JPS62289450A - 車輌のバンパ取付構造 - Google Patents

車輌のバンパ取付構造

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JPS62289450A
JPS62289450A JP13404286A JP13404286A JPS62289450A JP S62289450 A JPS62289450 A JP S62289450A JP 13404286 A JP13404286 A JP 13404286A JP 13404286 A JP13404286 A JP 13404286A JP S62289450 A JPS62289450 A JP S62289450A
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JP
Japan
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energy
bumper
energy absorber
energy absorbing
vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP13404286A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Sugano
信之 菅野
Yasuyuki Murase
安行 村瀬
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Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、FRP製ボデボディえた車輌におけるバンパ
取付構造に関し、特にその衝撃吸収能力の改善に関する
〔従来の技術〕
従来から板金製ボディを備えた車輌においては、車輌前
後方向からの衝撃力を吸収するためにバンパが設けられ
ている。そしてこの衝撃吸収能力をさらに増大するため
の従来構造として、上記板金製ボディを備えた車輌にお
いて、例えば箱形断面を有し、前後方向に延びる板金製
衝撃吸収体を形成し、この衝撃吸収体に上記バンパを取
り付けた構造がある。
この従来装置では、衝撃力がそれほど大きくない場合は
、バンパの変形によりこの衝撃ニネルギを吸収し、さら
に大きな衝撃力については上記衝撃吸収体の座屈によっ
てこの衝撃エネルギを吸収することとなる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、FRP製一体成型ボディを備えた車輌におい
て、上記従来構造を採用し、FRP製の衝撃吸収体を設
けるとともに、これにバンパを取り付けた場合は、衝撃
エネルギを効率よく確実に吸収するのは困難である。即
ち、FRP製衝撃吸収体を座屈させることによりエネル
ギを吸収しようとしても、例えば衝撃吸収体の途中部分
が破断し、破断位置の前側部分が後側部分内にエネルギ
を吸収することなく挿入されてしまい易く、結局所期の
エネルギ吸収効果が得られない場合が多い。
そこで本発明の目的は、上北従来の座屈によるエネルギ
吸収と全く異なる機構により、FRP製エネルギ吸収体
によって衝撃エネルギを効率よ(、確実に吸収できる車
輌のバンパ取付構造を提供する点にある。
〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、車輌のバンパ取付構造において、衝撃エネル
ギを伝達可能にバンパ本体をエネルギ吸収体の一端に連
結するとともに、該エネルギ吸収体の他端をボディに接
続し、バンパ本体に衝撃が作用したとき、上記エネルギ
吸収体の一端又は他端から車輌後方向に延びる切り裂き
を発生させるための裂断開始手段をエネルギ吸収体の一
端又は他端に形成したことを特徴としている。
ここで、バンパ本体とエネルギ吸収体とを連結する場合
は、衝撃エネルギがバンパ本体からエネルギ吸収体に伝
達可能であればよく、必ずしも両者を固定する必要はな
く、単に当接させてお(たけでもよい、また上記裂断開
始手段は、例えばエネルギ吸収体の前端部に支持部材を
該吸収体の軸直角方間に貫通するように取り付け、該支
持部材によりバンパ本体を支持することにより実現でき
る。
〔作用〕
本発明に係る車輌のバンパ取付構造では、バンパ本体に
衝撃が作用すると、この衝撃エネルギはエネルギ吸収体
に伝達されるが、この場合績エネルギ吸収体は、その裂
断開始手段により端部から前後方向に切り裂かれ、上記
衝撃エネルギをこの切裂きに要するエネルギに変換して
吸収する。この場合、上記切り裂きはエネルギ吸収体の
全長にわたって発生するから、エネルギ吸収体が本来有
する全吸収能力を有効に利用でき、それだけエネルギ吸
収能力が向上することとなる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1図ないし第6図は本発明の一実施例による車輌のバ
ンパ取付構造を説明するための図である。
図において、lは本実施例構造が適用された自動車であ
り、これは、主として、FRPを用いて一体成型された
ボディ2に、前輪支持用前サブフレーム3及び後輪及び
エンジン支持用後サブフレーム(図示せず)を取り付け
て構成されている。上記前サブフレーム3は平面T字状
で、その横辺部の左、右端に前輪4が装着され、該前輪
4はタイロフト5.リンク6を介してステアリングハン
ドル7に連結されている。モしてボディ2の前部に配置
されたインストルメントパネル8の内方には車幅方向に
延びるクロスメンバ9が配置され、該クロスメンバ9に
ブレーキペダル10a等を支持するペダルボックス10
の後端が接続され、該ペダルボックス10の前端はダッ
シュパネル11に固着されている。
上記ボディ2のダッシュパネル11より前方部分は、荷
物室12になっており、該荷物室12の上端開口にはト
ランクリッド12aが開閉自在に装着されている。なお
、この荷物室12内にはラジェータ13.スペアタイヤ
14゛が配置されている。
そして、上記ボディ2の、荷物室12の左、右側壁を構
成するサイドパネル15の内壁部15aには、車輌前後
方向に延びる段部15bが形成されており、該内壁部1
5aには段部15bを覆うようにエネルギ吸収プレート
16が貼着されている。この吸収プレートはFRP製で
、車輌前後方向に延び、上記段部15bと対応する段部
16aが形成されており、このサイドパネル15とエネ
ルギ吸収プレート16とにより車輌前後方間に延びる閉
断面が形成され、この閉断面内には硬質つレタン17a
が充填されている。これにより閉断面を有し、車輌前後
方向の延びるエネルギ吸収体17が形成されている。
上記エネルギ吸収プレート16の後半部は前半部より厚
肉に、かつ後方はど上下に拡大形成され、その後端部は
ダッシュパネル11に接続されており、これによりこの
エネルギ吸収プレート16、ひいてはエネルギ吸収体1
7の後端はボディ2に強固に接続されている。
また、上記エネルギ吸収体17の前端部には、上記サイ
ドパネル15の内壁部15a及びエネルギ吸収プレート
16を車幅方向に貫通する2本のボスパイプ18が挿入
固着されている。
そして、上記ボスパイプ18には、バンパ19が取り付
けられている。このバンパ19は、丸パイプを長方形状
に組み合せたパンパフレーム20と、該フレーム20に
これの前方を覆うように装着されたパンパフェイス21
とから構成されている。上記パンパフレーム20の左、
右端部には平面視コ字状の支持プラケフ)20aが固着
され、このプラグ−/ ト20 aは上記ボスパイプ1
8に嵌装され、両者は取付ボルト22a、ナフト22b
によって固定されている。このボスパイプ18はバンパ
19からの衝撃力をエネルギ吸収体17に伝達するとと
もに、該吸収体17に、衝撃エネルギを吸収するための
切り裂きを発生させる裂断開始手段となっている。
次に本実施例の作用効果について説明する。
本実施例車輌において、衝突等によってバンパ19に衝
撃が作用しな場合は、まず、このバンパ19のパンパフ
ェイス21.パンパフレーム20が変形し、この変形に
応じただけのエネルギが吸収される。
そしてさらに大きな衝撃が作用した場合は、該衝撃はパ
ンバフレーム20の支持ブラケット20aを介してボス
パイプ18に伝達され、このパイプ18によってエネル
ギ吸収体17に切裂きが発生し、この切裂きは車輌前後
方向に進行することとなり、上記衝撃エネルギはこの切
裂きエネルギに変換吸収される。この場合、上記ボスパ
イプ18が切裂きの開始点となることから、この切り裂
きは、衝突エネルギの大きさに応じて、エネルギ吸収体
17の前端から後方にその全長にわたって連続的に発生
することとなる。
このように本実施例では、FRP製エネルギ吸収体17
の前端部に裂断開始手段を設けたので、このエネルギ吸
収体17は大きな衝撃力が作用した場合、その前端部か
ら後方に向かって連続的に切り裂かれ、この際に衝撃エ
ネルギを吸収するから、エネルギ吸収体17の全ての吸
収能力を有効に利用でき、それだけ大きなエネルギ吸収
効果が得られる。
また、一般にバンパは前後方内には比較的容易に変形す
るが、左右方向外方への変形抵抗は大きいものであり、
本実施例ではバンパ19のフレーム20でもって左、右
のエネルギ吸収体17を接続しているから、この両エネ
ルギ吸収体17の外方への拡開を抑制して所期形状を保
持でき、この点からもエネルギ吸収能力を向上できる。
なお、上記実施例では、裂断開始手段がエネルギ吸収体
17に貫通されたボスパイプ18で構成されている場合
について説明したが、この裂断開始手段の構造について
は各種の変形例が考えられ、例えば、第7図に示すよう
に上記支持ブラケット20aにエネルギ吸収体17の前
端部と対向する切刃部20bを形成し、衝撃作用時この
切刃部20bがエネルギ吸収体17の前端部に押圧され
てこれを切り裂くように構成してもよ(、要はエネルギ
吸収体の切裂きの開始点となる構造であればよい。
また、上記実施例では裂断開始手段をエネルギ吸収体1
7の前端に形成したが、この裂断開始手段はエネルギ吸
収体の後端に形成してもよい、この場合の構造としては
、例えばエネルギ吸収体の後端部とボディとを上述のボ
スパイプを介して接続することにより実現できる。さら
にまた、本発明は車輌後端のバンパにも勿論通用できる
〔発明の効果〕
以上のように本発明に係る車輌のバンパ取付構造によれ
ば、FRP製エネルギ吸収体にパンバ本体を連結すると
ともに、該エネルギ吸収体の端部に切裂きの開始点とな
る裂断開始手段を形成したので、エネルギ吸収体の全長
に渡って連続した切裂きを確実に発生させることができ
、衝撃エネルギの吸収能力を大きく向上できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本発明の一実施例によるバンパ取
付構造を説明するための図であり、第1図はそのバンパ
取付部の分解斜視図、第2図はそのエネルギ吸収体部分
の斜視図、第3図は上記実施例が適用されたFRP製自
動車の正面図、第4図はその前半部分の平面図、第5図
及び第6図はその前半部分の断面側面図、第7図は裂断
開始手段の変形例を示す平面図である。 図において、1は自動車、2はボディ、17はエネルギ
吸収体、18はボスパイプ(裂断開始手段)、19はバ
ンパである。 特許出願人      ヤマハ発動機株式会社第3図 手 続 主甫 正 書 (自発) 昭和61年9月18日 1、事件の表示 特願昭61−134042号 2、発明の名称 車輌のバンパ取付構造 3、補正をする者 事件との関係      特許出願人 件 所     静岡県磐田市新貝2500番地名 称
     (AO7)ヤマハ発動機株式会社4、代理人 住 所  大阪市西区西木町1丁目12番19号6、補
正の内容 (11明細書第5頁第8行の「第6図」を「第7図」に
訂正する。 (2)同第8頁第17行ないし第20行の「切裂きが・
・・・に変換吸収される。」を「亀裂が発生し、該エネ
ルギ吸収体17は、第7図に示すように、この亀裂きを
きっかけとして主に上下方向にめくるように切り裂かれ
ながら圧壊され、この切裂き及び圧壊による多数の裂片
16c、15cの上下方向への拡開が車両前後方向に進
行することとなり、上記衝撃エネルギはエネルギ吸収体
17の切裂きエネルギ及び圧壊エネルギに変換吸収され
る。」に訂正する。 (3)同第9真第1行ないし第2行の「切り裂きは」を
「切り裂き及び圧壊は」に訂正する。 (4)同第9頁第9行の「切り裂かれ」を「切り裂かれ
ながら圧壊され」に訂正する。 (5)同第1O頁第4行の「第7図」を「第8図」に訂
正する。 (6)同第11頁第7行の「第6図」を「第7図」に訂
正する。 (7)同第11頁第13行の「第7図は」を「第7図は
その作用を説明するための斜視図、第8図は」に訂正す
る。 (8)  第7図を別紙のとおり第8図に訂正する。 (9)第7図を別紙のとおり追加する。 以上 第テ図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)繊維強化樹脂(以下FRPと記す)製のボディを
    備えた車輌の前端又は後端にバンパを取り付けるための
    構造において、車輌の前部又は後部に、閉断面を有し車
    輌前後方向に延びるFRP製エネルギ吸収体を配置し、
    衝撃エネルギを伝達可能にバンパ本体を上記エネルギ吸
    収体の一端に連結するとともに、該エネルギ吸収体の他
    端をボディに接続し、バンパ本体に衝撃力が作用したと
    き、上記エネルギ吸収体の一端又は他端から車輌前後方
    向に延びる切り裂きを発生させるための裂断開始手段を
    上記エネルギ吸収体の一端又は他端に形成したことを特
    徴とする車輌のバンパ取付構造。
  2. (2)上記裂断開始手段が、エネルギ吸収体の前端部に
    支持部材を該吸収体の軸直角方向に貫通装着し、該支持
    部材にバンパ本体を固定することによって構成されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の車輌の
    バンパ取付構造。
JP13404286A 1986-06-10 1986-06-10 車輌のバンパ取付構造 Pending JPS62289450A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013089227A1 (ja) * 2011-12-16 2013-06-20 東レ株式会社 繊維強化樹脂構造体

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