JPS62285651A - 磁石発電機 - Google Patents
磁石発電機Info
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- JPS62285651A JPS62285651A JP61125333A JP12533386A JPS62285651A JP S62285651 A JPS62285651 A JP S62285651A JP 61125333 A JP61125333 A JP 61125333A JP 12533386 A JP12533386 A JP 12533386A JP S62285651 A JPS62285651 A JP S62285651A
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- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 8
- 238000010248 power generation Methods 0.000 claims description 5
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 239000000470 constituent Substances 0.000 claims 6
- 230000004907 flux Effects 0.000 abstract description 24
- 230000003190 augmentative effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 abstract 1
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 9
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 8
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 2
- 238000004146 energy storage Methods 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
[産業上の利用分野]
本発明は、電機子鉄心に発電コイルを巻装してなる固定
子とフライホイール磁石回転子とにより構成される磁石
発電様に関するものである。
子とフライホイール磁石回転子とにより構成される磁石
発電様に関するものである。
[従来の技術]
内燃機関や風車等を駆動源とする発電機として磁石発電
機が多く用いられている。磁石発電機は例えば第10図
に示したように、固定子1とフライホイール磁石回転子
2とにより構成される。この例の固定子1は、環状の継
鉄部300からコイル巻装部301 a、301 b、
・・・を突出させて各コイル巻装部の先端に141極部
302a、302b。
機が多く用いられている。磁石発電機は例えば第10図
に示したように、固定子1とフライホイール磁石回転子
2とにより構成される。この例の固定子1は、環状の継
鉄部300からコイル巻装部301 a、301 b、
・・・を突出させて各コイル巻装部の先端に141極部
302a、302b。
・・・を形成した星形電機子鉄心3と各コイル巻装部に
巻装された発電コイル4a、4b、・・・とからなり、
電機子鉄心3はその継鉄部300に設けられた取付は孔
303に挿通した図示しないボルトにより所定の取付は
部(@えば内燃機関のケースに設けられた取付は部)に
固定されている。
巻装された発電コイル4a、4b、・・・とからなり、
電機子鉄心3はその継鉄部300に設けられた取付は孔
303に挿通した図示しないボルトにより所定の取付は
部(@えば内燃機関のケースに設けられた取付は部)に
固定されている。
フライホイール磁石回転子2は、はぼカップ状に形成さ
れたフライホイール5と該フライホイールの内周に固定
された永久磁石6A、6B、・・・とからなり、各永久
磁石がフライホイールの径方向に着磁されて周方向に間
隔を開けて並ぶ複数の回転子(affi7a、7b、・
・・が構成されている。フライホイール5はその底壁部
にボス部501を有していて、このボス部が回転駆動軸
(例えば内燃機関の出力軸)に取付けられ、回転子磁極
7a、7b、・・・が固定磁極部302a、302b、
・・・に所定のギャップを介して対向させられる。
れたフライホイール5と該フライホイールの内周に固定
された永久磁石6A、6B、・・・とからなり、各永久
磁石がフライホイールの径方向に着磁されて周方向に間
隔を開けて並ぶ複数の回転子(affi7a、7b、・
・・が構成されている。フライホイール5はその底壁部
にボス部501を有していて、このボス部が回転駆動軸
(例えば内燃機関の出力軸)に取付けられ、回転子磁極
7a、7b、・・・が固定磁極部302a、302b、
・・・に所定のギャップを介して対向させられる。
第10図において磁石6A、6B、・・・の斜線は断面
を示すものではなく、着Ia領域を示している。
を示すものではなく、着Ia領域を示している。
磁石6A、6B、・・・の着磁領域は、それぞれの磁石
の周方向のほぼ全域に亘っていて、隣合う磁石の内周側
の!1極が異なる極性を呈するように交互に異なる向き
に径方向着磁されている。
の周方向のほぼ全域に亘っていて、隣合う磁石の内周側
の!1極が異なる極性を呈するように交互に異なる向き
に径方向着磁されている。
尚フライホイールの内周に永久磁石をリング状に配置し
て該リング状に配置した磁石を所定の種数に着磁するこ
とにより回転子磁極を構成する場合もあるが、この場合
も第10図に示した例と同様に、各回転子磁極力(1つ
の着磁領域により構成されている。
て該リング状に配置した磁石を所定の種数に着磁するこ
とにより回転子磁極を構成する場合もあるが、この場合
も第10図に示した例と同様に、各回転子磁極力(1つ
の着磁領域により構成されている。
[発明が解決しようとする問題点]
従来の磁石発電機において、各発電コイルに鎖交する磁
束φ1の回転角θに対する波形は、第3図に破線で示し
た通りで、磁束φ1の波形が肩部に丸みを帯びた波形に
なるのを避けられなかった。
束φ1の回転角θに対する波形は、第3図に破線で示し
た通りで、磁束φ1の波形が肩部に丸みを帯びた波形に
なるのを避けられなかった。
そのため、発電コイル4a、4b、・・・に誘起する電
圧e1の波高値を高くしようとする場合に限界があり、
高い出力電圧を必要とする負荷に電力を供給する場合、
例えば内燃機関用の点火装2を負荷とする場合に、負荷
の性能を充分に発揮さぼることができない場合があった
。
圧e1の波高値を高くしようとする場合に限界があり、
高い出力電圧を必要とする負荷に電力を供給する場合、
例えば内燃機関用の点火装2を負荷とする場合に、負荷
の性能を充分に発揮さぼることができない場合があった
。
本発明の目的は、従来より高い出力電圧を得ることがで
きる磁石発電機を提供することにある。
きる磁石発電機を提供することにある。
[問題点を解決するための手段]
本発明は、コイル巻装部を有する電機子鉄心と該コイル
巻装部に巻装された発電コイルとを有する固定子と、フ
ライホイールの内周に固定された永久磁石が該フライホ
イールの径方向に着磁されて前記固定子の磁極部に対向
する複数の回転子磁極が構成されているフライホイール
磁石回転子とを備えた磁石発電機において、発電コイル
に鎖交する磁束波形の肩部の丸みを少なくして出力電圧
の波高値を従来より高くすることができるようにしたち
のである。
巻装部に巻装された発電コイルとを有する固定子と、フ
ライホイールの内周に固定された永久磁石が該フライホ
イールの径方向に着磁されて前記固定子の磁極部に対向
する複数の回転子磁極が構成されているフライホイール
磁石回転子とを備えた磁石発電機において、発電コイル
に鎖交する磁束波形の肩部の丸みを少なくして出力電圧
の波高値を従来より高くすることができるようにしたち
のである。
そのため本発明においては、フライホイール磁石回転子
の各回転子磁極に、周方向に間隔を開けて並ぶ同極性の
複数の着磁領域を設け、隣合う回転子I41極の隣合う
着磁領域の間を永久磁石の未着磁領域により区画した。
の各回転子磁極に、周方向に間隔を開けて並ぶ同極性の
複数の着磁領域を設け、隣合う回転子I41極の隣合う
着磁領域の間を永久磁石の未着磁領域により区画した。
[発明の作用]
上記のように各回転子磁極に複数の着F!i領域を設け
て、隣合う回転子磁極の間を永久磁石の未着磁領域によ
り区画すると、各回転子磁極の周方向両端部付近の磁束
密度を高くすることができる。
て、隣合う回転子磁極の間を永久磁石の未着磁領域によ
り区画すると、各回転子磁極の周方向両端部付近の磁束
密度を高くすることができる。
そのため発電コイルに鎖交する磁束波形の肩部の丸みを
少なくすることができ、磁束の変化率を大きくして出力
電圧の波高値を高くすることができる。
少なくすることができ、磁束の変化率を大きくして出力
電圧の波高値を高くすることができる。
[実施例]
以下添附図面を参照して本発明の詳細な説明する。
尚以下に説明する各図において、斜線は断面を示すもの
ではなく、永久磁石の着磁領域を示している。
ではなく、永久磁石の着磁領域を示している。
第1図は本発明の一実施例を示したもので、同図におい
て第10図に示した例の各部と同様の部分には同一の符
号を付しである。第1図において1は固定子、2はフラ
イホイール磁石回転子で、固定子1は第10図に示した
例と同様に構成されている。
て第10図に示した例の各部と同様の部分には同一の符
号を付しである。第1図において1は固定子、2はフラ
イホイール磁石回転子で、固定子1は第10図に示した
例と同様に構成されている。
フライホイール磁石回転子2はほぼカップ状に形成され
た鉄製のフライホイール5の周壁部の内周に4fJAの
円弧状の永久磁石6Aないし6Dを周方向に等しい間隔
を開けて固定しだらので、フライホイールの底壁部の中
央に回転軸取付は用のボス501が設けられている。
た鉄製のフライホイール5の周壁部の内周に4fJAの
円弧状の永久磁石6Aないし6Dを周方向に等しい間隔
を開けて固定しだらので、フライホイールの底壁部の中
央に回転軸取付は用のボス501が設けられている。
本発明においては永久磁石6Aないし6Dが周方向に間
隔を開けて並ぶ2個の着磁領域を有し、該2個の着磁領
域の間が未着1itlfA域により区画されている。更
に詳細に説明すると、永久磁石6Aは未着磁領域M^に
より区画された者f!i領域An及びAsを有し、永久
磁石6Bは未着磁須MMBにより区画された着磁領域3
s及び3nを有している。また永久磁石6Cは未着Va
領賊MCにより区画された着磁領域Cn及びCsを有し
、永久磁石6Dは未着磁領域MOにより区画された着磁
領域Ds及びDnを有している。これらの着磁領域は第
1図において時計方向にAn −As −as −3n
−Cn −Cs −Ds−Dnの順に配列され、空隙
(非磁性領域)により区画された隣合う永久磁石6D及
び6Aの隣合う着磁領域[)n及び八〇の内周側のra
KA(NI4り 7a1及び7a2により回転子磁極7
aが、また着11領iIi!AS及び3sの内周側の磁
極(SK)7b1及び7b2により回転子磁極7bがそ
れぞれ構成されている。更に着磁領域Bn及びCnの内
周側の1if4(N極)7C1及び7C2により回転子
VA極7Cが構成され、着磁領域C5及び[)Sの内周
側磁?4(S極)7旧及び7d2により回転子磁極7d
が構成されている。
隔を開けて並ぶ2個の着磁領域を有し、該2個の着磁領
域の間が未着1itlfA域により区画されている。更
に詳細に説明すると、永久磁石6Aは未着磁領域M^に
より区画された者f!i領域An及びAsを有し、永久
磁石6Bは未着磁須MMBにより区画された着磁領域3
s及び3nを有している。また永久磁石6Cは未着Va
領賊MCにより区画された着磁領域Cn及びCsを有し
、永久磁石6Dは未着磁領域MOにより区画された着磁
領域Ds及びDnを有している。これらの着磁領域は第
1図において時計方向にAn −As −as −3n
−Cn −Cs −Ds−Dnの順に配列され、空隙
(非磁性領域)により区画された隣合う永久磁石6D及
び6Aの隣合う着磁領域[)n及び八〇の内周側のra
KA(NI4り 7a1及び7a2により回転子磁極7
aが、また着11領iIi!AS及び3sの内周側の磁
極(SK)7b1及び7b2により回転子磁極7bがそ
れぞれ構成されている。更に着磁領域Bn及びCnの内
周側の1if4(N極)7C1及び7C2により回転子
VA極7Cが構成され、着磁領域C5及び[)Sの内周
側磁?4(S極)7旧及び7d2により回転子磁極7d
が構成されている。
各永久磁石の2個の着磁領域はそれぞれの周方向長さが
笠しくなるように設けられ、各着la頃域の着磁ffl
は等しく設定されている。また回転子磁極7aないし7
dのそれぞれを構成する2個の着磁領域が各回転子磁極
の周方向の中央部(この実施例では隣合う永久磁石相互
間の間隙の中央部)の両側に対称に配置されるようにな
っている。
笠しくなるように設けられ、各着la頃域の着磁ffl
は等しく設定されている。また回転子磁極7aないし7
dのそれぞれを構成する2個の着磁領域が各回転子磁極
の周方向の中央部(この実施例では隣合う永久磁石相互
間の間隙の中央部)の両側に対称に配置されるようにな
っている。
上記のように、各回転子l1tl極に2glの着磁領域
を設けて、回転子磁極7a〜7d相互−を永久…石の未
Wla領t4.MA〜MOにより区画すると、第10図
のように各回転子磁極を単一の着磁領域により構成して
回転子磁極相互間を間隙により区画した場合に比べて、
各回転子磁極の周方向の両端部付近の磁束密度を、高く
することができることが実験により明らかになった。実
験によると、第1図のように構成することにより、第1
0図の場合に比べて各回転子磁極の両端部付近の磁束密
度を20%ないし30%高くすることができた。
を設けて、回転子磁極7a〜7d相互−を永久…石の未
Wla領t4.MA〜MOにより区画すると、第10図
のように各回転子磁極を単一の着磁領域により構成して
回転子磁極相互間を間隙により区画した場合に比べて、
各回転子磁極の周方向の両端部付近の磁束密度を、高く
することができることが実験により明らかになった。実
験によると、第1図のように構成することにより、第1
0図の場合に比べて各回転子磁極の両端部付近の磁束密
度を20%ないし30%高くすることができた。
第2図は回転子磁極の表面の磁束密度を角度θに対して
示したもので、同図においてG1は第10図に示した従
来の磁石発電機における回転子磁極の表面の磁束密度分
布を示し、G2は第1図に示した本発明の磁石発電機に
おける回転子tamの表面の磁束密度分布を示している
。これより、本発明によれば、各回転子磁極の両端の磁
束密度を相当に高くできることがわかる。
示したもので、同図においてG1は第10図に示した従
来の磁石発電機における回転子磁極の表面の磁束密度分
布を示し、G2は第1図に示した本発明の磁石発電機に
おける回転子tamの表面の磁束密度分布を示している
。これより、本発明によれば、各回転子磁極の両端の磁
束密度を相当に高くできることがわかる。
上記のように、本発明では、各回転子磁極の両端の磁束
密度が高くなるため、各発電コイルに鎖交する磁束φ2
の波形は第3図Aに示すように肩部の丸みが小さい波形
となり、第3図Bに示すように従来の磁石発電機により
得られる出力電圧e1より波高値が高い電圧e2を得る
ことができる。
密度が高くなるため、各発電コイルに鎖交する磁束φ2
の波形は第3図Aに示すように肩部の丸みが小さい波形
となり、第3図Bに示すように従来の磁石発電機により
得られる出力電圧e1より波高値が高い電圧e2を得る
ことができる。
上記のように波高値が高い電圧を得ると、例えば内燃機
関用の点火装置を負荷とする場合にその性能の向上を図
ることができる。−例として、上記磁石発電機により駆
fJJするのに適した内燃機関用点火装賃の回路例を第
4図に示す。第4図に示した点火S置は、点火コイルI
Gと、機関の気筒に取付けられた点火プラグPと、エキ
サイタコイルEXと、点火エネルギー蓄積用コンデンサ
C1と、サイリスタThと、ダイオードD1ないしD5
と、ツェナーダイオードZDと、抵抗R1とからなる公
知のコンデンサ放電式点火装置で、エキサイタコイルE
Xとして磁石発電機内の少なくとも1つの発電コイル、
例えば発電コイル4aが設けられる。この点火装置にお
いては、エキサイタコイルEXの正の半サイクルの出力
電圧によりコンデンサC1が図示の極性に充電され、エ
キサイタコイルの負の半サイクルの出力電圧によりツェ
ナーダイオードZD→サイリスタThのゲートカソード
間→ダイオードD3→エキサイタコイルEXの経路でサ
イリスタThに点弧信号が与えられる。サイリスタTh
に点弧信号が与えられると、コンデンサC1の電荷がサ
イリスタThと点火コイルIGの1次コイルとを通して
放電し、点火コイルの2次コイルに高電圧が誘起する。
関用の点火装置を負荷とする場合にその性能の向上を図
ることができる。−例として、上記磁石発電機により駆
fJJするのに適した内燃機関用点火装賃の回路例を第
4図に示す。第4図に示した点火S置は、点火コイルI
Gと、機関の気筒に取付けられた点火プラグPと、エキ
サイタコイルEXと、点火エネルギー蓄積用コンデンサ
C1と、サイリスタThと、ダイオードD1ないしD5
と、ツェナーダイオードZDと、抵抗R1とからなる公
知のコンデンサ放電式点火装置で、エキサイタコイルE
Xとして磁石発電機内の少なくとも1つの発電コイル、
例えば発電コイル4aが設けられる。この点火装置にお
いては、エキサイタコイルEXの正の半サイクルの出力
電圧によりコンデンサC1が図示の極性に充電され、エ
キサイタコイルの負の半サイクルの出力電圧によりツェ
ナーダイオードZD→サイリスタThのゲートカソード
間→ダイオードD3→エキサイタコイルEXの経路でサ
イリスタThに点弧信号が与えられる。サイリスタTh
に点弧信号が与えられると、コンデンサC1の電荷がサ
イリスタThと点火コイルIGの1次コイルとを通して
放電し、点火コイルの2次コイルに高電圧が誘起する。
これにより点火プラグPに火花が生じ、機関が点火され
る。
る。
第4図に示した点火装置の性能を高めるためにはコンデ
ンサC1の充電電圧(端子電圧)の波高値を高くする必
要がある。第10図に示した従来の磁石発電機を用いた
場合、コンデンサC1の端子電圧は第3図CのVclで
あるが、本発明の磁石発?411を用いれば、コンデン
サC1の端子電圧を第3図CのVc2のように高くする
ことができ、点火性能を高めることができる。特に機関
の低速時の点火性能を高めることができるため、点火動
作が開始される回転速度を低くすることができ、機関の
始動性を良好にすることができる。
ンサC1の充電電圧(端子電圧)の波高値を高くする必
要がある。第10図に示した従来の磁石発電機を用いた
場合、コンデンサC1の端子電圧は第3図CのVclで
あるが、本発明の磁石発?411を用いれば、コンデン
サC1の端子電圧を第3図CのVc2のように高くする
ことができ、点火性能を高めることができる。特に機関
の低速時の点火性能を高めることができるため、点火動
作が開始される回転速度を低くすることができ、機関の
始動性を良好にすることができる。
上記の実施例では、mtlff子鉄心が星形鉄心からな
っているが、第5図に示すようにコイル巻装部310の
両端に1ifl極部311.311を形成した1字形鉄
心を用いて該鉄心に発電コイル4を巻装する場合にも本
発明を適用することができる。
っているが、第5図に示すようにコイル巻装部310の
両端に1ifl極部311.311を形成した1字形鉄
心を用いて該鉄心に発電コイル4を巻装する場合にも本
発明を適用することができる。
第6図は、本発明の他の実施例の要部を示したもので、
この実施例では、永久磁石6Aないし6Dのそれぞれの
中央部に設けられた未着磁領域MAないしMOに径方向
の内側に開口する満8^ないし80が形成されている。
この実施例では、永久磁石6Aないし6Dのそれぞれの
中央部に設けられた未着磁領域MAないしMOに径方向
の内側に開口する満8^ないし80が形成されている。
このように構成すると、回転子磁極7aないし7dのそ
れぞれの両端部付近の表面の磁束密度を更に高くするこ
とができ、各発電コイルに鎖交する磁束の波形の肩部の
丸みを更に小さくして出力電圧の波高値を高めることが
できる。
れぞれの両端部付近の表面の磁束密度を更に高くするこ
とができ、各発電コイルに鎖交する磁束の波形の肩部の
丸みを更に小さくして出力電圧の波高値を高めることが
できる。
上記の実施例では、フライホイールの内周に4個の永久
磁石を取付けているが、4以上の永久磁石を取付けて、
4極以上の更に多極の回転子磁極を設ける場合にも本発
明を適用することができる。
磁石を取付けているが、4以上の永久磁石を取付けて、
4極以上の更に多極の回転子磁極を設ける場合にも本発
明を適用することができる。
第7図は本発明の他の実施例を示したもので、この実施
例では、フライホイール5の内周にリング状の永久磁石
6が取付けられている。この永久磁石6はリング状に一
体成形されたものでもよく、また複数の円弧状の磁石を
リング状に並べたものでもよい。
例では、フライホイール5の内周にリング状の永久磁石
6が取付けられている。この永久磁石6はリング状に一
体成形されたものでもよく、また複数の円弧状の磁石を
リング状に並べたものでもよい。
永久磁石6は第1図に示した例と同様に周方向寸法が等
しく、着!1mが等しい着磁領域An 、 As、Bs
、Bn、−Ds、Dnを有している。これらの着磁領域
の内、As−Dsはそれぞれの内周側がS極になるよう
に径方向着磁され、着磁領域An〜Dnはそれぞれの内
周がN極になるように径方向着磁されている。また着磁
領域AnとASとの間、13sとBnとの間、CnとC
Sとの間及び[)Sと[)nとの間にはそれぞれ回転子
磁極相互間を区画する未着磁領[MA 、MB 、MC
及びMOが設けられ、着磁領1dASとBSとの間、B
nとOnとの間、CSと[)Sとの間及び[]nと八〇
との間にそれぞれ回転子磁極の中央に位置する未着磁i
2[Pl 、 P2 、 P3 及it、FP4 カl
Gtうしている。第1図に示した例と同様に、着磁領域
DnとAnとによりN極の回転子磁極7aが構成され、
着磁領域AsとBsとによりS極の回転子磁8i7bが
構成されている。また着磁Ili域3nとCnとにより
NKAの回転子磁極7Cが構成され、着磁領域Csと[
)SとによりS極の回転子′f!1極7dが構成されて
いる。
しく、着!1mが等しい着磁領域An 、 As、Bs
、Bn、−Ds、Dnを有している。これらの着磁領域
の内、As−Dsはそれぞれの内周側がS極になるよう
に径方向着磁され、着磁領域An〜Dnはそれぞれの内
周がN極になるように径方向着磁されている。また着磁
領域AnとASとの間、13sとBnとの間、CnとC
Sとの間及び[)Sと[)nとの間にはそれぞれ回転子
磁極相互間を区画する未着磁領[MA 、MB 、MC
及びMOが設けられ、着磁領1dASとBSとの間、B
nとOnとの間、CSと[)Sとの間及び[]nと八〇
との間にそれぞれ回転子磁極の中央に位置する未着磁i
2[Pl 、 P2 、 P3 及it、FP4 カl
Gtうしている。第1図に示した例と同様に、着磁領域
DnとAnとによりN極の回転子磁極7aが構成され、
着磁領域AsとBsとによりS極の回転子磁8i7bが
構成されている。また着磁Ili域3nとCnとにより
NKAの回転子磁極7Cが構成され、着磁領域Csと[
)SとによりS極の回転子′f!1極7dが構成されて
いる。
第8図はフライホイールの内周に永久磁石をリング状に
配置する場合の他の実施例を示したもので、この実施例
は、第7図の実施例において永久磁石6の未着vA領I
I!P1〜P4に径方向の内側に開口する溝9を設けた
ものである。
配置する場合の他の実施例を示したもので、この実施例
は、第7図の実施例において永久磁石6の未着vA領I
I!P1〜P4に径方向の内側に開口する溝9を設けた
ものである。
第9図はフライホイールの内周に永久磁石をリング状に
配置する場合の更に他の実施例を示したもので、この実
施例では、永久磁石6の未着磁領域P1〜P4に径方向
の内側に開口する満9が設けられるとともに、回転子磁
極相互間を区画する未着磁領域MAないしMOにそれぞ
れ径方向の内側に開口する溝8Aないし80M設けられ
ている。
配置する場合の更に他の実施例を示したもので、この実
施例では、永久磁石6の未着磁領域P1〜P4に径方向
の内側に開口する満9が設けられるとともに、回転子磁
極相互間を区画する未着磁領域MAないしMOにそれぞ
れ径方向の内側に開口する溝8Aないし80M設けられ
ている。
第7図ないし第9図の実施例によっても前記と同様の効
果を得ることができる。尚これら第7図ないし第9図の
実施例においても、回転子を4極以上の多極に構成する
ことができる。
果を得ることができる。尚これら第7図ないし第9図の
実施例においても、回転子を4極以上の多極に構成する
ことができる。
上記の各実施例においては、各回転子磁極が2個の着t
agA域を有しているが、各回転子磁極に更に多くの着
磁領域を設けることもできる。
agA域を有しているが、各回転子磁極に更に多くの着
磁領域を設けることもできる。
[発明の効果]
以上のように、本発明によれば、各回転子磁極に複数の
着磁領域を設けて、隣合う回転子磁極の間を永久磁石の
未着磁領域により区画したので、各回転子1al(iの
周方向両端部付近の磁束密度を高くして発電コイルに鎖
交する磁束波形の肩部の丸みを少なくすることができ、
磁束の変化率を大きくして出力電圧の波高値を高くする
ことができる利点がある。
着磁領域を設けて、隣合う回転子磁極の間を永久磁石の
未着磁領域により区画したので、各回転子1al(iの
周方向両端部付近の磁束密度を高くして発電コイルに鎖
交する磁束波形の肩部の丸みを少なくすることができ、
磁束の変化率を大きくして出力電圧の波高値を高くする
ことができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す正面図、第2図は第1図
の実施例の回転子磁極の表面の磁束密度分布を従来の磁
石発電機の回転子taI4iの表面の磁束密度分布と比
較して示した線図、第3図は第1図の実施例の一磁束波
形、出力電圧波形及び同実施例の発電機でコンデンサ放
電式の内燃機関用点火装置を駆動した場合のコンデンサ
端子電圧波形を従来の場合と比較して示した線図、第4
図は本発明の発電機で駆動する負荷の一例としてコンデ
ンサ放電式の内燃機関用点火装置を示した回路図、第5
図は本発明の他の実施例を示した正面図、第6図ないし
第9図はそれぞれ本発明の更に池の異なる実施例で用い
るフライホイール磁石回転子の正面図、第10図は従来
の磁石発電機を示す正面図である。 1・・・固定子、2・・・フライホイール磁石回転子、
3・・・電機子鉄心、4a〜4d・・・発電コイル、5
・・・フライホイール、6.6A〜6D・・・永久磁石
、78〜7C・・・回転子磁極、An −[)n 、△
s〜Ds・・・着磁領域、M^〜MO,P1〜P4・・
・未着Iit&領域。 第1 図 第2図 M3医 第4図 第5N 第61!Kl
の実施例の回転子磁極の表面の磁束密度分布を従来の磁
石発電機の回転子taI4iの表面の磁束密度分布と比
較して示した線図、第3図は第1図の実施例の一磁束波
形、出力電圧波形及び同実施例の発電機でコンデンサ放
電式の内燃機関用点火装置を駆動した場合のコンデンサ
端子電圧波形を従来の場合と比較して示した線図、第4
図は本発明の発電機で駆動する負荷の一例としてコンデ
ンサ放電式の内燃機関用点火装置を示した回路図、第5
図は本発明の他の実施例を示した正面図、第6図ないし
第9図はそれぞれ本発明の更に池の異なる実施例で用い
るフライホイール磁石回転子の正面図、第10図は従来
の磁石発電機を示す正面図である。 1・・・固定子、2・・・フライホイール磁石回転子、
3・・・電機子鉄心、4a〜4d・・・発電コイル、5
・・・フライホイール、6.6A〜6D・・・永久磁石
、78〜7C・・・回転子磁極、An −[)n 、△
s〜Ds・・・着磁領域、M^〜MO,P1〜P4・・
・未着Iit&領域。 第1 図 第2図 M3医 第4図 第5N 第61!Kl
Claims (8)
- (1)コイル巻装部を有する電機子鉄心と該コイル巻装
部に巻装された発電コイルとを有する固定子と、フライ
ホイールの内周に固定された永久磁石が該フライホイー
ルの径方向に着磁されて前記固定子の磁極部に対向する
複数の回転子磁極が構成されているフライホイール磁石
回転子とを備えた磁石発電機において、 前記フライホイール磁石回転子の各回転子磁極は周方向
に間隔を開けて並ぶ同極性の複数の着磁領域を有し、 隣合う回転子磁極の隣合う着磁領域の間は前記永久磁石
の未着磁領域により区画されていることを特徴とする磁
石発電機。 - (2)前記各回転子磁極の複数の着磁領域は各回転子磁
極の周方向の中央部の両側に対称に配置されるように設
けられている特許請求の範囲第1項に記載の磁石発電機
。 - (3)前記隣合う回転子磁極の隣合う着磁領域の間を区
画する前記永久磁石の未着磁領域に径方向の内側に開口
する溝が設けられていることを特徴とする特許請求の範
囲第1項または第2項に記載の磁石発電機。 - (4)前記永久磁石は前記フライホイールの周方向に間
隔を開けて複数個並べて配置され、 各永久磁石は周方向に間隔を開けて並ぶ2個の着磁領域
を有していて該2個の着磁領域の間の領域が前記回転子
磁極の間を区画する未着磁領域となっており、 各永久磁石の2個の着磁領域は内周側が異なる極性を呈
するように設けられ、かつ、 前記隣合う永久磁石の隣合う着磁領域は内周側が同極性
を呈するように設けられていて該隣合う永久磁石の隣合
う着磁領域が1つの回転子磁極を構成していることを特
徴とする特許請求の範囲第1項または第2項に記載の磁
石発電機。 - (5)前記各永久磁石の2個の着磁領域の間の未着磁領
域に径方向の内側に開口する溝が設けられていることを
特徴とする特許請求の範囲第4項に記載の磁石発電機。 - (6)前記永久磁石は前記フライホイールの内周にリン
グ状に配置され、 前記リング状に配置された永久磁石は前記回転子磁極を
構成する複数の磁極構成領域を有していて、隣合う磁極
構成領域の間が未着磁領域により区画され、 各磁極構成領域は周方向に間隔を開けて並ぶ2個の着磁
領域を有し、 各磁極構成領域の2個の着磁領域は内周側が同極性を呈
するうよに設けられ、 隣合う磁極構成領域の隣合う着磁領域は内周側が異なる
極性を呈するように設けられていることを特徴とする特
許請求の範囲第1項または第2項に記載の磁石発電機。 - (7)前記各磁極構成領域の2個の着磁領域の間の未着
磁領域に径方向の内側に開口する溝が設けられているこ
とを特徴とする特許請求の範囲第6項に記載の磁石発電
機。 - (8)隣合う磁極構成領域の間の未着磁領域に径方向の
内側に開口する溝が設けられていることを特徴とする特
許請求の範囲第6項または第7項に記載の磁石発電機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61125333A JPH0799914B2 (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | 磁石発電機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61125333A JPH0799914B2 (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | 磁石発電機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62285651A true JPS62285651A (ja) | 1987-12-11 |
JPH0799914B2 JPH0799914B2 (ja) | 1995-10-25 |
Family
ID=14907513
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61125333A Expired - Lifetime JPH0799914B2 (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | 磁石発電機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0799914B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5747426A (en) * | 1995-06-07 | 1998-05-05 | Commonwealth Research Corporation | High performance magnetic bearing systems using high temperature superconductors |
US6570288B1 (en) * | 2000-06-20 | 2003-05-27 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Outer rotor type brushless direct current motor |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5785870U (ja) * | 1980-11-13 | 1982-05-27 |
-
1986
- 1986-05-30 JP JP61125333A patent/JPH0799914B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5785870U (ja) * | 1980-11-13 | 1982-05-27 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5747426A (en) * | 1995-06-07 | 1998-05-05 | Commonwealth Research Corporation | High performance magnetic bearing systems using high temperature superconductors |
US6570288B1 (en) * | 2000-06-20 | 2003-05-27 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Outer rotor type brushless direct current motor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0799914B2 (ja) | 1995-10-25 |
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