JPS62271972A - コンプレツサ - Google Patents
コンプレツサInfo
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- JPS62271972A JPS62271972A JP61115449A JP11544986A JPS62271972A JP S62271972 A JPS62271972 A JP S62271972A JP 61115449 A JP61115449 A JP 61115449A JP 11544986 A JP11544986 A JP 11544986A JP S62271972 A JPS62271972 A JP S62271972A
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- Japan
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- compressor
- swash plate
- stopper
- sleeve
- drive shaft
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- Pending
Links
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 abstract 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 15
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 15
- 235000017399 Caesalpinia tinctoria Nutrition 0.000 description 1
- 241000388430 Tara Species 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 description 1
- NBVXSUQYWXRMNV-UHFFFAOYSA-N fluoromethane Chemical compound FC NBVXSUQYWXRMNV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
産業上の利用分野
本発明はコンプレッサに関し、特に駆動軸に対し傾斜し
て支持された斜板によりピストンを往復運動させるコン
プレッサに関するものである。
て支持された斜板によりピストンを往復運動させるコン
プレッサに関するものである。
良未立揉亙
自動車用クーラ(エアコン)に用いるコンプレッサとし
て各種形式のコンプレッサがあるが、そのうちの1つと
して例えば米国特許明細書筒4,480.964号公報
に開示されたコンプレッサのように、駆動軸に対し傾斜
して支持された斜板によりピストンを往復運動させるコ
ンプレッサがある。このコンプレッサは第6図に示すよ
うに構成されていて、シリンダブロック1、ハウジング
2、該シリンダブロック1およびハウジング2°に対し
回転自在に支持された駆動軸3を有し、駆動軸3はプー
リ4およびベルト5により回転される。駆動軸3は、ラ
ジアルベアリング6によりシリンダブロック1およびハ
ウジング2に支持されているとともにスラストベアリン
グ7により軸線方向に移動しないように支持されている
。駆動軸3にはスリーブ8が取付けられていて、該スリ
ーブ8は駆動軸3に対し摺動自在に支持されている。ま
た、駆動軸3にはラグ9が植設されていて、該ラグ9に
はクロスピン10を収容するスロット11が形成されて
いる。前記スリーブ8には、第6図の紙面に垂直な方向
に延在する枢着ピン(図示せず)が設けてあって、回転
駆動板12を枢着ピンのまわりで枢動可能に支持してい
る。また、前記クロスピン10は回転駆動板1zに取り
付けられている。従って、前記スリーブ8を駆動軸3の
軸線方向に移動させることによって、第7図および第8
図に示すように。
て各種形式のコンプレッサがあるが、そのうちの1つと
して例えば米国特許明細書筒4,480.964号公報
に開示されたコンプレッサのように、駆動軸に対し傾斜
して支持された斜板によりピストンを往復運動させるコ
ンプレッサがある。このコンプレッサは第6図に示すよ
うに構成されていて、シリンダブロック1、ハウジング
2、該シリンダブロック1およびハウジング2°に対し
回転自在に支持された駆動軸3を有し、駆動軸3はプー
リ4およびベルト5により回転される。駆動軸3は、ラ
ジアルベアリング6によりシリンダブロック1およびハ
ウジング2に支持されているとともにスラストベアリン
グ7により軸線方向に移動しないように支持されている
。駆動軸3にはスリーブ8が取付けられていて、該スリ
ーブ8は駆動軸3に対し摺動自在に支持されている。ま
た、駆動軸3にはラグ9が植設されていて、該ラグ9に
はクロスピン10を収容するスロット11が形成されて
いる。前記スリーブ8には、第6図の紙面に垂直な方向
に延在する枢着ピン(図示せず)が設けてあって、回転
駆動板12を枢着ピンのまわりで枢動可能に支持してい
る。また、前記クロスピン10は回転駆動板1zに取り
付けられている。従って、前記スリーブ8を駆動軸3の
軸線方向に移動させることによって、第7図および第8
図に示すように。
駆動軸3に対する回転駆動板12の傾斜角度を変えるこ
とができる。すなわち、第8図は、第6図に示す回転駆
動板12の傾斜角度と同じ傾斜角度で傾斜している状態
を示すものであり、この状態はスリーブ8の右端面がス
ラストベアリング7の左端面に衝合している状態(すな
わちスリーブ8が最も右方にある状態)であって、駆動
軸3に対する回転駆動板12の傾斜角度が最大傾斜角度
α2を占める状態である。これに対し、スリーブ8を駆
動軸3に沿って左方に移動させたときは第7図に示す状
態となり、スリーブ8の左方への運動に伴ない回転駆動
板12に設けたクロスピン10がラグ9のスロット11
内の斜面に沿って移動し1回転駆動板12の傾斜角度が
α2に変わるようになっている。
とができる。すなわち、第8図は、第6図に示す回転駆
動板12の傾斜角度と同じ傾斜角度で傾斜している状態
を示すものであり、この状態はスリーブ8の右端面がス
ラストベアリング7の左端面に衝合している状態(すな
わちスリーブ8が最も右方にある状態)であって、駆動
軸3に対する回転駆動板12の傾斜角度が最大傾斜角度
α2を占める状態である。これに対し、スリーブ8を駆
動軸3に沿って左方に移動させたときは第7図に示す状
態となり、スリーブ8の左方への運動に伴ない回転駆動
板12に設けたクロスピン10がラグ9のスロット11
内の斜面に沿って移動し1回転駆動板12の傾斜角度が
α2に変わるようになっている。
回転駆動板12は、第6図に一点鎖RIA13で示す位
置(すなわち回転駆動板12が駆動軸3に対して垂直に
なる位置であって、傾斜角度が0となる位置)まで変化
させることができる。尚、駆動軸3の溝3aにはリター
ンスプリング14が取付けてあり、該リターンスプリン
グ14はスリーブ8の左端面に当っていて該スリーブ8
を常時右方向に押圧している。
置(すなわち回転駆動板12が駆動軸3に対して垂直に
なる位置であって、傾斜角度が0となる位置)まで変化
させることができる。尚、駆動軸3の溝3aにはリター
ンスプリング14が取付けてあり、該リターンスプリン
グ14はスリーブ8の左端面に当っていて該スリーブ8
を常時右方向に押圧している。
前記回転駆動板12には、斜板15が回転駆動板ト2に
対して相対回転自在に支持されている6回転駆動板12
と斜板15との間の相対回転運動を滑らかに行なえるよ
うにするため1両者の間にはスラストニードルベアリン
グ16が介在されている。また、回転駆動板12の回転
運動に伴ない斜板15が回転運動することを確実に防止
するため、斜板15の耳部15aをボールガイド19に
対し枢動自在かつ摺動自在に支持し、該ボールガイド1
9がシリンダブロック1とハウジング2とに固定された
ガイドピン20に沿って摺動できるよ・うに支持しであ
る。従って、駆動軸3の回転により、回転駆動板12は
スリーブ8とともに回転するが、斜板15は回転するこ
となく、所定の位置において回転駆動板12の傾斜に倣
う運動を行なう。斜板15にはピストンロッド17の一
端が取り付けられている。ピストンロッド17の両端部
は球形になっていて、その一端の球形部17aが斜板1
5に形成された半球形凹所内に収容されている。また、
シリンダブロック1にはシリンダ1aが形成してあり、
該シリンダ1a内にはピストン18が収容されている。
対して相対回転自在に支持されている6回転駆動板12
と斜板15との間の相対回転運動を滑らかに行なえるよ
うにするため1両者の間にはスラストニードルベアリン
グ16が介在されている。また、回転駆動板12の回転
運動に伴ない斜板15が回転運動することを確実に防止
するため、斜板15の耳部15aをボールガイド19に
対し枢動自在かつ摺動自在に支持し、該ボールガイド1
9がシリンダブロック1とハウジング2とに固定された
ガイドピン20に沿って摺動できるよ・うに支持しであ
る。従って、駆動軸3の回転により、回転駆動板12は
スリーブ8とともに回転するが、斜板15は回転するこ
となく、所定の位置において回転駆動板12の傾斜に倣
う運動を行なう。斜板15にはピストンロッド17の一
端が取り付けられている。ピストンロッド17の両端部
は球形になっていて、その一端の球形部17aが斜板1
5に形成された半球形凹所内に収容されている。また、
シリンダブロック1にはシリンダ1aが形成してあり、
該シリンダ1a内にはピストン18が収容されている。
シリンダ1aは駆動軸3の軸線方向と平行に形成されて
いる。シリンダlaおよびピストン18は、互に円周方
向に間隔をへだてて複数段けであるが、第6図にはそれ
らのうちの1つのみを示しである。ピストンロッド17
の他端にも球形部17bが設けてあり、該球形部17b
はピストン18の半球形凹所内に収容されている。従っ
て、回転駆動板12により斜板15が最も押し出された
位置と最も引込められた位置との間で揺動すると、ピス
トン18はその上死点と下死点との間で往復運動する。
いる。シリンダlaおよびピストン18は、互に円周方
向に間隔をへだてて複数段けであるが、第6図にはそれ
らのうちの1つのみを示しである。ピストンロッド17
の他端にも球形部17bが設けてあり、該球形部17b
はピストン18の半球形凹所内に収容されている。従っ
て、回転駆動板12により斜板15が最も押し出された
位置と最も引込められた位置との間で揺動すると、ピス
トン18はその上死点と下死点との間で往復運動する。
第6図のピストン18の位置は、斜板15が最も押し出
されて、ピストン18が上死点にあるところを示す。
されて、ピストン18が上死点にあるところを示す。
シリンダブロック1を覆うシリンダヘッド21には、フ
ロンガス等の被圧縮ガスの入口室21aおよび出口室2
1bが設けてあり、ピストン18により圧縮されたガス
はバルブプレート24に形成した出口ポート22から出
て出口室21bを通ってコンデンサ、オリフィスチュー
ブ、エバポレータ、アキュムレータ等を経て入口室21
a内に入り、バルブプレート24に設けた入口ポート2
3からシリンダ1a内に入って圧縮され、一連の冷凍サ
イクルが繰り返されるようになっている。
ロンガス等の被圧縮ガスの入口室21aおよび出口室2
1bが設けてあり、ピストン18により圧縮されたガス
はバルブプレート24に形成した出口ポート22から出
て出口室21bを通ってコンデンサ、オリフィスチュー
ブ、エバポレータ、アキュムレータ等を経て入口室21
a内に入り、バルブプレート24に設けた入口ポート2
3からシリンダ1a内に入って圧縮され、一連の冷凍サ
イクルが繰り返されるようになっている。
明が解決しようとする問題点
上記の如く、従来のコンプレッサは、例えばスリーブ8
を駆動軸3に沿って移動させることにより、斜板15の
傾斜角度を変えることができるようになっていて、斜板
15の傾斜角度は空調システムの状態に応じて圧縮容量
が最適となるように制御される。しかしながら、コンプ
レッサの最大圧縮能力(最大圧縮容量)は斜板15の傾
斜角度が最大のときであり、これはスリーブ8の右端面
がスラストベアリング7の左端面に衝合した状態のとき
であるから、従来のコンプレッサは常に一定の最大圧縮
容量をもつように構成されている。従って、コンプレッ
サの共用化を考慮し、同一仕様のコンプレッサを車両熱
負荷の異なる車両に搭載した場合には、車両熱負荷が比
較的小さくて最大圧縮容量で作動させる必要がないもの
についても最大圧縮容量で作動せざるを得す、エンジン
に無用の負荷を作用させることとなって不経済になって
いた。
を駆動軸3に沿って移動させることにより、斜板15の
傾斜角度を変えることができるようになっていて、斜板
15の傾斜角度は空調システムの状態に応じて圧縮容量
が最適となるように制御される。しかしながら、コンプ
レッサの最大圧縮能力(最大圧縮容量)は斜板15の傾
斜角度が最大のときであり、これはスリーブ8の右端面
がスラストベアリング7の左端面に衝合した状態のとき
であるから、従来のコンプレッサは常に一定の最大圧縮
容量をもつように構成されている。従って、コンプレッ
サの共用化を考慮し、同一仕様のコンプレッサを車両熱
負荷の異なる車両に搭載した場合には、車両熱負荷が比
較的小さくて最大圧縮容量で作動させる必要がないもの
についても最大圧縮容量で作動せざるを得す、エンジン
に無用の負荷を作用させることとなって不経済になって
いた。
1−旗
従って本発明の目的は、斜板の最大傾斜角度を制限する
ストッパを設けることにより、同一仕様のコンプレッサ
であってもその最大圧縮容量を簡単に変えることができ
、これにより上記問題点を解消できるコンプレッサを提
供することである。
ストッパを設けることにより、同一仕様のコンプレッサ
であってもその最大圧縮容量を簡単に変えることができ
、これにより上記問題点を解消できるコンプレッサを提
供することである。
間 へを する
上記目的を達成するため、本発明によれば、シリンダブ
ロックおよびハウジングの中心部に設けられておりかつ
該シリンダブロックおよびハウジングに対して回転自在
に支持された駆動軸と、該駆動軸の軸線方向に沿って移
動することにより駆動軸に対する傾斜角度を一定の範囲
内で変え得るように駆動軸に支持された斜板と、前記シ
リンダブロックに形成されたシリンダ内において前記駆
動軸の軸線方向に摺動自在なピストンと、前記斜板とピ
ストンとを連結して斜板の運動をピストンの往復運動に
変換するピストンロッドとからなるコンプレッサにおい
て、前記駆動軸の軸線方向に沿う前記斜板の移動量を制
限するストッパを設けたことを特徴とするコンプレッサ
が提供される。
ロックおよびハウジングの中心部に設けられておりかつ
該シリンダブロックおよびハウジングに対して回転自在
に支持された駆動軸と、該駆動軸の軸線方向に沿って移
動することにより駆動軸に対する傾斜角度を一定の範囲
内で変え得るように駆動軸に支持された斜板と、前記シ
リンダブロックに形成されたシリンダ内において前記駆
動軸の軸線方向に摺動自在なピストンと、前記斜板とピ
ストンとを連結して斜板の運動をピストンの往復運動に
変換するピストンロッドとからなるコンプレッサにおい
て、前記駆動軸の軸線方向に沿う前記斜板の移動量を制
限するストッパを設けたことを特徴とするコンプレッサ
が提供される。
務−■
本発明のコンプレッサは、簡単な構造のストッパを設け
ることにより斜板の最大傾斜角度を制限するものであり
、これによって同一仕様のコンプレッサであっても、単
にストッパの寸法を変えるだけで斜板の最大傾斜角度(
従ってコンプレッサの最大圧縮容量)を種々に変えるこ
とができ、車両の熱負荷に応じた最適のコンプレッサと
して使用することができる。
ることにより斜板の最大傾斜角度を制限するものであり
、これによって同一仕様のコンプレッサであっても、単
にストッパの寸法を変えるだけで斜板の最大傾斜角度(
従ってコンプレッサの最大圧縮容量)を種々に変えるこ
とができ、車両の熱負荷に応じた最適のコンプレッサと
して使用することができる。
叉λ匠
以下、本発明を添付図面に基づいて説明する。
第1図〜第3図に示す実施例は、スリーブ8に直接衝合
するストッパを設けてスリーブの軸線方向の最大移動量
(従って斜板15の最大傾斜角度)を制限するように構
成した実施例であり、第4図および第5図に示す実施例
は、斜板15の回転を防止するボールガイド19に直接
衝合するストッパを設けて斜板の最大傾斜角度を制限す
るように構成した実施例である。尚1本発明のコンプレ
ッサの基本構造は第6図に示すものと同様であるので、
第1図〜第5図の各図面に用いた参照番号は、第6図に
示す各構成部材(部品)と同じ機能をもつものについて
は同一の参照番号を使用している。
するストッパを設けてスリーブの軸線方向の最大移動量
(従って斜板15の最大傾斜角度)を制限するように構
成した実施例であり、第4図および第5図に示す実施例
は、斜板15の回転を防止するボールガイド19に直接
衝合するストッパを設けて斜板の最大傾斜角度を制限す
るように構成した実施例である。尚1本発明のコンプレ
ッサの基本構造は第6図に示すものと同様であるので、
第1図〜第5図の各図面に用いた参照番号は、第6図に
示す各構成部材(部品)と同じ機能をもつものについて
は同一の参照番号を使用している。
第1図は、駆動軸3のスラスト荷重を支持するスラスト
ベアリング7にストッパ30Aを設けた実施例である。
ベアリング7にストッパ30Aを設けた実施例である。
第6図の従来例で説明したように、スリーブ8は駆動軸
3の軸線方向に沿って移動でき、スリーブ8が軸線方向
に移動することによって該スリーブ8に枢着された回転
駆動板12の傾斜角度(従って斜板15の傾斜角度)が
変わるように構成されており、スリーブ8の右端面がス
ラストベアリング7の左端面と衝合する位置(第6図に
示す位@)において斜板15の傾斜角度が最大(従って
コンプレッサの圧縮容量が最大)となるようになってい
る。このため、第1図に示すように、スラストベアリン
グ7の左端面に高さhaのストッパ30Aを設け、スリ
ーブ8の右端面とスラストベアリング7の左端面との間
に間隙haが形成されるように構成することによって、
駆動軸3に沿うスリーブ8の右方向への最大移動量がス
トッパ30Aの高さha分だけ制限されることになり、
従って第6図に示したコンプレッサに比べこの分だけ斜
板15の最大傾斜角度が制限されるため、その最大圧縮
容量も減少する。ストッパ30Aの高さhaは、コンプ
レッサの所望の最大圧縮容量に見合わせて適宜定めるこ
とができる。
3の軸線方向に沿って移動でき、スリーブ8が軸線方向
に移動することによって該スリーブ8に枢着された回転
駆動板12の傾斜角度(従って斜板15の傾斜角度)が
変わるように構成されており、スリーブ8の右端面がス
ラストベアリング7の左端面と衝合する位置(第6図に
示す位@)において斜板15の傾斜角度が最大(従って
コンプレッサの圧縮容量が最大)となるようになってい
る。このため、第1図に示すように、スラストベアリン
グ7の左端面に高さhaのストッパ30Aを設け、スリ
ーブ8の右端面とスラストベアリング7の左端面との間
に間隙haが形成されるように構成することによって、
駆動軸3に沿うスリーブ8の右方向への最大移動量がス
トッパ30Aの高さha分だけ制限されることになり、
従って第6図に示したコンプレッサに比べこの分だけ斜
板15の最大傾斜角度が制限されるため、その最大圧縮
容量も減少する。ストッパ30Aの高さhaは、コンプ
レッサの所望の最大圧縮容量に見合わせて適宜定めるこ
とができる。
第2図の実施例は、ストッパ30Bをスリーブ8の右端
面に設けたもの、第3図の実施例はストッパ30Cを駆
動軸3に設けたものである。第2図のストッパ30Bの
高さhbおよび第3図のストッパ30Cの左端面とスラ
ストベアリング7の左端面との間隔heは、コンプレッ
サが所望の最大圧縮容量となるように適宜室めればよい
。
面に設けたもの、第3図の実施例はストッパ30Cを駆
動軸3に設けたものである。第2図のストッパ30Bの
高さhbおよび第3図のストッパ30Cの左端面とスラ
ストベアリング7の左端面との間隔heは、コンプレッ
サが所望の最大圧縮容量となるように適宜室めればよい
。
第4図は、第6図に基づいて説明したように、斜板15
の回転を防止するため斜板15の耳部15aに枢着自在
かつ摺動自在に取付けられたボールガイド19とハウジ
ング2との間にストッパ300を設けたものである。前
述の如く、ボールガイド19はガイドピン20に沿って
摺動自在に支持されており、ストッパ300が設けられ
ていないときはボールガイド19は第4図に一点鎖線で
示す位置まで右方に移動する(すなわち、一点鎖線で示
す位置はスリーブ8の右端面がスラストベアリング7の
左端面と衝合するときにボールガイド19の占める位置
である)。この一点鎖線で示すボールガイド19の右端
面とハウジング2の内面との間隔がhであるとすると、
高さhd(hd< h )のストッパ30Dを設けるこ
とによって、ボールガイド19の右方向への移動量を(
hd−h)だけ制限することができる。これにより、斜
板15の最大傾斜角度が制限され、コンプレッサの最大
圧縮容量も制限される。第4図に示すストッパ300は
ガイドピン20に挿通された円筒状部材をハウジング2
に螺着したものであり。
の回転を防止するため斜板15の耳部15aに枢着自在
かつ摺動自在に取付けられたボールガイド19とハウジ
ング2との間にストッパ300を設けたものである。前
述の如く、ボールガイド19はガイドピン20に沿って
摺動自在に支持されており、ストッパ300が設けられ
ていないときはボールガイド19は第4図に一点鎖線で
示す位置まで右方に移動する(すなわち、一点鎖線で示
す位置はスリーブ8の右端面がスラストベアリング7の
左端面と衝合するときにボールガイド19の占める位置
である)。この一点鎖線で示すボールガイド19の右端
面とハウジング2の内面との間隔がhであるとすると、
高さhd(hd< h )のストッパ30Dを設けるこ
とによって、ボールガイド19の右方向への移動量を(
hd−h)だけ制限することができる。これにより、斜
板15の最大傾斜角度が制限され、コンプレッサの最大
圧縮容量も制限される。第4図に示すストッパ300は
ガイドピン20に挿通された円筒状部材をハウジング2
に螺着したものであり。
ハウジング2の内面から突出させるストッパ300の高
さhdは、コンプレッサの所望の最大圧縮容量に応じて
定めればよい。
さhdは、コンプレッサの所望の最大圧縮容量に応じて
定めればよい。
第5図に示す実施例は、高さheのストッパ30Eをハ
ウジング2の内面とボールガイド19との間に配置した
ものであり、ストッパ30Eをハウジング2に螺着する
ことなく単にガイドピン20に挿通しである点で第4図
の実施例とは異なるが、その他の点では第4図の実施例
のストッパ300と同じである。
ウジング2の内面とボールガイド19との間に配置した
ものであり、ストッパ30Eをハウジング2に螺着する
ことなく単にガイドピン20に挿通しである点で第4図
の実施例とは異なるが、その他の点では第4図の実施例
のストッパ300と同じである。
月jヱリ碩艮
本発明のコンプレッサは、ピストンの最大ストロークを
定める斜板の最大傾斜角度を所定の傾斜角度に制限する
ストッパを設けたものであるので、同一仕様のコンプレ
ッサであってもストッパの高さ寸法を異ならせることに
より種々の最大圧縮能力をもつコンプレッサとすること
ができる。従って、例えば自動車用ターラ(エアコン)
のコンプレッサとして使用する場合に、コンプレッサを
搭載すべき車両に大・小があり熱負荷が異なるときであ
っても、車両の熱負荷に応じた所要寸法のストッパを設
けることにより同一仕様のコンプレッサを広範囲の車両
に使用することが可能となり、各車両の熱負荷に応じた
圧縮能力でコンプレッサを作動することができるので、
車両の動力を無駄なくコンプレッサの駆動動力として使
用できる。
定める斜板の最大傾斜角度を所定の傾斜角度に制限する
ストッパを設けたものであるので、同一仕様のコンプレ
ッサであってもストッパの高さ寸法を異ならせることに
より種々の最大圧縮能力をもつコンプレッサとすること
ができる。従って、例えば自動車用ターラ(エアコン)
のコンプレッサとして使用する場合に、コンプレッサを
搭載すべき車両に大・小があり熱負荷が異なるときであ
っても、車両の熱負荷に応じた所要寸法のストッパを設
けることにより同一仕様のコンプレッサを広範囲の車両
に使用することが可能となり、各車両の熱負荷に応じた
圧縮能力でコンプレッサを作動することができるので、
車両の動力を無駄なくコンプレッサの駆動動力として使
用できる。
第1図〜第3図は、スリーブの最大移動量を制限するス
トッパを設けた本発明のコンプレッサの部分構造を示す
ものである。第4図および第5図は、ボールガイドの最
大移動量を制限するストッパを設けた本発明のコンプレ
ッサの部分構造を示すものである。第6図は、従来のコ
ンプレッサの構造を示す断面図である。第7図および第
8図は、スリーブの移動と回転駆動板(従って斜板)の
傾斜角度との関係を示す説明図である。 1・・・シリンダブロック 2・・・ハウジング3・・
・駆動軸 7・・・スラストベアリング811
.スリーブ 12・・・回転駆動板15・・・斜
板 18・・・ピストン19・・・ボールガ
イド 20・・・ガイドピン3OA、30B、30
C,30D、30E・・・ストッパ第1図 第2図 第3図 第4図 第5図
トッパを設けた本発明のコンプレッサの部分構造を示す
ものである。第4図および第5図は、ボールガイドの最
大移動量を制限するストッパを設けた本発明のコンプレ
ッサの部分構造を示すものである。第6図は、従来のコ
ンプレッサの構造を示す断面図である。第7図および第
8図は、スリーブの移動と回転駆動板(従って斜板)の
傾斜角度との関係を示す説明図である。 1・・・シリンダブロック 2・・・ハウジング3・・
・駆動軸 7・・・スラストベアリング811
.スリーブ 12・・・回転駆動板15・・・斜
板 18・・・ピストン19・・・ボールガ
イド 20・・・ガイドピン3OA、30B、30
C,30D、30E・・・ストッパ第1図 第2図 第3図 第4図 第5図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 シリンダブロックおよびハウジングの中心部に設けられ
ておりかつ該シリンダブロックおよびハウジングに対し
て回転自在に支持された駆動軸と、該駆動軸の軸線方向
に沿って移動することにより駆動軸に対する傾斜角度を
一定の範囲内で変え得るように駆動軸に支持された斜板
と、前記シリンダブロックに形成されたシリンダ内にお
いて前記駆動軸の軸線方向に摺動自在なピストンと、前
記斜板とピストンとを連結して斜板の運動をピストンの
往復運動に変換するピストンロッドとからなるコンプレ
ッサにおいて、 前記駆動軸の軸線方向に沿う前記斜板の移動量を制限す
るストッパを設けたことを特徴とするコンプレツサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61115449A JPS62271972A (ja) | 1986-05-19 | 1986-05-19 | コンプレツサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61115449A JPS62271972A (ja) | 1986-05-19 | 1986-05-19 | コンプレツサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62271972A true JPS62271972A (ja) | 1987-11-26 |
Family
ID=14662825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61115449A Pending JPS62271972A (ja) | 1986-05-19 | 1986-05-19 | コンプレツサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62271972A (ja) |
-
1986
- 1986-05-19 JP JP61115449A patent/JPS62271972A/ja active Pending
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