JPS62269557A - 画像読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は例えば光の照射により所定位置に載置された書
類の記録情報を読み取る画像読取装置に関する。

（従来の技術） 従来より使用されている画像読取装置を応用した例えば
複写機においては、文字情報１画像情報等を記録した原
稿を所定位置へ載置し、この原稿の上記各種情報を記載
した面に光を照射してこの反射光を読み取る装置が鶴及
している。

このような複写機等は内部に各種装置が収納されており
、これらの装置からは種々のノイズが発生している。こ
のために従来のこの種の装置には本体内部で発生する電
界、磁界等が外部に漏出することを防止するためにシー
ルド材例えば鉄等のシールド材を設けたものも使用され
ているが、前記原稿を載置する面はシールドされておら
ず、この部分から上記電界、磁界等が外部に漏出してい
た。そのために周辺にｔＩｙ、置されている例えばＯＡ
機器に多大の影響例えばＣＲＴ上に表示されている画像
がヂラつく、磁気ディスク等の記憶媒体への情報の書き
込み中に誤信号を記憶させてしまう等問題が発生してい
た。

（発明が解決しようとする問題点） 以上のように従来の画像読取装置においては書類を載置
する面には電界、磁界に対するシールド材か設けられて
いないために、装置外部へ内部で発生した上記電界、磁
界が漏出するために、周辺装置への影響を無視すること
ができないという問題があった。そこで本発明は内部で
発生した電界、磁界を外部に漏出させることのない画像
読取装置の提供を目的とする。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） 上記問題を解決するための本発明の構成は、情報を記録
した記録媒体を載置する所定位置に設けられた記録媒体
を静止させる記録媒体静止部材に電磁遮蔽手段を設けた
構成とした。

（作　用〉 上記構成を有する本発明画像読取装置の作用は、記録媒
体を載置する所定位置に設けられている記録媒体静止部
材に電磁遮蔽手段を有するので、本装置内部で発生する
電界、磁界を外部に漏出することを防止できる。したが
って本装置周辺に載置されている例えばＯＡＩ器に影響
を及ぼすことがない。

（実施例） 以下本発明の画像読取装置について図面を参照しながら
説明する。

第１図において画像読取装置１は例えばプラスチックの
内部に鉄等のシールド材を埋入してザンドッチ構造とし
た本体２と、この本体２の図示上面（所定位置）には記
録媒体たる原稿を載置する原稿載置台３と、この本体２
の操作面側には読み取り状態の設定、操作開始釦等から
成る操作部２ａが設けられ、また、前記原稿載置台３に
は、載置された原稿に記録された情報を読み取る際に外
部からの光を遮断すると共に載置されている原稿を静止
させる記録媒体静止部材４が開閉可能に取り付けられて
いる。

前記原稿載置台３は、所定寸法例えばＡ３サイズ等の透
明なガラス板３ａが設けられ、この下面すなわち本体２
の内部には上記ガラス板３ａ上に載置された記録媒体た
る原稿に光を照射して記録情報を読み取るへく、光源例
えば螢光対５及びその受光装置を内蔵されている。この
螢光対５は読み取り動作時には図示矢印六方向に高周波
点灯制御されつつ駆動される。このように光源である螢
光対５からも、高周波点灯されることにより高周波ノイ
ズが発生し、また、この螢光対５の駆動系。

外部装置へ画像信号を送信する回路等（いずれも図示し
ない）からも前記電界磁界が発生している。

そこで本発明では、上記原稿載置台３を上部より蔽うよ
うに設けられている記録媒体静止部材４に、以下に述べ
るように電磁遮蔽手段を設けた。

すなわち、第２図に示すように記録媒体静止部材４は従
来のように例えばプラスチック等から形成され、この記
録媒体静止部材４の図示下面つまり原稿載置台と対向す
る面に、導電性部材例えば鉄、銅、黄銅、アルミニウム
等から形成され前記記録媒体静止部材とほぼ同一の面積
を有する板状の電磁遮蔽手段である電磁遮蔽部材４ａを
積層して設けた。前記記録媒体静止部材４は図示回動軸
６を中心として図示矢印Ｂ又はＣ方向に開閉できるので
、上記電磁遮蔽手段４ａは原稿載置台３上を直接蔽うよ
うになっている。尚、上記電磁遮蔽部材４ａの表面には
、例えばサビ止め等のために塗料を塗布おるいはその他
の処理を施すようにしてもよい。

また上記実施例においては記録媒体静止部材と電磁遮蔽
手段たる電磁遮蔽部材とが別部材となっている構成を示
したが、上記実施例に限定されず例えば前記記録媒体静
止手段自体を導電性部々Ａで形成し、電磁遮蔽手段とし
ての機能も有するように構成してもよい。このようにす
ることで、記録媒体静止部材と電磁遮蔽手段とを組み合
せる際の工程を減少させることができ、製造段階でのコ
スト低減を図ることができる。またこの場合においても
その表面に前述した塗料を塗布するようにしてもよい。

このように上記記録媒体静止部材４に上記導電性部材か
らなる電磁遮蔽部材を設けたので、本装置内部で発生す
る例えば高周波磁界を遮蔽することができる。つまり、
内部で発生する磁束により上記導電性部材に渦電流が流
れ、この渦電流はレンツの法則により上記導電性部材と
交差する磁束と反対方向を有するので、この導電性部材
からなる電磁遮蔽部材の外部では渦電流による磁束と内
部で発生する磁束とが打ち消し合って零となる。

このようにして外部への電界、ｌＩｉ界の漏出を防止す
るようになっている。

また、本実施例において上記電磁遮蔽部材４ａは、図示
略り字形状を有する導電性のバネ材７の一端が埋入され
ており、このバネ材７と弾性部材たるスプリング７ａを
介して、本体２側面内壁に設けれ、その上面にスプリン
グ７ａの図示下端を固定した突出部２ｂと導通するよう
に設けられている。尚、この突出部２ｂは本体２と導通
接続されており、かつ、図示上面に固定されているスプ
リング７ａとも導通接続されている。このようなバネ材
８及び導電性の弾性部材でおるスプリング７ａとを介し
て上記電磁遮蔽部Ｕ’４ａと前記本体２とが導通される
ので、本体２と共にアースされ電界、磁界に対する遮蔽
効果をさらに向上させることができる。ここでバネ材と
したのは前記記録媒体静止部材４の開閉動作の補助力と
なるように配慮したちでおる。又、上記バネ材７は伸縮
自在なスプリング７ａにより本体２に導通接続されてい
るので、記録媒体静止部＋２４を閉じた際にバネ材７の
弾性変形を吸収するように伸縮し、記録媒体静止部材４
と原稿載置台３との間に間隙を生じさせないという効果
がある。尚、上記弾性部材はスプリングを例示したが、
これに限らず他の導電性の弾性部材を使用してもよい。

又、上述したような補助力を考慮しない場合にはバネ材
７を例えばリード線としてもよい。

第４図は６η記電磁遮蔽手段の他側を示すものである。

同図に示す電１遮蔽手段８は、上記記録媒体静止部材４
の下面すなわち前記原稿載置台３と月面する面に例えば
ニッケル、銅等の成分を含む導電性塗料を塗布したもの
である。同図に示す電磁遮蔽手段によっても前述した効
果を得ることができる。また、本実施例においては記録
媒体静止部（Ａに加わる重量を軽減することができると
いう効果も有する。

第５図は前記記録媒体静止手段４に上記導電性塗料を塗
イ［ｉした基布９を設けたものである。このような基イ
［９を設けることによっても本発明の目的を達成するこ
とができる。

以上のように構成された画像読取装置の作用は、オペレ
ータが本装置の原稿載置台３上に読み取らせようとする
原稿をセットする。そして記録媒体たる原稿を静止させ
ると共に、外部から不要な光が入光するのを防止Ｊるた
めに前述した記録媒体静止部材４を閉じる。すると、上
記原稿載置台３はこの記録媒体静止部材４により隠蔽さ
れることになる。

従って本装置は本体２と前述した各種電磁遮蔽部材とに
より構成されるシールドケースにより、全体が導電性部
材で蔽われることになる。このようにして内部で発生ず
る前記電界、磁界を外部に証出することを防止できるの
である。

尚、本発明は前記実施例に限定されず、本発明の要旨の
範囲内で様々に変形実施が可能であることはいうまでも
ない。

例えば耐記電磁遮蔽部伺と本体とを導通接続していた導
電性のバネ材（よ、これに限らず第６図に示すような導
通接続部材１０を使用してもよい。

つまり、この導通接続部材１０は第１図に点線て示ず本
体２の所定箇所２０に設けられており、記録媒体静止部
材が閉じられた際に、この記録媒体静止部材に設けられ
ている電磁遮蔽部（Ａと当接して導通されるようになっ
ている。この所定箇所２０の下部には前述した突出部２
ｂが設けられておリ、この突出部２ｂ上面に導通接続さ
れているスプリング１０ｂにより、図示上方に付勢され
るように導電性部材例えば鉄、銅等からなる円柱形状の
部材１０ａを設け、この部材１０ａにより本体２と電磁
遮蔽部材とを導通接続するようにしている。この場合の
スプリングは記録媒体静止部材を閉状態とした際に、前
記導電性部材１０ａが記録媒体静止部材に押圧された時
、本体側に変位（図示矢印方向）させるためのもので、
原稿載置面と電磁遮蔽部材との間に間隙が生じるのを防
止する機能を有している。

［発明の効果］ 以上詳述したように本発明によれば、装置内部で発生す
る磁界、電界を外部に漏出させない画像読取装置の提供
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は画＠読取装置の外観斜視図、第２図は画＠読取
装置の側面図、第３図は第２図に示ず画像読取装置の詳
細図、第４図乃至第５図は電磁遮蔽部材の他例を示す説
明図、第６図は電磁遮蔽部材とべ体とを導通接続する部
材の他例を示す説明図である。 ４・・・記録媒体静止部材、 ４ａ、８．９・・・電磁遮蔽部材。

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）記録情報を読み取るべく所定位置に載置された記
   録媒体を静止させる記録媒体静止部材を有する画像読取
   装置において、上記記録媒体静止部材に電磁遮蔽手段を
   有することを特徴とする両像読取装置。
2. （２）前記電磁遮蔽手段は導電性部材を記録媒体静止部
   材に設けたものである特許請求の範囲第１項記載の画像
   読取装置。
3. （３）前記電磁遮蔽手段は導電性塗料を記録媒体静止部
   材に塗布したものである特許請求の範囲第１項記載の画
   像読取装置。
4. （４）前記記録媒体静止部材は電磁遮蔽手段を兼ねるも
   のである特許請求の範囲第１項記載の画像読取装置。
5. （５）前記電磁遮蔽手段は装置本体と導通接続されてい
   るものである特許請求の範囲第１項乃至第４項いづれか
   に記載の画像読取装置。
6. （６）前記電磁遮蔽手段は装置本体と導電性の弾性部材
   により導通接続されているものである特許請求の範囲第
   ５項記載の画像読取装置。