JPS62276361A - 空気調和機の風向変更装置 - Google Patents

空気調和機の風向変更装置

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JPS62276361A
JPS62276361A JP61117843A JP11784386A JPS62276361A JP S62276361 A JPS62276361 A JP S62276361A JP 61117843 A JP61117843 A JP 61117843A JP 11784386 A JP11784386 A JP 11784386A JP S62276361 A JPS62276361 A JP S62276361A
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air
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flow direction
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Kunihiko Miyake
邦彦 三宅
Kanjiro Kinoshita
歓治郎 木下
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は、空気調和機の空気吹出口に配置される風向変
更羽根により風向きを変更させる風向変更装置の改良に
関する。
(従来の技術) 一投に、空気調和機の風向変更装置は、空気吹出口に配
置された風向変更羽根を手動により回転させることによ
り送風方向を設定するものである。
このため、例えば暖房運転時において、強風量、下向吹
出の状態では居住者に不快感(ドラフト感)を与え、弱
風量では温風が床面付近まで達することができず、効率
的な暖房ができないという問題点がある。
上記のような問題点を改善するものとして、特公昭60
−40776号公報に開示されるごとく、空気吹出口に
おいて、流れ方向に向って拡大する形状をHする1対の
案内壁の中間にモータ等の駆動Mffiで回動される風
向変更羽根を配置し、かつ上記案内壁の一方に上記風向
変更羽根とは逆方向に回動される補助羽根を設けて、上
記風向変更羽根と補助羽根の回動により、上記一対の案
内壁への流れの付着作用を変化させて風向きと風速の変
化を1りようとするものがある。また「ヒートポンプエ
アコンの送風技術」 (ナショナル・テクニカル・レポ
ート 第30巻5リ 19日4年10月)に開示される
如(、吹出し風速を、弱風、微風、微弱風、明徴風、の
4種類に設定し各風速の組合せ115よび送風時間をラ
ンダムに制御するプロゲラj1を帽み込んで自然に近い
送風を151ようとするしのがある。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来のしのでは、前者の場合にはヒ
ータや駆動機構が必要で構造が複雑になり、後者の場合
には、送風量自体を直接ail制御しているために、大
きな周期での風速の変化はあっても微妙なゆらぎを作り
にくく、まlζコストもかかるという欠点がある。
本発明は断かる問題点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は、2枚の羽根を開閉することにより■通力を得
るパイスホッフメカニズムと呼ばれる揚力原理に基づく
聞r!JlJ辰肋時に、2枚の羽根の外側にも空気の流
れが生ずることに首目し、これを風向変更羽根に応用す
ることにより簡単な構成でもって室内環境に応じたゆら
ぎのある風を良好に生成1ノ、居住者に快適な空調空間
を創り出すことにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明の解決手段は、第1図
に示すように、空気吹出口(5)に配置された風向変更
羽根(6)により風向ぎを変更するようにした空気調和
機の風向変更装置を対瘉とする。そして、上記風向変更
羽根(6)を、一端を相互に連結した2枚の羽根(7)
、(8)により構成するとともに、該風向変更羽根(6
)にパイスホッフメカニズムに券づく開閉振動を生ぜ(
)める振動制御手段(16)を備えるものどするつ(作
用) 以上の構成により、本発明では、空気調和間の空気吹出
口(5)に配置された風向変更羽根(6)が、IMfJ
Jidltllfl (16) ニヨッTハイス+t;
ッ7メカニズムに基づく開閉@動を行い、その外側に閉
動作時と閉動作時とでは逆の空気の流れを作るので送風
に微小なゆらぎを生ぜしめ、居住者に快適感を与える。
また振動制御手段(16)によって、上記風向変更羽根
(6)の振動速度、角度を任意に変えることができ、室
温や風速、プログラムなどに応じた送風のゆらぎを作り
出し、きめの細かい快適な空調空間を作り出すことがで
きる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を第1図〜第6図に基づいて詳細
に説明ずう。
第1図に本発明の風向変更装置を備えた壁掛形空気調和
機の側面構成図を示す。第1図において、〈−1)は本
体ケーシング(4)の前面に設【プられた空気吸込口、
(2)は送風の熱交換を行う熱交換器、(3)(よ送風
用のファン、(5)は本体ケーシング(4)の下部に設
けられた空気吹出口であって、上記ファン(3)の作動
により空気吸入口(1)から取入れた空気を熱交換器(
2)で熱交換したのら、空気吹出口(5)から吹出すよ
うになされている。
(6)は上記空気吹出1] < 5 )に配置されて送
風の風向きと共に風速をし変更する風向変更羽根であつ
−C1その構造を第3図に示す。第3図において、(△
>、(A’ >、(B)、および(B’)はセラミック
圧電材料の微細な粒子をフッ素系高分子中に分散させた
面内異方性のない圧電シートである。上記風向変更羽根
(6)は上記圧電シート(A>と(A′ )、(B)と
(B′ )をそれぞれ金属<C>および(D>に貼合せ
て、それぞれ両面に電極を設けて構成されうバイモルフ
素子よりなる2枚の羽4fi! (7)と(8〉をそれ
ぞれ一端にて絶縁体(E)により連結して作られている
ここに上記風向変更羽根(6)は例えばf12−601
11mに設定されている。以上の構成よりなる風向変更
羽根(6)の特性を第4図に示す。バイモルフ素子はそ
の両面の電極に印加される電圧の極性により、2枚の圧
電シー1〜の伸縮差が生じ湾曲するものであり、負の電
圧が印加された側が凸になるように湾曲する。したがっ
て、第3図(イ)に示すような(を性に電圧が印加され
ると、風向変更羽根〈6)の2枚の羽根(7)および(
8)は内側に閉じる運動を行い、羽根のまわりの空気は
外向きに循lフする。又、第3図(ロ)のような極性に
電圧が印加されると、上記2枚の羽根く7〉および(8
)は外側に開く運動を行い、羽根のまわりの空気は内向
き、に循環し、いわゆるバイスホッフメカニズムを発揮
する。このバイスホッフメカニズムとは、特に開閉する
2枚の羽根(7)および(8)の内側の空気の流れに着
目し、推進力を得ようとする揚力原理であるが、2枚の
羽根(7)および(8)に付着する流れも同時に生じ、
第2図に示すように、2枚の羽根(7)および(8)の
外側に、閉動作と閉動作とで逆の流れを作り出すもので
ある。
ざらに、第1図において、(11)は上記風向変更羽根
(6)の2枚の羽根(7)および(8)に可変電圧を印
加する2411の規格電圧200Vの交流電源を備えた
可変電源、(12)は上記可変t、mを一制御する制御
回路、(13)は室内に配置される温度センサー、(1
4)は空気吹出口付近に配置されるlit速センサー、
(15)はプログラム設定器である。ここで、上記it
、II御回路(12)は温度センサー(13)、風速セ
ンサー(14)、およびプログラム設定器(15)の信
号に応じて上記可変電源(11)の電圧をυ[]L、上
記風向変更羽根(6)の2枚の羽M1(7)および(8
)に印加する重圧の大きさと周波数とを同時にかつ任意
に変化させるものである。
以上の構成により、上記風向変更羽根(6)は上記制御
回路(12)の制御信号にしたがって作動する上記可変
電源(11)の変化する印加電圧に応じて、第3図に示
されるようなバイスホッフメカニズムに基づく開開振動
を行う。例えば上記風向変更羽根(6)は周期10秒程
度の200vの規格交流電圧を印加された場合、振幅1
6.5mowの開閉撮動を生じ、閉動作時には風向変更
羽根の外側に送風方向とは逆の空気の流れを生ぜしめ、
風速を弱める一方、閉動作時には逆の作用で風速を強め
る。したがって、空気吹出口(5)より吹出される空調
空気には微妙なゆらぎが生ずる。また上記風向変更羽根
(6)の2枚の羽根(7)および(8)に印加される電
圧の大きさを相互に変えることにより、それぞれの振幅
を相互に変えることができ、風向きの変化をも生ぜしめ
る。
以上ノ可変12[(11)、制御回路(12)、温度セ
ンサー(13)、風速センサー(14)、およびプログ
ラム設定器(15)によって風向変更羽根(6)にパイ
スホッフメカニズムに基づく振動を行わせる振動制御手
段(16)を構成している。 第5図に、上記風向変更
装置を備えた壁掛形空気調和機による室内の空調空気の
流れを示す。第5図で、空気吹出口(5)に配置された
風向変更羽根(6)は、振動制御手段(16)により、
冷暖房時、室温、風速あるいはプログラムに応じて、任
意の周期や蚤幅で振動し、送風の風速や風向きに微妙な
ゆらぎを生ぜしめて居住者にドラフト感のない快適な!
2!調感を与える。まl;、上記風向変更羽根(6)の
振動によって送lit範囲が拡散するために、室内に均
一に空調空気が循環し、上記ゆらぎの効果と相俟って非
常にきめの細かい空調空間を作り出している。
本発明の風向変更装置は、各種の空気調和Iに適用でき
るものであって、第5図に、天#を埋込形空気調和機に
上記風向変更JA置を備えた例を示す(この図で振動制
御手段は省略されている)。第5図において、空気吸込
口(1′ )から取入れられた空気は、ファン(3’ 
)、(3’ )により2方向に分かれて送られ、熱交換
器(2’a)。
(2’ b )によりそれぞれ熱交換され、2ケ所に設
けられた空気吹出口(5’ a >、  (5’ b 
)からそれぞれ室内に送風される。このとき、第5図に
おいて左右の風向変更羽根(6’ a )および(6’
b)のバイスホッフメカニズムによるli VJで微妙
なゆらぎを与えられ、室内に拡散されるが、上記211
の風向変更羽根(6’ a )および(6′b)の撮動
状態を同期させる、あるいは逆位相にする、あるいは周
期を異ならせる等の複雑な制御を行うことで、一層きめ
の細かい快適な空調空間を作り出すことができる。
本発明の風向変更配置に備えられる風向変更羽根の構造
は、上記実施例のバイモルフ圧電素子により構成される
ものとは限定されず、2枚の羽根を開閉させる機械的、
あるいは電気的駆am構を振IJJシ制御手段に備えた
種々の構造のものを適宜採用することができる。その例
として第6図に、形状記憶合金を利用したものを示す。
第6図において、(7”)および(8″)は端部を回動
自在に固定された2枚の羽根で風向変更羽根(6”)を
構成する板状部材、(20a)および<20b )はT
i−Ni系合金等よりなる形状記憶合金で形成された形
状記憶バネ、(21a )および(21b)は上記形状
記憶バネ<20a)および(20b)をそれぞれ加熱す
るヒータ、(22a)J>よび(22b)はバイアスバ
ネであり端部を共通に固定されている。(23)は上記
ヒータ(21a )および(21b )に可変電圧を印
加J°る制w装置マ各種センサーやタイマー等を備えて
いる。上記ヒータ(21a >および(21b ’)に
電圧が印加されると、上記形状記憶バネ(20a >お
よび(20b)を加熱する。上記形状記憶バネ(20a
)および(20b)は、常温では変形し易い性質を持ち
、上記バイアスバネ(22a)および(22b)に引張
られ、上記風向変更羽根(6”)の2枚の羽根<7”>
および(8″)を閉じた状態にしているが、加熱される
と形状記憶効果を生じて縮むので、上記2枚の羽根(7
”)および(8”)を開いた状態にするものである。し
たがって、上記制御Xl装置く23)から変化する電圧
を並列に印加し、上記ヒータ(21a)および(21b
)を同時に加熱、冷却をくり返させるように制御するこ
とによって、上記2枚の羽根(7″)および(8″)に
バイスホッフメカニズムに基づく開閉振動を生ぜしめる
ことができる。以上において、上記形状記憶バネ(20
a )および(20b)、上記ヒータ(21a)および
(21b >、上記バイアスバネ(22a)および(2
21))、および上記制御装置(23)によって、上記
風向変更羽根(6″)の撮動を制御する振動υ制御手段
(16”)を構成している。上記構成よりなる風向変更
装置を各種空気調和機に備えても、上記実施例と同様に
、室゛内環境に応じて任意のゆらぎのある風を室内に吹
き出し、快適な空調空間を作り出すことができる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、空気吹出口にバ
イスホッフメカニズムによる撮動を行う風向変更羽根を
設けたので、簡易な機構で、空気調和機の送風に風速、
風向きのゆらぎを任意に作り出すことができ、快適な送
風を行うことができる。 また、風速センサーや室温セ
ンサー、プログラム設定器などを振動制御手段に備える
と、−磨きめの細かい快適な空調空間を作り出すことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本発明の実施例を示し、第1図は壁掛
形空気調和機に適用した場合の概略縦断側面図、第2図
は2枚のパルモルフ素子で構成した風向変更羽根の概略
断面図、第3図(イ)および(ロ)は上記風向変更羽根
のパイスホッフメカニズムの説明図で、第3図(イ)は
2枚の羽根が閉じるときの状態、第3図(ロ)は聞くと
きの状態を示す。第4図は室内の空調空気の循環を示す
説明図である。′XS5図は天j十埋込形空気調和機に
適用した場合のtii断側面図、第6図は風向変更装置
の変形例を示す概略図である。 (5)・・・空気吹出口、(6)、(6’ >、(6″
)・・・風向変更羽根、(7)、(7’ >、(7″)
、(8)、(8’ )、(8”)・・・羽根、(16)
・・・l辰動制陣手段。 特許出願人   ダイキンエ梨株式会社Q呈ニ: 第1図 第2図 第3図 第6図 第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)空気吹出口(5)に配置された風向変更羽根(6
    )により風向きを変更するようにした空気調和機の風向
    変更装置において、上記風向変更羽根(6)は、一端を
    相互に連結した2枚の羽恨(7),(8)により構成さ
    れているとともに、該風向変更羽根(6)にバイスホッ
    フメカニズムに基づく開閉振動を生ぜしめる振動制御手
    段(16)を備えたことを特徴とする空気調和機の風向
    変更装置。
JP61117843A 1986-05-22 1986-05-22 空気調和機の風向変更装置 Expired - Lifetime JPH0792270B2 (ja)

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