JPS62273935A - 乳酸の製造方法 - Google Patents

乳酸の製造方法

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JPS62273935A
JPS62273935A JP61116138A JP11613886A JPS62273935A JP S62273935 A JPS62273935 A JP S62273935A JP 61116138 A JP61116138 A JP 61116138A JP 11613886 A JP11613886 A JP 11613886A JP S62273935 A JPS62273935 A JP S62273935A
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JP
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compound
reaction
acid
compounds
lactic acid
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JP61116138A
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English (en)
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Hiroshi Ono
博司 小野
Takaharu Kasuga
春日 隆晴
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Publication date
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    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は、次の反応式 (1)〜(3)%式% に従った乳酸の製造方法に関する。乳酸は工業薬品や各
種の添加剤などに広範囲な用途を有する有用な化合物で
ある。
(従来の技術および問題点) 乳酸は工業的には炭水化物゛め発酵、あるいはラクトニ
トリルの加水分解により製造される。しかし、前者の炭
水化物の発酵による方法は高純度の乳酸を大量に生産す
るのに適した方法とはいえず、最近では後者のラクトニ
トリルの加水分解による方法が主におこなわれている。
ラクトニトリルは工業的にはシアン化水素とアセトアル
デヒドとの反応により製造されるが、これらの化合物は
将来的には大量の安定供給の面で不安な要素を有する上
に、毒性の極めて高いシアン化水素を原料として大量に
取り扱わなければならないという工業上の不利な面をも
有している。また、ラクトニトリルの加水分解は多岐に
わたる副反応を伴い、反応収率の面において充分とは言
い難い上に、これらの副反応による各種の生成物が製品
の乳酸に混入してくるために、この方法は得られる製品
の純度の点においても不十分なものがあり、これを解決
するために工業的には複雑な精製工程を必要とする6例
えば、ラクトニトリルの加水分解反応液にアルコール類
を加えて、生成した乳酸とアルコールとを反応させて乳
酸エステルとし、これを蒸溜操作により精製した後に加
水分解して再び乳酸とアルコールに戻し再度蒸溜するこ
とにより乳酸を得る方法等がとられているが、これらは
製造コストの面においてかなりの負担をかけているのが
現状である。
これらの問題点を解決するためにいくつかの改良方法が
提案されている0例えば、特公昭51−28614号で
はプロピレンオキサイドまたはプロピレングリコールの
酸化による方法が開示されており、また、特公昭59−
35378号や特開昭57−156442号では酢酸ビ
ニルを原料とする方法が提案されている。しかしこれら
の方法はいずれも原料のコスト、反応収率、乳酸への選
択性、触媒活性あるいは副生物の処理などの点において
不十分なものがあり、未だ工業化されるには至っていな
い。
本発明の課題は、これらの従来法の問題点を解決した新
規の乳酸製造法を提供することにある。
(問題点な解決するための手段) 本発明者等は、この課題の解決のための詳細な研究を行
った。その結果、塩化ビニル、一酸化炭素および水素と
を原料として2−クロロプロピオンアルデヒドを合成し
、これを酸素含有ガスによって酸化して2−クロロプロ
ピオン酸とし、次いで該2−クロロプロピオン酸を加水
分解すれば効率良く乳酸が得られることを見い出し、本
発明に至った。
すなわち、本発明は、 (a)塩化ビニル、一酸化炭素および水素を反応させて
2−クロロプロピオンアルデヒドを製造する工程と、 〜)該2−クロロプロピオンアルデヒドを酸素含有ガス
により酸化して2−クロロプロピオン酸を製造する工程
と、 (C)該2−クロロプロピオン酸を加水分解して乳酸を
製造する工程、 とを含むことを特徴とする乳酸の製造方法である(工程
(a)) 該工程(alの反一応は■族金属°化合物を触媒として
用いることにより進行するが、反応をロジウム化合物お
よび塩基を含有する触媒の存在下において効率良く進行
させることができる。
ここに述べる塩基とは、一般には窒素、燐または砒素な
どの周期律第VB族元素を含有するルイス塩基を意味す
る。これらの塩基の不存在下では、ロジウム化合物は上
記反応に対して全く触媒作用を示さない。本発明の方法
において用いる塩基として好ましいものは、 i)三価の有機燐1ヒ合物または三価の有機燐化合物の
オキサイド、 ii ) pKaが3〜11の範囲にある含窒素化合物
、のいずれかの少なくとも一種以上であり、これらi)
およびii )のそれぞれの少なくとも一種以上の組合
せであることが特に好ましい。
ここに述べるpKaが3〜11の範囲にある含窒素化合
物とは、−最に、アミノ基を含有する化合物、たとえば
、脂肪族アミン類、芳香族アミン類、ジアミン顕、トリ
アミン想、アミノアルコール顕、アミノ酸類、アミド類
、°尿素化合物、グアニジン類、アミジン類あるいはこ
れらの化合物の窒素原子または炭素原子等にアルキル基
、アリール基、カルボキシル基、ヒドロキシル基または
ハロゲンなどの置換基の入った含窒素化合物の中で、p
Kaが3〜11の範囲にある化合物が挙げられる、また
、このほか窒素一原子以上を含む複素環式化合物の中で
、pKaが3〜11の範囲にある化合物も好ましい、中
でも、pKaが3〜11の範囲にあるピリジン化合物、
キノリン化合物、イミダゾール化合物またはモルホリン
化合物の少なくとも一種以上であることが更に好ましい
、これらの、ρにaが3〜11の範囲にあるとリジン化
合物、キノリン化合物、イミダゾール化合物またはモル
ホリン化合物は具体的には次のように例示される。
即ち、ピリジン化合物としては、−i式(式中、R1、
R2、R3、R4およびR5は、それぞれ、水素、−、
アルキル基、アリール基、シクロアルキル基、ハロゲン
、ヒドロキシル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、
シクロアルコキシ基、カルボキシル基またはアセチル基
を示す)で表わされる化合物の中でpKaが3〜11の
範囲のピリジン化合物があり、これらの例としては、ピ
リジン、ピコリン、エチルピリジン、2.4−ルチジン
、α−コリジン、フェニルピリジン、シクロへキシルピ
リジン、ベンジルピリジン、3−ビリジノール、メトキ
シピリジン、フェノキシピリジン、アミノピリジンなど
がある。このほが、2.2″−ビスピリジンなどの多核
ピリジン類もピリジン化合物の一例として挙げられる。
また、キノリン化合物の例としては、キノリンのほかに
2−メチルキノリン、4−メチルキノリ/、ジメチルキ
ノリン、2−エチルキノリン、フェニルキノリン、メト
キシキノリンなどがあり、このほか各種のイソキノリン
化合物も使用できる。
一方、イミダゾール化合物としては、一般式: (式中、R1,R2、R3およびR4はそれぞれ、水素
、アルキル基、アリール基またはシクロアルキル基を示
し、またR3およびR4がイミダゾール環の4,5位の
炭素を含む環を形成する縮環イミダゾールを形成してい
てもよい)で示される化金物の中でpKaが3〜11の
範囲にあるものがあり、これらの例としては、イミダゾ
ール、N−メチルイミダゾール、N−エチルイミダゾー
ル、2−メチルイミダゾール、2−エチル−4−メチル
イミダゾール、2−フェニルイミダゾール、2−ウンデ
シルイミダゾール、N−ベンジル−2−メチルイミダゾ
ール、2.4.5−トリフェニルイミダゾール、ベンゾ
イミダゾール、−2−メチルベンゾイミダゾール、2−
フェニルベンゾイミダゾールなどが挙げられる。
更に、モルホリン化合物の例としては、モルホリンのほ
かに、N−メチルモルホリン、N−エチルモルホリンな
どが挙げられる。
また、三価の一有機燐化合物・・または三価の有機燐化
合物のオキサイドは次のように例示される。
即ち、三価の有機燐化合物としては、一般式P(RLR
2R3)(ここに、Pは燐原子を示しR1,R2、R3
はそれぞれ同一もしくは異種のアルキル、アリール、シ
クロアルキル、アルコキシ、アリールオキシまたはシク
ロアルコキシ基を示す)で表わされる三価の有機燐化合
物が挙げられ、具体的には、トリメチルホスフィン、ト
リエチルホスフィン、トリプロピルホスフィン、トリブ
チルホスフィン、トリオクチルホスフィン、トリフェニ
ルホスフィン、トリシクロヘキシルホスフィン、トリベ
ンジルホスフィンなどのホスフィン類や、トリメチルホ
スファイト、トリエチルホスファイト、トリプロピルホ
スファイト、トリブチルホスファイト、トリオクチルホ
スファイト、トリフェニルホスファイト、トリシクロヘ
キシルホスファイト、トリベンジルホスファイトなどの
ホスファイト顕が挙げられる。
また、ホスフィン類の特殊なものとして、前記−ffi
弐P (RIR2R3)で1表わされるもののほかに、
ビスジフェニルホスフィノメタン、ビスジフェニルホス
フィノエタンなどのジホスフィン類や、架橋ポリスチレ
ンに結合したホスフィン類等も好ましく用いられる。
また、三価の有機燐化合物のオキサイドとしてはトリエ
チルホスフィンオキサイド、トリブチルホスフィンオキ
サイド、トリオクチルホスフィンオキサイド等のアルキ
ルホスフィンオキサイド、トリフェニルホスフィンオキ
サイド、トリトリルホスフィンオキサイド等のアリール
ホスフィンオキサイド、あるいはアルキル基とアリール
基とを  −合わせもつアルキルアリールホスフィンオ
キサイド等が例示される。まなこのほが、トリエチルホ
スファイトオキサイド、トリブチルホスファイトオキサ
イド、トリフェニルホスファイトオキサイド等のアルキ
ルもしくはアリールホスファイトオキサイド類や、アル
キル基とアリール基とを合わせもつアルキルアリールホ
スファイトオキサイド類等も用いることができる。さら
には、ビス−1,2−ジフェニルホスフィノメタンジオ
キサイドなどの多座ホスフィンのオキサイド等も用いる
ことができる。
また、該工程(alの反応はカルボン酸の共存下に行う
ことも好ましい、カルボン酸の共存により目的生成物で
ある2−クロロプロピオンアルデヒドの選択性は更に高
められる。
本発明の方法ではカルボン酸としては、脂肪族もしくは
芳香族の一価もしくは多価カルボン酸が用いられ、特に
水溶液中でのpKaが1.5〜5.0の範囲にあるもの
が特に好ましい、また、水溶液中でのpeaがこの範囲
にあるものであれば、上記カルボン酸には各種の置換基
が入っていてもよい。
これらの置換基の例としては、ハロゲン、アミン基、ア
リール基、ヒドロキシル基、またはニトロ基などがある
。また、脂肪族カルボン酸は飽和または不飽和のいずれ
もが使用できる。具体的には酢酸、プロピオン酸、酪酸
、吉草酸等の脂肪族飽和モノカルボン酸、アクリル酸、
クロトン酸等の脂肪族不飽和モノカルボン酸、アジピン
酸、クエン酸、コハク酸−等の脂肪族ボ゛リカルボン酸
、安息香酸、O−フタル酸、p−フタル酸、1−ナフト
エ酸等の芳香族モノもしくはポリカルボン酸が挙げられ
る。また、置換基の入ったカルボン酸の例としては、モ
ノフルオロ酢酸、2−クロロプロピオン酸、0−フルオ
ロ安息香酸、乳酸、フェニル酢酸等が挙げられる。これ
らのカルボン酸の中でも、0−フタル酸が特に好ましく
用いられる。
該工程(alの反応の触媒として用いられるロジウム化
合物としては、ロジウムの酸化物、9Ij、a塩、有1
fi酸塩またはロジウム錯化合物などがある。こiらの
各種ロジウム化合物の中でも、特に、ハロゲンを含まな
いロジウム化合物が好ましい、これらの例としては、酸
化ロジウム、硝酸ロジウム、硫酸ロジウム、酢酸ロジウ
ム、トリアセチルアセトナートロジウム、ジカルボニル
アセチルアセトナートロジウム、ドデカカルボニルテト
ラクジ1クム、ヘキサデカカルボニルへキサロジウム等
が挙げられる。
また、塩化ロジウム、臭fヒロジウム、沃化ロジウムま
たはジクーロロテトラカ°ルボニルジロジウム等のハロ
ゲン含有ロジウム化合物を用い、反応系内にこれらのハ
ロゲン原子に対し等量以上のアルカリ性化合物、例えば
、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸カリウム、
トリメチルアミン、トリエチルアミン等を加えることも
、ハロゲンを含有しないロジウム化合物を反応系内にお
いて生成させる手段として用いることができる。
また、本発明の方法において好ましく用いられる前述の
塩基とロジウム化合物は、ロジウム化合物とこれらの塩
基の少なくとも一部とで錯化合物を形成したものも、更
に好ましく用いられる。これらの例としては、例えば、
ヒドリドカルボニルトリストリフェニルホスフィンロジ
ウム[RhH(Co)(PPha)3] 、ニトロシル
トリストリフェニルホスフィンロジウム [Rh(No
) (PPh+) 3 ’] 、η−シクロペンタジェ
ニルビストリフェニルホスフィンロジウム(Rh(C5
)Is ) (PPha) 21等が挙げられる。
本発明の方法では、前記ロジウム化合物は、反応系内の
液相1リツトルあたりロジウム原子として、0.000
1〜1000ミリグラム°原子、好ましくは、o、oo
i〜100ミリグラム原子の範囲に相当する量で使用さ
れる。また、本発明の方法で使用される前記塩基は、そ
れぞれロジウム1グラム原子に対し0.1〜500モル
、好ましくは0.5〜100モルの範囲で使用される。
一方、本発明の方法で使用される前記カルボン酸の量は
、カルボン酸の種類にもよるが、通常はロジウム1グラ
ム原子に対し 1〜200モル、好ましくは5〜50モ
ルの範囲で使用される。
該工程(a)の反応では、反応溶媒を用いなくとも反応
は進行するが、通常は、反応溶媒の存在下に反応を行わ
せる0反応溶媒としては、反応に悪影響を及ぼさないも
のであればいずれも用いることが可能である。このよう
な溶媒としてとくに好ましいのは炭化水素類である。よ
り具体的には、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、ノナン
、デカン等の飽和炭化水素や、ベンゼン、トルエン、キ
シレン等の芳香族炭化水素などが好ましく用いられ、ま
た、炭化水素類の混合物として工業的に得られるリグロ
イン、ケロシン、軽油、ディーゼル油なども、これらの
−例に含まれる。このほか、ジプロピルエーテル、ジブ
チルエーテルなどのエーテル類、ジイソブチルケトン、
ホロンなどのケトン票、酪酸ブチル、安息゛香酸ブチル
などのエステル類等も好ましい溶媒の例として挙げられ
る。
該工程(alの方法においては、水の不存在下において
ら反応は進行するが好ましくは水の存在下に反応を行わ
せる。水の存在は触媒活性を向上させる。特に、反応溶
媒として水に不溶性もしくは難溶性の液体媒体を用い、
反応系内に水を共存させる方法が更に好ましい、このよ
うな方法をとることにより触媒活性は更に向上する0反
応時に存在させる水の量については特に制限はないが、
極端に少量の場合にはその効果は小さくなり、また、極
端に多量用いても反応成績はある程度以上は上がらない
0通常、水の量は、原料として反応器へ供給する塩化ビ
ニルに対して重量比で0.01以上、1000以下の範
囲が好ましい、特に、0.1〜100の範囲が更に好ま
しく用いられる。
また、本発明において用いる塩基やカルボン酸が水溶性
の場合、には、該塩基・やカルボン酸の少なくとも一部
を反応系に供給する水に溶解させた形で供給することも
好ましく行われる。たとえば、塩基としてイミダゾール
を用いる場合には、これをイミダゾール水溶液の形で反
応器へ供給することが好ましく、また、カルボン酸とし
てO−フタル酸を用いる場合には、これを0−フタル酸
水溶液の形で反−発器へ供給することが好ましい、また
、塩基とカルボン酸の両方を溶解した水溶液の形で>T
iいることも可能である。
該工程falの反応は、通常、反応温度20〜150°
C1反応圧力10〜200Kg/cjゲージの範囲、好
ましくは3O5150Kg/ciゲージの範囲で行われ
る0反応温度は生成する2−クロロプロピオンアルデヒ
ドの熱安定性の面から、低温はど好ましく、このため、
20〜100℃が特に好ましい温度範囲である。また、
原料の一酸化炭素および水素の混合モル比は、通常、l
O〜0.1の範囲であり、好ましくは、4〜0.2の範
囲である。一酸化炭素および水素は前記の組成比で両成
分を含有する混合ガスであればよく、水性ガス−や、水
性ガズ(こメタン、窒素などの反応に不活性なガス、ま
たは二酸化炭素などが含有されたものが用いられる。も
う一方の原料である塩化ビニルは、ガス状、液状、また
は反応に用いる溶媒に溶解した溶液の形で使用される。
該工程(alの反応は、回分法、半回分法、連続法のい
ずれの方法によっても実施できる0例えば、回分法の場
合の例としては、ロジウム化合物、塩基および必要に応
じてカルボン酸、反応溶媒および水を仕込んだオートク
レーブに、塩化ビニルをガス、液、または溶液状で加え
、これに一酸化炭素および水素を含有するガスを所定の
圧力まで導入し、好ましくは撹拌下で加温することによ
り反応は進行する。また、連続法の場合の例としては、
ロジウム化合物、塩基および必要に応じてカルボン酸、
反応溶媒および水と、原料の塩化ビニル、一酸化炭素お
よび水素とを、耐圧の反応器の一方に連続的に供給し、
他方から反応混合物と、未反応塩化ビ丹ル、一酸化炭素
および水素とを連続的に抜出すことにより反応が行われ
る。
このような方法によって製°遣した2−クロロプロピオ
ンアルデヒドは、触媒、未反応原料および場合によって
は水および溶媒を含む反応液がら通常の分離操作によっ
て分離される。このような分離操作の例としては蒸溜、
抽出または膜分離等が挙げられる。特に、反応系内に水
を共存させ、反応溶媒として水不溶もしくは難溶性の溶
媒を用いる場合には1反応後、水と溶媒とを分離するだ
けで反応生成物の2−クロロプロピオンアルデヒドの大
部分を反応液から分離することができるので好都合であ
る。この時、溶媒をさらに水抽出にがけることにより反
応液中の2−クロロプロピオンアルデヒドの濃度を低下
させることが、収率の向上および触媒の再使用の面で好
ましい、がくして得られた2−クロロプロピオンアルデ
ヒドを含有する水は、蒸溜にかけることにより2−クロ
ロプロピオンアルデヒドと水とに容易に分離され、この
分離された水は好ましくは再使用に供される。
(工程(b)) 前記工程(alにおいて得られな2−クロロプロピオン
アルデヒド、4.t、酸素によ・り容易に酸化されて2
−クロロプロピオン酸となる。酸素の代わりに各種の酸
素含有ガスが使用可能である。
この酸化反応は無触媒でも進行するが、液相において酸
化触媒の存在下のもとで行うことがより温和な条件下で
高い反応速度および反応収率を得る上で好ましい、この
ような酸化触媒としては、−最にアルデヒド類の酸化に
活性を示す酸化触媒が用いられるが、特に、鉄化合物、
コバルト化合物、ニッケル化合物、マンガン化合物、銅
化合物およびセリウム化合物がら成る群から選ばれる少
なくとも一植の金属化合物であることが好ましい、これ
らの化合物の例としては、鉄、コバルト、ニッケル、マ
ンガン、銅またはセリウムの鉱酸塩、カルボン酸塩、炭
酸塩、酸化物または水酸化物等が挙げられる。
更に具体的には、鉄化合物としては塩化第−銖、塩化第
二鉄、硫酸第一鉄、硫酸第二鉄、硝酸第一鉄、硝酸第二
鉄等の24価または3価の鉄の鉱酸塩や、酢酸第一鉄、
酢酸第二鉄、安息香酸第一鉄、蓚酸第二鉄等−の2価ま
たは3価の鉄のカルボン酸塩などが好ましく用いられ、
このほが、水酸化第二鉄や酸化第二鉄等も使用すること
ができる。
コバルト化合物としては、塩化コバルト、硫酸コバルト
、硝酸コバルト等のコバルトの鉱酸塩や、酢酸コバルト
、蟻酸コバルト、NHコバルト、ナフテン酸コバルト等
のコバルトのカルボン酸塩が好ましく、またこのほか、
水酸化コバルト、酸化コバルトまたは塩基性炭酸コバル
ト等も用いられる。
ニッケル化合物としては、塩化ニッケル、臭化ニッケル
、沃化ニッケル、硫酸ニッケル、硝酸ニッケル等のニッ
ケルの鉱酸塩や、酢酸ニッケル。
蟻酸ニッケル、蓚酸ニッケル、安息香酸ニッケル等のニ
ッケルのカルボン酸塩が好ましく、また、このほか炭酸
ニッケル、水酸化ニッケル、酸(ヒニ ゛ッケル等も用
いることができる。
マンガン化合物としては、塩化マンガン、’QFマンガ
ン、硝酸マンガン等のマンガンの鉱酸塩や@酸マンガン
、酢酸マンガン、安息香酸マンガン、ナフテン酸マーン
ガン等のマ°ンガンのカルボン酸塩が好ましく、このほ
か、二酸化マンガンや炭酸マンガン等も用いることがで
きる。
銅化合物としては、塩化第一銅、塩化第二銅、硫酸銅、
硝酸銅等の一価または二価の銅の鉱酸塩や、蟻酸銅、酢
酸銅、くえん酸銅等の二価の銅のカルボン酸塩等が好ま
しく用いられ、このほか、酸化第一銅、酸化第二銅、水
酸化第二銅、炭酸銅等も用いることができる。
セリウム化合物としては、塩fヒ・第一セリウム、硫酸
第一セリウム、硫酸第二セリウム、硝酸第一セリウム等
の三価または四価のセリウムの鉱酸塩や、酢酸第一セリ
ウム、酢酸第二セリウム等の三価または四価のセリウム
のカルボン酸塩が好ましく、このほか、酸化第二セリウ
ム、炭酸第一セリウム等も用いることができる。
また、鉄、コバルト、ニッケル、マンガン、則またはセ
リウムの2−クロロプロピオン酸塩も更に好ましく用い
られる触媒として挙げることができる。
これらの化合°1は、単独は勿論、2種以上の混合物を
使用していてもよい、これらの触媒の使用量にはとくに
制限はないが、反応後の取板性や経済性を考慮して、通
常、液相中に0.0001〜10重量%、好ましくは、
0,01〜5重量%の範囲で使用される。
該工程中)では、2−クロロプロピオンアルデヒドの酸
化を温度20〜120℃の範囲で行うことが好ましい、
20°C未満の温度で°は酸化速度が遅く工業的には好
ましくない、また、120°Cを越える温度では、2−
クロロプロピオンアルデヒドの脱Jπ酸などの副反応が
著しくなり、2−クロロプロピオン酸の収率が低下する
上に純度も悪くなる。このために、温度範囲は50〜9
0°Cが更に好ましい。
該工程(ト))の反応は、溶媒の不存在下で6充分1行
するが、工業的には酸化に伴う発熱量をコントロールし
やすいように溶媒の存在下で行うことが好ましい、この
ような溶媒としては、酸化反応灸件化で変質や副反応を
伴わないものであればいずれも使用しうる。好ましい例
・とじては、酢酸、プロピオン酸、酪酸等のカルボン酸
があり、また、このほか、ジメチルスルホキシドやスル
ホランなども好ましい例として挙げられる。また、生成
物である2−クロロプロピオン酸の使用は、酸化反応の
後に生成物と溶媒とを分離する工程を省くことができる
ので、さらに好ましい溶媒として挙げられる。
これらの溶媒中の2−クロロプロピオンアルデヒドの濃
度は、1〜50重旦%重量囲が好ましく用いられる。
この2−クロロプロピオンアルデヒドの酸化において、
反応系内に水が存在すると反応速度は一最に遅くなる。
液相中の水の量は少ないほど好ましいが、完全に無水の
状態にすることは必要ではなく、少量であれば反応速度
に及ぼす水の影響は小さい、検討の結果、好ましい温度
範囲下に、おいて工業的に充分な反応速度を得るために
は、液相中の水分含有量を20重量%以下にして酸化を
行うことが好ましい、さらに好ましくは、10重置火以
下である。
該工程中jの反応において、酸化剤としては酸素もしく
は酸素含有ガスが用いられる。酸素含有カスとしては、
最も一般的には空気が用いられる。
この酸化に際しては、使用する圧力は酸素分圧で表示す
るのが適切であり、通常、用いる圧力は酸素分圧で0.
2kg/eI11以上が好ましいが、上限は特に限定す
る必要はない。あまり高圧にすることは工業的に好まし
くないので、通常は酸素分圧50kg/−以下で行われ
る。
このような方法によって、前記工程(alにおいて得ら
れた2−クロロプロピオンアルデヒドは効率よく2−ク
ロロプロピオン酸に酸化することができる。かくして得
られた2−クロロプロピオン酸は蒸溜操作によって未反
応の2−クロロプロピオンアルデヒドや、必要に応じて
水分や反応溶媒と分離される。
(工程(C)) 2−クロロプロピオン酸を加水分解して乳酸にする方法
は公知である。加水分解は、アルカリの存在化で行うと
−fJJ率が良く、゛通常は苛性アルカリが用いられる
。具体的には水酸1ヒナトリウム、水酸化カリウム、水
酸化リチウムなどが挙げられ、このほか、水酸化カルシ
ウムや、水酸化マグネシウム等も用いることができる。
また、塩素と反応性の強い試薬、例えば、銀イオン等を
生成しうるらのも用いることが可能である。加水分解温
度は50〜150°Cの範囲が好ましく、特に80〜1
20″Cの範囲が好ましい。
該工程(c)における加水分解は、2−クロロプロピオ
ン酸に対して当量以上の水の存在下で行われるが、この
時、水の代わりにアルコール類、例えば、メタノール、
エタノール、イソプロパツール等を用いることによって
直接これらのアルコール類の乳酸エステルを得ることも
可能である。これらの乳酸エステル類はそのままでも有
用な化合物として利用されるが、必要に応じてもとの乳
酸とアルコールとに戻すことは容易である。
該工程(C)において加水分解によって得られた乳酸は
、水分と、必要に応じて使用したアルカリの塩化物とを
含む100例えば、アルカリとして水酸化ナトリウムを
用いた場合には該乳酸は塩化ナトリウムを含有する。塩
化ナトリウム等のアルカリの塩化物は濃縮により一部は
晶出できるが完全に除去することは難しい、このため、
有機溶媒による抽出や、イオン交換樹脂やイオン交換膜
を用いる脱塩が好ましく用いられる。抽出溶媒は、水に
対する溶解性が低く、かつ、乳酸の溶解性の良いものが
好ましい、このような溶媒は多数知られており、ジイソ
プロピルエーテルや酢酸イソプロピルのようなエーテル
頚やエステル類が好ましい例として挙げられる。一方、
イオン交換樹脂は陰イオ  −ン交換樹脂と陽イオン交
換樹脂との温床タイプが特に好ましく用いられる0本発
明の方法においてこのような抽出繰作やイオン交換樹脂
による脱塩処理によって得られた乳酸中には水分以外の
不純物は極めて少なく、必要に応じて水による希釈また
は減圧下での濃縮により濃度を調整して高純度の乳酸と
して使用される。
また、前記のイオン交換樹脂による脱塩の代わりに、該
乳酸を一メタノールもしくはエタノール等のアルコール
類のエステルに変えた後に蒸溜し、塩を含まない乳酸エ
ステルとした後に加水分解して乳酸とアルコールとに戻
し、再度蒸溜することにより乳酸を得ることも可能であ
る。この方法は従来からのラクトニトリル法においても
行われている方法であるが、本発明の方法においては、
塩を含む乳酸水溶液中のその他の不純物は極めて少ない
ために該蒸溜操作を従来法に比較して非常に簡単に行う
ことができ、しかも得られる乳酸の純度が高いという利
点を有する。
(f?:用および発明の効果) 本発明の方法により、塩化ビニル、−a化炭素および水
素を原料とする新規な乳酸の製造方法が提供される。特
に、本発明の方法により、高収率で高純度の乳酸を工業
的に製造することが可能となる。
(実施例) 以下、実施例により本発明の方法を更に具体的に説明す
る。
(工程(a)) 撹拌装置を備えた内容Fj! 500 +++j!のス
テンレス製オートクレーブの内部を窒素ガスで置換した
後、ヒドリドカルボニルトリストリフェニルホスフィン
ロジウム0.92 g  (Rh 1.0ミリグラム原
子)とトリフェニルホスフィン1.3g(5ミリモル)
、イミダゾール0.7g<10ミリモル)、o−フタル
酸3.3g(20ミリモル)および水100gを入れ、
これに塩化ビニル18.8 g (300ミリモル)を
含む塩化ビニルのトルエン溶液Loom lを加えた。
このオートクレーブに、−a化炭素および水素のモル比
が1:2の混合ガスを室温で圧力が85kg / cj
ゲージになるまで圧入した後に55°Cまで昇温し、6
0分間反応させた。オートクレーブを室温まで冷却して
から未反応の原料混合ガスをガスサンプリング用袋に捕
集した後オートクレーブを開け、触媒、溶媒、水及び反
応生成物と含む反応混合液を取り出した。
該反応混合液を分液圧斗にて静置分離することによりロ
ジウム−触媒を含むトルエン相と反応生成物である2−
クロロプロピオンアルデヒドを含む水相とに分離した。
該トルエン相を更に100 mlの水で2回洗い、2−
クロロプロピオンアルデヒドの実質的に全量を水相に抽
出し、該水相を先に分離した水相と合わせた。
この操作を6回繰り返し、得られた水相分会てあわせて
、60℃、約300fl水銀柱の条件下で蒸溜した。初
溜を少量カットした後に、回出成分て・冷却して凝縮液
を捕集することにより、8.1重量%の水分を含む2−
クロロプロピオンアルデヒド51、1gを得た。これは
、転化した塩化ビニルに対し、86.3%の収率であっ
た。
(工程(bl ) 前工程(a)において得られた8、1%含水2−クロロ
プロピオンアルデヒド50 g ”i−100gの2−
クロロプロピオン酸に溶解し、内容積約150m1のオ
ートクレーブに仕込み、酸化触媒として2−クロロプロ
ピオン酸ニッケル500 Bを加えた。これに、酸素ガ
スを室温で30kg/cnlまで圧入し、撹拌下で75
℃に−おいて 1.2時・間反応させた0反応の進行に
従い圧力の低下が観察されたので、ボンベから酸素を供
給し圧力を30kg/calに保った。
反応終了後、オートクレーブを冷却し、圧を抜いた後に
内容物をとり出した。これを、200水銀柱の圧力下、
沸騰した温水浴加熱により蒸溜した、この時初溜をカッ
トすることにより、未反応2−クロロプロピオンアルデ
ヒドの実質的に全量と水分の大部分とを分離し、水分1
.8重旦%を含む2−クロロプロピオン酸146gを得
た。その他の不純物は、ガスクロマトグラフによる分析
では極めて少なく、殆ど検出されなかった。また、得ら
れた2−クロロプロピオン酸は、カットした初溜中のも
のら合わせると、転化した2−クロロプロピオンアルデ
ヒドに対して97.3%の収率であった。
(工程(C)) 前工程Cb)において得られた2−クロロプロピオン酸
を40 g分取し、14.5 gの苛性ソーダを含む苛
性ソーダ水溶液54.8 gを加え内容’f?1150
m1のオートクレーブに仕込んだ、撹拌下で温度110
℃に2時間保って加水分解を行わせ、オートラ1/−ブ
を冷却後内容物をとり出した。生成した塩化ナトリウム
の結晶を濾別した後にガスクロマトグラフにて乳酸の分
析を行ったところ、仕込んだ2−クロロプロピオン酸に
対する収率96.5%で乳酸が生成していることがわか
った。
乳酸の総合収率は転化した原料の塩化ビニルに対してお
よそ81%であった。
かくして得られた塩fヒナトリウム3含有する乳酸水溶
液は、再生された状態の強酸型陽イオン交mFM脂(商
品名、レバチット−3100)および強塩基型陰イオン
交換樹脂(商品名、レバチット−M2O3)を充填した
温床タイプの脱塩装置にかけることにより塩化ナトリウ
ムを除去し、減圧下で若干の濃縮を行うことによって不
純物を殆ど含まない高純度乳酸水溶液(濃度〜40%)
とし。
て回収された。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)塩化ビニル、一酸化炭素および水素を反応
    させて2−クロロプロピオンアルデヒドを製造する工程
    と、 (b)該2−クロロプロピオンアルデヒドを酸素含有ガ
    スにより酸化して2−クロロプロピオン酸を製造する工
    程と、 (c)該2−クロロプロピオン酸を加水分解して乳酸を
    製造する工程、 とを含むことを特徴とする乳酸の製造方法。
  2. (2)該工程(a)における反応を、ロジウム化合物お
    よび塩基を含有する触媒の存在下で行う特許請求の範囲
    第1項記載の方法。
  3. (3)反応をカルボン酸の共存下で行う、特許請求の範
    囲第2項記載の方法。
  4. (4)反応を水の存在下で行う、特許請求の範囲第2項
    または第3項記載の方法。
  5. (5)塩基が、 (a)三価の有機燐化合物または三価の有機燐化合物の
    オキサイド、 (b)pKaが3〜11の範囲にある含窒素化合物、の
    いずれかの少なくとも一種以上、または、これら(a)
    および(b)のそれぞれの少なくとも一種以上の組合せ
    である特許請求の範囲第2項ないし第4項記載の方法。
  6. (6)pKaが3〜11の範囲にある含窒素化合物が、
    pKaが3〜11の範囲にあるピリジン化合物、キノリ
    ン化合物、イミダゾール化合物またはモルホリン化合物
    の少なくとも一種以上である特許請求の範囲第5項記載
    の方法。
  7. (7)該工程(b)の反応を、触媒量の鉄化合物、コバ
    ルト化合物、ニッケル化合物、マンガン化合物、銅化合
    物およびセリウム化合物から成る群から選ばれる少なく
    とも一種の金属化合物の存在下、液相において行う特許
    請求の範囲第1項記載の方法。
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