JPS61143334A - 5,8−ジヒドロキシ−1,4−ナフトキノン誘導体 - Google Patents
5,8−ジヒドロキシ−1,4−ナフトキノン誘導体Info
- Publication number
- JPS61143334A JPS61143334A JP26544484A JP26544484A JPS61143334A JP S61143334 A JPS61143334 A JP S61143334A JP 26544484 A JP26544484 A JP 26544484A JP 26544484 A JP26544484 A JP 26544484A JP S61143334 A JPS61143334 A JP S61143334A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shikonin
- present
- formula
- compound
- dihydroxy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は医薬として有用な新規5,8−ジヒドロキシ−
1,4−ナフトキノン誘導体に関する。
1,4−ナフトキノン誘導体に関する。
5.8−ジヒドロキシ−1,4−ナフトキノン誘導体と
して、2−(1−ヒドロキシ−4−メチル−3−ペンテ
ン−1−イル)−5,8−ジヒドロキシ−1,4−ナフ
トキノン(シコニン]や2−(1−アセトキシ−4−メ
チル−3−ペンテン−1−イル) −5,s−ジヒドロ
キシ−1,4−ナフトキノン(アセチルシコニン)など
多くの化合物が知られ、例えば薬学雑誌vo192,5
25(1972)、生薬雑誌Vo127 e31(19
73)、日本薬理学雑誌Mol 73 、193(19
77)、Chem、 Pharm、 Bull、 、V
ol 25 。
して、2−(1−ヒドロキシ−4−メチル−3−ペンテ
ン−1−イル)−5,8−ジヒドロキシ−1,4−ナフ
トキノン(シコニン]や2−(1−アセトキシ−4−メ
チル−3−ペンテン−1−イル) −5,s−ジヒドロ
キシ−1,4−ナフトキノン(アセチルシコニン)など
多くの化合物が知られ、例えば薬学雑誌vo192,5
25(1972)、生薬雑誌Vo127 e31(19
73)、日本薬理学雑誌Mol 73 、193(19
77)、Chem、 Pharm、 Bull、 、V
ol 25 。
2392(19773などにおいて抗腫瘍活性をはじめ
とするある種の薬理活性について研究されている。
とするある種の薬理活性について研究されている。
しかし本発明の如き5.8−ジヒドロキシ−1,4−ナ
フトキノン誘導体、および該誘導体のもつ血小板凝集抑
制作用、すなわち抗血栓剤としての有用性については全
く明らかにされていない。
フトキノン誘導体、および該誘導体のもつ血小板凝集抑
制作用、すなわち抗血栓剤としての有用性については全
く明らかにされていない。
本発明者らは、5.8−ジヒドロキシ−1,4−ナフト
キノン誘導体について研究を進めるうち1本発明の化合
物が新規でかつ抗血栓剤としての有用性を有することを
見い出し、本発明を完成することができた。
キノン誘導体について研究を進めるうち1本発明の化合
物が新規でかつ抗血栓剤としての有用性を有することを
見い出し、本発明を完成することができた。
本発明は一般式(1)
(式中、Rは炭素数2ないし12のアルキル基である。
以下同じ。]で表わされる新規5.8−ジヒドロキシ−
1,4−ナフトキノン誘導体を提供するものである。
1,4−ナフトキノン誘導体を提供するものである。
本発明の化合物は一般式(1)で表わされるものである
が、式中のRとしては、例えばエチル基。
が、式中のRとしては、例えばエチル基。
プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプ
チル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル
基、ドデシル基であり、これらは直鎖状のはか、各種分
校状のものであってもよい。これらアルキル基の中では
炭素数が2ないし11.とくに6ないし11の直鎖状の
ものが好ましい。
チル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル
基、ドデシル基であり、これらは直鎖状のはか、各種分
校状のものであってもよい。これらアルキル基の中では
炭素数が2ないし11.とくに6ないし11の直鎖状の
ものが好ましい。
本発明の好ましい化合物を次表に示す。
表 1
〔製 法〕
本発明の化合物は西独特許公開公報Offenlegu
nxs−shrift ) 2831786に記載の方
法に準じてシコニンより誘導できるほか、同じくシコニ
ンより下記の方法によっても製造することができる。
nxs−shrift ) 2831786に記載の方
法に準じてシコニンより誘導できるほか、同じくシコニ
ンより下記の方法によっても製造することができる。
すなわち、シコニンと酸ハロゲン化物RCOX(Rは前
記と同じであり、又はハロゲン、とくに好ましくは塩素
を表わす。]をゼオライト(とくに商品名「モレキュラ
シープ」)で知られる合成ゼオライトが好ましい。】の
存在下に反応させることにより容易に得ることができる
。この場合の溶媒としては反応に不活性なもの、例えば
ベンゼン、トルエン、キシレンの如き芳香族炭化水素、
塩化メチレン、クロロホルム、テトラクロロエタンの如
きハロゲン化炭化水素、エチルエーテル、プロピルエー
テル、テトラヒドロ7ラン、ジオキサンの如きエーテル
、酢酸エチル、酢酸プロピルの如きエステルを使用する
ことができ、これらの中では酢酸エチルが好ましい。
記と同じであり、又はハロゲン、とくに好ましくは塩素
を表わす。]をゼオライト(とくに商品名「モレキュラ
シープ」)で知られる合成ゼオライトが好ましい。】の
存在下に反応させることにより容易に得ることができる
。この場合の溶媒としては反応に不活性なもの、例えば
ベンゼン、トルエン、キシレンの如き芳香族炭化水素、
塩化メチレン、クロロホルム、テトラクロロエタンの如
きハロゲン化炭化水素、エチルエーテル、プロピルエー
テル、テトラヒドロ7ラン、ジオキサンの如きエーテル
、酢酸エチル、酢酸プロピルの如きエステルを使用する
ことができ、これらの中では酢酸エチルが好ましい。
好ましい触媒たる合成ゼオライ、トはHclを吸収し、
シコニンを吸収しない孔径を有するもので。
シコニンを吸収しない孔径を有するもので。
市販モレキュラシーブの4Aタイプ、5Aタイプ。
13Xタイプなどを使用することができる。
反応条件としては、酸ハロゲン化物をシコニンに対し0
.5ないし10倍モル、好ましくは1ないし5倍モル、
モレキュラシープをシコニン1gに対し0.5ないし5
g用い1通常シコニンを濃度が0.02ないし0.3モ
ル/lとなるよう溶媒中で、反応温度0ないし100°
C1好ましくは20ないし70℃にて1ないし100時
間、好ましくは2ないし30時間反応させる。
.5ないし10倍モル、好ましくは1ないし5倍モル、
モレキュラシープをシコニン1gに対し0.5ないし5
g用い1通常シコニンを濃度が0.02ないし0.3モ
ル/lとなるよう溶媒中で、反応温度0ないし100°
C1好ましくは20ないし70℃にて1ないし100時
間、好ましくは2ないし30時間反応させる。
反応後は常法により目的物を分離・精製すればよい。
本発明の化合物は前述のように血小板の凝集を抑制する
活性を有するので、抗血栓剤として用いることができる
。これは後述の試験例で明らかである。
活性を有するので、抗血栓剤として用いることができる
。これは後述の試験例で明らかである。
以下、実施例によって本発明を具体的に説明する。
1i[+i例1 2−(1−プロピオニルオキシ−
4−メチシフニン432Tl1gヲ無水の酢酸エチル2
5Jに溶解し、これに塩化プロピオニル278mHとモ
レキュラーシープ4A 1.8gを加え、時々振りま
ぜながら5日間放置した。酢酸エチルと未反応の塩化プ
ロピオニルを減圧下で留去し、残った赤色の粘稠な油状
物を薄層クロマトグラフィーで分mして赤色結晶を得た
。
4−メチシフニン432Tl1gヲ無水の酢酸エチル2
5Jに溶解し、これに塩化プロピオニル278mHとモ
レキュラーシープ4A 1.8gを加え、時々振りま
ぜながら5日間放置した。酢酸エチルと未反応の塩化プ
ロピオニルを減圧下で留去し、残った赤色の粘稠な油状
物を薄層クロマトグラフィーで分mして赤色結晶を得た
。
赤色油状物
収率:67%
質量分析:344(M”J
1H−核磁気共鳴スペクトル(T’T”e重クロロホル
ム。
ム。
TMS基準)
1.15(3H,t、J=6Hz ); 1.59(3
H,s )i 1,88 (3H,83* 2−3〜2
.54 (4Ha m ) ;5.10(IH,t、J
=6Hz);6,02(1H,t。
H,s )i 1,88 (3H,83* 2−3〜2
.54 (4Ha m ) ;5.10(IH,t、J
=6Hz);6,02(1H,t。
、]’==5 ” ) e 6−97 (I H,s
) p 7.18 (2H*s)i 12,38(IH
,s )、12.54(IH,s )実施例2〜4 実施例1と同様にして以下の化合物を得た、〔本発明の
化合物の有用性を示す試験例〕ウサギ血液の血小板を用
いてBorn(Nature194.927(1962
ン〕、MichalおよびBorn(Nature 2
31.220(1971):)の方法に準じて血小板凝
集抑制作用の試験を行った。結果を次表この結果から本
発明の化合物はADPおよびコラーゲンによって誘起さ
れる面子板の凝集を抑制し、抗血栓剤として有用なこと
が明らかである。
) p 7.18 (2H*s)i 12,38(IH
,s )、12.54(IH,s )実施例2〜4 実施例1と同様にして以下の化合物を得た、〔本発明の
化合物の有用性を示す試験例〕ウサギ血液の血小板を用
いてBorn(Nature194.927(1962
ン〕、MichalおよびBorn(Nature 2
31.220(1971):)の方法に準じて血小板凝
集抑制作用の試験を行った。結果を次表この結果から本
発明の化合物はADPおよびコラーゲンによって誘起さ
れる面子板の凝集を抑制し、抗血栓剤として有用なこと
が明らかである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (式中、Rは炭素数2ないし12のアルキル基である。 )で表わされる5,8−ジヒドロキシ−1,4−ナフト
キノン誘導体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26544484A JPS61143334A (ja) | 1984-12-18 | 1984-12-18 | 5,8−ジヒドロキシ−1,4−ナフトキノン誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26544484A JPS61143334A (ja) | 1984-12-18 | 1984-12-18 | 5,8−ジヒドロキシ−1,4−ナフトキノン誘導体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61143334A true JPS61143334A (ja) | 1986-07-01 |
JPS6350337B2 JPS6350337B2 (ja) | 1988-10-07 |
Family
ID=17417233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26544484A Granted JPS61143334A (ja) | 1984-12-18 | 1984-12-18 | 5,8−ジヒドロキシ−1,4−ナフトキノン誘導体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61143334A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997003940A1 (en) * | 1995-07-24 | 1997-02-06 | Kuhnil Pharmaceutical Co., Ltd. | Novel 6-substituted-5,8-dioxy-1,4-naphthoquinone derivatives |
JP2004534854A (ja) * | 2001-07-16 | 2004-11-18 | ザ・ユニバーシティ・コート・オブ・ザ・ユニバーシティ・オブ・アバディーン | アルツハイマーおよび関連する神経変性障害の処置のためのタウ凝集阻害剤としてのナフトキノン誘導体 |
JP2006502753A (ja) * | 2002-07-23 | 2006-01-26 | エルエス メドキャップ ゲー・エム・ベー・ハー | 埋め込み型医用機器用のコーティング用組成物及び該機器をコーティングする方法 |
US7068086B2 (en) | 2001-07-27 | 2006-06-27 | Advantest Corp. | Phase correction circuit |
-
1984
- 1984-12-18 JP JP26544484A patent/JPS61143334A/ja active Granted
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
J.PRAKT.CHEM=1982 * |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997003940A1 (en) * | 1995-07-24 | 1997-02-06 | Kuhnil Pharmaceutical Co., Ltd. | Novel 6-substituted-5,8-dioxy-1,4-naphthoquinone derivatives |
JP2004534854A (ja) * | 2001-07-16 | 2004-11-18 | ザ・ユニバーシティ・コート・オブ・ザ・ユニバーシティ・オブ・アバディーン | アルツハイマーおよび関連する神経変性障害の処置のためのタウ凝集阻害剤としてのナフトキノン誘導体 |
US7068086B2 (en) | 2001-07-27 | 2006-06-27 | Advantest Corp. | Phase correction circuit |
JP2006502753A (ja) * | 2002-07-23 | 2006-01-26 | エルエス メドキャップ ゲー・エム・ベー・ハー | 埋め込み型医用機器用のコーティング用組成物及び該機器をコーティングする方法 |
JP4851086B2 (ja) * | 2002-07-23 | 2012-01-11 | エルエス メドキャップ ゲー・エム・ベー・ハー | 埋め込み型医用機器用のコーティング用組成物及び該機器をコーティングする方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6350337B2 (ja) | 1988-10-07 |
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