JPS62281336A - 薄膜の形成方法 - Google Patents

薄膜の形成方法

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JPS62281336A
JPS62281336A JP12324486A JP12324486A JPS62281336A JP S62281336 A JPS62281336 A JP S62281336A JP 12324486 A JP12324486 A JP 12324486A JP 12324486 A JP12324486 A JP 12324486A JP S62281336 A JPS62281336 A JP S62281336A
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JP
Japan
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substrate
film
thin film
sputtering
apertures
Prior art date
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Pending
Application number
JP12324486A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Yamada
義明 山田
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野] 本発明は薄膜の形成方法に関し、特にスパッタリング法
を用いたカバレジ性の良い薄膜を形成する方法に関する
〔従来の技術〕
一般に、半導体装置の絶縁膜や配線膜として利用される
薄膜を鵠成する方法として、スパッタリング法が多用さ
れている。このスパッタリング法にも種々の方式のもの
があるが、通常ではカソードに取り付けたターゲツト材
をグロー放電によりスパッタし、このスパッタされたタ
ーゲツト材粒子をカソードに対向して配置した基(反に
被着させて薄膜を形成する方法が採られている。
〔発明が解決しようとする問題点] 上述したスパッタリング法により形成される薄膜は、基
板表面に段差が生じている場合、シャドーイング効果に
より段差部でオーババング状態となり、ステソブカハレ
ジ性が悪いという問題がある。特に、これは基板表面に
小さな開孔部がある場合や、段差部の間隙が小さい場合
に顕著となる。
例えば、第4図に示すように、半導体基板21上の絶縁
膜22に微細な開孔23を開設し、この上にスパッタリ
ング法によりアルミニウム膜24の薄膜を形成するよう
な場合には、開孔23の両側位置における迫り出しによ
って、開孔23の底面へのアルミニウムの被着が抑止さ
れ、アルミニウム膜24の断線が生じてしまう。
また、第5図のように、半導体基板21の絶縁膜22上
に第1のアルミニウム配線25を形成し、かつこの上に
層間絶縁膜としてのシリコン酸化膜26をスパッタリン
グ法で形成した上に第2のアルミニウム配線27を形成
する場合には、第1のアルミニウム配線25の間隔が狭
い場合、例えば間隔が2.0μm以下ではシリコン酸化
膜26がオーババング状態となり、第2のアルミニウム
配線27のカバレジ性が悪化して断線が生じることにな
る。
(問題点を解決するための手段〕 本発明の薄膜の形成方法は、微細開孔や間隙におけるカ
バレジ性を向上して、断線等の生じることのない信頼性
の高い成膜を可能とするものである。
本発明の薄膜の形成方法は、スパックリング法による基
板への薄膜形成と同時に、基板に対して斜め方向から不
活性ガスのイオンビームを照射するようにしたものであ
る。
〔実施例〕
次に、本発明を図面を参照して説明する。
第1図は本発明方法を実施するためのスパッタリング装
置の概念的な断面図であり、先ずこの装置の概要を説明
する。
図において、真空チャンバlは電気的にアース電位に保
っており、この真空チャンバ1の内部下側にはカソード
電極2を配設し、これには高周波型rA3を電気的に接
続するとともに、電極表面に成膜を行う材質のターゲツ
ト材4を支持している。
また、前記カソード電極2に対向する真空チャンバl内
の上側にはホルダ5を配設し、成膜を行う半導体ウェハ
等の基板6を支持している。なお、このホルダ5は図外
の駆動機構によって水平方向に回転できる。更に、前記
真空チャンバ1の一例部には、イオンソース7を配設し
ており、基板6に対して不活性ガス、ここではアルゴン
ガスのイオンビームを基板6に対して照射できる。
なお、前記真空チャンバ1には、アルゴンガスを導入す
るガス導入管8及び内部を真空引きするために図外の排
気ポンプに接続した真空排気管9を夫々連接している。
以上の構成になるスパッタリング装置を用いたスパッタ
リング方法を次に説明する。
先ず、真空排気管9を通して真空ポンプにより真空引き
し、真空チャンバ1内を10−8Torr以上の真空に
設定する。次いで、ガス導入管8からアルゴンガスを導
入し、真空排気管9から排気するガスの量を調節しなが
ら真空チャンバ1内を所望の圧力1〜50mτorrに
設定する。
しかる上で、カソード電極2に高周波電圧を印加して真
空チャンバ1内にグロー放電を起こさせる。これにより
、アルゴンイオンによってターゲツト材4がスバフタさ
れ、ターゲツト材粒子が基板6に向けて飛散され、基板
6に被着して薄膜を成長させる。
そして、このスパッタ作用と同時に、イオンソース7か
らアルゴンイオンを所望のエネルギ及び電流密度、例え
ば工矛ルギ0.5〜2゜5K e V、電流密度0.1
〜50mA/am2で基板6に向けて照射する。このと
き、イオンビームは基半反6に対して斜め方向から照射
されることになり、しかも基板6はホルダ5によって回
転されているため、イオンビームは基板6に対してあら
ゆる斜め方向から均一に照射されることになる。
このイオンビームの照射により、基板6の表面ではスパ
フタリングによる成膜作用と、このイオンビームによる
エツチング作用とが同時に進行されることになる。そし
て、イオンビームは照射方向が斜め方向であることから
、開孔や微小間隔における底面にまでイオンビームは届
かずこの面でのエツチングは他の部位に比較して極めて
少ないものとなる。このため、開花や微小間隔の底部の
成膜速度は他の部分に比較して相対的に大きくなり、結
果として下地の凹凸形状に関わらず平坦に近い状態での
成膜が行われ、特に開孔や1故事間隅部位ではオーバハ
ングの生しない成膜が実行されることになる。
したがって、第2図のように、半勇体基板11上の絶縁
膜12に開設した微小開孔13に対してアルミニウム等
の薄膜14をこのスパッタリング法により形成すると、
開孔13の周囲におけるオーババングが生じないために
そのカバレジ性を向上させ、アルミニウムを開孔13内
に効果的に充填し、アルミニウム配線の断線を防止する
また、第3図のように、半導体基板11の絶縁膜12上
に第1アルミニウム配線15を微小間隔で形成し、この
上にスパッタリング法でシリコン酸化膜16を形成する
場合にも、シリコン酸化膜16のオーバハングを解消で
き、この上に形成する第2アルミニウム配線17のカバ
レジ性を向上して断線を防止できる。
ここで、前記実施例では基板6を回転しなから成膜を行
っているが、イオンソースを複数個配設して複数方向か
らイオンビームを照射するように構成すれば、特に基板
を回転させる必要はない。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、スパッタリング法による
基板への薄膜形成と同時に、基板に対して斜め方向から
不活性ガスのイオンビームを照射しているので、スパッ
タによる成膜作用とイオンビームによるエツチング作用
とを同時進行させてオーバハングのない状態での成膜を
実現でき、微小開孔や微小間隔における成膜のカバレジ
性を向上し、成膜の信頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を実施するためのスパッタリング装
置の概略断面図、第2図及び第3図は本発明方法で形成
した薄膜の状態を示す断面図、第4図及び第5図は従来
方法で形成した薄膜の状態を示す断面図である。 1・・・真空チャンバ、2・・・カソード電極、3・・
・高周波電源、4・・・ターゲツト材、5・・・ホルダ
、6・・・基板、7・・・イオンソース、8・・・ガス
導入管、9・・・真空排気管、11.21・・・半導体
基板、12.22・・・絶縁膜、13、23・・・開孔
、14.24・・・アルミニウム配線、15゜25・・
・第1アルミニウム配線、16.26・・・層間絶縁膜
、17、27・・・第2アルミニウム配線。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)スパッタリング法による基板への薄膜形成と同時
    に、基板に対して斜め方向から不活性ガスのイオンビー
    ムを照射したことを特徴とする薄膜の形成方法。
  2. (2)基板を回転させながら前記スパッタリング法によ
    る成膜及びイオンビーム照射を行ってなる特許請求の範
    囲第1項記載の薄膜の形成方法。
  3. (3)不活性ガスのイオンビームがアルゴンガスのイオ
    ンビームである特許請求の範囲第1項記載の薄膜の形成
    方法。
JP12324486A 1986-05-30 1986-05-30 薄膜の形成方法 Pending JPS62281336A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021116470A (ja) * 2020-01-29 2021-08-10 キヤノントッキ株式会社 成膜装置及び電子デバイス製造装置

Cited By (3)

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JP2021116470A (ja) * 2020-01-29 2021-08-10 キヤノントッキ株式会社 成膜装置及び電子デバイス製造装置
CN113265640A (zh) * 2020-01-29 2021-08-17 佳能特机株式会社 成膜装置以及电子器件的制造装置
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