JPS62271993A - 天井扇風機の吊下げ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 本発明は天井面より下に吊下げて使用する天井扇風機の
吊下装置に関するものである。

従来の技術 この種の従来の天井扇風機の吊下げ装置は、第４図およ
び第５図に示すように、周囲に放射状に複数の羽根１ｏ
２ｔ−取付けた電動機１０３の固定子の固定軸（図示せ
ず）に吊下げパイプ１０１の下端を固定してあシ、この
吊下げパイプ１０１の上端に近い外周には貫通穴１０４
が設けられている。そして丸棒鋼を曲げて形成した鉤形
金具１０６を天井面に下へ向けて固定し、この駒形金具
１０６の先を前記吊下げパイプ１０１の貫通孔１０４に
通して引掛けて電動機１０３を吊下げるものであった。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、吊下げパイプ１０１と鉤形
金具１０６の接触箇所は吊下げパイプ１０１の肉厚幅の
２倍を長さとする線接触となっており、複数の羽根１０
２が電動機１０３によって回転すると、回転体としての
ダイナミックバランスのアンバランスがあるため、前記
接触箇所は振動による摩擦がくり返され、摩耗すること
による強度低下という問題があった。

本発明は上記問題点に鑑み、振動による摩耗の少い扇風
機の吊下げ装置を提供することを目的とするものである
。

問題点全解決する之めの手段 上記問題点を解決するために、本発明の天井扇風機の吊
下げ装置は、天井面に取付けられた鉤形金具と係合する
ための吊下げパイプに設けられた貫通穴に、穴加工する
際に上側に折返し部を設けた構造としたものである。

作　　用 上記構成により、吊下げパイプの貫通穴の、駒形金具と
の接触部は接触面積が増すことによシ、電動機の振動に
よる摩擦に対する抵抗は増加する。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図〜第３図にもとづき・
説明する。図において、電動機１は羽根２が取付けられ
吊下げパイプ３の下端と連結している。前記吊下げパイ
プ３の上端部付近には、穴あけをする際に加工された折
返し部４を設けた貫通穴５がある。この貫通穴５には、
天井面６に固定された鉤形金具７が係合している。

上記構成により、電動機部分は、吊下げパイプ３を介し
て天井面６に固定された鉤形金具７に吊下げられている
ことになる。

発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように、本発明によれ
ば大きな製造コストｉかけずに貫通穴の折返し部を設け
ることで、電動機の振動に伴なう吊下げパイプ貫通穴の
摩耗程度を大きく低減することができ、安全性が大きく
増すという効果が生じる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の天井扇風機の吊下げ部分の
断面図、第２図は同天井扇風機の吊下げ状態側面図、第
３図は同吊下げパイプの斜視図、第４図は従来の天井扇
風機の吊下げ部分の断面図、第６図は同天井扇風機の吊
下げ状態側面図である。 ３・・・・・・吊下げパイプ、４・・・・・・折返し部
、５・・・・・・貫通穴。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名ｓ−
１県之 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 羽根を取付けた電動機と、この電動機に片端を固定した
   吊下げパイプと、この吊下げパイプの上部付近に設けた
   折返し部のついた貫通穴と、この貫通穴に係合し、かつ
   天井面に固定される鉤形金具からなる天井扇風機の吊下
   げ装置。