JPS62277347A - 新規生理活性物質ア−ブスタチン類縁化合物 - Google Patents

新規生理活性物質ア−ブスタチン類縁化合物

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JPS62277347A
JPS62277347A JP8152286A JP8152286A JPS62277347A JP S62277347 A JPS62277347 A JP S62277347A JP 8152286 A JP8152286 A JP 8152286A JP 8152286 A JP8152286 A JP 8152286A JP S62277347 A JPS62277347 A JP S62277347A
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JP
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formula
group
vinyl
reaction
acetone
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JP8152286A
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English (en)
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Hamao Umezawa
梅沢 浜夫
Tomio Takeuchi
富雄 竹内
Kuniaki Tatsuta
龍田 邦明
Kunio Isshiki
邦夫 一色
Masaya Imoto
正哉 井本
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Microbial Chemistry Research Foundation
Original Assignee
Microbial Chemistry Research Foundation
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  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規生理活性物質に関し、より具体的にはチロ
シン特異的プロティンキナーゼ阻害活性並びに抗腫瘍活
性及び抗腫瘍性物質に関する。
〔発明の背景〕
抗腫瘍性物質に関しては、既に多数の化合物が医薬品と
して実用化されているが、これらは薬効及び(また、は
)副作用の点で必ずしも満足できるものではない。その
ため、より優れた抗腫瘍性物質を開発すべく多角的な研
究がなされている。
たとえば、ビショノプ(Bishop、J、H)は、あ
る種のガン遺伝子産物がチロシン特異的プロティンキナ
ーゼ性を有することを報告している(アンニュアル・レ
ビュー・オブ・バイオケミストリー(A。
Rev、Biochem、) 52301〜354(1
983))。またコーエン(Cohen、S、)らは、
チロシン特異的プロティンキナーゼが多くの細胞増殖因
子による細胞増殖の過程にシグナル物質として関与して
いると報告している(ジャーナル・オブ・バイオロジカ
ル・ケミストリー(J、Biol、Chem) 257
 15231531(1982))。
一方、本発明者らは、かかる現象に着目して、チロシン
特異的プロティンキナーゼ活性の阻害物質を広く自然界
からスクリーニングし、ストレプトミセス(Stre 
tom ces)属に属する微生物が生産する 式 で示される物質が低濃度で該プロティンキナーゼ活性を
阻害し、さらに抗菌活性及び抗腫瘍性活性を示すことを
見い出しMH435−Aと命名して先に提案した(特願
昭60−147039号出願明細書参照)。
また、本発明者らは更により高い生理活性を有する化合
物を検索すべく、各種のMH435−A物質類縁体の化
学合成を行ったところ、ヘンゼン環にイソニトリルビニ
ル基、ホルムアミドビニル基、ホルムアミドエチレン基
、低級アルカノイルアミノビニル基または低級アルカイ
ノルアミノエチレン基が置換し、かつ、保護されていて
もよい水酸基またはハロゲン原子が核置換した化合物の
中に、前記M11435−A物質に優るとも劣らない生
理活性を示すものがあることを見い出し、本発明を完成
した。
〔発明の構成〕
しかして、本発明はチロシン特異的プロティンキナーゼ
(以下、rTPKJという)に対して阻害活性を示し、
かつ抗菌性膜よび(または)抗腫瘍活性を有する一般式
、 式中、lit は水素原子、低級アルカノイル基、又は
低級アルキル基を表わし、nは1ないし3の正の整数を
表わし: Xは水素原子又はハロゲン原子を表し;Yは式−CH,
CH−NG、−C)I=CH−NHR2又は−CHN−
CH,−NHR”を表わす。(咳式中、R2はホルミル
基若しくは低級フルカッイル基を表わす。) 但し、Xが水素原子、(R’O)、基が2.5−ジヒド
ロキシ基を表し、かつ、Yが式−C)l・CI(−NH
CIIO及び−CHz−C1h−NHCHOを表わす場
合を除く、で示される化合物が提供される。
従って、本発明はヘンゼン環にイソニトリルビニル基、
ホルムアミドビニル基、ホルムアミドエチレン基、低級
アルカノイルアミノビニル基または低級アルカイノルア
ミノエチレン基が置換し、かつ、保護されてもよい水酸
基および(または)ハロゲン原子が核置換した化合物が
提供される。
なお、これらの化合物のうち、イソニトリルビニル基を
有するものは特に強い抗菌活性を有するばかりでなく、
ホルムミドビニル基及びホルムアミドエチレン基を有す
る化合物の合成中間体としても重要である。またその他
の化合物のうちホルムアミドビニル基若しくは低級アル
カノイルアミドビニル基を有するものは、強いTPKに
対する阻害活性(以下rTPK−IJという)および抗
腫瘍活性を示す特徴を有する。
本発明にいう低級アルカノイル基、低級アルキル基は、
そのアルキル基部分が炭素数1ないし5個の分岐しても
よいアルキル基を表わす。これらの具体的なものとして
は、アセチル、プロピオニル、n−ブチリル、1so−
ブチリル、t−ブチリル、ペンチニル、メチル、エチル
、プロピル、1so−プロピル、n−ブチル、1so−
ブチル、ペンチル基等が挙げられる。
これらのうち、水M基の保2!!基としては特にアセチ
ル基またはメチル基が好適であるが、試験管内試験(i
n vitro)の活性の観点からは、フリーの水酸基
を有するものが望ましい。
また、かかる水酸基の置換数としては、1ないし3個の
ものが挙げられるが、就中、2個、すなわち、水酸基の
ジ置換体が好適である。
また、N−アシル基は主に本発明の化合物の安定性を高
める上で意義があり、基本となる化合物の種類によって
好適なものが定まるため酸基の選択は限定的でない。し
かしながらN−アシル誘導体においても芳香核水酸基は
上述と同様の理由でフリーのものが望ましい。
ハロゲン原子はフッ素、塩素、臭素またはヨウ素原子の
いずれをも包含されるが、好適なものとしては臭素原子
による置換体が挙げられる。
従って、本発明の好適な化合物の具体的なものとしては
、 (2−イソニトリルビニル)−2,5−ジヒドロキシベ
ンゼン、 (2−イソニトリルビニル) −2,3−ジヒドロキシ
ベンゼン、 (2−イソニトリルビニル) −2,4−ジヒドロキシ
ベンゼン、 (2−イソニトリルビニル) −2,6−ジヒドロキシ
ベンゼン、 (2−イソニトリルビニル) −3,4−ジヒドロキシ
ベンゼン、 (2−イソニトリルビニル) −3,5−ジヒドロキシ
ベンゼン、 (2−イソニトリルビニル) −2,5−ジメトキシベ
ンゼン、 (2−イソニトリルビニル’I −2,5−ジアセトキ
シベンゼン、 (2−イソニトリルビニル)−2−ヒドロキシ−3−メ
トキシベンゼン、 (2−イソニトリルビニル)−2−ジヒドロキシベンゼ
ン、 (2−イソニトリルビニル)−2−ヒドロキシ−3−ブ
ロモベンゼン、 (2−イソニトリルビニル)−2,3,4−トリヒドロ
キシベンゼン、 (2−イソニトリルビニル)−2,4,5−トリヒドロ
キシベンゼン、 (2−イソニトリルビニル)−2,3,5−)ジヒドロ
キシベンゼン、 (2−イソニトリルビニル)−2,3,6−)ジヒドロ
キシベンゼン、 (2−イソニトリルビニル)−3+4+5−トリヒドロ
キシベンゼン、 または、(2−ホルムアミドビニル)−2,5−ジヒド
ロキシベンゼン及び(2−ホルムアミドエチル)−2,
5−ジヒドロキシベンゼンを除く上述の化合物に対応す
る2−ホルムアミドビニル、2−ホルムアミドエチレン
若しくは2−アルカノイルアミノビニル誘導体が挙げら
れる。
次に本発明の化合物は式 式中、R’、  n及びXは前記と同し意味を表わす、
で示される化合物と、式 で示されるイソシアノメチル亜リン酸ジエチルを塩基物
質存在下、それ自体公知のウィ、テ、ヒ(Wittiz
)型反応を行ない、必要に応じて酸加水分解に付し更に
水素添加することにより製造することができる。
該ウイッテソヒ型反応は、N、N−ジメチルホルムアミ
ド、ジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラ
ン(以下rTHFJという)等の実質的に不活性な極性
溶媒を用いて、約−78〜0℃で数時間実施すればよい
なお、反応は無水系で行うのがよく、また塩基物質とし
ては、ナトリウムビス(トリメチルシリル)アミド、ナ
トリウムヒドリド、ブチルリチウム、L−ブトキシカリ
ウム等の金属塩基が用いられる。
かかる反応によって、式 式中、R1,n及びXは前記と同じ意味を表わす、で示
される本発明の化合物の一部が製造できる。
また、上記式(I −a )で示される化合物は反応混
合物から常法により単離し、または単離することなく酸
加水分解に付すことにより、式式中、R’、  n及び
Xは前記と同じ意味を表わす、で示される本発明の他の
化合物を製造することができる。
かかる加水分解反応は、酢酸エチル、ジエチルエーテル
、ベンゼン、メチルアルコール、エチルアルコール、T
HF、ジオキサン、クロロホルム等の有m溶媒と水の共
存下、トリフルオロ酢酸、酢酸、シュウ酸、マロン酸等
の有機酸または塩酸、硫酸、リン酸等の無機酸を触媒と
して、約−10〜40℃の条件下で実施することができ
る。なお、反応時間は用いる溶媒、酸触媒、反応温度に
よって異なり臨界的でないが、一般に数時間から数日間
で完了することができる。
また、式(、r−b)で示される化合物は、触媒の共存
下で水素を付加させることにより式式中、R’、  n
及びXは前記と同じ意味を表わす、で示される、さらに
本発明の他の化合物を製造することができる。この水素
付加は、エチレン鎖の水素付加に用いられるそれ自体公
知の反応によって行うことができ、例えば、メチルアル
コール、エチルアルコール、イソプロピルアルコール等
の低級アルカノール又は水素の溶媒を用いて、酸化白金
、パラジウム−炭素等の触媒の共存下水素と反応される
ことにより実施することができる。
以上の各工程で製造される本発明の化合物は、それ自体
公知の単離・精製法によって単離することができる0例
えば、シリカゲル等を用いるクロマトグラフィーによる
のが合理的である。
更に、式(1−b)又は(1−c)で示される化合物の
うち、式中のR1が低級アルカノイル基又は低級アルキ
ル基で表わされる化合物は、次の反応工程により、それ
ぞれ対応する本発明のN−アシル誘導体とすることがで
きる。
反応工程 但し、反応工程の式中、17目 は低級アルカノイル基
、または低級アルキル基を表わし、Aは式−CH=CH
−または−C1(2−C11,−を表し、Ii”、 X
及びnは前述したものと同じ意味を表わす。
該反応工程中の各反応は、それ自体公知の方法に準じて
実施できるが具体的には次のごとき処理によることがで
きる。
(i)N−アシル化 本反応は、式(1−d)の化合物を低級脂肪酸酸無水物
、酸ハロゲン化物等のアシル化剤と反応せしめることに
より、完結することができる。本反応はそれ自体公知の
アシル化方法1例えば塩基性物質等を共存せしめて行う
ことができる。
(ii)脱ホルミル化 本工程における反応は式(1−d−1)の化合物のN−
ホルミル基を脱離する反応であり、それ自体公知の脱ホ
ルミル化により実施できる。例えばメタノール、エタノ
ール等の低級アルコールを溶媒とし、塩酸、硫酸等の無
機酸を用いて室温下、数時間反応を行えばよい。
(iii )水酸基の脱保護化 本工程の反応は式([−d−2)の化合物のフエノ−ル
性水酸基の低級アルカノイル基を選択的に脱離する方法
であるが、上記(ii)より使用する酸の濃度を高める
他は、同様に行うことができる。
なお、上記反応工程において、反応混合物から目的化合
物を分離、精製する方法もそれ自体公知のクロマトグラ
フィー、溶媒抽出方法等により実施することができる。
かくして得られる本発明の化合物は、以下に示すごとく
、興味深い生理活性を示し、生化学的試薬または、抗菌
活性物質もしくは抗腫瘍性物質としてを用である。
〔作用・効果〕
(A)TPK4活性 チロシン特異的プロティンキナーゼ活性は、エビダーマ
ル・グロース・ファクター受容体のもつチロシン特異的
プロティンキナーゼ活性としてヒト上皮性カルシノーマ
細胞^−431の膜画分を用い、カーペンタ−等(G、
Carpenter et al)  ((ザ・ジャー
ナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー(The 
Journal of Biological Che
mistry) 、2544874〜4891 (19
79) )記載の酵素活性測定法を改良して行った。す
なわち、1mM Mn(Jz 、1100nエビダーマ
ル・グロース・ファクター、40μg A−431膜両
分、7.5μgアルブミン、3μgヒストン及び−H4
35−AもしくはMH435−8を含む50μlの20
1ヘペス緩衝液(pH7,4)を0℃710分間でブレ
インキュベーション後、〔ガンマ−〇p )アデノシン
三リン酸(0,25彌C110,125m)を10μl
添加し、0℃で30分間反応を行った。50μ!をサン
プリングし、ワットマンNo3MM濾紙に吸着させ、水
冷したTCA中に浸漬し、30分間放置後、濾紙をとり
だし、TCA、エタノール、エーテルを洗浄し、濾紙に
付着した32Pのカウントを測定した(a)。
同時に検体だけを除いて同様に反応・処理した時のカラ
ン)(b)、またそれぞれ膜画分を除いた測定値を(a
o)および(b゛)として、エビダーマル・グロース・
ファクター・レセプターキナーゼの阻害率を式((a−
a ’ ) /(b−b ’ ) ) X100により
計算した。
本発明の代表的な化合物(7)TPKI活性は下記表に
示すごとく低濃度で極めて高い活性を示す。
表−1 L 1210白血病細胞、1MCカルシノーマ細胞、に
1−NRに、tsSre−NRK 5A−431細胞の
各細胞をディツシュにまき(3〜5 X 10’cel
ls/dish)、1日培養(37°C,CO□濃度5
%)後、旧!435−Aを添加し、さらに同条件で3日
間培養後、細胞数を計数することにより測定した。
本発明の代表的な化合物が上記細胞の増殖を50%阻止
する濃度(ICs。)は下記表に示す通りであり、抗腫
瘍性物質としての有用性が明らかである。
表−2 (C)五l蛮ユ ミューラーヒントン培地を用いた寒天希釈法による各種
細菌に対する本発明の化合物の最低発育阻止濃度(MI
C)を次表に示す。
表−3 以上で示すごとく、本発明の化合物は、低濃度で高いT
PK−1活性、培養ガン細胞に対する増殖阻止活性及び
抗菌活性を示し、生化学的試薬として有用であるばかり
でなく、抗腫瘍性剤または抗菌剤として有用である。
〔実施例〕
以下に実施例を示し、本発明をさらに詳細に説明する。
実施例1 ヱ土エヱ坦p盟遺 OI+ υN ナトリウムビス(トリメチルシリル)アミド137.3
■の無水テトラヒドロフラン(THF)2−?8液に一
78℃で撹を牢しな力(らイソシアノメチル亜リン酸ジ
エチル132.8■の無水THF2+nl溶液を窒素ガ
ス置換下に滴加した。同温度で20分間撹拌した後、2
.5−ジヒドロキシベンズアルデヒド20.7+wの無
水THF1m/を加え、3時間反応した。
次に酢酸100μlを加え、反応混合物を酢酸エチル2
0−で希釈し、0.1Mリン酸緩衝液(pH7,0)で
分液洗浄した。この有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、減圧下壇媒量が3艷になるまで濃縮し、プレパラテ
ィブT、L、C()ルエンーアセトン、2:l)で精製
し、目的物14.0曙(収率59%)を得た。
1?f=o、17 ()ルエンーアセトン、2:1)I
RνHH: c+m−’ : 3280,2140.1
590.1505実施例2 一丑四イ」じこA丈並」3這(社)1遺l r ナトリウムビス(トリメチルシリル)アミド342mg
、イソシアノ亜リン酸ジエチル331■および5−ブロ
モ−2−ヒドロキシヘンズアルデヒド149暉を用い実
施例1と同様に反応処理し、プレバラティブT几、C(
トルエン−アセトン、3:2)により精製し、目的物1
06.8■(収率65.0%)で得た。
Rf=0.69 (トルエン−アセトン、3;2)IR
V Was cm−’ : 3190.2140.15
95.1495N門R(CDC1*)δ: 5.52(LH,s) 6.55(IH,d、  J=1511z)6.70(
Ill、d、  J= 911z)7.02(IH,d
、J=15Hz) 7.35(IH,d、  J= 9 )1z)7.40
(LH,s) 実施例3 ナトリウムビス(トリメチルシリル)アミド137.3
■、イソシアノメチル亜リン酸ジエチル132.8+n
gおよび2,5−ジメトキシヘンズアルデヒド62■を
用い実施例1と同様に反応処理し、プレバラティプT、
L、C(トルエン−酢酸エチル、8:1)により精製し
、目的物44.5■(収率63.0%)を得た。
Rf=0.73 (1−ルエンー酢酸エチル、8:1)
実施例4 ビニルイソシアナイド(4)のlII nF 3トリウムビス(トリメチルシリル)アミド137.3
■、イソシアノメチル亜リン酸ジエチル132.8■お
よび2−ハイドロキン−5−メトキシベンズアルデヒド
50■を用い実施例1と同様に反応処理しプレパラティ
ブT、L、C()ルエンーアセトン、1:1)により晴
製し目的物38.2■(収率67.0%)を得た。
Rf=0.79 (1−ルエンーアセトン、1:1)実
施例5 乙上班勿贅這 H ナトリウムビス(トリメチルシリル)アミド114■、
イソシアノメチル亜リン酸ジエチルill■および2−
ヒドロキンヘンズアルデヒド40μlを用い実施例1と
同様に反応処理し、プレバラティブT、L、C(トルエ
ン−酢酸エチル、ll:1)により精製し、目的物37
.LLIv(収率68.5%)を得た。
Rf=0.44 ()ルエンー酢酸エチル、81)実施
例6 シアナイド(6)の−11゛告 I ナトリウムビス(トリメチルシリル)アミド342曙、
イソシアノ亜リン酸ジエチル331曙および2.3−ジ
ヒドロキシベンズアルデヒド64.2■を用い実施例1
と同様に反応処理し、プレパラティブT、L、C(クロ
ロホルム−メタノール、10:1)により精製し、目的
物46.8■(収率62.5%)を得た。
+u=0.33 (クロロホルム−メタノール、10:
1)実施例7 2ヱ去随上辺至(遣 3.4−ジヒドロキシベンズアルデヒド64.231r
ヲ用い実施例6と同様に反応精製し、目的物49.0g
(収率65.5%)を得た。
Rf=o、46(クロロホルム−メタノール、10:1
)実施例日 シヘンゼン(8)の’A遣 H 2−(2,5−ジヒドロキシフェニル)ビニルイソシア
ナイド10.0■の酢酸エチル5d溶液に0.IN塩酸
水溶液を5−を加え2日間激しく撹拌した。
この有a層を飽和塩化ナトリウム水L8液で洗浄後、無
水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。次
に、この残渣をプレパラティプT、L、(:  (トル
エン−アセトン、l:1)で精製し、目的物4.7曙(
収率42.4%)を得た。
11f=0.37 (トルエン−アセトン、1:L)m
、p、 : 78〜82℃ IRy Was cIm−’ : 1650.1540
.1510.1400゜1320、1260.120O NMRδppm(acetone−dh)6.64(I
H,d、 J=15.0Hz)6.51 (ill、 
dd、 J = 3.0)1z、 9.0Hz)6.6
8(III、d、 J=9.0IIz)6.80(IH
,d、 J=3.0Hz)7.63(Ill、dd、J
 = 15.0)1z、J = 11.olIz)7.
72(IH,s) 8.02.LH,s) 8、17. LH,s) 9.30(LH,br) 実施例9 ヒドロキシフェニル(9)の11′告 IJ 1r 2−(5−ブロモ−2−ヒドロキシフェニル)ビニルイ
ソシアナイド20■を用い、実施例8と同様に反応処理
し、プレパラティブT、L、C(トルエン−アセトン、
3:2)により精製し、目的物9.7av(収率45%
)を得た。
Rf=0.37 (トルエン−アセトン、3:2)m、
p、 146.5〜148.0℃ IRv WOW e3l−’ : 3370,3200
,1685,1675゜1640、1515.1485
.1405NMR(acetone−da)δppm 
 :6.46(IH,d、 J=15.0IIz)6.
85(IH,d、 J=9.0)Iz)7.17(1)
1.dd、J=2.0Hz、 J=9.0Hz)7.4
8(IH,d、 J=2.0Hz)7.90(IH,d
d、J=9.0Hz、  J=15.0Hz)8、14
 (III、 s) 8.99(1)1.s) 9.35 (LH,br) 実施例10 2−(2,5−ジメトキシフェニル)ビニルイソシアナ
イド20.0111rを用い実施例8と同様に反応処理
し、プレパラティブT、L、C()ルエンーアセトン、
t:i)により精製し、目的物10.1++w(収率4
655%)を得た。
Rf−0,58(トルエン−アセトン、11)鋼、9.
783.5〜85.0℃ IRシ二;;ロー’ : 3300.1710.168
5.1665゜1530、1510.123O NMRδppm(CDCfx) 3.78(sl、  3.80sl、  3.82fs
l、  6.23(d、J=15.0Hz)。
6.43(d、J=15.0Hz)、6.79(!l、
  6.93(d、J=3.0Hz)。
8.22+31 実施例11 一メトキシヘンゼンaυの一11′告 +111 2−(2−ヒドロキシ−5−メトキシフェニル)ビニル
イソシアナイド30■を用い、実施例8と同様に反応処
理し、プレパラティブT、L、C(1−ルエンーアセト
ン、1:l)により精製し、目的物13.7m+r (
収率41.3%)を得た。
Rf=0.50 Cトルエン−7セト/、1:1)m、
p、 : 127.5〜129.0℃[RLl二!ニロ
伺: 3290,3200.1695.1655゜15
20、1445.1225 NMR6ppm(CDcll +acetone−d6
)3.76(3H,s) 6.50(18,d、  J=15.0Ilz)6.6
1(IH,dd、J=3.0Hz、  J=9.0Hz
)6.82(IH,d、J=9.0Hz)6.88(I
H,d、J−3,0Hz)7.70(IH,s) 7.72(IH,d、  J=15.0IIz)8.2
2(IH,s) 8.92(III、br) 実施例12 ヱ亙l竺■星遺 ll 2−(2−ヒドロキシフェニル)ビニルイソシアナイド
25■を用い、実施例8と同様に反応処理し、プレパラ
ティブT、L、C(トルエン−酢酸エチル。
3:1)により精製し、目的物13.6■(収率48.
5%)を得た。
Rf−0,12(トJLt:L 7−酢酸エチ/Lz、
3:l)m、p、 : 118.0 〜119.0  
℃IllνHe: cs” : 3350,3200,
1660.1645.16401530.1455.1
385.1255NMR(CD Cry  +aceL
one −dh)  δppm  :6.50(LH,
d、J  : 15.0Hz)6.82(IH,dt、
  J  =2.0Hz、  J=8.0)1z)6.
88(1)1.dd、J=2.0Hz、J=8.0Hz
)6.98(IH,dt、J=2.0Hz、J=8.0
Hz)7.32(IH,dd、J=2.0Hz、J−8
,0Hz)7.72(LH,dd、J=15.0Hz、
J=11.0Hz)8.01(IH,br) 8.21(IH,s) 8.60(IH,br) 実施例13 2−(2,3−ジヒドロキシフェニル)ビニルイソシア
ナイド25■を用い実施例8と同様に反応、処理し、プ
レバラティプT几、C(クロロホルム−メタノール、1
0  二l)により精製し、目的物12.2■(収率4
4.2%)を得た。
Rf−0,12(クロロホロムーメタノール、 10 
: 1)UvλM:(INnIll(δ)  : 28
2(18600)IRν!!S cs−’ : 335
0.1670.1655.1485.1390゜29O NMR(アセトン−dS)δppm 6.51(III、d、 J=15.0Hz)6.6〜
7.0(3H,m) 7.70(IH,dd、J = 15.0Hz、J =
 10.5Hz)8.22(IH,s) 7.60(IH,br) 8.50(IH,br) 9.25(Ill、br) 実施例14 之丘l叉l笠■l遺 2−(3,4−ジヒドロキシフェニル)ビニルイソシア
ナイド25■を用い実施例8と同様に反応処理し、プレ
パラティブT、L、C(クロロホルム−メタノール、1
0:1)により精製し、目的物15.8■(収率46,
3%)を得た。
Rf=0.29 (りooホルム−メタノール、to:
 1)m、p、 : 185〜187°C IRv 二g’、 cra −’ : 3340.31
50.1670.1640.16001500、139
0.1280.120ONMR(アセトン−ai)δp
pm 6.20(LH,d、 J=15.0Hz)6.7〜6
.9(3tl、m) 7.35(IH,d、 J = 15.011z)8、
19(IH,s) 実施例15 (2−ホルムアミドビニル’)−2,3−ジヒドロベン
ゼン4.5 mgのメタノール2m1l容l夜に酸化白
金5■を添加し、水素雰囲気下2時間かきまぜた。
触媒をろ別した後、減圧下に濃縮し、残渣をプレパラテ
ィブT、L、C()ルエンーアセトン、l:1)で精製
し、目的物4.2曙(収率92.3%)を得た。
Rfズ0.35 (1−ルエンーアセトン、1:1)1
1MR(アセトン−d、−メタノール−d、)  δ:
2.82(28,t) 3.48(2)1. D 6.5〜6.9(3H,翔) 8、15(IH,s> 実施例16 (2−ホルムアミドビニル)−2,5−ジアセトキシヘ
ンゼン14■の無水塩化メチレン2−溶液に無水酢酸I
on/、トリエチレンアミン30Tnlおよび4−ジメ
チルアミノピリジン5Ingを加え、室温で4時間、攪
拌した後、反応混合物を酢酸エチル20−に注加し、0
.0IN塩酸および飽和塩化ナトリウム水溶液で分液、
洗浄した。この有機層を、無水硫酸ナトリウムで乾燥し
、減圧下、溶媒を留去して得た残渣をプレパラティブT
、L、C(トルエン−アセトン、11)で↑り製し、目
的物15.0■(収率92%)を得た。
17f=0.82 (クロロホルム−メタノール、10
:1)NMR(CD C1z)δ: 2.28(3H,s) 2.32(3H,s) 2.43(3H,s) 6.9〜7.3(5)1.m) 9.30(IH,s) 実施例17 化合物叫15nrのメタノール2−溶液に0.IN塩酸
20μlを加え室温で1時間攪拌した後、酢酸エチル2
0−を加え、飽和塩化ナトリウム水溶液で分液、洗浄し
た。
有機層は、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、溶媒を留
去し、得られた残渣をプレパラティブT、L、C(クロ
ロホルム−メタノール、10  : 1)で精製し、目
的物12,5■(収率91.7%)を得た。
RF=0.53(クロロホルム−メタノール、10:1
)実施例18 シベンゼンα印の一1′告 OL+ 化合物07112.!l+vのメタノール2−溶液に0
.IN塩酸50μlを加え、室温で4時間撹拌した後、
酢酸エチル30−を加え、飽和塩化ナトリウム水溶液で
分液、洗浄した。
この有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を留去
し、得られた残渣を、プレパラティブT、L、C(クロ
ロホルム−メタノール、10:1)で精製し、目的物1
.3mg (収率84%)を得た。
RF=0.1  (クロロホルム−メタノール、10:
1)バNR(アセトン−d、)δ; 1.99(31,s) 6.35(ill、d、 J=15Hz)6.50(l
H,dd、J=9Hz、 J=311z)6.70(L
H,d、 J=9Hz) 6.82(IH,d、 J=311z)7.60 (I
IL dd、 J = 15Hz、 J = 10.5
Hz)9.2(LH,br) 〔発明の効果〕 本発明の化合物はチロソン特異的プロティンキナーゼ活
性を阻害し、抗菌性及び抗腫瘍性活性の優れた新規物質
である。本発明はこれら有用な性質を有する新規物質を
提供するものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 式中、R^1は水素原子、低級アルカノイル基、又は低
    級アルキル基を表わし、nは1ないし3の正の整数を表
    わし: Xは水素原子又はハロゲン原子を表わし: Yは式 −CH=CH−NC、−CH=CH−NHR^2又は−
    CH_2−CH_2−NHR^2を表わす。(該式中、
    R^2はホルミル基若しくは低級アルカノイル基を表わ
    す。) 但し、Xが水素原子、(R^1O)_n基が2,5−ジ
    ヒドロキシ基を表わし、かつ、Yが式−CH=CH−N
    HCHO及び−CH_2−CH_2−NHCHOを表わ
    す場合を除く、で示される化合物。 2、Yが式−CH=CH−NCを表わす特許請求の範囲
    第1項記載の化合物。 3、Yが式−CH=CH−NHCHOを表わす特許請求
    の範囲第1項記載の化合物。 4、Yが式−CH=CH−NHCOCH_3を表わす特
    許請求の範囲第1項記載の化合物。 5、nが2の正の整数を表わす特許請求の範囲第1項か
    ら第4項のいずれかに記載された化合物。
JP8152286A 1986-02-25 1986-04-08 新規生理活性物質ア−ブスタチン類縁化合物 Pending JPS62277347A (ja)

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US5514711A (en) * 1991-10-15 1996-05-07 Mitsubishi Chemical Corporation Styrene derivatives

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