JPS6227801Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6227801Y2 JPS6227801Y2 JP1980153691U JP15369180U JPS6227801Y2 JP S6227801 Y2 JPS6227801 Y2 JP S6227801Y2 JP 1980153691 U JP1980153691 U JP 1980153691U JP 15369180 U JP15369180 U JP 15369180U JP S6227801 Y2 JPS6227801 Y2 JP S6227801Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- hot water
- storage tank
- electric heater
- heater
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 66
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 12
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 11
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003090 exacerbative effect Effects 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
Description
本考案は太陽熱利用給湯システムの補助熱源と
して良く利用される深夜電力利用電気温水器に関
する。 従来、この種の電気温水器では通電時間が一定
であるため、その通電時間は湯の使用量の多い冬
場の条件に合せて設定されていた。 このため、湯の使用量の少い夏場等では貯湯タ
ンク内に半分以上の貯湯量が残ることが多く、こ
の場合にあつては深夜通電時間になると一斉に通
電が始まり短時間で沸上がつてしまう。これは電
力負荷の集中を招き送電効率が悪くなる欠点があ
る。また、短時間で沸上がるため、不必要に高温
度の湯を長時間使用に供さないで放置することと
なり、熱ロスが大きい欠点もある。更に太陽熱利
用給湯システムの補助熱源として利用した場合に
は電気温水器への給水が太陽熱集熱器で予熱され
るため、より短時間で沸上り、前記欠点が更に助
長される問題点がある。 本考案は上記の点に鑑みて為されたもので、電
気ヒータ近傍の湯温と貯湯タンク下部の湯温の値
に応じて湯温設定温度と電気ヒータの出力を変え
ることにより、上記従来の問題点を解消するもの
である。 以下本考案の実施例を図に基づいて説明する。
図において、１は電気温水器の貯湯タンクでＡ層
とＢ層とで従来の温水器の貯湯量にほぼ等しい。
２は貯湯タンク１の下部に開口する給水管に介装
されたボールタツプ、加圧ポンプ、減圧逆止弁等
を内蔵した圧力シスターン、３は貯湯タンク１の
上部に開口する給湯管の端部に設けられた給湯蛇
口、４は貯湯タンク１内の高さ方向略中間位置に
配設された電気ヒータで、2.2KWの容量の発熱
体４ａ，４ｂからなる。５は電気ヒータ４の近傍
に配設された温度検出素子で、例えば湯温65℃以
上か未満かを検出する。６は貯湯タンク１の下部
に配設された温度検出素子で、例えば湯温20℃以
上か未満かを検出する。７は吸入口が貯湯タンク
１の下部に吐出口が電気ヒータ４と略同高さ位置
に開口する太陽熱集熱器、８は循環ポンプ、９は
電源、１０，１１は貯湯タンク１の湯温の設定温
度を設定する温度調節器で、略85℃で開放する。
１２は貯湯タンク１の湯温の設定温度を設定する
他の温度調節器で、略65℃で開放する。１３は温
度検出素子５，６の検出温度に応じて湯温の設定
温度を切換えかつ電気ヒータ４の出力を切換える
手段としての制御器、１４，１５，１６，１７は
制御器１３の前記切換指令に応じて開閉する電磁
接触器で、このうち電磁接触器１５，１６は連動
する。電磁接触器１５は温度調節器１０と発熱体
４ａとの間に、電磁接触器１６，１７は前記温度
調節器１０と発熱体４ａと並列な温度調節器１１
と発熱体４ｂとの間に、夫々介装され温度調節器
１２が温度調節器１１と電磁接触器１６に並列に
接続されている。そして電磁接触器１４は前記並
列回路と制御器１３との間に介在する。 次に作用を説明する。わかりやすくするため作
動を表にまとめる。
して良く利用される深夜電力利用電気温水器に関
する。 従来、この種の電気温水器では通電時間が一定
であるため、その通電時間は湯の使用量の多い冬
場の条件に合せて設定されていた。 このため、湯の使用量の少い夏場等では貯湯タ
ンク内に半分以上の貯湯量が残ることが多く、こ
の場合にあつては深夜通電時間になると一斉に通
電が始まり短時間で沸上がつてしまう。これは電
力負荷の集中を招き送電効率が悪くなる欠点があ
る。また、短時間で沸上がるため、不必要に高温
度の湯を長時間使用に供さないで放置することと
なり、熱ロスが大きい欠点もある。更に太陽熱利
用給湯システムの補助熱源として利用した場合に
は電気温水器への給水が太陽熱集熱器で予熱され
るため、より短時間で沸上り、前記欠点が更に助
長される問題点がある。 本考案は上記の点に鑑みて為されたもので、電
気ヒータ近傍の湯温と貯湯タンク下部の湯温の値
に応じて湯温設定温度と電気ヒータの出力を変え
ることにより、上記従来の問題点を解消するもの
である。 以下本考案の実施例を図に基づいて説明する。
図において、１は電気温水器の貯湯タンクでＡ層
とＢ層とで従来の温水器の貯湯量にほぼ等しい。
２は貯湯タンク１の下部に開口する給水管に介装
されたボールタツプ、加圧ポンプ、減圧逆止弁等
を内蔵した圧力シスターン、３は貯湯タンク１の
上部に開口する給湯管の端部に設けられた給湯蛇
口、４は貯湯タンク１内の高さ方向略中間位置に
配設された電気ヒータで、2.2KWの容量の発熱
体４ａ，４ｂからなる。５は電気ヒータ４の近傍
に配設された温度検出素子で、例えば湯温65℃以
上か未満かを検出する。６は貯湯タンク１の下部
に配設された温度検出素子で、例えば湯温20℃以
上か未満かを検出する。７は吸入口が貯湯タンク
１の下部に吐出口が電気ヒータ４と略同高さ位置
に開口する太陽熱集熱器、８は循環ポンプ、９は
電源、１０，１１は貯湯タンク１の湯温の設定温
度を設定する温度調節器で、略85℃で開放する。
１２は貯湯タンク１の湯温の設定温度を設定する
他の温度調節器で、略65℃で開放する。１３は温
度検出素子５，６の検出温度に応じて湯温の設定
温度を切換えかつ電気ヒータ４の出力を切換える
手段としての制御器、１４，１５，１６，１７は
制御器１３の前記切換指令に応じて開閉する電磁
接触器で、このうち電磁接触器１５，１６は連動
する。電磁接触器１５は温度調節器１０と発熱体
４ａとの間に、電磁接触器１６，１７は前記温度
調節器１０と発熱体４ａと並列な温度調節器１１
と発熱体４ｂとの間に、夫々介装され温度調節器
１２が温度調節器１１と電磁接触器１６に並列に
接続されている。そして電磁接触器１４は前記並
列回路と制御器１３との間に介在する。 次に作用を説明する。わかりやすくするため作
動を表にまとめる。
【表】
上記表から、例えば圧力シスターン２により貯
湯タンク１へ供給される水の温度が比較的高く且
つ湯の使用量の少い夏場等では、貯湯タンク１内
の温度が全体的に高いので、夫々温度検出素子
５，６は65℃以上、20℃以上を検出し、制御器１
３により電磁接触器１４がオフとなる。従つてこ
の場合では発熱体４ａ，４ｂ共に通電されないの
で、電力消費のない非作動状態となる。尚、この
場合今迄の深夜電力利用温水器の実績から電気ヒ
ータ４より上部に65℃以上の湯があれば翌日の給
湯負荷を充分にまかなえることは勿論である。 一方、この季節で、湯の使用量が多く温度検出
素子５の検出温度が65℃未満となると、制御器１
３を介して電磁接触器１４，１７がオンとなる一
方、電磁接触器１５，１６がオフとなる。従つ
て、この場合には発熱体４ｂは65℃で開閉する温
度調節器１２を介して電源９に接続され以つて発
熱容量が2.2KWになるとともに設定温度が65℃
となる。この発熱容量2.2KWは貯湯タンク１の
Ａ層の放熱ロスによる湯温低下分と65℃未満のＢ
層の湯を65℃の設定温度に上昇させるに充分な容
量に設定してある。 これに対して、圧力シスターン２により貯湯タ
ンク１へ供給される水の温度が比較的低く且つ湯
の使用量ならびに放熱ロスの多い冬場等にあつて
は、貯湯タンク１内の温度が全体的に低いので、
夫々温度検出素子５，６は65℃未満、20℃未満の
温度を検出し、制御器１３により電磁接触器１
４，１５，１６，１７がオンとなる。従つて、こ
の場合には発熱体４ａ，４ｂが85℃で開閉する温
度調節器１０，１１を介して電源９に接続され以
つて発熱容量が4.4KWになるとともに設定温度
が85℃となる。 一方、この季節で、湯の使用量が比較的少く温
度検出素子５の検出温度が65℃以上になると、制
御器１３を介して電磁接触器１４，１５，１６が
オンとなる一方、電磁接触器１７がオフとなる。
従つて、この場合には発熱体４ａは85℃で開閉す
る温度調節器１０を介して電源９に接続され以つ
て発熱容量が2.2KWになるとともに設定温度が
85℃となる。 尚、制御器１３は図示しない深夜電力専用のタ
イムスイツチがオン状態、すなわち深夜通電開始
と同時に温度検出素子５，６の検出温度を情報と
して電磁接触器１４，１５，１６，１７を開閉制
御するが、深夜通電期間中に温度検出素子５，６
の検出温度に変化があつても電磁接触器１４，１
５，１６，１７の開閉状態を保持するよう自己保
持機能を有する。 尚、上記実施例では設定温度を２種としたがそ
れ以上選択できるよう回路構成しても良いことあ
きらかであり、更にその選択判定基準温度もそれ
に応じて増やしても良いことあきらかである。 以上説明したように本考案によれば、貯湯タン
クの下部と電気ヒータの配設部の湯温に応じて湯
温設定温度ならびに電気ヒータの出力を変えるよ
うにしたので、必要以上の温度にまで湯を昇温さ
せることがなく放熱ロスを抑制することができ、
更に能力の許す範囲内で電気ヒータの出力を下げ
時間をかけて昇温させるので、この点からも放熱
ロスを減少でき、省エネルギー効果が発揮される
と同時に深夜電力負荷のピークを緩和して電力負
荷の均一化を図れる利点がある。
湯タンク１へ供給される水の温度が比較的高く且
つ湯の使用量の少い夏場等では、貯湯タンク１内
の温度が全体的に高いので、夫々温度検出素子
５，６は65℃以上、20℃以上を検出し、制御器１
３により電磁接触器１４がオフとなる。従つてこ
の場合では発熱体４ａ，４ｂ共に通電されないの
で、電力消費のない非作動状態となる。尚、この
場合今迄の深夜電力利用温水器の実績から電気ヒ
ータ４より上部に65℃以上の湯があれば翌日の給
湯負荷を充分にまかなえることは勿論である。 一方、この季節で、湯の使用量が多く温度検出
素子５の検出温度が65℃未満となると、制御器１
３を介して電磁接触器１４，１７がオンとなる一
方、電磁接触器１５，１６がオフとなる。従つ
て、この場合には発熱体４ｂは65℃で開閉する温
度調節器１２を介して電源９に接続され以つて発
熱容量が2.2KWになるとともに設定温度が65℃
となる。この発熱容量2.2KWは貯湯タンク１の
Ａ層の放熱ロスによる湯温低下分と65℃未満のＢ
層の湯を65℃の設定温度に上昇させるに充分な容
量に設定してある。 これに対して、圧力シスターン２により貯湯タ
ンク１へ供給される水の温度が比較的低く且つ湯
の使用量ならびに放熱ロスの多い冬場等にあつて
は、貯湯タンク１内の温度が全体的に低いので、
夫々温度検出素子５，６は65℃未満、20℃未満の
温度を検出し、制御器１３により電磁接触器１
４，１５，１６，１７がオンとなる。従つて、こ
の場合には発熱体４ａ，４ｂが85℃で開閉する温
度調節器１０，１１を介して電源９に接続され以
つて発熱容量が4.4KWになるとともに設定温度
が85℃となる。 一方、この季節で、湯の使用量が比較的少く温
度検出素子５の検出温度が65℃以上になると、制
御器１３を介して電磁接触器１４，１５，１６が
オンとなる一方、電磁接触器１７がオフとなる。
従つて、この場合には発熱体４ａは85℃で開閉す
る温度調節器１０を介して電源９に接続され以つ
て発熱容量が2.2KWになるとともに設定温度が
85℃となる。 尚、制御器１３は図示しない深夜電力専用のタ
イムスイツチがオン状態、すなわち深夜通電開始
と同時に温度検出素子５，６の検出温度を情報と
して電磁接触器１４，１５，１６，１７を開閉制
御するが、深夜通電期間中に温度検出素子５，６
の検出温度に変化があつても電磁接触器１４，１
５，１６，１７の開閉状態を保持するよう自己保
持機能を有する。 尚、上記実施例では設定温度を２種としたがそ
れ以上選択できるよう回路構成しても良いことあ
きらかであり、更にその選択判定基準温度もそれ
に応じて増やしても良いことあきらかである。 以上説明したように本考案によれば、貯湯タン
クの下部と電気ヒータの配設部の湯温に応じて湯
温設定温度ならびに電気ヒータの出力を変えるよ
うにしたので、必要以上の温度にまで湯を昇温さ
せることがなく放熱ロスを抑制することができ、
更に能力の許す範囲内で電気ヒータの出力を下げ
時間をかけて昇温させるので、この点からも放熱
ロスを減少でき、省エネルギー効果が発揮される
と同時に深夜電力負荷のピークを緩和して電力負
荷の均一化を図れる利点がある。
第１図は本考案の一実施例である電気温水器の
概略構成図、第２図は同上温水器の制御回路図で
ある。 １……貯湯タンク、４……電気ヒータ、４ａ，
４ｂ……発熱体、５，６……温度検出素子、１
０，１１，１２……温度調節器、１３……制御
器、１４，１５，１６，１７……電磁接触器。
概略構成図、第２図は同上温水器の制御回路図で
ある。 １……貯湯タンク、４……電気ヒータ、４ａ，
４ｂ……発熱体、５，６……温度検出素子、１
０，１１，１２……温度調節器、１３……制御
器、１４，１５，１６，１７……電磁接触器。
Claims (1)
- 貯湯タンクと、該タンク内の高さ方向略中間位
置に配設される電気ヒータと、を備え、前記電気
ヒータを通電制御することにより湯温を設定温度
に保持制御する電気温水器において、前記電気ヒ
ータの近傍と貯湯タンクの下部とに湯温を検出す
る温度検出素子とを設け、これら温度検出素子の
検出温度に応じて前記湯温の設定温度を調節する
手段と前記電気ヒータの出力を調節する手段とを
設けたことを特徴とする電気温水器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980153691U JPS6227801Y2 (ja) | 1980-10-28 | 1980-10-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980153691U JPS6227801Y2 (ja) | 1980-10-28 | 1980-10-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5775354U JPS5775354U (ja) | 1982-05-10 |
| JPS6227801Y2 true JPS6227801Y2 (ja) | 1987-07-16 |
Family
ID=29512940
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980153691U Expired JPS6227801Y2 (ja) | 1980-10-28 | 1980-10-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6227801Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5090019B2 (ja) * | 2007-03-07 | 2012-12-05 | パナソニック株式会社 | 貯湯式給湯機 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5251142A (en) * | 1975-10-21 | 1977-04-23 | Kubota Ltd | Hot water supplying device |
-
1980
- 1980-10-28 JP JP1980153691U patent/JPS6227801Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5251142A (en) * | 1975-10-21 | 1977-04-23 | Kubota Ltd | Hot water supplying device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5775354U (ja) | 1982-05-10 |
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