JPS6330213Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6330213Y2 JPS6330213Y2 JP7534281U JP7534281U JPS6330213Y2 JP S6330213 Y2 JPS6330213 Y2 JP S6330213Y2 JP 7534281 U JP7534281 U JP 7534281U JP 7534281 U JP7534281 U JP 7534281U JP S6330213 Y2 JPS6330213 Y2 JP S6330213Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- shaft
- rotating shaft
- diagonal
- electric machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 3
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 2
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Drilling And Boring (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は回転電機の回転軸、とくに回転子巻
線のリード線をスリツプリングに導く中空穴を設
けた回転軸の改良に関するものである。
線のリード線をスリツプリングに導く中空穴を設
けた回転軸の改良に関するものである。
第１図〜第３図はこの種回転軸の従来例を示す
もので、図において１は回転軸、２は回転軸１に
支持される回転子鉄心、３は回転子鉄心２に巻装
される回転子巻線、４は回転軸１を支持する反負
荷側軸受、５は回転軸１の端部に支持されるスリ
ツプリング、６は回転軸１の中心部に軸方向に形
成された中空穴、７は中空穴６に対し所定の傾斜
角θを有し、軸外周部１ａに開口する斜孔、８は
回転子巻線２から引出され斜孔７、中空穴６を通
つてスリツプリング５に接続されるリード線で、
巻線形誘導電動機の場合には第２図に示されるよ
うに、斜孔７は回転軸１の中空穴６に対してそれ
ぞれ120゜の間隔をもつて設けられ、通常３相の回
転子巻線３のリード線８が中空穴６を通つて３相
のスリツプリング５に接続される。
もので、図において１は回転軸、２は回転軸１に
支持される回転子鉄心、３は回転子鉄心２に巻装
される回転子巻線、４は回転軸１を支持する反負
荷側軸受、５は回転軸１の端部に支持されるスリ
ツプリング、６は回転軸１の中心部に軸方向に形
成された中空穴、７は中空穴６に対し所定の傾斜
角θを有し、軸外周部１ａに開口する斜孔、８は
回転子巻線２から引出され斜孔７、中空穴６を通
つてスリツプリング５に接続されるリード線で、
巻線形誘導電動機の場合には第２図に示されるよ
うに、斜孔７は回転軸１の中空穴６に対してそれ
ぞれ120゜の間隔をもつて設けられ、通常３相の回
転子巻線３のリード線８が中空穴６を通つて３相
のスリツプリング５に接続される。
以上のように構成されているが、斜孔７は回転
軸１の中心線Ｘ−Ｘに対し、θ゜の傾斜角を有して
いるため、斜孔７を加工する場合には第３図に示
されるように、回転軸１をラジアルボール盤（図
示せず）の水平面Ｙ−Ｙに対し（θ−90）゜傾斜
させて固定しドリル９により加工する。このと
き、回転軸１の外周面１ａがドリル９に対して傾
斜しているため、ドリル９の先端が滑り加工が困
難であるため、従来は回転軸１の外周部に治具１
０を固定して加工していたが、治具１０ならびに
ドリル９の損耗が早いことと、治具１０の装着な
ど作業性が低い欠点があつた。
軸１の中心線Ｘ−Ｘに対し、θ゜の傾斜角を有して
いるため、斜孔７を加工する場合には第３図に示
されるように、回転軸１をラジアルボール盤（図
示せず）の水平面Ｙ−Ｙに対し（θ−90）゜傾斜
させて固定しドリル９により加工する。このと
き、回転軸１の外周面１ａがドリル９に対して傾
斜しているため、ドリル９の先端が滑り加工が困
難であるため、従来は回転軸１の外周部に治具１
０を固定して加工していたが、治具１０ならびに
ドリル９の損耗が早いことと、治具１０の装着な
ど作業性が低い欠点があつた。
この考案は以上のような従来のものの欠点を改
善することを目的とするもので、治具などを使用
することなく斜孔を加工することができる回転電
機の回転軸を提供するものである。
善することを目的とするもので、治具などを使用
することなく斜孔を加工することができる回転電
機の回転軸を提供するものである。
以下、この考案の一実施例を第４図、第５図に
より説明する。１１は斜孔７の中心線に対して直
角な外周面１１ａを形成した切欠きである。
より説明する。１１は斜孔７の中心線に対して直
角な外周面１１ａを形成した切欠きである。
以上のように、切欠き１１を形成した回転軸１
を第５図に示されるようにラジアルボール盤の水
平面Ｙ−Ｙに対し（θ−90）゜傾斜させて固定す
ると切欠き１１の外周面１１ａはドリル９に対し
て直角となる。従つて治具を使用することなく所
定の位置に斜孔７を加工することができる。
を第５図に示されるようにラジアルボール盤の水
平面Ｙ−Ｙに対し（θ−90）゜傾斜させて固定す
ると切欠き１１の外周面１１ａはドリル９に対し
て直角となる。従つて治具を使用することなく所
定の位置に斜孔７を加工することができる。
なお、上記実施例では軸の全周に切欠き１１を
設けたものを示したが、斜孔７に対応する部分だ
けに斜孔７に直角な平面を形成してもよい。
設けたものを示したが、斜孔７に対応する部分だ
けに斜孔７に直角な平面を形成してもよい。
以上のように、この考案によるときは、斜口が
開口する回転軸の外周部に斜孔に対して直角な面
を形成したので、斜孔の加工に治具を用いる必要
がなく、生産性のすぐれた回転電機の回転軸を提
供することができる。
開口する回転軸の外周部に斜孔に対して直角な面
を形成したので、斜孔の加工に治具を用いる必要
がなく、生産性のすぐれた回転電機の回転軸を提
供することができる。
第１図〜第３図は従来例を示し、第１図は上半
部を断面で示した要部の正面図、第２図は第１図
の−断面図、第３図は従来の加工法の説明
図、第４図、第５図はこの考案の一実施例を示
し、第４図は上半部を断面で示した要部の正面
図、第５図はこの考案による加工状態の説明図で
ある。 図において、同一符号は同一または相当部分を
示し、１は回転軸、１１ａは軸外周部、６は中空
穴、７は斜孔、１１は切欠きである。
部を断面で示した要部の正面図、第２図は第１図
の−断面図、第３図は従来の加工法の説明
図、第４図、第５図はこの考案の一実施例を示
し、第４図は上半部を断面で示した要部の正面
図、第５図はこの考案による加工状態の説明図で
ある。 図において、同一符号は同一または相当部分を
示し、１は回転軸、１１ａは軸外周部、６は中空
穴、７は斜孔、１１は切欠きである。
Claims (1)
- 軸中心部に形成された中空穴と、この中空穴に
対し、所定の傾斜角を有し、軸外周部に開口する
斜孔とを備えた回転電機の回転軸において、上記
斜孔が開口する上記軸外周部に上記斜孔に対して
直角な面を形成した切欠きを設けたことを特徴と
する回転電機の回転軸。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7534281U JPS6330213Y2 (ja) | 1981-05-25 | 1981-05-25 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7534281U JPS6330213Y2 (ja) | 1981-05-25 | 1981-05-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57189255U JPS57189255U (ja) | 1982-12-01 |
| JPS6330213Y2 true JPS6330213Y2 (ja) | 1988-08-12 |
Family
ID=29871080
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7534281U Expired JPS6330213Y2 (ja) | 1981-05-25 | 1981-05-25 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6330213Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-05-25 JP JP7534281U patent/JPS6330213Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57189255U (ja) | 1982-12-01 |
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