JPS62275872A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPS62275872A
JPS62275872A JP61117998A JP11799886A JPS62275872A JP S62275872 A JPS62275872 A JP S62275872A JP 61117998 A JP61117998 A JP 61117998A JP 11799886 A JP11799886 A JP 11799886A JP S62275872 A JPS62275872 A JP S62275872A
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JP
Japan
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air
nozzle
blow
angle
ceiling
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JP61117998A
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Inventor
米田 吉之
茂樹 唐司
寿 山本
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、鉄道車両用空気調和機に係り、特に。
電車客室内の快適さの向上及び温度分布の均一化に好適
な空気調和機に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の鉄道車両用空気調和機について第12図〜第15
図により説明する。第12図において、客室内天井1に
は一車両当り10個程度の小型空気調和機が車両長手方
向に設置されている。1個の小型空気調和機には、4個
の吹出口2a、2b。
2c、2dと4個の吹込口3a、3b、3c。
3dとが第1.2図及び第13図に示すように設けであ
る。客室内を冷房する場合には、冷風を吹出口2a+ 
2bから窓がラス4に向って吹出させ、客室内を冷房後
、客室内の空気を吸込口3a。
3bに吸込む、同列の座席5の冷房は、吹出口2a、2
b及び吸込口3a、3bの組合わせで行われる。
この場合は、1つの列について第14図に矢印で示すよ
うな2つの循環流が発生する。この2つの循環流は固定
的であり、一般に循環流の中心位置に向かう程、風速値
が小さくなる。各客席頭部位置は客室内高さ方向のほぼ
半分の位置であり、特に通路側座席5b、5cの頭部位
置は先述の循環流中心位置付近となるため、窓側座席5
a。
5d頭部位置における風速値に比べて小さく、窓側座席
が快適のときは、通路側座席5b、5cの乗客は不快を
感する。逆に吹出口の風速を増すと。
窓側座席5a、5bの乗客には風速値が太きくなす、不
快感が増す。
また、吸込口3a、3cが吹出口2a、2cの近傍にあ
りかつ吹出口2a、2cと同一方向に設置されているの
で、第14図の循環流を吸込む効果が小さく、床付近に
は低温空間領域7が発生しやすい、このため客室内温度
分布を均一にし、快適さを確保するのが容易ではない。
別の従来例として、第12図の天井1の吸込口3a、3
bをすべて吹出口とした例もある。すなわち天井1に例
えば2台の空気調和機を設け、天井1に形成した中央風
道11に風を送り、風道の関口部から客室内に風を吹込
む方式である。排気口は、中央天井風道の以外の天井の
位置または床側に設ける。この場合も、第14図と同様
に、2つの循環流が発生する。この方式では中央風道が
車内の長さ分あり、天井風道吹出口から客室内へ風を均
一に出すことは容易ではない、風を均一にするためには
風道内に整流構造を設ける必要があるが、流路抵抗の増
加により圧力損失が増えることになる。
客室内の快適さを向上させるようにした従来例を第15
図に示す、座席は車両長手方向に沿って設置され、乗客
は通路中心に向って座る。吹出口は天井上長手方向に沿
って一列に設置されている。
吹出口2からの風の方向は車両横断面方向に周期的に変
化する。座っている客は適当な風速値で快適である。
ところが客室内に立っている乗客(以下、「立ち客」と
いう)の頭部位!!8では、吹出口2からの風の強弱を
感じる。立ち客の快適さを確保するにはこの頭部位!l
!8における風速値を0.2〜0.4m/s程度にする
必要がある。一方窓側座席5に着席した乗客の頭部位W
9では、先述の風速値より小さな値となり、立ち客を快
適にすると。
窓側着席乗客位M9での快適さを確保することは回置で
ある。
一般に、ドア開閉時に外の暖い空気が客室内に侵入した
場合できるだけ早く客室内の温度を所定の温度に下げ、
かつ窓側着席乗客の頭部位置9での快適さを確保するに
は、吹出口2近傍での風速値を3〜4 m / s程度
にすン必要がある。この要求を満たすと、逆に立ち客頭
部位!8での風速値は0 、5 m / s  以上と
なり、負担を感じさせることになる。
なお、この種の装置として関連するものには例えば、特
開昭59−192663号等が挙げられる。特開昭59
−192663号では、天井側の吹出口の風が直接乗客
に当たるのを防ぐために車両横断面において、横断面中
心を境にして2つの循環流を形成させるようにしたもの
である。この従来例では、列車横断面の2つの循環流は
固定しており、冷房の場合には第14図の例と同様に床
面付近に低温空間領域が発生しやすく、暖房の場合には
天井付近に高温空間領域が発生しやすい。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の技術では座席頭部位置での風速値を、全座席につ
いて均等でかつ負担を感じない風速値0 、5 m /
 s  以下とすることが容易ではなく、快適さの確保
が困霞であった。冷房運転の場合には床付近に低温空間
領域が発生侵やすく、客室内の温度分布は均一になりに
くかった。また中央天井風道を吹出口とする方式では、
風道が長いため客室内に均一な風を送込むことはかなり
困難であった。
本発明の目的は、鉄道用車両の冷房及び暖房運転時に1
着席客の快適さを確保するとともに立ち客への風による
不快感を軽減し、更に客室内の温度分布を均一にできる
空気調和機を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、角度調節及び回転機能を有する吹出口ノズ
ルを天井側に複数個設け、これら吹出口からの風により
座席頭部位置近傍に風の循環流を各々形成し、吹出口の
角度及び回転周期と風量とを調節し、この循環流の大き
さ及び強さを周期的に変えることにより達成される。
〔作用〕
吹出口の角度及び回転周期をWwiすると、各座席頭部
位置近傍で発生する@環流の大きさは周期的に変わる。
これにより座席頭部位置近傍の風速値が周期的に変わり
1乗客の快適さが向上する。
また客室内の温度分布が不均一になった場合、吹出口の
風量及び角度を大きくし、客室内の温度分布を短時間で
均一にできる。更に、第15図の従来例のように車両中
央部から吹出す形式ではないから、立ち客の頭に強い風
が当たることがなく。
不快感を生じない。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図〜第11図に基づいて説
明する。
第1図は本発明の原理を示す図である。第1図において
、11は天井中央風道、12a−fは吹出口である。吹
出口12は天井中央風道11の両側に少なくとも座席5
の列数に対応して設ける。
座席5は通路の東側に2個ずつ、長手方向に複数列設け
られている。この2個の座席に対応して天井中央風道1
1に吹出口12が設けられている。
すなわち天井中央風道】、1の各吹出口12から風を各
2個の座席頭部位置近傍に向って吹出す。吹出口12は
回転機能及び角度調節機能をもっている。吹出口12a
からの風は第1図に実線で示すように2つの座席頭部位
置をはさんだ循環流Caを形成する。また吹出口12の
角度を小さくした場合には、第1図に点線で示すような
小さな循環流Csを形成する。吹出口12を回転させな
がら同時に吹出口12の角度を連続的に変えると、風の
軌跡は蚊取線香のような渦巻状となる。そのときの最も
大きな循環流はCムである。このように天井中央風道1
1の各吹出口12の角度及び回転機能を調節し、座席頭
部位置近傍の風速値を制御すると快適な空調が達成でき
る。
第2図は、第1図の客室長手方向垂直断面を示す図であ
る。第2図には、吹出口12から座席5に向う風の流れ
と座席頭部位置近傍領域13の関係を示す、実線の大循
環流C1は吹出口12の角度が大きい場合を、点線の小
循環流Csは吹出口12の角度の小さい場合をそれぞれ
示す。第2図では各吹出口12からの風がお互いに干渉
しないように吹出口12aと12bからの風のwI環力
方向逆にしている。
第3図は、座席頭部位置近傍の風速分布を示す図である
。第3図の上部には吹出口方向から見た循環流Ci 、
Cs を示し、13ax、13axは並んだ2つの座席
頭部位置近傍領域を示す、第3図の下部には、座席頭部
水平レベルにおける風速分布を示す、循環流Cs 、C
mの線上における風速値が最も大きく、この線上から離
れるに従って風速値は小さくなる。座席頭部位置近傍に
おける風速値の上限をV u l下限をV、とする、v
uは約0.4m/s、¥xは約0.2m/sである。こ
こでは、座席頭部位置の風速値がvlとV、の値の範囲
に入るように循環流Cs 、Caの大きさ、吹出口の風
量、a速、角度を決める。吹出口の角度を変え、第3図
のように循環流CA 、Csの各風速値のピークの位置
を変動させると、乗客は風の強弱を感じ、快適さが向上
する。
第4図は冷房運転時の制御系のブロック図である。第4
図において、18は吹出角度回転風量制御器、19は吹
出角度調′II6器、20は吹出回転調節器、21は吹
出風量調節器、22は往復駆動機、23は回転駆動機、
24は送風機駆動機である。
吹出角度回転風量制御器18は、温度比較機17のオン
オフにより、出力をオンオフする。吹出角度調節器19
.吹出回転調節器21.吹出風1調ff5器23はそれ
ぞれ出力を2段切換とし、吹出角度回転風量制御器18
がオンのとき、その出力を太きくし、逆にオフのとき、
その出力を小さくする。
天井温度検出器14と床温度検出器15の温度差が温度
設定fii6の値を越えない場合、温度比較器17の出
力はオフであり、通常運転モードである。この場合には
、吹出角度回転風量制御器18の出力もオフであり、吹
出角度調節器19゜吹出回転調節器21.吹出風量g部
器23の出力はそれぞれ小であり、往復駆動機22のス
トロークは通常、回転駆動機23の回転数は通常、送風
機駆動機24の回転数は通常である。逆に天井温度検出
器14と床温度検出器15の温度差が温度設定器16の
値を超えた場合、温度比較器17の出力がオンとなり、
吹出角度回転風量制御器18の出力もオンとなる。吹出
角度調節器19.吹出回転調節器2oの出力はそれぞれ
大となり、往復駆動機22のストロークは通常運転の場
合よりも大きく3回転駆動機23及び送風機駆動機24
の回転数も通常運転時よりも上がる。
第4図において天井温度検出器14及び床温度検出器1
5は例えば熱電対である。温度設定器16はポテンショ
メータ、温度比較器17は例えばアナログ比較器である
。吹出角度回転風量制御器18.吹出角度調節器19.
吹出回転翼部器20、吹出風量調節器21は、増幅器、
リレー。
スイッチの組合せにより容易に構成できる0例えば吹出
回転調節器20により調節される回転駆動機23は、出
力が2段切換わるモータを用意してこのモータの電源入
力を2種類とし、その入力切換えを調節器20内のスイ
ッチで行う、このスイッチの動作は吹出角度回転風量制
御器18の出力のオンオフに基づいてなされる。
第5図に、吹出口からの風の回転周期と、吹出角度W4
jfIi周期との関係を示す、吹出角度を一定とし吹出
回転周期を変えた場合、座席頭部位置に発生する循環流
の大きさは一定となり、風の乗客の身体に当たる位置は
固定となる。逆に吹出角度を周期的に変化させ吹出回転
周期は一定、すなわち。
座席頭部位置での風の軌跡を渦巻状とした場合、乗客に
当たる風の範囲は増える。扇風機の例に見られるように
乗客の身体に当たる風の範囲は広い方が快適さの点から
好ましい。また風の乗客に当たる位置が絶えず変化する
方が好ましい、従って第5図のような快適な吹出回転周
期及び吹出角度m節周期が存在する。吹出回転周期は扇
風機の首振りに見られるように数秒から数十秒のオーダ
である。
第6図は、吹出口12の構造例を示す、吹出口12は複
数個あり、各吹出口12に吹出ノズル25を設けである
。吹出ノズル25はくの字型に曲っており、吹出ノズル
回転軸26の回転により吹出ノズル25全体が回転する
。風は吹出ノズル25の先端から客室内に吹出され、第
1図に示すような循環流を形成する。
第7図に、吹出角度及び回転周期を調節するための機器
構成の一例を示す、25は吹出ノズル、26は吹出ノズ
ル回転軸、27は歯車であり、それぞれn個設けである
。23は回転駆動機であり、出力が2段に切換わるモー
タである。22は前記回転駆動機23を持上げる往復駆
動機であり、例えば油圧ジヤツキを用いる。吹出ノズル
25と吹出ノズル回転軸26及び歯車27は連結しであ
る。
歯車28a〜28nは一体となっており、この歯車28
a〜28nは回転駆動機23により駆動される。歯車2
7a〜27nと歯車28a〜28nは噛合っているので
、回転駆動機23の回転により歯車27a〜27nが回
転し、吹出ノズル25a〜25nがそれぞれ同時に回転
する。ただし、歯J! 28 aと28bは逆に設けて
あり、吹出ノズル25aと25bの回転方向は異なる1
以上が吹出ノズル25a〜25nの回転動作例である1
次の吹出ノズル25a〜25nの角度調節は、油圧ジヤ
ツキを用いた往復駆動機22の動作により行う。
すなわち往復駆動機22が吹出ノズル25a〜25nを
除いて、回転駆動機23.歯車28a〜28n、27a
〜27n、吹出ノズル回転軸26nを持ち上げると、吹
出ノズル25a〜25nの角度が変わる。これについて
は第8図で説明する6なお、吹出口ノズル258〜25
nにおける風量は天井中央風道11内を流れる風の量す
なわち別の位置に設けた送風機により調節される。この
送風機は第4図に示す送風機駆動機24すなわちモータ
により駆動される。モータ24は例えば出力を2段切換
可能とし、送風機の回転速度を変え。
天井中央風11内への送風量を変える。こうして吹出ノ
ズル25a〜25nからの風量が変わる。
第8図は、吹出ノズル25の回転及び角度調節機構の一
例を示す、第8図は吹出角度が小さい場合を示す。吹出
ノズル25にはノズル案内筒29゜ノズル先端筒30.
ベローズ31がある。本図はベローズが縮んだ状態を示
している6吹出ノズル案内筒29と吹出口12の間には
軸受32がある。
吹出ノズル25と吹出ノズル回転軸26は第8図のよう
に例えば針金で連結されている。吹出ノズル25の回転
は、吹出ノズル回転軸26によって与えられ、この吹出
ノズル回転軸26の回転は。
歯車27と歯車28の回転によりなされる。吹出ノズル
先端筒30が回転すると、天井中央風道11の風は吹出
ノズル案内筒29.ノズル先端筒30を通り1客室内に
吹出され、第3図のたとえば小さな循環流Cs を形成
する。
第9図に、第8図から吹出ノズル13の角度を変え、大
きな循環流を形成する場合を示す。第7図の往復駆動機
22で回転駆動機23.歯車28゜27を下降させると
、それにつれて吹出ノズル回転軸26が下降する。この
ためベローズ31が延び、ノズル先端筒30が曲がる。
こうして吹出ノズル25内を通る風の吹出角度が大きく
なる。吹出ノズル25全体の回転につれて第8図に比較
し大きな循環流を形成する。これは第3図の循環流C1
に相当する。なお、吹出ノズルは複数個あるが、隣合う
吹出ノズル25の回転方向は逆とし。
ノズルから吹出される循環流が干渉し合わないようにす
る。
結局、第8図及び第9図に示す吹出ノズル回転軸26.
歯車27.28を連続上下作動させ同時に吹出ノズル2
5を回転させると、吹出ノズル25からの風が座席頭部
位置で形成する軌跡は渦巻状となる。
第4図の天井温度検出器14と床温度検出器15の温度
差が所定の値より大きくなった場合すなわち客室内の温
度分布が不均一になった場合は、往復駆動機22のスト
ロークを更に大きくし、吹出ノズル25の角度を大きく
する。吹出ノズル25の風で客室内に形成する循環流は
第3図に示す循環流C1よりも大きくなる。この状態で
回転駆動機23及び送風機駆動機24の出力を上げると
、吹出ノズル25の風の回転が早くなり風量が増大する
。その結果、客室内の温度分布の不均一は短時間で一掃
される。このようにすると、車両長手方向の温度分布の
不均一も解消されるが、より細かく対応するには、各ノ
ズルの角度及び回転周期に車両の長手方向で分布をつけ
ることや各ノズルの流路抵抗に車両の長手方向で分布を
付けることも有効である。
なお、上記実施例では、ノズル角度を変えるのに、往復
駆動機22を用いて、回転駆動機23や歯車28.27
等の全体を上下させているが、ノズル案内筒29とノズ
ル先端筒30との間に遠隔的角度調節機構を設け、吹出
ノズル回転軸26を伸縮可能な部材で形成してもよいこ
とは明らかであろう。
第10図は1本発明の他の実施例を示す。本例では、吹
出口として複数個の開口部を有する吹出回転体33を設
けている。この吹出回転体33は歯車27と直結してあ
り、歯車27.28及び駆動軸34を介して回転駆動機
23により回転される。吹出回転体33aと33bとは
回転方向は逆とし、吹出される空気が干渉しないように
しである。吹出回転体33からの空気流は、孔の径に応
じて流速が変わる。
第11図は更に他の実施例を示す車両客室の斜視図であ
る。3次元方向の吹出角度及び吹出風量を制御可能な非
接触型ノズルが製作されれば、中央天井風道内を簡略化
できる。また、3次元方向の吹出角度及び吹出風量を容
易に制御可能な純流体素子を製作すれば1着席頭部位置
への風速制御が多様化し、快適さをより一層向上できる
〔発明の効果〕
本発明によれば、客室内の冷・暖房運転において、車両
横断方向及び長手方向に循環流を発生させ、客室内の温
度分布に・応じて循環流の大きさ及び風の循環する速度
を変更可能である。これにより乗客頭部に当たる風速値
を所定の値に制御でき、乗客の快適さを増すことができ
る。また、冷房時に床付近に滞留しやすい低温空間領域
を、あるいは暖房時に天井付近に滞留しやすい高温空間
領域を、循環流の大きさを変えて破壊できるので、客室
内の温度分布が短時間に均一となる。更に1客室入ロド
ア開閉による熱の授受のため客室内の温度分布が不均一
になっても、天井側と床側の温度を検出し、吹出口の回
転周期を短くして、床付近の低温空間領域または天井付
近の高温空間領域を短時間に破壊できるので、客室内の
温度分布がほぼ均一に保たれる。加えて、立ち客は一定
方向からの強い吹出しを長時間受けることがなく、従来
のような不快感を生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による空気調和機の原理的制御方式を示
す客室内の斜視図、第2図は同じく客室内の垂直断面図
、第3図は本発明における循環流の風速分布を示す図、
第4図は本発明による空気調和機の制御系の構成を示す
ブロック図、第5図は吹出角度調節周期と吹出回転周期
との組合わせにおいて快適範囲を示す図、第6図は吹出
口部分の斜視図、第7図は吹出ノズルの回転及び角度の
調節機構を示す図、第8図及び第9図は吹出ノズルの駆
動装置を示す図、第10図は吹出口の他の実施例を示す
図、第11図は非接触型ノズルを用いる実施例を示す斜
視図、第12図は従来の客室1・−・天井、2・・・吹
出口、3・・・吸込口、4・・・窓ガラス、5・・・座
席、6・・・荷物棚、7・・・低温空間傾城、8・・・
立ち客頭部位置、9・・・着席頭部位置、11・・・天
井中央風道、12・・・吹出口、13・・・座席頭部位
置近傍領域、14・・・天井温度検出器、15・・・床
温度検出器、16・・・温度設定器、17・・・温度比
較器。 18・・・吹出角度回転風量制御器、19・・・吹出角
度調節器、20・・・吹出回転調節器、21・・・吹出
風量調節器、22・・・往復駆動機、23・・・回転駆
動機。 24・・・送風機駆動機、25・・・吹出ノズル、26
・・・吹出ノズル回転軸、27.28・・・歯車、29
・・・ノズル案内筒、30・・・ノズル先端筒、31・
・・べ0−ズ、32・・・軸受、33・・・吹出回転器
、34・・・駆動軸。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、鉄道車両の天井風道に送風機から空気を送込み前記
    風道下側面に設けた複数の吹出口から空気を吹出させ車
    室内に空気の循環流を形成する空気調和機において、前
    記吹出口に回転自在に取付けられ少なくとも座席頭部領
    域を見込む角度に先端角度が可変の吹出ノズルと、前記
    ノズルの吹出角度調節機構と、前記ノズルの回転周期調
    節機構と、前記送風機の風量調節機構と、これら吹出角
    度調節機構と回転周期調節機構と風量調節機構とを車室
    内の状況に応じて制御する制御装置とを備えたことを特
    徴とする空気調和機。 2、特許請求の範囲第1項に記載の空気調和機において
    、前記制御装置が、前記天井風道の車両長手方向に沿っ
    た送風量の減少に対応し各吹出ノズルの吹出角度及び回
    転周期を個々に調節する複数の制御回路を含むことを特
    徴とする空気調和機。 3、特許請求の範囲第1項または第2項に記載の空気調
    和機において、前記制御装置が、車室の天井部の温度を
    床上部の温度とを検出する回路と、その温度差が所定値
    を超えたときの前記ノズルの角度または回転周期または
    前記送風機の風量の少なくともひとつを変えて車室内の
    空気を強制的にかくはんする指令を出す制御回路とを含
    むことを特徴とする空気調和機。
JP61117998A 1986-05-22 1986-05-22 空気調和機 Pending JPS62275872A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007322062A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Daikin Ind Ltd 空気調和装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007322062A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Daikin Ind Ltd 空気調和装置

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