JPS62284352A - ネガ型フォトレジスト - Google Patents

ネガ型フォトレジスト

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JPS62284352A
JPS62284352A JP12763986A JP12763986A JPS62284352A JP S62284352 A JPS62284352 A JP S62284352A JP 12763986 A JP12763986 A JP 12763986A JP 12763986 A JP12763986 A JP 12763986A JP S62284352 A JPS62284352 A JP S62284352A
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bisazide
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photoresist
etching
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伊東 敏雄
Yoshio Yamashita
山下 吉雄
Takaharu Kawazu
河津 隆治
Hideyuki Jinbo
神保 秀之
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/075Silicon-containing compounds
    • G03F7/0757Macromolecular compounds containing Si-O, Si-C or Si-N bonds

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、半導体装置等の形成に当り能動素子、配線
パターン等の作製のため用いられるネガ型フォトレジス
トに関するものである。
(従来の技術) 近年、半導体装置の高集積化に伴ないこれら装置の製造
工程においてアスペクト比が高くかつ微細なレジストパ
ターンを形成することが出来る技術が要求されてきてい
る。特に、多層配線を形成する際、基板に形成された配
線は基板面との間に段差を構成しこのような段差は、こ
の基板上に次の配線を形成するため新たなレジストパタ
ーンを形成する場合に弊害となる。
ところで、このような段差を有する基板上にレジストパ
ターンを形成する場合この段差を覆うことが出来前る程
度に厚い膜厚で(例えば1.5〜2.0μm)レジスト
を形成する必要がある。しかし、現在主として用いられ
ている縮小投影露光機は、それに備わるレンズの開口数
を高解像なレジストパターンが得られるように大きなも
のにする傾向にあり、従って、焦点深度が大きくとれず
、これがため、このような露光機によって膜厚の厚いレ
ジストを高解像にパターニングすることは困難であった
。又、高解像なレジストパターンを得ることを目的とし
て短波長の光、例えば200〜300nmの遠紫外線を
用いてレジストを露光することが行われているが、通常
用いられているレジストの多くはこのような波長範囲で
吸収を有するため、レジストの膜厚が厚くなるとこれを
高解像にパターニングすることは困難となる。
上述したような欠点を除去し、膜厚の厚いレジストから
であってもアスペクト比が高くかつ微細なレジストパタ
ーンを得ることが出来るような加工技術として二層レジ
ストプロセスが提案されてきている。
以下、第6図(A)〜(C)に示す製造工程図を参照し
てこの二層レジストプロセスにつき簡単に説明する。尚
、これら図をウェハの一部を概略的に示す断面図で表わ
しである。
二層レジストプロセスとは、基板ll上の段差13を吸
収させ平坦化を図るための厚い膜厚に形成された下層レ
ジスト15と、この下層レジスト上に形成され珪素が含
有された上層レジスト17とを用いてレジストパターン
を得るものである。この上層レジスト170膜厚を通常
は0.2〜0.5μm程度としく第6図(A)参照。)
、光露光法等の好適な方法によってこの上層レジスト1
7をパターニングしレジストパターン+7aを得(第6
図(B)参照。)、次に、このレジストパターン17a
をエツチングマスクとして用いて下層レジスト15を酸
素(o2)−リアクティブ・イオン・エツチング(RI
E)によって除去して行うものである。
これによって、上層レジストのパターンを下層レジスト
へ転写することが出来、アスペクト比が高くかつ微細な
二層のレジストパターン19が得られる(第6図(C)
参照。)。
従来から、このような二層レジストプロセスに用いられ
る種々のレジストが提案されているが、以下、特に上層
レジストに用いられるレジストについて説明する。この
ような上層用のレジストとしては例えば文献(ジャーナ
ル オブ ジ エレクトロケミカル ソサエテ4 (J
ournal of TheEIecLrochemi
cal 5ociety) +30 [9] P、19
62(1983) ’)に開示されているものがある。
この文献によれば、珪素含有フォトレジストとしてトリ
メチルシリルスチレン(SiStと称している。)と、
クロロメチルスチレン(CMSと称している。)との共
重合体が用いられており、その共重合比が90:10の
共重合体であるP(SiSts。−CMS、。)の02
−RIE耐性及び遠紫外線に対する感度が共に優れてい
るとの報告がある。この報告によれば、P(SiSt9
゜−CMSl。)に対して0□−RIEを施した場合、
これの膜厚減少量が数人/ m i nというように極
めて小さな値を示すまでにエツチングされる量(以下、
初期エツチング量と略称することもある。)が220〜
290人であるという。又、遠紫外光に対する感度(ゲ
ル化開始露光ff1Di )が60mJ/cm2である
という。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上述したような従来のフォトレジストで
は初期エツチング量が220〜290人/ m i n
と大きいためエツチングのプロセスラチチュードを広く
とれないという問題点があった。
具体的に説明すると、このレジストをエツチングマスク
として用いる場合初期エツチング量が多いため、ある程
度に厚い膜厚に形成しなければならないが、反面、この
上層レジストの膜厚を必要以上に厚くすると微細でかつ
高アスペクト比を有するレジストパターンを得ることか
出来なくなる。
従って、上層レジストの膜厚を厚くすることにも自ら限
界が生ずる。これがため、下層レジストの膜厚もそれほ
ど厚い膜厚にすることが出来ない。
又、遠紫外光に対する感度(D()も60mJ/am2
と低いため、高スルーブツトが得られないという問題点
があった。
この発明の目的は、上述した問題点を解決し、02−R
IE耐性と、優れた感度とを有するネガ型フォトレジス
トを提供することにある。
(問題点を解決するための手段) この目的の達成を図るため、この発明のネガ型フォトレ
ジストによれば、下記(1)式で表わされる重量平均分
子量約3000〜約50000のポリ(アリルシルセス
キオキサン)と、ビスアジドとを含むことを特徴とする
このポリ(アリルシルセスキオキサン)とはアリルシル
セスキオキサンのポリマーのことであり、例えばアリル
トリクロロシラン或いはアリルトリアルコキシを加水分
解して得られるオリゴマーを例えばトリエチルアミン、
トリノルマルブチルアミン等の第三級アミンで縮重合さ
せて得ることが出来る。
又、ビスアジド類にはこれらに光を照射した場合吸収波
長が異る種々のものがあるから、ビスアジドを選択使用
することによってこの発明のネガ型レジストの感光波長
を変更することが出来る。
この発明の実施に当り、例えば高解像なレジストパター
ンを得ることを目的として短波長の光5例えば遠紫外線
で露光されるようなレジストを得ようとする場合であれ
ば、前述のビスアジドを波長約200〜300nmの遠
紫外光によって光分解するビスアジドとすれば良い。
さらに、ビスアジドを前述のポリ(アリルシルセスキオ
キサン)に対して約5〜14重層%添加するのが好適で
ある。
(作用) この発明のネガ型フォトレジストはビスアジドと、比較
的低分子量のポリ(アリルシルセスキすキサン)とを含
んでいるものである。
アジド類は光によって窒素分子を脱離してナイトレンを
生成し二重結合へ付加したり、或いは、ベンジル位やア
リル位等にある活性水素を引き抜いたりして、フォトレ
ジスト中のベースポリマ間に架橋を生じさせることが知
られている。さらに、上述したポリ(アリルシルセスキ
オキサン)分子中にはナイトレンとの架橋にあずかる多
数のアリル基が存在するからこれらと、ナイトレンとで
高い密度の架橋構造を形成する。従って、ポリ(アリル
シルセスキオキサン)の分子量が比較的低分子であり、
かつ、ビスアジドの添加量が少ないにもかかわらず高感
度なネガ型レジストが得られる。又、光照射されない部
分では架橋構造が出現しないから、現像工程においてこ
の部分は除去され、従って、レジストパターンが形成さ
れる。
さらに、光照射された部分では高い密度の架橋構造が出
現するので、この部分が現像時に膨潤するようなことが
起こりえず、従って、微細なレジストパターン形成を促
す。
又、このポリ(アリルシルセスキオキサン)はその分子
中の珪素含有量か30重量%と高く、かつ、組成的にみ
た場合も珪素一原子に対し酸素3/2原子の組成となフ
ており、これは二酸化珪素の組成と近いものであるから
、ポリ(アリルシルセスキオキサン)の02−RIE耐
性は二酸化珪素のそれに近いものが期待される。
(実施例) 以下、図面を参照してこの発明の実施例につき説明する
。しかしながら、以下に述べるこの発明の説明をこの発
明の範囲内の好ましい特定の数値的条件等で説明してい
るが、これらは単なる例示にすぎず、この発明はこれら
条件のみに限定されるものでないこと明らかである。
先ず、下記(1)式 で表わされる重量平均分子量約3000〜約5oooo
のポリ(アリルシルセスキオキサン)に、ビスアジドを
添加し、これを有機溶媒例えばクロロベンゼン等の溶剤
に所定の濃度となるように溶解して、この発明のネガ型
フォトレジストのレジスト溶液を作製した。
尚、このポリ(アリルシルセスキオキサン)は例えばア
リルトリクロロシラン或いはアリルトリアルコキシを加
水分解して得られるオリゴマーを例えばトリエチルアミ
ン、トリノルマルブチルアミン等の第三級アミンで縮重
合させて得ることが出来る。又、重量平均分子量約30
00〜約50000のポリ(アリルシルセスキオキサン
)を用いた理由は、これがこの範囲より少さな分子量で
あると液体状であり、この範囲より大きな分子量である
とゲル状であり、何れの場合もフォトレジストを構成す
る物質として不適当なものとなるからである。
又、ビスアジド類にはこれらに光を照射した場合吸収波
長が異る種々のものがあるから、ビスアジドを選択使用
することによってこの発明のネガ型フォトレジストの感
光波長を変更することが出来る。尚、以下に述べる実施
例を、遠紫外線で露光されるようなネガ型フォトレジス
トとした例で説明する。このような場合であれば、前述
のビスアジドを波長約200〜300nmの遠紫外光に
よって光分解するビスアジドとすれば良い。例えばアル
キルアジド類は約300nm以下の波長に対して吸収を
示し、このような遠紫外光によって光分解することが知
られているので、現在実用されているビスアジドの中の
多くのものをこの発明のネガ型フォトレジストに添加さ
せ使用することが出来る。具体例を挙げると、2.6−
ビス(4′アジドベンジリデン)−4−メチルシクロヘ
キサノン、2,6−ビス(4′ −アジドベンジリデン
)シクロヘキサノン等のようにアジド基が芳香環に直接
結合している芳香族ビスアジド類、アジド基が芳香環に
結合していない例えば1.3−ジアジド−1,3−ジメ
チル−1,3−ジフェニルジシロキサン等のビスアジド
類等がある。
゛・□ ゛に丸する感度− 先ず、この発明のネガ型フォトレジストの遠紫外光に対
する感度についての実験結果につき説明する。
実Jd殊上 アリルトリクロロシランを加水分解させた後、縮重合し
て得られるポリ(アリルシルセスキオキサン)でLm平
均分子fiM、3000のものを5gと、2.6−ビス
(4′ −アジドベンジリデン)−4−メチルシクロヘ
キサノンを250mgとをクロロベンセン28gに溶解
した後、この溶液を0.2μmの孔径を有するメンブラ
ンフィルタでろ過してレジスト溶液を調製した。このレ
ジスト溶液を予め用意した6枚の基板にそれぞれ回転塗
布した後、60℃の温度で30分間ソフトベークを行っ
て0.5μmの膜厚のレジスト膜をそれぞれ有する6枚
の試料ウェハを得た。この時のレジスト膜厚を初期膜厚
とする。
これらの試料クエへに対しドーズ量を変え、種々の線幅
の形成が可能なテストパターンを有する石英マスクを介
してそれぞれ露光を行う。この露光をsoowのXe−
Hgランプを用いCM−250コールドミラーによって
280nmより長波長の光を除去した遠紫外光を用いて
行った。
露光終了後、これら試料ウェハをイソプロパツール/シ
クロヘキサノの10/1.5(体積比)の混合溶媒中で
現像時間を35秒として現像し、続いて、イソプロパツ
ール中で5秒間リンスを行った。
次に、これら試料ウェハに対し100℃の温度で15分
間ポストベークを行った。
このような処理によって複数の試料ウェハ上にそれぞれ
形成されたレジストパターンの膜厚を、このパターン中
の3μmのラインパターンについてそれぞれ測定し各試
料ウェハの残存膜厚を得た。
これらの残存膜厚を上述した初期膜厚によって規格化し
た値(残膜率)を縦釉にとり、各試料ウェハに対するド
ーズ量の常用対数をとったものを横軸にとり、ドーズ量
に対する残膜率をプロットした特性曲線図を第1図に示
す。
夾五勇ユ ポリ(アリルシルセスキオキサン)で重量平均分子ff
1M、8000のものを5gと、実施例1で用いたと同
様な2.6−ビス(4′ −アジドベンジリデン)−4
−メチルシクロへキサノン500mgとをクロロベンゼ
ン28gに溶解した後、この溶液を0.2μmの孔径を
有するメンブランフィルタでろ過してレジスト溶液を調
製した。
現像時間を45秒とした以外は実施例1と同様にして試
料クエへを作製し、さらに、ドーズ量に対する残膜率の
特性曲線を求めた。この結果を第2図に示す。
火施勇l ポリ(アリルシルセスキオキサン)で重量平均分子量v
、aoooのものを5gと、2.6−ビス(4′−アジ
ドベンジリデン)シクロへキサノン250mgとをクロ
ロベンゼン28gに溶解した後、この溶液を0.2μm
の孔径を有するメンブランフィルタでろ過してレジスト
溶液を調製した。
現像時間を45秒とした以外は実施例1と同様にして試
料クエへを作製し、さらに、ドーズ量に対する残膜率の
特性曲線を求めた。この結果を第3図に示す。
Xム1 ポリ(アリルシルセスキオキサン)で重量平均分子量M
、8000のものを5gと、1,3−ジアジド−1,3
−ジメチル−1,3−ジフェニルジシロキサン500m
gとをクロロベンゼン28gに溶解した後、この溶液を
0.2μmの孔径を有するメンブランフィルタでろ過し
てレジスト溶液を調製した。
現像液をイソプロパツール/シクロヘキサノンの10/
1(体積比)の混合溶媒とし、かつ、現像時間を32秒
とした以外は実施例1と同様にして試料クエへを作製し
、さらに、ドーズ量に対する残膜率の特性曲線を求めた
。この結果を第4図に示す。
別表1に実施例1〜実施例4の使用材料及び実験条件と
、各実施例において得た特性曲線図から求めた感度(残
膜率が50%となるドーズ量o % S )とをそれぞ
れ示す。
実施例1と、実施例2とを比較することによって理解出
来るように、この発明のレジスト中に同じ種類のビスア
ジドを添加した場合ではその添加量が多くなると感度が
向上することが分かり、実施例2において11mJ/a
m2の感度が得られた。又、ビスアジドの添加量をさら
に増していった場合感度の向上が期待されるが、ビスア
ジドの有機溶媒に対する溶解度に起因する問題が生じる
。例えば実施例2においてこのビスアジドをポリ(アリ
ルシルセスキオキサン)に対して15重量%添加したレ
ジストで基板上に皮膜を形成したところ、露光館のベー
ク中にビスアジドが析出してしまいレジストパターン形
成に不適当な皮膜となった。又、実施例4においてこの
ビスアジドを15重量%添加したレジストで基板上に皮
膜を形成したところ、密着露光を行う際マスクと、ウェ
ハとがくっつくスティッキングが起こった。このように
スティッキングが生じた原因は1,3−ジアジド−1,
3−ジメチル−1,3−ジフェニルジシロキサンが油状
物であるためと考えられる。
従って、この発明のネガ型フォトレジストの構成成分の
一つであるビスアジドをボッ(アリルシルセスキオキサ
ン)に対して約5〜14重量%好ましくは5〜10重量
%添加するのが好適である。
尚、添加量の下限を5重量%とした理由はこれより添加
量が少ない場合は所望とする感度を得ることが出来ない
からである。
02−RIE   : 次に、この発明のネガ型フォトレジストの02−RIE
耐性についての実験結果につき説明する。
実五■乳Q 実施例2で調製したレジスト溶液をシリコン基板上に回
転塗布した後、60℃の温度で30分間ソフトベークを
行い0.5μmの膜厚のレジスト膜を得る。続いて、ド
ーズ量20mJ/cm2とし石英のマスクブランクを介
して実施例2と同様な光源を用いて露光を行った。次に
、現像及びポストベークを実施例2と同じ条件で行って
試料ウェハを得た。
次に、この試料ウェハを四分割しこの中の三つのウニ八
部分に対して一つは10分間、一つは20分間、一つは
30分間それぞれ02−RIEを行った。このエツチン
グ条件をrfパワー密度を0.08W/cm2とし、ガ
ス圧を5Paとし、ガス流量を20secmとして行っ
た。
第5図は、それぞれのエツチング時間中にエツチングさ
れた各試料ウニ八部分のレジストの膜減り量を縦軸にと
り、エツチング時間を横軸にとり、エツチング時間に対
するレジストの膜減り量をプロットして示す特性曲線図
であり、第5図中■で示す特性曲線図が実施例2で調製
したレジストの02−RIE耐性を示すものである。
矢五孤Ω 実施例4で調製したレジストを用い、実施例■と同様な
処理を行ってこのレジストの02−RIE耐性を調査し
た。ただし、この実施例の場合ドーズ量を80mJ/c
m2とし、又、現像処理に関しては実施例4と同様な条
件で行った。
第5図中■で示す特性曲線図が実施例4で調製したレジ
ストの02−RIE耐性を示すものである。
ルJ日江工 比較のため、シリコン基板上に二層レジストプロセスで
下層レジストとして用いられる例えばAZ−2400(
シラプレー社のレジストの商品名。)を塗布した後、2
20℃の温度で1時間ハードベークを行い2μmのll
51厚のレジスト膜を得た。
このレジスト膜を有するウェハを四分割し、実施例■で
行った02−RIEの条件と同じ条件で各ウニ八部分に
対しそれぞれエツチングを行って、このレジスト膜の0
2−RIE耐性を調査した。第5図ウニで示す特性曲線
図がAZレジストの02−RIE耐性を示すものである
。尚、このAZレジストは上述のエツチングにおいてエ
ツチング開始から25分経過後に全てエツチングされて
しまった。
第5図にそれぞれ示した実施例■及び■と、比較例工と
の特性曲線図からも理解出来るように、エツチングされ
る速度が実質的に零になるまでのエツチング量(初期エ
ツチング量)は、実施例■で用いたレジストの場合が1
40人であり、実施例■で用いたレジストの場合が10
0人であり、何れのものも従来の珪素含訂フォトレジス
トのそれの半分程度の値となった。従って、この発明の
ネガ型フォトレジストを二層レジストプロセスにおける
上層レジストとして用いた場合、充分に薄い膜厚に形成
しても目的を達成することが出来る。
ニ レジス パターンのン ニー 以下、この発明のネガ型フォトレジストを二層レジスト
プロセスの上層レジストとして用い、レジストパターン
の形成を行った実験結果につき説明する。
実表d江1 シリコン基板上にAZ−2400を塗布した後、220
℃の温度で1時間ハードベークを行い3μmの膜厚の下
層レジスト膜を得た。続いて、この下層レジスト股上に
実施例1で調製したレジスト溶液を回転塗布した後、6
0℃の温度で30分間ソフトヘークを行い0.3μmの
膜厚の上層レジストjI2を得た。
次に、ドーズ量40mJ/cm2とし、実施例1で既に
説明した光源を用い所定の石英マスクを介して露光を行
った。続いて実施例1の現像条件及びポストベーク条件
と同様な条件で現像及びベーキングを行って、上層レジ
ストのレジストパターンを得た。
続いて、この上層のレジストパターンをエツチングマス
クとして用い、下層レジストに対してrfパワー密度を
0 、08 W / c m 2とし、ガス圧を5Pa
とし、ガス流量を20secmとして50分間02−R
IEを施した。
エツチング終了後の二層レジストをSEM(走査電子顕
微鏡)を用いて観察したところ厚み3μm、ライン幅0
.5μmつまりアスペクト比6の、用いたマスクの設計
値にほぼ等しい二層レジストパターンが得られているこ
とが分った。
夫A亘ユ シリコン基板上に実施例工と同様にAZ−2400を2
.0μmの膜厚に形成し、このAZ−2400上に上層
レジストとして実施例2で調製したレジストを0.35
μmの膜厚に形成した。次に、実施例工と同様にして二
層レジストパターンの形成を行った。尚、この実施例の
場合上層レジストに対して行う露光のドーズ量を20m
J/cm2とし、現像時間を実施例2と同様な現像時間
とした。又、0□−RIEの条件をエツチング時間を3
5分とした以外は実施例Iと同様のものとした。
エツチング終了後の二層レジストをSEMを用いて観察
したところ厚み2.1μmの0.5μmラインアンドス
ペースの二層レジストパターンが得られていることが分
った。
及五亘1 シリコン基板上に実施例工と同様に、A Z −240
0を2.0μmの膜厚に形成し、このAz−2400上
に上層レジストとして実施例4で調製したレジストを0
.25μmの膜厚に形成した。次に、実施例工と同様に
して二層レジストパターンの形成を行う。尚、この実施
例の場合上層レジストに対して行う露光のドーズ量を6
0mJ/cm2とし、現像時間を実施例4と同様な現像
時間とした。又、02−RIEの条件をエツチング時間
を35分とした以外は実施例■と同様のものとした。
エツチング終了後の二層レジストをSEMを用いて観察
したところ厚み2.1μmの0.5μmラインアンドス
ペースの二層レジストパターンが得られていることが分
った。
実施例工〜実施例■の実験結果からも明らかなように、
この発明のネガ型フォトレジストは02−RI E耐性
が非常に慢れている。従って、この発明のレジストを上
層レジストとして用いた場合従来のレジストよりも薄い
膜厚であってもエツチングマスクとしての使用に耐え得
ることが分かる。又、下層レジストの膜厚を従来よりも
厚くすることが可能となる。
尚、この発明は上述した各実施例に限定されるものでは
ない。
例えば、上述した実施例を遠紫外光用のネガ型フォトレ
ジストとした例につき説明したか、添加するビスアジド
を実施例の波長とは異る波長で光分解するビスアジドと
することによって、他の波長帯で露光可能なレジストを
得ることも可能である。このような場合であっても架橋
密度が高いレジストパターンであフて、02−RIE耐
性に優れたネガ型フォトレジストを得ることが可能であ
る。
(発明の効果) 上述した説明からも明らかなように、この発明のネガ型
フォトレジストは、架橋反応に関与するアリル基を多数
有するポリ(アリルシルセスキオキサン)と、ビスアジ
ドとを含んでいるものであり、このレジスト中のどスア
ジドを例えば遠紫外光で光分解するビスアジドとしたも
のであれば、遠紫外光で露光し50%の残膜率が得られ
る露光を11mJ/cm2のドーズ量で行えるというよ
うに非常に高感度なものである。従って、レジストパタ
ーンを高スルーブツトで形成することが出来る。
又、高い架橋密度が出現するから、例えばサブミクロン
オーダーの高解像度のレジストパターンを得ることが出
来る。
又、この発明のネガ型レジストに対して0□−RIEを
施した場合、エツチングされる速度が実質的に零になる
までのエツチング量(初期エツチング量)は100〜1
40人であった。このイ直は従来の珪素含有フィトレジ
ストのそれの半分程度の値となる。従って、エツチング
のプロセスラチチュードを広くとることが出来る。
これがため、02RIE耐性と、優れた感度とを有する
ネガ型フォトレジストを提供することが出来る。
従って、この発明のネガ型フォトレジストは、例えば大
規模集積回路等の製造工程において、複雑で大きな段差
を有する基板上に高いアスペクト比でかつサブミクロオ
ーダーのレジストパターンを形成するための二層レジス
トプロセスの上層レジストして用いることが可能なもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はこの発明の第1〜第4実施例で説明し
たネガ型フォトレジストの遠紫外光に対する感度をそれ
ぞれ示す特性曲線図、 第5図はこの発明の第2及び第4実施例で説明したそれ
ぞれのネガ型フォトレジストと、比較例のレジストとの
02−RIE耐性をそれぞれ示す特性曲線図、 第6図(A)〜(C)は従来及びこの発明の説明に供す
る、二層レジストプロセスを説明するための製造工程図
である。 II・・・基板、       13・・・段差15・
・・下層レジスト、   17・・・上層レジスト17
a・−上層レジストのパターン 19 =−二層レジストのパターン。 特許出願人    沖電気工業株式会社ド −ス゛11
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Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記(1)式 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(1) で表わされる重量平均分子量3000〜50000のポ
    リ(アリルシルセスキオキサン)と、ビスアジドとを含
    むことを特徴とするネガ型フォトレジスト。
  2. (2)前記ビスアジドを波長200〜300nmの遠紫
    外光によって光分解するビスアジドとしたことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のネガ型フォトレジスト
  3. (3)前記ビスアジドを前記ポリ(アリルシルセスキオ
    キサン)に対して5〜14重量%添加したことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のネガ型フォトレジスト
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