JPS62275612A - コンバインの刈取集送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 この発明は、コンバインの刈取集送装置に関する。

従来の技術 従来は、刈取殻稈は集送部において、この集送部から後
方一側寄り（イ）へ向けて移送されるが、刈取る殻稈を
分離する分草杆は刈刃装置上側面部を前方へ突出して基
部を、この刈刃装置の後側の刈取機枠に装着されて、こ
の分草杆は前部より後方の該取付基部まで真すぐ形成し
た構成の刈取集送装置であった。

発明が解決しようとする問題点 コンバインは、操縦者が操縦席に搭乗して操作すること
によって行なわれ、走行は走行装置が走行しこの走行中
に、刈取装置の刈取機枠に基部を装着して前方へ突出さ
せた分草杆で、刈取る殻稈を分離しこの分離した殻稈を
引起装置で引起しながら、該分草杆の下側部に設けた刈
刃装置で、この引起中の殻稈を刈取り、この刈取殻稈を
集送部の掻込装置で掻込み、この集送部から一側寄り（
イ）方向へ向けて移送させて、該集送部上側の殻稈移送
装置へ供給して引継ぎ、この殻稈移送装置で挾持移送し
て脱穀装置へ供給し、この脱穀装置内を移送中に脱穀処
理され、脱穀済み穀粒及び脱穀済み排稈を切断処理して
、機外へ排出する形態のコンバインでは、該分草杆の取
付基部が、該集送部から後方一側寄り（イ）方向へ向け
て移送する刈取殻稈の邪魔にならないようにすると同時
に、該分草杆の該取付基部の装着位置及び装着方向によ
って刈取殻稈を容易に案内して、刈取殻稈の株元の乱を
なくして、刈取殻稈の移送を確実にしようとするもので
ある。

問題点を解決するための手段 この発明は、刈刃装置（１）の後側の刈取機枠（２）に
対して取付けられてこの刈刃装Ｍ（１）上側面部を前方
へ突出させる分草杆（３）の取付基部（４）を、刈取殻
稈の集送部（５）においてこの集送部（５）から後方一
側寄りに移送される移送方向（イ）へ向けて沿わせて設
けたコンバインの刈取集送装置の構成とする。

発明の作用 走行装置が走行しこの走行中に、刈取装置の刈取機枠（
２）に取付基部（４）を装着して前方へ突出させた分草
杆（３）で、刈取る殻稈を分離しこの分離した殻稈を引
起装置で引起しながら、該分草杆（３）下側に設けた刈
刃装置　（１）で、この引起中の殻稈を刈取り、この刈
取殻稈を集送部（５）の掻込装置で掻込み、この集送部
（５）から−側寄り（イ）方向へ向けて移送させて、こ
の集送部（５）上側の殻稈移送装置へ供給して引継ぎ、
この殻稈移送装置で挾持移送して脱穀装置へ供給し、こ
の脱穀装置内を移送中に脱穀処理され、脱穀済み穀粒及
び脱穀済み排稈を切断して機外へ排出する。

この刈取脱穀作業中は、該集送部（５）から後方一側寄
り（イ）方向へ向けて移送する刈取殻稈は、該分草杆（
３）の該取付基部（４）を刈取殻稈の移送方向（イ）へ
向けた該分草杆（３）に案内されて移送される。

発明の効果 この発明により、刈刃装置（１）で刈取った刈取殻稈は
、集送部（５）から−側寄り（イ）方向へ向けて移送す
るが、この刈取殻稈を移送のときには１分草杆（３）の
取付基部（４）を刈取殻稈の移送方向（イ）方向へ向け
て、この分草杆（３）を刈取機枠（２）に装着したこと
により、この分草杆（３）が刈取殻稈の移送の邪魔にな
ることがなく、又刈取殻稈が該分草杆（３）によって案
内移送されることにより、確実な殻稈の移送ができる。

実施例 なお・図例において、コン／（イン（６）は車体（７）
下側にクローラを有する走行装置（８）を設け、この車
体（７）上側にはエンジン（９）。

脱穀装置（１０）及び該エンジン（９）の上側に操縦席
（１１）等を設け、該車体（７）前方部には刈取装置１
（１２）を設け、この車体（７）前部には伝動装ａｉ（
１３）を設け、この伝動装置（１３）で該走行装置（８
）のクローラ、該脱穀装！（ｔｏ）及び該刈取装置（１
２）等を回転駆動する構成であり、該操縦席（１１）前
側には操縦装置（１４）を設けた構成である。

該脱穀装２ｔ（１０）は該刈取装置（１２）より供給さ
れる刈取殻稈を、この脱穀装置（１０）の挟持杆（１５
）と移送チェ７（１６）とで引継ぎ挾持して、この脱穀
装置（１０）内を移送中に脱穀処理する構成であり、脱
穀済み穀粒は該脱穀装ｆｉ（１０）横側に設けた揚？ｌ
装置（＋７）で揚穀して機外へ排出する構成であり、又
脱穀済み排稈は該挟持杆（１５）と該移送チェ７（１６
）とより、排稈移送装置で引継ぎ挾持移送して、排稈処
理装置（１８）内へ供給し、この排稈処理装置（１８）
で所定の長さに切断して圃場へ排出する構成である。

前記刈取装置Ｉ（１２）は前記伝動装置（１３）上側に
横方向の軸（１８）回りに上下回動自在な円筒状の支枠
（２０）を設け、この支枠（２０）と前記車体（７）と
の間に油圧による伸縮自在な昇降シリンダ（２１）を設
け、この昇降シリンダ（２１）の伸縮によって該支枠（
２０）が該軸（１９）回りに、該刈取装置（１２）を昇
降制御させる構成である。

該支枠（２０）前方下端部には左右方向に刈取機枠（１
）を設け、この刈取機枠（１）の左右両端部及び中央部
には前方へ突出して刈取る殻稈を分離する分草杆（３）
、（３）、（３）を設け、該刈取機枠（１）の前側で該
分草杆（３）、（３）、（３）の後方下側には支持板（
２２）を設け、この支持板（２２）下側にはバリカン式
の刈刃装置（１）を設け、この刈刃装置（１）上方部で
該刈取機枠（１）上側には上部へ突出する軸（２３）、
（２３）を該中央部の分草杆（３）の左右両側に設け、
この軸（２３）、（２３）軸端部には星形状の掻込装置
（２４）、（２４）を設け、この掻込装置（２４）、（
２４）の上側には、該左右両側の分草杆（３）、（３）
より内側方向より一側へ湾曲させた案内杆（２５）　、
　　（２５）を設け、これら掻込装置（２４）、（２４
）と該案内杆（２５）、（２５）とで集送部（５）を形
成した構成であり、この掻込袋２１（２４）、　　（２
４）と案内杆（２５）、（２５）とで刈取殻稈を掻込み
後方一側寄りに集送する構成であり、該中央部の分草杆
（３）の該刈取機枠（２）への取付基部（４）は、刈取
殻稈の移送方向（イ）へ向けて沿わせて固着した構成で
あり、該掻込装置（２４）、（２４）及び該刈刃袋Ｍ　
（１）等は該支枠（２０）内の伝動軸を介して回転駆動
する構成である。

該分草杆（３）前部上側にはこの分草杆（３）で分離し
た殻稈を引起す引起ラグ（２６）を有する引起装ａｔ（
２７）を後方上部へ傾斜状態に設けた構成であり、該集
送部（５）後側にはこの集送部（５）より刈取殻稈を引
継いで挾持移送して、前記脱穀装置（１０）へ供給する
殻稈移送装置（２８）を上方後部へ傾斜状態に設けた構
成である。

コンバイン（６）作業は、操縦者が操縦席（１１）の搭
乗して、操縦装置（１４）を操作することによって行な
われ、走行はエンジン（９）が回転して走行装置（８）
のクローラが回転駆動して走行すると同時に、脱穀袋２
ｔ（１０）及び刈取装置（１２）等が回転駆動し、この
走行中に刈取る殻稈を分草杆（３）で分離しながら、引
起装置（２７）でこの殻稈を引起しながら上方へ移送中
に、刈刃袋２（１）で刈取りこの刈取殻稈を集送部（５
）の掻込装置　（２４）、（２０と案内杆（２５）、（
２５）とで掻込んで一側部へ集送し、この集送した殻稈
を殻稈移送装置（２８）で引継いで挾持移送して、該脱
穀袋２２（１０）へ供給しこの脱穀装置（１０）の挟持
杆（１５）と移送チェ７（１８）とで引継いで挾持して
、この脱穀装置（１０）内を移送中に脱穀処理され、脱
穀済み穀粒は揚穀装置（１７）で揚穀して機外へ排出す
る。

脱穀済み排稈は該挟持杆（１５）と該移送チェ７（１６
）とより、排稈移送装置で引継ぎ挾持移送されて、排稈
処理装置（１８）内へ供給され、この排稈処理装置Ｉ（
１８）内で所定の長さに切断されて排出する。

中央部の該分草杆（３）の取付基部（４）を、刈取殻稈
の移送方向へ向けて沿わせて、この分草杆（３）を刈取
機枠（２）に固着したこと番こより、移送する刈取殻稈
の株元は、該分草杆（３）によって案内移送されること
により、確実な殻稈の移送ができる。

【図面の簡単な説明】

図は、この発明の一実施例を示すもので、第１図は一部
の拡大側面図、第２図は一部の拡大平面図、第３図はコ
ンバインの全体側面図である。 図中、符号（１）は刈刃装置、（２）は刈取機枠、（３
）は分草杆、（４）は取付基部、（５）は集送部を示す
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 刈刃装置（１）の後側の刈取機枠（２）に対して取付け
   られてこの刈刃装置（１）上側面部を前方へ突出させる
   分草杆（３）の取付基部（４）を、刈取殻稈の集送部（
   ５）においてこの集送部（５）から後方一側寄りに移送
   される移送方向（イ）へ向けて沿わせて設けたコンバイ
   ンの刈取集送装置。