JPS6227381B2 - - Google Patents
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- JPS6227381B2 JPS6227381B2 JP3237777A JP3237777A JPS6227381B2 JP S6227381 B2 JPS6227381 B2 JP S6227381B2 JP 3237777 A JP3237777 A JP 3237777A JP 3237777 A JP3237777 A JP 3237777A JP S6227381 B2 JPS6227381 B2 JP S6227381B2
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- Japan
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- roller
- developing
- developer
- developing roller
- pressure
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- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 4
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 4
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はジアゾタイプ湿式複写機の一連のロー
ラ群からなる現像装置に関する。
ラ群からなる現像装置に関する。
一般にジアゾタイプ湿式複写機においては、現
像液が付着したゴム製の現像ローラと、これに接
触した状態で回転する加圧ローラとの間を露光ず
み感光紙が通過することによつて、感光紙の未感
光部分に残るジアゾニウム塩がカツプリング成分
と反応してジアゾ色素をつくり発色し、画像が形
成される所謂現像が行なわれる。上記現像ローラ
と加圧ローラを含む一連のローラ群からなるジア
ゾタイプ湿式複写機の現像装置は、上記現像ロー
ラに対して現像皿内から現像液を取出す塗布ロー
ラが現像液を塗布し、現像ローラの表面に塗布さ
れた現像液が感光紙の感光面に塗布されるプロセ
スをもつ。
像液が付着したゴム製の現像ローラと、これに接
触した状態で回転する加圧ローラとの間を露光ず
み感光紙が通過することによつて、感光紙の未感
光部分に残るジアゾニウム塩がカツプリング成分
と反応してジアゾ色素をつくり発色し、画像が形
成される所謂現像が行なわれる。上記現像ローラ
と加圧ローラを含む一連のローラ群からなるジア
ゾタイプ湿式複写機の現像装置は、上記現像ロー
ラに対して現像皿内から現像液を取出す塗布ロー
ラが現像液を塗布し、現像ローラの表面に塗布さ
れた現像液が感光紙の感光面に塗布されるプロセ
スをもつ。
したがつて、ジアゾタイプ湿式複写機におい
て、鮮明なコピイを得るには、原稿の濃度に応じ
た適正露光と、露光ずみ感光紙の感光面への適正
で均一な現像液の塗布が要求されることは周知の
とおりである。
て、鮮明なコピイを得るには、原稿の濃度に応じ
た適正露光と、露光ずみ感光紙の感光面への適正
で均一な現像液の塗布が要求されることは周知の
とおりである。
そこで、従来のこの種現像装置は、塗布ロール
と現像ロールにブレードを圧接し、現像ロールへ
の現像液塗布量を少なくし、さらに、現像ロール
に塗布された現像液をかき落して、過不足なく均
一量の現像液を感光紙面に転着しようと図つてい
る。
と現像ロールにブレードを圧接し、現像ロールへ
の現像液塗布量を少なくし、さらに、現像ロール
に塗布された現像液をかき落して、過不足なく均
一量の現像液を感光紙面に転着しようと図つてい
る。
しかし、上記ブレードは四ふつ化エチレン(商
品名テフロン)被覆等の特殊加工が施されていて
耐薬品性や滑性には優れているものの、常時ロー
ラと磨擦接触するため部分的に剥離し易く、この
剥離が原因となつて現像液塗布量にむらが生じ、
また、ブレードとローラとの間に紙粉が詰つて現
像液量に対するコントロールがきかなくなり易い
などの難点があつた。さらに、通常ブレードは固
定されているため内部の掃除が困難となつている
難点もある。特に塗布ローラの磨損、変形による
部分的な現像液塗布量のむらが、比較的早期に発
生する難点があつた。
品名テフロン)被覆等の特殊加工が施されていて
耐薬品性や滑性には優れているものの、常時ロー
ラと磨擦接触するため部分的に剥離し易く、この
剥離が原因となつて現像液塗布量にむらが生じ、
また、ブレードとローラとの間に紙粉が詰つて現
像液量に対するコントロールがきかなくなり易い
などの難点があつた。さらに、通常ブレードは固
定されているため内部の掃除が困難となつている
難点もある。特に塗布ローラの磨損、変形による
部分的な現像液塗布量のむらが、比較的早期に発
生する難点があつた。
本発明はこれに鑑み、上記難点のないジアゾタ
イプ湿式複写機の現像装置を提供することを目的
とし、制御ブレード類を使用せず、各ローラの構
造の改良により目的を達成したものである。
イプ湿式複写機の現像装置を提供することを目的
とし、制御ブレード類を使用せず、各ローラの構
造の改良により目的を達成したものである。
以下、図面を参照しながら本発明を実施例によ
り説明する。
り説明する。
第1図には本発明ジアゾタイプ湿式複写機の現
像装置の実施例が略示側面図で示されている。
像装置の実施例が略示側面図で示されている。
加圧ローラ1、現像ローラ2、塗布ローラ3の
ローラ配置からなり、最下部の塗布ローラ3は現
像皿4内の現像液5中に下半部が浸漬されてい
る。
ローラ配置からなり、最下部の塗布ローラ3は現
像皿4内の現像液5中に下半部が浸漬されてい
る。
加圧ローラ1は図示しない加圧ユニツトにより
加圧力を与えられた加圧コロ6によつて現像ロー
ラ2に圧接されている。
加圧力を与えられた加圧コロ6によつて現像ロー
ラ2に圧接されている。
上記加圧ローラ1はステンレス鋼製であり、表
面に、ピツチ0.5mm、深さ0.1mmの螺旋溝7がほぼ
全長に亘つて設けられている(第2図参照)。
面に、ピツチ0.5mm、深さ0.1mmの螺旋溝7がほぼ
全長に亘つて設けられている(第2図参照)。
現像ローラ2は表面が研磨された硬度40乃至65
程度のゴム製である。
程度のゴム製である。
塗布ローラ3は第3図に示されるよう表面に、
軸線と平行の多数の微細溝8で形成される平目ロ
ーレツト加工が施された例えばステンレス鋼など
の金属製である。この塗布ローラ3は第4図に一
部が拡大縦断側面図で示されるように、ほぼ0.2
mmの間隔で微細溝8を刻設してある。微細溝8は
直角の溝であり、深さは0.02乃至0.05mmである。
微細溝8は平行した多数の螺旋溝であつてもよ
い。
軸線と平行の多数の微細溝8で形成される平目ロ
ーレツト加工が施された例えばステンレス鋼など
の金属製である。この塗布ローラ3は第4図に一
部が拡大縦断側面図で示されるように、ほぼ0.2
mmの間隔で微細溝8を刻設してある。微細溝8は
直角の溝であり、深さは0.02乃至0.05mmである。
微細溝8は平行した多数の螺旋溝であつてもよ
い。
上述の構成からなる本発明装置は、感光紙9が
感光面9aを現像ローラ2に接するように下向き
の姿勢で送られて、加圧ローラ1と現像ローラ2
間を通過するとき、現像ローラ2に塗布されてい
る現像液を感光面9aに転着塗布する点において
は従来装置と同様である。ただし、塗布される現
像液は従来装置と異り微量かつ全面に亘つて均等
となつている。
感光面9aを現像ローラ2に接するように下向き
の姿勢で送られて、加圧ローラ1と現像ローラ2
間を通過するとき、現像ローラ2に塗布されてい
る現像液を感光面9aに転着塗布する点において
は従来装置と同様である。ただし、塗布される現
像液は従来装置と異り微量かつ全面に亘つて均等
となつている。
上記微量均等な現像液塗布は、回転する塗布ロ
ーラ3の微細溝8によつて汲上げられた現像液
が、表面を研磨して平滑とした現像ローラ2に多
寡なく転着されてゆくことにより可能となつてい
る。
ーラ3の微細溝8によつて汲上げられた現像液
が、表面を研磨して平滑とした現像ローラ2に多
寡なく転着されてゆくことにより可能となつてい
る。
また、現像ローラ2から感光紙9の感光面9a
への現像液転着は、表面を研磨して平滑とした現
像ローラ2に圧接する加圧ローラ1が、微小ピツ
チの螺旋溝7を有する金属ローラであることによ
つて、感光紙の各部にむらのない接触圧が与えら
ることにより可能となつている。特に螺旋溝7は
塗布ローラ3が一定の位置で回転されるため、軸
線方向に螺旋溝7間のねじ山部が移動してゆくよ
うに感光紙9を加圧するので、感光紙に対し、背
面からのしごきを与えていると同様となつて、確
実な現像液塗布を可能にしている。
への現像液転着は、表面を研磨して平滑とした現
像ローラ2に圧接する加圧ローラ1が、微小ピツ
チの螺旋溝7を有する金属ローラであることによ
つて、感光紙の各部にむらのない接触圧が与えら
ることにより可能となつている。特に螺旋溝7は
塗布ローラ3が一定の位置で回転されるため、軸
線方向に螺旋溝7間のねじ山部が移動してゆくよ
うに感光紙9を加圧するので、感光紙に対し、背
面からのしごきを与えていると同様となつて、確
実な現像液塗布を可能にしている。
さらに、金属製とした塗布ローラ3は撓みや摩
耗による変形がないため前記現像ローラ2への現
像液塗布特性は恒久的に保たれる。
耗による変形がないため前記現像ローラ2への現
像液塗布特性は恒久的に保たれる。
つぎに第5図に示す線図により本発明装置と、
従来装置(各ローラを通常仕上げ加工のゴムロー
ラとした装置)とにおける感光紙への現像液付着
量を比較説明する。
従来装置(各ローラを通常仕上げ加工のゴムロー
ラとした装置)とにおける感光紙への現像液付着
量を比較説明する。
線図は横軸に機械スピードm/h値を、また、
縦軸にA4判感光紙面に対する付着量mg値を示
す。なお、図中線Lは必要な画像濃度値を得るた
めの限界付着量を示す。
縦軸にA4判感光紙面に対する付着量mg値を示
す。なお、図中線Lは必要な画像濃度値を得るた
めの限界付着量を示す。
図から明らかなように、本発明装置Aでは、機
械始動と同時に最低80mg/A4という必要量の現
像液を感光紙に付着させることができるが、従来
装置Bでは機械速度が300m/h程度まで上昇し
たときに初めて必要量の現像液塗布が可能とな
る。また、実験の結果によれば、塗布ローラ3に
おける微細溝8の深さ及び密度の選択により最小
塗付量を自由に制御できることが確認されてい
る。
械始動と同時に最低80mg/A4という必要量の現
像液を感光紙に付着させることができるが、従来
装置Bでは機械速度が300m/h程度まで上昇し
たときに初めて必要量の現像液塗布が可能とな
る。また、実験の結果によれば、塗布ローラ3に
おける微細溝8の深さ及び密度の選択により最小
塗付量を自由に制御できることが確認されてい
る。
したがつて本発明現像装置は、ブレードなどを
用いずに必要現像液量を得ることができ、従来の
装置に較べ、安定した現像を行なうことができ、
良好な画像を得ることができるのは勿論、従来装
置の他機構を改変せずにそのまま使用できるなど
優れた効果が得られるものである。
用いずに必要現像液量を得ることができ、従来の
装置に較べ、安定した現像を行なうことができ、
良好な画像を得ることができるのは勿論、従来装
置の他機構を改変せずにそのまま使用できるなど
優れた効果が得られるものである。
第1図は本発明現像装置の実施例の略示側面
図、第2図は加圧ローラの一部省略正面図、第3
図は塗布ローラの一部省略正面図、第4図は塗布
ローラの一部を示す拡大縦断側面図、第5図は本
発明装置と従来装置における感光紙への現像量塗
布量比較線図である。 1……加圧ローラ、2……現像ローラ、3……
塗布ローラ、4……現像皿、5……現像液、6…
…加圧コロ、7……螺旋溝、8……微細溝、9…
…感光紙、9a……感光面。
図、第2図は加圧ローラの一部省略正面図、第3
図は塗布ローラの一部省略正面図、第4図は塗布
ローラの一部を示す拡大縦断側面図、第5図は本
発明装置と従来装置における感光紙への現像量塗
布量比較線図である。 1……加圧ローラ、2……現像ローラ、3……
塗布ローラ、4……現像皿、5……現像液、6…
…加圧コロ、7……螺旋溝、8……微細溝、9…
…感光紙、9a……感光面。
Claims (1)
- 1 回転しつつ露光ずみ感光紙の感光面に現像液
を塗布する現像ローラと、この現像ローラに接し
て通過する上記感光紙を現像ローラに対し所定圧
で押付ける加圧ローラと、上記現像ローラに現像
液を塗布すべく現像ローラに接した状態で回転す
る塗布ローラとのローラ構成を有する形式のジア
ゾタイプ湿式複写機の現像装置において、現像ロ
ーラを、表面研磨仕上げした硬度40乃至65程度の
ゴム製とする一方、加圧ローラを、表面に螺旋溝
を有する硬質材製とし、さらに、塗布ローラを、
平目ローレツト状若しくは螺旋溝状の深さ0.02〜
0.05mmの微細溝を有する硬質材製としたことを特
徴とするジアゾタイプ湿式複写機の現像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3237777A JPS53117424A (en) | 1977-03-24 | 1977-03-24 | Developing device for diazo type wet copier |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3237777A JPS53117424A (en) | 1977-03-24 | 1977-03-24 | Developing device for diazo type wet copier |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53117424A JPS53117424A (en) | 1978-10-13 |
JPS6227381B2 true JPS6227381B2 (ja) | 1987-06-15 |
Family
ID=12357252
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3237777A Granted JPS53117424A (en) | 1977-03-24 | 1977-03-24 | Developing device for diazo type wet copier |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS53117424A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6220840Y2 (ja) * | 1980-07-17 | 1987-05-27 | ||
US6167225A (en) * | 1994-01-10 | 2000-12-26 | Research Laboratories Of Australia Pty Ltd | Liquid developing method of electrostatic latent image and liquid developing apparatus |
JP6299402B2 (ja) * | 2014-05-09 | 2018-03-28 | 株式会社リコー | 処理液塗布装置 |
-
1977
- 1977-03-24 JP JP3237777A patent/JPS53117424A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53117424A (en) | 1978-10-13 |
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