JPS62270631A - 重合体微粒子の製造方法 - Google Patents

重合体微粒子の製造方法

Info

Publication number
JPS62270631A
JPS62270631A JP11347886A JP11347886A JPS62270631A JP S62270631 A JPS62270631 A JP S62270631A JP 11347886 A JP11347886 A JP 11347886A JP 11347886 A JP11347886 A JP 11347886A JP S62270631 A JPS62270631 A JP S62270631A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymer
particles
solvent
acrylonitrile
production
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11347886A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Nishihara
良浩 西原
Toshiyuki Yasunaga
利幸 安永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Rayon Co Ltd filed Critical Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority to JP11347886A priority Critical patent/JPS62270631A/ja
Publication of JPS62270631A publication Critical patent/JPS62270631A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は重合体微粒子の製造方法に関する。本発明方法
により得られる重合体微粒子は、炭素質微小球体(カー
ボンマイクロビーズ)製造用原料、液体クロマトグラフ
ィー用充填剤、イオン交換樹脂用ビーズ、粉末成型用材
料、粉末塗装用材料、つや消削等の用途に用いることが
できる。
〔従来の技術〕
近年、プラスチックの粉末成型、粉末塗装が盛んとなり
、そのため、プラスチ・ツク微粒子の需要が増大し、ま
た、種々の粒子径を有するプラスチック微粒子が要求さ
れている。更に、塗装面のつや消し剤としても微粒子状
重合体が使用されるようになってきている。また、微粒
子状重合体は液体クロマトグラフィー用充填剤、あるい
はイオン交換樹脂用粒子としても有用であり、かかる分
野への利用も期待されている。
このように種々の用途に用いられる微粒子状重合体は、
−Mにポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレンを
始めとし、多種の合成重合体から製造されている。一方
、繊維製造用重合体として周知のアクリロニトリル系重
合体はポリオレフィン系重合体と比較して、耐光性、耐
候性に優れ、また焼成によって炭素質物質に容易に変換
され得ることから、かかる重合体を用いた微小球体(マ
イクロビーズ)の製造法の開発が行なわれている。
このようなアクリロニトリル系重合体微粒子を得る方法
としては次のような方法が知られている。
すなわち、油溶性高分子物質分散剤の存在下で溶液重合
をおこない、単量体より直接アクリロニトリル系重合体
微粒子を得る方法(特公昭45−34396) 、アク
リロニトリル系重合体を溶解しない溶剤中で重合して得
た重合体を物理的に分散処理する方法(特公昭49−3
1753) 、或いは水の共存下でアクリロニトリル系
重合体を加熱溶融せしめた後、噴霧する方法(特公昭4
2〜17644)が提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記の公知の方法で得られるアクリロニ
トリル系重合体およびその他の重合体の微粒子はその形
状が不規則であったり、粒径の分布も広く、また粒子径
のコントロールが難しいため、所望の粒子径のものを得
ることが困難であった。
本発明の目的は、粒径分布が狭く且つコントロールされ
た粒子径を有する重合体球状微粒子を製造する方法を提
供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上述の目的は、本発明に係る重合体微粒子の製造方法、
すなわち、重合体を溶媒に溶解してなる重合体溶液を粒
子状に分割し、この分割された粒子を、重合体は溶解し
ないが溶媒は溶解する非溶剤と接触させて重合体を凝固
させることを特徴とする製造方法によって達成される。
本発明方法において用いる重合体は、溶媒に溶解するも
のであればよく、特別限定されるものでト、トリアセテ
ート等が挙げられる。溶媒は重合体を溶解する能力があ
ればよく、また、非溶剤は重合体を溶解せずに溶媒と相
溶性をもつものであれば格別限定されない。
以下、代表的−例としてアクリロニトリル系重合体の微
粒子の製造方法について説明する。
先ず、アクリロニトリル系重合体を通常の方法にて有機
溶剤に溶解し、アクリロニトリル系重合体溶液を調製す
る。ここで用いるアクリロニトリル系重合体としては、
アクリロニトリルを80重量%以上含有する単独重合体
および共重合体が用いられ、その重合方法は特に限定さ
れるものではない。アクリロニトリルと共重合せしめう
る単量体としては、メチルメタクリレート、エチルメタ
クリレート、ヘキシルメタクリレート、メチルアクリレ
ート、ブチルアクリレート、プロピルアクリレートなど
のメタクリル酸、およびアクリル酸のエステル類、塩化
ビニル、臭化ビニル、塩化ビニリデン等のハロゲン化ビ
ニル類;メタクリル酸、アクリル酸、イタコン酸、クロ
トン酸、ビニルスルホン酸、アリルスルホン酸、メタリ
ルスルボン酸等の不飽和スルホン酸および、それらの塩
;あるいはマレイン酸イミド、フェニルマレイミド、ア
クリルアミド、メタクリルアミド;スチレン、α−メチ
ルスチレンなどのビニル単量体を挙げることができ、こ
れらビニル単量体は、微粒子に各種機能を持たせるため
に、単独又は2種以上を混合して用いることができる。
使用する溶剤はアクリロニトリル系重合体を溶解する溶
剤ならなんでもよく、たとえば、ジメチルホルムアミド
、ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、γ−
ブチロラクトン、エチレンカーボネート等が挙げられる
が、もちろんと゛れらに限定されるものではない。
使用する重合体の重合度、溶液濃度及び、溶液粘度につ
いては、これらの値は互いに相関関係にあり、−概には
定められないが、粘度が低い場合はど径の小さい粒子が
生成し易く、一方、重合体溶液の濃度は生成する微粒子
の表面じゎ及び緻密構造と関係があり、濃度が高いほど
、表面じゎの少ないより密な粒子が得られる。したがっ
て、目的とする微粒子の形状によって、重合体溶液の粘
度、濃度が定まるため、それに合わせて重合度を選択す
ればよい。
重合体の溶液を粒子状に分割する方法も格別限定される
ものではなく、重合体溶液を公知のスプレィガンを用い
て霧状にスプレィする方法、および重合体溶液を細孔か
ら滴下する方法などが採用できる。
分割された重合体溶液の微粒子は、重合体は溶解しない
が溶媒は溶解する非溶剤と接触させて重合体を凝固する
。使用する非溶剤は格別限定されない。例えば、アクリ
ロニトリル系重合体溶液の場合、その毒性、および凝固
粒子の乾燥、脱溶剤時の操作性を考えると、アルコール
系溶剤が好ましく、その中でメタノールが最も好ましい
。凝固させた重合体は、引き続き、常法に従って、溶剤
より分離し、乾燥、脱溶剤させることにより本発明の重
合体微粒子とすることができる。
〔発明の効果〕
本発明の方法によれば、粒径分布が狭く且つコントロー
ルされた粒子径を有する重合体微粒子を得ることができ
る。この重合体微粒子の用途は重合体の種類によって千
差万別であるが、重合体粒子は、一般に、均質構造を有
する球状粒子であるため、炭素質微小球体(カーボンマ
イクロビーズ)製造用原料として、また液体クロマトグ
ラフィー用充填剤、イオン交換樹脂用ビーズとして、更
に、粉末成型、粉末2g、つや消し剤等の用途に有用で
ある。特に、本発明方法によるアクリロニトリル系重合
体の球状粒子は、高温断熱材、金属や無機物との複合材
料、濾材等の構造材料として広く使用され得る炭素質微
小球体を製造するための原料として好適である。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明をより具体的に説明する。
実施例1 水系懸濁重合により得られたηsp/c =1.25(
0,5%のジメチルホルムアルデヒド溶液で測定)のポ
リアクリロニトリル重合体10重量部をジメチルホルム
アミド90重量部に溶解した後、メタノール中に滴下し
凝固させた。濾過、乾燥後、平均粒子径、1200μm
のポリアクリロニトリル重合体球状粒子を得た。
実施例2〜5、比較例1.2 実施例1で用いたポリアクリロニトリル重合体のジメチ
ルホルムアミド溶液を用い、実施例1と同様な滴下法に
よって種々の凝固剤を用いて凝固をおこなった。その結
果を以下の表1に示した。得られた粒子の平均粒子径は
いずれも約1200μmであった。
表   1 実施例6 実施例1で用いたポリアクリロニトリル重合体のジメチ
ルホルムアミド溶液を用い、スプレーを用いて霧状に分
散させ、その後メタノールに接触させることによって凝
固した。濾過、乾燥後、平均粒子径、15μmのポリア
クリロニトリル重合体球状粒子を得た。
又、得られた重合体粒子のコールタ−カウンターによる
粒径分布の測定結果を第1図に示す。
実施例7,8、比較例3.4 酢化度60.5のトリアセテート(〔η)=1.7、塩
化メチレン−メタノール、25℃)5重量部をジメチル
アセトアミド95重量部に溶解した後、種々の凝固剤を
用いて実施例1と同様に滴下法によって凝固をおこなっ
た。その結果を以下の表2に示した。得られた粒子の平
均粒子径はいずれも約1200μmであった。
表   2
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例6で得られた重合体粒子のコールタ−カ
ウンターによる粒径分布を示すグラフである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 溶媒に重合体が溶解されている重合体溶液を粒子状に分
    割し、該分割した粒子を、重合体は溶解しないが溶媒は
    溶解する非溶剤と接触させて重合体を凝固することを特
    徴とする重合体微粒子の製造方法。
JP11347886A 1986-05-20 1986-05-20 重合体微粒子の製造方法 Pending JPS62270631A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11347886A JPS62270631A (ja) 1986-05-20 1986-05-20 重合体微粒子の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11347886A JPS62270631A (ja) 1986-05-20 1986-05-20 重合体微粒子の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62270631A true JPS62270631A (ja) 1987-11-25

Family

ID=14613291

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11347886A Pending JPS62270631A (ja) 1986-05-20 1986-05-20 重合体微粒子の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62270631A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6143835A (en) * 1998-04-03 2000-11-07 Solutia Inc. Polyacrylonitrile polymer treatment
US6277933B1 (en) 1998-04-03 2001-08-21 Solutia Inc. Polyacrylonitrile particles by surfmer polymerization and sodium removal by chemical exchange
US6391983B1 (en) 1997-02-14 2002-05-21 Sola International Holdings, Ltd. Casting composition of aromatic polyvinyl monomer, polythiol and epoxy strain reducer
WO2017112724A1 (en) * 2015-12-21 2017-06-29 The Regents Of The University Of California Tunable hollow poly (vinylidene difluoride) microspheres
WO2021005212A1 (de) * 2019-07-11 2021-01-14 INTEGRO GmbH Verfahren zur herstellung eines porösen, auf einem kunststoff-polymer-basierenden materialelements und dessen verwendung als adsorbens

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6391983B1 (en) 1997-02-14 2002-05-21 Sola International Holdings, Ltd. Casting composition of aromatic polyvinyl monomer, polythiol and epoxy strain reducer
US6143835A (en) * 1998-04-03 2000-11-07 Solutia Inc. Polyacrylonitrile polymer treatment
US6277933B1 (en) 1998-04-03 2001-08-21 Solutia Inc. Polyacrylonitrile particles by surfmer polymerization and sodium removal by chemical exchange
WO2017112724A1 (en) * 2015-12-21 2017-06-29 The Regents Of The University Of California Tunable hollow poly (vinylidene difluoride) microspheres
WO2021005212A1 (de) * 2019-07-11 2021-01-14 INTEGRO GmbH Verfahren zur herstellung eines porösen, auf einem kunststoff-polymer-basierenden materialelements und dessen verwendung als adsorbens

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4859711A (en) Hollow microspheres
CN104812579B (zh) 多层多孔膜和其制造方法、以及非水电解液电池用分隔件
US11203656B2 (en) Method for producing thermally stable melt-spinnable pan copolymers, pan copolymers, molded bodies made thereof, and a method for producing said molded bodies
JP2012092203A5 (ja)
JPS62270631A (ja) 重合体微粒子の製造方法
KR20080037054A (ko) 응고 라텍스 입자의 제조 방법
EP0101576B1 (en) Process for producing thermoplastic resin
US2894927A (en) Improved film-forming latexes of chloroethylene copolymers and process for preparing same
JPH0576496B2 (ja)
CA1241797A (en) Method for coagulation of polymer latices and extruder therefor
JPH04132705A (ja) 水溶性ポリマー微粒子の製造方法
JPH01301718A (ja) アクリロニトリル系重合体微粒子の製造方法
JPH01301717A (ja) 真球状のアクリロニトリル系重合体微粒子の製造方法
JPS63113042A (ja) アクリロニトリル系重合体多孔質微粒子の製造方法
JPS63113043A (ja) アクリロニトリル系重合体多孔質微粒子の製造方法
CN1412868A (zh) 用于电解液的高分子胶凝剂前体
JPS63105034A (ja) アクリロニトリル系重合体微粒子の製造方法
JPS6399238A (ja) アクリロニトリル系重合体微粒子の製造方法
JPH01185330A (ja) アクリロニトリル系重合体微粒子及びその製造法
JPH01198609A (ja) Cooh‐基含有重合体、cooh‐基含有重合体とフィラーとの混合物並びにその用途
JPH0315299B2 (ja)
JP2000043039A (ja) ペレットの製造方法
WO2004055096A1 (ja) 孔質性ポリイミド系微粒子の製造方法
JPH04261404A (ja) アクリロニトリル系重合体微粒子の製造方法
JP3970954B2 (ja) ゴム強化スチレン系樹脂の製造方法