JPS6227693Y2 - - Google Patents

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JPS6227693Y2
JPS6227693Y2 JP4796384U JP4796384U JPS6227693Y2 JP S6227693 Y2 JPS6227693 Y2 JP S6227693Y2 JP 4796384 U JP4796384 U JP 4796384U JP 4796384 U JP4796384 U JP 4796384U JP S6227693 Y2 JPS6227693 Y2 JP S6227693Y2
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JP
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pipe
tongue
sides
receiving piece
bracket
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JP4796384U
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  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば背広・コート等の被服をハン
ガに掛けた状態で収容するハンガラツク、手摺
り、ガイドレール等のパイプの取付構造に関する
ものである。例えば背広・コートの如き被服のメ
ーカやクリーニング工場等で、それらを倉庫で保
管するには、一般に被服を掛けたハンガを、引掛
パイプを横長に組合せてなるハンガラツクに引掛
けて収容している。そのハンガラツクでは、引掛
パイプは横に約1.5m毎にブラケツトで支持され
ている。その支持手段は、ハンガに引掛けた被服
が横方向に自由にスライドできるように、ブラケ
ツト先部上面に引掛パイプをのせ、ブラケツト下
面からのビスをパイプへねじ込んで固定してい
る。
このねじ止めによるブラケツトと引掛パイプの
支持手段は、一見すると構造も簡単で作業も容易
であるように思われる。しかしこの種のハンガラ
ツクは、シーズンの変化に伴なう模様替えや配置
替え等で、一度組立てられているものを高さ調節
したり、解体した後に再度組立てる必要がある。
その場合に、前記各ビスを全て取外した後に再度
ねじ込む等の作業は、手間と時間のかかるもので
ある。また何度もその作業を行なう間には、引掛
パイプのビス孔が摩耗してしまうこともある。ま
た手摺り・ガイドレール等では鋲止め・溶接・ね
じ止め等によつているが、それでは現場での手間
のかかる作業が必要であつたり、ねじが緩んでく
ることもあつた。
本考案はパイプの取付構造に関し、従来のもの
が有する問題点を解決しようとするものである。
即ちその目的とするところは、シンプルな構造
で、取付・解体が容易迅速に行えるとともに、ね
じが緩んでガタついてくることがなく、かつパイ
プが不用意に外れることのないような、パイプの
取付構造を提供することにある。
以下に本考案をハンガラツクに利用した図示実
施例によつて説明する。
本考案のハンガラツクは、大別してスタンド1
と支柱2とブラケツト3と引掛パイプ4とからな
る。スタンド1は下部の横杆5の中央に縦杆6を
立設した逆T字形をしている。支柱2は下部寄り
を前記縦杆6内へ係合可能で、後記の如く高さ調
節手段を備え、かつ両側面にブラケツト係止用の
縦孔7を、横2列で縦方向に多数個設けてある。
ブラケツト3は支柱2両側に横設してある。即
ち第3図ないし第7図の如くであつて、金属板を
縦断面がU字状になる如く屈曲した横長状で、そ
の両後端に支柱2へ係止用として上段が鉤状で、
下段が突状の係止用片8,9を各々形成してあ
る。また該ブラケツト3の両先部には、先部寄り
を切欠いた凹段部10を形成するとともに、その
先部側に引掛パイプ4へ係合用として舌状受片1
1を上向きに各々突設してある。この舌状受片1
1は、首部12から上が各々一部に円弧状の切欠
部13をもつそれと同一半径の円弧状の係合用部
である。そして1つのブラケツト3での両舌状受
片11の各切欠部13は、互いに反対側の側部寄
りに後記パイプ4の各溝孔15が通過可能に形成
し、かつ各首部12の両側上部寄りに溝孔15の
幅cより大きい幅で係止用顎部14を形成してあ
る。
引掛パイプ4は、長さが例えば1.5m程度の円
筒状であり、その内径は前記舌状受片11を係合
した後で両者4,11ががたつかぬように舌片1
1より僅かに大径としてある。また該引掛パイプ
4の両側寄りの下側周部には、第8図の如く隣接
の支柱2の両ブラケツト3で支持されるとき各々
舌状受片11が係合する溝孔15を、周方向の一
部として形成してある。またその係合用溝孔15
は、隣接の支柱2間で対面する舌状受片11へ係
合後に引掛パイプ4の回りを止めるため、一方の
溝孔15の前端縁16がその受片11の首部12
前端に当接し、他方の溝孔15の後端縁17がそ
の受片11の首部12後端に当接するように、第
11図の如くパイプ4の両側で溝孔15の位置を
周方向で逆に少しずらして形成してある。
そして舌状受片11と係合用溝孔15との大き
さの関係は、第9図、第10図の如く舌状受片1
1で切欠部13の両端部を結ぶ線aと平行な方向
から見た場合、舌状受片11の最大幅bが係合用
溝孔15の幅cよりもやや小さめとする。例え
ば、舌状受片11の係合用部の半径が14mmの円弧
状、切欠部13も半径が14mmの円弧状とし、引掛
パイプ4の内径が半径14.3mm、舌状受片11を前
記方向から見た最大幅bが22mm、係合用溝孔15
の幅cが23mm、舌状受片11の首部12の幅dが
18mm程度とする。
なお前記スタンド1と支柱2との高さ調節手段
としては、両者に方円形の孔18,19を上下を
逆向きで等間隔で多数個を縦列状に形成し、そこ
に角柱部をもつボルト20を通挿しナツト21で
締付固定してある。またこのボルト20とナツト
21は、隣接のスタンド1間に横設する補強横桟
22の両側のフランジ部23を、各々のスタンド
1に固定することも兼ねさせてある。
図において、24は被服、25はハンガを示
す。
なお上記実施例では、隣接のブラケツト3間で
対面する舌状受片11と引掛パイプ4の係合用溝
孔15は、パイプ4の回止めのため両溝孔15を
周方向にくい違い状に形成してある。しかしそれ
に限らず両舌状受片11の首部12の形状をくい
違い状にして、両側の溝孔15は前・後の逆の端
縁16,17が各首部12に当接するようにして
もよい。舌状受片11の形状は円形や円弧状に限
らず、多角形状でもよい。また切欠部13は円弧
状に切欠かず直線状に切欠いてもよいし、切欠部
13は各側で一箇所に限られるものではない。さ
らに、このハンガラツクは第1図のように2個の
連結に限らず、数個連結させて用いてもよい。
次に本考案の組立および使用状態を、上記実施
例によつて説明する。
まず組立て時には、スタンド1を1.5m間隔で
並立し、各々に支柱2下部を差入れて上部の高さ
を揃え、この状態で隣接の支柱2間に横桟22を
横設し、そのフランジ部23をスタンド1・支柱
2とともに、ボルト20ととナツト21で締付固
定する。次いで、引掛パイプ4の両側の各係合用
溝孔15に、両側ブラケツト3の対面する各片側
の舌状受片11を首部12まで係合させる。この
場合に、両側の溝孔15は周方向の位置がくい違
い状になつているので、異つた角度から受片11
を差入れた後にブラケツト3を回して水平状に揃
え、その後にブラケツト3後端の係止用片8,9
を、支柱2の適当な高さの縦孔7に差入れる。ま
た前記の場合、舌状受片11に切欠部13を形成
して、差入れ方向からの最大幅bが溝孔15の幅
cよりも小さくしてあるので、差入れは容易に行
われる。前記の如くに、各支柱2間の前後に各々
引掛パイプ4を横設して、横長に連続したハンガ
ラツクを組立てる。
そして被服24を掛けたハンガ25を、引掛パ
イプ4に引掛けて多数を収容保管するが、必要に
応じてその中の2,30着を取出す際、両手で被服
24を抱えて持上げハンガ25を外すことにな
る。その場合、引掛パイプ4は上向きに引上げる
力を受けるが、前記の如く舌状受片11には顎部
14を形成してあり、溝孔15の幅cはそこより
小さいので引掛かる。そのため引掛パイプ4は真
上に抜出すことはない。またパイプ4両側の溝孔
15は、各々周方向に位置をくい違い状に形成し
て、前・後逆方向の端縁16,17が各々の舌状
受片11の首部12に当接している。そのためパ
イプ4は前後いずれかの方向に回動することも阻
止されており、組立時のように切欠部13を介し
て舌状受片11から抜出すこともない。従つて、
いつでも安心して一度に多数の被服24をパイプ
4から取外すことができる。
また、シーズンの変りめや配置替えによりこの
ハンガラツクを一旦解体する場合には、隣接する
支柱2から両側のブラケツト3を引掛パイプ4に
係合させたままで外す。その後にブラケツト3を
周方向に各々少し回し、各舌状受片11の切欠部
13がパイプ4の溝孔15を通るようにして抜
き、ブラケツト3をパイプ4から取外す。スタン
ド1と支柱2と横桟22は、それらを固定してい
るボルト20とナツト21を外すことにより同時
に分離する。再度の組立ては前記と同様にして行
えばよい。
なお上記実施例とは異なり、第12図、第13
図、第14図は引掛パイプ4両側の溝孔15は周
方向に同位置に設け、両側ブラケツト3の舌状受
片11の首部12をくい違い状に形成して、両側
で溝孔15は前・後の逆の端縁16,17を首部
12に当接させてある。この場合も上記実施例と
同様に、パイプ4の回動は両端縁16,17で阻
止されるし、上方へは受片11の顎部14で掛止
されて、パイプ4の抜出しはない。また各ブラケ
ツト3後部の支柱2への掛止は、上記実施例のよ
うな係止用片8,9に限らず、両者3,2に孔を
設けてピンを通挿して止めるものであつてもよ
い。
さらに、上記実施例ではハンガラツクについて
述べたが、それに限らず、例えば手摺りやガイド
レールのパイプの取付構造として用いることもで
きる。
以上で明かな如く本考案は、シンプルな構造で
製造コストを低減できるし、取付・解体を容易迅
速に行なうことができ、ねじが緩んでガタついて
くることがなく、しかもパイプが不用意に外れる
ことを無くすことができるものである。従来のハ
ンガラツク等ではブラケツト上で支持したパイプ
を下方からのビス止めや溶接・ねじ止め等によつ
ていたため、取付時や一時解体し再度組立てるよ
うな場合に、全ビスの締付固定や取外しの作業
等、現場でかなりの手間と時間を要した。しかし
本考案では、パイプ両側の溝孔をブラケツトの舌
状受片に係合させるものであるから、その取付・
解体は容易迅速に行なえる。即ち、舌状受片には
一部にパイプの溝孔の幅より小さくなる差込用切
欠部を形成してあるので、そこを介して溝孔を受
片に係合できる。そして一旦係合されたパイプの
溝孔は、舌状受片の横幅よりも小さく受片の顎部
で引掛るので、上方への力が加わつてもパイプが
不用意に抜けない。しかも、パイプ両側の溝孔を
周方向にくい違い状に形成するか、または両側の
受片の首部をくい違い状に形成して、両側で溝孔
の反対側の端縁を首部に当接させてある。そのた
め一旦舌状受片に係合されたパイプは回動しない
から、パイプは溝孔が切欠部を介して受片から抜
出ることはなく、ここでもパイプの不用意な抜出
しを防止できる。しかも、ねじ止めでもないの
で、振動等でそれが緩んでパイプがガタつくこと
もなくなるものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案をハンガラツクに用いた実施例を示
すもので、第1図は組立後のの平面図、第2図は
組立後の側面図、第3図はブラケツト全体の平面
図、第4図はブラケツトの側面図、第5図はブラ
ケツトの右半分の側面図、第6図は同じく左半分
の側面図、第7図はブラケツトの平面図、第8図
は引掛パイプをブラケツトに載置した状態の平面
図、第9図は引掛パイプの左側寄りの縦断側面図
で、第10図はその右側寄りの縦断側面図、第1
1図は引掛パイプの底面図、第12図ないし第1
4図は他の実施例を示し、第12図は引掛パイプ
の左側寄りの縦断側面図で、第13図はその右側
寄りの縦断側面図、第14図は引掛パイプの底面
図、第15図は支柱とスタンドと横桟との接続部
の側面図、第16図は第15図のA−A拡大断面
図である。 図面符号、3……ブラケツト、4……パイプ、
11……舌状受片、12……首部、13……切欠
部、14……顎部、15……溝孔、c……溝孔の
幅、d……首部の幅。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パイプ4の両側を、隣接の支柱のブラケツト3
    にて支持固定してなるパイプの取付構造におい
    て、パイプ4には両側下部に周方向に一部の係合
    用溝孔15を形成し、ブラケツト3には先上部に
    パイプ4内へ係合可能な大きさの舌状受片11を
    立設し、該舌状受片11は、側部寄りにパイプ4
    の溝孔15を通過可能とする切欠部13を有し、
    下部に溝孔15の幅cよりやや小さい幅dの首部
    12を有するとともに、中間部に溝孔15の幅c
    より大きい顎部14を有し、かつ前記両側ブラケ
    ツト3の両受片11の首部12またはパイプ4両
    側の両溝孔15を、周方向にくい違い位置に設け
    たことを特徴とする、パイプの取付構造。
JP4796384U 1984-03-31 1984-03-31 パイプの取付構造 Granted JPS60159211U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4796384U JPS60159211U (ja) 1984-03-31 1984-03-31 パイプの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP4796384U JPS60159211U (ja) 1984-03-31 1984-03-31 パイプの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60159211U JPS60159211U (ja) 1985-10-23
JPS6227693Y2 true JPS6227693Y2 (ja) 1987-07-16

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ID=30563767

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JP4796384U Granted JPS60159211U (ja) 1984-03-31 1984-03-31 パイプの取付構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6631938B2 (ja) * 2015-09-25 2020-01-15 東京電力ホールディングス株式会社 ケーブルの受金物

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JPS60159211U (ja) 1985-10-23

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