JPS6228490Y2 - - Google Patents

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JPS6228490Y2
JPS6228490Y2 JP6586881U JP6586881U JPS6228490Y2 JP S6228490 Y2 JPS6228490 Y2 JP S6228490Y2 JP 6586881 U JP6586881 U JP 6586881U JP 6586881 U JP6586881 U JP 6586881U JP S6228490 Y2 JPS6228490 Y2 JP S6228490Y2
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JP
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motor
contact
case
temperature fuse
actuator
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JP6586881U
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JPS57177817U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は空気調和装置用モーターアクチユエー
タ、特にモーターアクチユエータを保護するため
の温度ヒユーズと、モータアクチユエータとの接
触状態を判定できるようにした空気調和装置用モ
ーターアクチユエータに関するものである。
従来、空気調和装置用モーターアクチユエータ
は、第1図に示すように下ケース1と上ケース2
とから成るケースの内部空間側にモータ3と、こ
のモータ3によつて回動される中間ギヤ4と、こ
の中間ギヤ4によつて回動される出力ギヤ5とこ
の出力ギヤ5の裏面側に設けられた第2図に示す
接片6に対し接触状態となるとともに、プリント
基板7の上に固定された固定接点8と、コネクタ
9及び上記モータ3を保持するモーター保持枠1
0と、上記モータ3の入力端子を保持してこの入
力端子に入力を導く端子11などを具備してお
り、上記モータ3に入力を供給することによつて
中間ギヤ4を回動せしめ、これにより出力ギヤ5
を回動させてその出力軸5aに連動された車輛用
空気調和装置の空気制御ドア、例えば内外気切換
ドア、エアーミツクスドア、モード切換ドアなど
の回動位置を制御することが出来る。この場合、
モータ3がロツク状態となつた時にモータが焼損
してしまうのを防止する目的で、第2図に示す如
くモータ3に接触状態で温度ヒユーズ12を配置
せしめ、このモータ3に対してコネクタ9の共通
端子Eからの電源入力を温度ヒユーズ12を介し
て供給するようにしている。上記コネクタ9は共
通端子Eと上記各接点8にそれぞれ接続された端
子A,B,C,Dを具備しており、又モータ3の
一方の端子は接片6に常時接触するコモン接点8
aに接続されるが、上記各固定接点8は、接片6
の切欠部6aの回動軌跡上に対応する箇所に位置
されるもので、例えば共通端子Eと端子Aとの間
に電圧を供給すると、モータ3には共通端子E、
温度ヒユーズ12、モータ3、コモン接点8a、
接片6、端子1を介する電流が流れるので、モー
タ3及び出力ギヤ5が回転するが、一定位置まで
回動した時に固定接点8が切欠部6aに対応して
上記電流が遮断され、モータ3は停止される。こ
のように共通端子Eと各端子A,B,C,Dの内
のいずれかに電圧を加えることにより、出力ギヤ
5を所望の位置に回動することができる。
しかしながら、以上の構成による空気調和装置
用モータアクチユエータによれば、温度ヒユーズ
12がモータ3のケース側に確実に接触状態とな
らず、両者間に一定のギヤツプが生じた状態で温
度ヒユーズ12が取り付けられる場合があり、こ
のような状態で使用するとモータ3がロツクし、
これによりモータ3から熱が発生しても、この熱
が充分に温度ヒユーズ12側に伝わらないので、
温度ヒユーズ12の動作が遅延してしまい、モー
タ3を確実に保護することができないという問題
が発生する。そこで温度ヒユーズ及びモータを組
み込んだ後において、両者の接触状態を確認する
必要があるが、従来はケース1とケース2とが完
全に密閉容器となつているために、外部から上記
両者の接触状態を観察することができないという
欠点を有していた。また、この接触状態を肉眼で
判断するという作業を作業者に強いることは、作
業者に負担となりまた信頼性が低下する。
従つて本考案の目的は温度ヒユーズがモーター
アクチユエータに確実に接触状態となつているか
否かを電気的に判定できるようにして上記欠点を
除去するものであり、以下実施例を用いて詳細に
説明する。
通常、モーターアクチユエータの電気回路にお
いては第2図、第3図に示すように、モータ3の
一方の端子3aと導電性材料から成るモータケー
ス3cとの間にコンデンサ20を接続し、かつ他
方の端子3bとケース3cとの間をリード線21
で接続するようにして、第4図に示すようにモー
タ3の巻線3に対しコンデンサ20がモータケ
ース3c、リード線21を介して並列接続される
ようにして、このコンデンサ20によつてモータ
の回転に伴いブラシから発生する、ノイズを吸収
するようにしている。なお、40は接点8、接片
6等から成るスイツチ機構である。本考案は上記
リード線21にかえて、第5図に示すようにモー
タ3の入力端子3bと固定接点8aとの間を接続
する配線22に温度ヒユーズ23を接続し、この
温度ヒユーズ23の導電性材料から成る外囲器2
3a側をモータケース3c側に当接するようにし
て構成するものである。これによれば通常、温度
ヒユーズ23を構成し、かつ感温して断線するヒ
ユーズ素子23bは一端23m側が外囲器23a
とは不導通となつているが、他端23側は外囲
器23に導通状態となつているために、その外囲
器23aをモータケース3c側に当接せしめるこ
とにより、端子3bからリード線24、外囲器2
3a、モータケース3cを介する閉ループが形成
されることに相当し、この閉ループによつて、従
来リード線21を端子3bとモーターケース23
cとの間に半田付けすることにより形成される閉
ループと同様な機能を果たすことができる。従つ
て、このような構成により、第4図で示す電気回
路を形成することができる。一方外囲器23aが
モーターケース3cに当接状態となつていない場
合は上記閉ループが形成されず、第6図に示すよ
うにコンデンサ20を含む回路がモータコイルか
ら切断された回路構成となる。従つて、端子Eと
いずれかの端子A,B,C,Dとの間に交流電圧
を印加することにより、温度ヒユーズ23の外囲
器23aがモータ3のケース3c側に接触して導
通状態となつているか否かを容易に判別すること
ができる。すなわち、温度ヒユーズ12の外囲器
23aがモータケース3cに接触して第4図に示
す回路が形成されているときは上記交流電圧印可
にもとづく交流電圧は大きく、外囲器23aがモ
ータケース3cに接触しておらず第5図に示す回
路が形成されているときは上記交流電流は小さく
なるので、交流電流計を接続し、そのメータ値を
調べることにより容易に接触,非接触が判別でき
る。従つて、このような作業を温度ヒユーズ、モ
ータの組み込み作業終了後に行うことにより、信
頼性の高いモーターアクチユエータを得ることが
できる。または第5図に示すような回路構成とす
ることにより、従来のようにリード線21の一方
側をモーターケース3c側に半田付けする作業が
不要となり、半田付けの作業工数を省略すること
ができる。
以上説明したように本考案による空気調和装置
用モーターアクチユエータによれば、モータの回
転力を減速して出力ギヤを回動し、空気調和装置
の空気制御ドアを制御するようにした空気調和装
置用アクチユエータにおいて、モータの温度を感
知してモータの温度が所定値まで上昇した時にモ
ータ入力を遮断する温度ヒユーズの外囲器をモー
タケースに接触状態として、この外囲器を介して
モータの出力端子の一方側をモータケースに電気
的に接続するとともに、モータの他方の入力端子
とモータケースとの間にコンデンサを接続したの
で、モータを構成する巻線に実質的にノイズ吸収
用のコンデンサを接続することができるだけでな
く、温度ヒユーズの外囲器とモータケースとの接
触状態をコネクタ側から電気的に容易に判定する
ことが可能となり、信頼性の高い空気調和装置用
モーターアクチユエータを得ることができる。
なお、本考案においては出力ギヤの回動位置を
制御するスイツチ機構Cを構成する固定接点8は
4個設けるタイプのものについて説明したが、そ
れ以下あるいはそれ以上の固定接点を有するスイ
ツチ機構についても本考案を同様に適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は従来の空気調和装置用モ
ーターアクチユエータの一例を示す分解斜視図及
び回路図、第4図ないし第6図は、本考案による
空気調和装置用モーターアクチユエータの一実施
例を示す回路図である。 3……モータ、3c……ケース、5……出力ギ
ヤ、6……接片、8……固定接点、8a……コモ
ン接点、9……コネクタ、20……コンデンサ、
21……リード線、23……温度ヒユーズ、23
a……外囲器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モータの回転力を減速して出力ギヤを回動せし
    め、空気調和装置の空気制御ドアを制御するモー
    ターアクチユエータにおいて、モータの温度を検
    出して、モータの温度が一定値まで上昇した時に
    モータの入力を遮断する温度ヒユーズの外囲器を
    モーターケースに接触せしめ、この外囲器を介し
    てモータの一方の入力端子をモーターケースに電
    気的に接続するとともに、他方の入力端子とモー
    ターケースとの間にコンデンサを接続し、モータ
    の巻線に実質的にノーイズ吸収用のコンデンサが
    接続されるようにしたことを特徴とする空気調和
    装置用アクチユエータ。
JP6586881U 1981-05-07 1981-05-07 Expired JPS6228490Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6586881U JPS6228490Y2 (ja) 1981-05-07 1981-05-07

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JP6586881U JPS6228490Y2 (ja) 1981-05-07 1981-05-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57177817U JPS57177817U (ja) 1982-11-10
JPS6228490Y2 true JPS6228490Y2 (ja) 1987-07-22

Family

ID=29861897

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6586881U Expired JPS6228490Y2 (ja) 1981-05-07 1981-05-07

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JPS57177817U (ja) 1982-11-10

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