JPS62287899A - 液体供給用のノズルガン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 〈産業上の利用分野〉 本発明は液体供給用のノズルガン、更に詳しくはストー
ブ等のカートリッジタンクへの給油を自動的に停止する
器具に関するものである。

〈従来の技術及びその問題点〉 液体が収納された容器から他の容器に移送する場合に使
用する手動式ポンプは、例文ば灯油が収納される容器（
１８１プラスチツク容器）からスト−ブ等のカートリッ
ジタンクへ灯油を給油する場合に用いられるものであり
、上記カートリッジクン夕へ給油される間は、監視をし
ておかないと油が上記カートリッジタンクから溢れ出ろ
ことになる。

又最近では第５図に於いて示す様に給油ホース（ａ）の
先端にノズルガン（ｂ）を装着した給油ポンプ（Ｃ）が
あり、これは上記ノズルガン（ｂ）の調整レバー（ｄ）
によって給油の調整及び停止ができるものであるが、そ
れでも上記カートリッジタンクの給油状態を監視しなけ
ればならなく、その為に無駄な時間を一費やさなければ
ならないという問題がある。

〈問題点を解決する為の手段〉 上記問題解決の為に、ノズルガン内部に液面感知用のフ
ロートを適宜手段に依り内蔵し、自動的にノズルを閉塞
することで解消せんとするものであり、その要旨は、下
端開口状の筒体の上側部にその筒体と連通ずるホース連
結用筒体を有し、上記筒体内中途部には噴出孔が開孔さ
れた弁座が内設され、上記噴出孔上方には一端が上記筒
体上端外へ遊貫状に突出され、他端には上記噴出孔を自
在に閉塞する弁体が配設される弁棒を内包し、かつ該弁
棒の一端は上記ホース連結用筒体外周上に折曲部が枢支
される弁棒引上用レバー先端と遊嵌状に連結され、更に
上記弁体と筒体内の上端との間に常時はバネの付勢力に
よって上記噴出孔が閉塞されるバネ体を上記弁棒を巻回
する如く設け、上記弁棒引上用レバーの操作によって液
体供給量を自在に調整できるノズルガンに於いて、上記
弁体下部に上記弁棒と同軸上に先端がテーパー状の係止
部材が形成されろ棒体を上記噴出孔に遊嵌状に挿通され
ろ状態で設け、一方上記噴出孔が開孔されろ状態を維持
する如く上記棒体の側方部に上記筒体内に枢支され上記
係止部材を係止するカムローラを装着したリンク部材を
設け、更に該リンク部材上端と上記弁座下部に突出せし
めた突出片との間にスプリング部材を介在せしめ、又上
記筒体の下端開口内に上記リンク部材下端との間にリン
ク機構を介して液面感知用フロートを内包せしめると共
に、該液面感知用フロートが最上端に位置した時に上記
係止部材が上記カムローラから開放される如くなしたこ
とを特徴とする液体供給用のノズルガンである。

〈実施例及び作用〉 以下本発明の液体供給用のノズルガンを、その実施例を
示す図面を参酌し乍ら詳述する。

第１図は本発明の詳細な説明図であり、下端開口状の筒
体（１）の上側部に液体供給用ホース先端とをネースロ
ックナッ１−（２）によって連結可能とするホース連結
用筒体（３）を斜上状に連通ずるものである。そして上
記筒体（１）内の中途部には一噴出孔（４）が弁座（５
）及び同弁座（５）を支持する隔壁（６）によって形成
されており、そこで上記噴出孔（４）上方に上記筒体（
１）と同軸上に位置する状態で一端が同筒体（１）の上
端外へ遊貫状に突出され、他端に上記噴出孔（４）を自
在に閉塞する弁体（７）が配設される弁棒（８）を内包
すると共に、上記弁棒（８）の一端は上記ポース連結用
筒体（３）の外周上に折曲部（９）を支点として枢支さ
れる弁棒引上用レバー（１０）の先端と遊嵌状に連結さ
れるものである。

そこで上記弁体（７）と上記筒体（１）内の上端との間
に常時はバネの付勢力によって上記噴出孔（４）が閉塞
された状態が維持されるバネ体（１］）を上記弁棒（８
）を巻回する如く設ける。

なお（１２）は上記弁棒引上用レバー（１０）の先端を
上方に引上げる際に、上記弁棒引上用レバー（１０）先
端と係止し、かつ上記弁棒（８）を上方に引上げる為に
上記弁棒（８）の上部に冠着される輪状部材である。又
（１３）は上記弁棒引上用レバー（１０）が常に保持さ
れた状態を維持する為のバネ部材である。

そして上記弁体（７）下部に上記弁棒（８）と同軸上に
その先端がテーパー状の係止部材（１４）が形成される
棒体（１５）を設け、同棒体（１５）は上記噴出孔（４
）内を、液体を供給する際に支障を起なさ無い様に遊嵌
状に押通された状態で形成されろものとする。そこで上
記弁棒引上用レバー（１０）によって上記係止部材（１
４）が上方に引上げられた時に、上記棒体（１５）の側
方部に上記筒体（１）内に枢支されるリンク部材（１６
）に装着されたカムローラ（１７）によって係止される
構成とし、更に上記リンク部材（１６）の先端は上記隔
壁（６）の下部に突出せしめた突出片（１８）との間に
スプリング部材（１９）を装着するものである。又上記
筒体（１）の下端開口内には液面感知用フロー）−（２
０）を内包し、同液面感知用フロート（２０）上端部と
逆り字状に折曲される上記リンク部材（１６）の基端と
の間に、（Ａ）及び（Ｂ）の個所を支点とする連動用リ
ンク部材（２１）、　（２１）、　　−によってそれぞ
れ枢支連動される構成とするものである。

なお上記棒体（１５）の周囲には同棒体（１５）が常に
上記筒体（１）の中心軸線上に位置し、かつ上記カム口
〜う（１７）との摺動によって振れ無い様にする為に、
突片状のガイド部材（２２）、　（２２）、　　・を周
設するものである。

以上の構成より成る本発明では、第２図に於いて示す様
にスト−ブ等のカートリッジの容器（２３）の口内に、
筒体（１）の下端開口部を挿入する。この場合上記筒体
（１）の外周に周設される鍔状の突設部（２４）によっ
て上記筒体（１）は定位置に係止された状態と成り、そ
こで弁棒引上用レバー（１０）を引くと弁棒（８）は同
弁棒（８）に巻回されるバネ体（１１）の付勢力に抗し
て持ち上り、上記弁棒（８）の下部に一体的に設けられ
ろテーパー状の係止部材（１４）が同様に上方に移動し
、カムローラ（１７）を摺動し乍ら越して上方に移動す
る。この時点で第３図に於いて示す様に、この時点での
液面感知用フロート（２０）の自重によるモーメントが
リンク部材（１６）先端と突出片（１８）との間に装着
されろスプリング部材（１９）によるモーメントより大
である為、上記テーパー状の係止部材（１４）と上記カ
ムローラ（１７）とが接触し、かつ上記係止部材（１４
）と上記カムローラ（１７）との接触点（Ｃ）及び同カ
ムローラ（１７）の中心（Ｄ）及び上記リンク部材（１
６）の回転中心点（Ｅ）とを結ぶｉｌｉ！線（Ｆ）と上
記係止部材（１４）面上の接触点（Ｃ）との延長線（Ｇ
）とのなす角が９０度より僅かに大きければ上記係止部
材（１４）は下方に降りず、上記弁体（７）は噴出孔（
４）が開孔される位置に保持され、液体供給がなされる
。

そして第４図に於いて示す様に、上記容器（２３）が液
体（Ｉ（）で満たされた状態となると上記液面感知用フ
ロー１−　（２０）が浮上し、その自重がほぼ零となる
為、同液面感知用フロー）　（２０）の自重によるモー
メントは上記スプリング部材（１９）によるモーメント
より小さくなり、上記カムローラ（１７）は僅かに上方
に回転移動することで、上記弁棒（８）は上記バネ体（
１１）の付勢力により僅かに下方に下る為に、上記係止
部材（１４）を介して上記バネ体（１１）の付勢力によ
り下方に押し下げる力が上記カムローラ（１７）を急激
に上方に回転移動させろ様に作用する事によって上記カ
ムローラ（１７）により上記係止部材（１４）の固定が
解除され、上記弁棒（８）は上記バネ体（１１）の付勢
力によって下方に押し下げられ、上記弁体（７）によっ
て上記噴出孔（４）は完全に閉塞された状態となり、液
体の供給は自動的に停止されるものである。

〈発明の効果〉 以上述べて来た如く本発明によれば、灯油等の液体をス
ト−ブ等のカートリッジの容器に給油する場合、弁棒引
上用のレバーを引いて給油の状態にセットしておくだけ
で、給油が自動的に継続され、容器が液体で満たされる
と液面感知用フロートが液面を感知し、自動的に給油を
停止するものであり、その為に容器から液体を溢れ出す
事が無く、シかも監視する必要が無い為に非常に手間が
省ける等の効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の詳細な説明図、第２図〜第４図はそれ
ぞれ本発明の使用状態を示す説明図、第５図は従来のノ
ズルガンを使用した液体供給用ポンプを示す全体説明図
である。 図中、　　　（１）・筒体 （３）ホース連結用筒体 （４）噴出孔 （５）：弁座 （７）°弁体 （８）：弁棒 （９）折曲部 （１０）　＝弁棒引上用レバー （１１）：バネ体 （１４）＝係上部材 （１５）・棒体 （１６）リンク部材 （１７）カムローラ （１８）突出片 （１９）スプリング部材 （２０）液面感知用フロート

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、下端開口状の筒体の上側部にその筒体と連通するホ
   ース連結用筒体を有し、上記筒体内中途部には噴出孔が
   開孔された弁座が内設され、上記噴出孔上方には一端が
   上記筒体上端外へ遊貫状に突出され、他端には上記噴出
   孔を自在に閉塞する弁体が配設される弁棒を内包し、か
   つ該弁棒の一端は上記ホース連結用筒体外周上に折曲部
   が枢支される弁棒引上用レバー先端と遊嵌状に連結され
   、更に上記弁体と筒体内の上端との間に常時はバネの付
   勢力によって上記噴出孔が閉塞されるバネ体を上記弁棒
   を巻回する如く設け、上記弁棒引上用レバーの操作によ
   って液体供給量を自在に調整できるノズルガンに於いて
   、上記弁体下部に上記弁棒と同軸上に先端がテーパー状
   の係止部材が形成される棒体を上記噴出孔に遊嵌状に挿
   通される状態で設け、一方上記噴出孔が開孔される状態
   を維持する如く上記棒体の側方部に上記筒体内に枢支さ
   れ上記係止部材を係止するカムローラを装着したリンク
   部材を設け、更に該リンク部材上端と上記弁座下部に突
   出せしめた突出片との間にスプリング部材を介在せしめ
   、又上記筒体の下端開口内に上記リンク部材下端との間
   にリンク機構を介して液面感知用フロートを内包せしめ
   ると共に、該液面感知用フロートが最上端に位置した時
   に上記係止部材が上記カムローラから開放される如くな
   したことを特徴とする液体供給用のノズルガン。