JPS62284280A - 超音波センサ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、超音波センサ装置に係り、とくに超音波の送
信と受信を別々の超音波送受波器で行うように構成され
た超音波センサ装置に関する。

〔従来の技術〕

従来より、超音波センサは、距離の測定をはじめ、液面
レベル測定、透明体の膜の検出など、光又は磁気等では
対応できない箇所に比較的多く使用されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、上記従来例においては、測定対象物の位
置の確認はできても現実に超音波の反射している箇所を
視認することができず、これがため、精密測定に際して
必要とする検出信号と現実の測定点との対応関係を正確
に照合することができないという不都合があった。　　
　　　′〔発明の目的〕 本発明は、かかる従来例の有する不都合を改善し、とく
に測定対象物を必要に応じていつでも常時確認すること
ができ、これによって測定箇所をみながら測定データを
調べることができる超音波センサ装置を提供することを
、その目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

そこで、本発明では、隔壁を介して超音波送波器と超音
波受波器とを装備した超音波センサ装置において、前記
超音波送受波器の相互間に、測定対象物確認用の貫孔を
設けるという構成を採り、これによって前記目的を達成
しようとするものである。

（発明の実施例〕 以下、本発明の一実施例を第１図ないし第４図に基づい
て説明する。

まず、第１図において、１１は本体ケースを示し、１２
及び１３は各々超音波送受波器を示す。

本体ケース１１の中央部には仕切板としての隔壁１１Ａ
が設けられている。そして、この隔壁１１Ａの両側には
、図に示す如く前記超音波送受波器１２．１３が相互に
送受信面を相手側に向けるようにして幾分傾けた状態で
対称位置に併設されている。

前記本体ケース１１は、第２図に示すように各超音波送
受波器１２．１３に共通の両側壁１１Ｂ。

１１Ｃを有している。一方、この側壁１１Ｂ、１１Ｃに
直交する方向の外壁部分（すなわち、各超音波送受波器
１２．１３の背後の壁部分）は取り除かれている。この
ため、当該背後の壁部分からの反射が全く無くなること
がら、超音波送受波器１２又は１３への回り込み波の混
入が大幅に少なくなっている。

前記側壁１１Ｂおよび１１ｃと隔壁１１Ａの各々には、
吸音部材１４．１５が装着されている。

この各吸音部材１４．１５は、発泡率の異なる二種類の
弾性発泡体を積層して成る吸音部材が使用されている。

この内、密度の幾分大きい発泡体が隔壁１１Ａを含む本
体ケース１１に直接当接するように装備され、これによ
って本体ケース１１の部材内を伝達する回り込み波を有
効に吸収するようになっている。

前記各超音波送受波器１２．１３には、図に示す如く断
面が略楕円形の筒状ガイドホーン２０が装備されている
。このガイドホーン２０は、その、開口面の大小で超音
波の広がり角（指向性角度）に著しく影響を与えている
こと（巾が大きいと指向性が鋭くなる）が知られている
。このため、本実施例では、側壁１１Ｂ、ＩＩｃに直交
する方向の開口寸法を大きく設定し、これによって側壁
１１Ｂ、１１Ｃ側の超音波の広がりを小さく抑えて超音
波の拡散を防止している。

また、ガイドホーン２０の開口寸法の内、側壁１１Ｂ、
ＩＩＣに平行な方向の開口寸法を比較的小さく設定しで
ある。これによって、側壁１１Ｂ。

１１Ｃに平行な方向の超音波の広がりが幾分大きくなる
ことから、その分だけ測定領域が拡大される。

また、第４図において、Ｋは測定可能領域を示す。本実
施例においては、各超音波送受波器１２゜１３の傾斜取
付角をそれぞれβとしであることがら測定可能領域Ｋが
図の上方まで広げられている。

このため、近距離をより有効に測定し得るという利点が
ある。具体的にはＰ、からＰ２の範囲のものを測定する
ことができる。

゛前記隔壁１１Ａの中央部に、貫孔３０が設けられてい
る。この貫孔３０は、本実施例では超音波送受波器１２
．１３の中心線の延長が交叉する点を目視もしくは照明
し得るように適当な大きさに形成されている。このため
、装置の稼働中にあって、現実に超音波が反射する中心
位置の測定面上を当該貫孔３０より確認することができ
る。この場合、目視による直接の確認であっても、或い
は適当な照明手段３１を貫孔３０内に装着することによ
り生じる測定面からの反射光によって測定位置を確認す
るようにしてもよい。

この場合、照射手段３１を貫孔３０内に装備するに際し
ては、貫孔３０の第１図における下端面に透明部材から
なるキャップ等を装着してもよい。

この場合、電池等を内蔵して長時間にわたって継続照明
し得るようにしてもよい。また、可視レーザを用いた投
光器を装備してもよい。

尚、上記実施例では、貫孔３０を隔壁１１Ａの中央部に
設ける場合を例示したが、超音波送受波器１２．１３の
相互間であれば、特に場所を限定するものではない。ま
た、超音波送受波器１２゜１３については特に傾けない
場合のもの（β＝０）についてもそっくりそのまま適用
し得るものである。

〔発明の効果〕

本発明は以上のように構成され機能するので、これによ
ると、現実の測定箇所を容易に確認することができ、こ
のため測定箇所と測定データとを照合しながら測定面の
計測を継続することができ、従って、回り込み波等の雑
音信号と実際の測定信号との識別が容易となり、又例え
ば現実の測定面の凹凸状況等を有効に把握することがで
きるという従来にない優れた超音波センサ装置を提供す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す断面図、第２図は第１
図の底面図、第３図第１図の一部切除した右側面図、第
４図は第１図の作用説明図である。 １１Ａ・・・・・・隔壁、１２．１３・・・・・・超音
波送受波器、３０・・・・・・貫孔。 特許出願人　　株式会社　東　京　計　器第１図 ／ｌ 第２図 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）、隔壁を介して超音波送波器と超音波受波器とを
   装備した超音波センサ装置において、前記超音波送受波
   器の相互間に、測定対象物確認用の貫孔を設けたことを
   特徴とする超音波センサ装置。