JPS62285195A - 現金取扱装置 - Google Patents

現金取扱装置

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JPS62285195A
JPS62285195A JP61127955A JP12795586A JPS62285195A JP S62285195 A JPS62285195 A JP S62285195A JP 61127955 A JP61127955 A JP 61127955A JP 12795586 A JP12795586 A JP 12795586A JP S62285195 A JPS62285195 A JP S62285195A
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JP61127955A
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河内 政隆
佐藤 光由
加藤 武俊
印南 民雄
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は1紙葉類処理装置に係り、特に現金紙幣を払出
したり預入したりするのに好適な現金取扱装置に関する
〔従来の技術〕
近年、現金取扱装置は、資金効率向上の観点から預入紙
幣を支払1紙幣として使用する所謂還流形のものが提案
されている。その現金取扱装置としては、例えば特開昭
50−202589号公報に記載されているように、紙
幣の入金口には紙幣を1枚ずつ分離計数するための分離
機構が、その下流側には支払い取引用の万円、千円紙幣
を還流して集積・分離する機構および5千円券や損券を
収納しておく集積分離機構を持ち、これらの分離機構お
よび集積分離機構を有機的に作動させて、預入された紙
幣を還流して支払いにも使用するような構成となってい
た。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来例では紙幣の預入、支払取引において紙幣を一
枚ずつ分離し、ベルト等の搬送手段によって紙幣を一枚
ずつ、搬送している。このため、預入、支払取引が集中
するときには、顧客の待ち時間が長くなり、顧客へのサ
ービスが低下するという間層があった。
本発明の目的は、取引処理時間を短縮することができる
現金取扱装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の上記の目的は、預入紙幣を、支払に還流利用す
る形式の現金取扱装置において、預入紙幣を受入れ堆積
する第1の堆積部と、この第1の堆積部に入り込み可能
な第1の支払紙幣を堆積用の第2の堆積部と、第2の支
払紙幣を堆積する第3の堆積部と、この第3の堆積部と
第1の堆積部に近接して設けられ、第1の堆積部、第2
の堆積部および第3の堆積部に堆積された紙幣を選択的
に分離移送する分離部と、この分離部によって分離され
た紙幣の真偽、金種1枚数を鑑別する鑑別部と、この鑑
別部によって鑑別された紙幣をそれぞれ堆積する第4の
堆積部と、前記鑑別部によって鑑別された紙幣を第4の
堆積部に搬送する搬送手段と、支払紙幣、預入紙幣を収
納する収納部と。
前記第1.第2.第3.第4の堆積部、収納部および入
出金口間において複数枚の紙幣を一括的に把持し移送す
る紙幣移送手段とを備えることにより達成される。
〔作用〕
入出金口より預入された紙幣は紙幣移送手段により把持
されて第1の堆積部に堆積される。この第1の堆積部に
堆積された預入紙幣は分離部によって1枚ずつ分離され
て搬送手段によって鑑別部に搬送される。鑑別部によっ
て鑑別された紙幣は搬送手段によってそれぞれの第4の
堆積部に堆積されたのち、$ll郡部よって計数された
預入金額が顧客により確認されると、紙幣移送手段によ
って所定の個所に移送され、預入取引が完了する。
また、紙幣の支払いに関しては、金庫を構成する収納部
から適当量の第1および第2の支払紙幣を、それぞれ紙
幣移送手段によって把持して取出し、第2の堆積部およ
び分離部に近接する第3の堆積部に堆積する。この第3
の堆積部に堆積された第2の支払紙幣は1分離部によっ
て分離され、顧客の指定した金額の紙幣を鑑別部によっ
て計数したのち、搬送手段によって第4の堆積部を構成
するスタッカに堆積される。また第2の堆積部2に堆積
された第1の支払紙幣は、この第2の堆積部を第1の堆
積部に入り込み移動させたのち、上述と同様に分離部に
よって分離され、搬送手段によってスタッカに堆積され
る。このスタッカに堆積された紙幣は紙幣移送手段によ
って把持され入出金口に移送される。この紙幣を顧客が
受取ることによって支払取引が完了する。
〔実施例〕
以下本発明の装置の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の装置の一実施例を示すもので、この図
において1はケース、2はケース1に設けた入出金口、
3はケース1内の上方中央部に設けた紙幣分離部で、こ
の紙幣分離部3はここでは後述する紙幣繰出しローラ、
送出ローラおよび分離ローラによって構成される摩擦分
離機構を構成している。4は紙幣分離部3の上方に近接
して設けられた預入紙幣堆積用の第1の堆積部、5は紙
幣分離部3の下方に近接して設けられた例えば万円紙幣
の第2の支払紙幣堆積用の第2の堆積部である。6は第
1の堆積部4の上方に設けた例えば千円紙幣の第1の支
払紙幣堆積用の第3の堆積部で、この第3の堆積部6は
移動機構により第1の堆積部に入り込めるように構成さ
れている。この構成については後述する。前述した第1
の堆積部4に堆積した預入紙幣および第3の堆積部6に
堆積した第1の支払紙幣は分離部3の前記ローラの正方
向回転(図面上、右回転)によって1枚ずつに分離され
る。また、第2の堆積部5に堆積した第2の支払紙幣は
、前記ローラの逆方向回転によって1枚ずつに分離され
る。、7は分離部3の下流側に設けた鑑別部、8〜10
は切換ゲート11.12により鑑別部7の下流から分岐
した紙幣搬送路、13は第1の堆積部4の上方に設置し
た真偽鑑別不能紙幣および支払紙幣を堆積する第4の堆
積部。
14は第2の堆積部5の下方に設置した還流使用可能な
紙幣を堆積する第5の堆積部、15はさらにその下方に
設置した還流不使用の紙幣を堆積する第6の堆積部であ
る。この第6の堆積部15には搬送路10が、第5の堆
積部14には搬送路9が、さらに第4の堆積部13には
搬送路8が連結している。16は第6の堆積部15の下
方に設置した紙幣収納金庫で、この金庫16は紙幣位置
調整手段17によって堆積収納された紙幣を上下に動か
し後述する紙幣移送手段が収納金庫16の開口部18か
ら進入してきたとき、収納金庫16からの紙幣の取出し
ゃ、金庫16への紙幣の収納を可能とする。19は金庫
16の下方に設置した紙幣リジェクト庫で、この紙幣リ
ジェクト庫19はその開口部20を介して損券や非還流
界を収納する。21は複数枚の紙幣を一括して移送する
紙幣移送手段で、この紙幣移送手段21は前後方向に移
動でき紙幣を把持するハンド部22、ハンド部22に回
転運動を付与する回転手段23および。
ハンド部22を上下方向に移動させるための案内支持手
段24と駆動用スクリュー25などから構成されている
。この紙幣移送手段21は堆積部4゜5.6.13〜1
5への紙幣の堆積、取出しならびに収納金[16への紙
幣の収納、取出し、リジェクト庫19への収納など、複
数枚の紙幣をブロックの状態で移送することができれば
よいので、ハンド部22の駆動形式は問わない。
前述した紙幣分離部3および第1.第2.第3の堆積部
4,5.6の詳細な構成を第2図および第3図を用いて
説明する。
紙幣分離部3は、第1の堆積部4に堆積された預入紙幣
または第3の堆積部6に堆積された千円紙幣の第1の支
払紙幣または第2の堆積部5に堆積された万円紙幣の第
2の支払紙幣を繰り出す繰り出し手段としての1個の繰
り出しローラ3oと、繰り出された紙幣を搬送路40へ
送り込む送り手段としての1個の送りローラ31と、こ
の送りローラ31に対接して第1及び第2の堆積部4,
5の紙幣繰り出し部に配設される分離手段としての第1
の分離ローラ32及び第2の分離ローラ33を備えてい
る。この第1.第2の分離ローラ32゜33は紙幣の多
重送りを防止するためのもので、外周が高摩擦部材から
なっている。41,42は搬送ローラで、搬送ベルト4
3.44が掛合されている。これら搬送ベルト43.4
4は対接して配設され、紙幣を挾持して搬送するように
している。45.46は送りローラ8によって搬送され
る丸ベルトで、この丸ベルト45は、第3図に示すよう
に回転自在な空転ローラ47及び48に掛合されている
。空転ローラ47は分離ローラ32の軸32Aに、空転
ローラ48は搬送ローラ41の軸41Aに取り付けられ
ている。また、丸ベルト46は、図示はされていないが
、丸ベルト45を配設する空転ローラ47,48と同様
に配設された空転ローラに掛合されている。49はゴム
ローラで、2本の搬送ローラ軸41Aに固定され、搬送
ローラ41と共に回転し、第1め堆積部4、第2の堆積
部5または第3の堆積部6から分離されて送られてきた
紙幣を挾持して搬送路40へ安定して送り込むために設
けである。
預入紙幣を受入堆積する第1の堆積部4は1紙幣の搬送
ガイドの役割を底板4Aを備えている。
この底板4Aは繰り出しローラ30と送りローラ31と
の上側に位置するように固定部材50に固定されている
。第2の支払紙幣を堆積する第2の堆積部5は1紙幣の
搬送ガイドの役割をする上板5Aを鍔えている。この上
板5Aは繰り出しローラ30と送りローラ31との下側
に位置するように固定部材50に固定されている。また
第2の堆積部5は第2の支払紙幣を堆積し、これを前述
した上板5Aに押圧する抑圧底抜5Bを備えている。
この押圧底板5Bはガイドロッド51によって案内され
、モータ52でタイミングベルト53を介して駆動され
るねじ軸54の回転により上下に移動する。モータ52
の駆動により押圧底板5Bが上昇され、抑圧底抜5B上
に堆積された第2の支払紙幣が押圧検知ローラ55を所
定の圧力で押すと、モータ52が止まり抑圧底抜5Bの
上昇が停止する。さらに第2の堆積部5には押圧底板5
Aの上下動と協働してこの抑圧底抜5A上に堆積した第
2の支払紙幣と繰り出しローラ3oとの当接を解除した
り、または可能にするための仕切り板57を備えている
。この仕切り板57は上板5Aと干渉しないようにくし
形状に形成されていると共に、ガイド軸56により案内
され、さらにモータ(図示せず)によって動作するわし
軸によって上下動する。前述した第1の堆積部4上には
、第3の堆積部6を構成する底板6Aがガイド軸58に
沿って上下動可能に設けられている。この底板6Aは第
3図に示すように第1の堆積部4の底板4Aと干渉しな
いようにくし形に構成されており、モータにより駆動さ
れるねじ@1159によって上下動する。また、第3の
堆積部6にはその底抜6A上の第1の支払紙幣を押圧す
る押圧板60 fJ<設けられている。この押圧板60
はガイド軸61によって案内されている。前述した第3
の堆積部6の底板6Aは第1の堆積部4の底板4Aに堆
積した預入紙幣を繰り出しローラ30に押圧する機能も
備えている。
前述した紙幣分離部3、第1〜第6の堆積部4゜5.6
.13〜15および搬送路間の構成を第4図に示す、こ
の図において第1図と同符号のものは同一部分である。
第1の堆積部4は通常空らの状態に保たれ、預入紙幣が
紙幣移送手段21によって運び込まれたときのみ1紙幣
が堆積される。
第2の堆積部5には万円紙幣の第2の支払紙幣が堆積さ
れ、第3の堆積部6には千円紙幣の第1の支払紙幣が堆
積されている。第4の堆積部13にはガイド131が設
けられている。また第5.第6の堆積部14.15には
それぞれ紙幣押板141.151およびそのばね142
,152が設けられている。
次に上述した本発明の装置の一実施例の動作を説明する
まず預入取引要求があると1紙幣移送手段21のハンド
部22は第1図の点線で示すように入出金口2に位置し
ている。そして入出金口において。
紙幣移送手段21のハンド部22に顧客が預入紙幣を挿
入すると紙幣移送手段21のハンド部22は客の挿入し
た預入紙幣を受取り、第1の堆積部4にセットする。次
に分離部3の繰り出しローラ30、送りローラ31は図
面上時計方向に回転し。
その円周面上に配設した高摩擦部材(たとえばゴム)の
摩擦力によって紙幣を送り出し1分離ローラ32の摩擦
力によって1枚ずつに紙幣を分離する。分離された紙幣
は、搬送路を通り鑑別部7によつそ真偽、金種の判定お
よび再使用(支払い用に還流可能か)の可否の判定を行
う、偽券および港別不能の紙幣は切換ゲート11によっ
て、m送路8の方に切換えられ、第4の堆積部13に導
かれ、ガイド131に案内されてそこに堆積する。
一方、真券と判定された紙幣は、切換ゲート11および
12によって、例えば、還流使用可能な例えば万円紙幣
は第5の堆積部14に、還流使用しない千円券、5千円
券、5百円券および損傷の著しい紙幣は第6の堆積部1
5に導かれ、それぞれ順次堆積する。第5の堆積部14
は、第4図に示すように搬送ベルトで構成された搬送路
9によって紙幣を搬送案内し、ばね142により抑圧さ
れる押板141とベルトとの間に、ベルトの搬送力によ
って紙幣を順次送り込み堆積させる。第6の堆積部15
も同様である。
先にのべた預入紙幣のうちリジェクト紙幣BRは第3の
堆積部13に戻され堆積させられると。
紙幣移送手段21のハンド部22が移動して、リジェク
ト紙幣BRを把持して1人出金口2まで運び、一度顧客
に戻す、必要によっては、紙幣の不具合状態(折れぐせ
など)を直してもらったのを。
また受取り、前述した動作により、第1の堆積部4にセ
ットする。そしてこのリジェクト紙幣BRを上述のよう
に再度、分離、堆積し、そのリジェクト紙幣BRの処理
が終ったのち、顧客による金額確認後、顧客が預入を指
示した場合には第5の堆積部14に堆積した万円紙幣B
Oは1紙幣移送手段21のハンド部22で把持されたの
ち、収納金HL16に移送され、これに収納される。ま
た、第6の堆積部15に堆積した非還流界BEは、同時
にハンド部22によって移送され、リジェクト庫19に
収納される。一方、顧客が預入を要求しなかった場合に
は入出金口に返却される。
以上のようにして、第1の堆積部4にセットされた入金
紙幣は1通常すべて収納金庫16またはりジエクト庫1
9に収納され、預入取引きが終了する。この状態で、第
1の堆積部4には、紙幣が残らないから、直ちに次の預
入取引に対応することが可能となる。
これまで述べた預入紙幣計数状態では、第2の堆積部5
における仕切り板57は、第1図に示すように図示しな
いアクチュエータによって作動し。
第2の堆積部5内の紙幣を押し下げ、繰り出しローラ3
0.送りローラ31と紙幣とが接触しないようにしてい
る。
次に、紙幣支払動作のときには、次のように動作する。
現金取扱い装置が稼働始める時点(取引きを可能とする
時点)では、第5図に示すように紙幣移送手段21が作
動して、収納金庫16に予め収納された第1の支払紙幣
たとえば千円紙幣を適当量取出し、これを予め第3の堆
積部6にセットすると共に、収納金庫16に予め収納し
た第2の支払紙幣1例えば万円紙幣を第2の堆積部5に
セットしておく、そして第2図に示すように、第2の堆
積部5には1紙幣押圧板51が取付けられ、図示しない
アクチュエータによって1紙幣セット時には紙幣を収納
する空間を形成し、紙幣セット後はたとえばねじ軸54
によって堆積紙幣を繰り出しローラ30、送りローラ3
1に押付ける構造となっている。このとき、第2図に示
すように前述した仕切り板57が下降すると1紙幣は、
前記ローラ30.31から離間し、仕切り板57が退避
するとローラ30,31に接触する。
今、第1の堆積部4に紙幣が無く、支払取引になり、第
2の堆積部5内の第2の支払紙幣の支払いが要求される
と、仕切り板57は上方に退避し。
第2の堆積部5上の紙幣が繰り出しローラ30゜送りロ
ーラ31に圧接される。ここで1両ローラ30.31が
図面上反時計方向に回転すると、その円周面上に配設し
た摩擦ローラの作用によって紙幣が送出され分離ローラ
33の摩擦力によって。
前記と同様にして1枚ずつ順次分離される。ここで、正
しく1枚ずつに分離された紙幣は鑑別部7を通って切換
ゲート】1によって搬送路6を通って第3の堆積部13
に導かれ、この第4の堆積部13に堆積される6重送な
ど紙幣分離状態が異常な紙幣は切換ゲート11によって
、例えば第6の堆積部15に導かれ堆積する。一方、第
3の堆積部6内の第1の支払紙幣の支払いが要求される
と、仕切り板57は下方に移動して第2の堆積部S内の
第2の支払紙幣を押下げ、繰り出しローラ30゜送りロ
ーラ31との接触を抑える。次に、第3の堆積部6内の
底板6Aが第1の堆積部4の底板4Aより下方に移動し
て、第3の堆積部6内の第1の支払紙幣を繰り出しロー
ラ30.送りローラ31に圧接させる。ここで、ローラ
30,31を図面上時計方向に回転させることにより、
第1の支払紙幣を1枚ずつ分離し、第4の堆積部13に
移送後、これに堆積することができる。
正しい枚数の紙幣が第4の堆積部13に堆積すると、ハ
ンド部22がこの紙幣を第5図に示すように、入出金口
2まで移送し、顧客にその紙幣を渡す、一方、第6の堆
積部15にリジェクトされた紙幣は、ハンド部22によ
って、収納金庫16またはりジエクト庫17に収納され
る。
通常、分離部3の分離性能が良いと、リジェクトされ、
第6の堆積部15に堆積する紙幣がないため、第5.第
6の堆積部14.15は空き状態になっている。その結
果いつでも、預入取引を受は入れ可能な状態に保つこと
ができる。
なお、上述の実施例では、紙幣分離部として繰出しロー
ラ、送出ローラなどを用いた摩擦分離形式について説明
したが、たとえば、真空吸着力によって紙幣を吸着搬送
する真空吸着ドラム方式など真空吸着力を利用した分離
機構としても、同様の効果を得ることができることは云
うまでもない。
なお、上述の実施例においては、紙幣収納金庫16内に
、その上方に第1の支払紙幣を、その下方に第2の支払
紙幣を予め収納したが、この紙幣収納金庫16内を第1
の支払紙幣収納部と第2の支払紙幣収納部とに区画して
もよし、2個の収納金庫で構成してもよい。さらに、こ
れらの金庫内に紙幣を上下動させる押板およびその駆動
機構を設けてもよい。また1紙幣収納金庫内に第2の支
払紙幣のみを収納し、第3の堆積部6に予め手作業によ
り第1の支払紙幣を堆積してもよい。
以上述べたように、本発明の実施例によれば。
一つの分離機構に3つの堆積部(紙幣収納部)を配置し
たので、支払取引および預入取引に対していつでも即座
に対応できる状態に装置を保つことができる。この結果
、預入紙幣の分離用と支払紙幣の分離用とに別々に複雑
かつ高価な分離機構をもっている従来の方式と比較して
、装置の小形化。
低コスト化が可能である。また、複数枚の紙幣を一括し
て搬送するようにしたので9枚葉搬送する搬送系が少な
くなり、この観点からも装置の小形化、低コスト化が可
能である6さらにまた処理上のむだ時間が短くなり、取
引時間が大幅に短縮される。この結果、顧客の待ち時間
が少なくなり。
サービス性が向上すると共に、装置の1日当りの取引件
数を増大することが可能となり、銀行の資金効率、運転
効率を著しく向上させることが可能となる。
(発明の効果〕 本発明によれば、預入、支払取引要求に応じて即座にこ
れらの取引要求に対応することができるので、取引処理
時間が短縮し、顧客へのサービスを向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置の一実施例の構成を示す正面図、
第2図は本発明の装置を構成する紙幣分離部の構成を示
す正面図、第3図はその平面図、第4図は本発明の装置
を構成する他の堆積部の構成を示す正面図、第5図は本
発明の装置の出金動作を示す説明図である。 1・・・ケース、2・・・入出金口、3・・・紙幣分離
部、4・・・第1の堆積部、5・・・第2の堆積部、6
・・・第3の堆積部、7・・・鑑別部、8〜10・・・
搬送路、11゜12・・・切換ゲート、13・・・第4
の堆積部、14・・・第5の堆積部、15・・・第6の
堆積部、16・・・紙幣収納金庫、19・・・紙幣リジ
ェクト庫、21・・・紙幣移送手段、22・・・ハンド
部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、預入紙幣を、支払に還流利用する形式の現金取扱装
    置において、預入紙幣を受入れ堆積する第1の堆積部と
    この第1の堆積部に入り込み可能な第1の支払紙幣堆積
    用の第2の堆積部と、第2の支払紙幣を堆積する第3の
    堆積部と、この第3の堆積部と第1の堆積部に近接して
    設けられ、第1の堆積部、第2の堆積部および第3の堆
    積部に堆積された紙幣を選択的に分離移送する分離部と
    、この分離部によって分離された紙幣の真偽、金種、枚
    数を鑑別する鑑別部と、この鑑別部によって鑑別された
    紙幣をそれぞれ堆積する第4の堆積部と、前記鑑別部に
    よって鑑別された紙幣を第4の堆積部に搬送する搬送手
    段と、支払紙幣、預入紙幣を収納する収納部と、前記第
    1、第2、第3、第4の堆積部、収納部および入出金口
    間において複数枚の紙幣を一括的に把持し移送する紙幣
    移送手段とを備えたことを特徴とする現金取扱装置。 2、分離部は摩擦部材を有する繰出しローラと送出ロー
    ラとを備えたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の現金取扱装置。 3、分離部は、真空吸着部を有する繰出しローラと送出
    ローラとを備えたことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の現金取扱装置。 4、分離部の繰出しローラおよび送出ローラは第1およ
    び第2の堆積部の紙幣の分離と第3の堆積部の紙幣の分
    離とにおいてそれぞれ逆方向に回転することを特徴とす
    る特許請求の範囲第2項または第3項記載の現金取扱装
    置。 5、第3の堆積部は分離部の下方に位置し、これに堆積
    した紙幣を下方に押し下げる押下げレバーを備えたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第4項記載の現金取扱装置
    。 6、紙幣移送手段は、堆積部等に堆積した紙幣を把持し
    、移送するハンド部を備えたことを特徴とする特許請求
    の範囲第5項記載の現金取扱装置。
JP61127955A 1986-06-04 1986-06-04 現金取扱装置 Pending JPS62285195A (ja)

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JPS62285195A true JPS62285195A (ja) 1987-12-11

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