JPS62280071A - 受像材料および画像形成方法 - Google Patents

受像材料および画像形成方法

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JPS62280071A
JPS62280071A JP61124952A JP12495286A JPS62280071A JP S62280071 A JPS62280071 A JP S62280071A JP 61124952 A JP61124952 A JP 61124952A JP 12495286 A JP12495286 A JP 12495286A JP S62280071 A JPS62280071 A JP S62280071A
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JP61124952A
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English (en)
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Takashi Takeda
竹田 敬司
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/124Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein using pressure to make a masked colour visible, e.g. to make a coloured support visible, to create an opaque or transparent pattern, or to form colour by uniting colour-forming components
    • B41M5/132Chemical colour-forming components; Additives or binders therefor
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の分野] 本発明は、顕色剤を含む受像材料、およびそれを用いる
画像形成方法に関する。
[発明の背景1 顕色剤を含む受像材料は、様々な画像形成方法に用いら
れている。すなわち、顕色剤を含む受像材料は、発色シ
ステムとして発色剤が顕色剤に接触することにより発色
するシステムを用いる画像形成方法に使用することかて
きる。
上記発色システムを用いる画像形成方法には、感光型、
感熱型、感圧型、およびこれらの組合せを含む様々な方
式がある。特に感圧型の画像形成方法は、上記発色シス
テムおよび受像材料を使用する場合が多い。
また、特開昭52−89915号、同57−17983
6号、同5B−88739号、同58−88740号、
および同59−30537号各公報に記載の光重合型感
光記録材料、特開昭58−88739号公報に記載の光
分解型感光記録材料、あるいは特開昭61−69062
号、および同61−73145号各公報記載の光センサ
ーとしてハロゲン化銀を用いた感光記録材料も、上記の
ような受像材料を使用することかできる。すなわち、以
上のような感光記録材料は、像様に重合性化合物を重合
させるが、あるいは像様にポリマーの架橋を解離した後
、未重合の重合性化合物またはポリマーの解離により生
じた千ツマ−(以下、未重合の重合性化合物およびポリ
マーの解離により生じた千ツマ−をr重合性化合物1と
総称する場合がある)と共に発色剤を像様に顕色剤を含
む受像材料に転写する画像形成方法に使用することがで
きる。
顕色剤を含む受像材料の例としては、光沢のある画像が
得られる受像材料が特開昭60−259490号公報に
記載されている。上記受像材料(ii色剤シート)は、
支持体上に顕色剤層、そして顕色剤層上に熱可塑性重合
体顔料の不連続層を順次設けてなるものである。
[発明の要旨] 本発明の目的は、光沢性に優れた鮮明な画像が得られる
受像材料を提供することである。
また、本発明の目的は、得られた画像の保存性が良い受
像材料を提供することでもある。
さらに、本発明の目的の一つは、透明画像が得られる受
像材料を提供することでもある。
本発明は、微粒子状熱可塑性化合物と、該複数の微粒子
状熱可塑性化合物間に形成される空間に介在する顕色剤
からなる受像層を、支持体上に有する受像材料を提供す
るものである。
上記受像材料は、支持体上に、ハロゲン化銀、還元剤、
重合性化合物、および発色剤を含む感光層を有する感光
材料を、 像様露光してハロゲン化銀の潜像を形成し、像様露光と
同時に、または像様露光後に、現像処理を行ない、上記
潜像が形成された部分(または潜像が形成されない部分
)の重合性化合物を重合硬化させ、これにより硬化部分
の発色剤を不動化し、現像処理を行なった感光材料に、
微粒子状熱可塑性化合物と該複数の微粒子状熱可塑性化
合物間に形成される空間に介在する顕色剤からなる受像
層を支持体上に有する受像材料を重ね合せた状態で加圧
して、未硬化部分の発色剤を受像材料に転写し、これに
より発色剤と顕色剤を接触状態として発色させ、そして 受像材料を加熱することを特徴とする画像形成方法にお
いて特に好ましく用いることができる。
[発明の効果] 本発明の受像材料は、受像層が微粒子状熱可塑性化合物
と該複数の微粒子状熱可塑性化合物間に形成される空間
に介在する顕色剤からなることを特徴とする。
本発明の受像材料は、画像形成後、受像材料を加熱する
ことにより、発色した成分を含む透明な皮膜を支持体表
面に形成することができる。上記皮膜は支持体表面に単
一層として形成されるため、前述した特開昭60−25
9490号公報記載の顕色剤シートのように受像層を複
数の層から構成した場合と比較して、皮膜面から支持体
表面に至る光透過性が非常に高く、優れた光沢性を有し
ている。
さらに、本発明の受像材料の受像層表面は、上記微粒子
により適度の粗さを有しているため、転写による画像形
成が容易であり、特に発色剤の転写効率が高い。また、
受像層が顕色剤を含む単一の層で構成されているため、
転写された発色剤と上記顕色剤の接触が円滑に進行する
。従って、本発明の受像材料は、転写効率の高い鮮明な
画像を得ることかできる。
また、本発明の受像材料を用いて画像を形成すると、発
色した成分は皮膜中に封入される。このように、発色し
た成分は皮膜によりほぼ完全に保護されるため、空気中
の酸素や水分等の作用により劣化する恐れはほとんどな
い。従って、本発明の受像材料を用いて得られた画像は
、優れた保存性を有している。さらに、本発明の受像材
料は画像の定着性が良いため、発色した成分が脱落した
り、手に付着したりする恐れもほとんどない。従って、
本発明の受像材料は画像形成後の取り扱いか容易である
という利点も有する。
さらに、本発明の受像材料の支持体を光透過性を有する
材料で構成した場合には、透明画像が得られる。すなわ
ち、本発明の受像材料を用いて形成した画像は上記のよ
うに皮膜面から支持体表面に至る光透過性が非常に高い
ため、支持体を透明にすることで、容易に優れた透明画
像を得ることができる。
なお、前述したような発色剤を重合性化合物と共に転写
する画像形成方法において、画像形成後の受像材料の加
熱は重合性化合物の硬化処理(定着処理)としての意義
も有している。従って、本発明の受像材料は上記のよう
な画像形成方法に使用した場合、特に有利である。
[発明の詳細な記述] 本発明の受像材料の受像層を構成する熱可塑性化合物に
ついては特に制限はなく、公知の熱可塑性樹脂(プラス
チック)およびワックス等から任意に選択して用いるこ
とができる。ただし、熱可塑性化合物の融点は、30℃
乃至200℃であることが好ましく、50℃乃至150
℃であることがさらに好ましい。
本発明の受像材料に好ましく用いることがてきる熱可塑
性樹脂の代表的な具体例としては、ポリエチレン(好ま
しくは無定型)、ポリプロピレン(好ましくは無定型)
、スチレン−ブタジェン・コポリマー、スチレン−メチ
ルメタクリレート・コポリマー、ポリ酢酸ビニル、酢酸
ビニル−塩化ビニル・コポリマー、塩化ビニリデン−塩
化ビニル・コポリマー、塩化ビニリデン−アクリロニト
リル・コポリマー、ポリビニルブチラール、ポリビニル
ホルマール、酢酸ビチルーエチレン・コポリマー、ポリ
スチレン、スチレン−アクリロニトリル・コポリマー、
ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、メチルメタクリ
レート、メチルメタクリレート−メタクリレート・コポ
リマー、エチルアクリレート−アクリル酸・コポリマー
、ポリエチルアクリレート、ポリブチルアクリレート、
ポリブチルメタクリレート、スチレン−アクリレート・
コポリマー、ポリメチルアクリレート、2−エチルへキ
シルアクリレート−メタクリレート・コポリマー等を挙
げることができる。
また、ワックスの代表的な具体例としては、ロウ、みつ
ろう、カスターワックス、ステアリン酸、グリセリンモ
ノステアレート、ステアラミド、ステアリルアルコール
、バルミチン酸、固化油脂、固形脂肪等を挙げることが
てきる。
以上述べたような熱可塑性化合物は、微粒子状にて受像
層内に存在する。上記微粒子の平均粒子径は、0.05
7hm乃至1100JLであることが好ましく、0.1
1Lm乃至50#Lmであることがさらに好ましい。
なお、受像層は上記微粒子状熱可塑性化合物の凝集体と
して構成することが好ましい。
本発明の受像材料は、熱可塑性化合物を0.1乃至20
 g / m″の範囲で有することが好ましく、0.5
乃至10g/rn’の範囲で有することがさらに好まし
い。
本発明の受像材料の受像層は、顕色剤を含む。
すなわち、本発明の受像材料を用いる画像形成において
は、発色システムとして発色剤が顕色剤に接触すること
により発色するシステムを利用する。上記発色システム
は、感度の高い鮮明な画像が得られる利点がある。
発色剤が顕色剤に接触することにより発色するシステム
には、二種以上の成分の間の酸塩基反応、酸化還元反応
、カップリング反応、キレート形成反応等により発色す
る種々のシステムが包含される。例えば、森賀弘之著「
入門・特殊紙の化学1(昭和50年刊行)に記載されて
いる感圧複写紙(29〜58頁)、アゾグラフィー(8
7〜95頁)、化学変化による感熱発色(118〜12
0頁)等の公知の発色システム、あるいは近畿化学工業
会主催セミナーr最新の色素化学−機能性色素としての
魅力ある活用と新展開−」の予稿集26〜32頁、(1
980年6月19日)に記載された発色システム等を利
用することができる。
具体的には、感圧紙に利用されているラクトン、ラクタ
ム、スピロピラン等の部分構造を有する発色剤と酸性白
土やフェノール類等の酸性物質(酸性顕色剤)からなる
発色システム:芳香族ジアゾニウム塩やジアゾタート、
ジアゾスルホナート類とナフトール類、アニリン類、活
性メチレン類等とのアゾカップリング反応を利用したシ
ステム:ヘキサメチレンテトラミンと第二鉄イオンおよ
び没食子酸との反応やフェノールフタレインーコンブレ
クラン類とアルカリ土類金属イオンとの反応などのキレ
ート形成反応ニステアリン酸第二鉄とピロガロールとの
反応やベヘン酸銀と4−メトキシ−1−ナフトールとの
反応などの酸化還元反応:本出願人による昭和61年4
月25日出願(1)のr感光材料および画像形成方法」
に記載されているトリアゼン化合物と、酸性顕色剤およ
びカプラーとの反応等が利用できる。
本明細書においては、以上の述べたような発色システム
に用いられている2以上の成分の組合せのうち、色原体
に相当する成分な「発色剤1、他の成分をr顕色剤」と
称する。従って、上記各発色システムにおいて、本明細
書における「顕色剤Jには、酸塩基反応の酸性顕色剤、
酸化還元反応の酸化剤あるいは還元剤、カップリング反
応のカプラー、キレート形成反応のキレート化剤等が含
まれる。
以上述べたような顕色剤およびそれを用いる発色システ
ムは、単独で用いてもよいし、2種類以上を併用しても
よい。また、上記発色システムの例にも示されているよ
うに、2以上の成分の組合せを顕色剤として機能させて
もよい。
本発明の受像材料において顕色剤は、複数の微粒子状熱
可塑性化合物間に形成される空間に介在させる。顕色剤
は、微粒子状熱可塑性化合物の内部、受像層の上側(受
像層の表面側)、および受像層の下側(支持体に面する
側)に極度に偏在しない限り、具体的な存在状態につい
ては、特に制限はない。例えば、顕色剤を熱可塑性化合
物の微粒子表面に吸着させてもよいし、後述するバイン
ダーを用いて上記微粒子間に形成される空間に介在させ
てもよい。なお、感圧紙用に利用される酸性顕色剤の場
合でかつ皮膜形成性がある場合は、バインダーを特に用
いる必要はない。
本発明の受像材料において顕色剤は、熱可塑性化合物1
g当り、0.01g乃至10gの範囲で用いることが好
ましく、0.1乃至1gの範囲で用いることかさらに好
ましい。
本発明の受像材料の受像層は、以上述べた微粒子状熱可
塑性化合物および顕色剤のみで構成することも可能であ
る(例えば、熱可塑性化合物の微粒子が凝集性を有し、
かつ顕色剤が微粒子表面に吸着する場合)。ただし、受
像層は一般にバインダーを含む構成とすることが好まし
い、受像層に用いることができるバインダーは、単独で
あるいは組合せて受像層に含有させることができる。バ
インダーには主に透明か半透明の親水性の化合物を用い
ることが好ましい。受像層に好ましく用いることができ
る親水性バインダーの例としては、ゼラチン、ゼラチン
誘導体、セルロース誘導体(カルボキシメチルセルロー
ス、メチルセルロース等)、デンプン、アラビヤゴムの
ような天然物質:ボリビニルアルコール、ポリビニルピ
ロリドン、アクリルアミド重合体等の水溶性のポリビニ
ル化合物を挙げることができる。また、特願昭61−5
3879号明細書記載の受像材料のように、バインダー
として酸素透過性の低いポリマーを用いてもよい。
本発明の受像材料においてバインダーは、熱可塑性化合
物1g当り、0.001g乃至1gの範囲で用いること
が好ましく、0.Ol乃至0.1gの範囲で用いること
がさらに好ましい。
受像材料の受像層は、上記バインダー以外にも他の任意
の成分を含む構成とすることができる。
他の任意の成分の例としては、染料または顔料、熱重合
開始剤、光重合開始剤等を挙げることができる。
染料または顔料は、受像層に文字、記号、枠組等を記入
する目的で、あるいは画像の背景を特定の色とする目的
で使用することができる。また、受像材料の表裏判別を
容易にすることを目的として、染料または顔料を受像層
に含ませてもよい。
上記染料または顔料としては、公知の様々な物質を使用
することができるが、染料または顔料が受像層中に形成
される画像を損なう恐れがある場合には、染料または顔
料の染色濃度を低くする(例えば、反射濃度を1以下と
する)が、あるいは、加熱または光照射により脱色する
性質を有する染料または顔料を使用することが好ましい
。加熱または光照射により脱色する性質を有する染料ま
たは顔料を含む受像層を有する受像材料については、本
出願人による昭和61年5月14日出願の「受像材料お
よび画像形成方法1の明細書に記載がある。
さらに、顔料として二酸化チタン、硫酸バリウム等の白
色顔料を加えた場合は、受像層を白色反射層として機能
させることができる。受像層を白色反射層として機能さ
せる場合、白色顔料は熱可塑性化合物1g当り、10g
乃至longの範囲で用いることが好ましい。
以上述べたような染料または顔料を受像層に含ませる場
合は、均一に含ませても、一部に偏在させてもよい。例
えば、後述する支持体を光透過性を有する材料で構成し
、受像層の一部に上記白色顔料を含ませることにより、
反射画像の一部分を投影画像とすることができる。この
ようにすることで、投影画像においては不必要な画像情
報も、白色顔料を含む受像層部分に反射画像として記入
しておくことができる。
本発明の受像材料の使用方法として、前述したような発
色剤を重合性化合物と共に転写する画像形成方法を予定
する場合には、受像層に光重合開始剤または熱重合開始
剤を含ませておくことかできる。すなわち、重合性化合
物の硬化処理(定着処理)の円滑な進行を目的として、
受像層に熱重合開始剤または光重合開始剤を添加するこ
とがてきる。なお、熱重合開始剤を含む受像層を有する
受像材料については特願昭61−55502号明細書に
、光重合開始剤を含む受像層を有する受像材料について
は特願昭61−3025号明細書にそれぞれ記載がある
受像層の層厚は、0.5乃至1100pであることが好
ましく、1乃至50μmであることかさらに好ましい。
本発明の受像材料は、以上述べたような受像層を支持体
上に設けてなるものである。なお、受像層上にさらに保
護層を設けてもよい。受像材料の支持体に用いることが
できる材料としては、ガラス、紙、上質紙、コート紙、
キャストコート紙、バライタ紙、合成紙、金属およびそ
の類似体、ポリエステル、アセチルセルロース、セルロ
ースエステル、ポリビニルアセタール、ポリスチレン、
ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート等のフ
ィルム、および樹脂材料やポリエチレン等のポリマーに
よってラミネートされた紙等を挙げることができる。な
お、受像材料の支持体として、紙等の多孔性の材料を用
いる場合には、特願昭61−52990号明細書記載の
受像材料のように一定の平滑度を有していることが好ま
しい。
また、透明画像を得るためには、支持体を光透過性を有
する材料で構成する必要がある。本発明の受像材料が優
れた透明画像を得ることができることについては、前述
した通りである。透明画像を得る場合、支持体の光透過
率は、30%以上であることが好ましく、50%以上で
あることがさらに好ましい。なお、透明な支持体を用い
た受像材料については特願昭61−52991号明細書
に記載がある。
受像材料は、様々な方法を用いて製造することができる
が、一般には熱可塑性化合物および顕色剤を含む受像層
の構成成分を、任意に溶媒を用いて、溶解、乳化あるい
は分散させた塗布液を調製し、そしてこの塗布液を前述
したような支持体に塗布することで容易に得ることがて
きる。例えば、熱可塑性化合物の微粉末を微粒子を顕色
剤を含む溶媒中に分散させた塗布液を調製することによ
り、微粒子状熱可塑性化合物および顕色剤からなる受像
層を容易に形成することができる。また、液状の熱可塑
性化合物を、顕色剤を含む溶媒中に分散させたラテック
スとして塗布液を調製しても、同様に微粒子状熱可塑性
化合物および顕色剤からなる受像層を形成することかで
きる。
なお、受像層にバインダーを含ませる場合には、適当な
溶媒にバインダーを溶解した溶液を調製し、このバイン
ダー溶液中に顕色剤を溶解または分散させ、さらに熱可
塑性化合物を添加する順序で塗布液を調製することが好
ましい。
以下余白 以下、本発明の受像材料の使用方法について説明する。
第1図は、本発明の受像材料の一態様(受像層がさらに
バインダーを含む態様)を示す断面模式図である。第1
図に示されるように、受像材料は、受像層lを支持体2
上に設けてなるものである。受像層は、微粒子状熱可塑
性化合物3が凝集してなり、さらに顕色剤を含むバイン
ダー4が微粒子間に介在している。
第2図は、発色剤の受像材料への転写の例を示す断面模
式図である。第2図に示される支持体5および発色剤を
含む層6から構成される像形成材料は、発色剤が転写可
能である部分7を像様に有している。この像形成材料と
本発明の受像材料を密着して加圧することにより、上記
7の部分の発色剤が受像層lに像様に移動し、発色剤が
移動した部分8において顕色剤と発色剤が接触状態とな
り像様に発色する。
第3図は、画像形成後、さらに受像材料を加熱した状態
を示す断面模式図である。第3図に示されるように、受
像層lは、熱可塑性化合物の微粒子が溶融、合着して、
像様に発色した部分9を含む均一で透明かつ光沢のある
皮膜となる。
以上述べたように、本発明の受像材料は、受像材料に発
色剤を像様に転写して画像を形成しく画像形成について
は後述する)、そして画像が形成された受像材料を加熱
して使用する。受像材料の加熱方法としては、従来公知
の方法を用いることができる。また、受像材料を加圧し
ながら加熱してもよい(例、下記のヒートローラーを用
いる方法)。
加熱方法としては、ホットプレートなどの熱板あるいは
ドラムに受像材料を直接触れさせたり、ヒートローラー
を用いて搬送しながら加熱してもよい。
また高温に加熱した空気を用いたり、高周波加熱やレー
ザービームにより加熱することもてきる。受像材料の種
類によっては、赤外線ヒーターを用いて加熱することも
てきる。更に電磁誘導により発生する渦電流を利用して
加熱する方法を応用することもできる。
また、不活性の液体、たとえばフッ素系の液体を加熱し
たバス中で画像が形成された受像材料を加熱しても良い
更に、上記の加熱手段とは別に加熱源を受像材料にもた
せることで加熱してもよい。たとえば、カーボンブラッ
クやグラファイトなどの導電性粒子の層を受像材料中に
もたせ、通電した時に発生するジュール熱を利用しても
よい。
形成された画像を構成する成分が空気酸化の影響をうけ
やすい場合には、加熱に際して加熱部周辺の脱気または
不活性ガスへの置換を実施することが有効である。また
、受像層表面を空気側にして加熱する場合には、水分、
揮発成分の蒸発を防いだり、保温の目的で材料表面にカ
バーを取り付けて加熱する方法も有効である。
加熱温度は一般に50℃乃至200°Cであることが好
ましく、80℃〜150℃であることがさらに好ましい
。また、加熱時間は一般に1秒乃至5分であることが好
ましく、15秒乃至1分てあることかさらに好ましい。
また、受像材料を加圧しながら加熱する場合、その圧力
は1000kg/crn′以下であることが好ましく、
500 k g/crn’以下であることがさらに好ま
しい。
以上のようにして、本発明の受像材料の受像層を画像が
封入された透明かつ光沢のある皮膜に変化させることが
できる。
なお、前述したように発色剤を重合性化合物と共に転写
する画像形成方法においては、受像材料の加熱は、重合
性化合物の硬化処理(定着処理)としての意義も有して
いるため、本発明の受像材料の使用方法として特に有利
である。重合性化合物の硬化処理を目的として受像材料
を加熱する画像形成方法については特願昭61−555
01号明細書にそれぞれ記載がある。
以下余白 本発明の受像材料の受像層に画像を形成する方法として
は、発色剤を像様に転写するものであれば、前述した様
々な画像形成方法(特に感圧紙等を用いる感圧型の画像
形成方法)、公知の印刷技術1手書き等を含むほとんど
全ての画像形成方法および記録方法を適用することがで
きる。いずれの画像形成方法を用いる場合においても、
本発明の受像材料は、支持体上に画像が封入された透明
かつ光沢のある皮膜を形成することができる。
前述したように本発明の受像材料の使用方法として特に
有利な画像形成方法は、発色剤を重合性化合物と共に転
写する画像形成方法である。上記画像形成方法の例とし
ては、前述した特開昭52−89915号、同57−1
79836号、同58−88739号、同5B−887
40号、および同59−30537号各公報に記載の光
重合型感光記録材料を用いる方法、特開昭57−178
36号、および同5B−88739号各公報に記載の光
分解型感光記録材料を用いる方法、および特開昭61−
69062号、同61−73145号各公報記載の光セ
ンサーとしてハロゲン化銀を用いた感光記録材料を用い
る方法を挙げることかできる。これらの内では、感度の
点で光センサーとしてハロゲン化銀を用いる方法がさら
に好まし。
い。
すなわち、特に好ましい画像形成方法の例としては、本
発明の受像材料、および光センサーとしてハロゲン化銀
を用いた感光記録材料を用いる画像形成方法を挙げるこ
とができる。
上記方法は、支持体上に、ハロゲン化銀、還元剤、重合
性化合物、および発色剤を含む感光層を有する感光材料
を、 像様露光してハロゲン化銀の潜像を形成し、像様露光と
同時に、または像様露光後に、現像処理を行ない、上記
潜像が形成された部分(または潜像が形成されない部分
)の重合性化合物を重合硬化させ、これにより硬化部分
の発色剤を不動化し、現像処理を行なった感光材料に、
微粒子状熱可塑性化合物と該複数の微粒子状熱可塑性化
合物間に形成される空間に介在する顕色剤からなる受像
層を支持体上に有する受像材料を重ね合せた状態で加圧
して、未硬化部分の発色剤を受像材料に転写し、これに
より発色剤と顕色剤を接触状態として発色させ、そして 受像材料を加熱することを特徴とする画像形成方法であ
る。
以下、上記画像形成方法における像様露光、現像処理、
発色剤の受像材料への転写について説明する。
像様露光における露光方法としては、様々な露光手段を
用いることができるが、一般に可視光を含む輻射線の画
像様露光によりハロゲン化銀の潜像を得る。光源の種類
や露光量は、ハロゲン化銀の感光波長(色素増感を実施
した場合は、増感した波長)や、感度に応じて選択する
ことができる。また、原画は、白黒画像でもカラー画像
でもよい。
本発明の受像材料を用いる画像形成方法は、上記像様露
光と同時に、または像様露光後に、現像処理を行うこと
ができる。現像処理としては、特公開45−11149
号公報等に記載の液体を用いた現像処理を行なうことも
できる。また、熱現像処理を行なう特願昭59−191
353号明細書記載の方法は、乾式処理であるため、操
作が筒便であり、短時間で処理ができる利点を有してい
る。従って、画像形成方法における現像処理としては、
後者が特に好ましい。
上記熱現像処理における加熱方法としては、従来公知の
様々な方法を用いることができる。また、特願昭60−
135568号に明細書記載の感光材料のように、感光
材料に発熱体層を設けて加熱手段として使用してもよい
。加熱温度は一般に80℃乃至200℃、好ましくは1
00”C乃至160℃である。また加熱時間は、一般に
1秒乃至5分、好ましくは5秒乃至1分である。
本発明の受像材料を用いる画像形成方法は、上記のよう
に現像処理を行い、ハロゲン化銀の潜像が形成された部
分または潜像が形成されない部分のいずれかの部分の重
合性化合物を重合化させることができる。なお1画像形
成方法においては、一般に上記現像処理において、ハロ
ゲン化銀の潜像が形成された部分の重合性化合物が重合
するが、特願昭60−21065号明細書記載の感光材
料のように、感光材料に用いる還元剤の種類や量等を調
整することで、ハロゲン化銀の潜像が形成されない部分
の重合性化合物を重合させることも可能である。以上の
ようにして潜像が形成された部分(または形成されない
部分)の重合性化合物を重合硬化させることにより、硬
化部分の発色剤が不動化される。
本発明の受像材料を用いる画像形成方法においては1以
上のように現像処理を行なった感光材料に、本発明の受
像材料を重ね合せた状態で加圧することにより、未硬化
部分の発色剤を受像材料に転写し、これにより発色剤と
顕色剤を接触状態として発色させ、受像材料上に色画像
を得ることができる。上記加圧手段については、従来公
知の様々な方法を用いることができる。また、受像材料
を用いた画像形成方法一般については、特願昭60−1
21284号明細書に記載がある。
本発明の受像材料に適用することができる上記光センサ
ーとしてハロゲン化銀を用いた画像形成方法、および上
記画像形成方法に用いることができる感光材料について
は、前述した一連の画像形成方法および感光材料に関す
る出願明細書以外にも、特願昭60−22980号、同
60−29894号、同60−68874号、同60−
117089号、同60−139746号、同6〇−1
41799号、同60−218603号、同60−22
6084号、同60−227527号、同60−227
528号、同60−261888号、同60−2943
37号、同6〇−294338号、同60−29433
9号、同60−294340号、同60−294341
号、同61−3024号、同61−5751号、同61
−11556号、同61−13181号、同61−20
438号、同61−25576号、同61−25577
号、同61−25578号、同61−38510号、同
61−38511号、同61−38512号、同61−
42746号、同61−42747号、同61−529
88号、同61−52989号、同61−52989号
、同61−52992号、同61−52993号、同6
1−52994号、同61−52995号、同61−5
2996号、同61−53871号、同61−5387
2号、同61−53873号、同61−53874号、
同61−53875号、同61−53876号、同61
−53877号、同61−53878号、同61−53
880号、同61−53881号、同61−55504
号、同61−55505号、同61−55506号、同
61−55507号、同61−55508号、同61−
55509号、同61−55510号、本出願人による
昭和61年4月25日出願(2)および(3)のr感光
材料1、および本出願人による昭和61年5月6日出願
のr感光材料1の各明細書に記載がある。
本発明の受像材料、およびそれを用いる画像形成方法は
、白黒あるいはカラーの撮影およびプリント、印刷、刷
版、X線撮影、医療診断用撮影(例えば、超音波診断機
CRT撮影)、コンピューターグラフィックハードコピ
ー、複写機等を含むほとんど全ての画像形成方法および
画像記録方法の分野に適用することができる。
以下の実施例により本発明をさらに具体的に説明するが
、本発明はこれらに限定されるものではない。
以下余白 [実施例1] 受像材料の作成 下記の組成よりなる塗布液を調製した。
ポリエチレン粉体 (平均粒子径:約10JLm)   6gサリチル酸亜
鉛         4gポリビニルアルコール (平均重合度:約500) の2重量%水溶液     18g エタノール           6g上記塗布液を、
秤量43g/rn’のアート紙上に、乾燥膜厚が約15
JLmになるように塗布、乾燥して受像層を形成し本発
明に従う受像材料を作成した。
[実施例2] 感光性組成物の調製 下記の組成よりなる均一な混合物を調製して油相とした
トリメチロールプロパン トリアクリレート       20g3−ジメチルア
ミノ− 6−メチル−7− アニリノフルオラン       1gアゾビスイソブ
チロニトリル  1.2gエチルセルロースの 10重量%アセトン溶液     4g上記混合物に下
記の組成よりなるハロゲン化銀乳剤を含む混合物を加え
て、室温化で10分間攪拌し、ハロゲン化銀乳剤を乳化
した。
塩臭化銀乳剤(塩素/臭素モル比 1/1の塩臭化銀を10重量%、 ゼラチンを7重量%含む)   6.Ogp−ドデシル
ベンゼン スルフォン酸ナトリウムの 5重量%水溶液       0.6g上記攪拌を継続
しながら、アセトンを蒸発させて、ハロゲン化銀乳剤を
芯物質とするマイクロカプセルを含む感光性組成物を調
製した。
二重マイクロカプセル液の調製 以上のように調製された感光性組成物の全量を、下記の
組成よりなる水性溶媒中に加えて、40℃で10分間攪
拌して乳化した。
ゼラチンの10重量%水溶液   20gカルボキシメ
チルセルロースの 2重量%水溶液        40gp−ドデシルベ
ンゼン スルフォン酸ナトリウムの 5重量%水溶液         1g上記乳化物に、
さらに無水硫酸ナトリウムの20重量%水溶液Logを
10分間かけて滴下し次いで、カルボキシメチルセルロ
ースの2重量%水溶液30gを加え、さらに、無水硫酸
ナトリウムの20重量%水溶液10gを10分間かけて
滴下してゼラチンカプセル壁を形成した。そして、水3
0gを加えて5℃で10分間冷却したのち、ジメチロー
ル尿素の3重量%水溶液5gを加えて均一に混合したの
ち、24時間室温で静置した。
以上のようにして、二重マイクロカプセル液を調製した
感光材料の作成 以上のように調製された二重マイクロカプセル液を用い
て、下記の組成の混合物を調製し、塗布液とした。
二重マイクロカプセル液    8.0gソルビトール
         0.3g4−メチル−4′− ヒドロキシメチル−1− フェニルピラゾリドンの 1重量%メタノール溶液   0.8gベンゾトリアゾ
ールの 2重量%メタノール溶液   0.3gトリエタノール
アミンの 10重量%メタノール溶液  0.5g以上のように調
製された塗布液を、ポリエチレンテレフタレートフィル
ム上に塗布、乾燥し、膜厚的101Lmの感光層を設け
た。
以上のようにして、感光材料を作成した。
画像形成およびその評価 以上のように得られた感光材料を、原稿を通して、ハロ
ゲンランプを用いて2000ルツクスの照度で1秒間、
像様露光したのち、125℃に加熱したホットプレート
に密着させて40秒間加熱現像した。次に、感光材料を
実施例1において作成した受像材料と重ねて、350 
k g / c m″の加圧ローラーを通したところ、
受像材料上に、原稿に対してポジ型である黒色の画像が
形成された。
受像層の表面は光散乱性を有していた。
次ぎに受像層表面を125℃に加熱したホットプレート
に密着させて30秒間加熱したところ、受像層は均一な
ポリマー皮膜となり、光沢のある明瞭な画像が得られた
[実施例2] 感光 マイクロカプセルの作成 10重量%のアラビアゴム水溶液25gn1゜下記の組
成からなる溶液27gを攪拌しながら加えた。
イソブチレン/無水マレイン酸 コポリマー         5.0gカセイソーダ 
        2.0g水            
        30.  Ogさらに、水40gを加
え、60°Cに加熱後、硫酸でpHを4.0に調整し、
攪拌しながら尿素6.6gと、レゾルシノール0.8g
を加え、pHを4.0に再調整して水相を作成した。
別に、下記の組成からなる溶液Aを調製した。
ペンタエリスリトール テトラアクリレート      50g3−ジメチルア
ミノ− 6−メチル−7− アニリノフルオラン       3g1.1’ −ア
ゾビス (l−シクロヘキサン カルボニトリル)        3g塩化メチレン 
         50gこれに、下記の組成からなる
混合液Bを加え、30°Cでホモジナイザーを用いて1
0分間高速攪拌(約1万回転/分)し、混合液Bを溶液
Aの中に乳化し、油相(W10エマルジョン)を作成し
た。
塩臭化銀乳剤 (塩素/臭素モル比1/1、 塩臭化銀を10重量%、 ゼラチンを7重量%含む)  20g ホルムアルデヒド の5重量%水溶液        2gベンゾトリアゾ
ール        2g上記の全油相を前記の全水相
中に加え、攪拌して、乳化し、W10/W二重エマルジ
ョンを調製し、60℃に加熱、撹拌しつつ37%(V/
V)ホルムアルデヒド水溶液を20g加えて、2時間を
攪拌を続けた。
次ぎに硫酸アンモニウムの5重量%水溶液を13g加え
、カセイソーダ水溶液てpHを9.0に調製し、3gの
重亜硫酸ナトリウムを加えてマイクロカプセル価を完了
した。カプセルの粒径は約51Lmであった。
11且■辺■裁 下記の組成物を良く攪拌して混合し、紙の上に液の膜厚
が約20μmになるように塗布、乾燥して感光材料を作
成した。
上記のマイクロカプセル スラリー            10gポリビニルア
ルコール (平均重合度的500) の10重量%水溶液       5gソルビトール 
        0.3gトリエタノールアミン   
  0.3g4−メチル−フェニル−3− ピラゾリドン0.3gを メタノール3gに溶かした溶液  3g画像形成および
その評価 以上のように得られた感光材料を、黒白のステップウェ
ッジ(光学濃度の段差0.3)を通して、ハロゲンラン
プを用いて50ルツクスの照度で2秒間露光したのち、
125℃に加熱したホットプレートに密着させて8秒間
加熱現像した。次に、感光材料を実施例1において作成
した受像材料と重ねて、350 k g / c rn
’の加圧ローラーを通したところ、画像露光された部分
に対応する6段のステップからなる黒色画像(ウェッジ
原稿に対してネガ型)が受像材料上に形成された。受像
層の表面は光散乱性を有していた。
次ぎに受像層表面を125℃に加熱したホットプレート
に密着させて30秒間加熱したところ、受像層は均一な
ポリマー皮膜となり、光沢のある明瞭な画像が得られた
[実施例4] 受像材料の作成 実施例1の受像材料の作成において用いた塗布液を厚さ
1100pのポリエチレンテレフタレート・フィルム上
に、乾燥膜厚が約15#1.mになるように塗布、乾燥
して受像層を形成し、本発明に従う受像材料を作成した
[実施例5] 画像形成およびその評価 実施例2において作成した感光材料および実施例4にお
いて作成した受像材料を用いて、実施例2と同様に受像
材料上に原稿に対してポジ型である黒色の画像を形成し
た。受像層の表面は光散乱性を有していた。
次ぎに受像層表面を125℃に加熱したホットプレート
に密着させて30秒間加熱したところ、受像層は均一か
つ透明なポリマー皮膜となり、鮮明な透明画像が得られ
た。
以上のように画像を形成した受像材料なOHPを用いて
スクリーンに投影したところ、鮮明な映像か得られた。
[実施例6] 画像形成およびその評価 感圧紙KAN−BAN・40W(富士写真フィルム■製
)の発色剤を含むマイクロカプセルが塗布された面と、
実施例3において作成した受像材料の受像層とを重ねて
、感圧紙の背面(マイクロカプセルが塗布された面の裏
かねて、印字する面)から、タイプライタ−および手書
きで画像(文字)を書込んだところ、受像材料上に黒色
の画像が得られた。受像層の表面は光散乱性を有してい
た。
次ぎに受像層表面を125℃に加熱したホットプレート
に密着させて30秒間加熱したところ、受像層は均一か
つ透明なポリマー皮膜となり、鮮明な透明画像が得られ
た。
以上のように画像を形成した受像材料を0)(Pを用い
てスクリーンに投影したところ、鮮明な映像が得られた
[実施例7] 受像材料の作成 第4図に示す厚さ1004mのポリエチレンテレフタレ
ート・フィルム表面のAIの部分に、実施例1の受像材
料の作成において用いた塗布液にローズベンガル(赤色
染料)O,1gを加えたものを乾燥膜厚が約15g、m
になる塗布、乾燥した。またA2の部分に、実施例1の
受像材料の作成において用いた塗布液にアクリジンイエ
ロー(黄色染料)0.1gを加えたものを同様に塗布、
乾燥した。さらにBの部分に、実施例1の受像材料の作
成において用いた塗布液に二酸化チタン微粉末3gを加
えたものを同様に塗布、乾燥した。以上のようにして支
持体上に受像層を形成し、本発明に従う受像材料を作成
した。
画像形成およびその評価 実施例6において用いた感圧紙と、以上のように作成さ
れた受像材料を用いて、実施例6と同様にして、受像材
料上のA1.A2およびBのそれぞれの部分に黒色の画
像を形成した。Bの部分の一部には、ボールペンを用い
て手書きで、さらに文字情報を記入した。以上のように
して、受像材料表面に第5図に示す反射画像が得られた
次ぎに受像層表面を125℃に加熱したホットプレート
に密着させて30秒間加熱したところ、受像層は均一な
ポリマー皮膜となった。第5図に示す反射画像自体に変
化はなかったが、AIおよびA2の部分は、それぞれ赤
および黄に一様に着色した上に画像が形成された透明画
像となった。
以上のように画像を形成した受像材料をOHPを用いて
スクリーンに投影したところ、第6図に示す投影画像が
得られた。第6図に示されるように、AIおよびA2の
部分が鮮明な映像として得られ、Bの部分は映らなかっ
た。従って、Bの部分には、投影画像としては不必要な
情報を反射画像として形成しておくことができる。
また、AIおよびA2の部分の着色の色相を。
画像情報の種類に応じて区別することにより、各情報を
記載した受像材料の分類のインデックスとすることがで
きた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の受像材料の一態様を示す断面模式図
である。 第2図は、発色剤の受像材料への転写の例を示す断面模
式図である。 第3図は、画像形成後、さらに受像材料を加熱した状態
を示す断面模式図である。 第4図は、実施例6の受像材料の作成において、受像層
を形成するための各塗布液を塗布する部分を示す平面図
である。 第5図は、実施例6において形成した受像材料上の反射
画像を示す平面図である。 第6図は、実施例5において形成した受像材料上の投影
画像を示す平面図である。 l:受像層 2:受像材料の支持体 3:微粒子状熱可塑性化合物 4:顕色剤を含むバインダー 5:像形成材料の支持体 6:発色剤を含む層 7:発色剤が転写可能である部分 8:発色剤が移動した部分 9:像様に発色した部分 Al:赤色染料を含む塗布液を塗布する部分A2:黄色
染料を含む塗布液を塗布する部分B:二酸化チタンを含
む塗布液を塗布する部分特許出願人  富士写真フィル
ム株式会社代 理 人  弁理士  柳 川 泰 男第
1図 第2図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、微粒子状熱可塑性化合物と、該複数の微粒子状熱可
    塑性化合物間に形成される空間に介在する顕色剤からな
    る受像層を、支持体上に有する受像材料。 2、受像層が上記微粒子状熱可塑性化合物の凝集体から
    なることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の受像
    材料。 3、上記受像層が、さらにバインダーを含むことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の受像材料。 4、上記熱可塑性化合物の融点が30℃乃至200℃で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の受像
    材料。 5、上記微粒子の平均粒子径が0.05乃至100μm
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の受
    像材料。 6、上記受像層の層厚が0.5乃至100μmであるこ
    とをを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の受像材料
    。 7、上記支持体が光透過性を有することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の受像材料。 8、支持体上に、ハロゲン化銀、還元剤、重合性化合物
    、および発色剤を含む感光層を有する感光材料を、 像様露光してハロゲン化銀の潜像を形成し、像様露光と
    同時に、または像様露光後に、現像処理を行ない、上記
    潜像が形成された部分の重合性化合物を重合硬化させ、
    これにより硬化部分の発色剤を不動化し、現像処理を行
    なった感光材料に、 微粒子状熱可塑性化合物と該複数の微粒子状熱可塑性化
    合物間に形成される空間に介在する顕色剤からなる受像
    層を支持体上に有する受像材料を重ね合せた状態で加圧
    して、未硬化部分の発色剤を受像材料に転写し、これに
    より発色剤と顕色剤を接触状態として発色させ、そして 受像材料を加熱することを特徴とする画像形成方法。 9、上記受像材料の加熱温度が、50℃乃至200℃で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第8項記載の方法
    。 10、加熱により現像処理を行なうことを特徴とする特
    許請求の範囲第8項記載の方法。 11、上記加熱による現像処理における加熱温度が、8
    0℃乃至200℃であることを特徴とする特許請求の範
    囲第10項記載の方法。 12、支持体上に、ハロゲン化銀、還元剤、重合性化合
    物、および発色剤を含む感光層を有する感光材料を、 像様露光してハロゲン化銀の潜像を形成し、像様露光と
    同時に、または像様露光後に、熱現像処理を行ない、上
    記潜像が形成されない部分の重合性化合物を重合硬化さ
    せ、これにより硬化部分の発色剤を不動化し、熱現像処
    理を行なった感光材料に、 微粒子状熱可塑性化合物と該複数の微粒子状熱可塑性化
    合物間に形成される空間に介在する顕色剤からなる受像
    層を支持体上に有する受像材料を重ね合せた状態で加圧
    して、未硬化部分の発色剤を受像材料に転写し、これに
    より発色剤と顕色剤を接触状態として発色させ、そして 受像材料を加熱することを特徴とする画像形成方法。 13、上記受像材料の加熱温度が、50℃乃至200℃
    であることを特徴とする特許請求の範囲第12項記載の
    方法。 14、上記熱現像処理における加熱温度が、80℃乃至
    200℃であることを特徴とする特許請求の範囲第12
    項記載の方法。
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