JPS62268064A - 燃料電池 - Google Patents
燃料電池Info
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- JPS62268064A JPS62268064A JP61110995A JP11099586A JPS62268064A JP S62268064 A JPS62268064 A JP S62268064A JP 61110995 A JP61110995 A JP 61110995A JP 11099586 A JP11099586 A JP 11099586A JP S62268064 A JPS62268064 A JP S62268064A
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- phosphoric acid
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/08—Fuel cells with aqueous electrolytes
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
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- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
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- H01M8/04276—Arrangements for managing the electrolyte stream, e.g. heat exchange
- H01M8/04283—Supply means of electrolyte to or in matrix-fuel cells
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、燃料電池に関するもので、待に、反応の進行
に伴って低減するリン酸電解質を反応界面に容易に補給
できるように、アノード触媒層に改良を施した燃料電池
に係る。
に伴って低減するリン酸電解質を反応界面に容易に補給
できるように、アノード触媒層に改良を施した燃料電池
に係る。
(従来の技術)
従来、燃料の有している化学的エネルギーを直接電気的
エネルギーに変換する装置として燃料電池が知られてい
る。この燃料電池は通常、電解質を保持したマトリック
スを侠/Vで一対の多孔買電、恒を配置するとともに、
一方の背面に水素等の・燃科カスを接触させ、また他方
の電極の背面に酸素等の酸化剤ガスを接触させ、このと
き起こる電気化学的反応を利用して上記電極間から電気
エネルギーを出力する単位セルを、複数個積層して構成
するようにしたもので必り、上記燃料ガスと酸化剤ガス
が供給されている限り高い変換効率で電気エネルギーを
取り出すことができるものである。
エネルギーに変換する装置として燃料電池が知られてい
る。この燃料電池は通常、電解質を保持したマトリック
スを侠/Vで一対の多孔買電、恒を配置するとともに、
一方の背面に水素等の・燃科カスを接触させ、また他方
の電極の背面に酸素等の酸化剤ガスを接触させ、このと
き起こる電気化学的反応を利用して上記電極間から電気
エネルギーを出力する単位セルを、複数個積層して構成
するようにしたもので必り、上記燃料ガスと酸化剤ガス
が供給されている限り高い変換効率で電気エネルギーを
取り出すことができるものである。
第7図に、上記原理に基づく特にリン酸を電解質とした
、バイポーラ型の燃料電池にあける単位セルの構成例を
示した。即ち、触ts層1a、1bを塗着した一対の対
向するガス拡散電極(アノード電極2.カソード電極3
)の間に、電解質でおるリン酸を保持したマトリックス
4を配設し、一体化して単位セルを形成している。この
単位セルの両側に、ガス流通路を設けた導電性のセパレ
ータ5を配設し、燃料ガス6及び酸化剤ガス7を通常互
いに直交する方向に流して、発電反応を行なわVていた
。
、バイポーラ型の燃料電池にあける単位セルの構成例を
示した。即ち、触ts層1a、1bを塗着した一対の対
向するガス拡散電極(アノード電極2.カソード電極3
)の間に、電解質でおるリン酸を保持したマトリックス
4を配設し、一体化して単位セルを形成している。この
単位セルの両側に、ガス流通路を設けた導電性のセパレ
ータ5を配設し、燃料ガス6及び酸化剤ガス7を通常互
いに直交する方向に流して、発電反応を行なわVていた
。
しかし、この様な単位セル構成のものにおいては、電池
を長時間運転した際にリン酸電解質の散逸、消失によっ
て電池性能の低下が生じていた。
を長時間運転した際にリン酸電解質の散逸、消失によっ
て電池性能の低下が生じていた。
そこで、この様な欠点を解消するために、最近では第8
図に示した様な、片面に触媒層1a、1bを塗着し、他
面に反応ガス流通路8.9を形成した一対の多孔質電極
いわゆるリブ付き電極(アノード電極10.カソード電
極11)を用いてマトリックス4を挟んで単位セルを構
成し、このアノード電極10の全面に均一にリン酸電解
質を保持させて電池の長寿命化を図ると共に、単位セル
積層時の電池締付けの際の多孔質部の密着性向上により
、接触抵抗の低減を図るようにした1ノブ付き電極型の
ものが提案されている。
図に示した様な、片面に触媒層1a、1bを塗着し、他
面に反応ガス流通路8.9を形成した一対の多孔質電極
いわゆるリブ付き電極(アノード電極10.カソード電
極11)を用いてマトリックス4を挟んで単位セルを構
成し、このアノード電極10の全面に均一にリン酸電解
質を保持させて電池の長寿命化を図ると共に、単位セル
積層時の電池締付けの際の多孔質部の密着性向上により
、接触抵抗の低減を図るようにした1ノブ付き電極型の
ものが提案されている。
ここで、アノード電極10にリン酸電解質を保持させる
のは、発電反応の進行に伴ってマトリックス4中のリン
酸電解質が枯渇することを防止し、適宜リン酸電解質を
補給できるようにするためである。そのため、アノード
!i10に塗着される触媒層1aは、保持しているリン
酸電解質を補給しやすいように、親水性を有する物質か
ら構成されている。
のは、発電反応の進行に伴ってマトリックス4中のリン
酸電解質が枯渇することを防止し、適宜リン酸電解質を
補給できるようにするためである。そのため、アノード
!i10に塗着される触媒層1aは、保持しているリン
酸電解質を補給しやすいように、親水性を有する物質か
ら構成されている。
また、リブ付きのアノード電極1Q及びカソード電極1
1の両方に同時にリン酸電解質を保持ざぜても、カソー
ド電極11側においては発電反応によりH20が生成さ
れるため、保持されているリン酸電解質がぬれてしまい
、その結果、カソード電極11の背面から供給される酸
化剤ガスが反応界面に供給されにくくなり、電池特性を
著しく低下させる。そのため、アノード電極10にのみ
リン酸電解質を保持させることが一般的である。
1の両方に同時にリン酸電解質を保持ざぜても、カソー
ド電極11側においては発電反応によりH20が生成さ
れるため、保持されているリン酸電解質がぬれてしまい
、その結果、カソード電極11の背面から供給される酸
化剤ガスが反応界面に供給されにくくなり、電池特性を
著しく低下させる。そのため、アノード電極10にのみ
リン酸電解質を保持させることが一般的である。
しかしながら、アノード電極10に塗着される触媒層1
aを親水性の強すぎる物質から構成した場合、アノード
電極10の背面から供給される燃料ガスの反応界面への
拡散が、保持されているリン酸電解質によって妨げられ
るという欠点があった。
aを親水性の強すぎる物質から構成した場合、アノード
電極10の背面から供給される燃料ガスの反応界面への
拡散が、保持されているリン酸電解質によって妨げられ
るという欠点があった。
また、アノード電f110の背面から供給される燃料ガ
スの反応界面への拡散を良好にするため、前記触媒層1
aに撥水性を具備させると、保持されているリン酸電w
1.質の補給が充分に行えないといった欠点があった。
スの反応界面への拡散を良好にするため、前記触媒層1
aに撥水性を具備させると、保持されているリン酸電w
1.質の補給が充分に行えないといった欠点があった。
(発明が解決しようとする問題点)
上記の様に、従来の燃料電池においては、発電反応の進
行に伴って枯渇するリン酸電解質の補給が効率良く行え
ず、電池特性が著しく低下していた。
行に伴って枯渇するリン酸電解質の補給が効率良く行え
ず、電池特性が著しく低下していた。
そこで、本発明は以上の欠点を除去するもので、発電反
応の進行に伴って枯渇するリン酸電解質の補給を効率良
く行なえ、また、反応ガスの反応界面への供給を妨げな
い、優れた電池特性を維持できる燃料電池を提供するこ
とを目的とする。
応の進行に伴って枯渇するリン酸電解質の補給を効率良
く行なえ、また、反応ガスの反応界面への供給を妨げな
い、優れた電池特性を維持できる燃料電池を提供するこ
とを目的とする。
[発明の構成]
(問題点を解決するための手段)
本発明の燃料電池は、アノード電極に補給用のリン酸電
解質を保持し、また、アノード電極側に形成される触媒
層を、撥水性を有する物質から構成し、その触媒層の一
部に前記リン酸電解質を反応界面に補給するための補給
路を親水性の物質によって形成したものである。
解質を保持し、また、アノード電極側に形成される触媒
層を、撥水性を有する物質から構成し、その触媒層の一
部に前記リン酸電解質を反応界面に補給するための補給
路を親水性の物質によって形成したものである。
(作用)
本発明の燃料電池は、アノード電極側の触tpj層を構
成する親水性部分から、アノード電極に保持されている
リン!!2電解貿を反応界面に補給し、擢水性部分から
燃料ガスを供給することができるようにして、燃料電池
の発電反応を長期にわたって安定化させたものである。
成する親水性部分から、アノード電極に保持されている
リン!!2電解貿を反応界面に補給し、擢水性部分から
燃料ガスを供給することができるようにして、燃料電池
の発電反応を長期にわたって安定化させたものである。
(実施例)
以下、本発明の一実施例を第1図乃至第6図に基づいて
具体的に説明する。なあ、第7図及び第8図に示した従
来型と同一の部材は同一の符号を付して説明は省略する
。
具体的に説明する。なあ、第7図及び第8図に示した従
来型と同一の部材は同一の符号を付して説明は省略する
。
■第1実施例
本実施例の構成*
本実施例において、第1図に示した様に、背面に燃料ガ
ス流通路8が設けられたリブ付きアノード電極10の他
面に塗着される触媒層20が、前記燃料ガス流通路8と
直交する方向に一定の間隔毎に配置された、親水性を有
する物質から構成される帯状の触媒層20aと、その間
に配置される1g水性を有する触媒層20bとから構成
されている。
ス流通路8が設けられたリブ付きアノード電極10の他
面に塗着される触媒層20が、前記燃料ガス流通路8と
直交する方向に一定の間隔毎に配置された、親水性を有
する物質から構成される帯状の触媒層20aと、その間
に配置される1g水性を有する触媒層20bとから構成
されている。
ここで、前記触媒層20は以下のように形成する。即ら
、親水性を有する触媒層20aは、蒸溜水(700威)
、白金担持の活性炭(30y>。
、親水性を有する触媒層20aは、蒸溜水(700威)
、白金担持の活性炭(30y>。
テフロン溶液(14,3m>を混練することにより、ス
ラリー状の塗布合剤を合成する。なあ、テフロン溶液は
テフロン30J (三井フロロケミカル社)を使用した
。そして、この8合剤をスプレー法によりアノード電極
基体上に塗布する。この時、撥水性を有する触媒層20
bが塗布される部分には、前記親水性の触媒層が形成さ
れないようにシールを施して塗布作業を行なう。
ラリー状の塗布合剤を合成する。なあ、テフロン溶液は
テフロン30J (三井フロロケミカル社)を使用した
。そして、この8合剤をスプレー法によりアノード電極
基体上に塗布する。この時、撥水性を有する触媒層20
bが塗布される部分には、前記親水性の触媒層が形成さ
れないようにシールを施して塗布作業を行なう。
次に、撥水性を有する触媒層20bは、蒸溜水(700
d>、白金担持のカーボンブラック(3oy>、テフロ
ン溶液(14,,3d)を混練することにより、同様の
塗布合剤を合成し、前記親水性の塗布合剤と同様にスプ
レー法により塗布する。
d>、白金担持のカーボンブラック(3oy>、テフロ
ン溶液(14,,3d)を混練することにより、同様の
塗布合剤を合成し、前記親水性の塗布合剤と同様にスプ
レー法により塗布する。
この場合も、親水性の触媒!!20aが形成された部分
には、1發水性の触i層が形成されないようにシールを
施して塗布作業を行なう。
には、1發水性の触i層が形成されないようにシールを
施して塗布作業を行なう。
以上の様にして塗布された触媒層20を20Kg/Cm
2でプレスした後、N2雰囲気で327’0.30分熱
処理し、アノード電極を形成した。
2でプレスした後、N2雰囲気で327’0.30分熱
処理し、アノード電極を形成した。
本実施例の作用*
この様な構成を有する本実施例の燃料電池においては、
アノード電極1Qに塗着される触媒層20が、第2図及
び第3図に示した様に、親水性を有する触媒層20aと
撥水性を有する触媒層20bとを、帯状に一定間隔毎に
配置して構成されているので、アノード電1110に保
持されているリン酸電解質を、前記親水性を有する触媒
層20aを通じて反応界面に容易に補給することができ
る。
アノード電極1Qに塗着される触媒層20が、第2図及
び第3図に示した様に、親水性を有する触媒層20aと
撥水性を有する触媒層20bとを、帯状に一定間隔毎に
配置して構成されているので、アノード電1110に保
持されているリン酸電解質を、前記親水性を有する触媒
層20aを通じて反応界面に容易に補給することができ
る。
また、アノード電t10の背面に形成された燃料ガス流
通路8から供給される燃料ガスは、前記撥水[生を有す
る触媒層20bを通じて反応界面に拡散されるので、従
来から問題となっていたリン酸電解質のぬれによる燃料
ガスの拡散阻害を防止することができる。
通路8から供給される燃料ガスは、前記撥水[生を有す
る触媒層20bを通じて反応界面に拡散されるので、従
来から問題となっていたリン酸電解質のぬれによる燃料
ガスの拡散阻害を防止することができる。
この様に本実施例の触媒層を用いた場合、リン酸電解質
の補給及び燃料ガスの供給が効率良く行えるので、第4
図に示した様に、燃料電池の発電反応を長期にわたって
安定した状態に保つことができる。なあ、第4図に示し
た発電試験は、220mA/cm2 、常圧、205°
Cの条件下で行なったものである。
の補給及び燃料ガスの供給が効率良く行えるので、第4
図に示した様に、燃料電池の発電反応を長期にわたって
安定した状態に保つことができる。なあ、第4図に示し
た発電試験は、220mA/cm2 、常圧、205°
Cの条件下で行なったものである。
■第2実施例
本実施例の構成*
本実施例において、第5図に示した様に、背面に燃料ガ
ス流通路8が設けられたリブ付きアノード電極10の他
面に塗着された触媒層30に、隣接するマトリックス4
に対して垂直方向に巾広のクラック31が網目状に全面
に形成されている。
ス流通路8が設けられたリブ付きアノード電極10の他
面に塗着された触媒層30に、隣接するマトリックス4
に対して垂直方向に巾広のクラック31が網目状に全面
に形成されている。
ここで、前記触媒@30は以下のように形成する。即ち
、蒸溜水(700d>、白金担持のカーボン粉末(30
y)、テフロン溶液(14,3d)を混練することによ
り、スラリー状の塗布合剤を合成する。なお、テフロン
溶液はテフロン30J(三井フロロケミカル社)を使用
した。そして、この塗布合剤をスプレー法によりアノー
ド電極基体10上に塗布する。加圧整形後、炉中(12
0°C,5m1n)で強制乾燥することにより、およそ
巾50μ〜200μのクラック31が全面に網目状に形
成される。このクラック31の大きざは、吃:凛温度に
よって制御される。
、蒸溜水(700d>、白金担持のカーボン粉末(30
y)、テフロン溶液(14,3d)を混練することによ
り、スラリー状の塗布合剤を合成する。なお、テフロン
溶液はテフロン30J(三井フロロケミカル社)を使用
した。そして、この塗布合剤をスプレー法によりアノー
ド電極基体10上に塗布する。加圧整形後、炉中(12
0°C,5m1n)で強制乾燥することにより、およそ
巾50μ〜200μのクラック31が全面に網目状に形
成される。このクラック31の大きざは、吃:凛温度に
よって制御される。
その後、蒸溜水(150d>、SiC粉末(400g)
、ポリエチレングリコール(40C!>。
、ポリエチレングリコール(40C!>。
テフロン溶液(40ml>を混練した塗布合剤をスプレ
ー法を用いて前記触媒面上に塗布する。この時、アノー
ド電極の多孔質基体の背面から減圧吸引を行ない、触媒
面上に塗布した塗布合剤がクラック31の内部に充填さ
れるようにする。そして、炉中(50℃、 2hrs
)で強制乾燥した後、N2雰囲気、307°Cで30分
間熱処理し、アノード電極を形成する。
ー法を用いて前記触媒面上に塗布する。この時、アノー
ド電極の多孔質基体の背面から減圧吸引を行ない、触媒
面上に塗布した塗布合剤がクラック31の内部に充填さ
れるようにする。そして、炉中(50℃、 2hrs
)で強制乾燥した後、N2雰囲気、307°Cで30分
間熱処理し、アノード電極を形成する。
本実施例の作用*
この様な構成を有する本実施例の燃料電池においては、
アノード電極1Qに塗着される触媒層30が、撥水性を
有する物質から形成され、その触媒層30にクラック3
1が形成され、前記クラック31内にマド1ノックス成
分とほぼ等しい物質を充填したことにより、アノード電
極10に保持されているリン酸電解質が前記クラック3
1内を通り、マトリックス層4を介して反応界面へ容易
に補給される。
アノード電極1Qに塗着される触媒層30が、撥水性を
有する物質から形成され、その触媒層30にクラック3
1が形成され、前記クラック31内にマド1ノックス成
分とほぼ等しい物質を充填したことにより、アノード電
極10に保持されているリン酸電解質が前記クラック3
1内を通り、マトリックス層4を介して反応界面へ容易
に補給される。
また、アノード電極10の背面に形成された燃料ガス流
通路8から供給される燃料ガスは、前記撥水性を有する
触媒層30を通じて反応界面に拡散されるので、従来か
ら問題となっていたリン酸電解質のぬれによる燃料ガス
の拡散阻害を防止することができる。
通路8から供給される燃料ガスは、前記撥水性を有する
触媒層30を通じて反応界面に拡散されるので、従来か
ら問題となっていたリン酸電解質のぬれによる燃料ガス
の拡散阻害を防止することができる。
この様に本実施例の触媒層を用いた場合も、リン酸電解
質の補給及び燃料ガスの供給が効率良く行えるので、第
6図に示した様に、燃料電池の発電反応を長期にわたっ
て安定した状態に保つことができる。なお、第6図に示
した発電試験は、220mA/cmz 、常圧、205
℃の条件下で行なったものである。
質の補給及び燃料ガスの供給が効率良く行えるので、第
6図に示した様に、燃料電池の発電反応を長期にわたっ
て安定した状態に保つことができる。なお、第6図に示
した発電試験は、220mA/cmz 、常圧、205
℃の条件下で行なったものである。
[発明の効果コ
以上述べた様に、本発明によれば、リン酸電解質を保持
するアノード電極に形成される触媒層を、撥水性を有す
る物質から構成し、その触媒層の一部に、前記リン酸電
解質を反応界面に補給するための補給路を親水性の物質
によって形成するという簡単な手段で、発電反応の進行
に伴って枯渇する1ノン酸電解質の補給を効率良く行な
えるようにし、また、燃料ガスの反応界面への供給を妨
げない、優れた電池特性を維持できる燃料電池を提供す
ることができる。
するアノード電極に形成される触媒層を、撥水性を有す
る物質から構成し、その触媒層の一部に、前記リン酸電
解質を反応界面に補給するための補給路を親水性の物質
によって形成するという簡単な手段で、発電反応の進行
に伴って枯渇する1ノン酸電解質の補給を効率良く行な
えるようにし、また、燃料ガスの反応界面への供給を妨
げない、優れた電池特性を維持できる燃料電池を提供す
ることができる。
第1図は本発明の燃料電池の第1実施例を示す構成図、
第2図は第1図の要部平面図、第3図は第2図のA−A
−断面図、第4図は第1実施例の効果を示す特性図、第
5図は本発明の第2実施例を示す要部断面図、第6図は
第2実施例の効果を示す特性図、第7図は従来のバイポ
ーラ型の単位セルの構成図、第8図は従来のリブ付き電
極を使用した単位セルの構成図でおる。 1a、1b・・・触媒層、2・・・アノード電極、3・
・・カソード電(へ、4・・・マトリックス、5・・・
セパレータ、6・・・燃料カス、7・・・酸化剤ガス、
8・・−燃料ガス流通路、9・・・酸化剤ガス流通路、
10・・・アノード電極、11・・・カソード電極、2
0・・・触媒層、20a・・・親水性を有する触媒層、
20b・・・擢水性を有する触媒層、30・・・撥水性
を有する触媒層、31・・・クラック。
第2図は第1図の要部平面図、第3図は第2図のA−A
−断面図、第4図は第1実施例の効果を示す特性図、第
5図は本発明の第2実施例を示す要部断面図、第6図は
第2実施例の効果を示す特性図、第7図は従来のバイポ
ーラ型の単位セルの構成図、第8図は従来のリブ付き電
極を使用した単位セルの構成図でおる。 1a、1b・・・触媒層、2・・・アノード電極、3・
・・カソード電(へ、4・・・マトリックス、5・・・
セパレータ、6・・・燃料カス、7・・・酸化剤ガス、
8・・−燃料ガス流通路、9・・・酸化剤ガス流通路、
10・・・アノード電極、11・・・カソード電極、2
0・・・触媒層、20a・・・親水性を有する触媒層、
20b・・・擢水性を有する触媒層、30・・・撥水性
を有する触媒層、31・・・クラック。
Claims (3)
- (1)電解質を保持したマトリックスを挟持し、導電性
の多孔質基体の一方の面に燃料ガスまたは酸化剤ガスの
流通路が形成されていると共に、他方の面に触媒層が塗
着されたアノード電極およびカソード電極を配置してな
り、前記各反応ガス流通路に燃料ガスまたは酸化剤ガス
を流通している条件下で電気エネルギーを出力する単位
セルを複数個積層して構成された燃料電池において、前
記アノード電極に補給用のリン酸電解質が保持され、ま
た、アノード電極側に形成される触媒層が、撥水性を有
する物質から構成され、その触媒層の一部には前記リン
酸電解質を反応界面に補給するための補給路が、親水性
の物質によって形成されていることを特徴とする燃料電
池。 - (2)前記リン酸補給路が、アノード電極に形成されて
いる燃料ガス流通路に直交する方向に帯状に形成された
ものである特許請求の範囲第1項記載の燃料電池。 - (3)前記リン酸補給路が、アノード電極に塗着された
触媒層の全面に形成されたクラックに、前記触媒層と隣
接するマトリックスと同様の成分を有する物質を充填し
て形成されたものである特許請求の範囲第1項記載の燃
料電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61110995A JPS62268064A (ja) | 1986-05-15 | 1986-05-15 | 燃料電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61110995A JPS62268064A (ja) | 1986-05-15 | 1986-05-15 | 燃料電池 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62268064A true JPS62268064A (ja) | 1987-11-20 |
Family
ID=14549730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61110995A Pending JPS62268064A (ja) | 1986-05-15 | 1986-05-15 | 燃料電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62268064A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007102027A1 (en) * | 2006-03-07 | 2007-09-13 | Afc Energy Plc | Operation of a fuel cell |
US8241796B2 (en) | 2006-03-07 | 2012-08-14 | Afc Energy Plc | Electrodes of a fuel cell |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58166636A (ja) * | 1982-03-27 | 1983-10-01 | Hitachi Ltd | 燃料電池 |
JPS6095862A (ja) * | 1983-10-31 | 1985-05-29 | Toshiba Corp | 燃料電池 |
-
1986
- 1986-05-15 JP JP61110995A patent/JPS62268064A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58166636A (ja) * | 1982-03-27 | 1983-10-01 | Hitachi Ltd | 燃料電池 |
JPS6095862A (ja) * | 1983-10-31 | 1985-05-29 | Toshiba Corp | 燃料電池 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007102027A1 (en) * | 2006-03-07 | 2007-09-13 | Afc Energy Plc | Operation of a fuel cell |
US8241796B2 (en) | 2006-03-07 | 2012-08-14 | Afc Energy Plc | Electrodes of a fuel cell |
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