JPS62287122A - 火炉内火炎画像処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 ［産業上の利用分野コ 本発明は、火炎データに背景光の影響か混入することを
防止し得るようにした火炉内火炎画像処理装置に関する
ものである。

［従来の技術］ 火炉内の燃焼状態の良否は、火炎のフリッカ強度を測定
し、これを画像処理して判定することか知られている。

［発明か解決しようとする問題点コ しかしながら、炉内監視／ステムとして画像処理手法を
用いる場合、監視対象である火炎データに炉壁等から反
射される背景光の影響が混入し、燃焼状態を明確に判断
することのできないことか多い。

本発明は上述の実情に鑑み、火炉内燃焼状態を明確に判
断し得るようにすることを目的としてなしたものである
。

［問題点を解決するための手段］ 本発明は火炎の光を撮影するためのテメビカメラと、該
テレビカメラで撮影された火炎の光から所定の周波数域
の光を取出すバンドパスフィルタと、バントパスフィル
タで取出された光の信号から火炎の画像処理を行う演算
装置とを設けた構成を備えている。

［作　　　用］ テレビで撮影された火炎の光はバンドパスフィルタによ
り所定の波長域の光か取出されて演算装置ｔへ送られ、
演算装置で火炎の画像処理か行われる。

［実　施　例コ 以下、本発明の実施例を添付図面を参照しつつ説明する
。

先ず、本発明の原理について第２図のグラフにより説明
する。

火炉内のフリッカ強度を測定すると、火炎がある場合に
は、第２図の曲線イのようになり、火炎が無い場合には
第２図の曲線口のようになる。而して、曲線イ、口では
周波数２００１１ｚ前後の周波数域においてフリッカ強
度の差か顕著である。従って２００１１ｚ前後の周波数
域では、火炎かある場合より小さく火炎が無い場合より
大きい所定のフリッカ強度ｆｏｄＢを定め、ｆｏｄＢ以
下の信号は火炎データでないものとすれは、背景光の影
響をυト除することか可能となる。

次に本発明の装置例を第１図により説明する。

第１図中１は（Ｔ：ｆ：Ｃの波長の光を取出すための光
学フィルタ、２は光学フィルタｌを通して送られて来た
光を撮影する工業用テレビ、３は工業用テレビ２て撮影
されて送られて来た光から２００１１ｚ域の波長の光の
みを取出すバンドパスフィルタ、４はバンドパスフィル
タ３からの信号を基に所定の演算を行い火炎の画像処理
を行う演算装置、５は演算装置４て処理された画像の表
示部である。

火炉内火炎は光学フィルタ１を介して工業用テレビ２に
より撮影され、撮影された光は火炎データとしてバンド
パスフィルタ３に送られ、該バンドパスフィルタ３から
は２００［Ｉｚ域の画素データのみが取出されて演算装
置４へ送られ、演算装置４ては所定の演算が行われてそ
の信号は表示部５に送られ、火炎の燃焼状態が画像とし
て表示される。

上述のように、２００１１ｚ域の周波数の光をバントパ
スフィルタ３に通すことにより、ｆｏｄＢ以下の画素の
影響は除去されるため、背景光の影響か排除されて正確
に火炉内の火炎の燃焼状、聾が把握される。

なお、本発明の実施例ではバンドパスフィルタを通す光
を２００１１ｚ域の光とする場合について説明したが、
この領域に限らす作意の波長で取出せるようにてきると
、光学フィルタは無くとも実施できること、演算装置の
演算結果は表示部に表示せず直接バーナ等の制御指令信
号として使用することもてきること、その他、本発明の
要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得ること、等
は勿論である。

［発明の効果］ 本発明の火炉内火炎画像処理装置によれば、火炎画像か
ら背景光の影響を排除できるため、火炎の燃焼状態を正
確に把握できるという優れた効果を奏し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の火炉内火炎画像処理装置の一実施例の
説明図、第２図は光の周波数とフリッカ強度のとの関係
を示すグラフである。 図中１は光学フィルタ、２は工業用テレビ、３はバンド
パスフィルタ、４は演算装置、５は表示部を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）火炎の光を撮影するためのテメビカメラと、該テレ
   ビカメラで撮影された火炎の光から所定の周波数域の光
   を取出すバンドパスフィルタと、バンドパスフィルタで
   取出された光の信号から火炎の画像処理を行う演算装置
   とを設けたことを特徴とする火炉内火炎画像処理装置。