JPS62276024A - 繊維材料を充填又はエフエクト材料として有用な長尾ネップに変換する方法および装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 本発明は充填材料またはエフェクト（ｏｆｆｏｃｔ　）
繊維を製造する方法および寝具に使用でき、或いはエフ
ェクトヤーンを作るため使用しうる上記方法で作られた
充填もしくはエフェクト繊維に関する。

デュベット（ｄｕｖｓｔｓ　）、アイダーダウン（ｅｉ
ｄ、ｅｒｄｏｗｎｓ　）、ジャケット、スリーピングバ
ッグおよびその他類似物中に充填材料として多くの材料
が普通使用されている。充填材料はその経世、充填能力
および絶縁性のために選択される。これらの場合に使用
される既知の材料には合成充填物例えばダクロンおよび
カーデッドウールおよびダウンを含む。既知の充填材料
は固有の欠点に悩まされている、例えば繊維の線状配向
のためカーデッドウールは使用に当ってときほぐれによ
って悩まされ、これによってその嵩高性の損失を生せし
めている。

羊毛繊維から作られた現存する。ノツプ（ｋｎ、ｏｐｓ
）またはネップ（ｎ８ｐ日）（ま、エフェクトヤーンを
作るために使用され、ノツプまたはネップは多くの方法
で作られている。各ノツプは自体で包まれたおよび／ま
たはフェルト化されたからみ合った繊維の小球である。

エフェクト繊維における現実のノツプまたはネップの有
する問題は、ノツプまたはネップの繊維とそれらが伴ゎ
たヤーンの繊維の間の絡み合いの不足である。これはヤ
ーンまたはエフェクト材料からの脱落をノツプまたはネ
ップに生ぜしめる。

本発明の目的は充填材料またはエフェクト繊維材料を製
造する方法およびそれによって作られた充填またはエフ
ェクト材料を提供することにある。

本発明の別の目的は例えば羊毛または準梳毛処理におけ
る合成または天然エフェクトヤーンの製造に有用なエフ
ェクト材料を提供することにある。

本発明の更に別の目的は、羊毛または羊毛テキスタイル
から植物性物質詔よび他の汚染物の除去を生ぜしめるに
有効かつ迅速な方法で羊毛または羊毛テキスタイルを処
理するための方法を提供することにある。

本発明の別の目的および利点は例示として与える以下の
説明から明らかになるであろう。

本発明の第一観点によれば、充填またはエフェクト材料
を製造する方法を提供し、この方法は、閉じられた出口
を有する羊毛開繊機構に合成または天然繊維材料を供給
すること、一定時間開繊機構を運転すること、開繊機構
から出口を開くこと、かくして回転開繊機構がそこから
多数の改変（モディファイド）ネップを放出する、そし
てその各々は繊維の末端を拡げるネップ形区域を有する
〔以後モディファイドネップを長足ネップ（ｌｏｎｇ　
ｔａｉｌｅｄｎｅｐｓ　）と称する〕。

繊維材料は、植物性物質および伴われた他の汚染物でき
れいでな状態の羊毛様繊維、合成繊維材料または洗い上
げ羊毛であることができる。

更にこの方法は開繊機構のファンドツファ−区域中に水
を噴秘するための装置を取り付けることを含む。例えば
水は開繊機構のファンドツファ−区域中に噴霧できる。

噴霧される水の量は、作られる長比ネップ材料の特性を
変えるために変えることができる。

この方法はまた羊毛状繊維材料に、それが開繊機構中に
入る前に水を加えることもも含みうる。

本発明の第二の観点によれば、充填またはエフェクト材
料を製造するための機構を提供する、この機構は閉止可
能な入口および閉止可能な出口を有するハウジングに合
成または天然繊維材料を供給するための手段を含み、ノ
ーウジングは回転部材が装着されている室を形成し、回
転部材はその周囲に複数の歯を有し、この歯は室の内周
囲上の歯と共動する、配置は入口を通って供給され、一
定時間閉じられた室中で紡績される材料が、歯の相互作
用によって多数のモディファイドネップ（この各々は繊
維の末尾が延びているネップ型区域を有する）（このモ
ディファイドネップを以後長足ネップと称する）に形成
されるようにしである。

ハウジングは回転部材の横に並んだファンドツファ−型
ローラーを含むのが好ましく、ドツファ−型ローラーは
回転部材よりも高速で回転し、回転部材の歯から部分的
に処理された材料をビーティングし、それを出口に向っ
て送るようにとりつけられる。回転部材は約２００　ｒ
ｐｍの速度で回転でき、一方ドツファ−ローラーは５０
０　ｒｐｍより小さくない速度で回転できる。

ハウジングは羊毛開繊機構であることができ、この場合
標準ウォーカーストリッパーローラーとスイットの間の
関係は逆にできる。

長足ネップは、洗い上げ羊毛または合成繊維材料から作
られるとき、充填またはエフェクト材料として使用でき
る。長足ネップは清浄でない羊毛および羊毛テキスタイ
ルから作られるとき、清浄な状態で種々の以後の羊毛処
理工程に使用できる。

電子制御装置を、開繊機構のドアが閉じる時、水をファ
ンドツファ−区域中に噴霧する時、送人材の供給速度お
よび機械の出口を開放保持する時を調整するために使用
でき、これは工業的に機構を使用するのに必須の特長で
ある。

標準羊毛開繊機構を使用するとき、それは機構が長足ネ
ップを作るため使用される前に改変もしくは離れたその
ストリッパーおよびウォーカーローラーの一つ以上を有
しうる。

本発明の別の観点によれば、長足ネップのための方法を
提供する、この方法は乾燥した長足ネップのクランプを
形成する傾向を減するため、相互に周囲繊維の絡み合い
を増大させるように溶媒スコアリング機中で長足ネップ
を転動させることを含む溶媒スコアリング法で長足ネッ
プを処理することを含む。この方法で作られた製品を以
後ソフトノツプと称する。

溶媒スコアリングは、ソフトノツプの性質に加えるべき
特別の追加の性質を与える処理薬剤をこれに加えた任意
のドライクリーニング溶媒の使用を含むことができる。

加えるのにはシリコーン処理を含みうる。

本発明の別の観点は例示によって示す以下の説明から明
らかになるであろう。

本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１図は本発明により改変された羊毛開繊機構の断面略
図であり、第２図は第１図に示した開繊機構中に取り付
けた噴霧プームの一例を示し、第３図は従来の羊毛開繊
機構に組入れられた種類の非改変ウォーカーおよびスト
リッパーローラを示し、第４図は本発明により使用しう
る改変された形での第３図のウォーカーおよびストリッ
パーローラを示し、第５図は代表的な長足ネップの拡大
写真を示す。

本発明は供給材料として合成または天然繊維材料の何れ
も使用する、そして例としてスコアリングしたフリース
または他の羊毛処理工程からの廃物の混合物の使用を参
照して説明する。

仕込品の繊維配向は重要でない。

第１図〜第４図において、現存羊毛開繊機１を利用して
いる。羊毛開繊機１は通常羊毛繊維をｒＡ繊し、嵩を増
大するために使用される。

正常使用においては、開繊機１は供給ホッパー４を介し
て供給エプロン３上に供給される仕込材料２を有する。

供給ホッパーは、供給ホッパー４を満す仕込フィーダー
５を有する。フィーダー５はホッパー４に仕込み材料２
を運ぶようになされたエレベータ−６および供給ローラ
ー７であることができる。羊毛開繊機１はドラム型ハウ
ジング８を有し、その中にはドラムまたはスウイ７ト９
が装着されており、その周囲には供給ローラー１１のセ
ットから羊毛を欄みどる無秩序配列の歯１０があり、繊
維は供給エプレン３によって供給ローラー１１に向けら
れる。通常は仕込材料２はストリッパーおよびウォーカ
ーローラー１２を通ってハウジング中を運はれる（第３
図に従来の形を示す）。ローラー１２上の歯は、それら
が回転するに従って歯１０から繊維の幾らかを除去する
。開繊された繊維はスウイフト９から７アンドツフアー
ローラー１４によってたたかれ、開繊機の端で出口１３
から通常吹き出され堆積される。ファンドツファ−ロー
ラー１４はハウジング８の延長部１５中に装着されてい
る。過去においては羊毛材料は更に処理するため除去さ
れ、次の処理工程に好適であるようにその初期圧縮され
た形に関して開放状態にある。

第４図に示す如く、開繊機は改変でき、通常の構成（第
３図に示す如き）のウォーカーおよびストリッパーロー
ラー１６および１７はそれそれ位置が逆となり、材料の
通路１８は第３図および第４図に示した異なるヤーン通
路に示す如く一部変えられている。ウォーカーストリッ
パーローラー１２のセットの一つは機構から離して示し
である。

本発明に従って改変されるとき、出口１３は集収ケージ
１９に対して位置するのが好ましい。

出口１３の操作は図示する如く空気作動であることがで
き、材料の流れは矢印の方向である。

流れの方向および各ローラーの回転方向は図に示しであ
る。ハウジング８のファンドツファ−ローラー延長部１
５はその中に噴きブーム２０（第２図に示す）を装着で
き、噴霧ブーム２０はハウジング８中で紡績された材料
に給温するための水の供給源に接続しである。

本発明者等は、閉じられたその通常出口１３を有する′
！＄１図に示した如き改変開繊機に仕込材料２を供給し
、制御装置２１中のタイマーによって制御された予め選
択した時間オープンナーを運転することにより、例えば
充填または工フエクト材料としての種々の用途に供され
る繊維配向を有する最終製品が作られることを見出した
。予め選択した時間は仕込材料によって決定できる。本
発明者等は、第４図に示す如くストリッパーおよびウォ
ーカーローラー１６．１７に改変を用い、ハウジング８
中に保有されたドツファ−またはファンシーローラー１
４を用い、出口１３が開かれるまでハウジング８または
延長部１５内で高速度で紡績されるようドツファ−ロー
ラーのビータ−によって羊毛の一部を歯１０から叩くこ
とを見出した。出口材料の繊維はそれ自体無秩序に包ま
れ、多数のネップ様製品を作り、その各々から尾が延び
て、ネップ型部分とその尾の間の高度の絡み合いを有す
る。

かかる最終製品を長足ネップと称する。長足ネップの代
表例を第５図に示す。図において長足ネップをその通常
の大きさの約２倍に拡大して示しである。

本発明者等の試験では長足ネップはそれらの繊維配向を
維持し、従って代用充填材料またはエフェクト材料とし
て有用であることを示した。

制御装置２１はソフトノツプのバッチ装入量を作るのに
有用な単一または二重噴霧サイクルのための無段変速自
動シーケンス制御装置を含む。代表的な操作シーケンス
には次の工程を含む： （０）遅延スタート、（１）供給時間、（２）第１回噴
霧のための保持、（３）噴霧時間、（４）第２回噴霧の
ための保持、（５）噴霧時間、（６）空時間の保持、（
７）空時間、（８）遅延閉トラップ。

単一噴霧サイクルに対しては、制御装置は工程（３）か
ら工程（６）へとぶことができる。

上述した方法によって形成された長尾ネツプの使用での
小さな問題は、使用に当って長尾ネツプがかたまり、従
って充填または絶縁材料としてのそれらの有効性を一部
減する傾向を有することである。これは長尾ネツプの周
囲上のばらばらのまたは自由繊維間の相互絡み合によっ
て生ずる。

この問題を改良するため、作られたままの長足ネップを
ドライクリーニング機中のドライクリーニング溶媒中に
浸漬できる。ドライクリーニング機のドラムを回転し、
これによって溶媒中に浸漬されている間にネップを転動
させる。

連続的に転動されている間にネップは乾式紡績され、乾
燥される。

本発明者等は、処理された長尾ネツプは乾燥していると
き、ネップの中央フェルト化区域中に折り曲げられたそ
れらの周囲系を有することを見出した。従って処理され
たネップの表面は、処理された長尾ネツプのかたまりを
生ぜしめるような他の自由繊維と絡合できる自由繊維端
はあったとしても非常に少ない。

処理された長尾ネツプの大きさは始めの繊維長詔よび直
径によって決り、製品はここではソフトノツプと称する
。個々の用途の要件に適合させる種々の大きさのものを
作ることができる。

一定の環況の下では、ドライクリーニング溶媒には、添
加剤、例えば最終製品に特別の性質を生せしめるためシ
リコーン添加剤を加えることができる。例えばシリコー
ン処理は、最終製品中に混入されたとき、相互に容易に
動きうるより滑り易い製品を作る。

開繊機中に供給される仕込材料は、製品が開繊機中で形
成される間製品を形成する繊維の包囲絡み合を改良でき
るので、湿潤させる。本発明者等の試験では、祠料が開
繊機中で少なくとも２０称間、代表的には６０秒間紡績
されるとき、許容しうる最Ｐ、製品が作られることを示
した。

或いは改変した羊毛ダッグクラソシングマシンを使用で
き、或いは長尾ネツプを作るため特別に構成した機械で
あることもできる。かかる機械は５００　ｒｐｍ以上で
回転することができるファンドツファ−ローラーまたは
同様装置を有することが必要である。予め定めた時間装
置を完全に閉じるための装置も必要である。

従って本発明によれば、通常の使用条件中その嵩と繊維
配向を保持する充填またはエフェクト羊毛状材料を製造
する方法を提供する。

本発明の個々の例は実施例によってここに説明したが、
本発明の範囲を逸脱せずに改良および改変がなしうろこ
とは判るであろう。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明により改変された羊毛開繊機構の断面略
図であり、第２図は第１図に示した開繊機構中に取り付
けた噴霧プームの一例を示し、第３図は従来の羊毛開繊
機構に組入れられた梅類のウォーカーおよびストリッパ
ーローラーを示し、第４図は本発明により使用しうる改
変された形での第３図のウォーカーおよびストリッパー
ローラーを示し、第５図は代表的な長尾ネツプの拡大写
真を示す。 １は開繊機、２は仕込材料、３は供給エプロン、４は供
給ホッパー、５はフィーダー、６はエレベータ−１７は
供給ローラー、８はハウジング、９はドラムまたはスウ
ィフト、１ｏは歯、１１は供給ローラー、１２はストリ
ッパーおよびウォーカーローラー、１４はファンドツフ
ァ−ローラー、１３は出口、１５は延長部、１６゜１７
はウォーカーおよびストリッパーローラー、１８は通路
、２０は噴霧ブーム、２１は制御装置。 デッド

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、合成または天然繊維材料を閉じられた出口を有する
   羊毛開繊機構に供給し、予め定められ時間開繊機構を運
   転し、開繊機構から出口を開放し、かくして回転開繊機
   構がそこから改変された多数のネツプを放出し、ネツプ
   の各々が繊維の末尾を延ばしたネツプ型区域を有するよ
   うにした（以後改変ネツプを長尾ネツプと称する）こと
   を含む充填またはエフェクト材料の製造法。 ２、更に開繊機構のフアンドツフアー区域中に水を噴霧
   するための配置を取り付けたことを含む特許請求の範囲
   第１項記載の方法。 ３、水の量を作られるエフェクト材料の特性を変えるた
   め変える特許請求の範囲第２項記載の方法。 ４、方法が開繊機構中に入る前に羊毛状繊維材料に水を
   加えることを含む特許請求の範囲第１項〜第３項の何れ
   か一つに記載の方法。 ５、繊維材料が洗い上げ羊毛、合成繊維材料または清浄
   でない羊毛繊維材料である特許請求の範囲第１項〜第４
   項の何れか一つに記載の方法。 ６、閉止可能入口および閉止可能出口を有するハウジン
   グに合成または天然繊維材料を供給するための手段を含
   み、ハウジングは中に回転部材が装着されている室を形
   成し、回転部材が、室の内周上の歯と共動する複数の歯
   をその周囲に有し、配置を、入口を介して供給され、予
   め定められた時間閉じられた室中で紡績される材料が歯
   の相互作用によつて複数の改変されたネツプに形成され
   るようにしてあり、改変ネツプの各々がネツプ型区域を
   有し、そこから繊維の末尾が延びている（以後改変ネツ
   プを長尾ネツプと称する）充填またはエフェクト材料を
   製造する機構。 ７、ハウジングが羊毛開繊機構である特許請求の範囲第
   ６項記載の機構。 ８、ストリッパーおよびウオーカーロラーの一つが除か
   れ、ウォーカーストリッパーローラーとそのスウイフト
   の間の関係が反対である特許請求の範囲第７項記載の機
   構。 ９、回転部材が約２００ｒｐｍで回転し、一方ドツフア
   ー型ローラーが５００ｒｐｍより小さくない速度で回転
   する特許請求の範囲第８項記載の機構。 １０、ハウジングのドアを閉じる時、フアンドツフアー
   区域に水を噴霧する時、仕込材料の供給速度、および機
   械の出口が開放保持される時を調整するため電子制御装
   置を使用する特許請求の範囲第６項〜第９項の何れか一
   つに記載の機構。 １１、材料が少なくとも２０秒間開繊機中で紡績される
   特許請求の範囲第１０項記載の機構。 １２、長尾ネツプを形成と同時に、植物性物質および他
   の汚染物を除去するため清浄でない羊毛状繊維材料を開
   繊機中で紡績する特許請求の範囲第６項〜第１１項の何
   れか一つに記載の機構。 １３、長尾ネツプのかたまりを形成する傾向を減少させ
   るため、相互に周囲繊維の絡み合を増大させるため溶媒
   スコアリング機中で長尾ネツプを転動させることを含む
   溶媒スコアリング工程で長尾ネツプを処理し、これによ
   つて乾燥したときソフトノツプを形成することを含む特
   許請求の範囲第１項〜第５項記載の方法または特許請求
   の範囲第６項〜第１２項の機構によつて作つた長尾ネツ
   プの処理方法。 １４、溶媒スコアリングがソフトノツプの性質に加えら
   れるべき追加の性質を与える処理薬剤を加えたドライク
   リーニング溶媒の使用を含む特許請求の範囲第１３項記
   載の方法。 １５、添加剤がシリコーン処理剤である特許請求の範囲
   第１４項記載の方法。