JPS62269864A - リ−ルおよびリ−ル操作装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 技術分野 本発明はリール、金属製品、特に金属管を巻いて輸送す
る折り畳み式リール、およびこの管リールを移動したり
持ち上げたりする装置に関する。

！」ＵＬ玉 通常、金属管が巻かれたリールの輸送カバーには、使い
捨ての段ポール箱が用いられている。しかし段ポール箱
は、ひっかき傷やへこみに対して常に十分な保護である
とはいえない。さらに使い捨ての段ポール箱は深刻な廃
物問題を引き起こす。未使用の新しい箱は濡れると使い
ものにならないため戸外に保管することはできない。

このような段ポール箱の問題点を取り除くために、別の
材料でリールが作られている。これらは、何度でも使用
できるが、各部品に分解できなければ多くの保管場所を
必要とする。従来技術において、複数の部品により構成
されている折り畳み式リールとして知られているものに
は、たとえば米国特許＄３．Ｂ６１，３４１号および第
３，８３８．０９３号に記載されたものがある。

米国特許第３．６１３１．３４１号には段ポールまたは
合板により形成されているリールが述べられており、こ
のリールは２つのフランジ部材および２つのフランジ部
材に挟着された中心部材により構成されている。中心部
材は数本のフィンガを有する。これらのフィンガは、両
フランジ部材の中央に設けもだハブより突き出た部材を
なし、各フィンガは９０°曲がって反対側のフランジ部
材かまたは反対側のフランジ部材のハブより突き出たフ
ィンガのどちらかに接続された形状をとっている。

米国特許第３，８３６，０９３号に示されているリール
は、２つのフランジ、および両フランジとの間に設けら
れた支持部材により構成されている。フランジはスーパ
ーウッド（Ｓｕｐｅｒ−Ｗｏｏｄ）により形成され、支
持部材は熱間圧延網により形成されている。支持部材の
豹は４個が適切であり、支持部材の両端は、タブにより
フランジに取付けられている。中心の軸穴および支持部
材取付は用開口部を除いてフランジは、固い板である。

以上述べたリールに関連してリールの持ち上げまたは移
動のためのリール操作装置については何も述べられてい
ない。そのためリールの取扱いは通常、手で行なうか、
ワイヤーローブおよびクレーンの組合せによるか、また
はトラックのどれかで行なうと考えられる。これらいず
れを選択しても管のコイルに損傷を与える危険は大きい
。

ｌ１立】ｊ 本発明によれば管リールは、２つの丸いフランジと、両
フランジに対して直角に両フランジ間に配設された中間
支持部材とにより構成されている。中間支持部材は、扱
い易いクイックロック方式によりフランジに取付けられ
る。リールフランジは一様に堅くはなく、したがってプ
ラスチックリールが軽くて扱い易い。特に移動装置の持
ち上げ部材およびロック部材は、リールフランジに形成
された開口部より挿入することが可能である。

本発明の木質的な特徴は本発明の独立クレームに示され
ている。

実施例の説明 次に添付図面を参照して本発明をより詳細に説明する。

このリールのフランジおよび中間支持部材は、プラスチ
ックにより形成され、それぞれ一部品である。第１図を
参照すると、中間支持部材１はその両端がフランジ２に
取付けられている。実際には、最初中間支持部材を一方
のフランジに接続して管コイルを支持部材１の回りに巻
いた後に、他方のフランジを中間支持部材１に取付ける
ことによってリールを組み立てる。またフランジ２の内
側には、フランジ２に支持部材１を支持するためのスリ
ーブを装着することが可能である。

第２図にはフランジ２が示され、これは中心孔３、中間
支持部材１の取付スロット４、および移動装置の調整部
と支持管のための開口部５．６により構成されている。

これらの開口部は本発明の構造上の特徴を示している。

他の点では、フランジを適切に設計してその構造が一方
において軽く、また他方において堅固であるように十分
な注意を払うことができる。フランジの大きさは、その
直径が明らかに管コイルの外径よりも大きくなるように
する。したがって、巻かれた管は完全にフランジにより
保護される。

第３図には中間支持部材の詳細が示されている。同図に
より明らかなように、基本的に支持部材はＵ字状梁の形
状であり、その端部は内側に曲げられ、支持部材の両端
の側方にはフラップ７が設けられ、フラップ７の外側端
は歯状になっている。フラップ７のギザギザにより中間
支持部材をフランジに取付けることができる。フラップ
７は、柔軟性があるため、フラップ７を内側に曲げるこ
とによりフランジから支持部材を外すことができる。

上述のリールについてはまた、持ち上げおよび移動装置
が設けられ、これによってコイルを巻いたリールの操作
が実質的に容易になっている。第４図に示されているよ
うに本装置は、水平リングフレーム８より垂直下方に接
続された支持管９および調整部１０、ならびにホイスト
アーク１１により構成されている。ホイストアーク１１
は、主にリングフレーム８の上に位置しており、垂直面
内を移動する。また、ホイストアーク１１はリングフレ
ームに接続され、弓形支持部材１２、】３によってリン
グフレームに支持されている。ホイストアーク１１には
ホイストリング川４が遊嵌されている。第５図にはリン
グフレーム８に対する支持装置の配置が示されている。

水平なリールが移動装着に接続されると、移動装置の支
持管９および調整部１０はそれぞれリールの開口部５を
通して挿入される。支持管９の底端部に設けられた水平
方向のホイスト板１５は、下降した時リングフレームの
接面とほぼ平行になるように向く。そして、移動装置を
いずれかの方向に約２０’回転させることによって、リ
ールは移動装置に同前される。すなわちホイスト板１５
は、下側フランジ２の固定部の下に移動してリールを下
から支持する。リングフレーム８は上側フランジ２に圧
若されて上部からリールを支持する。支持管９の数は４
から１２の間で変えることができるが、その数は６個が
有利であることがわかった。

調整部１０はリングフレーム８の外側から下方に向き、
下部が内側に曲げられている。調整部の数は任意である
が、たとえば４個が適切である。

ホイストアーク１１は、水平状態から垂直状態にリール
を持ち上げるが、移動装置内ではリールの中心に対して
非対称の位置にある。ホイストアーク１１は、円形枠体
形状を有し、完全な円形枠体の約３分の１の長さである
。ホイストアーク１１の上端部には、弓形支持部材１２
および１３の上端が接続され、ホイストアークの下部は
、弓形支持部材１３の下端部に支持されている。弓形支
持部材１２の他端は弓形支持部材１３の下端部と同様に
リングフレーム８に接続される。ホイストアーク１１の
両端は支持点を越えて伸びている。ホイストアークおよ
び弓形支持部材は、管状の梁により形成されている、そ
して、梁の内側の適当な場所に鉛またはその他の重い材
料を挿入することにより、ホイストアークの曲率半径の
中心に対して本移動装鐙は平衡している。クレーンフッ
クにホイストリンク１４を取付けることにより、リール
は簡単に水平状態から垂直状態に変化する。何故なら、
遊嵌されたホイストリングは、平衡を保つためホイスト
アークの一端から他端に軽やかにすべる。

この持ち上げ装置を使用することにより、コイルが巻か
れたリールを巻戻し装置に移すのは容易である。またプ
ラスチックリールは十分堅いため、□この特定のリール
から巻き戻すことができる。管をリールから巻きＲした
後、リールを分解し、フランジと中間支持部材は、包装
材として再使用する目的で配送者に送り返される。

要約すると本発明は、管などの巻回された金属生産物の
輸送および持ち上げに用いるリールと、リールを移動す
るだめの装置に関する。プラスチックリールは、２つの
フランジ２、およびこれらのフランジ間に配設された中
間支持部材１により構成される。支持部材の両側端は、
両端部に位置する歯状のフラップによりフランジに取付
けられている。さらにフランジは、中心孔と、移動装置
の持ち上げ部材および取付は部材のための開口部とを有
する。持ち上げおよび移動装置は、水平リングフレーム
８、それより下方に向いた支持管９および調整部１０、
ならびに垂直方向に移動するホイストアーク１１により
構成されている。ホイストアークにはホイストリング１
４が遊嵌され、ホイストアーク１１は支持部材１２．１
３の介在によりリングフレーム８に支持されている。

効　　果 結論として、本発明のリールおよび接続される移動装置
の利点を以下に示す。

１）プラスチックリールは堅くどんな状況でも管の良い
保護となる。しかし、プラスチックリールはたとえば合
板および／またはスチール製のリールより軽い。リール
の構造は堅いために包装および輸送による損傷が少なく
なる。堅い構造にも拘らずリールは軽い。

２）管リールの操作は、持ち上げおよび移動装着が特別
設計のため、容易に素早く行なうことができる。

３）プラスチックリールは各部材に容易に分解可能であ
り、各部材は狭い場所でも保管できるつ４）リールを包
装する段ポールにより引き起こされた保管および廃棄の
問題はなくなる。プラスチック部材は戸外に保管可能で
ある６ ５）折り畳み式リールに使用される中間支持部材は、巻
き付ける管またはワイヤのコイルに応じた様々な長さの
ものが可能である。

６〕プラスチック部材は何度でも使用できるため、プラ
スチックリールは経常費用に関しては他の物に比べて非
常に経済的である。

【図面の簡単な説明】

第１図は管リールの斜視図、 第２図はフランジを内側から見た図、 第３図は中間支持部材を上部から見た図、第４図はリー
ル移動装置の立側面図、 第５図は移動装置を上から見た図である。 主要部分の符号の説明 ｉ、、、、中間支持部材 ２、、、、フランジ ３、、、、中心孔 ４、、、、取付スロット ５．６．、開「１部 ７、、、、フラップ ８、、、、水平リンクフレーム ９、、、、支持管 １０、、、、調整部 Ｉｌ、、、、ホイストアーク １２．１３０．弓形支持部材 １４、、、、ホイストリング １５１１０．ホイスト板 特許出願人　オウトクンブ　オイ 代　理　人　番数　孝雄 犬山　隆夫

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、管などの巻回された金属生産物の輸送および持ち上
   げに使用される折り畳み式リールにおいて、 プラスチックリールが２つのフランジと、該フランジに
   対し直角に該フランジ間に配設された中間支持部材とを
   有し、 前記フランジに形成されたスロットに対する前記支持部
   材の両端の取付けは、該支持部材の両端の側方に位置す
   る歯状のフラップにより行ない、 前記フランジはまた、少なくとも中心孔、および移動装
   置の持ち上げ部および取付け部のための開口を有するこ
   とを特徴とするリール。 ２、特許請求の範囲第１項記載のリールにおいて、前記
   フラップは柔軟性があることを特徴とするリール。 ３、特許請求の範囲第１項記載のリールにおいて、前記
   リールの大きさは前記中間支持部材の長さを変えること
   により変わることを特徴とするリール。 ４、特許請求の範囲第１項記載のリールにおいて、前記
   フランジの直径は管コイルの外径より大きいことを特徴
   とするリール。 ５、巻回された金属生産物を含むリールを持ち上げ移動
   するリール操作装置において、該装置は、 水平リングフレームと、 該フレームの下方に向いた支持管および調整部と、 垂直に移動するホイストアークとを有し、 該ホイストアークは主に前記リングフレームの上部に位
   置しており、該ホイストアークにはホイストリングが遊
   嵌し、これによってホイストアークは弓形支持部材を介
   して前記リングフレームに接続および支持されることを
   特徴とするリール操作装置。 ６、特許請求の範囲第５項記載の装置において、前記支
   持管の底部には、水平に向くホイスト板が接続されてい
   ることを特徴とするリール操作装置。 ７、特許請求の範囲第５項記載の装置において、前記ホ
   イストアークは、前記リールの中心に対して非対称に該
   装置に設けられていることを特徴とするリール操作装置
   。 ８、特許請求の範囲第５項記載の装置において、前記ホ
   イストアークは、円形枠体の形状であり、円形枠体の約
   ３分の１の長さであることを特徴とするリール操作装置
   。 ９、特許請求の範囲第５項記載の装置において、前記ホ
   イストアークおよび前記弓形支持部材は管状の梁により
   形成されていることを特徴とするリール操作装置。 １０、特許請求の範囲第５項記載の装置において、該装
   置は、前記ホイストアークの曲率半径の中心に対して平
   衡していることを特徴とするリール操作装置。