JPS6227882B2 - - Google Patents
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- JPS6227882B2 JPS6227882B2 JP54039256A JP3925679A JPS6227882B2 JP S6227882 B2 JPS6227882 B2 JP S6227882B2 JP 54039256 A JP54039256 A JP 54039256A JP 3925679 A JP3925679 A JP 3925679A JP S6227882 B2 JPS6227882 B2 JP S6227882B2
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- Japan
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- roll
- strip
- signal
- control
- rolling
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B37/00—Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
- B21B37/28—Control of flatness or profile during rolling of strip, sheets or plates
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B1/00—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
- B21B1/22—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling plates, strips, bands or sheets of indefinite length
- B21B1/30—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling plates, strips, bands or sheets of indefinite length in a non-continuous process
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B27/00—Rolls, roll alloys or roll fabrication; Lubricating, cooling or heating rolls while in use
- B21B27/06—Lubricating, cooling or heating rolls
- B21B27/10—Lubricating, cooling or heating rolls externally
- B21B2027/103—Lubricating, cooling or heating rolls externally cooling externally
-
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- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B2203/00—Auxiliary arrangements, devices or methods in combination with rolling mills or rolling methods
- B21B2203/18—Rolls or rollers
- B21B2203/187—Tilting rolls
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B2269/00—Roll bending or shifting
- B21B2269/02—Roll bending; vertical bending of rolls
- B21B2269/04—Work roll bending
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Metal Rolling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は金属ストリツプの圧延に関し、又金属
ストリツプを圧延する圧延機の操作方法に関する
ものである。
ストリツプを圧延する圧延機の操作方法に関する
ものである。
金属ストリツプの圧延中、もしストリツプを高
度に平坦にすべきならば、ストリツプの全幅に亘
る区域で相対的な減少が常に一定であるような方
法で、入つて来るストリツプの外形とロールの隙
間を合わせることが必要である。もし不適合が起
ると、部分的な減少の変化を引き起し、ひいては
ストリツプに長かつたり短かつたりするものを生
産するようになる。ひどい場合には、長さの変化
は圧延機の出口側でストリツプにねじれが見える
程にもなる。ストリツプの平坦さはストリツプの
全幅に亘る引張の配分に直接関係するものであ
り、このため圧延加工中に引張の配分を検知する
ことによつて、圧延されているストリツプの平坦
さの質について教示が得られるのである。
度に平坦にすべきならば、ストリツプの全幅に亘
る区域で相対的な減少が常に一定であるような方
法で、入つて来るストリツプの外形とロールの隙
間を合わせることが必要である。もし不適合が起
ると、部分的な減少の変化を引き起し、ひいては
ストリツプに長かつたり短かつたりするものを生
産するようになる。ひどい場合には、長さの変化
は圧延機の出口側でストリツプにねじれが見える
程にもなる。ストリツプの平坦さはストリツプの
全幅に亘る引張の配分に直接関係するものであ
り、このため圧延加工中に引張の配分を検知する
ことによつて、圧延されているストリツプの平坦
さの質について教示が得られるのである。
圧延機作業者には、圧延されているストリツプ
をより平坦にするために使える3つの調節方法が
ある。それらは、圧延ロールの曲げ制御、操向制
御、そしてロール温度制御である。現在の圧延に
使われる通常速度では、満足できるような平坦さ
の良質のストリツプ材を生産するために、作業者
がこれらの種々の制御を手動で行うのは困難であ
る。
をより平坦にするために使える3つの調節方法が
ある。それらは、圧延ロールの曲げ制御、操向制
御、そしてロール温度制御である。現在の圧延に
使われる通常速度では、満足できるような平坦さ
の良質のストリツプ材を生産するために、作業者
がこれらの種々の制御を手動で行うのは困難であ
る。
本発明の第一の形態によると、金属ストリツプ
を圧延する圧延機の作業方法に於いて、該圧延機
は、一対のロール組立と、該ロール組立を曲げる
装置と、圧延されたストリツプの全幅に亘つて位
置するいくつかのゾーンでストリツプの引張を検
知するためにロール組立の下流に位置する検知装
置とを持ち、その圧延機において該検知器からの
信号をほぼ継続的に使つて信号によつて表わされ
た圧延ストリツプの形に適合するような最良の相
称放物線を決め、また放物線のパラメータを用い
てパラメータをほぼ予定値に変えるような方法で
圧延曲げを調節する。
を圧延する圧延機の作業方法に於いて、該圧延機
は、一対のロール組立と、該ロール組立を曲げる
装置と、圧延されたストリツプの全幅に亘つて位
置するいくつかのゾーンでストリツプの引張を検
知するためにロール組立の下流に位置する検知装
置とを持ち、その圧延機において該検知器からの
信号をほぼ継続的に使つて信号によつて表わされ
た圧延ストリツプの形に適合するような最良の相
称放物線を決め、また放物線のパラメータを用い
てパラメータをほぼ予定値に変えるような方法で
圧延曲げを調節する。
都合上、圧延機はロール組立の両端間の差でロ
ール組立間の間隙を調節する装置を持ち、該検知
装置からの信号はほぼ継続的に使われて信号によ
つて表わされる圧延中のストリツプの形に適合す
るような最良の直線(以下に定義説明する)を定
め、この線のパラメータを使つてパラメータをほ
ぼ予定値に変るような方法でロールの間隙を差動
調節する。
ール組立間の間隙を調節する装置を持ち、該検知
装置からの信号はほぼ継続的に使われて信号によ
つて表わされる圧延中のストリツプの形に適合す
るような最良の直線(以下に定義説明する)を定
め、この線のパラメータを使つてパラメータをほ
ぼ予定値に変るような方法でロールの間隙を差動
調節する。
ロール曲げ装置及び間隙調節装置に加えて、圧
延機はロール集合体の温度をその全長に亘つて調
節する装置をも持ち、ストリツプの全幅に亘る引
張変化の上下値は全長に亘るロール集合体の温度
の局部的な調節によつて平均化される。
延機はロール集合体の温度をその全長に亘つて調
節する装置をも持ち、ストリツプの全幅に亘る引
張変化の上下値は全長に亘るロール集合体の温度
の局部的な調節によつて平均化される。
本発明の第2の形態によると、金属ストリツプ
を圧延する圧延機の操作方法に於て、ロール集合
体の全長に亘る温度を調節する装置と、圧延され
ているストリツプの全幅に亘つて位置するいくつ
かのゾーンでストリツプの引張を検知するために
ロール集合体の下流に位置する検知装置とを持つ
ような圧延機であり、この検知装置からの出力信
号をほぼ継続的に修正して零値になるようにし、
次に上下開始値を比較して、この比較結果によつ
てロール集合体の全長に亘る温度調節を制御す
る。
を圧延する圧延機の操作方法に於て、ロール集合
体の全長に亘る温度を調節する装置と、圧延され
ているストリツプの全幅に亘つて位置するいくつ
かのゾーンでストリツプの引張を検知するために
ロール集合体の下流に位置する検知装置とを持つ
ような圧延機であり、この検知装置からの出力信
号をほぼ継続的に修正して零値になるようにし、
次に上下開始値を比較して、この比較結果によつ
てロール集合体の全長に亘る温度調節を制御す
る。
圧延されるストリツプの全長に亘つて位置する
いくつかのゾーンでストリツプの引張を検知する
ためにロール集合体の下流側に位置する検知装置
には、ロウエイ・ロバートソン・エンジニアリン
グ・カンパニー・リミテツドによつてVIDIMON
という商標で販売されているシエイプメータが使
える。
いくつかのゾーンでストリツプの引張を検知する
ためにロール集合体の下流側に位置する検知装置
には、ロウエイ・ロバートソン・エンジニアリン
グ・カンパニー・リミテツドによつてVIDIMON
という商標で販売されているシエイプメータが使
える。
圧延機にかかる操向作動によつて、集合体のう
ち可動のロールが固定しているロールに関し傾斜
してストリツプの全幅に亘る減少に直線変化を生
じる。
ち可動のロールが固定しているロールに関し傾斜
してストリツプの全幅に亘る減少に直線変化を生
じる。
ロール曲げの基本効果の特徴はストリツプの中
央部の減少を増し、ストリツプの縁の減少を減ら
すことである。反対にロール曲げのマイナス面は
ストリツプの縁部の減少を増やしストリツプの中
央の減少も低下しうることである。
央部の減少を増し、ストリツプの縁の減少を減ら
すことである。反対にロール曲げのマイナス面は
ストリツプの縁部の減少を増やしストリツプの中
央の減少も低下しうることである。
制御目的でロールに対する加熱効果は2つの科
目に分類できる。
目に分類できる。
1…対称的クラウン(中高)効果
2…局部的撹乱
使用時には、熱膨張は他の部分よりもロールの
中央部でより大きく、ますます対称的に中高とな
る。圧延中様々の原因によつて局部的な平坦誤差
が生ずる。これらの誤差は、ロールの温度を局部
的に調節して誤差が生じた部分のロールの半径を
変えることによつて訂正される。普通ロールに冷
却剤を散布してロールを冷却するが、ロールを加
熱して局部的に温度調節することも可能である。
中央部でより大きく、ますます対称的に中高とな
る。圧延中様々の原因によつて局部的な平坦誤差
が生ずる。これらの誤差は、ロールの温度を局部
的に調節して誤差が生じた部分のロールの半径を
変えることによつて訂正される。普通ロールに冷
却剤を散布してロールを冷却するが、ロールを加
熱して局部的に温度調節することも可能である。
本発明をよりよく理解するために、添付の図面
を参照して、単なる例として説明する。
を参照して、単なる例として説明する。
第1図を参照すると、圧延機1は、それぞれバ
ツクアツプロール5によりバツクアツプされた一
対の作動ロール3を有する。ストリツプSは捲き
戻機7から捲取機9へ作動ロール間の隙間を通過
する。圧延機と捲取機9との間には、引張検知装
置としてVIDIMONシエイプメータ11が配置さ
れており、ストリツプの下面をシエイプメータに
押し付るとシエイプメータはストリツプの全幅に
亘つて複数の互いに間隔をおいた部分の引張度を
示す。圧延機には作動ロールの両端にロール間の
間隙を調節する装置12があつて、圧延機を通る
材料の操向を調節している。又、圧延機にはロー
ル曲げ装置13が設けられており、それによつて
作動ロールにプラス・マイナス両方のロール曲げ
を作用することができる。作動ロール及びバツク
アツプロールに沿つて近接して個別制御のスプレ
ーが複数個配置されており、このスプレーから作
動及びバツクアツプロールの局部に冷却剤がかけ
られる。
ツクアツプロール5によりバツクアツプされた一
対の作動ロール3を有する。ストリツプSは捲き
戻機7から捲取機9へ作動ロール間の隙間を通過
する。圧延機と捲取機9との間には、引張検知装
置としてVIDIMONシエイプメータ11が配置さ
れており、ストリツプの下面をシエイプメータに
押し付るとシエイプメータはストリツプの全幅に
亘つて複数の互いに間隔をおいた部分の引張度を
示す。圧延機には作動ロールの両端にロール間の
間隙を調節する装置12があつて、圧延機を通る
材料の操向を調節している。又、圧延機にはロー
ル曲げ装置13が設けられており、それによつて
作動ロールにプラス・マイナス両方のロール曲げ
を作用することができる。作動ロール及びバツク
アツプロールに沿つて近接して個別制御のスプレ
ーが複数個配置されており、このスプレーから作
動及びバツクアツプロールの局部に冷却剤がかけ
られる。
圧延されるストリツプの全幅に亘る様々な部分
における引張の電気信号表示はシエイプメータ1
1からシエイプメータ処理装置15へ供給され
る。この装置へは、材料の種類、幅、その他予定
の情報を供給することができる。この装置からは
信号が計算機16へ送られ、この計算機からの出
力はそれぞれ、ロール曲げやロールの操向と温度
変化の調節をするために用いられる。
における引張の電気信号表示はシエイプメータ1
1からシエイプメータ処理装置15へ供給され
る。この装置へは、材料の種類、幅、その他予定
の情報を供給することができる。この装置からは
信号が計算機16へ送られ、この計算機からの出
力はそれぞれ、ロール曲げやロールの操向と温度
変化の調節をするために用いられる。
自動操向制御システムは、圧延機の実験結果に
基づいている。制御される圧延機で実験を行うの
が理想的であるが、別の同種の圧延機で実験した
結果を使つてもよい。実験は圧延機が正常な操作
条件下で回転している時に行われ、ストリツプの
全幅に亘る引張配分の記録をシエイプメータから
とる。これら2つの測定形状は次に減算され(ポ
イント・バイ・ポイント・ベースで)、その結果
出た差を操向値の変化で割算して、操向変更によ
つて起る一単位毎の形状変化を出す。これを圧延
機に使われている幅、厚さ、材質、速度等全操作
範囲に亘つて繰り返す。
基づいている。制御される圧延機で実験を行うの
が理想的であるが、別の同種の圧延機で実験した
結果を使つてもよい。実験は圧延機が正常な操作
条件下で回転している時に行われ、ストリツプの
全幅に亘る引張配分の記録をシエイプメータから
とる。これら2つの測定形状は次に減算され(ポ
イント・バイ・ポイント・ベースで)、その結果
出た差を操向値の変化で割算して、操向変更によ
つて起る一単位毎の形状変化を出す。これを圧延
機に使われている幅、厚さ、材質、速度等全操作
範囲に亘つて繰り返す。
与えられた圧延条件下で実験によつて、ユニツ
ト操向変化につき形状変化Foが示されたと仮定
する。Foとはシエイプメータのn番目のチヤン
ネルでの引張変化ということであり、一組のN番
号Fo(ストリツプによりカバーされる全てのシ
エイプメータのチヤンネルに対応する)があつて
ストリツプの全幅に亘る形状変化を明確にしてい
る。だから、操向変化がxの時は形状変化はxFo
となる(線形性であるとする)。正常な圧延状況
下で、測定形状がxFoに類似しているならば、こ
の形状は操向作用で大いに訂正することが可能で
ある。しかしもしこの形状がxFoとは全く類似し
ていなければ、操向ではどうすることもできな
い。それ故、次に測定形状のうちxFoと同じ形式
を持つ構成分を滴出する必要がある。
ト操向変化につき形状変化Foが示されたと仮定
する。Foとはシエイプメータのn番目のチヤン
ネルでの引張変化ということであり、一組のN番
号Fo(ストリツプによりカバーされる全てのシ
エイプメータのチヤンネルに対応する)があつて
ストリツプの全幅に亘る形状変化を明確にしてい
る。だから、操向変化がxの時は形状変化はxFo
となる(線形性であるとする)。正常な圧延状況
下で、測定形状がxFoに類似しているならば、こ
の形状は操向作用で大いに訂正することが可能で
ある。しかしもしこの形状がxFoとは全く類似し
ていなければ、操向ではどうすることもできな
い。それ故、次に測定形状のうちxFoと同じ形式
を持つ構成分を滴出する必要がある。
そのため操向制御方法としては、現在の形状S
oに最も近似適合するxFo+kという形式の直線
を見つけることである。一定値kはストリツプの
固定引張レベルを表わし、Soに最適なものを得
るには等式にこれを含むことが必要である。しか
しこれは形状制御には何等関係ない(これはスト
リツプ全幅に亘る引張差にのみ関連する)。最適
な線の選択に普通用いられる基準は誤差面積合計
を最低限に抑えることであり、即ちΣ2 oであり、
そのうちEo=xFo+k−Soである。可変のx及
びkの価値は誤差面積合計を最低限に抑えるとい
う目的を果すように計画されなければならない。
このような工程計算によつて得られる結果はx=
ΣWoSoであり、そのうちWoは一組の重量因数
である。換言すると、xは測定形状値Soの直線
的合計であり、各価値Soに対応する重量因数Wo
を掛算する。注意すべきは、重量因数Woはスケ
ジユールによるものである。即ち異る幅、厚さ、
材質又は速度には種々の組のWoを用いなければ
ならないということである。
oに最も近似適合するxFo+kという形式の直線
を見つけることである。一定値kはストリツプの
固定引張レベルを表わし、Soに最適なものを得
るには等式にこれを含むことが必要である。しか
しこれは形状制御には何等関係ない(これはスト
リツプ全幅に亘る引張差にのみ関連する)。最適
な線の選択に普通用いられる基準は誤差面積合計
を最低限に抑えることであり、即ちΣ2 oであり、
そのうちEo=xFo+k−Soである。可変のx及
びkの価値は誤差面積合計を最低限に抑えるとい
う目的を果すように計画されなければならない。
このような工程計算によつて得られる結果はx=
ΣWoSoであり、そのうちWoは一組の重量因数
である。換言すると、xは測定形状値Soの直線
的合計であり、各価値Soに対応する重量因数Wo
を掛算する。注意すべきは、重量因数Woはスケ
ジユールによるものである。即ち異る幅、厚さ、
材質又は速度には種々の組のWoを用いなければ
ならないということである。
xの計算した数値は、形式Foに最も適合する
直線のパラメータを表わしている。そのため、そ
の数値は、操向作用で訂正可能な測定形状Soの
構成部として見做すことができる。測定形状を通
して最良の直線を見つけ出した後、パラメータx
は左手端に対し線の右手端の高さになるだろう。
しかし、曲線FがややS形となることもありえ
る。重要な点は、曲線適合に使われる形が実験で
得られたものと同じであるということである。最
良の直線とう言葉は、「実験から得た形式Foに最
も適合する曲線」と定義することができる。
直線のパラメータを表わしている。そのため、そ
の数値は、操向作用で訂正可能な測定形状Soの
構成部として見做すことができる。測定形状を通
して最良の直線を見つけ出した後、パラメータx
は左手端に対し線の右手端の高さになるだろう。
しかし、曲線FがややS形となることもありえ
る。重要な点は、曲線適合に使われる形が実験で
得られたものと同じであるということである。最
良の直線とう言葉は、「実験から得た形式Foに最
も適合する曲線」と定義することができる。
通常、目標は平坦形、即ちx=0である。しか
し場合によつては傾斜した形を目的とすることが
望しいときもある。例えばもしスリツプに亘つて
温度変化がある時や、或いは圧延機やシエイプメ
ータ又はコイル機の機構整備に誤りがあつた場合
には傾斜形が望まれる。それ故、要求される値x
(例えばXD)を出す傾斜制御器(例えば、目盛付
電位差計)を圧延機操縦者に持たせるのは慎重な
ことである。この制御器では中央の零(平坦形)
があり、XDはプラス、マイナスのいずれかであ
り操縦者が形状をいずれの方向にも傾斜できるよ
うにしている。
し場合によつては傾斜した形を目的とすることが
望しいときもある。例えばもしスリツプに亘つて
温度変化がある時や、或いは圧延機やシエイプメ
ータ又はコイル機の機構整備に誤りがあつた場合
には傾斜形が望まれる。それ故、要求される値x
(例えばXD)を出す傾斜制御器(例えば、目盛付
電位差計)を圧延機操縦者に持たせるのは慎重な
ことである。この制御器では中央の零(平坦形)
があり、XDはプラス、マイナスのいずれかであ
り操縦者が形状をいずれの方向にも傾斜できるよ
うにしている。
従つてオン・ライン操向制御システムが測定形
状Soを出して計算するとx=ΣWoSoとなる。
(この計算に於る条件の数はストリツプの幅、即
ちストリツプによつて覆われるシエイプメータ・
チヤンネルの数による。)次に要求する信号XDを
(操縦者の傾斜制御から)減算し誤差を出すe=
x−xDこの信号eは適当な制御器を介して操向
を制御するために使われる。しかしクローズド・
ループ・フイード・バツク・システムの反応時間
を適切にし、また安定性を確実にするために、こ
の“ゲイン”は正確にセツトされなければならな
い。ゲインの最適値は、幅、厚さ、材料そして速
度等の圧延パラメータによつて決る。この誤差e
は従つてスケジユールによつて決るゲイン因数と
掛合わせる。次に制御器に供給され、その出力は
操向を制御する。制御器パラメータは満足なシス
テム一時回答ができるようにセツトされなければ
ならず、圧延ストリツプ・シエイプメータの組合
せの操向作動(実験中に記録された方がいい)に
対する時限回答による。
状Soを出して計算するとx=ΣWoSoとなる。
(この計算に於る条件の数はストリツプの幅、即
ちストリツプによつて覆われるシエイプメータ・
チヤンネルの数による。)次に要求する信号XDを
(操縦者の傾斜制御から)減算し誤差を出すe=
x−xDこの信号eは適当な制御器を介して操向
を制御するために使われる。しかしクローズド・
ループ・フイード・バツク・システムの反応時間
を適切にし、また安定性を確実にするために、こ
の“ゲイン”は正確にセツトされなければならな
い。ゲインの最適値は、幅、厚さ、材料そして速
度等の圧延パラメータによつて決る。この誤差e
は従つてスケジユールによつて決るゲイン因数と
掛合わせる。次に制御器に供給され、その出力は
操向を制御する。制御器パラメータは満足なシス
テム一時回答ができるようにセツトされなければ
ならず、圧延ストリツプ・シエイプメータの組合
せの操向作動(実験中に記録された方がいい)に
対する時限回答による。
自動曲げ制御装置もまた圧延機に対する実験結
果に基礎を置いている。曲げテストは操向テスト
の場合とよく似た方法で行われ、それによつて、
ロール曲げ力の一単位変化毎の形状変化Foを出
すことができる。この結果得た曲線Foは勿論圧
延条件(幅、厚さ等)によつて異る。
果に基礎を置いている。曲げテストは操向テスト
の場合とよく似た方法で行われ、それによつて、
ロール曲げ力の一単位変化毎の形状変化Foを出
すことができる。この結果得た曲線Foは勿論圧
延条件(幅、厚さ等)によつて異る。
Foは時には放物線よりも中央部が平坦である
ときもあるけれど、実際上曲線Foは相称的放物
線(即ちxをストリツプの中央線からの距離とす
ればax2+cの曲線)となる。対称的放物線と
は、実験によつて出したFo形状の曲線であると
定義される。
ときもあるけれど、実際上曲線Foは相称的放物
線(即ちxをストリツプの中央線からの距離とす
ればax2+cの曲線)となる。対称的放物線と
は、実験によつて出したFo形状の曲線であると
定義される。
曲げ制御の基本方法は操向制御の場合と同じで
ある。その目的はSoの形状に最も適合する形状
Fo+kの曲線を見つけることであり、その計算
結果はまたもやx=ΣWoSoである。操向制御の
場合と相違するのは、重量因数Woが異る数値
(またもスケジユール似存であろう)を持つとい
うことだけである。曲げ制御の場合、xは現在の
測定形状に最も適合する放物線の振幅を表す(総
括的な意味で上記のように定義される)。もし曲
線が上方向へ凸形ならばxはプラスであり、平ら
ならば零であり、上方向へ凹形ならばマイナスで
ある。例えばもしストリツプの中央が縁側よりも
高温であるとか、又はもしたるんだ縁部のひび割
れやストリツプの破れを最低限に抑える必要があ
る場合等のように、操向の場合と同様、時には圧
延機からのストリツプが平坦でないことを目的と
するのが望ましいこともある。従つて、操縦者
は、望しい値x(xD)を定め、また上方向凸形
から中央零(平坦)を通つて上方向凹形まで目盛
の付いた曲線制御を具備する。
ある。その目的はSoの形状に最も適合する形状
Fo+kの曲線を見つけることであり、その計算
結果はまたもやx=ΣWoSoである。操向制御の
場合と相違するのは、重量因数Woが異る数値
(またもスケジユール似存であろう)を持つとい
うことだけである。曲げ制御の場合、xは現在の
測定形状に最も適合する放物線の振幅を表す(総
括的な意味で上記のように定義される)。もし曲
線が上方向へ凸形ならばxはプラスであり、平ら
ならば零であり、上方向へ凹形ならばマイナスで
ある。例えばもしストリツプの中央が縁側よりも
高温であるとか、又はもしたるんだ縁部のひび割
れやストリツプの破れを最低限に抑える必要があ
る場合等のように、操向の場合と同様、時には圧
延機からのストリツプが平坦でないことを目的と
するのが望ましいこともある。従つて、操縦者
は、望しい値x(xD)を定め、また上方向凸形
から中央零(平坦)を通つて上方向凹形まで目盛
の付いた曲線制御を具備する。
再び誤差e=x−xDがスケジユール似存のゲ
イン変更を介して制御装置へ(例えば、比例する
プラスの整数)供給し、その出力を、均衡(そし
て反均衡であることもある)のために圧力制御シ
ステムへ供給される。操向と同様、制御装置の出
力は、操縦者の手動曲げ制御装置に加えられる
か、又は代わりにスイツチを使つて制御装置又は
手動信号を選択するのもよい。
イン変更を介して制御装置へ(例えば、比例する
プラスの整数)供給し、その出力を、均衡(そし
て反均衡であることもある)のために圧力制御シ
ステムへ供給される。操向と同様、制御装置の出
力は、操縦者の手動曲げ制御装置に加えられる
か、又は代わりにスイツチを使つて制御装置又は
手動信号を選択するのもよい。
圧延工程において熱が発生してロールの温度が
上昇し、これに反対に作用するようにロールに冷
却剤が普通加えられる。冷却剤をロールの長さに
沿つて一定したやり方でなく加えた場合、ロール
間の隙間も不規則に変化し始める。これにより圧
延されるストリツプも変化してくる。自動ロール
冷却剤制御装置は良い形を作る目的で、測定形状
誤差に従つて冷却剤分配を変えることによつてこ
の効果を開発しようとするものである。
上昇し、これに反対に作用するようにロールに冷
却剤が普通加えられる。冷却剤をロールの長さに
沿つて一定したやり方でなく加えた場合、ロール
間の隙間も不規則に変化し始める。これにより圧
延されるストリツプも変化してくる。自動ロール
冷却剤制御装置は良い形を作る目的で、測定形状
誤差に従つて冷却剤分配を変えることによつてこ
の効果を開発しようとするものである。
冷却システムはロールの長さに亘つていくつか
のゾーンに分けられ、各ゾーンに個別の制御装置
を持つ。制御のいくつかの可能な形式を挙げる。
のゾーンに分けられ、各ゾーンに個別の制御装置
を持つ。制御のいくつかの可能な形式を挙げる。
(a) 単純なオン/オフ式冷却剤制御
(b) 冷却剤流のいくつかのスイツチレベル、例え
ば0,1,2,3ユニツト (c) 継続的に変化する冷却剤流。
ば0,1,2,3ユニツト (c) 継続的に変化する冷却剤流。
しかしどの冷却剤制御方法が使われようと、自
動ロール冷却システムは、流れの2つのレベル
(高流レベル,低流レベル)しか選ばず、低から
高へ又はその反対のスイツチの切換はほぼ一瞬に
出来る。多くの場合、低流レベルは零流(即ちこ
のゾーンではスプレーは完全にオフである)であ
るが、必ずしも常にそうであるとは限らない。高
低流レベルともに材質の厚さや幅、構成等によつ
て異るよう配置することができる(勿論上記aの
場合は異る)しかし一亘捲取の開始時にスケジユ
ール情報によつて選択してしまうと、この捲取の
間はこれらのレベルは不変である。しかし各個別
のスプレー・ゾーンはコイル全長を通じて上下間
を何度もスイツチの切換をしがちである。
動ロール冷却システムは、流れの2つのレベル
(高流レベル,低流レベル)しか選ばず、低から
高へ又はその反対のスイツチの切換はほぼ一瞬に
出来る。多くの場合、低流レベルは零流(即ちこ
のゾーンではスプレーは完全にオフである)であ
るが、必ずしも常にそうであるとは限らない。高
低流レベルともに材質の厚さや幅、構成等によつ
て異るよう配置することができる(勿論上記aの
場合は異る)しかし一亘捲取の開始時にスケジユ
ール情報によつて選択してしまうと、この捲取の
間はこれらのレベルは不変である。しかし各個別
のスプレー・ゾーンはコイル全長を通じて上下間
を何度もスイツチの切換をしがちである。
1つのロールだけのスプレーを制御し、他方の
ロールのスプレーを一定に放置する(又は操縦者
の制御下におく)ことも可能であるが、殆んどの
場合、作動ロールスプレーもバツクアツプロール
スプレーも制御される。同様に、頂部ロール・ス
プレーと底部ロール・スプレーは普通一括するこ
とができるが、もし望まれるなら変えられる。別
個のロールに使える高低流は必ずしも等しくはな
く、各ロールで高低流レベルを選べる。しかしい
ずれにしても、各縦長ゾーンで制御されるスプレ
ーは同時にスイツチの切換が行われる。即ち全高
又は全低流で切換わる。
ロールのスプレーを一定に放置する(又は操縦者
の制御下におく)ことも可能であるが、殆んどの
場合、作動ロールスプレーもバツクアツプロール
スプレーも制御される。同様に、頂部ロール・ス
プレーと底部ロール・スプレーは普通一括するこ
とができるが、もし望まれるなら変えられる。別
個のロールに使える高低流は必ずしも等しくはな
く、各ロールで高低流レベルを選べる。しかしい
ずれにしても、各縦長ゾーンで制御されるスプレ
ーは同時にスイツチの切換が行われる。即ち全高
又は全低流で切換わる。
スプレーゾーンの間隔は単純な比率、例えば、
1:1、又は1:2又は1:3の比率でシエイプ
メータの間隔と関連しているのがよい。しかしこ
れは重要ではない、そしてもしやりにくい比率が
あつたら書き入れ技術をシエイプメータ情報に使
わなければならない。これは余計な面倒である
が、しかし基本原理に影響ない。もし比率が1:
1ならば、即ち各スプレーゾーンが対応するシエ
イプメータチヤンネルに一到するならば、各シエ
イプメータ信号が対応するスプレー・ゾーンを制
御するような、効果的にはN事実上独立制御シス
テムができる。(N virtually―independent
control system)。もし各シエイプメータ・チヤ
ンネル毎に2又は3個のスプレーゾーンがあれ
ば、これらのゾーンを全て同時にスイツチを切換
えることが可能であり、このようにそれらを一括
にする。別の方法としては、シエイプメータ信号
に簡単な書き入れをして、より円滑な冷却効果を
与える(即ち、ストリツプ全幅に亘つてより細か
に霧散する)。説明を簡潔にするために1:1の
組合わせであると仮定した上でこれからの説明を
する。
1:1、又は1:2又は1:3の比率でシエイプ
メータの間隔と関連しているのがよい。しかしこ
れは重要ではない、そしてもしやりにくい比率が
あつたら書き入れ技術をシエイプメータ情報に使
わなければならない。これは余計な面倒である
が、しかし基本原理に影響ない。もし比率が1:
1ならば、即ち各スプレーゾーンが対応するシエ
イプメータチヤンネルに一到するならば、各シエ
イプメータ信号が対応するスプレー・ゾーンを制
御するような、効果的にはN事実上独立制御シス
テムができる。(N virtually―independent
control system)。もし各シエイプメータ・チヤ
ンネル毎に2又は3個のスプレーゾーンがあれ
ば、これらのゾーンを全て同時にスイツチを切換
えることが可能であり、このようにそれらを一括
にする。別の方法としては、シエイプメータ信号
に簡単な書き入れをして、より円滑な冷却効果を
与える(即ち、ストリツプ全幅に亘つてより細か
に霧散する)。説明を簡潔にするために1:1の
組合わせであると仮定した上でこれからの説明を
する。
通常ストリツプ縁外のスプレーゾーンは完全に
スイツチがオフに切換られていてその後も自動制
御の対象とはならない。しかしながら、もし欲す
るならばこの区域に冷却剤をいくらか付けること
はできる。これは一定流でありえるし、或は例え
ば最も外側に制御されたスプレーに一括されるこ
ともありえる。
スイツチがオフに切換られていてその後も自動制
御の対象とはならない。しかしながら、もし欲す
るならばこの区域に冷却剤をいくらか付けること
はできる。これは一定流でありえるし、或は例え
ば最も外側に制御されたスプレーに一括されるこ
ともありえる。
第2図を参照すると、シエイプメータ11は例
えば5個のチヤンネルを持ち、これらのチヤンネ
ルを持ち、これらのチヤンネルからの出力は計算
機16の2区域16Aと16Bに供給される。1
6Aにおいてx=ΣWoSoという計算がなされ、
信号xは減算機17へ供給され、そこから操縦者
の傾斜制御xDが減算されて誤差eが残る。これ
はゲイン掛算機19へ送られ、その出力は制御装
置21へ供給される。この制御装置で圧延操向が
制御される。この電気回路と平行して16Bから
の出力はx=ΣWoSo形式である。この信号は減
算機17Bへ供給され、それから操縦者によつて
供給された信号XDを減算して誤差信号e=x−
xDを出す。この誤差信号はゲイン掛算機19B
を介して制御装置21Bへ供給され、そこからこ
の信号はロール曲りを制御するために使われてい
る。
えば5個のチヤンネルを持ち、これらのチヤンネ
ルを持ち、これらのチヤンネルからの出力は計算
機16の2区域16Aと16Bに供給される。1
6Aにおいてx=ΣWoSoという計算がなされ、
信号xは減算機17へ供給され、そこから操縦者
の傾斜制御xDが減算されて誤差eが残る。これ
はゲイン掛算機19へ送られ、その出力は制御装
置21へ供給される。この制御装置で圧延操向が
制御される。この電気回路と平行して16Bから
の出力はx=ΣWoSo形式である。この信号は減
算機17Bへ供給され、それから操縦者によつて
供給された信号XDを減算して誤差信号e=x−
xDを出す。この誤差信号はゲイン掛算機19B
を介して制御装置21Bへ供給され、そこからこ
の信号はロール曲りを制御するために使われてい
る。
シエイプメータ11からの信号もまた減算機に
供給され、そこで計算機16Aと16Bからの出
力xが減算される。減算機23からの出力の平均
計算は電気回路24でなされ、平均値を減算23
の出力の各値から減算して零値を出す。これらの
出力は、比較機25内で2つのレベルLとHと比
較され、それでスプレーゾーンを操作するための
信号を持つようになる。
供給され、そこで計算機16Aと16Bからの出
力xが減算される。減算機23からの出力の平均
計算は電気回路24でなされ、平均値を減算23
の出力の各値から減算して零値を出す。これらの
出力は、比較機25内で2つのレベルLとHと比
較され、それでスプレーゾーンを操作するための
信号を持つようになる。
第3A図では、ストリツプ形状を9チヤンネル
のシエイプメータ11で測定しているのが示され
ている。右手縁部の引張が左手縁部のよりも大き
いのがわかるだろう。計算機16Aはストリツプ
の全幅に亘つてポイント・バイ・ポイントで最適
な直線を用意する。この線は第3B図に符号30
で示してある。同様に計算機16Bは最適な対称
放物線を計算する。これは符号32で示されてい
る。第3C図は減算機23でポイント・バイ・ポ
イント式に直線30と放物線32とを減算した後
に残つたストリツプ形状33を示している。減算
機23からの出力から平均計算値を減算した後、
波形が第3D図に符号34によつて示されてい
る。ストリツプの幅大部分に亘つて曲線は上下ス
レシヨールドレベル36と38の内側にあるのが
わかる。スプレーゾーンは、曲線の高さがレベル
38より低い場合はスプレーゾーンへの冷却剤流
が高くなるように配置されている。上下レベル3
8,36間ではスプレーゾーンへの冷却剤流は以
前と変わらず、レベル36より上ではスプレーゾ
ーンへの冷却剤流は低い。
のシエイプメータ11で測定しているのが示され
ている。右手縁部の引張が左手縁部のよりも大き
いのがわかるだろう。計算機16Aはストリツプ
の全幅に亘つてポイント・バイ・ポイントで最適
な直線を用意する。この線は第3B図に符号30
で示してある。同様に計算機16Bは最適な対称
放物線を計算する。これは符号32で示されてい
る。第3C図は減算機23でポイント・バイ・ポ
イント式に直線30と放物線32とを減算した後
に残つたストリツプ形状33を示している。減算
機23からの出力から平均計算値を減算した後、
波形が第3D図に符号34によつて示されてい
る。ストリツプの幅大部分に亘つて曲線は上下ス
レシヨールドレベル36と38の内側にあるのが
わかる。スプレーゾーンは、曲線の高さがレベル
38より低い場合はスプレーゾーンへの冷却剤流
が高くなるように配置されている。上下レベル3
8,36間ではスプレーゾーンへの冷却剤流は以
前と変わらず、レベル36より上ではスプレーゾ
ーンへの冷却剤流は低い。
前に説明したように、操向制御はシエイプメー
タの信号から最適な直線の振幅x(前記の総括的
な意味に於て)を計算する。もしxを実験で決め
た操向変化一単位毎の形状変化(Fo)で掛け合
わせて数xFoを出せば、ストリツプの全幅に亘る
ポイント・バイ・ポイント式の最適ラインの正確
な形が得られる。同様に、最適放物線の形(総括
的な意味で)も曲げ振幅xに曲げFo値掛けて計
算できる。(注意:前に説明した付加一定値k
は、直線又は放物線と形状との間に最適線を得る
必要があり、ここでは無視される。これらは単に
曲線を上下に変位させるが、振幅に関する限りは
無関係である。) 次の段階は、測定した形状曲線(ストリツプ幅
ポイント・バイ・ポイントで測定)から最適直線
と最適放物線を減算することである。その結果で
た曲線33は従つて零直線構成及び零放物線構成
をし、それ故操向又は曲げによつて訂正すること
は完全に不可能である。冷却剤制御に使われるの
がこの線である。
タの信号から最適な直線の振幅x(前記の総括的
な意味に於て)を計算する。もしxを実験で決め
た操向変化一単位毎の形状変化(Fo)で掛け合
わせて数xFoを出せば、ストリツプの全幅に亘る
ポイント・バイ・ポイント式の最適ラインの正確
な形が得られる。同様に、最適放物線の形(総括
的な意味で)も曲げ振幅xに曲げFo値掛けて計
算できる。(注意:前に説明した付加一定値k
は、直線又は放物線と形状との間に最適線を得る
必要があり、ここでは無視される。これらは単に
曲線を上下に変位させるが、振幅に関する限りは
無関係である。) 次の段階は、測定した形状曲線(ストリツプ幅
ポイント・バイ・ポイントで測定)から最適直線
と最適放物線を減算することである。その結果で
た曲線33は従つて零直線構成及び零放物線構成
をし、それ故操向又は曲げによつて訂正すること
は完全に不可能である。冷却剤制御に使われるの
がこの線である。
曲線の平均高さはストリツプに覆れたシエイブ
メータチヤンネル全てに基いて次に計算される。
この平均値はストリツプの全幅に亘る平均引張で
あり、形状制御には何ら関係ない。この平均値は
曲線の各独立点から減算され、それによつて曲線
全体は下方へ変位し、その結果零レベルの曲線と
なる。そのため、曲線上にはプラスに位置する点
もあるしマイナスに位置する点もある。
メータチヤンネル全てに基いて次に計算される。
この平均値はストリツプの全幅に亘る平均引張で
あり、形状制御には何ら関係ない。この平均値は
曲線の各独立点から減算され、それによつて曲線
全体は下方へ変位し、その結果零レベルの曲線と
なる。そのため、曲線上にはプラスに位置する点
もあるしマイナスに位置する点もある。
この曲線上の点は次に2本のスレシヨールドレ
ベル、下方レベル38と上方レベル36と比較さ
れる。通常上方レベルはプラスであり、下方レベ
ルはマイナスであるが、必ずしも真実そうでなく
ともよく、2つのレベルが等しい事すらあり得
る。これらのレベルもスケジユール依存であり、
幅や厚さ、速度等によつて異る。
ベル、下方レベル38と上方レベル36と比較さ
れる。通常上方レベルはプラスであり、下方レベ
ルはマイナスであるが、必ずしも真実そうでなく
ともよく、2つのレベルが等しい事すらあり得
る。これらのレベルもスケジユール依存であり、
幅や厚さ、速度等によつて異る。
次に上下レベル間の間隙はヒステリシス・バン
ドを表わしている。もし曲線のレベルが上昇して
くればスプレーは上方レベルで「低」(LOW)に
スイツチが切換り、もしレベルが下降すればスプ
レーは下方レベルで「高」(HIGH)にスイツチ
が切換る。
ドを表わしている。もし曲線のレベルが上昇して
くればスプレーは上方レベルで「低」(LOW)に
スイツチが切換り、もしレベルが下降すればスプ
レーは下方レベルで「高」(HIGH)にスイツチ
が切換る。
上記の計算及び判断工程は短間隔毎に規則的に
繰返される。この間隔は制御作用に圧延機が反応
する時間より短い。計算は継続して行われる。
繰返される。この間隔は制御作用に圧延機が反応
する時間より短い。計算は継続して行われる。
もしシエイプメータからの信号に何らかの乱れ
た波動(例えば電気雑音が入つたり、システムに
不備等による)がある場合、上記の方式によつて
急速にスプレーの切換を引起すこともありえる
(特に上下レベルが接近していたり又は等しい
時)。これにより制御弁がひどくいたむことがあ
る。これを防ぐために各ゾーンに禁止時間を挿入
する。ゾーンの状態が(いずれの方向にでも)切
換つた時はいつでも、このゾーンのそれ以上の切
換は禁止時間が過ぎるまで抑制される。
た波動(例えば電気雑音が入つたり、システムに
不備等による)がある場合、上記の方式によつて
急速にスプレーの切換を引起すこともありえる
(特に上下レベルが接近していたり又は等しい
時)。これにより制御弁がひどくいたむことがあ
る。これを防ぐために各ゾーンに禁止時間を挿入
する。ゾーンの状態が(いずれの方向にでも)切
換つた時はいつでも、このゾーンのそれ以上の切
換は禁止時間が過ぎるまで抑制される。
良い形を得るのに最大範囲の一端から他端より
広い範囲の曲げ力が必要な場合があり、このよう
な時には自動制御では放物線形の誤差を解消する
ことはできず、曲げ力をほぼ限界まで作動させる
だけであろう。
広い範囲の曲げ力が必要な場合があり、このよう
な時には自動制御では放物線形の誤差を解消する
ことはできず、曲げ力をほぼ限界まで作動させる
だけであろう。
このような状況下では、冷却制御システムが補
助して放物線形誤差を訂正させるのが論理的であ
る。上記システムは冷却制御システムに供給する
以前に最適放物線をシエイプメータ信号から減算
する。もしこの放物線の減算を省略すると、冷却
制御が放物線構成分を除去しようとするだろう。
しかしもし冷却制御に放物線誤差を訂正させよう
とするならば、操縦者の弓形制御30にも反応さ
せなければならない。これを逐行する方式は第4
図に示されている。この論理制御システム31が
正常位置にある時には、システムは標準的な方法
で操作される。即ち最適放物線が減算される。し
かしスイツチがC位置にある時にはxDがxに代
り、掛算機が弓形制御によつてあらわされる好し
い放物線形状を作り出す。この好ましい放物線形
をシエイプメータ信号から減算し、その結果得ら
れた誤差信号を冷却制御へ供給する。それにより
冷却制御は放物線形誤差を訂正しようとする。
助して放物線形誤差を訂正させるのが論理的であ
る。上記システムは冷却制御システムに供給する
以前に最適放物線をシエイプメータ信号から減算
する。もしこの放物線の減算を省略すると、冷却
制御が放物線構成分を除去しようとするだろう。
しかしもし冷却制御に放物線誤差を訂正させよう
とするならば、操縦者の弓形制御30にも反応さ
せなければならない。これを逐行する方式は第4
図に示されている。この論理制御システム31が
正常位置にある時には、システムは標準的な方法
で操作される。即ち最適放物線が減算される。し
かしスイツチがC位置にある時にはxDがxに代
り、掛算機が弓形制御によつてあらわされる好し
い放物線形状を作り出す。この好ましい放物線形
をシエイプメータ信号から減算し、その結果得ら
れた誤差信号を冷却制御へ供給する。それにより
冷却制御は放物線形誤差を訂正しようとする。
明らかにスイツチは、曲げ力範囲の中央区域で
はN位置にあるべきであり、両端区域ではC位置
になければならない。しかし区域の両端に近づき
つつある時(実際にまだ達してない)C位置を使
うことができるのが望ましく、それによつて曲げ
制御が限界に到着する前に有効な訂正をすること
ができる。曲げ制御は依然操作中であり従つてx
を殆んどxDに等しく保つているのでここに難問
が起る。もし瞬間的に曲げシステムが過剰訂正さ
れたら、冷却システムは誤つた方向へ作動するだ
ろう。この問題を解消するために、スイツチ論理
制御は曲げ誤差eの信号に従わなければならな
い。もし曲げ訂正が不完全であればスイツチはC
の位置へ行き冷却制御は補助でき、もし曲げが過
剰に訂正されるスイツチはNへ逆に戻る。
はN位置にあるべきであり、両端区域ではC位置
になければならない。しかし区域の両端に近づき
つつある時(実際にまだ達してない)C位置を使
うことができるのが望ましく、それによつて曲げ
制御が限界に到着する前に有効な訂正をすること
ができる。曲げ制御は依然操作中であり従つてx
を殆んどxDに等しく保つているのでここに難問
が起る。もし瞬間的に曲げシステムが過剰訂正さ
れたら、冷却システムは誤つた方向へ作動するだ
ろう。この問題を解消するために、スイツチ論理
制御は曲げ誤差eの信号に従わなければならな
い。もし曲げ訂正が不完全であればスイツチはC
の位置へ行き冷却制御は補助でき、もし曲げが過
剰に訂正されるスイツチはNへ逆に戻る。
区域の端部へ近づきつつある(完全に端部に到
達していない)時に冷却制御に曲げ制御を補助さ
せる別の方法は第5図に示されている。この方法
は第4図の方法の代用としても或は第4図の方法
と併合しても使うことができる。注入信号32に
(端部区域付近で)スイツチを入れると追加信号
を掛算機に供給し、それによつて冷却制御に供給
しているシエイプメータ信号上に放物線形が(適
切な意味で)二重写しになる。これによつて冷却
制御は曲げ制御を補助するような方向に温度中高
部を作ろうとすることを強いられる(即ち、曲げ
力を中央部区域方向に戻そうとするのである)。
注入信号は曲げ範囲の端付近で切換えられて一定
信号になり得る。また、範囲の端が接近するにつ
れて徐々に増大することもある。
達していない)時に冷却制御に曲げ制御を補助さ
せる別の方法は第5図に示されている。この方法
は第4図の方法の代用としても或は第4図の方法
と併合しても使うことができる。注入信号32に
(端部区域付近で)スイツチを入れると追加信号
を掛算機に供給し、それによつて冷却制御に供給
しているシエイプメータ信号上に放物線形が(適
切な意味で)二重写しになる。これによつて冷却
制御は曲げ制御を補助するような方向に温度中高
部を作ろうとすることを強いられる(即ち、曲げ
力を中央部区域方向に戻そうとするのである)。
注入信号は曲げ範囲の端付近で切換えられて一定
信号になり得る。また、範囲の端が接近するにつ
れて徐々に増大することもある。
上記の冷却制御システムによつて時々殆んどの
(全部のこともある)スプレーが短期間同時に低
流状態になつたり、または同時に高流状態になつ
たりすることが起る。このことは圧延機へ向う総
冷却剤流が広い範囲に亘つて様々に変化している
ことを意味しているが、これが好ましいことでは
ない。更に、ロール冷却剤はロール間の潤滑剤と
しても作用し、もし殆んどのスプレーが同時に切
れてしまつたら潤滑剤の不足により圧延工程に支
障がでるだろう。
(全部のこともある)スプレーが短期間同時に低
流状態になつたり、または同時に高流状態になつ
たりすることが起る。このことは圧延機へ向う総
冷却剤流が広い範囲に亘つて様々に変化している
ことを意味しているが、これが好ましいことでは
ない。更に、ロール冷却剤はロール間の潤滑剤と
しても作用し、もし殆んどのスプレーが同時に切
れてしまつたら潤滑剤の不足により圧延工程に支
障がでるだろう。
しかし第3D図から、もし上下スレシヨールド
レベルが上昇したら(結合して或は独立してのい
ずれにしても)、高流状態にあるスプレーの数は
増える傾向があり、その結果総冷却剤流が増える
ということがわかる。逆にスレシヨールドレベル
を低下させると冷却剤流が減る傾向にある。従つ
て圧延工程中にスレシヨールドレベルを力学的に
変化させることによつて総冷却流をいくらか制御
することができる。
レベルが上昇したら(結合して或は独立してのい
ずれにしても)、高流状態にあるスプレーの数は
増える傾向があり、その結果総冷却剤流が増える
ということがわかる。逆にスレシヨールドレベル
を低下させると冷却剤流が減る傾向にある。従つ
て圧延工程中にスレシヨールドレベルを力学的に
変化させることによつて総冷却流をいくらか制御
することができる。
この制御には様々な方法が可能である。一つの
可能性としては総冷却流に上下限界を置き、もし
この限界を超えると流れをこの限界内に戻すよう
な方法でスレシヨールドレベルを調節する。もう
一つの可能性としては、総冷却剤流の特定レベル
(例えば最高50%)に目標を定め、このようなレ
ベルの流れになるまでスレシヨールドレベルを調
節する。(しかしこのやり方では必しも良い形状
制御ができるとは限らない。
可能性としては総冷却流に上下限界を置き、もし
この限界を超えると流れをこの限界内に戻すよう
な方法でスレシヨールドレベルを調節する。もう
一つの可能性としては、総冷却剤流の特定レベル
(例えば最高50%)に目標を定め、このようなレ
ベルの流れになるまでスレシヨールドレベルを調
節する。(しかしこのやり方では必しも良い形状
制御ができるとは限らない。
時には、ロールを冷却するよりも温める方がよ
いこともある。これは、例えばテンパー又は表皮
通過圧延機のように圧延工程に於てほとんど熱を
発しないよう圧延機に特にあてはまる。様々な加
熱形式、例えば高温流噴射、導入加熱等が可能で
ある。ロールの全長がいくつかの独自に制御され
るゾーンに細分化されている限り、使用する加熱
の形式をどれにするかは重要なことではない。
いこともある。これは、例えばテンパー又は表皮
通過圧延機のように圧延工程に於てほとんど熱を
発しないよう圧延機に特にあてはまる。様々な加
熱形式、例えば高温流噴射、導入加熱等が可能で
ある。ロールの全長がいくつかの独自に制御され
るゾーンに細分化されている限り、使用する加熱
の形式をどれにするかは重要なことではない。
上記の冷却制御用の方式が等しく加熱制御にも
適応できる。ただ違うのは、高冷却は低加熱とな
り、低冷却は高加熱としなければならないという
点だけである。このように加熱は圧延が進行する
と共に高低状態間をスイツチで切換えられる。
適応できる。ただ違うのは、高冷却は低加熱とな
り、低冷却は高加熱としなければならないという
点だけである。このように加熱は圧延が進行する
と共に高低状態間をスイツチで切換えられる。
上に説明したロール曲げ装置の制御によつて圧
延されるストリツプの平坦さをかなり改良するこ
とができる。ロール曲げ制御に付加された操向制
御によつて、ロール曲げ、操向、温度制御が一諸
に使われる場合に更に又最大限の改良が得られ
る。ロール曲げ及び温度制御を一諸に使うことが
できる。
延されるストリツプの平坦さをかなり改良するこ
とができる。ロール曲げ制御に付加された操向制
御によつて、ロール曲げ、操向、温度制御が一諸
に使われる場合に更に又最大限の改良が得られ
る。ロール曲げ及び温度制御を一諸に使うことが
できる。
ストリツプが非常に薄い時、即ち箔である時、
上記の温度制御を使えば圧延される箔の平坦さは
非常に改良されるようになる。
上記の温度制御を使えば圧延される箔の平坦さは
非常に改良されるようになる。
第1図は、本発明の一具体例による平坦制御シ
ステムを図式的に示したもの、第2図は、第1図
に示された制御システムのブロツク図、第3図
は、測定された形状が第2図のブロツク図に従い
いかに操縦されるかを示したもの、第4,5図
は、第2図に示した回路の1部を変えて示したも
のである。
ステムを図式的に示したもの、第2図は、第1図
に示された制御システムのブロツク図、第3図
は、測定された形状が第2図のブロツク図に従い
いかに操縦されるかを示したもの、第4,5図
は、第2図に示した回路の1部を変えて示したも
のである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一対のロール集合体と、それらの各端部での
ロール集合体の隙間を調節するための手段と、ロ
ール集合体を曲げる手段と、ロール集合体の全長
に亘つてその温度を調節する手段と、ロール集合
体の下流側に位置して、圧延されるストリツプの
引張を、その全幅に亘つて設置された複数のゾー
ンで検出する検知手段とを有する圧延機におい
て、検知手段からの信号を利用し、その信号によ
つて表わされるようなストリツプが圧延される形
状に適合する最良の直線を略連続的に決定するこ
と、 前記直線の少なくとも1つのパラメータを利用
し、該パラメータを略所定の値に変えるようにロ
ール間隙の差動調節を始めること、 前記検知手段からの信号を利用し、その信号に
よつて表わされるようなストリツプ圧延形状に適
合する最良の対称放物線を略連続的に決定するこ
と、 前記放物線の少なくとも1つのパラメータを用
い、該パラメータを略所定の値に変えるように前
記ロール曲げ手段の作動を開始すること、 前記検知手段からの前記信号を利用し、ロール
集合体をその長さ方向に沿つて局部区域において
温度調節手段を作動させ、ストリツプの幅方向の
引張の残余変動を平坦化することよりなり、 前記検知手段からの信号によるロール隙間の差
動調節の効果及び検知手段からの信号によるロー
ル曲げ手段の効果が見積もられ、その見積もられ
た効果が検知手段よりの信号から減算されて残余
信号を発生し、その残余信号が温度調節手段を作
動させるのに用いられるようにしたことを特徴と
する金属ストリツプ圧延用圧延機の操作方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB1266878 | 1978-03-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54135657A JPS54135657A (en) | 1979-10-22 |
JPS6227882B2 true JPS6227882B2 (ja) | 1987-06-17 |
Family
ID=10008938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3925679A Granted JPS54135657A (en) | 1978-03-31 | 1979-03-30 | Operation of rolling mill |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4269051A (ja) |
JP (1) | JPS54135657A (ja) |
DE (1) | DE2911621A1 (ja) |
GB (1) | GB2017974A (ja) |
Families Citing this family (24)
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---|---|---|---|---|
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JPS57109512A (en) * | 1980-12-26 | 1982-07-08 | Nippon Steel Corp | Rolling method |
GB2100470A (en) * | 1981-04-25 | 1982-12-22 | British Aluminium Co Ltd | Working strip material |
SE8300358D0 (sv) * | 1982-04-30 | 1983-01-25 | Hoesch Werke Ag | Anordning for formstyrning av valsar i metallvalsverk |
JPS58202912A (ja) * | 1982-05-19 | 1983-11-26 | Shinko Electric Co Ltd | 箔圧延機の自動クーラントバルブ流量制御方法 |
DE3240602A1 (de) * | 1982-11-03 | 1984-06-14 | Betriebsforschungsinstitut VDEh - Institut für angewandte Forschung GmbH, 4000 Düsseldorf | Verfahren zum regeln der zugspannungsverteilung beim kaltwalzen von baendern |
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GB8326652D0 (en) * | 1983-10-05 | 1983-11-09 | Davy Mckee Sheffield | Rolling mill |
JPS60206511A (ja) * | 1984-03-29 | 1985-10-18 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 板形状制御方法及びその装置 |
US4587819A (en) * | 1984-08-31 | 1986-05-13 | Brown, Boveri & Cie Aktiengesellschaft | Method and circuit for flatness control in rolling mills |
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US5193066A (en) * | 1989-03-14 | 1993-03-09 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho | Equipment for adjusting the shape of a running band-like or plate-like metal material in the width direction |
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DE19500628B4 (de) * | 1994-01-13 | 2004-12-02 | Siemens Ag | Betriebsverfahren und Walzstraße zur Herstellung von optimal planen Metallbändern |
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DE10224938B4 (de) * | 2002-06-04 | 2010-06-17 | Bwg Bergwerk- Und Walzwerk-Maschinenbau Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zur Planheitsmessung von Bändern |
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DE102008015828A1 (de) * | 2007-09-26 | 2009-04-02 | Sms Demag Ag | Walzvorrichtung und Verfahren für deren Betrieb |
CN102284507B (zh) * | 2011-08-26 | 2013-04-17 | 秦皇岛首秦金属材料有限公司 | 一种针对高强度薄规格钢板的轧机板型控制方法 |
CN110216153B (zh) * | 2019-06-11 | 2021-05-25 | 攀钢集团攀枝花钢钒有限公司 | 用于轧辊辊缝形状的控制方法及其轧机 |
CN111633057B (zh) * | 2020-05-14 | 2022-05-31 | 太原科技大学 | 一种左右倾动态矫直方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1160112A (en) * | 1965-07-09 | 1969-07-30 | British Aluminium Co Ltd | Improvements in or relating to the Measurement of the Shape and Flatness of Sheet or Strip Material |
GB1231008A (ja) * | 1968-03-25 | 1971-05-05 | ||
GB1307823A (en) * | 1969-09-03 | 1973-02-21 | British Iron Steel Research | Rolling of strip or plate material |
US3802237A (en) * | 1972-05-26 | 1974-04-09 | United States Steel Corp | Localized strip shape control and display |
GB1539597A (en) * | 1977-04-29 | 1979-01-31 | Davy Loewy Ltd | Processing of metal strip |
-
1979
- 1979-03-24 DE DE19792911621 patent/DE2911621A1/de active Granted
- 1979-03-29 GB GB7910959A patent/GB2017974A/en not_active Withdrawn
- 1979-03-30 JP JP3925679A patent/JPS54135657A/ja active Granted
- 1979-04-02 US US06/026,186 patent/US4269051A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB2017974A (en) | 1979-10-10 |
JPS54135657A (en) | 1979-10-22 |
DE2911621C2 (ja) | 1989-12-21 |
US4269051A (en) | 1981-05-26 |
DE2911621A1 (de) | 1979-10-04 |
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