JPS62284772A - プリンタの印字機構 - Google Patents

プリンタの印字機構

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JPS62284772A
JPS62284772A JP61129779A JP12977986A JPS62284772A JP S62284772 A JPS62284772 A JP S62284772A JP 61129779 A JP61129779 A JP 61129779A JP 12977986 A JP12977986 A JP 12977986A JP S62284772 A JPS62284772 A JP S62284772A
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JP
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JP61129779A
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Inventor
Kenji Onodera
小野寺 憲司
Masami Okawa
正美 大川
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 【産業上の利用分野] 本発明は、卓上計算機や計測器の印字装置として用いら
れているプリンタの印字機構に関する。
[従来の技術] 活字ベルトを用いたプリンタの従来の例は第23図に示
すが、従来はハンマを桁とするキャリッジに印字する両
隣の活字が印字に接触しないよう活字部と印字紙の間に
弾性変形するマスクを設けていた。
し考案が解決しようとする問題点] 従来は表面にインクを塗布した活字部がマスクを圧接す
る為マスクにインクが転移しマスク自体がインクで汚れ
る。そのマスクが印字桁の両隣の活字部によって変形し
印字紙と接触する為、転移したインクが印字紙と接触し
てサイドプリント等の印字汚れの原因となり、記録され
た印字は鮮明度が悪かった。又弾性変形させる為、マス
クは非常に薄く製作しなければならなく、部品製作時に
変形し易すい、成形の含型代が高い、成形時間が長い等
の欠点を有していた。
本発明はこれら欠点を改善しサイドプリント等のない印
字鮮明度が良く、部品金型や部品単価が安く且つコスト
の安いプリンターを提供することを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決する為に、本考案は活字ベルトタイプ
のプリンタに於いて印字紙をハンマーと対向させる案内
を兼ねているプラテンとプラテンと対向しプラテンと共
に印字紙を案内する紙ガイドに櫛歯を備えた。
[作用コ 選択された活字は、櫛歯の間を通過して印字紙を押圧し
活字紙にインクを転写するか、非印字桁の活字は櫛歯に
よって印字紙に近ずくことを妨害され非印字桁の活字表
面に塗布したインクが印字紙に転写されなく、鮮明な印
字が確保できる。又紙ガイドと一体成形しているので廉
価であり、且つ印字指金てに設けているのでシリアルプ
リンタのみならずラインプリンタにも応用できる。
[実施例] 次に本発明の1実施例を説明する。
く概略機構〉 第1図はプリンタの分解斜視図、第2図はプリンタの概
略構成図、第3図は切換機構部の断面図。
第4図は概略側断面図である。駆動プーリ9と従動プー
リ19とが所定の間隔をおいて配置されて、その間にエ
ンドレス状の活字ベルト14が掛は渡されている。従動
ブーIノー19はフレーム1に回転可能に嵌合されてい
る。2はモータでかさ歯車のモータ歯車3が取り付けら
れている。減速歯車′4はモータ歯車3と噛合するかさ
歯車と伝達歯車5と噛合し伝達歯車5の外径よりも小さ
い平歯車を有している。選択爪7は駆動プーリ9と印字
切換歯車10と係合可能な構造になっていて印字切換歯
車10と係合しているときは駆動ブーI79とは係合し
なく、駆動プーリ9と係合しているときは印字切換歯車
10とは係合しない(詳細は後述)機構になっている。
且つ、選択爪7はフレーム1に回転可能に軸着され、コ
イルばね8により待機時は矢印り方向にモーメントがか
けられている。
更に電磁石6の吸引板33と係合している。太陽歯車2
2は伝達歯車5と噛合する歯車と駆動ブー’J9に回転
可能に取付られた遊星歯車23と噛合する@車を持ちフ
レーム1に回転可に取付られている。検出車24は駆動
プーリ9に固着され更にフレーム1に回転可能に取付ら
れたR検カム25の歯車と噛合し、且つ検出カバー27
に固着され洋白等の導電材でできている検出ブラシ26
に圧接されている。検出車24の検出ブラシ26と接す
る面には導電部と非導電部とからなる回路が形成されて
いる。印字ドラム12はハンマー13を押し出す印字爪
部12aを円周上に持ち、印字切換歯車10と噛合して
フレーム1に回転可能に取付られたウオーム11によっ
て回転させられる。
紙送り歯車28には送りローラー29が嵌装されており
、紙送り歯車28は印字ドラム12の紙送り駆動歯車1
2bと吻合可能になっている。押工ローラー18は押工
軸21の弾性変形の荷重により送りローラー29に圧接
している。インクローラー20はフレーム1に回転可能
に取付られて活字ベルト14を圧接している。フレーム
1は紙ガイドを兼ねている。
次に実施例の活字ベルトを説明する。
く活字ベルトの構成〉 第15図、第16図に於いて説明する。活字ベルト14
は第15図に示すようにエンドレス状になっており、外
周側に所定のピッチで多数の活字部14aが周方向に沿
って個々に設けられ、内周側には周方向に沿って所定の
ピッチで多数のベルト歯部14bが設けられている。個
々の活字部14aとベルト歯部14bは互いに対になっ
ており活字部14aと隣の活字部14a、ベルト歯部1
4bと隣のベルト歯部14bとの間は薄肉の連結部14
cで互いに連結されている。これら活字ベルト14はゴ
ム等の伸縮可能な弾性材で成形されている。活字ベル)
14は一周のポジションを多数群に分割されている。各
々の群の「+」「−等のシンボル活字、「0」 「1」
・・・「9」の数字活字の配列は同群に配置されている
。この実施例の一つとして活字ベルト14を64ポジシ
ヨン(1ポジシヨンは1文字)とし、1群と11群の2
つに分割し、各々の配列は第16図に示している。
AタイプはOポジションから10ポジシヨン迄はスペー
ス(記号・・・「―」で表示)、11ポジシヨンから2
1ポジシヨン迄はシンボル活字、22ポジシヨンから3
1ポジシヨン迄は数字活字を設置。
Bタイプは0ポジシヨンから1つ毎に20ポジシヨン迄
スペース、1ポジシヨンから21ポジシヨン迄の奇数桁
にシンボル22ポジシヨンから31ポジシヨン迄は数字
活字等で1群を構成し11群は1群と同配列になってい
る。スペースは活字部14aがなくその他は同形状をし
ている。く概略構成)で説明したように活字ベルト14
は駆動プIJ 9と従動プーリ19に掛は渡され駆動プ
ーリ9にはベルト歯部14bと噛合する溝が16個あり
各々のベルト歯部14bと噛合している。活字ベルト1
4は駆動プーリ9と滑りがなく確実に駆動される0次に
タイミングパルスの検出について、第5図と第17図に
て説明する。
くタイミングパルスの検出〉 駆動プーリ9と固着された検出車24には洋白等の導電
材からなる検出ブラシ26が4本圧接されている。導電
部のTPパターン24aの軌跡上にはTブラシ26Tと
しブラシ26tの2本が圧接している。TPパターン2
4aの分割本数は駆動プーリ9の分割数と同じで、活字
ベルト14の活字ポジションの整数分の1の16分割さ
れている。Tブラシ26TがTPパターン24aに圧接
している時はtブラシ26tは非導電部24b上にあり
且っtブラシ26TがTPパターン24aに圧接してい
る時、Tブラシ26Tは非導電部24b上にくるように
Tブラシ26Tとtブラシ26しを設置している。Rパ
ターン24rの軌跡上にはRブラシ26Rが圧接してい
る。検出車24とR検カム25は歯車噛合し検出車24
の1回転でR倹カム25が2.5回転する。R検カム2
5は非導電材からなり円板部25aは検出車24とRブ
ラシ26Rの間に介在しRブラシ26RとRパターン2
4rの導通を遮断している。第5図のようにRブラシ2
6RとRパターン24rが接触している時から検出車2
4を1回転するとR検カム25は2.5回転しRブラシ
26Rは円板部25aによってRパターン24aと接触
出来ない。検出車24を更に1回転、合計2回転すると
R検カム25は合計5回転し第5図の状態に戻りRブラ
シ2.6Rは切欠部25bによってRパターン24aと
接触する。検出車24は16分割されていたので、16
x2=32 32ポジシヨンに1回にRブラシがRパタ
ーンと接触する。コモンブラシ26cにはRパターン2
4rとTPパターン24a共通の十電位を与えておく、
検出されるTパルス、tパルスの波形はTブラシ26T
、tブラシ26tの振動及びTブラシ26Tやtブラシ
26tとTPパターン24aとの接触抵抗等の為にチャ
タリングを発生し易すい、その為パルス35の前縁35
aの立上りを認識して波形の立上り、立下がるパルスに
(1正した整形波形にて制御を行なう対策方法を採用し
ている。Tブラシ26Tとコモンブラシ26cによる電
位差のTパルスの立上りの前縁35aで整形波形が立上
がり、tブラシ26tとコモンブラシ2’6cによるt
パルスの立上りの前縁35aで立下がる整形波形をプリ
ンタの駆動回路側で作りこの整形波形にて制御を行なう
、Rパルスが立上っている整形波形をTPOとし最下位
桁の位置に活字ベルト14の活字ポジションの31(又
は63)を対向させて活字ベルト14を駆動プーリ9と
従動ブーIJ19の間に掛は渡す、電磁石通電波形は整
形波形の@縁35cの立上りで制御される。整形波形の
前縁35cの立上りで電磁石へ通電され次の整形波形の
前縁35cの立上りで遮断する。連続的に印字する場合
の最速モードは、活字ベルト14の活字配列が第16図
のAタイプの場合、第17図(イ)の如(TPOの前縁
で通電しTPIの前縁で遮断しTP2の前縁で通電しT
P3の前縁で遮断するモードである。この実施例は1行
印字するのに1桁から最上位桁まで印字し紙送り工程を
終了するサイクルマシンである。従って要望する印字が
7桁であった場合8桁から最上位街道はスペース桁を選
択印字する必要がある。このプリンタを電卓に用いる場
合、最上位街道の印字が必要な場合は少なく、プリンタ
は印字スピードが速いことが要求される。その為印字ス
ピードを遅くする手段として活字ベルト14には数多く
のスペースポジションが設置されている。活字ベルト1
4の他の配列例とそのタイムチャートを実施例として第
1図〜第3図、第17図(ロ)に照会しておく。
この例は、活字ベルト14、検出車24、駆動プーリ9
、従動プーリ19等を高速でスターI・、ストップさせ
ると各イナーシャと加速度の関数のモーメントが瞬間に
大となって各歯車のバックラッシュ等機構の隙間か電磁
石通電波形に要する領域を狭くする場合が時々あり誤選
択の原因となっている。その対策として最速の印字パタ
ーンは1パルス遅らせる手段が採られている。次に活字
選択機構について述べる。
く活字選択機構〉 第1図〜第3図、第6図、第19図に於いて説明する。
射出成形されたフレーム1にフレーム1の弾性を利用し
て固定されたモータ2は矢印A方向に回転する。モータ
歯車3を介して減速歯車4は矢印B方向に回転し伝達歯
車5は矢印C方向に回転する。伝達歯車5の回転を受は
太陽歯車22は矢印り方向に回転し遊星歯車23は矢印
E方向に回転する。第6図(イ)は電磁石に通電されて
いない差動機構の説明図である。矢印E方向に回転して
いる遊星歯車23は印字切換歯車10の内歯10aより
印字切換歯車10を矢印H方向に回転力を与えるが選択
爪7の爪7aが印字切換歯車10の開口部10bと係合
し印字切換歯車10の回転を妨げている。その結果、遊
星歯車23は内歯10bに沿って矢印F方向に公転し駆
動プーリ9が矢印F方向に回転する。駆動ブー19は前
述のく活字ベルトの構成〉で説明した如く活字ベルト1
4のベルト歯部14bと噛合する溝9bがあり滑りがな
く確実に活字ベルト14は矢印G方向に回動される。従
動プーリ19は活字ベルト14の回動が滑らかに回転圧
きるよう負荷の低減と活字ベルト14がプラテン17と
平行に走行する役目を担っている。活字ベルト14の回
動負荷よりもコスト低減を重視する場合、部品代、及び
組立穴を削減するため射出成形されているフレーム1に
円柱形状或いは半円柱形状を設は従動プーリ19を廃止
することも出来る。駆動ブーIJ9が回転するとくタイ
ミングパルスの検出〉て・説明した如く検出ブラシ26
のTブラシ26T、tブラシ26t、コモンブラシ26
c、Rブラシ26Rよリパルスを検出し所望する印字部
に活字ベルト14の所望する活字部14aが到達した時
、電磁石6に通電信号を流す。第6図(ロ)は電磁石6
に通電した場合の差動機構の説明図である。電磁石6に
通電すると吸引板33に矢印に方向の力が発生する。選
択爪7は吸引板33と接している作動部7Cに力がかか
り矢印M方向にモーメン!・がかかる。コイルばね8に
よる矢印し方向のモーメントと爪部7aにかかった摩I
!jt荷のモーメントより吸引板33がら与えられる矢
印M方向のモーメントが大になったとき、選択爪7は矢
印M方向に回転する。選炭爪7の係止部7bは矢印F方
向に回転している駆動プーリ9のラチェット9aの軌跡
内に飛びこみラチェット端面9bと衝突し駆動プーリ9
は回転を停止する。駆動プーリ9に回転可能に取付けら
れた遊星歯車23は太陽歯車22の周りを回転していた
公転を中止し、矢印E方向に回転する自転運動に変わる
。一方、印字切換歯車10は、選択爪7が矢印M方向に
回転し爪部7aが開口部10bとの係合が外れる為回転
可になる。印字切換歯車10は、公転を中止した矢印E
方向に回転している遊星歯車23の回転を内歯10aに
受けて矢印H方向に回転する。開口部10bとの係合が
外れた選択爪7の爪部7aはカム外周部10cを圧接す
る。印字切換歯車10の外周に設けた歯車10dと係合
しているウオーム11の歯車11bによってウオーム1
1は矢印工方向に回転する。印字切換歯車10の歯車1
0dの歯数zloはウオーム11の歯車11bの歯数2
11の整数倍に設定し印字切換歯車10の開口部10b
の数はz 10/ z 11に設定している。
本実施例はzlO=48.zll=12に設定している
。ウオーム11が1回転すると開口部10bがくる。コ
イルばね8によって矢印し方向にモーメン!・がかかっ
た選択爪7の爪部7aは、回転している印字切換歯車1
0のカム外周部10cに圧接していて、次の開口部10
bがくると矢印し方向に回転し開口部10bと係合する
。係止部7bと駆動プーリ9のラチェット9aとの係合
が外れ吸引板33は矢印W方向に動かされる。印字切換
歯車10は回転を停止し遊星歯車23は矢印F方向に公
転を始め駆動ブーIJ 9は矢印F方向に回転する。活
字ベルト14が回動始め次の電磁石6への通電信号を待
つ待機状態に戻る0次に印字機構について説明する。
く印字機構〉 第4図、第7図〜第9図、第12図〜第14図、第19
図〜第21図を用いて説明する。第14図は印字ドラム
12の斜視図、第13図はハンマー13のユニットの斜
視図、第7図は1桁目の印字開始前の待機状態の断面図
、第8図は1桁目の印字課程の断面図、第9図は1桁目
印字終了した待機状態の断面図、第12図は1桁目の印
字開始前待機時のホームポジションブラシ状態図第12
図は1桁目印字終了後のホームポジションブラシの状態
図を示している。ハンマー13は押圧部1000弾性部
13c、連接部13dからなりプラスティックで一体成
形されているかあるいは弾性部13cのみ金属のばね材
でインサート成形等されている。ハンマー13の数は印
字桁の数で各々連接部13dで連結され連接部13dが
フレーム1に固定されている。1桁目印字を説明する。
印字ドラム12の側面に設けたホームポジションカム1
2dが洋白等の導電材で弾性変形するホームポジション
ブラシ26Hを矢印X方向に押し下げコモンブラシ26
aと接触させ印字ドラムホームポジション信号を発生し
ている。この信号を確認し印字ドラム12が1桁目印字
待機位置にあることを確認する。1桁目に所望する活字
ベルト14の活字部14aが到着したら、電磁石6に通
電信号を流す。く活字選択機マ肖〉で前述した如く印字
切換歯車IOより回転を得てウオーム11は回転する。
ウオーム歯11aは歯先部lieと円周状突条11cと
螺旋状突条lidより構成される。第19図は待機時の
状態のウオーム歯11aとピン12cの関係図である。
実線はウオーム歯11aの展開図。一点鎖線は〜オーム
歯11aの透視図である。待機時、ウオーム歯11aの
円周未突条11cが印字ドラム12のピン12cの運動
軌跡の中て°ピン12c間に位置し印字ドラム12の自
由回転を制御している。ウオーム歯11aの歯先部li
eがビン12c間に衝突しないように下のピン12cと
の隙間S3は円周状突条11cと下のピン12cとの隙
間S1より大きくしているし又歯先部Lieと上のピン
12cとの隙間S3を設けている。ウオーム11が回転
すると印字ドラム12の回転を制御していた円周状突条
11cがビン12c間から離れる前に歯先部lieが中
12cの軌跡内に入る。円周状突条11cかピン12c
の軌跡から離れ、その後ピンL2cは螺旋状突条11d
の上面11fによって持ち上げられ印字ドラム12は矢
印O方向に回転する。印字ドラム12の円周上に設置さ
れた印字爪部12aはハンマ13の押圧部13eの背面
13bを矢印U方向に押し出し、押圧面13aが停止し
ている活字ベルト14のベルト歯部14bを押し活字部
14aを印字紙16に押圧させる。更に印字ドラム12
が矢印0方向に回転すると押圧面13eの背面13bと
背面13bを摺動していた印字爪部12aとの係合が外
れハンマー13の弾性部13Cの弾性によりハンマー押
圧部13eは矢印Y方向に移動し待機位置に戻される。
一方、弾性体からなるホームポジションブラシ26Hを
弾性変形させコモンブラシ26aと接触させていた印字
ドラム12のホームポジションカム12dは矢印○方向
に回転しホームポジションブラシ26Hとの係合が外れ
る。係合が外れたホームポジションブラシ26Hは矢印
Y方向に動きコモンブラシ26aと離れる。ホームポジ
ションブラシ26Hとコモンブラシ26aとから得てい
たホームポジション信号は1桁目の印字途中から遮断す
る(第18図参照)。前述のく活字選択機構〉で説明し
た活字選択と前記説明の印字動作を第2桁以降最上位桁
迄くり返す。印字の必要ない場合は活字ベルト14の活
字ポジションからスペース活字を選択印字する。第21
図は印字状態の拡大図である。第20図は印字位置と櫛
歯の位置を説明する部分詳細図である。櫛歯15は印字
紙16をハンマー13と対向させるように案内の1部兼
ねているプラテン1に設けられている。櫛歯15は活字
部14aが印字の際通過する領域の印字領域34の下方
部より印字領域34の上端部34a付近迄の長さがフレ
ーム1より突出した形で射出成形されている。櫛歯15
は、印字領域34と隣の印字領域の中間に配置している
。第21図に於いて説明する。一点鎖線は待機位置を示
す。印字桁釜々に持ったハンマ13が印字ドラム12の
回転によりシリアルに押し出され、ハンマー13が矢印
U方向に動き活字ベルト116部14bを介して活字部
14aを印字紙16に押圧する。活字部14aにはイン
クローラー20によりインクが塗布されているので組字
紙16にインクが転写される。櫛歯15と印字紙16迄
の距離Sは活字部14aの活字高さmよりも長くしてい
る為活字ベルト14の連結部14cが櫛歯15によって
変形される。印字桁の両隣の活字部14aは印字紙16
とある一定距離以上は近づけなく隙間が確保される。櫛
歯15の厚みtが活字14aの高さmよりも大きいけれ
ばより確実となる。従って印字工程の印字部14aの両
隣の活字部14aが印字紙16と接しないような構造に
なっている。次に紙送り機構を説明する。
く紙送り機構〉 第10図、第11図、第12図、第18図に於いて説明
する。第10図は最上位桁を印字終了後の印字ドラムの
断面図。第11図は紙送り途中の断面図である。印字ド
ラム12には最大印字桁数の13桁の印字爪部12aが
ある。印字ドラム12の端面にはビン12が15個あり
印字ドラム12はウオーム11によって15ステツプで
一周する機構になっている。2ステツプは紙送りに用い
られる。熾上位桁(13桁)を印字する為印字ドラム1
2が矢印O方向に回転する。印字ドラム12の側面に設
けた扇形状の紙送り駆動歯車12bは矢印0方向に回転
し紙送り歯車28と噛合する。最上位桁(13桁゛)を
印字終了後駆動プーリ9か回転し選択工程に移る。任意
の位置で電磁石6に通電信号波形を与える。前述の如く
ウオーム11が回転し印字ドラム12が矢印○方向に回
転し紙送り駆動歯車12bも矢印O方向に回転する。
(印字ドラム12には印字爪部12aがないのでハンマ
ー13は動かず印字はしない)紙送り歯車28は紙送り
駆動歯車12bから回転を受は矢印Q方向に回転する。
紙送り歯車28には同心軸上に紙送り歯車28の面外径
よりも大きい径でゴムや柔らかい樹脂等の材料からなる
送りローラー29が嵌装、あるいは二色成形(インサー
ト成形)されている。送りローラー29も矢印Q方向に
回転する。送りローラー29と押え軸21の弾性変形に
よる力がかかった押えローラー18に圧接された印字紙
16は、矢印R方向に摩擦で紙送りされる。本実施例で
は所望する紙送りピッチは2度の紙送り動作で得る機構
になっている。従って再度電磁石6に信号を与えて紙送
り動作を行ない印字ドラム12は第7図の1桁目印字前
の待機位置に戻り1行の印字サイクルが終了する。ホー
ムポジションカム12dはホームポジションブラシ26
Hを矢印X方向に押し下げコモンブラシ26aに接触さ
せる。第18図は紙送り信号を最短で電磁石6に通電信
号を与えたタイムチャート図である。続いて次の行を印
字する場合には前記の一連動作を繰り返せばよい。次に
細字紙ガイドについて説明する。
く印字紙ガイドの構造〉 第22図は印字紙ガイド部の組字紙16の入口部の概略
構図で、(ロ)は印字紙16人口部の正面図、(イ)は
に−k ′の断面図である。印字紙16のガイドはフレ
ーム1に紙ガイドを兼ねるプラテン17とセパレーター
36の組合わせで構成される。フレームlとプラテン1
7の相対位置にJlaとf417 aがついている。プ
ラテン17の溝17aには凹み17bがある。セパレー
ター36はプラテン1のfila及びプラテン17の溝
17aに沿ってスライド可能になっており溝1a、17
aに挿入し易すいよう勾配36aを設けている。又プラ
テン17の溝17aに設けた凹み17bと係合する凸起
36bがあり更に印字紙16を案内する斜面36dが左
右対称にありテーパー形状を成している。
印字紙16の紙中S4の場合。
印字紙16は巾84の最大公差より大きめのフレーム1
の巾56によって左右の規制が行なわれ、印字紙16の
厚みより大きい隙間S8、S9で規制される。挿入口の
方は、挿入し易すいようにフレーム1の斜面1b及びプ
ラテン17の斜面17C1L7dによって角形の漏斗形
状となっている。
この場合セパレーター37は使用しない。
印字紙16の紙中55の場合。
フレーム1とプラテン17が組まれた後紙中85の最大
公差とほぼ同じ寸法になるようにフレーム1のfila
とプラテン17の417 aに沿ってセパレーター36
を差し込む。セパレータ−36の突起36bはプラテン
17、若しくはフレーム1又は両方の弾性変形により隙
間slOがd1分拡がり挿入され、突起36bがプラテ
ン17の凹み17bに入る。dlだけ拡かった隙間はs
l。
に戻りセパレーター36は抜けにくくなり保持される。
セパレーター36にはプラテン17の斜面17c、17
dと同じ働きをする斜面36c、36dがあり、フレー
ム1の斜面1bと同じ働きをする斜面36eがある。セ
パレーター36は左右対称形状しており印字紙16の両
側を案内する必要がある場合、セパレーター36は1種
類で済む。
[発明の効果] 本発明は前述のように、多数の活字部を周囲に備えた活
字ベルトが印字紙の進行方向と直行して回動するプリン
タに於いて、ハンマーとハンマー駆動手段、印字紙をハ
ンマーと対向するように案内の1部を兼用しているプラ
テン、櫛歯を備えた紙ガイドより構成されたプリンタの
印字機構を特徴とするものである。
このような構成にすることにより、 (フレームや、)
紙ガイドに設けた櫛歯が活字ベルトの活字部を連結して
い連結部を妨害し、非選択桁の活字と印字紙が接触しな
くサイドプリント等の印字汚れのない鮮明な印字品質が
得られ、且つフレームや紙ガイドと一体に成形できる為
コスト低減勺図れる。又、印字位置の両端をガイドして
いる為、紙のふくらみも防止でき印字音の低減化が図れ
る等線種の利点を有している。
【図面の簡単な説明】
本発明の実施例は第1図から第22図で第23図のみが
従来の実施である。 第1図は プリンタの分解斜視図。第2図は平面からみ
たプリンタの概略構成図。第3図は切換機構部の断面図
。第4図は!I!1略側断面側断面図図は検出車とブラ
シ間係を説明する裏断面図、第6図は差動機構説明図。 第7図〜第9図は印字他作を示す説明図。第10図〜第
11図は紙送り動作を示す説明図。第X2図はホームポ
ジション信号説明図。第13図はハンマー斜視図。第1
4図は印字ドラム斜視図。第15図は活字ベルトの平面
説明図。第16図は活字ベルトの活字配列図。第17図
、第18図はタイムチャート図。第19図は印字ドラム
とウオームの関係図。第20図は慣歯の位置を説明する
部分詳細図。第21図は印字状態にある活字ベルトの拡
大図。第22図は印字紙ガイド部の概略図。第23図は
従来のプリンタの構成図、   ′ 1・・・・・・・・・・・・フレーム 6・・・・・・・・・・・・電磁石 7・・・・・・・・・・・・選択爪 9・・・・・・・・・・・・駆動プーリ10・・・・・
・・・・印字切換歯車 11・・・・・・・・・ウオーム 12・・・・・・・・・印字ドラム 13・・・・・・・・・ハンマー 14・・・・・・・・・活字ベルト 15・・・・・・・・・御歯 16・・・・・・・・・印字紙 17・・・・・・・・・プラテン 19・・・・・・・・・従動プーリ 20・・・・・・・・・インクローラー22・・・・・
・・・・太陽歯車 23・・・・・・・・・遊星歯車 24・・・・・・・・・検出車 25・・・・・・・・・R検カム 26・・・・・・・・・検出ブラシ 28・・・・・・・・・紙送り歯車 29・・・・・・・・・送りローラー 33・・・・・・・・・吸引板 36・・・・・・・・・セパレーター 37・・・・・・・・・活字ベルト 40・・・・・・・・・従量カブ−リ 41・・・・・・・・・フレーム 以上 出願人  セイコーエプソン株式会社 代理人  弁理士 最上 務 他−名 第6図 第4図 第7図 第8図 第9図 第12図 第13図 第14図 第15図 0−一一一〜〜 第19図 第21図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 所定方向へ移送される印字紙と、周囲にファンクション
    記号用活字と数値記号用等の活字を所定ピッチに備え前
    記印字紙の進行方向と直行するように回動する伸縮可能
    な活字ベルト、該活字ベルトのうちから選択された活字
    を前記印字紙に押圧するハンマー部材、前記ハンマー部
    材を動作させるハンマー駆動手段、前記印字紙を前記ハ
    ンマー部材と対向するように案内の1部を兼用している
    プラテン、前記印字紙を前記プラテンと共に案内し前記
    印字紙の進行方向に所定桁ピッチの櫛歯を備えた紙ガイ
    ド、前記活字ベルトを駆動し前記櫛歯の中間に前記選択
    された活字を停止するベルト駆動部からなることを特徴
    とするプリンタの印字機構。
JP61129779A 1986-06-03 1986-06-04 プリンタの印字機構 Pending JPS62284772A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61129779A JPS62284772A (ja) 1986-06-04 1986-06-04 プリンタの印字機構
GB8712640A GB2191151B (en) 1986-06-03 1987-05-29 Printing mechanism for use in a printer
KR1019870005563A KR920001440B1 (ko) 1986-06-03 1987-06-02 프린터
US07/488,408 US4961376A (en) 1986-06-03 1990-03-01 Printer
US07/571,360 US5033886A (en) 1986-06-03 1990-08-23 Printer
SG19/92A SG1992G (en) 1986-06-03 1992-01-08 Printing mechanism for use in printer
HK335/93A HK33593A (en) 1986-06-03 1993-04-08 Printing mechanism for use in a printer

Applications Claiming Priority (1)

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JP61129779A JPS62284772A (ja) 1986-06-04 1986-06-04 プリンタの印字機構

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