JPS62275140A - 耐摩耗性難燃性の組成物 - Google Patents

耐摩耗性難燃性の組成物

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JPS62275140A
JPS62275140A JP11815886A JP11815886A JPS62275140A JP S62275140 A JPS62275140 A JP S62275140A JP 11815886 A JP11815886 A JP 11815886A JP 11815886 A JP11815886 A JP 11815886A JP S62275140 A JPS62275140 A JP S62275140A
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JP
Japan
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vinyl acetate
flame
less
resistant
weight
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Pending
Application number
JP11815886A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Kanemitsuya
和彦 金光谷
Hiroshi Kato
寛 加藤
Masanori Ishida
石田 正典
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Publication date
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高度に架橋し得て且つ高架橋状態において優
れた耐摩耗性を有し、かつ低公害性の難燃性組成物に関
する。
〔従来の技術〕
パーソナルコンピュータ、電子楽器、電子レンジなどの
電子機器の内部に配線される電線、車両用電線、あるい
は船舶用電線などの絶縁被覆材としては、過酷な条件下
での配線作業や通常の稼動に耐えるように耐摩耗性を有
すること、および難燃性であることが要求されている。
〔解決を要すべき問題点〕
ところで、従来の難燃性組成物の多くは、ハロゲン系の
難燃剤を配合して難燃化されているために、燃焼によっ
て有害なハロゲン含有ガスを多量に発生する問題を有す
ることがら、最近では、ハロゲンフリーの、換言すれば
、低公害性の難燃性組成物が強く要求されている。
したがって、上記の理由から、耐摩耗性にしてかつ低公
害性の難燃性組成物が要求されているのであるが、従来
の難燃性組成物は、上記の要求からみて必ずしも充分な
性能を有するものであるとは言い難い。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記の要求を満足する新規な難燃性組成物を
提供することを目的とするものである。
即ち、本発明は、メルトインデックスが1.5以下、酢
酸ビニルの含有量が20重量%以下、且っメルトインデ
ックスと酢酸ビニル含有量との積が4〜20であるエチ
レン−酢酸ビニル共重合体と、当該エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体100重量部あたり50〜200重量部の非
ハロゲン系i!燃剤と、架橋助剤とからなることを特徴
とする耐摩耗性難燃性の組成物に関する。
〔作用〕
上記のエチレン−酢酸ビニル共重合体は、架橋助剤の存
在下で架橋することにより、大量の後記する非ハロゲン
系難燃剤の共存下であっても高度に架橋し、またその高
度架橋状態において優れた耐摩耗性とj1燃性とを存す
る。
しかも本発明の組成物は、ldl燃剤として非ハロゲン
系のものを採用するので、ハロゲンを含存する他の薬剤
を配合しない限り、ハロゲンフリーであり、したがって
、燃焼することがあってもハロゲン含有ガスを発生せず
無公害である。
本発明で用いるエチレン−酢酸ビニル共重合体としては
、メルトインデックスが1.5以下、酢酸ビニルの含有
量が20重量%以下、さらにメルトインデックスと酢酸
ビニル含有量との積が4〜2゜であるものが用いられる
。メルトインデックスが1.5より大のものは、大量の
非ハロゲン系難燃剤を混合すると機械的強度や伸びが大
きく低下する問題があり、酢酸ビニルの含有量が20重
量%より大きいものは、たとえ高度に架橋しても耐摩耗
性が不充分であり、またメルトインデックスと酢酸ビニ
ル含有量との積が上記の節理外であるものは、機械的特
性または耐摩耗性のいずれか一方が不充分である。
従って、本発明で用いるエチレン−酢酸ビニル共重合体
として好ましいものは、メルトインデックスが1.0以
下、酢酸ビニルの含有量が15重量%以下、且つメルト
インデックスと酢酸ビニル含有量との積が4〜15のも
のである。
本発明において用いる非ハロゲン系難燃剤としては、水
酸化アルミニウム等のアルミナ水和物、水酸化マグネシ
ウム、ハイドロタルサイト類などの金属酸化物の水和物
類、二酸化アンチモン、五酸化アンチモン、二酸化チタ
ン、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化アルミニウムな
どの金属酸化物類、または酸化亜鉛、炭酸マグネシウム
などのその他の無機難燃剤、あるいは、有機リン酸エス
テル、赤リン等のリン系有機難燃剤などである。
赤リンとしては、従来から市販されているものを広く使
用することができ、例えば赤リン分が80重量%以上で
あって、乾燥減量が0.8重量%以下且つ74メツシュ
篩残分が7重量%以下であるものが好ましい。また、上
記の赤リンの表面がフェノール−ホルマリン樹脂等の熱
硬化性樹脂で被覆されたものも好ましい。その具体例と
しては、ノーバレット#120、ノーバレット#120
UF(いずれも燐化学工業社製)などを挙げることがで
きる。
本発明においては、エチレン−酢酸ビニル共重合体10
0重量部あたりの非ハロゲン系難燃剤の使用量は、50
〜200重量部である。非ハロゲン系難燃剤の使用量が
50重量部より少ないと、良好な耐摩耗性と難燃性とを
あわせ有する組成物が得られず、一方、非ハロゲン系難
燃剤の使用量が200重量部より多いと、組成物の機械
的特性や加工性が悪くなる。従って、非ハロゲン系難燃
剤の好ましい使用量は、ポリオレフィン100重置部あ
たり、50〜180重量部、特に80〜150重量部で
ある。
本発明の組成物は、t−ブチルクミルパーオキサイド、
ジ−t−ブチルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイ
ド、2.5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオ
キシ)ヘキサン、2.5−ジメチル−2,5−ジ(t−
ブチルパーオキシ)ヘキシン−3,1,3−ビス(t−
ブチルパーオキシ−イソプロビル)ヘンゼンなどの有機
過酸化物架橋剤を用いる架橋方法、照射架橋方法などに
より架橋することができる。従って、本発明において用
いる架橋助剤としては、上記の架橋方法において通常用
いられているものを用いて良い。好ましい架橋助剤とし
ては、脂肪族や芳香族の多官能性化合物類、脂肪族多官
能性環状化合物類、含窒素多官能性環状化合物類、含金
属多官能性化合物類、就中含窒素多官能性環状化合物類
、特にトリアリルイソシアヌレート (TAIC)、l
−リメタアリルイソシアヌレート(TMA I C) 
、)リアリルシアヌレート (TAC) 、)リアクロ
イルヘキサヒドロ−1,3,5−)リアジン(TAF)
などである。
架橋助剤の使用量は、エチレン−酢酸ビニル共重合体1
00重量部あたり、0.1〜5重世部、特に0.5〜2
重量部である。
本発明においては、上記の難燃剤や架橋助剤の他に固形
の潤滑剤を少量配合すると、架橋成形品の滑り性が良好
となって見掛は上の耐摩耗性が向上する。固形潤滑剤と
しては、分子11000〜3000程度のポリエチレン
ワックス、モノクンロウ形エステルワックスなどエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体と相溶性の良いワックス類が好
ましいが、二硫化モリブデンのような無機潤滑剤であっ
ても良い。固形潤滑剤の配合量は、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体100重量部あたり0.1〜10重量部、特
に0.5〜5重量部である。
さらに、固形潤滑剤を配合した、またはしていない本発
明の組成物から得た架橋成形品の表面にシリコン油など
を薄く塗布して見掛は上の耐摩耗性を向上させるも良い
本発明の組成物には、さらに必要に応じてクレー、タル
ク、炭酸カルシウム、カーボンブラックなどの無機充填
剤、酸化防止剤、カップリング剤、加工助剤、顔料など
の通常の配合剤を通常量配合してもさしつかえない。
〔効果〕
パーソナルコンピュータ、電子楽器、電子レンジなどの
電子機器の内部に配線される電線、車両用電線、あるい
は船舶用電線などは、狭隘でしかも迷路のような機器内
部位に配線されたり使用されるとき、強度のしごきを受
ける場合が多く、また配線後は、加熱状態におかれ火災
の危険性を孕んでいる。これに対して、本発明の組成物
は、良好な耐摩耗性と難燃性とをあわせ有するので、機
器内配線、車両用1i′hA、あるいは船舶用電線など
の1i線の被覆材として頗る有用である。
〔実施例〕
以下、実施例及び比較例により本発明を一層詳細に説明
する。
付表に示す各種実施例、比較例の組成物(Mi成比は重
量部)を2本ロールにて混練し、ついで、180℃、3
0分のプレスキエアにより厚さ1鶴または3 n+の架
橋シートに加工した。各架橋シートにつき、次の試験を
行った。
菫塁性・・・JIS  K7201に規定された方法に
より、酸素指数を測定。
耐3■jし・テーバ式摩耗試験機を用い、摩耗輪:H−
18、荷重:1kg、回転数:11000rpの条件に
て測定。
以上の試験結果を同表に示した。
(風下余白)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)メルトインデックスが1.5以下、酢酸ビニルの
    含有量が20重量%以下、且つメルトインデックスと酢
    酸ビニル含有量との積が4〜20であるエチレン−酢酸
    ビニル共重合体と、当該エチレン−酢酸ビニル共重合体
    100重量部あたり50〜200重量部の非ハロゲン系
    難燃剤と、架橋助剤とからなることを特徴とする耐摩耗
    性難燃性の組成物。
  2. (2)非ハロゲン系難燃剤が、金属酸化物の水和物であ
    る特許請求の範囲第(1)項記載の耐摩耗性難燃性の組
    成物。
  3. (3)金属酸化物の水和物が、アルミナ水和物、水酸化
    マグネシウム、またはハイドロタルサイト類である特許
    請求の範囲第(2)項記載の耐摩耗性難燃性の組成物。
  4. (4)架橋助剤が、含窒素多官能性環状化合物である特
    許請求の範囲第(1)項乃至第(3)項のいずれかに記
    載の耐摩耗性難燃性の組成物。
  5. (5)更に少量の固形潤滑剤を含有する特許請求の範囲
    第(1)項乃至第(4)項のいずれかに記載の耐摩耗性
    難燃性の組成物。
  6. (6)固形潤滑剤が、ポリエチレンワックスである特許
    請求の範囲第(5)項記載の耐摩耗性難燃性の組成物。
JP11815886A 1986-05-22 1986-05-22 耐摩耗性難燃性の組成物 Pending JPS62275140A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006283001A (ja) * 2005-03-11 2006-10-19 Du Pont Mitsui Polychem Co Ltd 難燃性樹脂組成物
CN102391567A (zh) * 2011-09-22 2012-03-28 安徽塞帕斯电缆材料有限公司 一种环保聚乙烯电缆料及其制备方法
CN102391566A (zh) * 2011-09-22 2012-03-28 安徽塞帕斯电缆材料有限公司 一种高阻燃低烟无卤电缆料及其制备方法

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