JPS62281509A - 選局装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 ［産業上の利用分野］ この発明は選局装置に関し、たとえばＰＡＬ方式やＳＥ
ＣＡＭ方式などの異なる放送方式のテレビジョン信号を
受信できるようにした選局装置に関する。

［従来の技術］ 第２図は従来の選局装置の概略ブロック図である。第２
図において、選局回路１には、Ｏないし１６のいずれか
のチャネルを選局するための選局信号３が与えられる。

この選局信号３はリモートコントロール装置のキーボー
ドまたはテレビジョン受像機本体に設けられたチャネル
スイッチから与えられる。受信チャネルＯないし１６の
うち、チャネルエないし１０は、たとえばＰＡＬ方式の
ような放送方式Ａに基づくテレビジョン信号を受信する
ように定められ、チャネル１１ないし１６およびＯはた
とえばＳＥＣＡＭ方式のような放送方式Ｂに基づくテレ
ビジョン信号を受信するように予め定められている。

そして、選局回路１に選局信号３が与えられると、対応
する放送方式に切換えるための放送方式切換信号２が出
力されるとともに、対応するチャネルのテレビジョン信
号に同調するための同調電圧およびバンド切換信号４が
出力される。たとえば、チャネル１を選局するための選
局信号３が選局回路１に与えられると、選局回路１から
は、放送方式Ａに対応した出力の放送方式切換信号２が
出力されるとともに、チャネル１のテレビジョン信号に
同調するための同調電圧およびバンド切換信号が出力さ
れる。

［発明が解決しようとする問題点］ 従来の複数の放送方式を選局可能な選局回路１は、上述
のごとく構成されているため、たとえば複数の放送方式
のテレビジョン信号が記録再生可能なビデオテープレコ
ーダに接続したとき、不都合を生じる。すなわち、ビデ
オテープレコーダのＲＦ出力を介してテレビジョン受像
機で再生するとき、ＰＡＬ方式のテレビジョン信号を再
生する場合には、チャネル１ないし１０のいずれかを選
択し、ＳＥＣＡＭ方式のテレビジョン信号を再生する場
合には、チャネル１１ないし１６．Ｏのいずれかを選択
しなければならない。このため、放送方式の異なるテレ
ビジョン信号を再生するときには、その都度選局装置を
操作して、対応する放送方式のテレビジョン信号が受信
できるように選局し直さなければならず、煩雑になると
いう欠点があった。

それゆえに、この発明の主たる目的は、放送方式が異な
っても、同一チャネルであれば、外部からの入力により
放送方式を切換えることのできるような選局装置を提供
することである。

［問題点を解決するための手段］ この発明は異なる放送方式のテレビジョン信号を受信す
るための選局装置であって、異なる放送方式別に予め定
められたチャネルのテレビジョン信号を選局するモード
と、使用者が放送方式を任意に選択できるチャネルのテ
レビジョン信号を選局するモードとを備えて構成したも
のである。

［作用］ この発明の選局装置は、使用者が放送方式を任意に選択
できるチャネルのテレビジョン信号を選択するモードを
設けることにより、そのチャネルにおいては、同調電圧
やバンド切換信号などをそのまま保持した状態で、放送
方式切換信号のみを変化させれば、対応する放送方式の
テレビジョン信号を選局できる。

［発明の実施例］ 第１図はこの発明の一実施例の概略ブロック図である。

まず、第１図を参照して、構成について説明する。この
実施例に含まれる選局回路１０はチャネルエないし１０
で予め放送方式Ａのテレビジョン信号を選局し、チャネ
ル１１ないし１６で予めｈｋ送方式Ｂのテレビジョン信
号を受信できるように定められている。さらに、チャネ
ル０は使用者が任意の放送方式を選択できるチャネルと
して定められている。すなわち、この発明ではチャネル
１ないし１０により放送方式Ａを選局しかつチャネル１
１ないし１６により放送方式Ｂを選局するモードと、チ
ャネルＯによって任意の放送方式を選択できるモードと
を備えている。

そして、選局回路１０には前述の第２図と同様にして、
選局信号３が与えられるとともに、放送方式切換マニュ
アル人力信号８が与えられる。この放送方式切換マニュ
アル人力信号８は、図示しないリモートコントロール装
置またはテレビジョン受像機本体に設けられたスイッチ
から与えられる。選局回路１Ｇからは放送方式切換信号
２と同調電圧およびバンド切換信号４が出力され、同調
電圧およびバンド切換信号４はチューナ６に与えられ、
放送方式切換信号２は映像中間周波増幅器７に与えられ
る。チューナ６にはアンテナ５が接続され、チューナ６
の出力は映像中間周波増幅器７に与えられ、この映像中
間周波増幅器７からビデオ検波信号が出力される。

次に、動作について説明する。選局信号３が選局回路１
０に与えられると、チャネル１ないし１０の放送方式Ａ
またはチャネル１１ないし１６の放送方式Ｂのいずれか
のチャネルが選局される。

選局回路１０はその選局信号３に応じて、同工１電圧お
よびバンド切換信号４をチューナ６に与える。

チューナ６はその同調電圧およびバンド切換信号に応じ
て、対応するテレビジョン信号の周波数に同調し、アン
テナ５を介してそのテレビジョン信号を受信する。また
、同調囲路１０は選局信号３によって選局されたチャネ
ルの放送方式に切換えるための放送方式切換信号２を映
像中間周波増幅器７に与える。それによって、選局され
たチャネルのビデオ検波信号が映像中間周波増幅器７か
ら出力される。

使用者がビデオテープレコーダをテレビジョン受像機に
接続し、選局信号３によりチャネルＯを選局すると、選
局回路１０は前述の説明と同様にして、チャネルＯに対
応した同調電圧およびバンド切換信号４をチューナ６に
与えるとともに、放送方式切換信号２を映像中間周波増
幅器７に与える。それによって、たとえばＰＬＡ方式に
基づくテレビジョン信号がビデオテープレコーダから出
力されると、そのテレビジョン信号に基づく映像検波信
号が映像中間周波増幅！？ｉ７から出力される。

続いて、ビデオテープレコーダからＳＥＣＡＭ方式のテ
レビジョン信号に基づく映像を再生するときには、使用
者はリモートコントロール装置またはテレビジョン受像
機の放送方式切換信号を操作する。すると、放送方式切
換マニュアル入力信号８が選局回路１０に与えられる。

選局回路１０は放送方式切換マニュアル入力信号８が与
えられると、同調電圧およびバンド切換信号４を切換え
ることなく、放送方式切換信号２のみを出力する。

それによって、映像中間周波増幅器７はＰＡＬ方式から
ＳＥＣＡＭ方式に切換えられる。

［発明の効果〕 以上のように、この発明によれば、異なる放送方式別に
予め定められたチャネルのテレビジョン信号を選局する
モードと、使用者が放送方式を任意に選択できるチャネ
ルのテレビジョン信号を選局するモードとを備えたので
、たとえば複数の放送方式のテレビジョン信号を記録再
生可能なビデオテープレコーダなどを、ＲＦ出力を介し
て再生するときに、放送方式切換スイッチを操作するだ
けで、従来のように対応した放送方式のチャネルを選局
し直す必要がなくなり、煩しさを解消できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の概略ブロック図である。 第２図は従来の選局回路の概略ブロック図である。 図において、２は放送方式切換信号、３は選局信号、４
は同：Ａｍ圧およびバンド切換信号、５はアンテナ、６
はチューナ、７は映像中間周波増幅器、８は放送方式切
換マニュアル人力信号、１０は選局回路を示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 異なる放送方式のテレビジョン信号を受信するための選
   局装置において、 前記異なる放送方式別に予め定められたチャネルのテレ
   ビジョン信号を選局するモードと、使用者が放送方式を
   任意に選択できるチャネルのテレビジョン信号を選局す
   るモードとを備えた、選局装置。