JPS62278827A - 光デ−タバス形ネツトワ−ク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 ［発明の背景と目的］ 本発明は、光ファイバケーブルを用いた光データバス形
ネットワークに関するものである。

複数のコンピュータや端末機器を有機的に結合して相互
にデータを伝送するネットワーク伝送方式に関しては、
従来より多くの方式が知られているが、そのうちの一方
式にデニタバス形ネットワークがある。

データバス形のネットワークは、任意の点から送信され
た信号がネットワークに接続されている他の各機器によ
り、それがいづれの点から送信された信ｑでも受信でき
るように構成されたちので、第２図に示すような同軸ケ
ーブルを用いる方式がよく知られている。

図は、同軸ケーブル１に端末装置２ａ〜２ｃが接続され
たもので、低価格な方式として知られ、オフィスオート
メーションなどによく用いられている。

これに対し、最近ではコスト的な制約はあるが、高速大
容量伝送や耐’ｊｊｌＴＩ性などの点より、光ファイバ
ケーブルによるネットワークが次第に用いられるように
なった。

光ファイバケーブルを用いるネットワークについても幾
つかの方式が知られているが、第３図および第４図に、
従来より用いられている光データバス形ネットワークの
二つの場合について示す。

第３図はスターカップラを用いるデータバスを示すもの
で、端末装置２ａ〜２Ｃと光ファイバケーブル３の中間
の一個所にスターカップラ４を設け、光ファイバケーブ
ル３のいづれの端子から送信される光データもスターカ
ップラ４内で混合され、その出力から略同−の光パワー
が得られるように構成されたものである。この方式は端
末装置２ａ〜２Ｃが集中している場合は都合がよいが、
各端末装置が分散するような場合は、光ファイバケーブ
ルを新たに布設しなければならないため設備費が高価と
なる嫌いがある。これはスターカップラを用いた光デー
タバス形ネットワークは、データの伝送についてはバス
形であるが、伝送路の形態としてはスター形構成となっ
ているためといえる。

第４図は光ファイバケーブルでＵ字形線路を形成する場
合のデータバスを示すもので、Ｕ字形線路の一方を＃１
線路、他方を＃２線路とすると、端末装置２ａ、２ｂ、
２Ｃの送信器から送信されるデータは、＃１線路の光フ
ァイバケーブル５を通って伝送され、Ｕ字形線路の終端
８で折返され、＃２線路の光ファイバケーブル６を通り
、各端末装置２ａ、２ｂ、２Ｃの受信器に受信されるも
のである。

この方式では、線路をＵ字形としているため、光ファイ
バケーブルを往復二本使用しなければならず、また出射
光用と入射光用と、非等分配光分岐器７ａ１７ｂ、７ｃ
を一端末について二個使用しなければならない嫌いがあ
る。

本発明の目的は、安価で拡張性に優れる光データバス形
ネットワークを提供することにある。

［発明の概要１ 本発明は、複数の端末装置を光ファイバケーブルに結合
してデータを伝送する光データバス形ネットワークにお
いて、一本の光ファイバケーブルと、この光ファイバケ
ーブルに結合され、この光ファイバケーブルより分岐さ
れた端子に前記端末装置を接続する複数の光分岐器とを
有し、前記一本の光ファイバケーブルの終端に方向性結
合器の一端が接続され、他端に前記光ファイバケーブル
の終端よりこの方向性結合器に入射する光信号が前記一
本の光ファイバケーブルに折返し伝送するのを可能とす
る短尺のループ状光ファイバ伝送路が設けてあることを
特徴とし、安価で拡張性が得られるようにして上記目的
の達成を計ったものである。

［発明の実施例］ 以下、本発明の一実施例を図により説明する。

第１図は本発明の光データバス形ネットワークの一実施
例の説明図である。第２〜４図と同一部分には同一符号
が用いられている。

図において、９は一本の光ファイバケーブルを示す。１
０は短尺の光ファイバで、ループ状に形成され、光ファ
イバケーブル９の終端に設けられた方向性結合器１１の
二つの出射端に結合されている。１１ａ、１１ｂ、１１
Ｇはそれぞれ光分岐器または方向性結合器で、光ファイ
バケーブル９の任意の個所に設けられ、その一端には端
末装置２ａ、２ｂ、２Ｃが接続されている。

この実施例の光データバス形ネットワークでは、端末装
置２ａ、２ｂ、２ｃのうち、例えば２ａから送信された
光信号は、光分岐器１１ａを経て光ファイバケーブル９
を左方向から右方向へ伝播する。伝播された光信号は方
向性結合器１１の入射端を通り、一つの出射端より図の
矢印Ｐ１の方向に進み、短尺光ファイバ１０を通り、こ
こで折返されて矢印Ｐ２の方向に進む。折返された光信
号は方向性結合器１１の別の出射端を通り、光ファイバ
ケーブル９を右方向から左方向に伝搬することになる。

この左方向に伝播する光信号は、端末装置２ａ、２ｂ、
２Ｃの受信器で受信されることにより送、受信が完了す
ることになる。

すなわち、本実施例では、一本の光ファイバケーブルに
短尺の光ファイバ伝送路と方向性結合器とを設けること
により、簡易な設備で光データバス形ネットワークを容
易に構成することができる。

以上、本発明の光データバス形ネットワークを用いるこ
とにより、一本の光ファイバケーブルを使用し、例えば
端末装置を増設するような場合は、光ファイバケーブル
が既設の場所であれば、光分岐器を端末装置１台につき
１台追加、挿入すればよく、安価な設備費で光データバ
ス形ネットワークを構成することができる。

［発明の効果］ 本発明によれば、安価で拡張性に優れる光データバス形
ネットワークを提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の光データバス形ネットワークの一実施
例の説明図、第２図は従来の同軸ケーブルによるデータ
バス形ネットワークの説明図、第３図および第４図は従
来の光ファイバケーブルによる光データバス形ネットワ
ークの説明図である。 １：同軸　ケ　−　プル、 ２ａ、２ｂ、２Ｃ：端末装置、 ４　：　ス　　タ　　−　　カ　　ツ　　ブ　ラ　、９
：光ファイバケーブル、 １０：短尺光ファイバ、 １に方向性結合器、 １１ａ、１１ｂ、１１Ｃ：光分岐器。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数の端末装置を光ファイバケーブルに結合して
   データを伝送する光データバス形ネットワークにおいて
   、一本の光ファイバケーブルと該光ファイバケーブルに
   結合され、該光ファイバケーブルより分岐された端子に
   前記端末装置を接続する、複数の光分岐器とを有し、前
   記一本の光ファイバケーブルの終端に方向性結合器の一
   端が接続され、他端に光ファイバケーブルの終端より該
   方向性結合器に入射する光信号が前記一本の光ファイバ
   ケーブルに折返し伝送を可能とする短尺のループ状光フ
   ァイバ伝送路が設けてあることを特徴とする光データバ
   ス形ネットワーク。