JPS6228308A - 容器の密封方法 - Google Patents
容器の密封方法Info
- Publication number
- JPS6228308A JPS6228308A JP60159785A JP15978585A JPS6228308A JP S6228308 A JPS6228308 A JP S6228308A JP 60159785 A JP60159785 A JP 60159785A JP 15978585 A JP15978585 A JP 15978585A JP S6228308 A JPS6228308 A JP S6228308A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- sealing
- lid
- lid material
- flange
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Closing Of Containers (AREA)
- Package Closures (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は、容器の密封方法に係り、特に飲料、流動食品
、水や湯でもどして食する固形食品等、開封後に直接容
器に口をつけて飲食する容器と蓋との溶着に利用できる
。
、水や湯でもどして食する固形食品等、開封後に直接容
器に口をつけて飲食する容器と蓋との溶着に利用できる
。
［背景技術とその問題点］
各種容器、例えば射出成形または熟成形によって成形さ
れた合成樹脂製の容器に飲料、食品等を充填した後、平
らなシートやフィルム状の蓋材、。
れた合成樹脂製の容器に飲料、食品等を充填した後、平
らなシートやフィルム状の蓋材、。
或いは落し蓋を易開封性を付与するようにヒートシール
した密封包装体が広く知られている。
した密封包装体が広く知られている。
従来、このような密封包装体の密封方法は、容器の開口
部外周にその開口面に対して平行に形成された鍔状部に
、平らなシートやフィルム或いは落し蓋形式の蓋材をヒ
ートシールすることにより行われている。
部外周にその開口面に対して平行に形成された鍔状部に
、平らなシートやフィルム或いは落し蓋形式の蓋材をヒ
ートシールすることにより行われている。
しかし、従来の密封方法では、ヒートシール時の容器の
ヒートシール面が水平なため、充填される内容物がヒー
トシール面に付着し、シール性および密封性が損なわれ
る上、蓋材が容器開口部に正確かつスムーズにセットで
きず、シール部がずれる等必ずしも十分なものではなか
った。
ヒートシール面が水平なため、充填される内容物がヒー
トシール面に付着し、シール性および密封性が損なわれ
る上、蓋材が容器開口部に正確かつスムーズにセットで
きず、シール部がずれる等必ずしも十分なものではなか
った。
特に、鍔状部がカーリング処理された容器の場合、シー
ル圧によってカール部が変形しやすい問題がある。即ち
、カーリング処理された容器の密封方法では、第４図に
示す如く、容器４１の開口部外周に形成されたカール部
４２を受型４３上に支持し−１これに落し蓋形式の蓋材
４４を載置した後、可動型４５を下降させ、それと一体
な差押え４６によって蓋材４４を押圧しつつ加熱シール
刃４７により容器４１のカール部４２と蓋材４４の鍔部
とを互いに溶着させるものであるため、シール圧によっ
てカール部４２が変形し易い。カール部４２が変形する
と、口当りが悪く、使用感がよくないばかりでなく、意
匠的効果も損なわれる。
ル圧によってカール部が変形しやすい問題がある。即ち
、カーリング処理された容器の密封方法では、第４図に
示す如く、容器４１の開口部外周に形成されたカール部
４２を受型４３上に支持し−１これに落し蓋形式の蓋材
４４を載置した後、可動型４５を下降させ、それと一体
な差押え４６によって蓋材４４を押圧しつつ加熱シール
刃４７により容器４１のカール部４２と蓋材４４の鍔部
とを互いに溶着させるものであるため、シール圧によっ
てカール部４２が変形し易い。カール部４２が変形する
と、口当りが悪く、使用感がよくないばかりでなく、意
匠的効果も損なわれる。
［発明の目的］
ここに、本発明の目的は、このような問題を解決すべく
なされたもので、シール性および密封性に優れ、またカ
ーリング処理された容器であってもカール部を変形させ
ることがなく使用感が良好な容器の密封方法を提供する
ことにある。
なされたもので、シール性および密封性に優れ、またカ
ーリング処理された容器であってもカール部を変形させ
ることがなく使用感が良好な容器の密封方法を提供する
ことにある。
［問題点を解決するための手段および作用コそのため、
本発明では、容器の開口部に蓋材を溶着する容器の密封
方法において、前記容器の開口部外周に容器内方へ向っ
て傾斜する鍔状部を形成しておき、この鍔状部の傾斜面
に前記蓋材との溶着部が形成されるように、蓋材を加熱
加圧することにより、上記目的を達成しようとするもの
である。
本発明では、容器の開口部に蓋材を溶着する容器の密封
方法において、前記容器の開口部外周に容器内方へ向っ
て傾斜する鍔状部を形成しておき、この鍔状部の傾斜面
に前記蓋材との溶着部が形成されるように、蓋材を加熱
加圧することにより、上記目的を達成しようとするもの
である。
要するに、容器の開口部外周に鍔状部を容器内方へ向っ
て傾斜状に形成しておき、その傾斜面に蓋材を溶着すれ
ば、容器の溶着部が傾斜面であるため、内容物が付着し
にくく、かつ蓋材が容器の溶着部に正しくセットできる
ため、シール性および密封性を向上させることができる
とともに、カーリング容器の場合でもカール部が変形す
ることがない、しかも、剥離部に直接唇が触れることが
ない等、使用感にも優れる。
て傾斜状に形成しておき、その傾斜面に蓋材を溶着すれ
ば、容器の溶着部が傾斜面であるため、内容物が付着し
にくく、かつ蓋材が容器の溶着部に正しくセットできる
ため、シール性および密封性を向上させることができる
とともに、カーリング容器の場合でもカール部が変形す
ることがない、しかも、剥離部に直接唇が触れることが
ない等、使用感にも優れる。
［実施例］
第１図は本発明の方法により容器と蓋材とを溶着する一
実施例を示している。
実施例を示している。
本密封方法では、まず容器１を受型１１上に支持させる
。容器ｌは、底部へ向うに従って次第につぼまった上端
開口の円筒形状に形成され、かつ開口部外周縁に容器１
の内方へ向って傾斜するテーパー面状の鍔状部２が一体
的に形成されている。鍔状部２は、その上端外周縁にカ
ーリング処理によって形成されたカール部３を備え、か
つ容器１の開口面に対する傾斜角度θが２０〜７０゜の
角度範囲、好ましくは３０〜６０°の角度範囲に予め設
定されている。これは、傾斜角度０が７０°より大きい
とシール性が低下し、逆に２０゜より小さいと容器ｌの
側壁に対して段差となるため、口当り、液こぼれの点で
好ましくないためである。
。容器ｌは、底部へ向うに従って次第につぼまった上端
開口の円筒形状に形成され、かつ開口部外周縁に容器１
の内方へ向って傾斜するテーパー面状の鍔状部２が一体
的に形成されている。鍔状部２は、その上端外周縁にカ
ーリング処理によって形成されたカール部３を備え、か
つ容器１の開口面に対する傾斜角度θが２０〜７０゜の
角度範囲、好ましくは３０〜６０°の角度範囲に予め設
定されている。これは、傾斜角度０が７０°より大きい
とシール性が低下し、逆に２０゜より小さいと容器ｌの
側壁に対して段差となるため、口当り、液こぼれの点で
好ましくないためである。
また、受型１１の受面１２は、前記容器１の鍔状部２の
テーパー面に対して密接するように、それと同一角度の
テーパー面状に形成されている。
テーパー面に対して密接するように、それと同一角度の
テーパー面状に形成されている。
従って、容器ｌを受型１１」二に投入すれば、受型１１
の受面１２に容器１の鍔状部２が嵌合するので、容器１
を受型１１の中心に正しく位置決めできる。ちなみに、
容器ｌの製造に当っては、少なくとも鍔状部２が熱接着
性を有していればよいが、例えば合ｒ＆樹脂、無機充填
剤配合合成樹脂、ポリオレフィン等とガスバリヤ−樹脂
（ＥＶＯＨ等）との多層材料、金属と樹脂との多層材料
、紙と樹脂との多層材料等を、射出成型、ブロー成型ま
たは真空・圧空熟成形等により製造することができる。
の受面１２に容器１の鍔状部２が嵌合するので、容器１
を受型１１の中心に正しく位置決めできる。ちなみに、
容器ｌの製造に当っては、少なくとも鍔状部２が熱接着
性を有していればよいが、例えば合ｒ＆樹脂、無機充填
剤配合合成樹脂、ポリオレフィン等とガスバリヤ−樹脂
（ＥＶＯＨ等）との多層材料、金属と樹脂との多層材料
、紙と樹脂との多層材料等を、射出成型、ブロー成型ま
たは真空・圧空熟成形等により製造することができる。
続いて、容器１の鍔状部２の上に蓋材４を嵌合させる。
蓋材４は、前記容器ｌの鍔状部２の傾斜角度と略等しい
角度のテーパ一部５を有する断面逆台形形状に形成され
、かつ上端外周縁に鍔部６が形成されている。従って、
蓋材４を容器１の鍔状部ｚ内へ投入すれば、蓋材４のテ
ーパ一部６が容器ｌの鍔状部２に嵌合するので、蓋材４
を容器ｌの溶着位置に正確かつ容易に位置決めできる。
角度のテーパ一部５を有する断面逆台形形状に形成され
、かつ上端外周縁に鍔部６が形成されている。従って、
蓋材４を容器１の鍔状部ｚ内へ投入すれば、蓋材４のテ
ーパ一部６が容器ｌの鍔状部２に嵌合するので、蓋材４
を容器ｌの溶着位置に正確かつ容易に位置決めできる。
ちなみに、蓋材４の製造に当っては、例えば合成樹脂の
多層シート、金属と樹脂との多層シート等を用いること
ができる。
多層シート、金属と樹脂との多層シート等を用いること
ができる。
この後、可動型１３を下降させ、それに取付けられた加
熱シール刃１４により容器１の鍔状部２と蓋材４のテー
パ一部５とを互いにヒートシールする。加熱シール刃１
４の抑圧面１５は、前記受型１１の受面１２と同じ傾斜
角度を備えたテーパー面状に形成されている。従って、
可動型１３が下降すると、加熱シー、ル刃１４の押圧面
１５と受型１１の受面１２との間に容器ｌの鍔状部２と
蓋材４のテーパ一部５とが圧接され、かつ加熱シール刃
１４の熱により溶着される。このとき、これらの溶着部
が互いに嵌合する傾斜面状であるため、その面に内容物
が付着しずらく、かつ正しい位置に位置決めされている
ので、シール性および密封性がよい。
熱シール刃１４により容器１の鍔状部２と蓋材４のテー
パ一部５とを互いにヒートシールする。加熱シール刃１
４の抑圧面１５は、前記受型１１の受面１２と同じ傾斜
角度を備えたテーパー面状に形成されている。従って、
可動型１３が下降すると、加熱シー、ル刃１４の押圧面
１５と受型１１の受面１２との間に容器ｌの鍔状部２と
蓋材４のテーパ一部５とが圧接され、かつ加熱シール刃
１４の熱により溶着される。このとき、これらの溶着部
が互いに嵌合する傾斜面状であるため、その面に内容物
が付着しずらく、かつ正しい位置に位置決めされている
ので、シール性および密封性がよい。
しかも、第２図に示す如く、可動型１３が下降する力を
Ｆとすると、その下降力Ｆは受型１１の受面１２に対し
て直角な力Ｆａと、受面１２に対して平行な力Ｆｂに分
解される。受面１２に対して直角な分力Ｆａは鍔状部２
とテーノく一部５との圧着に寄与し、受面１２に対して
平行な分力Ｆｂは容器ｌの鍔状部２に対して蓋材４のテ
ーノく一部５を正しい位置に嵌合させるために寄与する
結果、この両分力Ｆａ、Ｆｂにより鍔状部２とテーパ一
部５との溶着性を良好に維持することができる。
Ｆとすると、その下降力Ｆは受型１１の受面１２に対し
て直角な力Ｆａと、受面１２に対して平行な力Ｆｂに分
解される。受面１２に対して直角な分力Ｆａは鍔状部２
とテーノく一部５との圧着に寄与し、受面１２に対して
平行な分力Ｆｂは容器ｌの鍔状部２に対して蓋材４のテ
ーノく一部５を正しい位置に嵌合させるために寄与する
結果、この両分力Ｆａ、Ｆｂにより鍔状部２とテーパ一
部５との溶着性を良好に維持することができる。
従って、このような方法により成形された密封容器では
、カール部３が変形することがなｌ、Ｘので、口当りが
よく、使用感が良好な上、意匠的効果も損なうことがな
い、しかも、飲食に当って、直接口を付ける部分が傾斜
しているので１口をつけやすく、またシール剥離面に直
接口が当らず口当りがよい上、容器ｌ内の液が容器１の
側壁から鍔状部２を伝わって流れるので、液がこぼれに
くい利点がある。
、カール部３が変形することがなｌ、Ｘので、口当りが
よく、使用感が良好な上、意匠的効果も損なうことがな
い、しかも、飲食に当って、直接口を付ける部分が傾斜
しているので１口をつけやすく、またシール剥離面に直
接口が当らず口当りがよい上、容器ｌ内の液が容器１の
側壁から鍔状部２を伝わって流れるので、液がこぼれに
くい利点がある。
また、製品の形態では、蓋材４のテーパ一部５が外部上
方へ向ってテーパー面状に広がっているので、これを上
方へ多段に積重ねる場合でも、荷崩れを起すことなく積
重ねることができる。
方へ向ってテーパー面状に広がっているので、これを上
方へ多段に積重ねる場合でも、荷崩れを起すことなく積
重ねることができる。
なお、上記実施例では、容器ｌに対して落し蓋形式の蓋
材４をヒートシールする方法について述べたが、平らな
フィルムやシートを加圧成形と同時にシールすることも
できる０例えば、第３図に示す如く、受型１１の受面１
２に容器ｌの鍔状部２を支持し、平フィルムやシート４
Ｂを可動型１３に設けられた加圧成型部２１により加圧
成形しながら落し蓋形式の蓋材４Ａに成形し、かつ加熱
シール刃１４によってテーパ一部５Ａと鍔状部２とを互
いにヒートシールした後、カッター２２により蓋材４Ａ
の余分な部分を切断すればよい。
材４をヒートシールする方法について述べたが、平らな
フィルムやシートを加圧成形と同時にシールすることも
できる０例えば、第３図に示す如く、受型１１の受面１
２に容器ｌの鍔状部２を支持し、平フィルムやシート４
Ｂを可動型１３に設けられた加圧成型部２１により加圧
成形しながら落し蓋形式の蓋材４Ａに成形し、かつ加熱
シール刃１４によってテーパ一部５Ａと鍔状部２とを互
いにヒートシールした後、カッター２２により蓋材４Ａ
の余分な部分を切断すればよい。
また、容器の形状としては、上記実施例で述べた円形形
状が通常であるが、必要に応じて任意の形状でもよく、
例えば長円、多角形等でもよい。
状が通常であるが、必要に応じて任意の形状でもよく、
例えば長円、多角形等でもよい。
［発明の効果］
以上の通り、本発明によれば、シール性および密封性に
優れ、またカーリング処理された容器であってもカール
部を変形させることがなく使用感が良好な容器の密封方
法を提供することができる。
優れ、またカーリング処理された容器であってもカール
部を変形させることがなく使用感が良好な容器の密封方
法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明の方法を適用した装置の断面図、第２図
はヒートシール時の力の関係を示す説明図、第３図はフ
ィルムまたはシートと容器とを密封する際の装置を示す
断面図、第４図は従来装置例を示す断面図である。 １・・・容器、２・・・鍔状部、４・・・蓋材、５・・
・テーパ一部。
はヒートシール時の力の関係を示す説明図、第３図はフ
ィルムまたはシートと容器とを密封する際の装置を示す
断面図、第４図は従来装置例を示す断面図である。 １・・・容器、２・・・鍔状部、４・・・蓋材、５・・
・テーパ一部。
Claims (1)
- （１）容器の開口部に蓋材を溶着する容器の密封方法に
おいて、前記容器の開口部外周に容器内方へ向って傾斜
する鍔状部を形成しておき、この鍔状部の傾斜面に前記
蓋材との溶着部が形成されるように、蓋材を加熱加圧す
ることを特徴とする容器の密封方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60159785A JPS6228308A (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 | 容器の密封方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60159785A JPS6228308A (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 | 容器の密封方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6228308A true JPS6228308A (ja) | 1987-02-06 |
Family
ID=15701218
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60159785A Pending JPS6228308A (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 | 容器の密封方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6228308A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006273408A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Kirin Brewery Co Ltd | 金属製密封容器及びその製造方法 |
| JP2007220539A (ja) * | 2006-02-17 | 2007-08-30 | Toshiba Lighting & Technology Corp | 照明器具 |
-
1985
- 1985-07-19 JP JP60159785A patent/JPS6228308A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006273408A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Kirin Brewery Co Ltd | 金属製密封容器及びその製造方法 |
| JP4628843B2 (ja) * | 2005-03-30 | 2011-02-09 | 麒麟麦酒株式会社 | 金属製密封容器及びその製造方法 |
| JP2007220539A (ja) * | 2006-02-17 | 2007-08-30 | Toshiba Lighting & Technology Corp | 照明器具 |
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