JPS62278931A - 合成樹脂シートおよび合成樹脂シートを間仕切り材に使用する防虫方法 - Google Patents

合成樹脂シートおよび合成樹脂シートを間仕切り材に使用する防虫方法

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JPS62278931A
JPS62278931A JP12184386A JP12184386A JPS62278931A JP S62278931 A JPS62278931 A JP S62278931A JP 12184386 A JP12184386 A JP 12184386A JP 12184386 A JP12184386 A JP 12184386A JP S62278931 A JPS62278931 A JP S62278931A
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菅原 教泰
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (イ)産業上の利用分野 この発明はシート、詳細には防虫効果を有するソートお
よびシートを間仕切り材に使用する防虫方法に関する。
(c7)従来の技術 昆虫が、光の刺激に対して飛行するすう光性を有するこ
とは特開昭55−23921r節足動物の活動抑制方法
及びその資材」などで知られている。そして、光の波長
と昆虫の感応度(視認度)は、第1図に示す関係にある
ことら知られている。そして、更にヒトの視認度も第1
図に示すような光の波長との関係にあることも知られて
いる。
即ち、第1図の昆虫のすう光面線、およびヒトのすう光
面線を比較すれば理解されるように、昆虫の感応度のピ
ークは紫外線領域の350〜360nmにあり、この間
の光に感応して活動するものが多い。しかし、同時に4
00〜550nm付近のヒトの可視光線領域の光に感応
して活動するものも有り、そのピークは紫外線領域にあ
るピークよりは低いが、470〜480na+付近に有
る。他方ヒトの視感度は、第1図に示すように、600
nm付近にピークを有する。
例えば、昆虫における光の波長に体する感応度の極大値
としては、以下のものが知られれている。
ところで、一般の合成樹脂ドアカーテンは、第2図にそ
の分光透過率を示すように、昆虫のすう光性を有する紫
外線領域の光の透過を阻止するものではない。そのため
室内で紫外線を含む昼間光、−投雪光灯を光源としてい
る工場、一般家屋等の外部との間仕切り材として、従来
の一般のドアカーテンを使用すると、昆虫のすう光性に
より、特に夏季にはドアカーテンに昆虫が集まる。そし
て、ドアカーテンの開閉に伴い室内に飛び込み、室内作
業の妨害、汚染を行う。
そこで、仕切り材に使用するシートに光透過率を抑制す
る作用をもたせることが提案された。そのようなソート
としては、前出実開昭55−23921r節足動物の活
動抑制方法及びその資材」記載のシートが知られている
。この種のシートは、370nm以下の波長(紫外線領
域)の光の透過を実質的に阻止するが、昆虫の感応度は
多少ではあるが紫外線領域に比べれば感応度が低くかつ
ヒトの可視光線である420口m以上の光は、むしろ実
質的に透過し、ヒトの視覚性を阻害しないようにするシ
ートである。すなわち、工場のドアカーテン等にこの種
シートを使用したとき作業員が工場内部をよく見えない
ため生ずる事故を防止するため、すなわち防虫効果を宵
しながらヒトの視認性を確保するためには、ヒトの可視
領域の波長の光の透過は実質上阻止する程度にしておく
必要かあるとηえられていた。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかしながら、可視光線領域の400〜550nm付近
に感応する昆虫ら存し、また、場所によってはそのよう
な種類の昆虫の多い場所らあるため、400〜550r
+m付近の波長の光の透過を全く阻止しないシートにお
いては、実際上防虫効果を有さないことを知見した。
他方、可視光線領域内の昆虫の感応度の出ろ400〜5
50nmの波長の光の通過を全て阻止しなくとも、40
0〜480nmの波長の光の透過率を30%以下とする
ことて、防虫に顕著な効果を有することら知見した。
さらに、520nm以上の波長の光の透過率は、50%
以上とすることで防虫効果を有するとともに、人間の視
認性ら向上されることを知見した。この発明はこれら発
明に基づく。
に)問題点を解決するための手段 すなわち、この発明は、3g0r++++以下の波長の
光の透過を実質上阻止し、400乃至480nmの波長
の光の透過率は30%以下とし、580nm以上の波長
の光の透過は実質上阻止しないことを特徴とするシート
および、所望の防虫空間と、それ以外の有昆虫空間とを
ソートからなる間仕切り材により間仕切り、防虫空間か
ら間仕切り材を介して有昆虫空間へ透過する光は、38
0nI+1以下の波長の光の透過は実質上阻止されてお
り、400乃至480nmの波長の光の透過率は30%
以下とし、580nm以上の波長の光の透過は実質上阻
止されていないことを特徴とするシートを間仕切り材に
使用する防虫方法を提供する。
09   実  施  例 この発明に使用するシートは無機素材または有機素材か
らなるフィルムまたは板状体から構成する。合成樹脂フ
ィルム又は板状体の合成樹脂材料としては熱可塑性合成
樹脂、例えば軟質又は硬質ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビ
ニリデン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレ
ン、ポリエステル、ポリアミド、ポリメチルメタクリレ
ート、ポリアクリレート、酢酸ビニール、ポリビニール
アルコール又はこれら重合体を主体とする共重合体、も
しくはブレンド物等が含まれる。
本発明のシートは又、必要に応じて、通常の各種樹脂添
加物、例えば可塑剤、滑剤、熱安定剤、帯電防止剤、防
滴剤、顔料、染料等を含むことができる。
この発明のシートは、溶融押出法、溶液流延法、カレン
ダー法等任會の方法によって製造して6よい。
また、シートは、他の合成樹脂シートの無機ソートに程
属してもよい。
ソートを使用した間仕切り材は、一枚のまま、窓、ドア
枠等に固定してもよいが、短冊状に切断し、両端を重複
しながら、上部を開口部縁に固定したドアカーテンであ
ってもよい。ドアカーテンは、工場出入口に取付け、保
温、保冷を目的とし、出入口が開きっばなしとなるのを
防ぐものである。
この発明において、380nm以下の波長の光の透過を
実質上阻止するには、紫外線吸収剤をシートに含有、あ
るいは塗布しておこなうこれら合成樹脂に配合し得る紫
外線吸収剤としては紫外線吸収剤の紫外線吸収能や使用
する合成樹脂との相容性等を考慮して広範囲の種類の中
から適宜選択使用することができろ。そして紫外線吸収
剤としては以下のものが知られている(特開昭53−2
7539参照)。
(a)ハイドロキノン系 ハイドロキノン、 ハイドロキノンジザリチレート (b)サリチル酸系 フェニルサリチレート、パラオクヂルフェニサリチレー
ト (c)ベンゾフェノン系 2−ハイドロキシ−4−メトキノベンゾフェノン、2−
ハイドクキソー4−n−オ’yトキシベンゾフエノン、
2−ハイドロキン−4−メトキシ−2″−カルボキシベ
ンゾフェノン、2,4−ジハイドロキシベンゾフェノン
、2,2′−ジハイドロキンー4.4′ノメトキンペン
ゾフエノン、2−ハイドロギン−4−ベンゾイルオキソ
ベンゾフェノン、2.2′−ハイドワキソー4−メトキ
ソー5−スルホンベンゾフエノン、2.2′、4.4’
−テトラハイドロキシベンゾフェノン、2゜2′ハイド
ロキシ−4,=1’ノメトキノー5−ナトーリウムスル
ホベンゾフェノン、4−ドテンスオキンー2−ハイドロ
キンベンゾフェノン、2−ハイドロキノ−5−クロルヘ
ンゾフエノン (d)ペンゾトリアンール系 2−(2′−ハイドロキン−ぎ−メチルフェニル)ベン
ゾトリアゾール、2−(2’−ハイドロキン−5−メチ
ルフェニル)−5−カルボン酸ブチルエステルベンゾト
リアゾーノペ 2−(τ−ハイドロキシーぎ−メチルフ
ェニル)−5,6−ジクロルベンゾトリアゾール、2−
(2′−ハイドロキン−5−メチルフェニル)−5−エ
チルスルホンベンゾトリアゾール、2−<2−ハイドロ
キン−5−第3ブチルフエニル)−5−クロルベンゾト
リアゾール、2−(2′−ハイドロキン−ゴー第3ブチ
ルフエニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ハイド
ロキシ−ぎ−アミルフェニル)ベンゾトリアゾール、2
−(27−ハイドロキシ−3′、 Eジメチルフェニル
)ベンゾトリアゾール、2−(2′−ハイドロキシ−3
′、キージメチルフェニル)−5−メトキシベンゾトリ
アゾール、2−(z−、エチル−4′−ヒドロキンフエ
ニル)ベンゾトリアゾール、2−(2′−ステアリルオ
キシ−3′、キージメチルフェニル)−5−メチルベン
ゾトリアゾール、2−(2−ハイドロキノ−5−カルボ
ン酸フェニル)ヘンシトリアゾールエチルエステル、2
−(2′−ハイドロキシ−3′−メチル−5−第3ブチ
ルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2′−ハイド
ロキシ−3′、 5’−ジ第3ブチルフェニル)−5−
クロル−ベンゾトリアゾール、2−(2′−ハイドロキ
シ−ぎ−メトキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−
(L;!ニーハイドロキシーぎ一フェニルフェニル)−
5−クロルベンゾトリアゾール、2−(2′−ハイドロ
キシ−ぎ−シクロへキシルフェニル)ヘンシトリアゾー
ル、2−(2′−ハイドロキシ−5−シクロへキシルフ
ェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2′−ハイドロキ
シ−5−シクロへキシルフェニル)ベンゾトリアゾール
、2−(2′−ハイドロキン−4’ 、 5’−ジメチ
ルフェニル)−5−カルボン酸ベンゾトリアゾールブチ
ルエステル、2−(2′−ハイドロキシ−3’ 、 5
’−ジクロルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2
−ハイドロキシ−4′、5゛−ジクロル)ベンゾトリア
ゾール、2−(2″−ハイドロキシ−3’ 、 E−ジ
メチルフェニル)−5−エチルスルホンベンゾトリアゾ
ール、2−(2′−ハイドロキシ−ぎ−フェニルフェニ
ル)ベンゾトリアゾール、2−(2′−ハイドロキシ−
5−メトキシフェニル)−5−メチルベンゾトリアゾー
ル、2−(2’−ハイドロキン−ゴーメチルフェニル)
−5−カルボン酸エステルベンゾトリアゾール、2−(
2゛−アセトキン−ぎ−メチルフェニル)ベンゾトリア
ゾール、2(2′ヒドロキン3゛、5′ジターンヤリブ
チルフエニル)5クロロベンゾトリアゾール。
これらの紫外線吸収剤のうち、ベンゾフェノン系及びベ
ンゾトリアゾール系のものが好適であり、就中ベンゾフ
ェノン系では、2.2゛−ジハイドロキシー4.4′−
ジメトキシベンゾフェノン、2.2′−ハイドロキシ−
4−メトキンベンゾフェノン及び2 、2′。
4.4′−テトラハイドロキンベンゾフェノンベンゾト
リアゾール系では2−(2’−ハイドロキン−5゛−メ
チルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ハイ
ドロキシーぎ−メチルフェニル)−5,13−ジクロル
ベンゾトリアゾール、2−(2′−ハイドロキン−ぎ−
第3ブチルフエニル)ベンゾトリアゾール、2−(2′
−ハイドロキノ−3′−メチル−5′−第3ブチルフエ
ニル)ベンゾトリアゾール、2−<r−ハイドロキノ−
3′、 5’−ジ第3ブチルフェニル)−5−クロル−
ベンゾトリアゾール及び2−(2’−ハイドロキシ−ぎ
−フェニルフェニル)−5−クロルベンゾトリアゾール
が有りjである。
特に好適な紫外線吸収剤は、式 原子である。] のベンゾトリアゾール誘導体である。
上記式(1)において、分岐鎖状のアルキフレ店(R4
)は、少なくとも1個の第2級又(ま第3級炭素原子を
有すること力(でき、一般(こ炭素原子数が8個までの
もの、さら1こ好ましく(よ炭素原子数3〜5個の低級
のらのである。力Xかる分岐鎖状のアルキル基として(
ま、IPIえ(fなどが挙げられ、特にtert−ブチ
ルが好適である。
また、直鎖状又は分岐鎖状のアルキル基(R,)として
は、一般に炭素原子数8までのらの、特に炭素原子数1
〜5個の低級のものが包含され、直鎖状アルキル基とし
ては例えばメチル、エチル、n−プロピル、n−ブチル
、n−ペンチル等が挙げられ、分岐鎖状アルキル基とし
てはR1について上記したものが挙げられる。就中メチ
ル基及びcert−ブチル基が好適である。さらに、ハ
ロゲン原子(X)としては中でも塩素原子が最ら好まし
い。
かくして、本発明において最も好適に使用し得る紫外線
吸収剤は、下記式 [式中、K、は炭素原子数3〜8個の分岐鎖状のアルキ
ル基を表し、R′、は炭素原子数1〜8gの直鎖状又は
分岐鎖状のアルキル基を表す] のベンゾトリアゾール誘導体である。
本発明において使用し得る前記式(1)及び(II)の
ベンゾトリアゾール誘導体の例を挙げれば次の通りであ
る。
2−(27−ヒドロキシ−3′、5″−ジイソプロピル
フェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、 2−(2′−ヒドロキシ−3′、 5’−ジtert−
ブチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、 2−(2゛−ヒドロキン−3′、5″−シイツブデルフ
ェニル)−5−クロロヘンシトリアゾール、 2−(2′−ヒドロキン−3’ 、 5’−ジイソアミ
ルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、 2−(2″−ヒドロキソ−3−、E−ジ1ert−アミ
ルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、 2−(2′−ヒドロキシ−3′−イソプロピルーデーメ
チルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、 2−(2”−ヒドロキン−3′−イソプロピル。
−5−ブチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾー
ル、 2−(2′−ヒドロキシ−3′−イソプロピル−5−オ
クチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、 2−(2′−ヒドロキシ−3′−イソプロピル−5−メ
チルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、 2−(2′−ヒドロキン−3′−イソブチル−ぎ−プロ
ピルフェニル)−5−クロロヘンシトリアゾール、 2−(2’−ヒドロキン−3′−イソブチル−5′−イ
ソアミルフェニル)−5−クロロベンシトリアゾール、 2−(2’−ヒドロキソ−3′−ten−ブチル−メチ
/l/ フェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール 2−(2′−ヒドロキシ−3′−Lcrt−ブチル−ぎ
−イソプロピルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾ
ール、 2−c2′−ヒドロキン−丁−tert−ブチル−ター
アミルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、 2−(2’−ヒドロキシ−3”−tert−ブチル−ぎ
−イソオクチルフェニル)−5−クロロヘンシトリアゾ
ール、 2−(2′−ヒドロキシ−3′−イソアミル−ぎ−メチ
ルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、 2−(2′−ヒドロキノ−3′−イソアミル−テープチ
ルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、 2−(2′−ヒドロキシ−ニーイソアミル−5’ −t
ert−アミルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾ
ール、 2−cr−ヒドロキン−3′−terL−アミル−5′
−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、 2−(2′−ヒドロキノ−3″−terL−アミル−5
′−イソブチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾ
ール、 2−(2′−ヒドロキシ−3′−LcrL−アミル−ぎ
−イソアミルフヱニル)−5−クロロヘンシトリアゾー
ル、 2−(27−ヒドロキシ−3′−イソヘギンルーデーメ
チルフェニル)−5−クロロヘンシトリアゾール、 2−(2′−ヒドロキン−3′−ネオヘプチル−ぎ−ブ
チルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール 2−(27−ヒドロキシ−3′−イソオクチル−ぎ−エ
チルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール。
これら紫外線吸収剤のうちで特に好適な乙のは、 2−(2’−ヒドロキシ−3” 、 5’−ジterL
−ブチル−フェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール
、及び 2−(2’−ヒドロキシ−3′−tert−ブチル−5
−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール である。
上記紫外線吸収剤の前記合成樹脂への配合量はシートの
材質や厚さ等に応じて広範囲に変えることができるが、
一般にシートを構成する合成樹脂と存在し得る可塑剤と
の合計量100P11Rに対して0.2PIIR乃至8
PIIR乃至、好ましくは0.2PIIR乃至2.5f
’1lrlの範囲とすることができる。
これら紫外線吸収剤を、シートを380nm以下の波長
の光の透過を実質的に阻止する程度に、練込みあるいは
塗布する。
−M 1日m & +−七z)\プr’lQnnmlご
I T M ’sh 旦/7”l fi、IAの透過を
実質的に阻止する」とは、380nm以下の波長の光を
100%完全に遮断するのみならず、最大限2%、好ま
しくは1%までに光の透過を押さえろことをいう。
この発明において、400乃至480nmの波長の光の
透過率を抑制するためには、黄、オレンノ系の顔料又は
染料をシートに自存又は塗布する。例えば以下のような
顔料、染料が挙げられる。
黄鉛、亜鉛黄、クロム酸バリウム、カドミウムイエロー
、黄色酸化鉄、黄土、チタン黄、鉛シアナミド、鉛酸カ
ルンウム、イソインドリノンイエロー、ローグミンレー
キ、アンスラキノンイエロー、ナフトールイエローS、
ハンザイエロー10G、ハンザイエロー5G、ハンザイ
エロー3G、ハシサイエロー61ハンザイエロー〇IN
、 ダイヤジンイエローC1ハンザイエローA、ハンザ
イエローRN、ハンザイエローR、ピグメントイエロー
ム1ベンノンンイエロー、ベンツ/ンイエローG1ヘツ
ジノンイエローG[しパーマネントイエローNCG、パ
ルカンファストイエロー5G、パルカンファストイエロ
ーR、タートラジンレーキ、キノリンイエローレーキ、
アンスラケンイエロー6GL、パーマネントイエローF
GL。
パーマネントイエロー1−(10G、パーマネントイエ
ロー11R,アンスラビリミノンイエロー 等のfな色糸顔料らしくは染料を挙げろことができる。
またこれらのうち好ましくは イソインドリノンイエロー、ローダミンレーキ、アンス
ラキノンイエロー、ハンザイエローIOC,ハンザイエ
ロー5G、ハシサイエロー3G、ハンザイエロー61ハ
ンザイエローGfl、ハンザイエローA、ハンザイエロ
ーIN、ハンザイエローR1ダイヤジンイエローG。
等を挙げることができる。
これら黄、オレンジ系顔料又は染料を、400乃至48
0nmの波長の光の透過率は30%以下とし、5Hnm
以上の波長の光の透過は実質上阻止しない程度に練込み
、あるいは塗布する。
400乃至480nmにおける波長の透過率は好ましく
は、15%以下である。更に、520nm以上の波長の
光の透過率は、50%以上とすることが好ましく、この
場合、ヒトの視認性はより確保される。580nm以上
の波長の光の透過は実質上阻止しない程度とすることで
、ヒトの視認性は確保する。
この明細書において158Qnm以上の波長の光を実質
的に透過する」とは、580nm以上の波長の光を10
0%完全に透過ずろ場合のみならず、580nm−及び
それ以上の波長の光を少なくと665%、好ましくは8
0%以上透過する場合をも包含することを意味する。 
これら顔料又は染料の配合餌は、顔料らしくは染料の種
類、使用する合成樹脂の種類、フィルムの厚さ等によっ
て変えることができるが、一般に0.001〜l0PI
IR,好ましくは0.1〜5PIIHの範囲が好適であ
る。
ここで得られたノートを使用した間仕切り材を、工場の
出入口のドアカーテンとして使用する。工場内では、昼
間光を使用しても、ドアカーテンを通った光は、昆虫の
視感度の高い紫外線領域ら無く、また、可視光線領域で
乙400乃至480nmの範囲では、透過率は30%以
下となっているため、防虫効果を有する。
さらに、520nm以上の波長の光の透過率は50%以
上となっているため、作業員の工場内を見る妨げとはな
らない。
(へ)発明の効果 この発明によれば、単に紫外線領域の光の透過を阻止す
るノートに比し、防虫効果を有し、かつヒトの視認性を
確保することが可能である。
(ト)  実施例及び比較例 実施例 ポリ塩化ビニル(P l 3 Q O)      l
 00 P It RDOP又はDMP(可塑剤)  
      65PIIRを機複合スズ系安定剤   
20〜3.0PIIRメチレンビスアミド(滑剤)  
  0.IPIIRヂヌビン326(紫外線吸収剤) 
   O,IPIIRイソインドリノンイエロー (黄色染料)         0.0260PIRロ
ーダミンレーキ (黄色染料)         Q、0215pHRア
ンスラキノンイエロー (’;It色染料)         0.0015P
IIR上記配合を混合し、押出法、またはカレンダー法
により、2mm厚のノートを得た。
このノートは、第3図に示すような分光透過率を存する
このノート(3)を、第4図に示すように、光源ランプ
(1)の周囲に固定し、光源ランプ(1)下に設置する
水槽(2)に、ソート(3)に当たって落下して捕獲す
る昆虫の敗を計算した。
光源ラップ(1)は、可視光線をカフ・トシ、紫外線を
発生するいわゆるブランクライト、及び紫外線及び可視
光線を発生する一般蛍光灯を使用してテストを行った。
比較例1(一般ソート) ポリ塩化ビニル(P1300)    l−00PII
RDOP             65PIIR有機
複合スズ系安定剤  2〜3.0PIIRメヂレンビス
アミド     0.1PHI?群青(顔料)    
    0.003PIIRこのシートを実施例と同様
に、光源ランプ(1)に固定してテストを行った。。
比較例2(紫外線除去防虫カーテン) l) ポリ塩化ビニル100PIIR,ジオクチルフタレート
(可塑剤)45PIIR、ジブチル錫マレート(熱安定
剤)1.5PIIR,ステアリン酸亜鉛(pA安定剤)
1.0PIIR、ステアリン酸(滑剤)0.1PIIR
、ソルビタンモノラウレート(無滴剤)1.0PIIR
及び2−(rヒドロキン−3′、ターンヤリ−ブチルデ
ーメチルフェニル)−5−クロロ13ンゾトリアゾール
(紫外線吸収剤)l。
511 It Rを相互に充分に混合し、押出法で3m
m厚のシートを得た。
このシートを実施例と同様に、光源ランプ(1)に固定
してテストを行った。
結  果 実施例、比較例1、比較例2の結果を以下に示す。
O・・・・・捕虫が少ない △ ・・・・・やや捕虫が多い X ・・・・・捕虫が多い ××・・・・・・捕虫がかなり多い ×××・・・・・激しく捕虫が多い 一般蛍光灯下では、実施例の方が比較例2よりも防虫効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、昆虫及びヒトのすう光度(視感度)を表す。 第2図は、一般シートの透過率を表す。 第3図は、この発明の実施例の透過率を表す。 第4図は、実験装置の概略を表す。 (1)・・・・光源ランプ、  (2)・・・・・水槽
、(3)・・・・・ノート 特許出願人   アキレス株式会社 代理人弁理士   安 原  正 2 同             安  原   正  義
゛ −碧製!1−j −寵索ti 特許法第30条の1項に規定する 発明であることを証する書面 ■)4 昭和61年5月27日 特許庁長官 宇 賀 道 部 殿 1 特許出願人 住所 東京都新宿区大京町22番地の5名称    (
007)アキレス株式会社代表取締役 殿 岡 政 雄 2  代  理  人 住所 東京都新宿区市谷船河原町11番地昭和61年4
月30日 アキレス株式会社が昭和61年4月30日に発行した「
アキレス株式会社 快適な作業環境をつくるアキレスの
ドアカーテン防虫タイプ」の商品カタログ 5 新規性を喪失するに至った発明 上記刊行物記載のドアカーテン 6 添付書類

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)380nm以下の波長の光の透過を実質上阻止し
    、400乃至480nmの波長の光の透過率は30%以
    下とし、580nm以上の波長の光の透過は実質上阻止
    しないことを特徴とするシート。
  2. (2)520nm以上の波長の光の透過率は50%以上
    である特許請求の範囲第1項記載のシート。
  3. (3)400乃至480nmの波長の光の透過抑制が黄
    、オレンジ系、顔料または染料による特許請求範囲第1
    項または第2項記載のシート。
  4. (4)所望の防虫空間と、それ以外の有昆虫空間とをシ
    ートからなる間仕切り材により間仕切り、防虫空間から
    間仕切り材を介して有昆虫空間へ透過する光は、380
    nm以下の波長の光の透過は実質上阻止されており、4
    00乃至480nmの波長の光の透過率は30%以下と
    し、580nm以上の波長の光の透過は実質上阻止され
    ていないことを特徴とするシートを間仕切り材に使用す
    る防虫方法。
  5. (5)シートから間仕切り材がドアカーテンである特許
    請求の範囲第4項記載のシートを間仕切り材に使用する
    防虫方法。
  6. (6)520nm以上の波長の光の透過率は50%以上
    である特許請求の範囲第4項、第5項記載のシートを間
    仕切り材に使用する防虫方法。
  7. (7)400乃至480nmの波長の光の透過抑制が黄
    、オレンジ系顔料または染料による特許請求の範囲第4
    項、第5項、または第6項記載のシートを間仕切り材に
    使用する防虫方法。
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