JPS6228014A - 厚板圧延における平面形状制御方法 - Google Patents
厚板圧延における平面形状制御方法Info
- Publication number
- JPS6228014A JPS6228014A JP60168252A JP16825285A JPS6228014A JP S6228014 A JPS6228014 A JP S6228014A JP 60168252 A JP60168252 A JP 60168252A JP 16825285 A JP16825285 A JP 16825285A JP S6228014 A JPS6228014 A JP S6228014A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rolling
- thick plate
- planar shape
- thickness direction
- pass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B37/00—Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
- B21B37/28—Control of flatness or profile during rolling of strip, sheets or plates
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、厚板圧延における平面形状制御方法に係り、
特に、成形パス、幅出しパス、及び仕上げパスの圧延工
程を含む厚板圧延における、前記成形パス、幅出しパス
のうち少なくとも一方のパスで、厚板に厚さ方向のプロ
フィールの変化を与えることにより、圧延終了後の平面
形状を制御するようにした厚板圧延における平面形状制
御方法の改良に関する。
特に、成形パス、幅出しパス、及び仕上げパスの圧延工
程を含む厚板圧延における、前記成形パス、幅出しパス
のうち少なくとも一方のパスで、厚板に厚さ方向のプロ
フィールの変化を与えることにより、圧延終了後の平面
形状を制御するようにした厚板圧延における平面形状制
御方法の改良に関する。
一般に、厚板圧延においては、第2因に示されるように
、仕上がり時の厚板(鋼板)10の平面形状は矩形では
なく、幅方向両端部に生じるサイドクロップ、即ちいわ
ゆるタイコ代(あるいはツヅミ代というが以下タイコ代
と総称する)12と、長手方向両端部に生じるいわゆる
クロップ代14とが存在し、これが切捨てロスとなって
いる。 この切捨てロスを極力少なく抑えるための手段として、
特公昭56−21481号に開示されているような平面
形状制御を目的とした厚板圧延方法がある。これは、圧
延侵の鋼板10のタイコ代12、あるいはクロップ代1
4を圧延相似々について予測し、成形、幅出し圧延の各
終了パスでその予測慢に応じて厚板の圧延方向に厚さプ
ロフィールの変化lを与えて形状不良部を減少させ、最
終製品の矩形化を図るものである。 第3図に、その−例として成形圧延R終パスで厚板10
Bに厚さ方向のプロフィール変化を与えてタイコ代を制
御する場合を示す。通常の圧延を行った場合に、圧延後
の厚板(鋼板)10Eに生じるタイコ代12が厚板長手
方向座標Xの位置でT(X>と予測されるとき、Xに相
当する成形圧延椅子パスでの厚板長手方向座標Xの位置
の必要な厚さ方向のプロフィール変化[1h(x )を
、体積一定則により算出する。そして各位置でのプロフ
ィール変化1h(X)を求め、成形最終パスでこのプロ
フィール変化を実施する。これにより、圧延後の鋼板1
0Eのタイコ代を相殺・減少させることができる。幅出
し圧延a終パスで実施するクロップ代制御を目的とした
制御圧延も同様である。 このようにして、圧延工程完了後の製品のタイコ代が、
例えば糸巻き状になることが予測されるL合には、成形
パス完了時に圧延材を長手方向に平行な断面で中央部の
厚みが両端部より厚くなるように圧延し、又、一方、圧
延工程完了後の製品のクロップ化が、例えばその中央部
において長手方向内側に陥没することが予測される場合
には、幅出しパス完了時に圧延材を長子方向と直角な断
面で中央部の厚みが両端部より厚くなるように圧延する
ことにより、平面形状を意図したように制御することが
できる。
、仕上がり時の厚板(鋼板)10の平面形状は矩形では
なく、幅方向両端部に生じるサイドクロップ、即ちいわ
ゆるタイコ代(あるいはツヅミ代というが以下タイコ代
と総称する)12と、長手方向両端部に生じるいわゆる
クロップ代14とが存在し、これが切捨てロスとなって
いる。 この切捨てロスを極力少なく抑えるための手段として、
特公昭56−21481号に開示されているような平面
形状制御を目的とした厚板圧延方法がある。これは、圧
延侵の鋼板10のタイコ代12、あるいはクロップ代1
4を圧延相似々について予測し、成形、幅出し圧延の各
終了パスでその予測慢に応じて厚板の圧延方向に厚さプ
ロフィールの変化lを与えて形状不良部を減少させ、最
終製品の矩形化を図るものである。 第3図に、その−例として成形圧延R終パスで厚板10
Bに厚さ方向のプロフィール変化を与えてタイコ代を制
御する場合を示す。通常の圧延を行った場合に、圧延後
の厚板(鋼板)10Eに生じるタイコ代12が厚板長手
方向座標Xの位置でT(X>と予測されるとき、Xに相
当する成形圧延椅子パスでの厚板長手方向座標Xの位置
の必要な厚さ方向のプロフィール変化[1h(x )を
、体積一定則により算出する。そして各位置でのプロフ
ィール変化1h(X)を求め、成形最終パスでこのプロ
フィール変化を実施する。これにより、圧延後の鋼板1
0Eのタイコ代を相殺・減少させることができる。幅出
し圧延a終パスで実施するクロップ代制御を目的とした
制御圧延も同様である。 このようにして、圧延工程完了後の製品のタイコ代が、
例えば糸巻き状になることが予測されるL合には、成形
パス完了時に圧延材を長手方向に平行な断面で中央部の
厚みが両端部より厚くなるように圧延し、又、一方、圧
延工程完了後の製品のクロップ化が、例えばその中央部
において長手方向内側に陥没することが予測される場合
には、幅出しパス完了時に圧延材を長子方向と直角な断
面で中央部の厚みが両端部より厚くなるように圧延する
ことにより、平面形状を意図したように制御することが
できる。
しかしながら、このような従来の厚板圧延にお番プる平
面形状制御方法にあっては、このタイツ代、あるいはク
ロップ化の予測が、圧下率、板厚比、板幅、幅出し比、
圧延比等をパラメータとして、実機実験、数値実験等の
結果を基に、回帰式演算によって行うのが通常であった
ため、必ずしも正確ではないという問題があった。 又、予測式からプロフィール変化量を算出する際に用い
る体積一定則自体が、必ずしも全部分について成立する
ものではないという問題もあった。 更には、プロフィール変化1 h(x )は、最終的に
はロール問直の修正11s (x )で与えられるが、
両者を関係付ける式の精度、ロール開度設定そのものの
精度も形状制−の誤差の一因となるという問題もあった
。 従って、上記従来の方法によって形状制御を完全に実施
するには限界があるというのが実情であった。 しかしながら、これらの問題を個々に追及・解決しでい
くのは非常に困難が伴うものである。
面形状制御方法にあっては、このタイツ代、あるいはク
ロップ化の予測が、圧下率、板厚比、板幅、幅出し比、
圧延比等をパラメータとして、実機実験、数値実験等の
結果を基に、回帰式演算によって行うのが通常であった
ため、必ずしも正確ではないという問題があった。 又、予測式からプロフィール変化量を算出する際に用い
る体積一定則自体が、必ずしも全部分について成立する
ものではないという問題もあった。 更には、プロフィール変化1 h(x )は、最終的に
はロール問直の修正11s (x )で与えられるが、
両者を関係付ける式の精度、ロール開度設定そのものの
精度も形状制−の誤差の一因となるという問題もあった
。 従って、上記従来の方法によって形状制御を完全に実施
するには限界があるというのが実情であった。 しかしながら、これらの問題を個々に追及・解決しでい
くのは非常に困難が伴うものである。
【発明の目的1
本発明は、このような従来の問題に鑑みてなされたもの
であって、最終製品の形状制御をより適確に実施するの
に当って、上記側々の問題を追及・解決するのではなく
、算出されたプロフィール変化■と実際の製品の平面形
状との差を基にして、次回の同様な圧延におけるプロフ
ィール変化量を補正するようにし、圧延を重ねる毎に結
果として良好な形状制御を行うことができるようにした
厚板圧延における平面形状制御方法を提供することを目
的とする。 【問題点を解決するための手段】 本発明は、成形パス、幅出しパス、及び仕上げパスの圧
延工程を含む厚板圧延における、前記成形パス、幅出し
パスのうち少なくとも一方のパスで、厚板に厚さ方向の
プロフィールの変化を与えることにより、圧延終了後の
平面形状を制御するようにした厚板圧延における平面形
状制御方法において、第1図にその要旨を示す如く、圧
延終了後の厚板の平面形状を測定する手順と、該平面形
状の測定情報に基づいて、次の厚板圧延における前記厚
さ方向のプロフィール変化量を補正する手順と、を含む
ことにより、上記目的を達成したものである。 (作用] 本発明は、圧延終了後の厚板(uA板)の平面形状を測
定し、この平面形状の測定情報に基づいて、次の厚板圧
延にお(プる厚さ方向のプロフィール変化量を補正する
ようにしたため、同種の厚板を圧延する際の、当該厚板
の性質、あるいは圧延機の特性等を実際の圧延結果から
フィードバックすることができ、圧延を繰返す毎に、よ
り精度の高い圧延を行うことができるようになる。
であって、最終製品の形状制御をより適確に実施するの
に当って、上記側々の問題を追及・解決するのではなく
、算出されたプロフィール変化■と実際の製品の平面形
状との差を基にして、次回の同様な圧延におけるプロフ
ィール変化量を補正するようにし、圧延を重ねる毎に結
果として良好な形状制御を行うことができるようにした
厚板圧延における平面形状制御方法を提供することを目
的とする。 【問題点を解決するための手段】 本発明は、成形パス、幅出しパス、及び仕上げパスの圧
延工程を含む厚板圧延における、前記成形パス、幅出し
パスのうち少なくとも一方のパスで、厚板に厚さ方向の
プロフィールの変化を与えることにより、圧延終了後の
平面形状を制御するようにした厚板圧延における平面形
状制御方法において、第1図にその要旨を示す如く、圧
延終了後の厚板の平面形状を測定する手順と、該平面形
状の測定情報に基づいて、次の厚板圧延における前記厚
さ方向のプロフィール変化量を補正する手順と、を含む
ことにより、上記目的を達成したものである。 (作用] 本発明は、圧延終了後の厚板(uA板)の平面形状を測
定し、この平面形状の測定情報に基づいて、次の厚板圧
延にお(プる厚さ方向のプロフィール変化量を補正する
ようにしたため、同種の厚板を圧延する際の、当該厚板
の性質、あるいは圧延機の特性等を実際の圧延結果から
フィードバックすることができ、圧延を繰返す毎に、よ
り精度の高い圧延を行うことができるようになる。
以下、図面を参照しながら、原理説明を兼ねつつ本発明
の実施例を詳細に説明する。 ここでは成形圧延最終パス時の形状制御について述べる
。 成形パスでの形状制御圧延実施のための単位長さ当りの
必要な厚さ方向のプロフィール変化量れ(X)は、次式
により求められる。 h(x )−(T(X)−a−Hr )/W”・(1)
T(X):x点の予測式により求められたタイコ化 α:長さ方向圧延比(−製品長さ/スラブ長)Hf:最
終製品板厚 Wニスラブ幅 一方、このプロフィール変化量h(×)を得るためのロ
ール開度の修正量S(×)は次式により求められる。 S (x ) −h(x )/β ・
・・・・・・・・ (2)β:圧延機の剛性、ロール撓
み等を考慮した影響係数 このロール開度の修正量S(×)によって圧延された鋼
板の平面形状を、圧延した後平面形状認l装置で測定し
、実際のタイコ化T* (X)を得る。 平面形状認識装置としては、圧延後鋼板の平面形状を全
長に亘って精度良く自動的に測定し得る、ものであれば
特に限定されない。具体的には、先後端部形状及び板幅
等を検出する幅検出装置、板長さを検出する長さ測定装
置、板幅、板長さ等の検出信号を実寸法に換算する形状
特性演算装置、これらの各装置等からの信号を送る情報
伝送装置、及びこれらの各装置をコントロールし、トラ
ッキングを制御する制御装置等から構成されるものを採
用することができる。 本発明に係る制御は、いわゆるリアルタイム制御ではな
いため、この形状認識装置の設置位置は圧延機直侵から
剪断ライン最上流の間のどの位置でもよいが、制御性の
向上を図るためには圧延機の近傍が望ましい。 実際に生じたタイコ化TR(X)は、予測タイコ化T(
X)から決定されたプロフィール変化量h(×)の実制
御での不足分Δh(x )とタイコ化予測量の誤差ΔT
t: (X)とによるものと考えられる。これらを前記
(1)式に対応づけて書くと次式のようになる。 h*(X)+Δh(x)+ΔhE(X)= (T*
(X) + Δ’r (X) +Δ Tl:
(X) )×α・Hf/W ・・・・
・・・・・(3)hp (x )+Δ h(x ) −
h(x ) ・−・−(4)TR(X)+ΔT (X)
−T (X)・・・・・・(5)hR(X ) :実
績プロフィール変化量Δh(x ) :プロフィール変
化量不足分子R(X) : h* (X )ニ対応ス
ルタイコ代ΔT(X):Δh(x)に対応するタイコ化
ΔTε(X):タイコ代予測の誤差 ΔhE (X ) :ΔTE (X)に対応するプロフ
ィール変化量 形状認!i1装置で′測定されるタイコ化は、第4図中
のTM(X)であり、このTM (X)は次式のように
表わすことができると考えられる。 TM(X)−AT (X)+ΔTt (X) ・・・(
6)ここで、AT (X)は、(7)式のように示され
ると考えられ、又、(4)式よりΔh(×)は既植であ
るから、この(7)式からAT(X)が求まり、TM
(X)からAT(X)を分離して、即ち(8)式に基づ
いてΔTε(X)を求めることができる。 AT(X)−Δh(x )−W/a−Hf−(7)ΔT
t: (X) =TM(X)−AT (X) =TM(X)−Δh(X ) ・W/(X ・Hf・・
・・・・・・・(8) 以上より、前回の圧延における制御ではΔh(X)とΔ
TE (X)に応じた、次式に示すような変化量Δtl
):(X)が不足していたと判断することができる。 Δ hE (x) 一ΔTE (X) ・ α ・ Hf、/W−TM
(X) ・ a ・ Hf 、/W−Δ h(
x)・・・・・・・・・ (9) そこで、矩形化を図るために、次回以降の同種の圧延材
に対するプロフィール変化量の決定に際して、これらの
情報を学習させることにより、精度の向上を図ることが
できる。 以上の制御をフローチャートで表わすと第5図のように
なる。 なお、Δh(x)の不足は、ロール開度差5(X)の不
足、即ち(2)式のβの不適が原因であるから、次回の
圧延材のβには前回の圧延材の実績β値(β<1.0)
の回帰によって得られるものを用いるようにすることに
より、圧下修正実施量の精度を高めることができる。 β−−h(x )/SR(X >・−−−−−−−−(
10)Sp (X ) :実績ロール開度差 943代予測誤差に関しては、前回の圧延材のΔh):
(x)を保存しておくことにより、タイコ代予測式内の
スラブ寸法、圧延寸法、幅出し比、圧下量等の条件に近
い圧延材の必要なプロフィール変化量h(x)にΔhi
−(X)を次式に示すように補正項として加え、形状制
御圧延を実施する。 h(x )+aΔhE(X ) = (11)なお、
上記(11)式においてaは緩和係数(予測から求めた
誤差精度を実際に何割反映させるかの決定係数:a<1
)である。 ΔhH(x)は条件の近いflFrの圧延材のものを用
いてもよいし、又、条件の近い圧延材の平均値を用いる
ようにしてもよい。更に、各条件によって回帰したもの
を用いることも可能である。
の実施例を詳細に説明する。 ここでは成形圧延最終パス時の形状制御について述べる
。 成形パスでの形状制御圧延実施のための単位長さ当りの
必要な厚さ方向のプロフィール変化量れ(X)は、次式
により求められる。 h(x )−(T(X)−a−Hr )/W”・(1)
T(X):x点の予測式により求められたタイコ化 α:長さ方向圧延比(−製品長さ/スラブ長)Hf:最
終製品板厚 Wニスラブ幅 一方、このプロフィール変化量h(×)を得るためのロ
ール開度の修正量S(×)は次式により求められる。 S (x ) −h(x )/β ・
・・・・・・・・ (2)β:圧延機の剛性、ロール撓
み等を考慮した影響係数 このロール開度の修正量S(×)によって圧延された鋼
板の平面形状を、圧延した後平面形状認l装置で測定し
、実際のタイコ化T* (X)を得る。 平面形状認識装置としては、圧延後鋼板の平面形状を全
長に亘って精度良く自動的に測定し得る、ものであれば
特に限定されない。具体的には、先後端部形状及び板幅
等を検出する幅検出装置、板長さを検出する長さ測定装
置、板幅、板長さ等の検出信号を実寸法に換算する形状
特性演算装置、これらの各装置等からの信号を送る情報
伝送装置、及びこれらの各装置をコントロールし、トラ
ッキングを制御する制御装置等から構成されるものを採
用することができる。 本発明に係る制御は、いわゆるリアルタイム制御ではな
いため、この形状認識装置の設置位置は圧延機直侵から
剪断ライン最上流の間のどの位置でもよいが、制御性の
向上を図るためには圧延機の近傍が望ましい。 実際に生じたタイコ化TR(X)は、予測タイコ化T(
X)から決定されたプロフィール変化量h(×)の実制
御での不足分Δh(x )とタイコ化予測量の誤差ΔT
t: (X)とによるものと考えられる。これらを前記
(1)式に対応づけて書くと次式のようになる。 h*(X)+Δh(x)+ΔhE(X)= (T*
(X) + Δ’r (X) +Δ Tl:
(X) )×α・Hf/W ・・・・
・・・・・(3)hp (x )+Δ h(x ) −
h(x ) ・−・−(4)TR(X)+ΔT (X)
−T (X)・・・・・・(5)hR(X ) :実
績プロフィール変化量Δh(x ) :プロフィール変
化量不足分子R(X) : h* (X )ニ対応ス
ルタイコ代ΔT(X):Δh(x)に対応するタイコ化
ΔTε(X):タイコ代予測の誤差 ΔhE (X ) :ΔTE (X)に対応するプロフ
ィール変化量 形状認!i1装置で′測定されるタイコ化は、第4図中
のTM(X)であり、このTM (X)は次式のように
表わすことができると考えられる。 TM(X)−AT (X)+ΔTt (X) ・・・(
6)ここで、AT (X)は、(7)式のように示され
ると考えられ、又、(4)式よりΔh(×)は既植であ
るから、この(7)式からAT(X)が求まり、TM
(X)からAT(X)を分離して、即ち(8)式に基づ
いてΔTε(X)を求めることができる。 AT(X)−Δh(x )−W/a−Hf−(7)ΔT
t: (X) =TM(X)−AT (X) =TM(X)−Δh(X ) ・W/(X ・Hf・・
・・・・・・・(8) 以上より、前回の圧延における制御ではΔh(X)とΔ
TE (X)に応じた、次式に示すような変化量Δtl
):(X)が不足していたと判断することができる。 Δ hE (x) 一ΔTE (X) ・ α ・ Hf、/W−TM
(X) ・ a ・ Hf 、/W−Δ h(
x)・・・・・・・・・ (9) そこで、矩形化を図るために、次回以降の同種の圧延材
に対するプロフィール変化量の決定に際して、これらの
情報を学習させることにより、精度の向上を図ることが
できる。 以上の制御をフローチャートで表わすと第5図のように
なる。 なお、Δh(x)の不足は、ロール開度差5(X)の不
足、即ち(2)式のβの不適が原因であるから、次回の
圧延材のβには前回の圧延材の実績β値(β<1.0)
の回帰によって得られるものを用いるようにすることに
より、圧下修正実施量の精度を高めることができる。 β−−h(x )/SR(X >・−−−−−−−−(
10)Sp (X ) :実績ロール開度差 943代予測誤差に関しては、前回の圧延材のΔh):
(x)を保存しておくことにより、タイコ代予測式内の
スラブ寸法、圧延寸法、幅出し比、圧下量等の条件に近
い圧延材の必要なプロフィール変化量h(x)にΔhi
−(X)を次式に示すように補正項として加え、形状制
御圧延を実施する。 h(x )+aΔhE(X ) = (11)なお、
上記(11)式においてaは緩和係数(予測から求めた
誤差精度を実際に何割反映させるかの決定係数:a<1
)である。 ΔhH(x)は条件の近いflFrの圧延材のものを用
いてもよいし、又、条件の近い圧延材の平均値を用いる
ようにしてもよい。更に、各条件によって回帰したもの
を用いることも可能である。
以上説明した通り、本発明によれば、圧延機の特性、あ
るいは圧延材の特性等の各要素をも含めて、実績データ
に基づいて次回以降の予測式がより適確化されてい(た
め、圧延が繰返される毎に、より精度の高い形状制御圧
延を行うことができるようになるという優れた効果が得
られる。
るいは圧延材の特性等の各要素をも含めて、実績データ
に基づいて次回以降の予測式がより適確化されてい(た
め、圧延が繰返される毎に、より精度の高い形状制御圧
延を行うことができるようになるという優れた効果が得
られる。
第1図は、本発明に係る厚板圧延における平面形状制御
方法の要旨を示す流れ図、第2因は、一般の厚板圧延に
おける圧延材の形状(タイコ代、クロップ代)を示す平
面図、第3図は、成形パスでの形状制御圧延の基本原理
を説明するための工程図、第4図は、形状認識装置によ
って測定した実タイコ代を示す平面図、第5図は、本発
明の実施例を示す流れ図である。 h(×)・・・厚さ方向のプロフィール変化量、47g
(X>・・・タイコ代予測の誤差、Δhε(×)・・・
ΔT+: (X)に対応するプロフィール変化量、 TM(X)・・・実測タイコ代。
方法の要旨を示す流れ図、第2因は、一般の厚板圧延に
おける圧延材の形状(タイコ代、クロップ代)を示す平
面図、第3図は、成形パスでの形状制御圧延の基本原理
を説明するための工程図、第4図は、形状認識装置によ
って測定した実タイコ代を示す平面図、第5図は、本発
明の実施例を示す流れ図である。 h(×)・・・厚さ方向のプロフィール変化量、47g
(X>・・・タイコ代予測の誤差、Δhε(×)・・・
ΔT+: (X)に対応するプロフィール変化量、 TM(X)・・・実測タイコ代。
Claims (1)
- (1)成形パス、幅出しパス、及び仕上げパスの圧延工
程を含む厚板圧延における、前記成形パス、幅出しパス
のうち少なくとも一方のパスで、厚板に厚さ方向のプロ
フィールの変化を与えることにより、圧延終了後の平面
形状を制御するようにした厚板圧延における平面形状制
御方法において、圧延終了後の厚板の平面形状を測定す
る手順と、該平面形状の測定情報に基づいて、次の厚板
圧延における前記厚さ方向のプロフィール変化量を補正
する手順と、 を含むことを特徴とする厚板圧延における平面形状制御
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60168252A JPS6228014A (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 | 厚板圧延における平面形状制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60168252A JPS6228014A (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 | 厚板圧延における平面形状制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6228014A true JPS6228014A (ja) | 1987-02-06 |
Family
ID=15864565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60168252A Pending JPS6228014A (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 | 厚板圧延における平面形状制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6228014A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9255070B2 (en) | 2004-01-23 | 2016-02-09 | Wako Pure Chemical Industries, Ltd. | Method of deuteration using mixed catalyst |
JP2016043415A (ja) * | 2014-08-20 | 2016-04-04 | Jfeスチール株式会社 | 厚鋼板の圧延方法および装置 |
-
1985
- 1985-07-30 JP JP60168252A patent/JPS6228014A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9255070B2 (en) | 2004-01-23 | 2016-02-09 | Wako Pure Chemical Industries, Ltd. | Method of deuteration using mixed catalyst |
JP2016043415A (ja) * | 2014-08-20 | 2016-04-04 | Jfeスチール株式会社 | 厚鋼板の圧延方法および装置 |
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