JPS62287807A - ひだ付ケ−シングステイツクのための端部閉鎖部及びその形成方法 - Google Patents
ひだ付ケ−シングステイツクのための端部閉鎖部及びその形成方法Info
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- JPS62287807A JPS62287807A JP62065921A JP6592187A JPS62287807A JP S62287807 A JPS62287807 A JP S62287807A JP 62065921 A JP62065921 A JP 62065921A JP 6592187 A JP6592187 A JP 6592187A JP S62287807 A JPS62287807 A JP S62287807A
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A22—BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
- A22C—PROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
- A22C13/00—Sausage casings
- A22C13/0009—End closures therefor
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Zoology (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3発明の詳細な説明
発明の分野
本発明は、食肉等の食品、特にソーセージを包装するた
めのチューブ状ひだ付ケーシングスティック(liil
状体)のケーシング材自体から成る端部閉鎖部、及びそ
のような端部閉鎖部を形成する方法に関し、特に、ひだ
付ケーシングスティックの端部内にケーシング材から成
るプラグ(栓)を形成する軸方向に圧縮された閉鎖部に
関する。
めのチューブ状ひだ付ケーシングスティック(liil
状体)のケーシング材自体から成る端部閉鎖部、及びそ
のような端部閉鎖部を形成する方法に関し、特に、ひだ
付ケーシングスティックの端部内にケーシング材から成
るプラグ(栓)を形成する軸方向に圧縮された閉鎖部に
関する。
発明の背景
可鋳性セルロース質チューブから成るひだ付ケーシング
は、フランクフルタやノーセージ等の各稽食品を包装し
、加工するために食品産業において広く使用されている
。従って、ひだ付ケーシング物品、即ち、いわゆる「ス
ティック」を製造すル方法、及びケーシング詰食品を製
造するための装置及び方法は、いずれも、斯界において
よく知られている。例えば、ひだ付ケーシング、ひだ付
は方法及びひだ付は装置は、米国特許第2.984.5
74号に記載されている。又、米国特許第3.115,
668号には、ひだ付ケーシングスティックからひだ伸
ばしされながら繰出されるケーシング内に食肉エマルジ
ョンを填充してリンクソーセージ(シュスつなぎにされ
た鎖状のソーセージ)又はフランクフルタを製造するた
めの機械が記載されている。
は、フランクフルタやノーセージ等の各稽食品を包装し
、加工するために食品産業において広く使用されている
。従って、ひだ付ケーシング物品、即ち、いわゆる「ス
ティック」を製造すル方法、及びケーシング詰食品を製
造するための装置及び方法は、いずれも、斯界において
よく知られている。例えば、ひだ付ケーシング、ひだ付
は方法及びひだ付は装置は、米国特許第2.984.5
74号に記載されている。又、米国特許第3.115,
668号には、ひだ付ケーシングスティックからひだ伸
ばしされながら繰出されるケーシング内に食肉エマルジ
ョンを填充してリンクソーセージ(シュスつなぎにされ
た鎖状のソーセージ)又はフランクフルタを製造するた
めの機械が記載されている。
例えば米国特許第3.115.668号に開示されたよ
うな、ひだ付ケーシングに食肉を填充するための、ある
いは、ひだ付ケーシングに食肉を填充してソーセージリ
ンク(鎖状ソーセージの一節一節)を製造するための自
動填光機の出現によりソーセージ型食品の製造速度が大
幅に向上された。
うな、ひだ付ケーシングに食肉を填充するための、ある
いは、ひだ付ケーシングに食肉を填充してソーセージリ
ンク(鎖状ソーセージの一節一節)を製造するための自
動填光機の出現によりソーセージ型食品の製造速度が大
幅に向上された。
同特許に記載されているような自動填充方法においては
、ひだ付ケーシングスティックが填充機の填光ホーン上
へ自動的に供給される。ホーンは、中空スティックの内
孔を通してスティックの前端Kまで伸長させることKよ
ってひだ付ケーシングスティックをホーンの外周Km持
する。次いで、ホーンは、スティックをチャック内へ前
進させる。
、ひだ付ケーシングスティックが填充機の填光ホーン上
へ自動的に供給される。ホーンは、中空スティックの内
孔を通してスティックの前端Kまで伸長させることKよ
ってひだ付ケーシングスティックをホーンの外周Km持
する。次いで、ホーンは、スティックをチャック内へ前
進させる。
チャックは、スティックの前端を掴持し、填充操作中ス
ティックをホーンの周りに回転させて、填充ずみケーシ
ングの端部をねじり締めによって閉鎖し、リンク(ソー
セージの一節)を形成する。
ティックをホーンの周りに回転させて、填充ずみケーシ
ングの端部をねじり締めによって閉鎖し、リンク(ソー
セージの一節)を形成する。
ケーシングスティックの前端を閉鎖するためにケーシン
グの一部分をスティックの内孔内へ折返して挿入するこ
とは慣用の手法である。この内方へ折返されたケーシン
グ材によって形成された端部閉鎖部即ちプラグ(栓)は
、幾つかの機能を果す。例えば、填光ホーンは、スティ
ックをチャックに向って前進させる際このプラグを押す
ことができる。スティックの前端がチャックによって堅
く掴持されたならば、引続き前進するホーンによってプ
ラグがスティックの内孔から押出される。
グの一部分をスティックの内孔内へ折返して挿入するこ
とは慣用の手法である。この内方へ折返されたケーシン
グ材によって形成された端部閉鎖部即ちプラグ(栓)は
、幾つかの機能を果す。例えば、填光ホーンは、スティ
ックをチャックに向って前進させる際このプラグを押す
ことができる。スティックの前端がチャックによって堅
く掴持されたならば、引続き前進するホーンによってプ
ラグがスティックの内孔から押出される。
しかしながら、プラグがスティックに強(係止しすぎて
いると、プラグをスティックの内孔から押出すのに必要
とされる力(以下、「プラグ押出力」と称する)がステ
ィックの引張強度を越えることがある。その結果、ステ
ィックは、七〇光全性を失い(即ち、ひだ伸ばしされ)
、一定長のびた伸ばしされたケーシングを挟んで2つの
ひだ付ケーシング部分に分離される。このひだ伸ばしさ
れたケーシング部分は、ホーンの周りでねじれ易く、ホ
ーンにはりつ℃・てしまう。又、「プラグ押出力」が太
≧℃・と、ケーシングを裂開したり、ある℃・はケーシ
ングの端部を吹きとばしてしまい、ケーシングかも食肉
エマルジョンを噴出させてしまうこともあるう プラグのもう1つの機能は、エマルジョンヲ填光し5ろ
ようにケーシングを1¥′I釦することである。
いると、プラグをスティックの内孔から押出すのに必要
とされる力(以下、「プラグ押出力」と称する)がステ
ィックの引張強度を越えることがある。その結果、ステ
ィックは、七〇光全性を失い(即ち、ひだ伸ばしされ)
、一定長のびた伸ばしされたケーシングを挟んで2つの
ひだ付ケーシング部分に分離される。このひだ伸ばしさ
れたケーシング部分は、ホーンの周りでねじれ易く、ホ
ーンにはりつ℃・てしまう。又、「プラグ押出力」が太
≧℃・と、ケーシングを裂開したり、ある℃・はケーシ
ングの端部を吹きとばしてしまい、ケーシングかも食肉
エマルジョンを噴出させてしまうこともあるう プラグのもう1つの機能は、エマルジョンヲ填光し5ろ
ようにケーシングを1¥′I釦することである。
この点にお℃・て、プラグは、最初のリンクか形成され
るまで填光操作の圧力を受容するのに十分な祷実力を有
しなければならない。しかも、プラグは、又、後Aする
ように、穐光終了時に、項光佼の操作のために最初のリ
ンクからエマルジョンを掻取ることができるように、容
易に開放されるものでなけれはならない。
るまで填光操作の圧力を受容するのに十分な祷実力を有
しなければならない。しかも、プラグは、又、後Aする
ように、穐光終了時に、項光佼の操作のために最初のリ
ンクからエマルジョンを掻取ることができるように、容
易に開放されるものでなけれはならない。
一般に、ケーシングスティックの一端にプラグを形tM
、する操作は、ひだ付ケーシングスティックの製造中に
均一に、かつ、経済的に行うことができる。この目的の
ために、(・ろいろな型式のケーシング閉鎖部及びその
形成方法か提案され、知られている。例えは、米国特許
第3.274.005号には、ケーシングスティックの
外側からその一端をねじり締めして閉鎖し、そのねじり
締めされた端部をケーシングスティックの内孔内の所定
位置にまで引入れる手法か開示されている。又、米国特
許第3.383.222号には、スティックの前端に押
入した圧縮プラグ端閉鎖部を有するひだ付ケーシングス
ティックが開示されて℃・ろ。このプラグは、まず、ケ
ーシングスティックの端縁を該スティックの内孔を横切
る側方へ引張り、煩端縁なスティックの内孔内へh返し
て押入れ、該折返された端縁な、ケーシングスティック
の他端に挿入したプランジャによりそれと対向する同定
表面に圧接して軸方向に圧縮することによって形成され
る。別の米国特許第3.892,869号も、ひだ付ケ
ーシングスティックのケーシング材をスティックの内孔
へ折返して軸方向に圧縮することによって形成された閉
鎖部を有するひだ付ケーシングスティックを開示してい
る。
、する操作は、ひだ付ケーシングスティックの製造中に
均一に、かつ、経済的に行うことができる。この目的の
ために、(・ろいろな型式のケーシング閉鎖部及びその
形成方法か提案され、知られている。例えは、米国特許
第3.274.005号には、ケーシングスティックの
外側からその一端をねじり締めして閉鎖し、そのねじり
締めされた端部をケーシングスティックの内孔内の所定
位置にまで引入れる手法か開示されている。又、米国特
許第3.383.222号には、スティックの前端に押
入した圧縮プラグ端閉鎖部を有するひだ付ケーシングス
ティックが開示されて℃・ろ。このプラグは、まず、ケ
ーシングスティックの端縁を該スティックの内孔を横切
る側方へ引張り、煩端縁なスティックの内孔内へh返し
て押入れ、該折返された端縁な、ケーシングスティック
の他端に挿入したプランジャによりそれと対向する同定
表面に圧接して軸方向に圧縮することによって形成され
る。別の米国特許第3.892,869号も、ひだ付ケ
ーシングスティックのケーシング材をスティックの内孔
へ折返して軸方向に圧縮することによって形成された閉
鎖部を有するひだ付ケーシングスティックを開示してい
る。
上記米国特許第3.383.222号及び3.892.
869号においては、折返されたケーシング部分は、ひ
だ付ケーシングスティックの軸線の周りに均一に分配さ
れておらず、一方の側に片寄せられているので、圧縮操
作を受ける前の段階では非対称である。即ち、折返され
た部分の一側に沿って長手方向(即ち軸方向〕に延在す
るケーシング材は1層だけしか存在しないのに対し、折
返された部分の他側には3層のケーシング材が存在する
。従って、これらの特許の教示に従って、この折返し部
分をスティックの内孔内で長手方向に圧縮すると、これ
らのケーシング材の層(以下、「プライ」と称する)が
、アコーデオンひだの形に折曲げられて互いに圧接され
、それらのひだは、スティックの内孔の長手軸線を横切
る方向に延長し、ひだ付ケーシングスティックの内周面
に圧接する。それによって、スティックの軸線の周りに
比較的対称的な、即ち、均一な密度を有し、スティック
の内孔内にしっかりと植設された、強く圧縮されたプラ
グが形成される。
869号においては、折返されたケーシング部分は、ひ
だ付ケーシングスティックの軸線の周りに均一に分配さ
れておらず、一方の側に片寄せられているので、圧縮操
作を受ける前の段階では非対称である。即ち、折返され
た部分の一側に沿って長手方向(即ち軸方向〕に延在す
るケーシング材は1層だけしか存在しないのに対し、折
返された部分の他側には3層のケーシング材が存在する
。従って、これらの特許の教示に従って、この折返し部
分をスティックの内孔内で長手方向に圧縮すると、これ
らのケーシング材の層(以下、「プライ」と称する)が
、アコーデオンひだの形に折曲げられて互いに圧接され
、それらのひだは、スティックの内孔の長手軸線を横切
る方向に延長し、ひだ付ケーシングスティックの内周面
に圧接する。それによって、スティックの軸線の周りに
比較的対称的な、即ち、均一な密度を有し、スティック
の内孔内にしっかりと植設された、強く圧縮されたプラ
グが形成される。
上記米国特許第3.383.222号及び4B92.8
69号とは異り、米[N特許第4.551.370号及
びヨーロッパ特許第114,397号は、圧縮前の段階
においてスティックの軸線の周りに対称的なケーシング
の折返し部分を開示している。この対称的なケーシング
折返し部分を圧縮すれば、上記米国特許第3.38 &
222号及び5.892,869号の閉鎖部より均一な
密度を有する閉鎖部が得られるといわれている。
69号とは異り、米[N特許第4.551.370号及
びヨーロッパ特許第114,397号は、圧縮前の段階
においてスティックの軸線の周りに対称的なケーシング
の折返し部分を開示している。この対称的なケーシング
折返し部分を圧縮すれば、上記米国特許第3.38 &
222号及び5.892,869号の閉鎖部より均一な
密度を有する閉鎖部が得られるといわれている。
ケーシングスティックの端部閉鎖部に求められる要件の
1つは、閉鎖部をできる短いケーシング材で形成するこ
とができることである。いうまでもなく、端部閉鎖部を
形成するのに多量のケーシング材を必要とするというこ
とは、それだけ填充のために利用しうるケーシング材が
少くなるということである。又、閉鎖部は、ひだ付ステ
ィックの内孔内に強く係止しすぎないようにすることが
肝要である。さもないと、強く係止した閉鎖部が、後に
、スティックから押出される際周りのケーシングが裂開
又は破断することがあるからである。
1つは、閉鎖部をできる短いケーシング材で形成するこ
とができることである。いうまでもなく、端部閉鎖部を
形成するのに多量のケーシング材を必要とするというこ
とは、それだけ填充のために利用しうるケーシング材が
少くなるということである。又、閉鎖部は、ひだ付ステ
ィックの内孔内に強く係止しすぎないようにすることが
肝要である。さもないと、強く係止した閉鎖部が、後に
、スティックから押出される際周りのケーシングが裂開
又は破断することがあるからである。
もう1つの望ましい要件は、閉鎖部が硬すぎないことで
ある。なぜなら、有光サイクルの開始時に、閉鎖部は、
ケーシングスティックの内孔から押出され有光ずみケー
シングをリンクの形に形成する、噛合部品を備えたリン
ク形成機構内へ圧入されなければならないからである。
ある。なぜなら、有光サイクルの開始時に、閉鎖部は、
ケーシングスティックの内孔から押出され有光ずみケー
シングをリンクの形に形成する、噛合部品を備えたリン
ク形成機構内へ圧入されなければならないからである。
閉鎖部がリンク形成機構に適正に進入しないことが往々
にして生じ、その場合、「硬い」閉鎖部は、噛合部品を
損傷し易いからである。しかし、閉鎖部が「柔い」と、
噛合部品は、それらの間に閉鎖部を容易に挟み、圧潰す
ることができるので、部品にも、ケーシングにも損傷を
起すおそれが少い。
にして生じ、その場合、「硬い」閉鎖部は、噛合部品を
損傷し易いからである。しかし、閉鎖部が「柔い」と、
噛合部品は、それらの間に閉鎖部を容易に挟み、圧潰す
ることができるので、部品にも、ケーシングにも損傷を
起すおそれが少い。
上述した望ましい特徴を有し、有光操作の開始時に食肉
エマルジョンの圧力′lc耐えることができる好ましい
閉鎖端は、又、填充及びリンク形成操作の終了時にエマ
ルジョンを該閉鎖端から掻取ることができるものでなけ
ればならない。例えば、1つの填充ずみケーシングを、
以後の加工のために他の有光ずみケーシングに連結する
ために一定長の未有光ケーシング部分を残しておかねば
ならない。又、最初に形成される2、3のリンクは、一
般に、形が悪く、過少有光である。従って、ケーシング
とケーシングを連結するために、かつ、最初の2.3の
リンク内のエマルジョンを再使用のために回収するため
に、未有光ケーンング部分を得るためKは、操作者は、
手でリンク圧搾し、食肉エマルジョンをリンクからケー
シングスティックの閉鎖端の方へ押出して掻取らねばな
らな(・。
エマルジョンの圧力′lc耐えることができる好ましい
閉鎖端は、又、填充及びリンク形成操作の終了時にエマ
ルジョンを該閉鎖端から掻取ることができるものでなけ
ればならない。例えば、1つの填充ずみケーシングを、
以後の加工のために他の有光ずみケーシングに連結する
ために一定長の未有光ケーシング部分を残しておかねば
ならない。又、最初に形成される2、3のリンクは、一
般に、形が悪く、過少有光である。従って、ケーシング
とケーシングを連結するために、かつ、最初の2.3の
リンク内のエマルジョンを再使用のために回収するため
に、未有光ケーンング部分を得るためKは、操作者は、
手でリンク圧搾し、食肉エマルジョンをリンクからケー
シングスティックの閉鎖端の方へ押出して掻取らねばな
らな(・。
この作業を「搾り」作業と(・5゜それによって、閉鎖
端のひだが解かれ、エマルジョンがリンクから搾り出さ
れる。
端のひだが解かれ、エマルジョンがリンクから搾り出さ
れる。
上述したよ5な、単にねじり締めされた、あるいは軸方
向に圧縮されただけの閉鎖端は、有光操作の圧力を受け
てその完全性を失い始める。しかし、閉鎖端は、最初の
リンクが形成されるまでは、完全に解かれたり、開放さ
れたりすることかあってはならない。さもないと、閉鎖
端が有光圧で吹飛び、エマルジョンがケーシングから噴
出して有光機上に飛散する。その結果として、有光磯を
休止し、バクテリアの繁殖を防止するためにエマルジョ
ンを機械から除去し清掃しなければならな〜・ので、生
産の遅延を招く。従って、閉鎖端は、最初の2.3のリ
ンク内のエマルジョンをケーシングから搾り出して回収
することができるようにするためには、有光操作の初期
段階中完全に解き放たれることがあってはならず、しか
も、「搾り」作用の圧力を受けたときは解放しうるもの
でなければならない。
向に圧縮されただけの閉鎖端は、有光操作の圧力を受け
てその完全性を失い始める。しかし、閉鎖端は、最初の
リンクが形成されるまでは、完全に解かれたり、開放さ
れたりすることかあってはならない。さもないと、閉鎖
端が有光圧で吹飛び、エマルジョンがケーシングから噴
出して有光機上に飛散する。その結果として、有光磯を
休止し、バクテリアの繁殖を防止するためにエマルジョ
ンを機械から除去し清掃しなければならな〜・ので、生
産の遅延を招く。従って、閉鎖端は、最初の2.3のリ
ンク内のエマルジョンをケーシングから搾り出して回収
することができるようにするためには、有光操作の初期
段階中完全に解き放たれることがあってはならず、しか
も、「搾り」作用の圧力を受けたときは解放しうるもの
でなければならない。
本発明の端部閉鎖部は、下記のようなあらゆる望ましく
・特徴を有している。
・特徴を有している。
(1)過度の量のケーシング材を必要とせず、容易に形
成することができる。
成することができる。
(2)リンク形成機構内に絡まったときでも、部品を傷
めることがない、「柔い」プラグである。
めることがない、「柔い」プラグである。
(3)有光操作の終了時にひだ付ケーシングスティック
を損傷することなく押出されるようにスティックの内孔
内に過度に強く係止されていない。
を損傷することなく押出されるようにスティックの内孔
内に過度に強く係止されていない。
(4) ′!X元操作の開始時に食肉エマルジョンの
圧力を受止めることができる。
圧力を受止めることができる。
(5)有光操作が終了した後エマルジョンの搾り出し作
業の際容易に解き放たれる。
業の際容易に解き放たれる。
本発明の端部閉鎖部の更に他の特徴は、ケーシングステ
ィックの内孔に対する嵌合係止力(従ってプラグ押出力
)の強さを制御しうろことである。
ィックの内孔に対する嵌合係止力(従ってプラグ押出力
)の強さを制御しうろことである。
従来の閉鎖端部分においては、そのプラグ押出力は、プ
ラグを形成するケーシング材の長さ、及びプラグを形成
するためにケーシング材を圧縮する圧縮力の大きさなど
の変数によって定められていた。従って、需要者の要望
に適合するようにプラグ押出力を変更するには、これら
の変数を試行錯誤によってバランスさせるほかなかった
。例えは、プラグを形成するケーシング材の長さを短く
すれば、プラグ押出力は減少するが、それは、又、有光
の開始時に食肉エマルジョンの圧力を受止めるプラグの
力を減少させることにもなる。一方、圧縮力を太き(す
ると、プラグをケーシングスティックの内孔に一層強く
係止させることになるが、プラグの硬さを増大させ、リ
ンク形成機構を損傷させる危険を増大する。
ラグを形成するケーシング材の長さ、及びプラグを形成
するためにケーシング材を圧縮する圧縮力の大きさなど
の変数によって定められていた。従って、需要者の要望
に適合するようにプラグ押出力を変更するには、これら
の変数を試行錯誤によってバランスさせるほかなかった
。例えは、プラグを形成するケーシング材の長さを短く
すれば、プラグ押出力は減少するが、それは、又、有光
の開始時に食肉エマルジョンの圧力を受止めるプラグの
力を減少させることにもなる。一方、圧縮力を太き(す
ると、プラグをケーシングスティックの内孔に一層強く
係止させることになるが、プラグの硬さを増大させ、リ
ンク形成機構を損傷させる危険を増大する。
一般に、プラグ押出力は、端部閉鎖部材の他の望ましい
特性を犠牲にすることなく、できるだけ低くすべきであ
るとされている。しかしながら、本発明においては、最
少限のプラグ押出力を設定しておけば、プラグを形成す
るケーシング材の長さも、圧縮力も変更する必要なしに
、需要者の有光方法や装置の諸パラメータによって定め
られる要件に適合するようにプラグ押出力を増大させる
ことができる。
特性を犠牲にすることなく、できるだけ低くすべきであ
るとされている。しかしながら、本発明においては、最
少限のプラグ押出力を設定しておけば、プラグを形成す
るケーシング材の長さも、圧縮力も変更する必要なしに
、需要者の有光方法や装置の諸パラメータによって定め
られる要件に適合するようにプラグ押出力を増大させる
ことができる。
発明の概要
本発明は、ひだ付ケーシング物品の面にお(・では、軸
線方向の貫通内孔を有し、該内孔の前端内に一体の端部
閉鎖部を有し、該端部閉鎖部は、該閉鎖部から内孔内へ
引出されプラグの形とされたケーシング材で形成されて
いるチューブ状ひだ付ケーシングスティックにおいて、
該プラグは、前記内孔の内方に向いている第1端部分と
、中間部分と、内孔かも外方に向いている第2端部分を
含む、全長に亘ってアコーデオン型のひだから成るほぼ
円筒形の本体より成り、該第1端部分は、前記内孔を横
切る方向に延長してケーシングスティックの内周面に圧
接し、該内孔の長手軸線に対して横断方向の連続した無
孔の壁を形成するひだを包含し、前記中間部分は長手方
向の断面でみて2つの長手方向の列を成して配置された
ひだを含み、該2つの列のひだは、前記内孔の長手軸線
の領域において互いに圧接した内端と、前記ケーシング
スティックの内周面に圧接した外端を有することを特徴
とするチューブ状ひだ付ケーシングスティックを提供す
る。
線方向の貫通内孔を有し、該内孔の前端内に一体の端部
閉鎖部を有し、該端部閉鎖部は、該閉鎖部から内孔内へ
引出されプラグの形とされたケーシング材で形成されて
いるチューブ状ひだ付ケーシングスティックにおいて、
該プラグは、前記内孔の内方に向いている第1端部分と
、中間部分と、内孔かも外方に向いている第2端部分を
含む、全長に亘ってアコーデオン型のひだから成るほぼ
円筒形の本体より成り、該第1端部分は、前記内孔を横
切る方向に延長してケーシングスティックの内周面に圧
接し、該内孔の長手軸線に対して横断方向の連続した無
孔の壁を形成するひだを包含し、前記中間部分は長手方
向の断面でみて2つの長手方向の列を成して配置された
ひだを含み、該2つの列のひだは、前記内孔の長手軸線
の領域において互いに圧接した内端と、前記ケーシング
スティックの内周面に圧接した外端を有することを特徴
とするチューブ状ひだ付ケーシングスティックを提供す
る。
より特定的にいえば、前記円筒形本体の中間部分は、プ
ラグの−4011K Gって長手方向に延長した第1部
分は1プライのケーシング材を有するひだから成るのに
対してプラグの反対側に沿って長手方向に延長した第2
部分は3グライのケーシング材を有するひだから成って
いるので、長手軸線を中心として密度が非対称である。
ラグの−4011K Gって長手方向に延長した第1部
分は1プライのケーシング材を有するひだから成るのに
対してプラグの反対側に沿って長手方向に延長した第2
部分は3グライのケーシング材を有するひだから成って
いるので、長手軸線を中心として密度が非対称である。
本発明は、チューブ状ひだ付ケーシングスティックの端
部閉鎖端を形成する方法の面では、チューブ状ひだ付ケ
ーシングスティックの内孔内に端部閉鎖部を形成するた
めの方法であって、(イ)該ケーシングスティックの前
端から該ケーシングスティックの内孔を横切って側方ヘ
ケーシング材の端縁を引出し、 (ロ)前記端縁を前記内孔内へ折返すことによって該内
孔内に位置する閉鎖端と、該ケーシングスティックの前
端に向かって開放した開放端を有するケーシング材の円
筒体を形成し、 (ハ)前記ケーシングスティックの内孔内で前記ケーシ
ング材円筒体内にロッドを挿入し核ロッドの一端を前記
閉鎖端の近くに位置付けし、(ニ)前記ケーシング材の
内外間に差圧を創生じ、それによって該ケーシング材円
筒体を内方へ圧潰して前記ロッドに圧接させ、 (ホ)前記圧潰したケーシング材円筒体を前記ロッドに
圧接した状態に保持するように前記差圧を維持したまま
で該ロッドをケーシングスティックの内孔から引出し、 (へ)前記引出し工程中ケーシング材を前記ロッドから
しごき抜いてケーシングスティックの内孔内に位置する
アコーデオンひだの形に形成し、(ト)前記ひだ付けさ
れたケーシングを前記内孔内に保持したままで前記ロッ
ドを該内孔から引抜(ことから成る方法を提供する。
部閉鎖端を形成する方法の面では、チューブ状ひだ付ケ
ーシングスティックの内孔内に端部閉鎖部を形成するた
めの方法であって、(イ)該ケーシングスティックの前
端から該ケーシングスティックの内孔を横切って側方ヘ
ケーシング材の端縁を引出し、 (ロ)前記端縁を前記内孔内へ折返すことによって該内
孔内に位置する閉鎖端と、該ケーシングスティックの前
端に向かって開放した開放端を有するケーシング材の円
筒体を形成し、 (ハ)前記ケーシングスティックの内孔内で前記ケーシ
ング材円筒体内にロッドを挿入し核ロッドの一端を前記
閉鎖端の近くに位置付けし、(ニ)前記ケーシング材の
内外間に差圧を創生じ、それによって該ケーシング材円
筒体を内方へ圧潰して前記ロッドに圧接させ、 (ホ)前記圧潰したケーシング材円筒体を前記ロッドに
圧接した状態に保持するように前記差圧を維持したまま
で該ロッドをケーシングスティックの内孔から引出し、 (へ)前記引出し工程中ケーシング材を前記ロッドから
しごき抜いてケーシングスティックの内孔内に位置する
アコーデオンひだの形に形成し、(ト)前記ひだ付けさ
れたケーシングを前記内孔内に保持したままで前記ロッ
ドを該内孔から引抜(ことから成る方法を提供する。
比較的長いケーシング端縁を引出して折返した場合、ケ
ーシング材の円筒体は、1プライのケーシング材から成
る壁部分と、3プライのケーシング材から成る壁部分の
、2つの長手方向に延長した壁部分を有することになる
。この場合、本発明の方法は、第1壁部分と第2壁部分
とを直径方向に分離したままに保持して、ケーシング材
円筒体をケーシングスティックの前端の方へ長手方向に
圧潰し、それによって該第1壁部分及び第2壁部分のケ
ーシング材をひだ寄せしてアコーデオン型のひだの形と
する。その結果、1プライのケーシング材を包含したひ
だを有する部分と、それとは直径方向に反対側に位tL
、3プライのケーシング材を包含したひだを有する部分
が形成される。
ーシング材の円筒体は、1プライのケーシング材から成
る壁部分と、3プライのケーシング材から成る壁部分の
、2つの長手方向に延長した壁部分を有することになる
。この場合、本発明の方法は、第1壁部分と第2壁部分
とを直径方向に分離したままに保持して、ケーシング材
円筒体をケーシングスティックの前端の方へ長手方向に
圧潰し、それによって該第1壁部分及び第2壁部分のケ
ーシング材をひだ寄せしてアコーデオン型のひだの形と
する。その結果、1プライのケーシング材を包含したひ
だを有する部分と、それとは直径方向に反対側に位tL
、3プライのケーシング材を包含したひだを有する部分
が形成される。
本発明の端部閉鎖部は、ケーシングスティックの内孔内
へ折返され、その場で圧縮されたケーシング材から成る
プラグである。圧縮する前の段階において、真空作用を
用いて前記折返されたケーシング材をスティックの内孔
の長手軸線に向って該内孔の表面から離す方向に引きつ
けた状態でケーシング材を弛いアコーデオン型ひだの形
に形成するので、それらのひだは内孔の表面(即ち、ス
ティックの内周面)に強く圧接していない。
へ折返され、その場で圧縮されたケーシング材から成る
プラグである。圧縮する前の段階において、真空作用を
用いて前記折返されたケーシング材をスティックの内孔
の長手軸線に向って該内孔の表面から離す方向に引きつ
けた状態でケーシング材を弛いアコーデオン型ひだの形
に形成するので、それらのひだは内孔の表面(即ち、ス
ティックの内周面)に強く圧接していない。
好ましい実施例では、プラグの長手方向1111mを中
心とするケーシング材の分布が非対称とされる。
心とするケーシング材の分布が非対称とされる。
即ち、プラグの一方の側に延長したひだは、プラグの直
径方向でみて反対側に延長したひだより少いプライのケ
ーシング材で成っており、従って密度が小さい。更に、
上述したように本発明では真空作用を用いるので、これ
らのひだはプラグの中心コア部分から半径方向外方へ延
長しているので、プラグは、その外周部分におけるより
中心コア部分の周りの方が密度が高くなっている。又、
このプラグは、その外端にケーシングスティックの内孔
から外方に向いた凹部又は開口を有する。
径方向でみて反対側に延長したひだより少いプライのケ
ーシング材で成っており、従って密度が小さい。更に、
上述したように本発明では真空作用を用いるので、これ
らのひだはプラグの中心コア部分から半径方向外方へ延
長しているので、プラグは、その外周部分におけるより
中心コア部分の周りの方が密度が高くなっている。又、
このプラグは、その外端にケーシングスティックの内孔
から外方に向いた凹部又は開口を有する。
圧縮工程の前に真空作用を用いてひだを形成すること、
中心コアの周りのケーシング材の密度が高く、外周縁の
周りのケーシング材の密度が低いこと、プラグの外端に
凹部又は開口が形成されること、これらはすべて、「柔
い」プラグという望ましい特辛を端部閉鎖部に付与する
のに寄与する。
中心コアの周りのケーシング材の密度が高く、外周縁の
周りのケーシング材の密度が低いこと、プラグの外端に
凹部又は開口が形成されること、これらはすべて、「柔
い」プラグという望ましい特辛を端部閉鎖部に付与する
のに寄与する。
「柔い」プラグは、有光操作の開始時に食肉エマルジョ
ンの圧力を受止めることかで穴ること、プラグ押出力が
小さいこと、リンク形成機構の噛合部品間に挟まれたと
ν容易に圧潰されて噛合部品を傷めないこと、増光操作
の終了後エマルジョンの搾り出し操作によって容易に開
かれることなどの望ましい特徴を備えている。
ンの圧力を受止めることかで穴ること、プラグ押出力が
小さいこと、リンク形成機構の噛合部品間に挟まれたと
ν容易に圧潰されて噛合部品を傷めないこと、増光操作
の終了後エマルジョンの搾り出し操作によって容易に開
かれることなどの望ましい特徴を備えている。
本発明のプラグは、ケーシングの端縁をケーシングステ
ィックの内孔を横切る方向に引出し、反転用ロッドを用
いて慣用の態様で該内孔内へ折返して押込み、あるいは
該端縁を空気吹込みなどの他の手段によって内孔内へ押
込み、又は引込むことによって得られる。端縁をスティ
ックの内孔内へ折返す際、追加のケーシング材をスティ
ックの前端から引出して内孔内へ折返すようKすること
もできる。このようにして内孔内へ折返されたケーシン
グ材の全長の一部分は、スティックの内孔の長手軸線の
周りに非対称的に分布されている。
ィックの内孔を横切る方向に引出し、反転用ロッドを用
いて慣用の態様で該内孔内へ折返して押込み、あるいは
該端縁を空気吹込みなどの他の手段によって内孔内へ押
込み、又は引込むことによって得られる。端縁をスティ
ックの内孔内へ折返す際、追加のケーシング材をスティ
ックの前端から引出して内孔内へ折返すようKすること
もできる。このようにして内孔内へ折返されたケーシン
グ材の全長の一部分は、スティックの内孔の長手軸線の
周りに非対称的に分布されている。
この非対称分布部分の長さは、内孔を横切って引出され
るケーシングの端縁の長さによって決定される。折返さ
れたケーシング材端縁は、合計4プライのケーシング材
から成るケーシング材の円筒体を構成する。この円筒体
は、横断面でみて、1プライのケーシング材から成る第
1壁部分と、それとは直径方向に反対側に位置し、3プ
ライのケーシング材から成る第2壁部分を有する。
るケーシングの端縁の長さによって決定される。折返さ
れたケーシング材端縁は、合計4プライのケーシング材
から成るケーシング材の円筒体を構成する。この円筒体
は、横断面でみて、1プライのケーシング材から成る第
1壁部分と、それとは直径方向に反対側に位置し、3プ
ライのケーシング材から成る第2壁部分を有する。
本発明によれば、ケーシング材円筒体の内外間に差圧を
創生しく即ち真空作用を利用し)、円筒体を内方へ圧潰
して円筒体内に挿入された反転用(折返し用)ロッドに
圧接させ、スティックの内孔の表面から離れた状態に保
持する。反転用ロッドは、それを通して抜気することに
より上記差圧を創生することができるように中空である
ことが好ましいが、スティックの内孔を加圧することに
よって差圧をnlJ生することもできる。
創生しく即ち真空作用を利用し)、円筒体を内方へ圧潰
して円筒体内に挿入された反転用(折返し用)ロッドに
圧接させ、スティックの内孔の表面から離れた状態に保
持する。反転用ロッドは、それを通して抜気することに
より上記差圧を創生することができるように中空である
ことが好ましいが、スティックの内孔を加圧することに
よって差圧をnlJ生することもできる。
ロッド内を抜気してケーシング材円筒体の内外間に差圧
を創生することによりケーシング材をロッドに圧接させ
る。この差圧を維持し、ケーシング材をロッドに圧接し
た状態に保持したままで、反転用ロッドをスティックの
内孔から引出す。それによって該ケーシング材をロッド
からしごき抜き、ケーシング材円筒体の壁をアコーデオ
ン型のひだの形にひだ寄せし、円筒体を短縮する。ロッ
ドは、短縮された円筒体のひだを直径方向に分離した状
態に維持するので、長手断面でみてひだは2列に配置さ
れている。スティックの長手軸線を中心としたケーシン
グ材の分布が非対称となっている部分においては、一方
の列のひだは、ロッドの一側に沿って延長した1プライ
だけのケーシング材から成るひだであり、他方の列のひ
だは、ロッドの反対側に沿って延長した3プライのケー
シング材から成るひだである。
を創生することによりケーシング材をロッドに圧接させ
る。この差圧を維持し、ケーシング材をロッドに圧接し
た状態に保持したままで、反転用ロッドをスティックの
内孔から引出す。それによって該ケーシング材をロッド
からしごき抜き、ケーシング材円筒体の壁をアコーデオ
ン型のひだの形にひだ寄せし、円筒体を短縮する。ロッ
ドは、短縮された円筒体のひだを直径方向に分離した状
態に維持するので、長手断面でみてひだは2列に配置さ
れている。スティックの長手軸線を中心としたケーシン
グ材の分布が非対称となっている部分においては、一方
の列のひだは、ロッドの一側に沿って延長した1プライ
だけのケーシング材から成るひだであり、他方の列のひ
だは、ロッドの反対側に沿って延長した3プライのケー
シング材から成るひだである。
ロッドは、はとんど、あるいは全く回転させないでステ
ィックの内孔から引出すことが好ましい。
ィックの内孔から引出すことが好ましい。
それによって、1プライだげのケーシング材から成るひ
だをロッドの一側忙沿ってほば真直ぐに配列し、3プラ
イのケーシング材から成るひだを口ラドの反対側に沿っ
て真直ぐに配列する。ただし、反転用ロッドは、スティ
ックの内孔内へ挿入する際、あるいは、内孔から引出す
際、捻回してひだをらせん状に分布させるようKしても
よく、その場合でも、1プライだけのケーシング材から
成るひだと、3プライのケーシング材から成るひだとが
直径方向に対置する。従って、ここで「長手方向に延長
する」という表現は、アコーデオン型のひだがほぼ直線
に活って延長している場合も、はぼらせん状に延長して
いる場合も含むものと解するべきである。
だをロッドの一側忙沿ってほば真直ぐに配列し、3プラ
イのケーシング材から成るひだを口ラドの反対側に沿っ
て真直ぐに配列する。ただし、反転用ロッドは、スティ
ックの内孔内へ挿入する際、あるいは、内孔から引出す
際、捻回してひだをらせん状に分布させるようKしても
よく、その場合でも、1プライだけのケーシング材から
成るひだと、3プライのケーシング材から成るひだとが
直径方向に対置する。従って、ここで「長手方向に延長
する」という表現は、アコーデオン型のひだがほぼ直線
に活って延長している場合も、はぼらせん状に延長して
いる場合も含むものと解するべきである。
ひだを形成した後、ロッドを抜き取り、短縮されたケー
シング材円筒体の長手軸線に沿って延長する空洞コアを
残す。次いで、この短縮された円筒体を慣用の込め棒に
よって圧縮してプラグを形成する。
シング材円筒体の長手軸線に沿って延長する空洞コアを
残す。次いで、この短縮された円筒体を慣用の込め棒に
よって圧縮してプラグを形成する。
込め棒に接触したケーシング材のひだは、押圧されて、
スティックの内孔を横切る壁の形に形成され、ひだは、
内孔の異面即ちケーシングスティックの内周面に圧接す
る。しかしながら、込め棒から離れた方にあるひだは、
圧縮操作中それらの完全性及び個別性を維持しようとす
る。従って、2列のひだは、それらの外端においてはケ
ーシングスティックの内周面に圧接し、それらの内端に
おいては一方の列のひだと他方の列のひだとが互いに圧
接する。折返されたケーシング端縁かも形成されたひだ
の部分では、プラグの長手軸線の周りのケーシング材の
分布は非対称である。即ち、プラグの一方の側に沿って
長手方向に延長する部分は、1プライのケーシング材か
ら成り、それとは直径方向に対置して延長した5プライ
のケーシング材から成る部分より密度が低い。更K、形
成されたひだは、反転用ロッドの外周面のところにおい
て最も密集しているので、このロッドを引抜けは、その
後に残された中心コア(空間)の周りにおけるケーシン
グ材の密度が遊も高くなる。
スティックの内孔を横切る壁の形に形成され、ひだは、
内孔の異面即ちケーシングスティックの内周面に圧接す
る。しかしながら、込め棒から離れた方にあるひだは、
圧縮操作中それらの完全性及び個別性を維持しようとす
る。従って、2列のひだは、それらの外端においてはケ
ーシングスティックの内周面に圧接し、それらの内端に
おいては一方の列のひだと他方の列のひだとが互いに圧
接する。折返されたケーシング端縁かも形成されたひだ
の部分では、プラグの長手軸線の周りのケーシング材の
分布は非対称である。即ち、プラグの一方の側に沿って
長手方向に延長する部分は、1プライのケーシング材か
ら成り、それとは直径方向に対置して延長した5プライ
のケーシング材から成る部分より密度が低い。更K、形
成されたひだは、反転用ロッドの外周面のところにおい
て最も密集しているので、このロッドを引抜けは、その
後に残された中心コア(空間)の周りにおけるケーシン
グ材の密度が遊も高くなる。
上記圧縮工程において、ひだは、この空洞コアへ進入し
てそれを埋めるが、プラグの外端には、スティックの内
孔から外方に向いた開口が残される場合がある。このよ
うな開口が形成されるかどうか、あるいは形成される場
合その開口の深さは、ケーシング材の円筒体の長さ及び
込め棒によって加えられる圧縮力などの要素によって決
定されろ。
てそれを埋めるが、プラグの外端には、スティックの内
孔から外方に向いた開口が残される場合がある。このよ
うな開口が形成されるかどうか、あるいは形成される場
合その開口の深さは、ケーシング材の円筒体の長さ及び
込め棒によって加えられる圧縮力などの要素によって決
定されろ。
上述した差圧によってケーシング材円筒体を圧潰させて
反転用ロッドに圧接した状態に維持したままでひだを該
ロッドからしごき抜くことにより更に追加の利点が得ら
れることが認められた。即ち、このようにして形成され
たひだは、スティックの内周面に強く圧接しない。これ
に対して、本発明におけるように真空作用を利用してひ
だを予備形成しておくことな(、慣用の態様でケーシン
グ材円筒体を込め棒によって圧縮した場合、円筒体を圧
潰させ、それによって形成されるひだをすべてケーシン
グスティックの内周面に圧接させてしまう。
反転用ロッドに圧接した状態に維持したままでひだを該
ロッドからしごき抜くことにより更に追加の利点が得ら
れることが認められた。即ち、このようにして形成され
たひだは、スティックの内周面に強く圧接しない。これ
に対して、本発明におけるように真空作用を利用してひ
だを予備形成しておくことな(、慣用の態様でケーシン
グ材円筒体を込め棒によって圧縮した場合、円筒体を圧
潰させ、それによって形成されるひだをすべてケーシン
グスティックの内周面に圧接させてしまう。
本発明においては、予備形成されたひだがスティックの
内孔の表面即ちスティックの内周面に強く圧接しない。
内孔の表面即ちスティックの内周面に強く圧接しない。
従って、本発明のプラグは、在来の方法で圧縮されたプ
ラグより低いプラグ押出力を有する。又、本発明のプラ
グは、一つにはひだを予備形成しておくことにより、従
来の方法で圧縮されたプラグにはみられない「柔かさ」
を有する。
ラグより低いプラグ押出力を有する。又、本発明のプラ
グは、一つにはひだを予備形成しておくことにより、従
来の方法で圧縮されたプラグにはみられない「柔かさ」
を有する。
ひだ形成工程中比較的高い差圧を維持しておけば、小さ
いプラグ押出力が得られることが認められた。なぜなら
、高い差圧が維持されていると、ケーシング材円筒体の
実質的に全部が反転用ロッドからしごかれ、ひだ寄せさ
れるからである。差圧を小さくすると、それだけ、ひだ
寄せされてロッドからしごき抜かれるケーシング材円筒
体の長さが短くなる。なぜなら、ひだ寄せ作用に対する
ケーシング材円筒体の抵抗が差圧による保持力を上回り
、反転用ロッドがケーシング材円筒体から引抜かれ、ケ
ージング材円筒体の一部分をひだ寄せされないままに残
す。従って、差圧を小さくすれば、それだけ、ひだ寄せ
されないままに残されるケーシング材円筒体の長さか長
(なる。次の圧縮工程においてこの未ひだ寄せ部分は、
長手方向に圧縮され、4プライのケーシング材から成る
ひだの形に形成される。これらのひだは、ケーシンゲス
ティックの内周面に圧接せしめられるので、プラグ押出
力を増大させる。従って、最少限のプラグ押出力を創生
するのに必要な差圧(即ち、ケーシング材円筒体の実質
的に全部を反転用ロッドの周りに予備ひだ寄せするのに
必要な差圧)を確認しておけば、その最少限の差圧から
必要なだけ差圧を増大させることによってプラグ押出力
を増大させることができる。
いプラグ押出力が得られることが認められた。なぜなら
、高い差圧が維持されていると、ケーシング材円筒体の
実質的に全部が反転用ロッドからしごかれ、ひだ寄せさ
れるからである。差圧を小さくすると、それだけ、ひだ
寄せされてロッドからしごき抜かれるケーシング材円筒
体の長さが短くなる。なぜなら、ひだ寄せ作用に対する
ケーシング材円筒体の抵抗が差圧による保持力を上回り
、反転用ロッドがケーシング材円筒体から引抜かれ、ケ
ージング材円筒体の一部分をひだ寄せされないままに残
す。従って、差圧を小さくすれば、それだけ、ひだ寄せ
されないままに残されるケーシング材円筒体の長さか長
(なる。次の圧縮工程においてこの未ひだ寄せ部分は、
長手方向に圧縮され、4プライのケーシング材から成る
ひだの形に形成される。これらのひだは、ケーシンゲス
ティックの内周面に圧接せしめられるので、プラグ押出
力を増大させる。従って、最少限のプラグ押出力を創生
するのに必要な差圧(即ち、ケーシング材円筒体の実質
的に全部を反転用ロッドの周りに予備ひだ寄せするのに
必要な差圧)を確認しておけば、その最少限の差圧から
必要なだけ差圧を増大させることによってプラグ押出力
を増大させることができる。
実施例の説明
第1図は、チューブ状のひだ付ケーシングスティック1
0を示す。スティックの内周面11は軸線方向の内孔1
2を画定する。スティックの前端16を閉鎖するために
該前端からケーシングの端縁14を側方へ引出し、その
引出された端縁に中空の反転用ロッド18を押当ててひ
だ付ケーシングスティックの内孔12内へ第2図に示さ
れる位置にまで挿入する。
0を示す。スティックの内周面11は軸線方向の内孔1
2を画定する。スティックの前端16を閉鎖するために
該前端からケーシングの端縁14を側方へ引出し、その
引出された端縁に中空の反転用ロッド18を押当ててひ
だ付ケーシングスティックの内孔12内へ第2図に示さ
れる位置にまで挿入する。
それによってケーシングの端縁14は、反転されてステ
ィックの内孔内へ押入される。最初に引出した端縁14
の長さと、スティックの内孔へのロッド挿入の深さに応
じて、若干量の追加のケーシング(「ケーシング材」と
も称する)20がスティックの前端から更に引出されひ
だ伸ばしされてスティックの内孔内へ反転(折返)され
る。
ィックの内孔内へ押入される。最初に引出した端縁14
の長さと、スティックの内孔へのロッド挿入の深さに応
じて、若干量の追加のケーシング(「ケーシング材」と
も称する)20がスティックの前端から更に引出されひ
だ伸ばしされてスティックの内孔内へ反転(折返)され
る。
端縁14のこのような反転即ち折返しにより、スティッ
クの内孔内にロッド18を囲包するケーシング材の円筒
体(「円筒形本体」とも称する)22が形成される。こ
の円筒体は、スティックの内孔内に閉じ込められた閉鎖
端24と、スティックの前端16に近接した開放端26
を有する。
クの内孔内にロッド18を囲包するケーシング材の円筒
体(「円筒形本体」とも称する)22が形成される。こ
の円筒体は、スティックの内孔内に閉じ込められた閉鎖
端24と、スティックの前端16に近接した開放端26
を有する。
円筒体22の周壁の一側の部分は、その全長に亘ってケ
ーシング材のI J偕(プライ)だけから成っているが
、直径方向に反対の側では、円筒体22は、3プライの
ケーシング材を包含した壁部分30と、1プライだけの
ケーシング材を包含した壁部分32を有する。3プライ
のケーシングを包含した壁部分30は、折返された端縁
14で形成されるのに対し、壁部分32は、ロッド18
をスティックの内孔内へ挿入したときスティックから引
出されひだ伸ばしされた1プライの追加のケーシング材
20で形成される。
ーシング材のI J偕(プライ)だけから成っているが
、直径方向に反対の側では、円筒体22は、3プライの
ケーシング材を包含した壁部分30と、1プライだけの
ケーシング材を包含した壁部分32を有する。3プライ
のケーシングを包含した壁部分30は、折返された端縁
14で形成されるのに対し、壁部分32は、ロッド18
をスティックの内孔内へ挿入したときスティックから引
出されひだ伸ばしされた1プライの追加のケーシング材
20で形成される。
壁部分30と32との相対的な長さは、いろいろに定め
ることができるが、閉鎖端24が本発明にとって重要な
要素であるため、ケーシング端縁14がロッド18から
完全に滑り抜けて両端共開放した円筒体を形成するおそ
れがないように端縁14を十分に長くすることが好まし
い。ケーシング材の円筒体22の横断面は、第2A図に
拡大して示されている。第2A図は、円筒体22の一側
の壁部28が1プライのケーシング材で形成され、他側
の壁部分30が5プライのケーシング材で形成されてい
ることを明示している。
ることができるが、閉鎖端24が本発明にとって重要な
要素であるため、ケーシング端縁14がロッド18から
完全に滑り抜けて両端共開放した円筒体を形成するおそ
れがないように端縁14を十分に長くすることが好まし
い。ケーシング材の円筒体22の横断面は、第2A図に
拡大して示されている。第2A図は、円筒体22の一側
の壁部28が1プライのケーシング材で形成され、他側
の壁部分30が5プライのケーシング材で形成されてい
ることを明示している。
次に、壁部分28.30.32をロッド18の外周面に
引きつけて保持するために(第3図)ケーシング材円筒
体22の内外間に差圧をカ1]生する。
引きつけて保持するために(第3図)ケーシング材円筒
体22の内外間に差圧をカ1]生する。
差圧は、中空ロッド18を通して真空引きし、それによ
ってロッド18の周りの反転ケーシング材円筒体22内
を抜気することKよって創生することが好ましい。その
結果、ケーシング材円筒体22の閉鎖端24が中空ロッ
ド18の端面25に圧接されるとともK、円筒体22全
体がロッドの外周面に引きつけられる。
ってロッド18の周りの反転ケーシング材円筒体22内
を抜気することKよって創生することが好ましい。その
結果、ケーシング材円筒体22の閉鎖端24が中空ロッ
ド18の端面25に圧接されるとともK、円筒体22全
体がロッドの外周面に引きつけられる。
この真空を維持したまま、ロッド18をスティックの内
孔から引抜く。その際、真空作用によりロッドの外周面
に圧接保持されているケーシングが、ロッドと一緒にス
ティック内孔から抜出るのを防止するためにスティック
の前端16にストップ34を横断方向に配置しておく(
第4図)。第4図に示されるように、ケーシング材円筒
体22は、ロッドがスティックの内孔かも引抜かれる際
、ロッドの外周面から引離されてアコーデオン型ひだ3
8.40の形に形成される。このひだ付きは、停止体3
4のところから始まり、ロッドの長手に沿って漸次内方
へ進む。
孔から引抜く。その際、真空作用によりロッドの外周面
に圧接保持されているケーシングが、ロッドと一緒にス
ティック内孔から抜出るのを防止するためにスティック
の前端16にストップ34を横断方向に配置しておく(
第4図)。第4図に示されるように、ケーシング材円筒
体22は、ロッドがスティックの内孔かも引抜かれる際
、ロッドの外周面から引離されてアコーデオン型ひだ3
8.40の形に形成される。このひだ付きは、停止体3
4のところから始まり、ロッドの長手に沿って漸次内方
へ進む。
ロッドを引抜く間真空を維持しておくことによリケーシ
ングがロッドの外周面のところでひだ寄せされることに
留意すべ伴である。これによりロッド18は、ひだ3B
と40とを直径方向に互いに分離させた状態に維持する
ことができるので、第4図に示されるような長手断面で
みてひだが2列に配置される。一方の列のびた38は、
すべて、ロッド18の一側に沿った1プライのケーシン
グで形成される。直径方向に反対側にある他方の列のひ
だ40の一部は、3プライのケーシング材を包含し、他
の部分は1プライのケーシング材を包含している。第4
図に明示されているように、ひだ38.40は、ロッド
18の周りに結集して半径方向外方へ横断方向に延長し
、ロッドの外周面とケーシングスティックの内周面との
間の空間を埋める形となっている。このようにして形成
されたアコーデオン型のひだは、スティックの内孔の全
直径に亘っては延在しない。
ングがロッドの外周面のところでひだ寄せされることに
留意すべ伴である。これによりロッド18は、ひだ3B
と40とを直径方向に互いに分離させた状態に維持する
ことができるので、第4図に示されるような長手断面で
みてひだが2列に配置される。一方の列のびた38は、
すべて、ロッド18の一側に沿った1プライのケーシン
グで形成される。直径方向に反対側にある他方の列のひ
だ40の一部は、3プライのケーシング材を包含し、他
の部分は1プライのケーシング材を包含している。第4
図に明示されているように、ひだ38.40は、ロッド
18の周りに結集して半径方向外方へ横断方向に延長し
、ロッドの外周面とケーシングスティックの内周面との
間の空間を埋める形となっている。このようにして形成
されたアコーデオン型のひだは、スティックの内孔の全
直径に亘っては延在しない。
即ち、一方の列のひだ3日は、他方の列のびた40が位
置している側のケーシングスティックの内周面11にま
では延長しておらず、他方の列のひだ40も、一方の列
のびた38が位置している側の内周面11にまでは延長
していない。又、ケーシング材の集中度は、ロッド18
の外周面のところで最大となっているので、ケージツク
の密度は、スティックの内周面11に近接したところよ
りもロッドに沿ったところの方が大きい。
置している側のケーシングスティックの内周面11にま
では延長しておらず、他方の列のひだ40も、一方の列
のびた38が位置している側の内周面11にまでは延長
していない。又、ケーシング材の集中度は、ロッド18
の外周面のところで最大となっているので、ケージツク
の密度は、スティックの内周面11に近接したところよ
りもロッドに沿ったところの方が大きい。
ロッド18を通して引く真空は、ケーシング円筒体22
全体かひだ寄せされるように十分に高い度合とすること
が好ましい。なぜなら、円筒体全体がひだ寄せされてい
る方が、「プラグ押出力」が小さくてすむからである。
全体かひだ寄せされるように十分に高い度合とすること
が好ましい。なぜなら、円筒体全体がひだ寄せされてい
る方が、「プラグ押出力」が小さくてすむからである。
しかしながら、ロッド18は、その引抜き途中のある時
点でケーシングから滑り抜けるので、ケーシングの一部
分36(第5図)は、ひだ寄せされずに残る。
点でケーシングから滑り抜けるので、ケーシングの一部
分36(第5図)は、ひだ寄せされずに残る。
ロッドが抜取られた後は、ケーシング円筒体22は、ひ
だ寄せされない部分36と、ロッド18が抜取られたこ
とによって空間として残された中心コア42を取巻く、
弛いひだ38.4oから成るひだ寄せ部分とを有する弛
いケーシング材プラグ(栓体)(第5図)の形となる。
だ寄せされない部分36と、ロッド18が抜取られたこ
とによって空間として残された中心コア42を取巻く、
弛いひだ38.4oから成るひだ寄せ部分とを有する弛
いケーシング材プラグ(栓体)(第5図)の形となる。
次に、@6図に示されるように、ラム44をスティック
の内孔ヘスティックの後端(図示せず)から挿入し、弛
いプラグを停止体34に圧接して圧縮する。ラム44は
、まず、ひだ寄せされていない部分36に係合してこの
部分のケーシングのプライ(層)を折曲げて4プライの
ケーシング材から成るひだ46の形とする。これらのび
だ46の数は僅かである。ひだ46は、スティックの内
周面11に圧接して形成され、スティックの長手軸[4
8を完全に横切って延長する。
の内孔ヘスティックの後端(図示せず)から挿入し、弛
いプラグを停止体34に圧接して圧縮する。ラム44は
、まず、ひだ寄せされていない部分36に係合してこの
部分のケーシングのプライ(層)を折曲げて4プライの
ケーシング材から成るひだ46の形とする。これらのび
だ46の数は僅かである。ひだ46は、スティックの内
周面11に圧接して形成され、スティックの長手軸[4
8を完全に横切って延長する。
ラム44を引続き停止体34に向けて押すと、弛い、予
備形成されたびだ38.40が圧縮し始める。しかしな
がら、これらのひだ58.40の圧縮態様は、最初はひ
だ寄せされていなかった部分36の圧縮態様とは異る。
備形成されたびだ38.40が圧縮し始める。しかしな
がら、これらのひだ58.40の圧縮態様は、最初はひ
だ寄せされていなかった部分36の圧縮態様とは異る。
即ち、第6図に示されるように、ひだ38と40は、互
いに完全に折合わされず、ひだ46のような均一な密度
のひだを構成しない。2列のびた38と40とは、それ
ぞれ個別性を維持する傾向を有し、ロッド18が抜取ら
れたことによって残された空間を埋めるように軸線4日
に向って半径方向内方へ圧潰することKより中心コア4
2の領域で互いのひだの近位端(半径方向内方の端部)
においてのみ互いに合着するが、ひだ38.40の、ス
ティックの内周面11に圧接している遠位端においては
両者はほとんと、あるいは全(合着しない。
いに完全に折合わされず、ひだ46のような均一な密度
のひだを構成しない。2列のびた38と40とは、それ
ぞれ個別性を維持する傾向を有し、ロッド18が抜取ら
れたことによって残された空間を埋めるように軸線4日
に向って半径方向内方へ圧潰することKより中心コア4
2の領域で互いのひだの近位端(半径方向内方の端部)
においてのみ互いに合着するが、ひだ38.40の、ス
ティックの内周面11に圧接している遠位端においては
両者はほとんと、あるいは全(合着しない。
ひだ40は3プライのケーシング材を包含しているので
、アコーデオン型のびた構成の密度はスティックの軸線
48の周りに非対称をなす。ひだ40の反対側に位置す
るひだ38は1プライのケーシング材で形成されており
、1プライのひだの方が、3プライのひだより密度が小
さいからである。
、アコーデオン型のびた構成の密度はスティックの軸線
48の周りに非対称をなす。ひだ40の反対側に位置す
るひだ38は1プライのケーシング材で形成されており
、1プライのひだの方が、3プライのひだより密度が小
さいからである。
上記のようにラム44を移動させてケーシング円筒体の
ひだを圧縮させることにより第7.8図に示されるはぼ
円筒形のプラグ5oを形成する。
ひだを圧縮させることにより第7.8図に示されるはぼ
円筒形のプラグ5oを形成する。
第7.8図に示されるように、このようにして形成され
る好ましいプラグは、長手軸線48の周りに実質的に均
一な密度を有する内端部分52と、圧縮されたアコーデ
オン型ひだから成る中間部分54と、スティックの内孔
から外方に向いている第2端即ち外端部分54とを有す
る。
る好ましいプラグは、長手軸線48の周りに実質的に均
一な密度を有する内端部分52と、圧縮されたアコーデ
オン型ひだから成る中間部分54と、スティックの内孔
から外方に向いている第2端即ち外端部分54とを有す
る。
第1端即ち内端部分52は、ひだ付ケーシングスティッ
クの内孔を横切って延長し、核内孔の円面に圧接した4
プライの圧縮ひだ46(第6図)から成る。プラグ押出
力を最少限にするために、4プライ(47mのケーシン
グ材から成る)のひだの数を先に述べたように最少限に
するか、あるいはゼロにすることが好ましい。
クの内孔を横切って延長し、核内孔の円面に圧接した4
プライの圧縮ひだ46(第6図)から成る。プラグ押出
力を最少限にするために、4プライ(47mのケーシン
グ材から成る)のひだの数を先に述べたように最少限に
するか、あるいはゼロにすることが好ましい。
好ましい実施例では、プラグの中間部分54は、長手1
lII線48を中心として対称的な密度を有するものと
する。プラグ50の一側に涜って位置する部分は、1プ
ライだけのケーシング材を有するひだ38から成ってい
るのに対し、プラグ50の、上記−側とは直径方向に反
対側に位置する部分は、大部分か3プライのケーシング
材を有するひだ40から成っているからである。ひだ4
0が3プライの厚さを有している部位では、ひだ38か
ら成る上記プラグの一側の部分は、それとは直径方向く
反対側の、ひだ40かも成る部分より密度が小さい。
lII線48を中心として対称的な密度を有するものと
する。プラグ50の一側に涜って位置する部分は、1プ
ライだけのケーシング材を有するひだ38から成ってい
るのに対し、プラグ50の、上記−側とは直径方向に反
対側に位置する部分は、大部分か3プライのケーシング
材を有するひだ40から成っているからである。ひだ4
0が3プライの厚さを有している部位では、ひだ38か
ら成る上記プラグの一側の部分は、それとは直径方向く
反対側の、ひだ40かも成る部分より密度が小さい。
又、この中間部分54の圧縮ひだ38.40は、ひだ4
6のようにはスティックの内孔を完全には横切っていな
い。ひだ58と40の半径方向でみて内端は、中心コア
42の領域で合着する傾向があり、従って、それらのひ
だは長手軸線48を横切らず、スティックの内周面11
0両側に圧接しない。従って、ケーシング材は、3プラ
イの部分も、1プライだけの部分も、総じて中心コアの
間りに集中するので、中心コアの領域内のプラグ50の
密度の方が、該プラグの外周縁の密度より太き(なる。
6のようにはスティックの内孔を完全には横切っていな
い。ひだ58と40の半径方向でみて内端は、中心コア
42の領域で合着する傾向があり、従って、それらのひ
だは長手軸線48を横切らず、スティックの内周面11
0両側に圧接しない。従って、ケーシング材は、3プラ
イの部分も、1プライだけの部分も、総じて中心コアの
間りに集中するので、中心コアの領域内のプラグ50の
密度の方が、該プラグの外周縁の密度より太き(なる。
第2端即ち外端部分56のひだは、1プライのケーシン
グ材(第6図)から成っており、ケーシングの端縁14
を反転即ち折返したときにスティックの前端16からひ
だ伸ばしされ引出された追加のケーシング材20(第2
図)によって形成される。この第2端部分56の密度は
、第6図にみられるように、そのすべてのひだが1プラ
イのケーシング材から成っているので長手軸#48の周
りにほぼ均一である。端縁14が比較的短い場合は、外
端部分56は図示のものより長(なる。なぜなら、その
場合、スティックの前端16から引出される追加のケー
シング材2oが長くなるからである。端縁14を折返す
際に追加のケーシング20がほとんど、あるいは全く引
出されていないとすると、外端部分56は、その一部分
のひだが3プライのケーシング材から成り、中間部分5
4の構成に類似したものとなるので、長手軸線4Bの周
りに非対称の密度を有することになる。
グ材(第6図)から成っており、ケーシングの端縁14
を反転即ち折返したときにスティックの前端16からひ
だ伸ばしされ引出された追加のケーシング材20(第2
図)によって形成される。この第2端部分56の密度は
、第6図にみられるように、そのすべてのひだが1プラ
イのケーシング材から成っているので長手軸#48の周
りにほぼ均一である。端縁14が比較的短い場合は、外
端部分56は図示のものより長(なる。なぜなら、その
場合、スティックの前端16から引出される追加のケー
シング材2oが長くなるからである。端縁14を折返す
際に追加のケーシング20がほとんど、あるいは全く引
出されていないとすると、外端部分56は、その一部分
のひだが3プライのケーシング材から成り、中間部分5
4の構成に類似したものとなるので、長手軸線4Bの周
りに非対称の密度を有することになる。
外端部分56のもう1つの特徴は、プラグ50の端面か
ら外方に開口した四部又は開口58を有することである
。この開口58は、ロッド18を引抜いたと欠に残され
た中心コア42の名残りである。この開口58は、本発
明に従って形成した端部閉鎖部に通常存在するが、その
有無、又は存在する場合の深さは、一つには、ラム44
によって与えられる圧縮力によって定められる。
ら外方に開口した四部又は開口58を有することである
。この開口58は、ロッド18を引抜いたと欠に残され
た中心コア42の名残りである。この開口58は、本発
明に従って形成した端部閉鎖部に通常存在するが、その
有無、又は存在する場合の深さは、一つには、ラム44
によって与えられる圧縮力によって定められる。
先に述べたように、本発明の端部閉鎖部は、米国特許第
3.383.222号に開示されているようにケーシン
グ材を折返してその折返されたケーシング材を圧縮する
従来慣用の方法によって形成された端部閉鎖部に比べて
「プラグ押出力」が小さくてすむ。しかも、本発明の端
部閉鎖部のプラグ押出力は、″4要考の注文に合わせて
最小限値から所望の値にまで増大させることができる。
3.383.222号に開示されているようにケーシン
グ材を折返してその折返されたケーシング材を圧縮する
従来慣用の方法によって形成された端部閉鎖部に比べて
「プラグ押出力」が小さくてすむ。しかも、本発明の端
部閉鎖部のプラグ押出力は、″4要考の注文に合わせて
最小限値から所望の値にまで増大させることができる。
本発明以前においては、特定の端部閉鎖部のプラグ押出
力は、折返されるケーシング材の長さと、その折返され
たケーシング材を圧縮するのに加えられる力との妥協で
あった。即ち、プラグ押出力を増減するために上記どち
らか一方の要素を変更することは、有光開始時に有光圧
力を受止める端部閉鎖部の力、又は、有光操作が終了し
たときエマルジョンをケーシングから搾り出すことを可
能にすることとの妥協であった。これに対して、本発明
によれば、折返されるケーシングの長さも、圧縮力の大
きさも変える必要なしに、需要者の袂望に適合するよう
にプラグ押出力を変更することができることが認められ
た。即ち、本発明においては、最適の圧力受止め力と、
エマルジョン搾り出し特性が得られるように、折返され
るケーシング材の長さと、圧縮力とを最初に選定してお
くことかできる。その上で、折返されたケーシング材円
筒体の内外間の差圧だけを変えることにより、プラグ押
出力を需要者の注文に応じて変化することがで倖る。
力は、折返されるケーシング材の長さと、その折返され
たケーシング材を圧縮するのに加えられる力との妥協で
あった。即ち、プラグ押出力を増減するために上記どち
らか一方の要素を変更することは、有光開始時に有光圧
力を受止める端部閉鎖部の力、又は、有光操作が終了し
たときエマルジョンをケーシングから搾り出すことを可
能にすることとの妥協であった。これに対して、本発明
によれば、折返されるケーシングの長さも、圧縮力の大
きさも変える必要なしに、需要者の袂望に適合するよう
にプラグ押出力を変更することができることが認められ
た。即ち、本発明においては、最適の圧力受止め力と、
エマルジョン搾り出し特性が得られるように、折返され
るケーシング材の長さと、圧縮力とを最初に選定してお
くことかできる。その上で、折返されたケーシング材円
筒体の内外間の差圧だけを変えることにより、プラグ押
出力を需要者の注文に応じて変化することがで倖る。
本発明の一体の端部閉鎖部を有するケーシングスティッ
クを以下に述べる例1及び例2に従って形成した。それ
らのスティックを有光試験に使用したところ溝足な結果
か得られた。
クを以下に述べる例1及び例2に従って形成した。それ
らのスティックを有光試験に使用したところ溝足な結果
か得られた。
試験は、下記の例に記載した態様で行われた。
その結果、本発明による砧部閉鎖部は、折返され、長手
方向に圧縮された従来の端部閉鎖部に比べてプラグ押出
力が小さく、しかも、そのプラグ押出力は、閉鎖部形成
のために折返されたケーシング材円筒体の内外間に設定
する差圧の大きさを変更することによって制御しうろこ
とが立証された。
方向に圧縮された従来の端部閉鎖部に比べてプラグ押出
力が小さく、しかも、そのプラグ押出力は、閉鎖部形成
のために折返されたケーシング材円筒体の内外間に設定
する差圧の大きさを変更することによって制御しうろこ
とが立証された。
例 1
比較対照として、膨張時直径2.06αのサイズ24型
セルロース質ケーシングステイツク40本をひだ付けし
た。このケーシングスティックに米国特許第3.385
.222号に開示された在来の方法によって長さ約3α
5crrLのケーシング材を折返して圧縮した端部閉鎖
部を形成した。即ち、ケーシング材の端縁なスティック
の前端からスティックの内孔を横切って側方へ引出し、
反転用ロッドによってこのケーシング材端縁をスティッ
クの内孔内へ押込んで内孔内にケーシング材の円筒体を
形成した。次いで込め棒によってケーシング材円筒体を
所定の長さにまで突固めて端部閉#1部を形成した。
セルロース質ケーシングステイツク40本をひだ付けし
た。このケーシングスティックに米国特許第3.385
.222号に開示された在来の方法によって長さ約3α
5crrLのケーシング材を折返して圧縮した端部閉鎖
部を形成した。即ち、ケーシング材の端縁なスティック
の前端からスティックの内孔を横切って側方へ引出し、
反転用ロッドによってこのケーシング材端縁をスティッ
クの内孔内へ押込んで内孔内にケーシング材の円筒体を
形成した。次いで込め棒によってケーシング材円筒体を
所定の長さにまで突固めて端部閉#1部を形成した。
同様の方法により別途に40本のケージ/ゲスティック
を裂遺し、それらのステインクの端縁を本発明に従って
形成した。即ち、中空の反転用(折返し用)ロッドによ
ってケーシング材の端縁をスティックの内孔内へ折返し
た後、この中空反転用ロッドを水銀柱508貫露0真空
源に接続した。
を裂遺し、それらのステインクの端縁を本発明に従って
形成した。即ち、中空の反転用(折返し用)ロッドによ
ってケーシング材の端縁をスティックの内孔内へ折返し
た後、この中空反転用ロッドを水銀柱508貫露0真空
源に接続した。
次いで、ロッドをスティックの内孔から引出し、ケーシ
ング材円筒体をロッドからしごき抜いてひだ寄せした。
ング材円筒体をロッドからしごき抜いてひだ寄せした。
ロッドを引抜いた後、ひだ寄セされたケーシング材円筒
体を所定の長さにまで圧縮して端部閉鎖部を形成した。
体を所定の長さにまで圧縮して端部閉鎖部を形成した。
比較対照の40本のスティックも、本発明を組入れた4
0本のスティックも、それぞれ10本づつ4群に分け、
ひだ寄せした直後の端部閉鎖部のプラグ押出力及びその
後いろいろな時間経巻後のプラグ押出力を測定した。表
■に示される試験結果から明らかなように、本発明に従
って真空作用を利用して形成した端部閉鎖部の平均プラ
グ押出力は、真空を用いないで在来の方法に従って形成
した端部閉鎖部のプラグ押出力の約半分であった。
0本のスティックも、それぞれ10本づつ4群に分け、
ひだ寄せした直後の端部閉鎖部のプラグ押出力及びその
後いろいろな時間経巻後のプラグ押出力を測定した。表
■に示される試験結果から明らかなように、本発明に従
って真空作用を利用して形成した端部閉鎖部の平均プラ
グ押出力は、真空を用いないで在来の方法に従って形成
した端部閉鎖部のプラグ押出力の約半分であった。
表 I
例 2
本発明による場合プラグ押出力が制御可能であることを
立証するために端部閉鎖部を例1で用いたのと同じ本発
明の方法で、真空度をいろいろに変えて形成した。プラ
グ押出力は、どのスティックについても端部閉鎖部形成
後1日後に測定した。
立証するために端部閉鎖部を例1で用いたのと同じ本発
明の方法で、真空度をいろいろに変えて形成した。プラ
グ押出力は、どのスティックについても端部閉鎖部形成
後1日後に測定した。
10本のスティックの平均プラグ押出力は下の表I[K
示される通りである。
示される通りである。
表 ■
これらの試験結果から分るように、真空度従って差圧を
増大させると、プラグ押出力か小さくなる。従って、最
小限のプラグ押出力を定めておけば、折返されたケーシ
ング材円筒体をひだ寄せする際の真空度を低くすること
により需要者の要望に応じてプラグ押出力を高くするこ
とができる。
増大させると、プラグ押出力か小さくなる。従って、最
小限のプラグ押出力を定めておけば、折返されたケーシ
ング材円筒体をひだ寄せする際の真空度を低くすること
により需要者の要望に応じてプラグ押出力を高くするこ
とができる。
真空度を低(すると、反転用ロッドがケーシング材円筒
体が滑り抜は易くなるので、それだけ円筒体のひだ寄せ
される部分が短くなり、4プライのケーシング材から成
る未ひだ寄せ部分36(第5図)が長くなる。この未ひ
だ寄せ部分66は、後に圧縮され、スティックの内孔の
内周面11に圧接される(第6図)。
体が滑り抜は易くなるので、それだけ円筒体のひだ寄せ
される部分が短くなり、4プライのケーシング材から成
る未ひだ寄せ部分36(第5図)が長くなる。この未ひ
だ寄せ部分66は、後に圧縮され、スティックの内孔の
内周面11に圧接される(第6図)。
叙上のように、本発明の真空作用を利用した方法は、同
様な方法であるが、真空作用を利用しない従来の方法に
よって形成された端部閉鎖部より低いプラグ押圧力を有
する端部閉鎖部を形成することができる。しかも、その
プラグ押圧力は、端部閉鎖部のケーシング材の長さも、
あるいは、端部閉鎖部を形成する際に使用される圧縮力
を変える必要なしに調節することができる。
様な方法であるが、真空作用を利用しない従来の方法に
よって形成された端部閉鎖部より低いプラグ押圧力を有
する端部閉鎖部を形成することができる。しかも、その
プラグ押圧力は、端部閉鎖部のケーシング材の長さも、
あるいは、端部閉鎖部を形成する際に使用される圧縮力
を変える必要なしに調節することができる。
第1〜6図は、本発明の端部閉鎖部を形成する方法の一
連の工程を示す概略断面図、第2A図は第2図の線2A
−2Aに沿ってみた拡大断面図、第7図及び8図は、本
発明に従って形成されたプラグのそれぞれ反対側からみ
た2つの透視図であり、プラグを囲包するスティックは
点線で示されている。 10:ひだ付ケーシングスティック 11:内周面 12:内孔 14ニケーシング材の端縁 16:スティックの端縁 18:反転用ロッド 20:追加のケーシング材 22:ケーシング材の円筒体(円筒形不休)36:未ひ
だ寄せ部分 38.40ニアコープオン型のびた 50:円筒形プラグ 52:内端部分(第1端部分) 54:中間部分 FIG、2 手続補正書(方式) %式% 事件の表示 昭和62年特 願第 65921 号補
正をする者
連の工程を示す概略断面図、第2A図は第2図の線2A
−2Aに沿ってみた拡大断面図、第7図及び8図は、本
発明に従って形成されたプラグのそれぞれ反対側からみ
た2つの透視図であり、プラグを囲包するスティックは
点線で示されている。 10:ひだ付ケーシングスティック 11:内周面 12:内孔 14ニケーシング材の端縁 16:スティックの端縁 18:反転用ロッド 20:追加のケーシング材 22:ケーシング材の円筒体(円筒形不休)36:未ひ
だ寄せ部分 38.40ニアコープオン型のびた 50:円筒形プラグ 52:内端部分(第1端部分) 54:中間部分 FIG、2 手続補正書(方式) %式% 事件の表示 昭和62年特 願第 65921 号補
正をする者
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)軸線方向の貫通内孔を有し、該内孔の前端内に一体
の端部閉鎖部を有し、該端部閉鎖部は、該閉鎖部から内
孔内へ引出されプラグの形とされたケーシング材で形成
されているチューブ状ひだ付ケーシングスティックにお
いて、該プラグは、前記内孔の内方に向いている第1端
部分と、中間部分と、内孔から外方に向いている第2端
部分を含む、全長に亙ってアコーデオン型のひだから成
るほぼ円筒形の本体より成り、該第1端部分は、前記内
孔を横切る方向に延長してケーシングスティックの内周
面に圧接し、該内孔の長手軸線に対して横断方向の連続
した無孔の壁を形成するひだを包含し、前記中間部分は
長手方向の断面でみて2つの長手方向の列を成して配置
されたひだを含み、該2つの列のひだは、前記内孔の長
手軸線の領域において互いに圧接した内端と、前記ケー
シングスティックの内周面に圧接した外端を有すること
を特徴とするチューブ状ひだ付ケーシングスティック。 2)前記2つの列のうち一方の列は、1プライのケーシ
ング材から成るひだの列であり、他方の列は、3プライ
のケーシング材から成るひだの列でる特許請求の範囲第
1項記載のチューブ状ひだ付ケーシングスティック。 3)前記第1端部分は、4プライのケーシングを有する
ひだから成っている特許請求の範囲第1項又は2項記載
のチューブ状ひだ付ケーシングスティック。 4)前記第2端部分は、1プライのケーシング材を有す
るひだから成っている特許請求の範囲第1項又は2項記
載のチューブ状ひだ付ケーシングスティック。 5)前記第1端部分は、前記長手軸線の周りに実質的に
均一な密度を有し、4プライの長手方向にひだ付けされ
圧縮されたケーシング材を有するひだから成っている特
許請求の範囲第3項記載のチューブ状ひだ付ケーシング
スティック。 6)前記第2端部分は、前記長手軸線の周りに実質的に
均一な密度を有し、1プライの長手方向にひだ付けされ
圧縮されたケーシング材を有するアコーデオン型のひだ
から成っている特許請求の範囲第1項記載のチューブ状
ひだ付ケーシングスティック。 7)前記第2端部分は、その端面から外方に向いた開口
を有している特許請求の範囲第1項又は6項記載のチュ
ーブ状ひだ付ケーシングスティック。 8)前記プラグは、実質的にねじられてないケーシング
材から成っている特許請求の範囲第1項記載のチューブ
状ひだ付ケーシングスティック。 9)前記プラグは、長手方向に圧縮されたアコーデオン
型のひだから成っている特許請求の範囲第1項記載のチ
ューブ状ひだ付ケーシングスティック。 10)チューブ状ひだ付ケーシングスティックの内孔内
に端部閉鎖部を形成するための法ほであって、 (イ)該ケーシングスティックの前端から該ケーシング
スティックの内孔を横切って側方へケーシング材の端縁
を引出し、 (ロ)前記端縁を前記内孔内へ折返すことによって該内
孔内に位置する閉鎖端と、該ケーシングスティックの前
端に向かって開放した開放端を有するケーシング材の円
筒体を形成し、 (ハ)前記ケーシングスティックの内孔内で前記ケーシ
ング材円筒体内にロッドを挿入し該ロッドの一端を前記
閉鎖端の近くに位置付けし、(ニ)前記ケーシング材の
内外間に差圧を創生し、それによって該ケーシング材円
筒体を内方へ圧潰して前記ロッドに圧接させ、 (ホ)前記圧潰したケーシング材円筒体を人きロッドに
圧接した状態に保持するように前記差圧を維持したまま
で該ロッドをケーシングスティックの内孔から引出し、 (ヘ)前記引出し工程中ケーシング材を前記ロッドから
しごき抜いてケーシングスティックの内孔内に位置する
アコーデオンひだの形に形成し、 (ト)前記ひだ付けされたケーシングを前記内孔内に保
持したままで前記ロッドを該内孔から引抜くことから成
る方法。 11)前記工程(ニ)は、前記ロッドにその前記一端を
貫通する軸線方向の通路を形成し、該通路を真空引きす
ることによって行われることを特徴とする特許請求の範
囲第10記載の方法。 12)前記工程(ロ)は、前記位置付け工程中前記ロッ
ドを前記ケーシング材の端縁に当てて押し込んで該端縁
を前記内孔内に挿入し、それにより該端縁を該内孔内へ
折返すことによって行われることを特徴とする特許請求
の範囲第10項記載の方法。 13)前記端縁の前記内孔への折返し中追加のケーシン
グ材がケーシングスティックの前端からひだ伸ばしされ
て引出され、該内孔内へ折返され、それによって前記ロ
ッドの周りに1プライのケーシング材から成る円筒状の
壁を形成することを特徴とする特許請求の範囲第10項
記載の方法。 14)前記工程(ト)において前記ロッドを引抜いた後
、前記ひだ付けされたケーシング材を長手方向に圧縮す
る工程を含むことを特徴とする特許請求の範囲第10項
記載の方法。 15)前記端縁を前記ロッドによって折返すことによっ
て長手方向に延長した1プライのケーシング材を有する
第1壁部分と、長手方向に延長した4プライのケーシン
グ材を有する第2壁部分とを互いに直径方向に対向して
有するケーシング材の円筒体を形成し、前記工程(ホ)
において前記ロッドを引出す間前記第1壁部分と第2壁
部分とを直径方向に分離したままに保持し、それによっ
て該ロッドの一側に沿って形成されるアコーデオンひだ
は1プライのケーシング材から成り、ロッドの他側に沿
って形成されるアコーデオンひだは3プライのケーシン
グ材から成るようにすることを特徴とする特許請求の範
囲第10項記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/842,225 US4693280A (en) | 1986-03-21 | 1986-03-21 | End closure for shirred casing sticks |
US842225 | 1986-03-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62287807A true JPS62287807A (ja) | 1987-12-14 |
JPH0419082B2 JPH0419082B2 (ja) | 1992-03-30 |
Family
ID=25286812
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62065921A Granted JPS62287807A (ja) | 1986-03-21 | 1987-03-23 | ひだ付ケ−シングステイツクのための端部閉鎖部及びその形成方法 |
Country Status (6)
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---|---|
US (1) | US4693280A (ja) |
EP (1) | EP0239029B1 (ja) |
JP (1) | JPS62287807A (ja) |
CA (1) | CA1294818C (ja) |
DE (1) | DE3764984D1 (ja) |
ES (1) | ES2017948B3 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1986
- 1986-03-21 US US06/842,225 patent/US4693280A/en not_active Expired - Lifetime
-
1987
- 1987-03-19 CA CA000532525A patent/CA1294818C/en not_active Expired - Lifetime
- 1987-03-20 EP EP87104129A patent/EP0239029B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1987-03-20 ES ES87104129T patent/ES2017948B3/es not_active Expired - Lifetime
- 1987-03-20 DE DE8787104129T patent/DE3764984D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1987-03-23 JP JP62065921A patent/JPS62287807A/ja active Granted
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