JPS62281773A - 超音波モ−タ - Google Patents
超音波モ−タInfo
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- JPS62281773A JPS62281773A JP61122578A JP12257886A JPS62281773A JP S62281773 A JPS62281773 A JP S62281773A JP 61122578 A JP61122578 A JP 61122578A JP 12257886 A JP12257886 A JP 12257886A JP S62281773 A JPS62281773 A JP S62281773A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02N—ELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H02N2/00—Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
- H02N2/02—Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing linear motion, e.g. actuators; Linear positioners ; Linear motors
- H02N2/08—Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing linear motion, e.g. actuators; Linear positioners ; Linear motors using travelling waves, i.e. Rayleigh surface waves
Landscapes
- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
〔産業上の利用分野〕
本発明は移動子をガイドに沿って走行移動させるように
した、いわゆるリニア型の超音波モータに関し、特に進
行波励起手段における振動体の改良に関する。
した、いわゆるリニア型の超音波モータに関し、特に進
行波励起手段における振動体の改良に関する。
この種のリニア型の超音波モータとして「音響学会講演
論文集、P、627 (1983年10月)」に記載さ
れたものがある。
論文集、P、627 (1983年10月)」に記載さ
れたものがある。
第13図はその概要を示す図である。第13図に示すよ
うに、細径の伝播棒1の両端部にホーン型圧電振動子2
,3を設け、2側から送波を行ない3側で受波を行なう
ことにより、伝播棒1に横波(非対称ラム波最低次モー
ド)の進行波を励起し、この進行波による弾性表面粒子
の後方楕円軌跡運動によってスライダ4を矢印方向へ移
動させるようにしたものである。なお、5は発振器、6
は負荷抵抗である。
うに、細径の伝播棒1の両端部にホーン型圧電振動子2
,3を設け、2側から送波を行ない3側で受波を行なう
ことにより、伝播棒1に横波(非対称ラム波最低次モー
ド)の進行波を励起し、この進行波による弾性表面粒子
の後方楕円軌跡運動によってスライダ4を矢印方向へ移
動させるようにしたものである。なお、5は発振器、6
は負荷抵抗である。
上記超音波モータによれば、負荷抵抗6の抵抗値を可変
調整することにより、完全な進行波となし得、送波と受
波との入れ替えを行なうことにより逆方向への移動が行
なえるとされている。
調整することにより、完全な進行波となし得、送波と受
波との入れ替えを行なうことにより逆方向への移動が行
なえるとされている。
上記従来の超音波モータでは、進行波が送波端から受波
端に達すると、ここで反射が生じ、送波進行波との干渉
が起こり、定在波を励起し易い欠点がある。現実にはそ
の効率は10%以下で到底実用には供し得ない。
端に達すると、ここで反射が生じ、送波進行波との干渉
が起こり、定在波を励起し易い欠点がある。現実にはそ
の効率は10%以下で到底実用には供し得ない。
このような進行波の反射による効率低下を除去したもの
として、特開昭59−109038号公報に開示されて
いるように、前記伝播棒に相当する振動体としてループ
状のものを用い、これに進行波を励起伝播させるように
したものがある。
として、特開昭59−109038号公報に開示されて
いるように、前記伝播棒に相当する振動体としてループ
状のものを用い、これに進行波を励起伝播させるように
したものがある。
しかるに上記のものは、移動子を移送するためのガイド
を兼ねた振動体がループ状をなしているので、装置全体
が小型である場合にはそれほど問題はないが、装置全体
が大型になると、ループ状振動体の製作が困難化し、し
かも移動に寄与するのはその一部分であるため、無駄が
多く、コスト高となる欠点がある。
を兼ねた振動体がループ状をなしているので、装置全体
が小型である場合にはそれほど問題はないが、装置全体
が大型になると、ループ状振動体の製作が困難化し、し
かも移動に寄与するのはその一部分であるため、無駄が
多く、コスト高となる欠点がある。
そこで本発明は移動子を効率よく移動させることができ
るのは勿論、装置が大型化した場合においても、製作が
容易で無駄がなく、安価に製作可能な超音波モータを提
供することを目的とする。
るのは勿論、装置が大型化した場合においても、製作が
容易で無駄がなく、安価に製作可能な超音波モータを提
供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記問題点を解決し目的を達成するために、次
のような手段を講じた。すなわち、ガイドに沿って移動
可能に設けられた移動子を、上記ガイドに沿って移動さ
せる如く上記移動子に圧電素子と振動体とからなる進行
波励起手段を装着したものであって、特に前記振動体を
、一部が前記ガイドの案内方向の形状に適合した形状を
なす無端帯状の金属部材にて形成した。
のような手段を講じた。すなわち、ガイドに沿って移動
可能に設けられた移動子を、上記ガイドに沿って移動さ
せる如く上記移動子に圧電素子と振動体とからなる進行
波励起手段を装着したものであって、特に前記振動体を
、一部が前記ガイドの案内方向の形状に適合した形状を
なす無端帯状の金属部材にて形成した。
このような手段を講じたことにより、反射波による効率
低下がない上、ガイド自体は単に棒状の案内レール等で
あればよく、格別の移送機構等を付設する必要がない。
低下がない上、ガイド自体は単に棒状の案内レール等で
あればよく、格別の移送機構等を付設する必要がない。
したがって例えば、ガイドとして直線状で無限長のもの
を使用可能であり、しかも低コストで製作可能となる。
を使用可能であり、しかも低コストで製作可能となる。
第1図は本発明の第1実施例の上面図、第2図(a)は
第1図のA−A矢視断面図、第2図(b)は第1図のB
−B矢視断面図、第3図は分解斜視図である。
第1図のA−A矢視断面図、第2図(b)は第1図のB
−B矢視断面図、第3図は分解斜視図である。
第1図〜第3図において、11は長尺な板状のガイドで
ある。このガイド11の下側面には長手方向に溝11a
が設けてあり、この溝11a内に摩擦板12が嵌入固定
されている。上記摩擦板12としては、例えば複合プラ
スチック等の材料が好適である。13は上面に等間隔の
@13aをもった無端帯状をなす金属製の振動体であり
、この振動体13の下面には振動体13と同形の圧電素
子14が接着されている。圧電素子14は円形のものと
同様に、分割した複数の圧電体を分極方向が交互に逆向
きになるように配置し、分極方向が互いに逆向きになっ
た隣り合わせの1組を1波長λに対応させている。なお
両端部位に1/4λ。
ある。このガイド11の下側面には長手方向に溝11a
が設けてあり、この溝11a内に摩擦板12が嵌入固定
されている。上記摩擦板12としては、例えば複合プラ
スチック等の材料が好適である。13は上面に等間隔の
@13aをもった無端帯状をなす金属製の振動体であり
、この振動体13の下面には振動体13と同形の圧電素
子14が接着されている。圧電素子14は円形のものと
同様に、分割した複数の圧電体を分極方向が交互に逆向
きになるように配置し、分極方向が互いに逆向きになっ
た隣り合わせの1組を1波長λに対応させている。なお
両端部位に1/4λ。
3/4λの未分極部を形成している。上記振動体13と
圧電素子14とは、本発明の進行波励起手段を構成して
いる。すなわち圧電素子14に90°位相の異なる励振
電圧を印加すると、振動体13には進行波が生じる。な
お振動体13は重心が歯13aと反対側に偏っているた
め、歯の先端の振幅が増大し、移動速度を高め得るもの
となっている。15は移動子であり、前記ガイド11に
沿って前記進行波励起手段と共に移動可能に設けられて
いる。すなわち、この移動子15は全体が樋状をなして
おり、かつその側壁外面に支持アーム16を有している
。そして、その底部および支持アーム16上には例えば
ゴムで形成された振動吸収体17.18が敷設されてい
る。
圧電素子14とは、本発明の進行波励起手段を構成して
いる。すなわち圧電素子14に90°位相の異なる励振
電圧を印加すると、振動体13には進行波が生じる。な
お振動体13は重心が歯13aと反対側に偏っているた
め、歯の先端の振幅が増大し、移動速度を高め得るもの
となっている。15は移動子であり、前記ガイド11に
沿って前記進行波励起手段と共に移動可能に設けられて
いる。すなわち、この移動子15は全体が樋状をなして
おり、かつその側壁外面に支持アーム16を有している
。そして、その底部および支持アーム16上には例えば
ゴムで形成された振動吸収体17.18が敷設されてい
る。
かくして、組立てに際しては、先ず圧電素子14と振動
体13とを一体化したものの一側部位を、移動子15の
溝部内に収容し、他側部を支持アーム16上に載置した
状態となす。次に摩擦板12を取付けたガイド11に対
して移動子13の拡口部を嵌合させ、その外側から押え
板19a。
体13とを一体化したものの一側部位を、移動子15の
溝部内に収容し、他側部を支持アーム16上に載置した
状態となす。次に摩擦板12を取付けたガイド11に対
して移動子13の拡口部を嵌合させ、その外側から押え
板19a。
19bをねじ20 a、 20 b、 20 c、
20 dを用いて移動子15の端縁部15a、15
bに対して螺着する。こうすることにより、第1図に示
すように、移動子15がガイド11に沿って移動可能と
なる。
20 dを用いて移動子15の端縁部15a、15
bに対して螺着する。こうすることにより、第1図に示
すように、移動子15がガイド11に沿って移動可能と
なる。
そこで今、振動体13が圧電素子14によって進行波を
合成すると、ガイド11が固定されていれば摩擦板12
と振動体13との摩擦により、振動体13に例えば第1
図中左方向への駆動力が働く。このため振動体13およ
び圧電素子14と−体化されている移動子15が第1図
中左方向へ移動する。なお圧電素子14へ印加する励振
電圧の位相関係を逆にすると、移動子15の移動方向は
逆になる。
合成すると、ガイド11が固定されていれば摩擦板12
と振動体13との摩擦により、振動体13に例えば第1
図中左方向への駆動力が働く。このため振動体13およ
び圧電素子14と−体化されている移動子15が第1図
中左方向へ移動する。なお圧電素子14へ印加する励振
電圧の位相関係を逆にすると、移動子15の移動方向は
逆になる。
上記本実施例においては、振動板13および圧電素子1
4からなる進行波励起手段の全周の長さく幅方向中心線
の長さ)が、波長λの整数倍に設定されているので、進
行波の吸収は起こらない。
4からなる進行波励起手段の全周の長さく幅方向中心線
の長さ)が、波長λの整数倍に設定されているので、進
行波の吸収は起こらない。
勿論、従来のように進行波の反射も起こらない。
したがって効率のよい駆動が行なえる。また、ガイド1
1を、単なる板状部材で形成できるので、上記ガイド1
1の全長が非常に長いものであっても、製作は容易であ
り、コストも低いものとなる。
1を、単なる板状部材で形成できるので、上記ガイド1
1の全長が非常に長いものであっても、製作は容易であ
り、コストも低いものとなる。
第4図(a)(b)は圧電素子14の変形例である。こ
の変形例においては、複数枚(本例では4枚)の圧電素
子14 a、 14 b、 14 c。
の変形例においては、複数枚(本例では4枚)の圧電素
子14 a、 14 b、 14 c。
14dを積層したものであるが、1枚目と2枚目とは同
じ位置に圧電体が配置され、かつ電極どうしが向い合う
ように接合されている。また3枚目と4枚目も同様に構
成されているが、圧電体の位置が1枚目と2枚目の位置
とは1/4λだけずれた位置に配置されている。なお、
電極は、例えばNi等の材料をメッキあるいは蒸着する
ことにより設けられる。
じ位置に圧電体が配置され、かつ電極どうしが向い合う
ように接合されている。また3枚目と4枚目も同様に構
成されているが、圧電体の位置が1枚目と2枚目の位置
とは1/4λだけずれた位置に配置されている。なお、
電極は、例えばNi等の材料をメッキあるいは蒸着する
ことにより設けられる。
この変形例によれば、複数枚の圧電素子が積層されてい
る結果、変位量が増大するので、移動スピードが高めら
れる。また同じスピードで移動させる場合には、低い電
圧で駆動可能となる。
る結果、変位量が増大するので、移動スピードが高めら
れる。また同じスピードで移動させる場合には、低い電
圧で駆動可能となる。
第5図は圧電素子14のさらに別の変形例を示す図であ
る。この変形例においては長方形の一対の圧電体群14
A、14Bを1/4λ十nλ。
る。この変形例においては長方形の一対の圧電体群14
A、14Bを1/4λ十nλ。
3/4λ十mλなる間隔をおいて配置したものである。
なお図示はしてないが、上記一方の圧電体群たとえば1
4Aを他方の圧電体群14Bの裏側へ、周方向に1/4
λだけずらして配置するようにしてもよい。
4Aを他方の圧電体群14Bの裏側へ、周方向に1/4
λだけずらして配置するようにしてもよい。
第6図は振動体13の変形例を示す図である。
この変形例においては、振動体13の歯13aのうち、
ガイド11の直線部に当接する部分Wだけを高くし、そ
の他の部分は低く形成した例である。
ガイド11の直線部に当接する部分Wだけを高くし、そ
の他の部分は低く形成した例である。
なお図示はしていないが、振動体13を例えばガラス3
0%入りのポリカーボネイトあるいは酸化チタン30%
入りのBPTその他のプラスチック材でつくると、摩擦
板12がなくても移動を支障なく行なわせ得る上、成形
加工が容易となるので大幅なコストダウンをはかれる。
0%入りのポリカーボネイトあるいは酸化チタン30%
入りのBPTその他のプラスチック材でつくると、摩擦
板12がなくても移動を支障なく行なわせ得る上、成形
加工が容易となるので大幅なコストダウンをはかれる。
第7図は上述した第1実施例の応用例である。
第7図に示すように図中左方の第1の超音波モータM1
の移動子15に対し、図中右方の第2の超音波モータM
2のガイド11が固着され、この第2の超音波モータM
2の移動子15にバイモルフ構造の圧電素子を用いた圧
電アクチュエータ21を介して光ピツクアップ22が取
付けられている。
の移動子15に対し、図中右方の第2の超音波モータM
2のガイド11が固着され、この第2の超音波モータM
2の移動子15にバイモルフ構造の圧電素子を用いた圧
電アクチュエータ21を介して光ピツクアップ22が取
付けられている。
本例においては、第1の超音波モータM1を作動させる
ことにより、光ピツクアップ22をX方向へ移動させ得
、第2の超音波モータM2を作動させることにより、光
ピツクアップ22をY方向へ移動させ得、圧電アクチュ
エータ21を作動させることにより、光ピツクアップ2
2をZ方向へ移動させ得る。したがって、例えば光カー
ド23の読取り走査を行なうことができる。本例によれ
ば、正確な位置決めを行なえるのは勿論、超音波モータ
の特徴として電源OFF時における保持力が大きいため
、一般のりニアモータに対し、外部振動に対する位置ず
れを生じ難い利点がある。
ことにより、光ピツクアップ22をX方向へ移動させ得
、第2の超音波モータM2を作動させることにより、光
ピツクアップ22をY方向へ移動させ得、圧電アクチュ
エータ21を作動させることにより、光ピツクアップ2
2をZ方向へ移動させ得る。したがって、例えば光カー
ド23の読取り走査を行なうことができる。本例によれ
ば、正確な位置決めを行なえるのは勿論、超音波モータ
の特徴として電源OFF時における保持力が大きいため
、一般のりニアモータに対し、外部振動に対する位置ず
れを生じ難い利点がある。
第8図は本発明の第2実施例を示す上面図であり、第9
図(a)は第8図のC−C矢視断面図であり、第9図(
b)は第8図のD−D矢視断面図である。
図(a)は第8図のC−C矢視断面図であり、第9図(
b)は第8図のD−D矢視断面図である。
第8図および第9図(a)(b)において、31はガイ
ド、33は振動体、34A、34Bは圧電素子、35は
移動子、37は振動吸収体である。ガイド31はたとえ
ばプレス加工により得られたものであり、断面略コ字状
をなすように形成されている。振動体は無端ベルト状を
なし、その−側部外面に歯33aが付けられている。圧
電素子34A、34Bは、第5図に示した第1実施例の
変形例と略同様に構成されたものであり、その一方34
Aは振動吸収体37を介して移動子35に固定されてい
る。移動子35は、その両側縁の屈曲部を、ガイド31
の両側縁の屈曲部に係合させ、ガイド31に沿って移動
可能になっている。
ド、33は振動体、34A、34Bは圧電素子、35は
移動子、37は振動吸収体である。ガイド31はたとえ
ばプレス加工により得られたものであり、断面略コ字状
をなすように形成されている。振動体は無端ベルト状を
なし、その−側部外面に歯33aが付けられている。圧
電素子34A、34Bは、第5図に示した第1実施例の
変形例と略同様に構成されたものであり、その一方34
Aは振動吸収体37を介して移動子35に固定されてい
る。移動子35は、その両側縁の屈曲部を、ガイド31
の両側縁の屈曲部に係合させ、ガイド31に沿って移動
可能になっている。
この第2実施例においても、前記第1実施例と同様に作
動する。ただし、この第2実施例においては、振動体3
3の形状が板の厚み方向に湾曲したものとなっているこ
とから、第9図(a)(b)に示すように、ガイド31
に当接していない側が下方へ吊下げられた状態となる。
動する。ただし、この第2実施例においては、振動体3
3の形状が板の厚み方向に湾曲したものとなっているこ
とから、第9図(a)(b)に示すように、ガイド31
に当接していない側が下方へ吊下げられた状態となる。
その結果、第1実施例で必要としていた支持アーム16
が不要になる利点がある。なお本実施例においては摩擦
板が図示されていないが、第1実施例同様に摩擦板たと
えばアスベスト等をガイド31の内面に設けるようにし
てもよい。
が不要になる利点がある。なお本実施例においては摩擦
板が図示されていないが、第1実施例同様に摩擦板たと
えばアスベスト等をガイド31の内面に設けるようにし
てもよい。
第10図は第2実施例の振動体33の変形例を示す図で
ある。第10図に示すように振動体33の・歯33aの
部分に摩擦部材32がモールドされ、歯33aの表面が
摩擦部材32によって覆われたものとなっている。本例
によれば、摩擦部材32による進行波の伝達効率の増大
はもとより、前記実施例で示した摩擦板等をガイド31
の全長にわたって設ける必要がないので、材料費を節減
できる利点がある。
ある。第10図に示すように振動体33の・歯33aの
部分に摩擦部材32がモールドされ、歯33aの表面が
摩擦部材32によって覆われたものとなっている。本例
によれば、摩擦部材32による進行波の伝達効率の増大
はもとより、前記実施例で示した摩擦板等をガイド31
の全長にわたって設ける必要がないので、材料費を節減
できる利点がある。
第11図は圧電素子34A、34Bの取付は方の変形例
を示す図である。第11図に示すように、一対の圧電素
子34A、34Bは振動体35の下側部の表裏両面に、
1/4λだけずらして設けられている。このような構成
であっても、前記同様に作動する。
を示す図である。第11図に示すように、一対の圧電素
子34A、34Bは振動体35の下側部の表裏両面に、
1/4λだけずらして設けられている。このような構成
であっても、前記同様に作動する。
第12図(a)(b)は第2実施例をカード読取り用光
ピツクアップの自動合焦装置へ応用した応用例である。
ピツクアップの自動合焦装置へ応用した応用例である。
なお(a)は上面図、(b)は同図(a)のE−E矢視
断面図である。40は光ピツクアップであり、超音波モ
ータM3の移動子35に固定されている。かくして光ピ
ツクアップ40が、光カード41に対する焦点ずれ量を
検出すると、この検出されたずれ量を零にするように超
音波モータM3が動作し、自助的に合焦を行なうものと
なっている。
断面図である。40は光ピツクアップであり、超音波モ
ータM3の移動子35に固定されている。かくして光ピ
ツクアップ40が、光カード41に対する焦点ずれ量を
検出すると、この検出されたずれ量を零にするように超
音波モータM3が動作し、自助的に合焦を行なうものと
なっている。
本例においても、電源OFF時の保持力が大きいので、
外部振動に対して位置ずれを生じ難く、しかも微小な位
置調整による高精度な合焦操作を行なえる利点がある。
外部振動に対して位置ずれを生じ難く、しかも微小な位
置調整による高精度な合焦操作を行なえる利点がある。
なお本発明は前記実施例に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であ
るのは勿論である。
本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であ
るのは勿論である。
本発明によれば、ガイドに沿って移動可能に設けられた
移動子を、上記ガイドに沿って移動させる如く上記移動
子に圧電素子と振動体とからなる進行波励起手段を装着
したものであって、特に前記振動体を、一部が前記ガイ
ドの案内方向の形状に適合した形状をなす無端帯状の金
属部材にて形成したので、移動子を効率よく移動させる
ことができるのは勿論、装置が大型化した場合において
も、製作が容易で無駄がなく、安価に製作可能な超音波
モータを提供できる。
移動子を、上記ガイドに沿って移動させる如く上記移動
子に圧電素子と振動体とからなる進行波励起手段を装着
したものであって、特に前記振動体を、一部が前記ガイ
ドの案内方向の形状に適合した形状をなす無端帯状の金
属部材にて形成したので、移動子を効率よく移動させる
ことができるのは勿論、装置が大型化した場合において
も、製作が容易で無駄がなく、安価に製作可能な超音波
モータを提供できる。
第1図〜第7図は本発明の第1実施例を示す図で、第1
図は超音波モータの上面図、第2図(a)は第1図のA
−A矢視断面図、第2図(b)は第1図のB−B矢視断
面図、第3図は分解斜視図、第4図(a)(b)は圧電
素子の変形例を示す図、第5図は圧電素子の別の変形例
を示す平面図、第6図は振動体の変形例を示す図、第7
図は応用例を示す図である。第8図〜第12図(a)(
b)は本発明の第2実施例を示す図で、第8図は超音波
モータの上面図、第9図(a)は第8図のC−C矢視断
面図、第9図(b)は第8図のD−D矢視断面図、第1
0図は振動体の変形例を示す図、第11図は圧電素子の
取付は型の変形例を示す図、第12図(a)(b)は応
用例を示す図である。第13図は従来例を示す図である
。 11.31・・・ガイド、12・・・摩擦板、13゜3
3・・・振動体、14.34A、34B・・・圧電素子
、15.35・・・移動子、16・・・支持アーム、1
7゜18.37・・・振動吸収体、20a〜20d・・
・ねじ、21・・・圧電アクチュエータ、22.40・
・・光ピツクアップ、23.41・・・光カード、M1
〜M3・・・超音波モータ。 出願人代理人 弁理士 坪井 淳 第1 口 (a ) (b)第2図 第4図 第6図 第7図 第111 第12図
図は超音波モータの上面図、第2図(a)は第1図のA
−A矢視断面図、第2図(b)は第1図のB−B矢視断
面図、第3図は分解斜視図、第4図(a)(b)は圧電
素子の変形例を示す図、第5図は圧電素子の別の変形例
を示す平面図、第6図は振動体の変形例を示す図、第7
図は応用例を示す図である。第8図〜第12図(a)(
b)は本発明の第2実施例を示す図で、第8図は超音波
モータの上面図、第9図(a)は第8図のC−C矢視断
面図、第9図(b)は第8図のD−D矢視断面図、第1
0図は振動体の変形例を示す図、第11図は圧電素子の
取付は型の変形例を示す図、第12図(a)(b)は応
用例を示す図である。第13図は従来例を示す図である
。 11.31・・・ガイド、12・・・摩擦板、13゜3
3・・・振動体、14.34A、34B・・・圧電素子
、15.35・・・移動子、16・・・支持アーム、1
7゜18.37・・・振動吸収体、20a〜20d・・
・ねじ、21・・・圧電アクチュエータ、22.40・
・・光ピツクアップ、23.41・・・光カード、M1
〜M3・・・超音波モータ。 出願人代理人 弁理士 坪井 淳 第1 口 (a ) (b)第2図 第4図 第6図 第7図 第111 第12図
Claims (1)
- ガイドに沿って移動可能に設けられた移動子と、この移
動子を上記ガイドに沿って移動させる如く上記移動子に
装着された圧電素子と振動体とからなる進行波励起手段
とを具備し、前記振動体は、一部が前記ガイドの案内方
向の形状に適合した形状をなす無端帯状の金属部材から
なることを特徴とする超音波モータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61122578A JPS62281773A (ja) | 1986-05-28 | 1986-05-28 | 超音波モ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61122578A JPS62281773A (ja) | 1986-05-28 | 1986-05-28 | 超音波モ−タ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62281773A true JPS62281773A (ja) | 1987-12-07 |
Family
ID=14839376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61122578A Pending JPS62281773A (ja) | 1986-05-28 | 1986-05-28 | 超音波モ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62281773A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0350987U (ja) * | 1989-09-25 | 1991-05-17 | ||
EP0436336A2 (en) * | 1989-12-15 | 1991-07-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Vibration wave driven apparatus |
JPH0377292U (ja) * | 1989-11-27 | 1991-08-02 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58196774A (ja) * | 1982-05-12 | 1983-11-16 | Toshiba Corp | 固体撮像素子の偏向装置 |
-
1986
- 1986-05-28 JP JP61122578A patent/JPS62281773A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58196774A (ja) * | 1982-05-12 | 1983-11-16 | Toshiba Corp | 固体撮像素子の偏向装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0350987U (ja) * | 1989-09-25 | 1991-05-17 | ||
JPH0377292U (ja) * | 1989-11-27 | 1991-08-02 | ||
EP0436336A2 (en) * | 1989-12-15 | 1991-07-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Vibration wave driven apparatus |
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