JPS6228305B2 - - Google Patents
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- JPS6228305B2 JPS6228305B2 JP57052682A JP5268282A JPS6228305B2 JP S6228305 B2 JPS6228305 B2 JP S6228305B2 JP 57052682 A JP57052682 A JP 57052682A JP 5268282 A JP5268282 A JP 5268282A JP S6228305 B2 JPS6228305 B2 JP S6228305B2
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- JP
- Japan
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- throttle valve
- negative pressure
- jet needle
- pressure sliding
- sliding throttle
- Prior art date
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Links
- 241000234435 Lilium Species 0.000 claims description 10
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 4
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 3
- 239000006200 vaporizer Substances 0.000 claims description 3
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
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- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M19/00—Details, component parts, or accessories of carburettors, not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M1/00 - F02M17/00
- F02M19/04—Fuel-metering pins or needles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)
- Nozzles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は可変ベンチユリ型気化器に関し、更に
詳しくは、吸気道を流れる空気流量に応じてベン
チユリ面積を可変制御する負圧摺動絞り弁を有す
ると共に、上記負圧摺動絞り弁の作動を負圧室内
に設けた絞り弁レバーで制御するようにした可変
ベンチユリ型気化器の改良に関する。
詳しくは、吸気道を流れる空気流量に応じてベン
チユリ面積を可変制御する負圧摺動絞り弁を有す
ると共に、上記負圧摺動絞り弁の作動を負圧室内
に設けた絞り弁レバーで制御するようにした可変
ベンチユリ型気化器の改良に関する。
従来上記の如き気化器に於て負圧摺動絞り弁に
ジエツトニードルを装着するには、ジエツトニー
ドルの抜け落ち抜け出しを防止する必要上或る先
行技術ではネジ等を用いて取付けていた。従つて
ジエツトニードルの取替え時に於てジエツトニー
ドルを容易、迅速に取付け取外しが出来ない嫌い
があつた。特にネジ等を用いているので、絞り弁
レバーの動作を負圧摺動絞り弁に伝える為の部材
を、別個負圧摺動絞り弁の頂部に配設していた。
ジエツトニードルを装着するには、ジエツトニー
ドルの抜け落ち抜け出しを防止する必要上或る先
行技術ではネジ等を用いて取付けていた。従つて
ジエツトニードルの取替え時に於てジエツトニー
ドルを容易、迅速に取付け取外しが出来ない嫌い
があつた。特にネジ等を用いているので、絞り弁
レバーの動作を負圧摺動絞り弁に伝える為の部材
を、別個負圧摺動絞り弁の頂部に配設していた。
そこで実公昭51−13637号公報にみられるよう
にジエツトニードルの負圧摺動絞り弁の内方に突
出した端部に張り出し部分を形成し、前記張り出
し部分を覆つて前記ジエツトニードルの抜け出し
を防止する為のジエツトニードル保持棒を負圧摺
動絞り弁内に配し、且つその部材を介して絞り弁
レバーに伝えるようにした技術が提案されてい
る。
にジエツトニードルの負圧摺動絞り弁の内方に突
出した端部に張り出し部分を形成し、前記張り出
し部分を覆つて前記ジエツトニードルの抜け出し
を防止する為のジエツトニードル保持棒を負圧摺
動絞り弁内に配し、且つその部材を介して絞り弁
レバーに伝えるようにした技術が提案されてい
る。
上記従来技術によれば、ジエツトニードルをネ
ジ等を用いて固定するものではないので、ジエツ
トニードルの取付け、取外しがネジ方式と比べて
容易であり、且つ負圧摺動絞り弁と絞り弁レバー
の伝達機構の機能も有するので、別部材としての
伝達部材が不要である。
ジ等を用いて固定するものではないので、ジエツ
トニードルの取付け、取外しがネジ方式と比べて
容易であり、且つ負圧摺動絞り弁と絞り弁レバー
の伝達機構の機能も有するので、別部材としての
伝達部材が不要である。
然しながら、上記従来技術のジエツトニードル
保持棒は、負圧摺動絞り弁に対してピン等で固定
されている為に、ジエツトニードルを取付ける時
も、ジエツトニードル保持棒をピンで固定せねば
ならず、逆にジエツトニードルを取外す時にも、
ジエツトニードル保持棒のピンを外せねばならな
い等、依然としてジエツトニードルの取付け、取
外しの迅速性に欠ける嫌いがあり、この種気化器
の組付能率をより一層向上させるに限界があつ
た。
保持棒は、負圧摺動絞り弁に対してピン等で固定
されている為に、ジエツトニードルを取付ける時
も、ジエツトニードル保持棒をピンで固定せねば
ならず、逆にジエツトニードルを取外す時にも、
ジエツトニードル保持棒のピンを外せねばならな
い等、依然としてジエツトニードルの取付け、取
外しの迅速性に欠ける嫌いがあり、この種気化器
の組付能率をより一層向上させるに限界があつ
た。
従つて本発明の目的とする所は、ジエツトニー
ドルを負圧摺動絞り弁に対してネジ等で固定する
ことなく、負圧摺動絞り弁内に配したジエツトニ
ードル保持棒で押圧固定する方式を採用するも、
このジエツトニードル保持棒自体をも負圧摺動絞
り弁に対してピン等で固定することなく、即ち負
圧摺動絞り弁に対して取付ける時は弾発的に嵌合
できる構造と成し、その嵌合状態でジエツトニー
ドルを保持棒により押圧固定できるように成し、
逆に取外す時には、弾性変形せしめて嵌合状態か
ら外し容易に保持棒及びジエツトニードル自体を
取外しできるように成し、ジエツトニードルを確
実に保持しながら、このジエツトニードル保持棒
自体の取付け、取外し、即ちジエツトニードルの
取付け、取外しを容易、迅速とするにある。
ドルを負圧摺動絞り弁に対してネジ等で固定する
ことなく、負圧摺動絞り弁内に配したジエツトニ
ードル保持棒で押圧固定する方式を採用するも、
このジエツトニードル保持棒自体をも負圧摺動絞
り弁に対してピン等で固定することなく、即ち負
圧摺動絞り弁に対して取付ける時は弾発的に嵌合
できる構造と成し、その嵌合状態でジエツトニー
ドルを保持棒により押圧固定できるように成し、
逆に取外す時には、弾性変形せしめて嵌合状態か
ら外し容易に保持棒及びジエツトニードル自体を
取外しできるように成し、ジエツトニードルを確
実に保持しながら、このジエツトニードル保持棒
自体の取付け、取外し、即ちジエツトニードルの
取付け、取外しを容易、迅速とするにある。
次に添付図面に従い本発明の実施例を詳述す
る。
る。
１は内部に吸気道２を内設した気化器本体であ
り、該吸気道２の上側に案内筒３が形成され、そ
の案内筒３内に吸気道２を横切つて摺動変位す
る、有底筒状の負圧摺動絞り弁４が摺動自在に配
設されている。そして負圧摺動絞り弁４の下部に
はジエツトニードル５が垂下支持され、そのジエ
ツトニードル５がニードルジエツト６内に挿入配
置されて燃料吐出間隙を形成している。他方負圧
摺動絞り弁４の上部には受圧部７が取着してお
り、この受圧部７の上下に負圧室８と大気圧室９
が区画形成され、上記負圧室８内へは負圧摺動絞
り弁４に形成した負圧導入口１０及び内部１１を
介して吸気道２内の負圧が導入され、他方大気圧
室９には大気導入路１２を介して大気が導入され
る。そして上記負圧室８内には、負圧摺動絞り弁
４を押下し、又は押下を解除する為の絞り弁レバ
ー１３が配設され、この絞り弁レバー１３は外部
よりリンク１４を介して開閉操作される。次いで
大気圧室９を区画する壁面１５に沿つて上下動す
るようにスプリング受け１６を配置すると共に、
このスプリング受け１６の下方に絞り弁レバー１
３の押下力より弱い張力のスプリング１７を張設
し、且つスプリング受け１６の上部１８と負圧摺
動絞り弁４の上部１９が互いに対接するように成
し、スプリング１７によつて上方へ摺動するスプ
リング受け１６によつて負圧摺動絞り弁４を上方
へ摺動させるようにすると共に、上記大気圧室の
壁面１５にストツパ２０を設けてスプリング受け
１６の上動限を定め、絞り弁レバー１３による負
圧摺動絞り弁４に対する押下を解除した時、当該
負圧摺動絞り弁４を予め設定した一定開度まで強
制的に開くようにしたものである。
り、該吸気道２の上側に案内筒３が形成され、そ
の案内筒３内に吸気道２を横切つて摺動変位す
る、有底筒状の負圧摺動絞り弁４が摺動自在に配
設されている。そして負圧摺動絞り弁４の下部に
はジエツトニードル５が垂下支持され、そのジエ
ツトニードル５がニードルジエツト６内に挿入配
置されて燃料吐出間隙を形成している。他方負圧
摺動絞り弁４の上部には受圧部７が取着してお
り、この受圧部７の上下に負圧室８と大気圧室９
が区画形成され、上記負圧室８内へは負圧摺動絞
り弁４に形成した負圧導入口１０及び内部１１を
介して吸気道２内の負圧が導入され、他方大気圧
室９には大気導入路１２を介して大気が導入され
る。そして上記負圧室８内には、負圧摺動絞り弁
４を押下し、又は押下を解除する為の絞り弁レバ
ー１３が配設され、この絞り弁レバー１３は外部
よりリンク１４を介して開閉操作される。次いで
大気圧室９を区画する壁面１５に沿つて上下動す
るようにスプリング受け１６を配置すると共に、
このスプリング受け１６の下方に絞り弁レバー１
３の押下力より弱い張力のスプリング１７を張設
し、且つスプリング受け１６の上部１８と負圧摺
動絞り弁４の上部１９が互いに対接するように成
し、スプリング１７によつて上方へ摺動するスプ
リング受け１６によつて負圧摺動絞り弁４を上方
へ摺動させるようにすると共に、上記大気圧室の
壁面１５にストツパ２０を設けてスプリング受け
１６の上動限を定め、絞り弁レバー１３による負
圧摺動絞り弁４に対する押下を解除した時、当該
負圧摺動絞り弁４を予め設定した一定開度まで強
制的に開くようにしたものである。
本発明はこのようなものにおいて、上記負圧摺
動絞り弁４に垂下支持されたジエツトニードル５
を保持する為のジエツトニードル保持棒２１に特
徴を有する。即ちジエツトニードル５が有底筒状
の負圧摺動絞り弁４の底壁４１を貫通し、負圧摺
動絞り弁４の内部１１に突出した端部４２の外側
に形成した張り出し部分４３を前記底壁４１に係
合させてあるのに対して、ジエツトニードル保持
棒２１は、前記張り出し部分４３を覆つてジエツ
トニードル５の抜け出しを抑制する係合膨出部２
３と、前記絞り弁レバー１３が当接されてその規
制力が伝達される当接受部４４とを有頂筒状に一
体的に形成されて成り、且つこの開口周縁部の外
方に膨出して形成されている前記係合膨出部２３
の形成付近の周面に間隔をあけて、内部中空部２
４に連通する複数の割り溝２５ａ，２５ｂ……を
長手方向に形成したものである。
動絞り弁４に垂下支持されたジエツトニードル５
を保持する為のジエツトニードル保持棒２１に特
徴を有する。即ちジエツトニードル５が有底筒状
の負圧摺動絞り弁４の底壁４１を貫通し、負圧摺
動絞り弁４の内部１１に突出した端部４２の外側
に形成した張り出し部分４３を前記底壁４１に係
合させてあるのに対して、ジエツトニードル保持
棒２１は、前記張り出し部分４３を覆つてジエツ
トニードル５の抜け出しを抑制する係合膨出部２
３と、前記絞り弁レバー１３が当接されてその規
制力が伝達される当接受部４４とを有頂筒状に一
体的に形成されて成り、且つこの開口周縁部の外
方に膨出して形成されている前記係合膨出部２３
の形成付近の周面に間隔をあけて、内部中空部２
４に連通する複数の割り溝２５ａ，２５ｂ……を
長手方向に形成したものである。
他方負圧摺動絞り弁４の内部１１には、上記ジ
エツトニードル保持棒２１を挿通した際に上記係
合膨出部２３を縮少させつつ下方へ案内し易くす
る為に内壁面４５の下部に、開口部４６に向つて
拡開するように傾斜させたテーパー壁２６が形成
され、且つその下部であつて、ジエツトニードル
５の頭部２７より僅かに上方に位置するあたりに
係合膨出部２３が係合する為の環状の係合溝２８
が形成されている。そして上記ジエツトニードル
保持棒２１の係合膨出部２３を係合溝２８から外
脱する際に係合膨出部２３を縮少させつつ上方へ
案内し易くする為に掛合膨出部２３の上面を下端
に向つて広がるテーパー壁２９に形成する。更に
ジエツトニードル保持棒２１の上部周壁３０には
周方向に間隔をあけて配置され、前記内壁面４５
に当接される複数の倒れ防止突起３１が形成され
ていると共に、ジエツトニードル５の取替え時等
に於いて当該ジエツトニードル保持棒２１を取外
す為の引掛け穴３２が前記絞り弁レバー１３が当
接される当接面２２付近の周壁に貫通形成されて
いるもので、上記各部材を備えたジエツトニード
ル保持棒２１は合成樹脂によつて一体的に形成す
ることが望ましい。
エツトニードル保持棒２１を挿通した際に上記係
合膨出部２３を縮少させつつ下方へ案内し易くす
る為に内壁面４５の下部に、開口部４６に向つて
拡開するように傾斜させたテーパー壁２６が形成
され、且つその下部であつて、ジエツトニードル
５の頭部２７より僅かに上方に位置するあたりに
係合膨出部２３が係合する為の環状の係合溝２８
が形成されている。そして上記ジエツトニードル
保持棒２１の係合膨出部２３を係合溝２８から外
脱する際に係合膨出部２３を縮少させつつ上方へ
案内し易くする為に掛合膨出部２３の上面を下端
に向つて広がるテーパー壁２９に形成する。更に
ジエツトニードル保持棒２１の上部周壁３０には
周方向に間隔をあけて配置され、前記内壁面４５
に当接される複数の倒れ防止突起３１が形成され
ていると共に、ジエツトニードル５の取替え時等
に於いて当該ジエツトニードル保持棒２１を取外
す為の引掛け穴３２が前記絞り弁レバー１３が当
接される当接面２２付近の周壁に貫通形成されて
いるもので、上記各部材を備えたジエツトニード
ル保持棒２１は合成樹脂によつて一体的に形成す
ることが望ましい。
このような構成に基くとジエツトニードル５を
取付ける時は、ジエツトニードル５を負圧摺動絞
り弁４の下部の支持孔４′に垂下支持せしめ、次
いでジエツトニードル保持棒２１を内部１１に挿
嵌する。
取付ける時は、ジエツトニードル５を負圧摺動絞
り弁４の下部の支持孔４′に垂下支持せしめ、次
いでジエツトニードル保持棒２１を内部１１に挿
嵌する。
即ち、係合膨出部２３を内壁面４５に形成した
テーパー壁２６によつて内方へ縮めながら下方へ
挿入し、係合溝２８に至つた所で弾発的に開かせ
係合溝２８に係合させて挿嵌する。この状態に於
いては、ジエツトニードル保持棒２１の下端が丁
度ジエツトニードル５の頭部２７上に僅かな間隙
を存して位置して係合膨出部２３の下面が前記張
り出し部分４３を覆うので、ジエツトニードル５
はしつかりと負圧摺動絞り弁４に取付けられ、抜
け止めが図られる。且つ上部の当接面２２は絞り
弁レバー１３の下方に位置するので絞り弁レバー
１３による押下動作及び押下解除動作を負圧摺動
絞り弁４に伝達することができる。従つて、この
種の気化器は、機関が回転すると吸気道２に生じ
た負圧が負圧室８へ導かれ、負圧室８と大気圧室
９の圧力差を生じて負圧摺動絞り弁４が徐々に上
昇し、この上昇は下方への力と負圧室８の負圧が
均衡するまで続くものであるが、上記絞り弁レバ
ー１３によつてジエツトニードル保持棒２１の当
接面２２を押下すれば、ジエツトニードル保持棒
２１と負圧摺動絞り弁４はしつかりと係合してい
るので、上記均衡位置以下の開度に保持される。
逆にこの任意の状態から絞り弁レバー１３を更に
開いて当接面２２から離せば、ジエツトニードル
保持棒２１を内部に有する負圧摺動絞り弁４は更
に上昇するものである。
テーパー壁２６によつて内方へ縮めながら下方へ
挿入し、係合溝２８に至つた所で弾発的に開かせ
係合溝２８に係合させて挿嵌する。この状態に於
いては、ジエツトニードル保持棒２１の下端が丁
度ジエツトニードル５の頭部２７上に僅かな間隙
を存して位置して係合膨出部２３の下面が前記張
り出し部分４３を覆うので、ジエツトニードル５
はしつかりと負圧摺動絞り弁４に取付けられ、抜
け止めが図られる。且つ上部の当接面２２は絞り
弁レバー１３の下方に位置するので絞り弁レバー
１３による押下動作及び押下解除動作を負圧摺動
絞り弁４に伝達することができる。従つて、この
種の気化器は、機関が回転すると吸気道２に生じ
た負圧が負圧室８へ導かれ、負圧室８と大気圧室
９の圧力差を生じて負圧摺動絞り弁４が徐々に上
昇し、この上昇は下方への力と負圧室８の負圧が
均衡するまで続くものであるが、上記絞り弁レバ
ー１３によつてジエツトニードル保持棒２１の当
接面２２を押下すれば、ジエツトニードル保持棒
２１と負圧摺動絞り弁４はしつかりと係合してい
るので、上記均衡位置以下の開度に保持される。
逆にこの任意の状態から絞り弁レバー１３を更に
開いて当接面２２から離せば、ジエツトニードル
保持棒２１を内部に有する負圧摺動絞り弁４は更
に上昇するものである。
更にジエツトニードル５を取替える時等は、引
掛け孔３２に任意の道具を引掛けてジエツトニー
ドル保持棒２１を上方に引き上げれば、係合膨出
部２３がテーパー壁２６の下縁部によつて内方に
押されて縮み、係合溝２８から外れるので、容易
に外脱することができる。この際係合膨出部２３
の上面がテーパー壁２９に形成されているので円
滑に外脱できる。従つてジエツトニードル５を容
易に取替えることができる。
掛け孔３２に任意の道具を引掛けてジエツトニー
ドル保持棒２１を上方に引き上げれば、係合膨出
部２３がテーパー壁２６の下縁部によつて内方に
押されて縮み、係合溝２８から外れるので、容易
に外脱することができる。この際係合膨出部２３
の上面がテーパー壁２９に形成されているので円
滑に外脱できる。従つてジエツトニードル５を容
易に取替えることができる。
以上詳述した如く本発明は気化器本体１に内設
された吸気道２の吸気圧力に応動する受圧部７に
よつて、前記吸気道２を横切つて摺動変位する有
底筒状の負圧摺動絞り弁４と、その負圧摺動絞り
弁４の底部４１を貫通して前記摺動変位方向に延
び、かつ負圧摺動絞り弁４の内方に突出した端部
４２に設けられた張り出し部分４３を介して前記
底部４１に係止されるジエツトニードル５と、前
記負圧摺動絞り弁４の摺動変位量を規制すること
によつて負圧摺動絞り弁４の開度を制御する絞り
弁レバー１３とを含む可変ベンチユリ型気化器で
あつて、前記負圧摺動絞り弁４内には、前記張り
出し部分４３を覆つて前記ジエツトニードル５の
抜出しを抑制するジエツトニードル保持棒２１が
配設された可変ベンチユリ型気化器に於いて； 上記ジエツトニードル保持棒２１は、係合膨出
部２３と、前記絞り弁レバー１３が当接されて前
記規制力が伝達される当接受部４４とを一体的に
形成された合成樹脂製であり、前記当接受部４４
は、略有頂円筒状に形成され、前記係合膨出部２
３はその当接受部４４における開口周縁部の外方
に膨出して形成され、前記負圧摺動絞り弁４の内
壁面４５には、前記係合膨出部２３を係合するこ
とによつて前記ジエツトニードル保持棒２１を固
定するための環状の係合溝２８が形成され、更に
前記係合膨出部２３には、ジエツトニードル保持
棒２１の長手方向に延びる割り溝２５ａ，２５
ｂ，……が、周方向に間隔をあけて複数形成さ
れ、且つ、前記内壁面４５には、前記係合膨出部
２３を前記係合溝２８に係合させる際に案内容易
とするため、前記負圧摺動絞り弁４の開口部４６
に向けて拡開するよう傾斜したテーパー壁２６が
形成されることを特徴とする可変ベンチユリ型気
化器なので、ジエツトニードルを確実に保持した
上で、ジエツトニードルの取付け取外しがより迅
速、容易となる。
された吸気道２の吸気圧力に応動する受圧部７に
よつて、前記吸気道２を横切つて摺動変位する有
底筒状の負圧摺動絞り弁４と、その負圧摺動絞り
弁４の底部４１を貫通して前記摺動変位方向に延
び、かつ負圧摺動絞り弁４の内方に突出した端部
４２に設けられた張り出し部分４３を介して前記
底部４１に係止されるジエツトニードル５と、前
記負圧摺動絞り弁４の摺動変位量を規制すること
によつて負圧摺動絞り弁４の開度を制御する絞り
弁レバー１３とを含む可変ベンチユリ型気化器で
あつて、前記負圧摺動絞り弁４内には、前記張り
出し部分４３を覆つて前記ジエツトニードル５の
抜出しを抑制するジエツトニードル保持棒２１が
配設された可変ベンチユリ型気化器に於いて； 上記ジエツトニードル保持棒２１は、係合膨出
部２３と、前記絞り弁レバー１３が当接されて前
記規制力が伝達される当接受部４４とを一体的に
形成された合成樹脂製であり、前記当接受部４４
は、略有頂円筒状に形成され、前記係合膨出部２
３はその当接受部４４における開口周縁部の外方
に膨出して形成され、前記負圧摺動絞り弁４の内
壁面４５には、前記係合膨出部２３を係合するこ
とによつて前記ジエツトニードル保持棒２１を固
定するための環状の係合溝２８が形成され、更に
前記係合膨出部２３には、ジエツトニードル保持
棒２１の長手方向に延びる割り溝２５ａ，２５
ｂ，……が、周方向に間隔をあけて複数形成さ
れ、且つ、前記内壁面４５には、前記係合膨出部
２３を前記係合溝２８に係合させる際に案内容易
とするため、前記負圧摺動絞り弁４の開口部４６
に向けて拡開するよう傾斜したテーパー壁２６が
形成されることを特徴とする可変ベンチユリ型気
化器なので、ジエツトニードルを確実に保持した
上で、ジエツトニードルの取付け取外しがより迅
速、容易となる。
より具体的には、ジエツトニードルを取付ける
時には、係合膨出部２３を内壁面４５に形成した
テーパー壁２６によつて内方へ縮めながら下方へ
挿入し、係合溝２８に至つた所で弾発的に開かせ
て係合溝２８に嵌合すればよい。この時、ジエツ
トニードルはしつかりと押圧保持される。このよ
うにジエツトニードル及びその保持棒を取付けた
ピン等一切不要であり、簡単のみならず、迅速で
ある。
時には、係合膨出部２３を内壁面４５に形成した
テーパー壁２６によつて内方へ縮めながら下方へ
挿入し、係合溝２８に至つた所で弾発的に開かせ
て係合溝２８に嵌合すればよい。この時、ジエツ
トニードルはしつかりと押圧保持される。このよ
うにジエツトニードル及びその保持棒を取付けた
ピン等一切不要であり、簡単のみならず、迅速で
ある。
ジエツトニードル５を取替え等の為に取外す時
には、ジエツトニードル保持棒を上方に引き上げ
れば、係合膨出部がテーパー壁の下線部によつて
内方に押されて縮み係合溝から容易に外れる。故
にジエツトニードル及びその保持棒が迅速に外れ
るものである。
には、ジエツトニードル保持棒を上方に引き上げ
れば、係合膨出部がテーパー壁の下線部によつて
内方に押されて縮み係合溝から容易に外れる。故
にジエツトニードル及びその保持棒が迅速に外れ
るものである。
このように本発明は、ジエツトニードル及びそ
の保持棒の取付け、取外しを容易、迅速に実施で
きる利点を有する。
の保持棒の取付け、取外しを容易、迅速に実施で
きる利点を有する。
添付図面は本発明の実施例を示し、第１図は縦
断側面図、第２図は負圧摺動絞り弁内部に挿嵌し
た所を示すジエツトニードル保持棒の片側断面
図、第３図はジエツトニードル保持棒の傾斜図で
ある。 １……気化器本体、２……吸気道、４……負圧
摺動絞り弁、５……ジエツトニードル、８……負
圧室、１１……負圧摺動絞り弁内部、１３……絞
り弁レバー、１７……スプリング、２１……ジエ
ツトニードル保持棒、２２……絞り弁レバー当接
面、２３……係合膨出部、２５ａ，２５ｂ……割
り溝、２６……テーパー壁、２７……ジエツトニ
ードル頭部、２８……係合溝、２９……係合膨出
部の上面のテーパー壁、３１……倒れ防止突起、
３２……引掛け孔、４１……底部、４２……端
部、４３……張り出し部分、４４……当接受部、
４５……内壁面、４６……開口部。
断側面図、第２図は負圧摺動絞り弁内部に挿嵌し
た所を示すジエツトニードル保持棒の片側断面
図、第３図はジエツトニードル保持棒の傾斜図で
ある。 １……気化器本体、２……吸気道、４……負圧
摺動絞り弁、５……ジエツトニードル、８……負
圧室、１１……負圧摺動絞り弁内部、１３……絞
り弁レバー、１７……スプリング、２１……ジエ
ツトニードル保持棒、２２……絞り弁レバー当接
面、２３……係合膨出部、２５ａ，２５ｂ……割
り溝、２６……テーパー壁、２７……ジエツトニ
ードル頭部、２８……係合溝、２９……係合膨出
部の上面のテーパー壁、３１……倒れ防止突起、
３２……引掛け孔、４１……底部、４２……端
部、４３……張り出し部分、４４……当接受部、
４５……内壁面、４６……開口部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 気化器本体１に内設された吸気道２の吸気圧
力に応動する受圧部７によつて、前記吸気道２を
横切つて摺動変位する有底筒状の負圧摺動絞り弁
４と、その負圧摺動絞り弁４の底部４１を貫通し
て前記摺動変位方向に延び、かつ負圧摺動絞り弁
４の内方に突出した端部４２に設けられた張り出
し部分４３を介して前記底部４１に係止されるジ
エツトニードル５と、前記負圧摺動絞り弁４の摺
動変位量を規制することによつて負圧摺動絞り弁
４の開度を制御する絞り弁レバー１３とを含む可
変ベンチユリ型気化器であつて、前記負圧摺動絞
り弁４内には、前記張り出し部分４３を覆つて前
記ジエツトニードル５の抜出しを抑制するジエツ
トニードル保持棒２１が配設された可変ベンチユ
リー型気化器に於いて； 上記ジエツトニードル保持棒２１は、係合膨出
部２３と、前記絞り弁レバー１３が当接されて前
記規制力が伝達される当接受部４４とを一体的に
形成された合成樹脂製であり、前記当接受部４４
は、略有頂円筒状に形成され、前記係合膨出部２
３はその当接受部４４における開口周縁部の外方
に膨出して形成され、前記負圧摺動絞り弁４の内
壁面４５には、前記係合膨出部２３を係合するこ
とによつて前記ジエツトニードル保持棒２１を固
定するための環状の係合溝２８が形成され、更に
前記係合膨出部２３には、ジエツトニードル保持
棒２１の長手方向に延びる割り溝２５ａ，２５
ｂ，……が、周方向に間隔をあけて複数形成さ
れ、且つ、前記内壁面４５には、前記係合膨出部
２３を前記係合溝２８に係合させる際に案内容易
とするため、前記負圧摺動絞り弁４の開口部４６
に向けて拡開するよう傾斜したテーパー壁２６が
形成されることを特徴とする可変ベンチユリ型気
化器。 ２ 前記当接受部４４の周壁には、周方向に間隔
をあけて配置され、前記内壁面４５に当接される
複数の倒れ防止用突起３１が形成されることを特
徴とする特許請求の範囲第１項記載の可変ベンチ
ユリ型気化器。 ３ 前記当接受部４４において、前記絞り弁レバ
ー１３が当接される当接面２２付近には、引掛け
孔３２が形成されることを特徴とする特許請求の
範囲第１項記載の可変ベンチユリ型気化器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5268282A JPS58170841A (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | 可変ベンチユリ型気化器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5268282A JPS58170841A (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | 可変ベンチユリ型気化器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58170841A JPS58170841A (ja) | 1983-10-07 |
| JPS6228305B2 true JPS6228305B2 (ja) | 1987-06-19 |
Family
ID=12921651
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5268282A Granted JPS58170841A (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | 可変ベンチユリ型気化器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58170841A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11243380B2 (en) | 2018-07-30 | 2022-02-08 | Tokyo Visionary Optics Co., Ltd. | Imaging lens comprising five lenses of +-0+- refractive powers |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6270060B1 (en) * | 1999-05-03 | 2001-08-07 | Robert M. Yost | Slide carburetor with adjustable vent hole in slide |
| JP2007291957A (ja) * | 2006-04-25 | 2007-11-08 | Honda Motor Co Ltd | ニードルジェットを備える気化器 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5113637U (ja) * | 1974-07-18 | 1976-01-31 |
-
1982
- 1982-03-31 JP JP5268282A patent/JPS58170841A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5113637U (ja) * | 1974-07-18 | 1976-01-31 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11243380B2 (en) | 2018-07-30 | 2022-02-08 | Tokyo Visionary Optics Co., Ltd. | Imaging lens comprising five lenses of +-0+- refractive powers |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58170841A (ja) | 1983-10-07 |
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