長のデータを識別可能なように、0番目の選
択波長WL(0)におけるデータはXマークで、1番目
の選択波長〜VL(1)におけるデータは・マークで、
2番目の選択波長WL(2)におけるデータはOマーク
で表示する。ここでN2は測定サブルーチンで説明した
通り、表示するデータのデータ番号である。#710で
Iに1を加算し、#711でIの値を判別し、I=0.
1.2のすヘテニツイテ、#7o3〜#710の処理を
行ない、#712に進む。時間変化表示では、直前に表
示しているグラフは消去せずに、新データと重ね書きす
るものであり、選択波長の分光反射率のデータの古いも
のから最新のものまでを左側から右側へ並べて同時に表
示するので、使用者はその時間変化を見ることができる
。また分光反射率グラフにはあらかじめ選択波長の位置
に破線で縦に直線が描かれており、その上部に各選択波
長に対応するマーク×、・、○が描かれているので(第
19図(a)を参照)、選択波長とマークとの関係が一
目でわかるようになっている。次に#712に進み、現
在カーソル表示中か否かを判別し、表示中であれば#7
13に進み、反射率時間変化グラフに表示中のカーソル
を横輸のN2の位置に移動する。このカーソルは分光反
射率グラフに表示中のデータが時間変1ヒゲラフのどの
データと対応するかを示すものである。#712におい
てカーソル表示中でなければ、すぐに#714へ進む。
#714においては演算サブルーチンで計算した色彩計
算値を数値表示し、#715に進んで演算値表示すブル
ーチンを終了し、リターンする。#700で表示モード
が分光反射率表示モードでない場合は、色彩グラフ表示
モードなので#716に進み、以降、色彩グラフ表示を
行なう(第19図(b)参照)。#716において現在
の表色系がXYZ表色系がユーザー分光感度表色系かを
判別し、XYZ表色系であれば#717に進み、Yxy
色度座標グラフ上にYxy計算値をプロットして#71
4に進む。表色系がユーザー分光感度表色系であれば#
718〜#72oに進み、ユーザー色の時間変化グラフ
の座標(N2.UC(1))にXマークを、座標(N2
.UC(2))に・マーク念、僅標(N2.UC(3)
)に○マークを描画して#712に進む。U C(1)
、LI C(2)、U C(3)は演算サブルーチンで
述べた通り、それぞれユーザー分光感度U S 1 (
i)、U S 2 (i>、U S 3 (i)に対応
する色計算値である。#712〜#713ては分光反射
率の時間変化グラフと同様に、表示中のデータ番号に対
応するデータがユーザー色の時間変化グラフ上のどの位
置にあるかを示すためにカーソル3表示し、次に#71
4で色彩計算値を数値表示してリターンする。本実施例
では、ユーザー色の時間表示クラ7でUC(1)、LI
C(2)。
UC(3)の値をグラフ1ヒしたが、基準値との届差を
表わずΔUC(1)、△ljC<2)、△lJC<3)
をクラフ化する機能を設けることも容易である。また、
分光反射率の時間変化グラフ及びユーザー色の時間変1
ヒゲラフにおけるブロッl〜点の識別のために、プロッ
ト点のマーク含×、・、○と変えることで識別している
が、表示装置がカラーの場きは表示する色によって区別
しても良い。以上で演算値表示すブルーチンの説明を終
了する。
次にデータ番号設定サブルーチンについて説明を行なう
。第20図にデータ番号設定サブルーチンのフローチャ
ートを示す。本サブルーチンにおいては、N1個の測定
1直メモリーの中から、(上意の番号のデータを表示の
ために呼び出し、反射率データとする処理を行なう。使
用者がデータ番号を入力し、そのデータ番号のメモリー
内容が呼び出されるのであるか、そのデータ番号の入力
はテンキー分用いて数値データで設定することもできる
し、また、“;、“°;′”、“−°゛、“−″′キー
を用いてデータ番号を連続的に増加もしくは減少させる
ことらできる。データ番号を連続的に増減させ、がっ、
データ番号っ・変わる。ごとに、ぞのテータ番号の記憶
内容をグラフ上に表示することにより、分光反射率デー
タの時間変fヒを分光反射率グラフの動画像として認、
識することができる。以下、第20図のフローチャート
に沿って説明する。#800で、まず、N 1 (&路
側定値のデータ番号)がゼロか否かを判別する。N1が
ゼロであれば、測定値が無いということなので何もせず
に#801へ進み、リターンする。N1かゼロでなけれ
は#802に進み、キー人力が有るまで待つ。キー人力
が有れば#803に進み、そのキーが数字キーが否か企
判別し、数字キーであればテンキーからのデータ番号入
力であるとみなし、3804/\進み、テンキーから数
値3入力し、変数Nへ格納する。
#805で変数Nの値が適正な値か盃かを判別し、“Y
ES″“であればN2にNを代入し、#807へ進む。
N2は前述した通り、表示中のデータのデータ番号を表
わす変数である。#805でNが適正1直てない場きは
、N2の値は変更せずに#807に進む。#807て゛
はデータ番号表示とし“てN2の値を表示する。#80
8では分光反射率データR(1)にN2番目の測定値メ
モリーMEM(N2゜l)を格納し、#809において
そのR(i)を用いて演算サブルーチンを実行し、#8
10において演算値表示すブルーチンを実行し、#80
2に戻る。#803においてキーが数字キーでなかった
場きは#811に進む。#811ではデータ番号変更ス
ピードを調節するための変数kに5を設定する。kの値
が大きい程データ番号の変更スピードは遅くなる。#8
12において、キー人力の内容をK Mという変数にメ
モリーする。#813においてキー人力の内容とK M
の内容が等しいか否かを判別し、等しければ#814に
進む。#81Z1ではキーが中止キーか否かを判別し、
中止キーであれは#815に進み、データ番号設定サブ
ルーチンを終了し、リターンする。中止キーてなければ
#816へ進み、以降、#816〜#824でキー人力
の内容分判別し、キー人力が゛↑″′キーであれば10
を、“↓′°キーであれば−10を、°“−′′キーで
あれば1を、“忙°“キーであれば−1を、その池のキ
ーであれば0をデータ番刊変更値dに設定し、#825
に進む。#825ではN2にdを加算した値をNに代入
し、#826〜キ830てN−7)値の適正判別を行な
う。Nがゼロ以下であれはN2−1に、NがM路側定値
のデータ番号Nlより太きけれはN2=1に設定し、#
8311\進む。Nが適正値で9δればNの値をN2に
代入し#831へ進む。#831でデータ番号表示とし
てN2の値を表示し、=832で分光反射率データRに
)にN2番目の測定値メモリーMEM(N2)i)の内
容を格納し、#833て演算サブルーチンを実行し、#
 83 Jでは演算値表示すブルーチンを実行する。#
S35以降はキーが押され続けているか否かの判別と、
データ変更スピード調節のための時間待ちである。@、
 835でキーか押されているか否か念判別し、押され
ていなければ#802に戻り、新たなキー人力を待つ。
押されていれは#83bてi 00 m5ecの時間待
ちを行なう。#S37てはkを1減算し、#838てk
かセロか否かご1i11別してセロになるユで;835
〜″:837を繰り返−? 、、 ’Kjj・セ1コに
ニジiしはぜ839てkに1を設定して#813に戻る
。#813ではキー人力内容のメモリーK Mと現在の
キー人力内容とを比較し、一致していなければ#802
に戻り、新たなキー人力を待つが、一致していればデー
タ番号増減を繰り返す。すなわち“↑°′、゛↓”、“
−°°、°“←“′のうちの1つのキーを押し続けると
データ番号増減を連続して行なうが、最初のデータ番号
増減から2回目のデータ番号増減まては5 Q Q +
ll5ecの時間間隔であり、それ以降は100m5e
cの時間間隔になる。また′°↑°゛、“↓°゛キーを
用いれば10単位の高速な増減が行なわれ、−“、“°
−°゛を用いれば1単位の低速な増減が行なわれる。つ
まり、会計4段階のデータ番−号変更スピードがあり、
分光反射率の時間変化を分光反射率グラフの動画(象と
して見る場き、スピードを選択することが可能なのて便
利である。以上でデータ番号設定サブルーチンの説明を
終了する。
次に第12図(a)のメーインプログラムのフローチャ
ー1・の#102て使用した表示すブルーチンに−)い
て説明を行なう、前:止した“′演算値表示すブルーチ
ン°°はすてに表示されているグラフスケール上に■す
定値や計算値を表示するものであったが、以下に説明す
る“表示すブルーチン′°は表示モードや表色系や選択
波長等が変更された後に、新しい表示モード、表色系、
j■択波長等で、最ff7からグラフを描画しなおす場
合や、使用説明表示等で表示が一旦グラフ以外のものに
なった後で再度グラフ表示を行なう時などに使用される
サブルーチンで、りる。第21図は表示すブルーチンの
フローチャー1・である。また表示の例は第19図に示
す。#900にJ)いて表示すへてを消去する。=90
1で表示モードの判別を行ない、分光反射率表示モード
ならは#902に進み、分光反射率グラフの枠と単位及
び分光反射率の時間変化グラフの枠と単位を描画する。
#903でグリッド表示モードかONかOFFかをキ1
1別し、ONであれは#904で分光反射率グラフと分
光反射率の時間変1ヒクラフにグリッドを描画する(第
19図(C)参照)。#903でクリット表示モートが
OFFであれは#904を通らすに#905に進む、#
905で分光反射率グラフに時間変化表示のための選択
波長の位置を示すための樅の破線とX、・、○マーク含
描画する。#906では限界警告モードがONかOFF
かを判別し、ONであれば#907て分光反射率の上限
値データLIMH(i)と下限値データLIML(i)
とを、分光反射率グラフ上にグラフ表示して#908へ
進む。OFFであれはそのまま#908に進む。#90
8ではカーソル表示モードがQNか否かを判別し、ON
てあれは#909てカーソルを描画し、かつカーソル点
のデータを数値表示し#910へ進む(第1911(d
)参照)。OFFであればそのまま#910へ進む。#
910ては基準値表示モードがON ip否かを判別し
、ONであれは#911で基準値データ5TD(i)を
分光グラフに表示して#9121\進む、OFFであれ
ばそのまま#912’\進む。
#901て表示モードか色彩グラフ表示モートであれは
#926へ進み、表色系がXYZ表色系かユーザー分光
感度表色系かを判別し、XYZ表色系てあればYxyグ
ラフの枠と単位を描画し、ユーザー分光感度表色系であ
ればユーザー色の時間変化グラフの枠と単位を描画する
。=92ってクリット表示モートがONかOFFかを判
別し、ONであれは#930て)′×yグラフらしくは
ユーサー色時間亥(ヒゲラフにクリッドを描画し、#9
12へ進む。C’) F Fであれば何ちせずに391
2/\進む。
#912〜#917ては1番口からN1番目までの測定
値のメモリー内容をすl\て分光反射率の時間表示グラ
フもしくはYxyクラフもしくはユーザー色の時間変1
ヒゲラフにプロットするために1番目の測定値メモリー
MEM(1,i>からN1番目のa(11定値メモ’)
−MEiV](N l 、i)B1m向カッチ1lln
ニ&光反射率R(i>’\の代入、演算サブルーチン、
演算値表示すブルーチンの実行3行なう、 # 918
〜# 922はN 2 St”Jの化1定値メモリーM
 E M < N2)l)の分光反射率グラフ、色彩計
算値等を表示するための処理てあり、#91Sては色彩
1直の数値表示のための枠と単位f!−描画し、#91
0で)11Eへ’I(N2.i)をR(1)に代入し、
#920て演算サブルーチンを実行し、# c) 21
てテーク番′3としてN2の1直を表示し、#922で
演算値表示すブルーチンを実行してリターンする。以上
て表示すブルーチンの説明を終了する。
次に、第12図(c)の#141で使用したグリッドO
N、10FFサブルーチンについて説明する。
このサブルーチンはグリッド表示中てあればグリッド表
示を消し、クリッドを表示していない場きはグリッド表
示を描画するらのてあり、かつ、カー゛/ルと表示して
いる場合はカーソル表示を消してからクリット含描画す
る。第22図にそのフローチャー1・を示す。
次に、第12図(L、)の#135て使用したカーソル
ON 、/’ OF F’サブルーチンについて説明す
る。
このサブルーチンは、表示モードか分光反射率表示モー
1での時にカーソル表示中であれはカーソル表示及びカ
ーソル点のデータの数値表示を消し、カーソル表示中で
なければカー゛/ルを表示し、力−ンル点のデータを数
値表示するらのて゛あり、かつタリンI−表示中であれ
はクリ−、l’表示を消してからカーゾルとカー゛ノル
点のデータを描画する。
第23図にそのフローチャー1・を示す。グリッドON
 /’OFFサブルーチンとカーソル0N10FFサブ
ルーチンの説明から分かるように、クリッド表示とカー
ソル表示が混在しないように配慮されており、グリッド
とカーソルの混在によってグラフが見にくくなるのを防
いでいる。
最後に、第12図(c)の#143で使用した基準値O
N/’OFFサブルーチンについて説明する。
このサブルーチンは表示モートが分光反射率表示モート
ゲ)時に、基準値5TD(i)を分光反射率グラフ上に
測定値と同時に表示するか否か切り換足るものであり、
基4値ST[)(i>をグラフ上に表示している時には
その表示を消し、5TD(i)’5グラフ上に表示して
いない時には分光反射率グラフに基準値5TD(i)’
B表示する。第24図にそのフローチャートを示す。
(発明の効果) 本発明は上述のように、分光手段と各受光手段とを組み
合わせた分光検出器の各分光感度を迎j定波長領域を分
割してなる区分波長領域毎に積分した値に対応する分光
感度情報を記憶する記憶手段と、各受光手段の出力、前
記記憶手段に記憶された分光感度情報および前記各区分
波長領域の光強度の関係から成立する連立方程式を解く
ことにより前記各光強度の値を演算する演算手段とを備
えるものであるから、池の波長の光の影響を含む各受光
手段の出力から、池の波長の光の影響を含まない各波長
についての真の光強度を得ることかできるものであり、
分光計J1;1において、分光検出器の分光感度特性が
不十分であったり、迷光か多い場合においても正しい分
光Jjll定値を得ることができるという効果がある。
なお、よ11定波長領域の、分割を、隣り合う分光検出
器の分光感度のそれぞれのピーク波長間の2等分点で行
うようにすiしは、1つの区分波長領域内に1つの分光
検出器のピーク波長が入るように測定波長領域を分割す
ることになるので、補正係数行列の対角成分を大きくす
ることができ、測定精度が向上するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本構成を示すクレーム対応図、第2
図は本発明の一実施例に係る分光測定装置の全14<構
成を示すブロック図、第3図は同上に用いられる電流電
圧変換積分回路の回路図、第4図は同上に用いられる測
光回路中の1フロツクを示す回路図、第5図は同上に工
1いられる測光回路の回路図、第6図は第3図の回路の
動作を説明するためのタイミングチャート、第7図は同
上に用いられる照明回路の回路図、第8(21は同上に
おける。11す光タイミングを示す夕・fミングチャー
ト、第91A(a)乃至(d)は同上における測光動作
を示すフローチャート、第10図(a)は同上における
測光回路の分光感度情報す図、第10図(b)は同上に
おける波長領域の分割を説明するための説明図、第11
13は同上における波長補正を説明するためσ)説明図
、第12図(a)乃至(c)は同上におけろシステム全
能の動f−IE ’−説明するためのフローチャー1・
、第13図(a)乃至(c)は同上における設定サブル
ーチンのフローチャート、第1−1図<aHb>は同上
に才)ける校正サブルーチ> 1)フローチ・、・−ト
、第15図(a)乃至(c)は同上における測定サブル
ーチンのフローチャート、第1611ffiは同上にお
ける反射率計算のフローチャート、第17図(a)乃至
(C)は同上における演算サブルーチンのフローチャー
ト、第1S図は同上における演算値表示すブルーチンの
フ[−チャート、第19図(a)乃至(d)は同上にお
(つる表示部の表示例と示す説明図、第20U(a)(
b)は同上におけるデータ番号設定サブルーチンのフロ
ーチャート、第21図は同上における表示すフルーチン
のフローチャート、第22121は同上におけるグリン
ド表示のためのサブルーチンのフローチャート、第23
図は同上における力−ンル表示のためのサブルーチンの
フローチャート、第24図は同上における基準値表示の
ためのサブルーチンのフローチャー1・、第25図は同
上に用い得る写真の色濃度測定用うJ・光感変分示す図
、第20図は1Jil l二に用いるコx−−ボー1−
の配置例分示す図である。 (ド1)は分光手段、(P D i)は受光手段、(1
31J)(13己・[・′2手段、(゛、I TX )
は演算手段、Si(λ)は汁光感性、<aij)は分光
怒度情報、(Ol)は受光出力、(P i)は光強度で
ある。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入射光を分光する分光手段と、前記分光手段によ
    り分光された各光を受光する複数の受光手段と、前記分
    光手段と各受光手段とを組み合わせた分光検出器の各分
    光感度を測定波長領域を分割してなる区分波長領域毎に
    積分した値に対応する分光感度情報を記憶する記憶手段
    と、各受光手段の出力、前記記憶手段に記憶された分光
    感度情報および前記各区分波長領域の光強度の関係から
    成立する連立方程式を解くことにより前記各光強度の値
    を演算する演算手段とを備えて成ることを特徴とする分
    光測定装置。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載の装置において、記憶
    手段は、分光感度情報を、各受光手段と各区分波長領域
    毎に配列された行列として記憶する記憶手段であること
    を特徴とする分光測定装置。
  3. (3)特許請求の範囲第1項記載の装置において、記憶
    手段は、分光感度情報を、各受光手段と各区分波長領域
    毎に配列された行列の逆行列として記憶する記憶手段で
    あることを特徴とする分光測定装置。
  4. (4)特許請求の範囲第1項記載の装置において、測定
    波長領域の分割は、隣り合う分光検出器の分光感度のそ
    れぞれのピーク波長間の2等分点で行われることを特徴
    とする分光測定装置。
JP61133442A 1986-06-02 1986-06-09 分光測定装置 Pending JPS62289736A (ja)

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JP61133442A JPS62289736A (ja) 1986-06-09 1986-06-09 分光測定装置
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US07/951,732 US5305233A (en) 1986-06-02 1992-09-25 Spectrophotometer for accurately measuring light intensity in a specific wavelength region

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