JPS6227359Y2 - - Google Patents

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JPS6227359Y2
JPS6227359Y2 JP5717181U JP5717181U JPS6227359Y2 JP S6227359 Y2 JPS6227359 Y2 JP S6227359Y2 JP 5717181 U JP5717181 U JP 5717181U JP 5717181 U JP5717181 U JP 5717181U JP S6227359 Y2 JPS6227359 Y2 JP S6227359Y2
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JP
Japan
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teeth
hub
clutch
housing
brake
Prior art date
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JP5717181U
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JPS57170900U (ja
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  • Braking Arrangements (AREA)
  • Control Of Presses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は伝達効率を向上させた機械プレスのク
ラツチ・ブレーキに関するものである。
従来、機械プレスにおいてクラツチ、主ブレー
キ及び補助ブレーキを有するクラツチ・ブレーキ
は、第1図に示すようにクラツチ1と主ブレーキ
2との間に設けた押板11をロツド11bを介し
てスプリング10とピストン11aとによつて付
勢して作動させていた。補助ブレーキは主ブレー
キが故障することを考え安全のために設けられた
ものである。しかしながら、ロツドを設けること
は構造が複雑となるばかりでなく、複数のロツド
間の寸法誤差のため押圧力が不均等になり易く、
特にクラツチの効き方に影響が大きく、伝達効率
を低下させるという欠点があつた。
本考案の目的は、これらの欠点を除き、ロツド
が不要で構造が簡単であると共に動力の伝達がよ
り確実な機械プレスのクラツチ・ブレーキを提供
することにある。以下本考案の実施例について図
面を参照して説明する。
第1図において、プレスの機体に回転自在に設
けられたプレスの回転軸4には、その廻りに回転
自在に設けられたフライホイール5がモータに駆
動されている。プレスの回転軸4はクラツチ1を
介してフライホイール5から動力が伝達されて回
転し、主ブレーキ2及び補助ブレーキ3によつて
停止される。回転軸4にキー13によつて固定さ
れているハブ9の外周部には、中心線に平行する
方向に歯が設けられている。フライホイール5に
固定されているハウジング6にはハブ9の外周と
対向する内周部に中心線に平行する方向に歯が設
けられている。摩擦板8の内周部にはハブ9の歯
部にかみ合う歯部を有し、摩擦板7の外周部には
ハウジング6の歯部にかみ合う歯部を有する。
摩擦板7と8とは交互にハブ9とハウジング6
との間に歯部をかみ合せて挿入されている。主ブ
レーキのハブ12は回転軸4にキー13で固定さ
れ、その外周部には中心線に平行する方向に歯が
設けられている。プレスの機体14に固定された
ハウジング15のハブ12の外周部と対向する内
周部には中心線に平行する方向に歯が設けられて
いる。摩擦板17の内周部にはハブ12の歯部に
かみ合う歯部を有し、摩擦板16の外周部にはハ
ウジング15の歯部にかみ合う歯部を有する。摩
擦板16と17とは交互にハブ12とハウジング
15との間に歯部をかみ合せて挿入されている。
押板11はハブ9とハブ12との間に設けられ、
その内周部はハブ12の軸部に適合しその中心線
方向に可動である。押板11の外周部はクラツチ
1及び主ブレーキ2の摩擦板をフライホイール5
又はハブ12の押え18との間に挾みつけて押圧
できるようにされている。押板11を主ブレーキ
2側へ付勢するスプリング10はハブ9の複数個
所に収容されて設けられている。また押板11と
ハブ12との間には圧縮エアー室が設けられ給排
口32から圧縮エアーが供給されると押板11は
スプリング10の付勢力に打ち勝つてクラツチ1
側へ付勢される。クラツチ1と主ブレーキ2とは
以上のように構成されている。補助ブレーキ3の
ハブ19は回転軸4にキー13により固定され、
外周部には中心線に平行する方向に歯が設けられ
ている。
機体14に固定されたハウジング22の内周部
には中心線に平行する方向に歯が設けられ、ハブ
19の外周部と対向している。摩擦板21の内周
部にはハブ19の歯部とかみ合う歯部を有し、摩
擦板20の外周部にはハウジング22の歯部とか
み合う歯部を有する。摩擦板20と21とは交互
にハブ19とハウジング22との間に歯部をかみ
合せて挿入されている。ハウジング22の端面に
は蓋25が固定されて覆われ、その空間に押板2
4が収容されている。押板24の外周部はハウジ
ング22の内周部とハウジング22に固定された
プレート23の内周部とに適合してその中心線と
平行する方向に可動である。押板24には摩擦板
20及び21を押圧する部分が設けられ、ハウジ
ング22との間に挾みつけて押圧できるようにさ
れている。押板24を補助ブレーキ3側へ付勢す
るスプリング29は蓋25の複数個所に収容され
て設けられている。また押板24と、それが適合
するハウジング22及びそれに固定されたプレー
ト23との間には圧縮エアー室が設けられ、給排
口33から圧縮エアーが供給されると押圧24は
スプリング29の付勢力に打ち勝つて補助ブレー
キ3と反対側へと付勢される。補助ブレーキ3は
以上のように構成されている。
クラツチ1用の圧縮エアー室と給排口32との
間のエアーの通路はハブ12及びハブ19のボス
部に設けた孔から軸蓋26の孔へと通じ、軸蓋2
6と蓋25との間にはパツキン押え28で固定さ
れたパツキン27が設けられ、気密を保持してい
る。またクラツチ1、主ブレーキ2及び補助ブレ
ーキ3の摩擦板の歯部を潤滑する油は油切31に
よつてカバー30内に溜り回収される。
次に作用について述べる。回転軸4にフライホ
イール5の回転を伝えるときには給排口32及び
33に圧縮エアーを供給し、押板11及び24を
付勢し、クラツチ1を接とし、主ブレーキ2及び
補助ブレーキ3を断とする。このときクラツチ1
は圧縮エアー室の作用で押板11の全周に均等に
力がかかり効率よく動力を伝達する。給排口32
及び33の圧縮エアーを排気すると、スプリング
10及び29の付勢力により押板11及び24が
主ブレーキ2及び補助ブレーキ3を接とし、クラ
ツチ1は断となる。
以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、従来のようなロツドが不要で、構造が簡単で
あり、かつ動力の伝達がより効率的であるほか、
従来のブレーキの特徴を併有することができ、実
用上の効果と利点は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の縦断面図、第2図は実施例の
縦断面図である。 1はクラツチ、2は主ブレーキ、3は補助ブレ
ーキ、4はプレスの回転軸、5はフライホイー
ル、6はハウジング、7は摩擦板、8は摩擦板、
9はハブ、10はスプリング、11は押板、12
はハブ、13はキー、14は機体、15はハウジ
ング、16は摩擦板、17は摩擦板、18は押
え、19はハブ、20は摩擦板、21は摩擦板、
22はハウジング、23はプレート、24は押
板、25は蓋、26は軸蓋、27はパツキン、2
8はパツキン押え、29はスプリング、30はカ
バー、31は油切、32は給排口、33は給排
口、である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 クラツチ、主ブレーキ及び補助ブレーキを有す
    る機械プレスにおいて、プレスの回転軸に固定さ
    れ、外周部に歯部を有するクラツチのハブ9を設
    け、他方、フライホイールに固定され、内周部に
    歯部を有するハウジング6を設け、前記ハブ9の
    歯部とかみ合う内周部の歯部を有する摩擦板8と
    前記ハウジング6の歯部とかみ合う外周部の歯部
    を有する摩擦板7とを交互に設け、前記プレスの
    回転軸に固定され、外周部に歯部を有する主ブレ
    ーキのハブ12を設け、他方、機体14に固定さ
    れ、内周部に歯部を有する主ブレーキのハウジン
    グ15を設け、前記ハブ12の歯部とかみ合う内
    周部の歯部を有する摩擦板17と、前記ハウジン
    グ15の歯部とかみ合う外周部の歯部を有する摩
    擦板16とを交互に設け、前記ハブ9とハブ12
    との間にクラツチ及び主ブレーキの前記摩擦板を
    押圧する押板11を可動に設け、該押板を付勢す
    るスプリング10を前記クラツチのハブ9に収容
    させて設けると共に、前記押板11を前記スプリ
    ング10と反対向きに付勢する圧縮エアー室を前
    記主ブレーキのハブ12側に設けたことにより構
    成されるクラツチ1及び主ブレーキ2と; 前記プレスの回転軸に固定され、外周部に歯部
    を有する補助ブレーキのハブ19を設け、他方、
    前記機体に固定され、内周部に歯部を有する補助
    ブレーキのハウジング22を設け、前記ハブ19
    の歯部とかみ合う内周部の歯部を有する摩擦板2
    1と、前記ハウジング22の歯部とかみ合う外周
    部の歯部を有する摩擦板20とを交互に設け、前
    記ハウジング22と該ハウジング22に固定され
    た蓋25とによつて形成される室に前記補助ブレ
    ーキの摩擦板を押圧する押板24を収容して設
    け、該押板24を付勢するスプリング29を前記
    蓋25に収容させて設けると共に、前記ハウジン
    グ22に固設されたプレート23と前記押板24
    との間に該押板24を前記スプリング29と反対
    向きに付勢する圧縮エアー室を設けたことにより
    形成される補助ブレーキ3とを有することを特徴
    とした機械プレスのクラツチ・ブレーキ。
JP5717181U 1981-04-22 1981-04-22 Expired JPS6227359Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5717181U JPS6227359Y2 (ja) 1981-04-22 1981-04-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5717181U JPS6227359Y2 (ja) 1981-04-22 1981-04-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57170900U JPS57170900U (ja) 1982-10-27
JPS6227359Y2 true JPS6227359Y2 (ja) 1987-07-13

Family

ID=29853651

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5717181U Expired JPS6227359Y2 (ja) 1981-04-22 1981-04-22

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JP (1) JPS6227359Y2 (ja)

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JPS57170900U (ja) 1982-10-27

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