JPS62280388A - 情報デイスク用金属原盤の製造方法 - Google Patents

情報デイスク用金属原盤の製造方法

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Publication number
JPS62280388A
JPS62280388A JP12232286A JP12232286A JPS62280388A JP S62280388 A JPS62280388 A JP S62280388A JP 12232286 A JP12232286 A JP 12232286A JP 12232286 A JP12232286 A JP 12232286A JP S62280388 A JPS62280388 A JP S62280388A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cathode
anode
substrate
mask
disk
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12232286A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Tsukamoto
塚本 敏広
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EMI Records Japan Inc
Original Assignee
Toshiba Emi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Emi Ltd filed Critical Toshiba Emi Ltd
Priority to JP12232286A priority Critical patent/JPS62280388A/ja
Publication of JPS62280388A publication Critical patent/JPS62280388A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、オーディオまたはビデオ用あるいはその他の
情報信号を記録したディスクを複製するための金属原盤
を製造する方法に関する。
〔従来の技術〕
オーディオまたはビデオディスクなどを複製するに当っ
て、表面に情報信号に対応した凹凸を設けた金属原盤を
用いて、プラスチックス材料を成型することが行われて
いる。
かかる金属原盤は、情報信号を忠実に転写したものであ
るとともにその厚さも均一であることが必要である。そ
して、このような金属原盤を得るためには、表面に情報
信号を記録したディスク状基板を陰極として軸のまわり
に自転させながら金属たとえばニッケルなどを均一な厚
さに電着し、ついで電着層を基板から剥離する方法が採
用されている。
〔解決しようとする問題点〕
かかる従来技術によれば、電解浴の濃度の変化やそれに
伴う電流分布の変動あるいは陽極板の形状や表面状態な
どの変化に伴う電流分布の不均一などは、陰極基板を回
転させることによって相当程度補償され、陰極基板上に
析出する電着金属層の厚さは円周方向については均一化
されている。
しかしながら、半径方向すなわち回転軸に近い位置と回
転軸から遠い位置における電着金属層の厚さの差を補償
することができず、周辺部分の電流密度が高くなりがち
であるところから、中心部分に比較して周辺部分の電着
層が厚くなり、得られた金属原盤の厚さを均一に調整す
るには限度があった。
そこで本発明は、従来の電着装置を大幅に改造すること
なく、厚さ均一な金属原盤を製造することができる方法
を提供することを目的としたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上述の目的を達成することができる本発明の情報ディス
ク用金属原盤の製造方法は、情報信号を記録した基板を
陰極として金属を電着し、ついで電着層を基板から剥離
して金属原盤を製造するに当って、該基板をその表面を
含む平面内で自転させると共に、該基板に対向する陽極
の前方に該陽極面の少くとも一部を遮蔽することができ
るマスクを設けることにより、陰極面の電流分布を調整
するようにしたものである。
本発明を実施するための電着装置としては、従来から使
用されている陰極回転式の電着装置と同様なものが使用
できる。このような電着装置の例を第1図に示すが、こ
の例では、陽極Aは電着浴槽B中に傾斜して設置され、
陰極Cに対する面が斜め上向きになっていて、円盤状の
陰極支持体りが槽Bに斜め上方から挿入された回転軸S
の先端に陽極Aと対向するように斜め下向きに設けられ
ている装置などが適している。このような装置では、情
報信号等を記録したディスク状基板が陰極支持体りに取
り付けられて陰極Cを形成し、陽極Aと向い合った状態
で回転しながら電着される。
また、陽極Aの前面には、陽極A面から発生するスラッ
ジ等の拡散を防止する濾%Nが設けられ、本発明ではさ
らにその陰極側にマスクMが設けられる。
本発明の方法において陽極の陰極側すなわち陽極面の前
方に設けられるマスクは、陽極面の少くとも一部を遮蔽
するものであるが、必ずしも陽極面に密着する必要はな
い。遮蔽された陽極面部分は、それに対向する陰・極面
部分に向かう電流を減少させる効果を有するもので、通
常は電流の集中が起り易く、従って金属の析出量が多く
なり易い周辺部分の一部を遮蔽できるような形状とする
このようなマスクは、電気伝導性を存しない、たとえば
合成樹脂製の板体に窓を穿って形成したものなどが好ま
しく用いられるが、必ずしもこれに限られるものではな
い。
本発明に於て使用するマスクを、単独に陽極面に取付け
たのみで電着を行うときには、陰極上の電流分布は過大
の部分と過小の部分とが生じてかえって金属の析出量が
不均一になるものであり、陰極板を自転させることによ
ってはじめて析出量の均一化が達成される。すなわち、
陰極板をその中心軸のまわりに回転させることにより周
方向の析出量の均一化が達成されるが、さらにマスクを
併用することによって軸に近い位置と軸から遠い位置の
析出量すなわち半径方向の析出量の均一化が達成でき、
従って陰極の全面にわたって均一な厚さの金属電着層を
得ることができるものである。
このような、本発明に於て使用できるマスクの例を第2
〜4図に示す。第2図に示したマスクM。
や第3図に示したマスクM2は陰極の外周部分の電着層
の厚さを減少させかつ全体として均一化された電着厚さ
を得るために用いられ、また第4図に示したマスクM、
は中心と周辺との電流の集中と均一化すると共に中間部
分に当る陽極の面積を広く取るためるご用いられる。
〔実施例] 第1図に示した装置は、第3図に示した形状のマスクM
zを取付けて、コンパクトディスク成形用の金属原盤を
製作するための基板上にニッケルの電着を行った。
メッキ液は一般的なスルファミン酸ニッケル中濃度浴で
、その組成は、スルファミノ酸ニッケル:400〜50
0 g/l、臭化ニッケル:4〜6g/l、ホウ酸;2
5〜35g/Nであり、電解条件は、液温:40〜60
℃、pH: 4.0〜4.5、電流密度:10〜2LA
/dm2の範囲で条件を変化させた。
その結果、第5図に示すように、いづれの場合も中心部
と周辺部とで電着金属層の厚さに殆ど差かない、均一な
金属原盤が得られた。
なお、比較のために、マスクを使用しないほかは全く同
様にして電着をして得た金属原盤の半径方向の電着層の
厚さの変化を、同じ(第5図に示したが、本発明の効果
が著しいことがわかる。
〔発明の作用および効果〕
本発明は、陽極面の一部を遮蔽することができるマスク
を設け、また陰極をその軸のまわりに自転させながら電
着を行なうことにより、陰極面の電流密度を半径方向お
よび円周方向の両方について均一化し、これによって均
一な厚さを有する情報ディスク用金属原盤を取得するこ
とができるものである。
本発明によれば、このように品質のすぐれた製品が得ら
れるのみならず、陽極の消費量を節減でき、また電着時
間も短縮される経済的効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の情報ディスク用金属原盤の製造方法を
実施するための電着装置の説明図、第2.3.4図はそ
れぞれ本発明の方法に使用するマスクの例である。第5
図は、本発明の方法および従来方法によって得たそれぞ
れの金属原盤の半径方向の厚さの変化を比較して示した
グラフである。 A・・・陽極、B・・・電着浴槽、C・・・陰極、D・
・・陰極支持体、S・・・回転軸、N・・・濾網、M・
・・マスク。 特許出願人  東芝イーエムアイ株式会社第1図 第3図   第2図 第4図 漕・   趨性+−IEi    1 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 情報信号を記録した基板を陰極として金属を電着し、つ
    いで電着層を基板から剥離して金属原盤を製造するに当
    り、該基板をその表面を含む平面内で自転させると共に
    、該基板に対向する陽極の前方に該陽極面の少くとも一
    部を遮蔽することができるマスクを設けることにより、
    陰極面の電流分布を調整することを特徴とする情報ディ
    スク用金属原盤の製造方法。
JP12232286A 1986-05-29 1986-05-29 情報デイスク用金属原盤の製造方法 Pending JPS62280388A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12232286A JPS62280388A (ja) 1986-05-29 1986-05-29 情報デイスク用金属原盤の製造方法

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12232286A JPS62280388A (ja) 1986-05-29 1986-05-29 情報デイスク用金属原盤の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62280388A true JPS62280388A (ja) 1987-12-05

Family

ID=14833096

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12232286A Pending JPS62280388A (ja) 1986-05-29 1986-05-29 情報デイスク用金属原盤の製造方法

Country Status (1)

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JP (1) JPS62280388A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07138780A (ja) * 1991-01-30 1995-05-30 Victor Co Of Japan Ltd ディスク電鋳金型の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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