JPS62267946A - 光磁気デイスク用記録媒体の製造法 - Google Patents

光磁気デイスク用記録媒体の製造法

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Publication number
JPS62267946A
JPS62267946A JP11076086A JP11076086A JPS62267946A JP S62267946 A JPS62267946 A JP S62267946A JP 11076086 A JP11076086 A JP 11076086A JP 11076086 A JP11076086 A JP 11076086A JP S62267946 A JPS62267946 A JP S62267946A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magneto
magnetic recording
film
optical disk
recording film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11076086A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumiyoshi Kirino
文良 桐野
Norio Oota
憲雄 太田
Shinji Takayama
高山 新司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS62267946A publication Critical patent/JPS62267946A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Physical Vapour Deposition (AREA)
  • Thin Magnetic Films (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光磁気ディスクの製造に係り、特に大きな再
生出力が得られる光磁気ディスクを得るのに好適な光磁
気ディスク用記録媒体の製造法に関する。
〔従来の技術〕
近年、情報化社会の進展に伴ない、高密度で大容量の情
報の任意読出し及び書換え可能な光磁気記録が注目され
ている。この光磁気記録媒体として、希土類−鉄族系非
晶質材料が研究の中心にあり、中でもT b −F e
 −Co系を基体とする磁気記録媒体は最も実用化に近
い段階にあり、各所で盛んに研究されている(例えば、
特開昭58−73746号)、光磁気記録材料の特性は
、キューリ一温度。
保磁力及びに6rr回転角により左右される。その中で
、Kerr回転角は、光磁気ディスクから情報を読み出
す場合の再生出力を左右することから、大きな再生出力
を得るために大きなKerr回転角が得られるよう材料
及びディスク構造の両面から検討が進められているのが
現状である。現在までに知られている材料のKerr回
転角は、Tb−Fe−C。
系で最大0.35’〜0.38’ 、Gd−Tb−Fe
−Go系で0.39” 、Tb−Go系で0.30@で
、この他Korrエンハンス膜を記録膜の下層に設けて
もKerr効果のみかけ上の増加は3〜5割までである
。高性能光磁気ディスクを作成するにはより大きなにe
rr回転角を得る材料或いは製造法を見出す必要があっ
た。
また、その1つの手法に、記録材料に各種元素を添加し
てKerr効果の増大をはかるこころみかなされている
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、これらの添加元素により逆に保磁力が低下した
り或いはキューリ一温度が上ったりするため、大きなK
err回転角が得られても、トータルの光磁気ディスク
特性は低下してしまった。
本発明の目的は、保磁力及びキューリ一温度を変えるこ
となく、大きなKerr回転角が得られる製造法を提供
することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
磁気記録膜を作成するにあたり、まず、Bi。
In、Cd、Ga、Sn、TQ、Pb、Pt。
Pd、Ag或いはAuの薄膜(膜厚10〜200人程度
)を設けた上に、つづいて磁気記録膜(0,1μm 〜
0.3 μm)を形成する。
〔作用〕
この磁気記録膜を作成する場合、先に形成した金属膜表
面は、基板冷却をしないと100〜150℃に上昇する
。そのため後から形成する磁気記録膜と先に作成した金
属層とが融合してろすい合金層が形成される。このよう
な二層構造を持つ磁気記録膜は、まずKerr回転角は
基板例のこのうすい合金層に支配され、保磁力及びキュ
ーリ一温度は合金層上の磁気記録膜により決定されるた
め、大きなにarr回転角、高保磁力そして適切なキュ
ーリ一温度を持った磁気記録媒体を得ることが可能とな
った。このことから、本発明は高性能光磁気ディスクを
提供するのに有効な製造法である。
〔実施例〕
以下1本発明の詳細を実施例1〜3を用いて詳細に説明
する。
〔実施例1] 第1図に試作した光磁気ディスクの断面構造の模式図を
示す、まずドーナッツ状のガラスまたは樹脂のディスク
基板(1)上に、BitIn。
Cd、Ga、Sn、TQまたはpbの50人の薄膜層(
2)を真空蒸着法で形成する。その時のペルジャー内の
圧力は、2XLQ−6(Torr )である。
つづいて(Gdo、aTbo、a)zsFeszcoz
tなる組成を有する磁気記録膜(3)を1000人の膜
厚にスパッタ法により形成する。その時のスパッタ条件
は、放電ガスにArを用い、圧力5 X 10−a(T
orr) 、投入RF電力2W/j、スパッタ時間は3
分である。そして最後に、5iaN+保!!膜(4)を
スパッタ法により形成した。その時のスパッタ条件は、
放電ガスに、Ar/Nz=50%750%を用い、圧力
5 X 10−” (Torr) 、投入RFt力I 
W/at?、スパッタ時間は15分である。
また、比較のために、薄膜金属層(2)を形成しない記
録膜(3)のみの試料も作成した。このようにして作成
した光磁気ディスクのKerr回転角二〇に、保磁カニ
Hcを測定した結果を第1表にまとめて示す。
第1表 このように、記録膜の作成にあたり、まずBi。
In、Cd、Ga、Sn、TQ或いはPd等の金属層を
設けた後に磁気記録膜を作成し、二層構造とすることに
よりHc を大きく低下させることなく(Jkを0.0
6’〜0.12” を大きくすることができた。このこ
とにより、光磁気ディスクの再生出力を大きく向上させ
ることができた。また、得られた特性は、ガラス基板を
用いた場合と樹脂基板を用いた場合と差はみられなかっ
た。
光磁気ディスクの構造は、実施例1と同様である。すな
わち、ドーナツツ状のガラスまたは樹脂のディスク基板
(1)上に、Pt、Pd、Ag或いはAuの20人の薄
膜層(2)を真空蒸着法或いはイオンビームスパッタ法
により形成する。その時のペルジャー内の圧力は、真空
蒸着法の場合2 X 10”” (Torr) 、イオ
ンビームスパッタの場合I X 10−8(Torr)
である、つづいて(Gdo、eTbo、a)zg Fe
5tCoxxなる組成を有する磁気記録If5g (3
)をI 000人の膜厚にスパッタ法により作成する。
その時のスパッタ条件は、実施例1と同様である。そし
て最後に、5iaNa保!rA(4)をスパッタ法によ
り形成した。その時のスパッタ条件は実施例1と同様で
ある。また、比較のために。
簿膜金属層(2)を形成しない記録膜(3)のみの試料
も作成した。このようにして作成した光磁気ディスクの
Kerr回転角:θに、保磁カニHcを測定した結果を
第2表にまとめて示す。このように記録膜の作成にあた
り、まず、Pt、Pd。
Au或いはAg等の金属層を設けた後に磁気記録膜を作
成し、二層構造とすることにより、Heを低下させるこ
となく、θ細を0.11@〜0.13’と大きく向上さ
せることができた。このことより、光磁気ディスクの再
生出力を大きく増大させることができた。また、得られ
た特性は、基板による違いはまったくみられなかった。
第2表 [実施例3] 第2図に試作した光磁気ディスクの断面構造の模式図を
示す、まずドーナッツ状のガラスまたは樹脂製のディス
ク基板(1)上に、Si○をKerrエンハンス膜(5
)としてスパッタ法により形成した。その時の条件は、
放電ガスにA r / Hz =90/10 (%/%
)を用イ圧力I X 10−”(Torr) 、投入R
F電力I W/cd、スパッタ時間は5分である。でき
た膜厚は0.1μmである。
そしてこのSi○膜上にBi、TQ、Pb、Ptまたは
Auの薄膜層(2)を真空蒸着法で形成した。その時の
真空室内の圧力は2 X 10−’ (Torr)であ
る。次に(Gdo、aTbo、1)za FeetCo
ttなる組成を有する磁気記録膜(3)を1000人の
膜厚に形成する。その時のスパッタ条件は実施例1と同
じである。そして最後に、5isN*保?I膜(4)を
実施例]と同一の条件で作成した。また比較のために、
金麗薄TI!J、層(2)を形成しない記録膜(3)の
みの試料も作成した。このようにして作成した光磁気デ
ィスクのKarr回転角=θk、保磁カニHe を測定
した結果を第3表にまとめて示す6第3表 このように、磁気記録膜形成に先立ち、Bi。
Tu、Pb、Pt或いはAuの金属層を設けた後に磁気
記録膜を形成し、二層構造をとることにより、HCを大
きく低下させることなくθkを0.14@〜0.23°
増大させることができた。
このことにより、光磁気ディスクの再生出力を大きく向
上させることができた。
〔発明の効果〕
以上述べてきたように、本発明によれば、磁気記録膜形
成に先立ちBi、In、Cd、Ga。
Sn、TA、Pb、Pd、Pt、Ag或いはAa等の金
属薄膜層を設けた上に磁気記録膜を作成することにより
、保磁力、及びキューリ一温度を低下させることなく、
Kerr回転角を増大できるので、大きな再生出力を得
ることができる。さらに。
)[errエンハンス膜を基板と記録痕との間に設ける
ことにより、さらに大きなKerr回転角を得ることが
可能となり、光磁気ディスクの特性を大きく向上させる
ことができることを見出した。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の光磁気ディスク断面構造
の模式図である。 1・・・ガラスまたは樹脂基板、2・・・金属薄膜層、
3・・・磁気記録膜、4・・・保護膜、5・・・エンへ
ンス膜。 \と−、・′ 早 1  図 第 2 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ガラス又は樹脂製の基板、機能性膜、磁気記録膜、
    及び保護膜を有する光磁気ディスクの製造方法において
    、In、Gd、Ga、Sn、Tl、Pb、Pt、Ag、
    Pd、Auのうちから選ばれる少なくとも1種類の金属
    の薄膜層を設けた後に、磁気記録膜を作成したことを特
    徴とする光磁気ディスク用記録媒体の製造法。
JP11076086A 1986-05-16 1986-05-16 光磁気デイスク用記録媒体の製造法 Pending JPS62267946A (ja)

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JP11076086A JPS62267946A (ja) 1986-05-16 1986-05-16 光磁気デイスク用記録媒体の製造法

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JPS62267946A true JPS62267946A (ja) 1987-11-20

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ID=14543869

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JP11076086A Pending JPS62267946A (ja) 1986-05-16 1986-05-16 光磁気デイスク用記録媒体の製造法

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JP (1) JPS62267946A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6339164A (ja) * 1986-08-04 1988-02-19 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 記録媒体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6339164A (ja) * 1986-08-04 1988-02-19 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 記録媒体

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