JPS6227327Y2 - - Google Patents

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JPS6227327Y2
JPS6227327Y2 JP9091181U JP9091181U JPS6227327Y2 JP S6227327 Y2 JPS6227327 Y2 JP S6227327Y2 JP 9091181 U JP9091181 U JP 9091181U JP 9091181 U JP9091181 U JP 9091181U JP S6227327 Y2 JPS6227327 Y2 JP S6227327Y2
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JP
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tap
transformer
switching
relay
tap switching
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JP9091181U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、変圧器におけるタツプの切替が確実
に無負荷状態で行なわれるように構成されたタツ
プ切替式溶接機に関するものである。
タツプ切替式溶接機においては、その出力は変
圧器一次側においてタツプを切替えることによつ
て調整可とされるが、そのタツプ切替はリレー接
点によつているのが実状である。第1図はそのよ
うに構成されたタツプ切替式溶接機の概略構成を
示したものである。これによると、シーケンス制
御回路5は電源投入に先立つて一般に複数のリレ
ーよりなるタツプ切替リレー回路4を指定された
励磁状態においた後、電源開閉器1を閉状態にお
くところとなる。これにより(三相)交流電源は
電源開閉器1、タツプ切替変圧器2を介し整流回
路3で直流電源に変換され、最終的には負荷とし
ての被加工物に供されるようになつているもので
ある。一方、溶接機の稼動停止に際しては先ず電
源開閉器1が開状態におかれた後、それまで継続
されていたタツプ切替リレーの励磁状態はリセツ
トされるようになつている。即ち、タツプ切替リ
レー回路4を構成するタツプ切替リレーはタツプ
切替変圧器2に交流電源が印加されていないいわ
ゆる無負荷状態で切替されるわけである。これ
は、負荷状態で切替を行なうとすれば、リレー接
点には容量大のものが要されるからである。した
がつて従来にあつては上記の如くタツプ切替制御
を行なうことによつてリレー接点容量を必要最小
限にとどめるべく配慮が払われているが、このよ
うな制御において問題となるのは電源開閉器1の
接点が溶着したり、あるいはブレーク動作に遅れ
が生じた場合がある。このような場合には負荷状
態にてリレー接点切替が行なわれたり、あるいは
負荷状態にてリレー接点切替が行なわれる虞があ
り、タツプ切替リレー4の接点の寿命が短くなる
ばかりか、最悪の場合にはタツプ切替リレー接点
とタツプ切替変圧器一次巻線の一部との間に不要
な閉回路が形成されて不測の大事故が誘発される
というものである。
本考案の目的は、負荷状態ではタツプ切替が行
ない得ないタツプ切替式溶接機を供するにある。
この目的のため本考案は、タツプ切替変圧器の
二次側あるいは溶接機出力回路側に電圧検出回路
を設け、これによつて電圧の存在が検出された場
合にはタツプ切替変圧器の一次側に電源開閉器を
介して交流電源が印加されているものと判断し、
この状態ではタツプ切替リレーの励磁状態が変更
されないようになしたものである。
以下、本考案を第2図、第3図により説明す
る。
先ず第2図は本考案によるタツプ切替式溶接機
の一例での概要構成を示したものである。図示の
如く第1図に示すものとの相違は整流回路3の直
流出力電圧を監視すべくその出力側に電圧検出回
路6を設け、直流出力電圧の存在を検出した場合
にはその検出出力をしてシーケンス制御回路5に
よるタツプ切替リレー回路4の励磁制御をロツク
せんとするものである。このようにする場合は電
源開閉器1の接点が溶着している場合は勿論のこ
と、その接点動作が遅れている間は少なくともタ
ツプ切替リレーの励磁状態は変更されなく、よつ
て負荷状態でのタツプ切替は行なわれないわけで
ある。
第3図は第2図に示す構成をやや具体的に示し
たものである。但し、説明および図面の簡単化の
ため交流電源は単相として、また、タツプ切替式
変圧器2は主変圧器2aおよびブースタ変圧器2
bよりなるものとして示している。図示の如く主
変圧器2aおよびブースタ変圧器2bの一次側と
交流電源との間にはタツプ切替リレー接点回路
4′が介在されており、各変圧器2a,2b一次
側の電源との接続態様はタツプ切替リレー回路4
を構成する複数のタツプ切替リレー(図示しない
が、本例では6個)の接点7a,7b,8a,8
b,9a,10a,11a,12aによつて制御
されるようになつている(但し、添字a,bはそ
れぞれメーク接点、ブレーク接点であることを示
す)。リセツト状態においては上記接点は図示の
如くにあるが、出力の調整が必要とされる場合は
タツプ切替リレーを選択的に励磁状態におくもの
である。
シーケンス制御回路5によつてタツプ切替リレ
ーが選択的に励磁された後、電源開閉接点1a,
1bを閉状態におくようにすれば、整流回路3よ
り直流電圧が出力されることは明らかであるが、
シーケンス制御回路5が電源開閉接点1a,1b
を開状態とすべく制御した後においてもなお直流
電圧が継続的に出力される場合は問題である。電
源開閉接点1a,1bが制御通りに制御されてい
なく、直流電圧が継続的に出力されている状態で
タツプ切替リレーの励磁をリセツトする場合には
既述した如く不具合があるからである。電圧検出
回路6は直流電圧の存在を検出するために設けら
れたもので、シーケンス制御回路5が電源開閉器
1に対してブレーク制御を行なつた後においても
なお直流電圧が存在する場合はシーケンス制御回
路5のタツプ切替リレーに対するリセツト制御を
阻止すべく機能する。電圧検出回路6は例えば抵
抗6a〜6c、コンデンサ6dダイオード6eお
よびフオトカプラ6fよりなるものであり、フオ
トカプラ6fを構成するフオトトランジスタは直
流電圧が存在している間導通状態におかれるよう
になつている。
本考案は以上のようなものであるが、一般に電
圧検出回路はタツプ切替式変圧器二次側以降に限
定されることなく電源開閉器以降、即ち、タツプ
切替式変圧器一次側以降に設けるようにすること
も可である。
以上説明したように、本考案は、タツプ切替式
変圧器二次側以降にその変圧器一次側に交流電圧
が印加されていることを検出する電圧検出回路を
設け、電圧検出回路によつて電圧の存在が検出さ
れた場合にはその検出出力をしてタツプ切替リレ
ーの励磁状態をそのままの状態にロツクするよう
になしたものである。本考案によれば、タツプ切
替式変圧器に交流電源が入力印加されている状態
ででタツプ切替が行なわれることはないから、従
来見受けられていた欠点は解消されるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来技術に係るタツプ切替式溶接機
の概略構成を示す図、第2図は、本考案によるタ
ツプ切替式溶接機の一例での概略構成を示す図、
第3図は、その溶接機の構成をやや具体化して示
す図である。 1……電源開閉器、2……タツプ切替変圧器、
3……整流回路、4……タツプ切替リレー回路、
5……シーケンス制御回路、6……電圧検出回
路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 変圧器におけるタツプをリレー接点を用い切替
    えることによつて出力が調整される溶接機におい
    て、変圧器二次側あるいは溶接機出力回路側に電
    圧検出回路を設け、該回路によつて電圧の存在が
    検出された場合には、該検出に係る出力をしてタ
    ツプ切替用リレーの励磁状態をロツクする構成を
    特徴とするタツプ切替式溶接機。
JP9091181U 1981-06-22 1981-06-22 Expired JPS6227327Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9091181U JPS6227327Y2 (ja) 1981-06-22 1981-06-22

Applications Claiming Priority (1)

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JP9091181U JPS6227327Y2 (ja) 1981-06-22 1981-06-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57204870U JPS57204870U (ja) 1982-12-27
JPS6227327Y2 true JPS6227327Y2 (ja) 1987-07-13

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ID=29886012

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JP9091181U Expired JPS6227327Y2 (ja) 1981-06-22 1981-06-22

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